遺品整理とは?開始時期・名義変更方法・困った遺品の対処法

更新日:

大切な身内がなくなった後、残された遺品の多さに驚かされます。

ものすごく多い遺品を目の前に、どのように処分したら良いのか途方に暮れている人も多いのではないでしょうか。

遺品整理に悩んでいる人の中には、

  • 遺品整理はどのように始めたらいいのだろう
  • 名義変更しなければならない遺品整理はどうしたら良いのだろう
  • 遺品整理にはいくらくらいかかるのだろう

等々のことを思っている方も多いと思います。

そこで今回の記事では「遺品整理」にフォーカスしてお伝えいたします。

この記事を読むことであなたは遺品整理について詳しく理解し、適切な対処方法を知ることができるようになります。

ぜひ最後までご覧ください。

1.遺品整理とは方針を決めること

一口に遺品整理と言っても、廃棄する遺品や承継する遺品などがあります。

ポイント

遺品整理とは、まずは「誰」がやるかを決め、「何を残すか、何を捨てるか」という方針を決めること

この方針さえ決まってしまえば、あとはテクニカルな問題です。

処分をするのであれば、処分業者を探し、残すのであれば名義変更手続きを行います。

処分業者は後ほど説明しますが、「 買取プレミアム 」がオススメです。

相続では、相続財産を相続人(残された家族)が、全て共有状態で引き継ぎます。

もし遺産分割を行わなければ、遺品整理は、全ての相続人が行う義務があります。

遺産分割とは、誰がどの資産を引き継ぐのかを決めることを指します。

まずは遺産分割を行い、自宅を引き継いだ人が、遺品整理を行うことが通常です。

但し、自宅には他の相続人の思い出の品も残っています。

自宅を引き継いだ人は、他の相続人とも相談しながら、「何を残し、何を捨てるか」を決めるようにしましょう。

以上、ここまで遺品整理とは方針を決めることについて見てきました。

では遺品整理はいつから開始したら良いのでしょうか。

そこで次に遺品整理の開始時期について解説します。

2.遺品整理の開始時期

家族が亡くなった後は、死亡届の提出や火葬許可申請の提出、葬儀場の決定、初七日等々、当初1ヶ月ほどは非常にバタバタするのが通常です。

遺品整理に決まった開始時期というものはありませんが、だいたい、死後1ヶ月を経過したあたりから始めることが適切です。

もし、相続放棄をする場合、相続放棄は相続が開始したと知ったときから3ヶ月以内となります。

相続放棄を行うような人であれば、3ヶ月以内に行うことを一つの目安としてください。

また、相続税の納税義務のある人は、10ヶ月が相続税の申告および納付期限となります。

自宅を売却して相続税を収めようと計画している人であれば、早め遺品整理をすることをオススメします。

通常、家の売却は販売活動期間に3ヶ月ほど時間を要します。

さらに売買契約書を締結してから引渡までに1ヶ月ほど時間がかかります。

つまり現金化するまでに最低でも4ヶ月を見込みます。

遺品は不動産の売却の対象とはなりません。

10ヶ月後の納税することを考慮すると、少なくとも相続開始後6ヶ月目には遺品整理が完了している必要があります。

以上、ここまで遺品整理の開始時期について見てきました。

では遺品整理はどの程度の金額がかかるのでしょうか。

そこで次に遺品整理の相場について紹介します。

3.遺品整理の相場

遺品整理に関しては、一戸建では15万円~50万円程度の処分費用がかかります。

ファミリータイプのマンションであれば、マンションでも似たような金額です。

廃棄する遺品の量が多ければ、その分、料金も上がります。

遺品が残っていると、売却も、取壊しもすることはできません。

注意ポイント

家庭ゴミは一般廃棄物というものに分類されるため、一般廃棄物処理業者でないと、処分できないのが原則

遺品整理なら「 買取プレミアム 」を使うといいでしょう。

女性審査員による安心出張買取、無料電話相談などサービスが充実しています。

買取プレミアムはコチラ → https://campaigns.kaitori-premium.jp/

以上、ここまで遺品整理の相場について見てきました。

遺品で問題となるのは名義変更です。

そこで次に各種の名義変更についてご紹介します。

4.遺品でやるべき4つの名義変更

銀行口座の名義変更

銀行口座は、本人が亡くなると銀行によって凍結されます。

遺族が勝手に現金の出し入れをすることはできなくなります。

故人の口座から現金を引き出すためには、一度故人の口座を解約し、相続人の口座に払い戻しをする必要があります。

遺言書がない場合、誰がいくら相続するのかを相続人間で決定します。

この決定した書面が遺産分割協議書になります。

遺産分割協議書とは、相続人同士の間で作成する誰がどの財産を引き継ぐかを示した正式な書面です。

通常は司法書士に作成してもらいます。

遺産分割協議書を作成したら、銀行所定の相続届とともに銀行で相続手続きを行います。

遺産分割協議書が無いと、銀行の相続届に相続人全員の実印を押す必要が生じます。

銀行における相続手続きの負担を軽くするためにも、遺産分割協議書は作成しておいた方が良いでしょう。

車の名義変更

車については、売却するにも廃車するにも故人の名義のままでは手続きができません。

車は、一旦、相続人の誰かに名義変更を行う必要があります。

名義変更手続きは、相続人が住んでいる市区町村を管轄する運輸支局、または検査登録事務所に移転登録申請書を提出し、名義変更の手続きを行います。

移転登録申請書は、運輸支局や自動車検査登録事務所でもらえる他、国土交通省のホームページからもダウンロードできます。

車の名義変更で必要となる書類は以下の通りです。

  • 移転登録申請書
  • 車検証
  • 戸籍謄本
  • 遺産分割協議書
  • 相続人の印鑑証明書
  • 車庫証明(保管場所に変更がない場合は不要)
  • 登録手数料 500円
  • 自動車取得税

車の名義変更でも遺産分割協議書は必要となります。

尚、車を外部の駐車場を借りて駐車している場合、放っておくと駐車場代が発生し続けてしまいます。

故人の車が駐車場を借りているケースでは、早めに名義変更の手続きをすることをオススメします。

有価証券の名義変更

有価証券についても、売却や解約をする場合、一旦、相続人に名義変更を行う必要があります。

有価証券を相続することが決まったら、証券会社に連絡を行い、名義の書き換えを行います。

名義変更の手続きは、証券会社から渡される所定の株式名義書換請求書に必要事項を記載します。

有価証券の名義変更で必要となる書類は以下の通りです。

  • 株式名義書換請求書
  • 戸籍謄本
  • 遺産分割協議書
  • 印鑑証明書

手続きが終了すると、故人の有価証券口座が相続人の口座に移されます。

尚、有価証券には証券会社が管理している有価証券の他、個人で管理している有価証券や、自社株もあり得ます。

個人で管理していた有価証券に関しては、有価証券を発行している会社に直接連絡を行い、相続手続きを行います。

また、自社株については故人の勤め先に直接連絡を行い、どのように相続手続きを進めて行けば良いのか確認するようにして下さい。

クレジットカードの解約

クレジットカードに関しては、相続することはできません。

クレジットカードは、本人が亡くなったら、相続人が解約手続きを行います。

クレジットカード会社に連絡し、解約手続きを行うようにして下さい。

一般的に、クレジットカードの解約には以下の書類が必要となります。

  • 死亡の事実が分かる書類
  • 故人のクレジットカード
  • クレジットカード会社所定の届出用紙

尚、故人がクレジットカードを使ってカードローンを組んでいた場合、その債務は相続することになります。

もし、借金の額が大きい場合には、相続放棄を検討するのも一つです。

相続放棄は相続開始を知ってから3ヶ月以内に家庭裁判所に申請をする必要があります。

債務が残っていないかどうかは早めに確認するようにしましょう。

以上、ここまで遺品の名義変更について見てきました。

遺品の中には、整理に困る厄介な遺品というのも存在します。

そこで最後にやっかいな遺品の対処法について解説します。

5.やっかいな2つの遺品対処法

仏壇の対処法

遺品の中には、処分に困るやっかいな遺品もあります。その一つが仏壇です。

自宅を空家にするにしろ、売却するにしろ、仏壇を長期間放置しておくのは好ましくありません。

位牌の中に仏壇が残っている場合には、「魂抜き」と「魂入れ」という法要を行い、仏壇を移動させます。

仏壇が大き過ぎて今の家に引越すことができない場合、小型の仏壇を購入して位牌を移すことができます。

この場合にも、やはり「魂抜き」と「魂入れ」の法要を行い、古い大きな仏壇から新しい小型の仏壇へご本尊を映します。

古い仏壇については、「ご供養・お焚き上げ処分」を行います。

また相続人の誰も仏壇を引き受けることができない場合には、菩提寺が位牌を預かってくれることもあります。

仏壇の移動ができない場合には、菩提寺で預かってくれないかどうか、一度相談してみるのが良いでしょう。

創作物の対処法

遺品の中には、亡くられた方が趣味で行っていた絵画や書、陶芸などの創作物がある場合などがあります。

本当に趣味程度の大した作品でなければ、気にする必要はありませんが、それなりの賞を取るような腕前の作品の場合、捨てるに捨てられないというケースがあります。

ただ、多少の賞を取っていたとしても、相当に有名な人でない限り、経済的には全く価値がありません。

しかしながら、生前、一生懸命創作していた様子を知っていれば、捨てるのも忍びないというのが正直なところでしょう。

創作物の遺品では、作品の数が非常に多い場合があります。

捨てるに捨てることのできない創作物の場合には、まずは相続人同士で話し合って処分の方針を決めます。

もし、残すということであれば、まずは残す作品を絞り込むことが重要です。

絞り込んだ後は、他の作品は割り切って処分してしまいましょう。

また、絞り込んでも作品の数が多過ぎるときは、相続人間で分散させて、それぞれが少しずつ保存するという方法もあります。

たまに空家となった家を倉庫代わりとして創作物を保管しているケースが見られます。

この方法だと、将来、空家を売却する際、再度、創作物の処分に困ることになります。

いずれにしても、創作物は残しておくと、後々、対応に困ります。

まずは残しておきたい作品を厳選し、それ以外は処分するという決断から始めるようにしましょう。

6.まとめ

以上、遺品整理と遺品の名義変更方法、困った遺品の対処法について徹底解説してきました。

遺品整理は、まず捨てるものや引き継ぐものを決めます。

捨てるものについては処分を行い、引き継ぐものについては名義変更を行います。

遺品の処分方法については、残された家族で十分に話し合って決めるようにしましょう。

これで損しない!不動産を売るなら不動産一括査定

不動産を高く売るなら「不動産一括査定サービス」をがおすすめ。

不動産一括査定サービスとは?

インターネット上であなたが売りたいと思っている不動産情報と個人情報を入力すると、その情報を元に査定先、売却先の不動産会社が自動的に抽出されて、複数の不動産会社に一度に査定依頼が行えるサービスです。
不動産一括査定のイメージ図

不動産一括査定のイメージ図

不動産一括査定サービスと一言でいっても、たくさん存在します。(筆者が知っているだけでも数十のサービスが存在する。)

筆者としては、その中でも大手・中堅~地域密着までの不動産会社をきちんと比較できるサービスに厳選。

中でも信頼できる不動産会社」に依頼が行えるオススメサイトを紹介します。

  • イエウール :利用者数1,000万人以上は一括査定No.1!利用者の実績からしっかりと不動産会社を厳選
  • すまいValue :他の一括査定では依頼できない超大手の不動産会社に査定依頼ができる
  • ソニー不動産 :売り手専門のエージェント制を採用している ※ただし、1都3県限定です。

利用者数1,000万人以上と圧倒的人気No.1「イエウール」

イエウールo.1「イエウール」
  • 利用者数1,000万人以上と一括査定で圧倒的No.1の安心実績
  • 提携不動産会社1,500社以上!大手・中堅~地域密着までの不動産会社を探せられる
  • 入力3分のカンタン一括査定※筆者実測値
  • 無料、全国対応
  • 提携不動産会社数:1,500社

最大手6社の査定相談だから安心「すまいValue」

すまいValue
  • 超大手不動産会社6社のみだから安心!
    ※国内で不動産売買の取引No.1の「三井不動産リアリティネットワーク」No.2の「住友不動産」に唯一依頼ができる一括査定です。
  • 入力3分のカンタン一括査定※筆者実測値
  • 無料、全国対応
    ※人口が少ない都市は未対応
  • 年間の成約件数:10万件の実績

※一部の地方では対応していない可能性があります。その場合は「 イエウール 」をオススメします。

【1都3県限定】国内で唯一のエージェント制導入で売り手に特化「ソニー不動産」

ソニー不動産
  • 国内で唯一のエージェント制導入!売り手のみをサポート
    ※ソニー不動産は「両手仲介」といって、買主、売主の双方からお金をもらうことをしていません。
  • 今なら不動産売却の秘訣DVDが無料でもらえる
  • 不動産一括査定ではなく、ソニー不動産1社のみに売却相談

おすすめ記事一覧

29,688view

一生涯でマンションを売却する機会は、ほとんどありません。 おそらくあなたも今回がはじめてのマンション売却ではないでしょう ...

26,927view
不動産一括査定のイメージ図

マンションや一戸建て、土地などの「不動産を売りたい」と考え始めたとき、多くの人がインターネットで調べます。 そして、いろ ...

345view

一戸建て(一軒家)を売却するには、正しい手順があります。 でも、一戸建ての売却をする機会は、人生でそう何度もありませんか ...

5,700view

土地を売却する機会は、人生でそう何度もない人がほとんどだと思います。 まず、何からはじめていいのか、わからなくて当然です ...

-相続

Copyright© 不動産売却の教科書 , 2018 All Rights Reserved.