日本のマンションに多い間取りは、2LDKや3LDKです。
販売物件が多いからこそ、競合と差別化するために、物件の売り方・アピールの仕方が重要です。
2LDKと3LDK、それぞれに売りやすさや売りづらさはあるのでしょうか?
こんな悩みをスッキリ解消!
- 3LDKが人気のある理由は?
- 2LDKはどんな人がターゲットになるの?
2月3月の売却絶好機を逃さない為には今すぐアクション!
不動産売却は今の時期に行動を起こすと成功確率がぐっと上がります。
4月の新生活を前に引越し需要が増え、2・3月が1年で最も中古住宅の取引が活発になるからです。
しかも、近々の不動産マーケットは買いニーズがとても旺盛です!
しかし、コロナ情勢で先の読めない今、いつまでこの売り手市場が続くかは未知数です。
不動産売却を検討中の方は、この大きなチャンスに売却活動を進めていきましょう!
近年、人気が集まるのは3LDKと2LDKS
マンション売却をする時、立地や築年数以外に間取りも大きなポイントになります。
人気の間取りにも時代の流れがあり、数十年前はダイニングキッチンが間取りの中心でリビングがないマンションも多かったですが、現在は広いリビングが人気です。
このような時代の流れに合わせて、近年では「小さな部屋がたくさんあるけれどリビングがない」という間取りは、リフォームで部屋数を減らして広いリビングにする傾向があります。
このように、人気の間取りは時代とともに変わってきます。
今、売れやすい間取り、売れにくい間取りをしっかり理解して、販売計画を立てていきましょう。
一番人気があるのは3LDK!
マンションに住む際には「賃貸」「購入」の選択肢があり、金銭面でも簡単に借りられるのが賃貸。
購入となると数十年にも渡り、数千万円のローンを組むことも多く、一大決心です。
人は一体どんな時に「マンションの購入」を決意するのでしょうか?
一般的にはマンション購入を決意するタイミングで一番多いのは「結婚」「家族が増えた」時。
結婚でマンション購入を決意した場合も、多くが「将来的に赤ちゃんが生まれる」ということも想定しています。
その結果、ファミリー層や新婚さんが好む3LDKは最も需要が高い間取りとなります。
実質3LDK?2LDKSにも高い需要が
「2LDKS」という間取りを聞いたことがありますか?
こちらは3LDKとほぼ同じ間取りなのですが、2LDKにプラスして、「S(サービスルーム=納戸)」がある間取りのことです。
サービスルームは部屋としてカウントされず、3LDKとは呼べませんが、物件によっては部屋として十分使える広さがある場合も多いので、3LDK同様、人気の高い間取りとなります。
意外に売りづらい2LDK
数十年前、マンションの間取りの主流だった2LDK。
2LDKは残念ながら売りづらくなっています。それはなぜなのでしょうか?
2LDKが売りづらい理由は?
2LDKはリビングの他に2部屋しかないため、1つをベッドルームとするともう1つしか部屋がありません。
そのため、2LDKの希望者は2人暮らしか広めの部屋を探している1人暮らしがメインになります。
部屋が少ないとマンション購入の中心層であるファミリーや、将来的に家族を増やしたい新婚さんに人気が無いのが大きなデメリットになります。
2LDKの購入希望者はこんな層
2LDKは、広さとしては40~50㎡が中心。
これは1人で住むには広いけれど、3人以上のファミリーで住むには手狭な広さです。
2LDKは2人が住むのにちょうどいいサイズのため、購入希望者は以下のような層になります。
- 子育て終了後の老夫婦
- 子供を作らないと決めているDINKS
- 30代後半以降の独身女性
同じ「2人暮し」でも新婚の場合は、家族が増えることを見据えてマンションを購入するので2LDKは対象外となってしまいます。
上記のようなターゲットに狙いを定めて、販売計画を立てていきましょう。
競合が多い3LDKも売りづらい2LDKも、まずは不動産会社探しから!
2LDKのように「売りづらい」と言われる物件や、人気はあるもののそれだけ供給数=ライバルも多い3LDKは、不動産選びが売却成功の鍵となります。
現在の市場やターゲット、マンションの特徴や強みが分かっている不動産会社を個人で見つけるのは難しいので、まずは一括査定で一つでも多くの会社とコンタクトをとってみましょう。
その中から知識豊富で、フィーリングの合う不動産会社を見つけてください。
一括査定とはインターネット上であなたが売りたいと思っている不動産情報・個人情報を入力すると、複数の不動産会社が自動的に見つかり一度に査定依頼できるサービス

一括査定サービスの仕組み
複数の不動産会社から査定額を提示してもらうことができ、だいたいの相場観を掴むことができます。一括査定の流れとしては下記の通り。

一括査定の流れ
一括査定を使うと、マンションの強い不動産会社が自動的に見つかります。
一括査定のオススメは 「すまいValue」「HOME4U」
マンション一括査定は筆者が知っているだけでも30はあります。
その中でも
- 超大手の不動産会社6社に唯一依頼ができる「 すまいValue
」
- 【1都3県・大阪・兵庫 限定】売主専門の数少ない不動産会社「 SRE不動産(※旧ソニー不動産)
」
- NTTグループで安心、一番歴史があり実績抜群の「 HOME4U
」
- 地域密着の不動産会社にも数多く依頼ができる「 イエウール
」
の4つを特にオススメしています。
筆者もマンション一括査定(「 すまいValue 」「 HOME4U
」「 イエウール
」)を利用しました。
下記は「 すまいValue 」を利用して「三井のリハウス」「東急リバブル」「三菱地所ハウスネット」より、査定結果をもらった写真。
とても分厚い査定書を見ながら、3社ともに丁寧に説明をしていただきました。

不動産査定書を3社より入手
下記表が「不動産売買の仲介件数が多い不動産会社」が「どこのマンション一括査定に参加しているのか」を調査した結果です。


不動産一括査定×不動産会社のマッチング表


不動産売買は超大手に偏っている
「三井不動産リアリティネットワーク」「住友不動産販売」「東急リバブル」が超大手と言われる不動産会社です。
超大手不動産会社3社で不動産仲介の約30%のシェアを持っています。つまり、不動産売買した人の中で3人に1人は、「三井不動産リアリティネットワーク」「住友不動産販売」「東急リバブル」のどこかに仲介を依頼していることになります。
それだけ日本の不動産売買は、超大手不動産会社に偏っているということ。
超大手不動産会社は販売活動に強く、豊富な買主を持っており、売りやすいとも言えます。
そしてこの3社に唯一依頼できるのが「 すまいValue 」です。なので「すまいValue」は外せません。
超大手不動産会社だけではなく大手・中堅・地域密着の会社とも比較する
ただ、超大手だけで満足してはダメ。不動産業界は特殊な縄張りなどもあり、A地域はX不動産が強い、B地域はY不動産が強いということが存在します。
また、超大手になるほど両手仲介の比率が高まります。
両手仲介とは、1社の不動産会社が売主と買主の両方の仲介を行うこと。買主と売主から手数料をもらえるため、利益相反の関係になる。アメリカは両手仲介は禁止されています。
売却を成功するためにも超大手不動産会社と併せて大手・中堅や地域密着の不動産会社も比較することをオススメします。
その場合は下記のような使い分けがいいでしょう。
所在地別地域毎のおすすめ
対象の物件種別
おすすめポイント
物件所在地に応じたおすすめの使い方
提携会社数・特徴
サイト名 | 提携会社数 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|
![]() | 大手不動産6社 ※小田急不動産、住友不動産販売、野村の仲介、三菱地所ハウスネット、東急リバブル、三井のリハウス | ・大手不動産6社にまとめて査定依頼できる ※この6社に依頼できるのはすまいValueのみ | 公式サイト |
![]() | 1,300社以上 | ・NTTグループで安心、実績も抜群 ・フリーダイヤルの相談窓口あり ・大手、中堅、地域密着の会社にバランスよく依頼できる | 公式サイト |
![]() | 1,600社以上 | ・地方や田舎に強い | 公式サイト |
![]() | 1,800社以上 | ・匿名査定対応 ・地方含めて対応エリアが広い | 公式サイト |
![]() | 2,000店舗以上 | ・不動産メディア認知度No.1 ・最大10社から一括査定可能 ・不動産会社の特徴で選べる | 公式サイト |
2,500店舗以上 | ・マンションに特化 ・賃貸も同時査定可能 | 公式サイト | |
![]() | 1,700社以上 | ・サポート体制が充実 ・様々な物件種別に対応 | 公式サイト |
![]() | 約700社以上 | ・収益物件に特化 ・最大10社から一括査定可能 | 公式サイト |
売らなくてもOK!簡易的な机上査定&メール連絡も可能
紹介したサイトは、簡易的な机上査定も可能です。
また、イエウール以外は備考欄を設けており「メールでの査定額提示を希望」の旨を記載することで、不動産会社に伝わります。


サイト | オススメ度 | 提携会社数 | 同時依頼数 | 運営開始 | 机上査定 | 備考欄 |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() | 大手6社 | 6社 | 2015年 | 〇 | 〇 | |
![]() | 1,300社以上 | 6社 | 2001年 | 〇 | 〇 | |
![]() | 1,600社以上 | 6社 | 2013年 | 〇 | ||
![]() | 1,800社以上 | 6社 | 2004年 | 〇 | 〇 | |
![]() | 700社以上 | 10社 | 2006年 | 〇 | 〇 | |
![]() | 2,500店舗以上 | 9社 | 2011年 | 〇 | ||
![]() | 大手~中小 | 9社 | 2018年 | 〇 | ||
![]() | 1,700社 | 6社 | 2007年 | 〇 | 〇 |
※備考欄があると、メール連絡要望などを伝えることが可能
一括査定は下記記事でさらに詳しく解説しています。
-
不動産一括査定サイトは怪しくない?評判とデメリットを紹介
不動産一括査定サイトのオススメを先に見たい人はコチラ マンションや一戸建て、土地などの「不動産を売りたい」と考え始めたと ...
続きを見る
まとめ
日本のマンションの中では、部屋数も多い2LDKや3LDK。それぞれの人気の理由や不人気の理由は分かりましたか?
人生のステージに合わせて住む場所、家を変えていくのは今や普通のこと。
「ファミリー層に人気がない」とよく言われる2LDKでも、「子供が巣立った後の夫婦」にターゲットを合わせるなど様々なPR方法があります。
ただやみくもに「買ってくれるなら誰でも良い」ではなく、あまり人気がないと言われる間取りこそ、ある程度明確にターゲットを絞って販売していくことをオススメします。