売れない・貸せない!困った空き家を自分で管理ための10個のポイント

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空き家は何もしないと建物価値がどんどん落ちてしまします。

空き家を放置すると、危険な空き家として、行政から特定空き家の指定を受けるリスクもあります。

かといって、売却するのも気が引ける、他人に貸すのも乗り気ではないような場合、自分で管理をするしかありません。

空き家の管理のポイントは、以下の10個について対策を取ることにあります。

ポイント

  1. 郵便受け
  2. 換気
  3. 通水
  4. 仏壇
  5. 和室
  6. ベランダ
  7. 防犯
  8. メーターの確認
  9. 台風の備え

空き家を持っている人の中には、

  • 空き家はどのように管理をしたら良いのだろう
  • 人に貸せない空き家はどうしたら良いのだろう
  • 自分で空き家を管理するポイントを知りたい

等々のことを思っている方も多いと思います。

そこで今回の記事では、自分で空き家を管理したい人向けに「空き家の管理方法」にフォーカスしてお伝えいたします。

この記事を読むことで、あなたは空き家の管理方法を知り、自分で空き家の管理をすることができるようになります。

ぜひ最後までご覧ください。

1.郵便受け

最初に行うべきことは、郵便受けの封鎖です。

郵便受けは放っておくと、郵便物やチラシ、地域新聞等が投函されてしまうため、すぐにいっぱいになります。

不要なものが投函されないように、まずは郵便受けの受け口をしっかりとガムテープで封鎖します。

ポイント

表と裏の両方をしっかりとテープで固定し、簡単に扉が開けられないようにすることがポイント

また、郵便物は、空き家になった時点で、郵便物や宅急便が空き家に届かないよう、処置をする必要があります。

郵便物は転送サービスを申し込む

引越や転居で空き家となった場合には、郵便局で郵便物の転送サービスを受けることができます。

1年間であれば、無料で転送してくれます。

重要な郵便物に関しては、1年間の間に届いたら住所変更のお知らせを相手方に行うようにして下さい。

尚、転送サービスは、死亡した受取人あての郵便物等を家族に転送することができません。

受取人本人が亡くなった場合、郵便物等は差出人へ返還されます。

また、ヤマト運輸等の大手では、宅配便に関しても無料の転送サービスがあります。

宅配便に関しては、運送各社に確認して、転送サービスを受けるようにして下さい。

2.換気

2つ目は、換気です。

建物の価値を維持するためには、この換気が一番重要になります。

家の中は、定期的な換気を行わないと、湿気がこもり、カビが生える原因になります。

カビはシロアリが好む環境であり、シロアリが大発生してしまう可能性があります。

シロアリは、木材部分を腐食させますので、床が抜け落ちる、または家が傾く原因にもなります。

建物の根本的な価値を下げてしまうため、要注意です。

特に、過去に室内に結露が発生したことのある個所は十分な換気をする必要があります。

結露は冬場に発生しますので、換気に関しては、夏と冬で対応を変えるようにして下さい。

夏場は日中に湿気た空気がありますので、日中の空気の入替は避けた方が無難です。

夕方以降に空気を入れ替える方が効果的です。

冬場は結露対策を十分に行い、カビの発生には気を付けてください。

尚、換気扇を回しっぱなしにするのは逆効果です。

換気扇は、雨の日に逆に湿気を中に取り込んでしまいます。

ポイント

換気扇を回しっぱなしにせず、自分で定期的に空気の入替を行うことが重要

3.通水

3つ目としては、通水です。

通水とは、キッチンや洗面所、風呂、トイレ等、排水口があるところは全て定期的に水を流すという作業になります。

家庭の排水口の下には、S字トラップと呼ばれる構造があります。

S字トラップとは、排水管をわざとS字状に曲げて作っている構造です。

S字状に曲げることにより、そこには封水と呼ばれる水が常に溜まる状態になります。

この封水は、下水本管からの臭いが上がってくるのを防ぐ役割を担います。

空き家となり、排水管にしばらく水が流れなくなると、封水が自然蒸発します。

この自然蒸発によって、下水本管からの臭気が逆流し、部屋中に臭いが充満することになります。

また、排水口はネズミの侵入口にもなるため、封水が完全に蒸発してしまうと、下水本管からネズミが侵入してくる可能性があります。

ネズミは電気コードを建物内の電気コードをかじり切るため、それが原因で火災となることもあります。

ポイント

封水は臭いの充満とネズミの侵入を防ぐ役割を果たすことから、定期的な通水が必要

シャーっと水を流すだけで良いので、毎回、全ての排水口に水を流すようにして下さい。

尚、空き家で給水を停止している場合には、水を入れたペットボトルを持参し、ペットボトルの水を流すようにします。

ペットボトルは2Lの大きめのサイズに水を入れていくことをお勧めします。

4.仏壇

空き家に仏壇をそのまま放置しておくことは好ましくありません。

もし、売却や賃貸が決まった場合、仏壇が残っていると後で対処に困ることがあります。

仏壇の対処方法としては2通りの方法があります。

1つ目は菩提寺へ預ける方法です。

この方法は空き家の仏壇が大き過ぎる場合には特に有効です。

菩提寺に相談を行うと、菩提寺が位牌を預かってくれるケースがあります。

彼岸や盆の際、菩提寺から位牌を持ち帰って祭祀することも可能です。

全ての菩提寺が対応してくれるわけではありませんが、この方法なら現在の住まいに仏壇を設置する必要がないため、便利です。

2つ目は仏壇を自宅への移動する方法です。

祭祀総計者が仏壇を引き取り、現在の住まいに移動する場合、一般的にはご先祖の霊魂を仏壇から抜いたり入れたりする「魂抜き」や「魂入れ」を行います。

仏壇が大き過ぎて現在の住まいに持ち帰ら得ない場合には、新しく小型の仏壇を購入してそこに位牌を移すこともできます。

新しい仏壇へご本尊を移す場合には、魂入れの法要を行い、古い仏壇には魂抜きの法要を行います。

そして魂を抜いた仏壇は、最後に「ご供養・お焚き上げ処分」の法要を行います。

尚、数年後に空き家を再利用する予定がある場合には、仏壇の「魂抜き」をし、位牌のみを引越すのでも構いません。

5.和室

空き家に和室がある場合には、防カビ対策を行います。

具体的には、畳を全てあげておきます。

空き家は湿気がこもりやすいため、畳部屋がそのままの状態だと、特にカビが発生しやすくなります。

畳は全てあげ、日の当たらないところに保管するようにして下さい。

また、畳の日焼け予防に新聞紙で覆うことはNGです。

新聞紙で覆ってしまうと、余計に湿気がこもりカビが発生する原因となります。

ポイント

和室がある場合には、空き家になった時点ですぐに畳をあげ、日影に保管しておきましょう。

6.ベランダ

ベランダも定期的に確認します。ベランダでは、侵入者が入ってくると、足跡が残っている場合があります。

足跡が残っていないかチェックするようにして下さい。また、ベランダには排水口があります。

排水口に落ち葉等のゴミが溜まっていると、水が抜けなくなります。

雨が降ると、ベランダがプール状となってしまうため注意が必要です。

さらに、バルコニーは、ハトの糞害もあります。

毎回、ハトの糞が増えているようだと、そこでハトが常習的に糞をしていることになります。

ポイント

ハト除けグッズ等も売っていますので、糞害が見え始めたら、ハト対策も行うようにしてください。

7.庭

庭に関しては、「ゴミの不法投棄」「犬猫の糞尿」「水たまり」等が発生していないかを確認します。

ゴミは、近所から投げ入れられる可能性があります。

投げ入れられたゴミを放置しておくと、さらに投げ込まれる可能性もあります。

すぐに撤去して、空き家がきちんと管理されていることを対外的にアピールすることが重要です。

また、野良犬や野良猫の糞の被害にあうこともあります。

特に、猫の糞は近隣住民に甚大な被害を与えるため、クレームも元になります。

猫に関しては、死に場所に選ばれてしまうと、死体が溜まる可能性もあるため要注意です。

猫除け対策はしっかりと実施しておくことをお勧めします。

さらに、敷地内は排水管の損傷や漏水によって水たまりができることもあります。

場合によっては庭が陥没することもあります。

水たまりが発生すると、蚊が大量発生するため、近所に大きな迷惑をかけることになります。

注意ポイント

庭に水たまりができてしまった場合には、早急に専門業者へ修理の依頼をすることが必要

8.防犯

空き家は長期に不在となるため、家の中へ侵入されないための防犯対策が不可欠です。

空き家になったら、網戸のない窓には、補助錠などをつけて防犯性をアップしておくことが有効です。

補助錠は、ホームセンターなどで売っている簡易なものでかまいません。

簡単に開けられないような対策をしておくことが重要です。

また、出窓などは、台風などで飛来物が飛んできた場合、窓ガラスが割れてしまう可能性があります。

窓ガラスが割れるのを防ぐため、出窓は薄いベニヤ板で養生をしておくことが望ましいです。

侵入を防ぐ効果にもなりますので、防犯面も向上します。

管理に行った際は、作業終了時に戸締りを忘れないようにして下さい。

管理は、換気やバルコニーのチェック等で、色々なところを開けます。

注意ポイント

戸締りを忘れてしまうと、せっかくの管理も台無しですので帰りの際はきちんと戸締りをチェック

9.メーターの確認

通電や通水をしているままの空き家では、電気メーターや水道メーターもチェックするようにします。

メーターが前回よりも異常に進んでいるような場合は、どこかに漏電や漏水がある可能性があります。

また、不審者が侵入して電気等を使用した可能性もあります。

ポイント

空き家となる際に、電気メーターと水道メーターがどこにあるか、きちんと場所を把握しておく

10.台風の備え

空き家では台風や暴風雨などの備えが必要です。遠方に空き家がある場合、急に備えをすることはできません。

そのため、屋根上のTVアンテナや、庭にある鉢植え、物干し竿、ゴミ箱等、突風によって飛散する可能性のあるものは、あらかじめ撤去するようにしてください。

また、雨戸のある窓は、普段から雨戸を閉めておきます。

雨戸のない窓は、カーテンやブラインドを閉めておくだけでも、ガラスが割れたときの被害を少なくすることができます。

注意ポイント

台風や暴風雨は、いつやってくるか分からないため、普段から対策しておくことが重要

台風が過ぎ去った後は、なるべく日を開けずに空き家の様子を見に行くようにしましょう。

11.まとめ

以上、売れない・貸せない!困った空き家を自分で管理ための10個のポイントについて見てきました。

空き家は自分で管理すれば、経済的には一番安いです。

価値を落とさないためにも、計画的に管理を行うようにして下さい。

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