マンション売却 不動産売却

マンションの売却で査定をお願いするときに知っておくべき全知識

投稿日:2016年9月26日 更新日:

マンションを売却する時には、何から始めていいか迷ってしまう人が多くいます。

そういった人たちは

  • どういう流れで進んでいくのか
  • 費用はどのくらいかかるのか
  • 何を用意しておけばよいのか

など基本的なポイントから壁にぶつかるのです。

その理由から、多くの人はこのような記事を読み込み、勉強した後で売却査定に臨んでいます。さらに、購入希望者の方も同じように勉強してから物件を探します。

この背景から今まで以上に、売主となる方はマンションを売却するに当たり『査定を含めた基礎的な知識を身に付けておくこと』が非常に重要となっているのです。

そこで、基本的なポイントはもちろん、物件の状況に合わせた失敗しない査定が出来るように、前もって準備しておくべきことなどを詳しく解説していきます。

この記事通りにマンションの売却査定を進めて頂くだけで、限りなく納得出来る査定額が出ることをお約束します。

1.マンションを売却するまでの準備

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1-1.マンションを売却するまでの全体的な流れ

不動産の売却は、マンションを問わず資金にするまでに時間が掛かりがちです。

そこで、スムーズに物事が進むように、まずは全体的な流れを把握することから始めましょう。

一般的な不動産売却の流れは以下のようになります。

  1. マンションの相場を掴む
  2. マンション売却に強い不動産会社を探す
  3. 信頼できる不動産会社に査定の依頼をする
  4. 不動産会社に仲介を依頼する(※仲介の場合のみ)
  5. マンションの売値を決め、購入者を探す(※仲介の場合のみ)
  6. 所有マンションの詳細情報を開示して購入希望者と交渉を行う(※仲介の場合のみ)
  7. 所有マンションの売買契約書を締結し、マンションを引き渡す

これがマンション売却の一般的な流れです。この記事では引渡しまで全てお伝えしています。

また、相続などの共有物の場合やローンが残っているマンションといった条件でも、売却の流れは基本的には変わりません。

1-2.マンションの査定方法

次にマンションの査定価格が、どのように決められているのかについて学んでみましょう。

不動産の査定方法には、宅建業法上下記の算出方法が推奨されています。

  • 原価法
  • 取引事例比較法
  • 収益還元法

それぞれの方法について、掘り下げて解説していきますが、1,000円単位でも適正な査定額を知りたい方に向けて解説している内容です。

ですので大枠だけ知りたい方は、少し専門的になるので読み飛ばして頂いて「1-3.媒介契約について」に進んでください。

1-2-1.原価法

まず原価法とは、現時点で同じマンションの一室を大規模修繕する場合、どれくらいの費用が掛かるのかを算出します。

例えば、現在の材料流通額や労働費などをもとに換算し、その物件の価値を出すのです。

もう少し簡単に伝えると、老朽化などによって生じた価値の低下分を差し引いて不動産価格を算出する方法と言っても良いでしょう。

1-2-2.取引事例比較法

これは言葉の通りで、過去に取引があった類似物件から査定価格を割り出す方法です。

賃貸物件に住んだことがある人であれば分かる通り、住みたいエリアを絞ったらそのエリアの相場を調べると思います。

それと同じように、マンションの売却時でも不動産会社は過去の取引事例やエリアの相場を調べます。

この理由から一般的にマンションを売却する場合だと、この算出方法が多いです。

1-2-3.収益還元法

収益還元法とは、あなたが所有するマンションが将来生み出す収益力に基づき、価値を決定する方法です。

物件の生み出す収益力が高ければマンション価格も高くなり、収益力が低ければ当然安くなります。

例えば、多くの人が住みたいエリアのデザイナーズマンションであれば高い収益力を見込めますよね。不動産運用が目的とされるケースに着目して算出されているので、収益不動産の価格算定によく用いられます。

それぞれのケースによって相場と乖離した価格になるので注意が必要です。

ポイントは「マンション売却査定は取引事例比較法で出していることが多い。」このことだけ覚えておきましょう。

1-3.媒介契約について

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次に媒介契約について触れておきたいと思います。

不動産会社にサポートに入ってもらう場合は「媒介契約」を結ぶ必要があります。

これは、知識が乏しい依頼者の保護を目的に、宅建業者がマンション売買や交換の媒介(仲介)の依頼を受ける際に依頼者と契約する行為です。

1-3-1.不動産会社との契約は3種類ある

契約形態は、3つの契約形態があります。

  • 一般媒介契約
  • 専任媒介契約
  • 専属専任媒介契約

それぞれの違いを簡単に解説しますのでご覧ください。

契約形態 数社への依頼 購入者を自分で探す レインズへの登録
一般媒介契約 任意
専任媒介契約 × 義務
専属専任媒介契約 × × 義務

この表をご覧頂くと、あなたが制限される行為や条件が把握できます。

1-3-2.筆者としてのオススメは一般媒介契約

筆者としては、信頼できる不動産会社がいる場合は「専任媒介契約」、特に決まった不動産会社が無い場合は「一般媒介契約」をおすすめします。

さらに、査定価格の決まり方の観点からお伝えすると「売れ筋マンション」なら一般媒介を選び、「条件の悪い物件」は専任媒介を選ぶと良いでしょう。

その理由は新築購入時から抽選で入れるような人気のマンションや、駅に近い物件などの売れ筋マンションであれば、不動産業者は一般媒介であっても先を取られないように販売活動を行うからです。

なぜかというと、不動産会社にとってあなたの部件が「広告の目玉商品」となるので、多くの買い手の目を引き付けることが出来るからです。

一方、バスや車がないと辿り着けないマンションや築年数が古い物件などは、条件の悪い物件に該当するので専任媒介が良いでしょう。

一般媒介では、該当する人がいたら紹介する程度の扱いにされてしまう危険性があります。

こう言った野放し状態にされないように、条件の悪い物件を売るノウハウを持った業者に頼んで、しっかりと売却活動をしてもらう必要があるのです。

1-3-3.ノウハウをもった不動産業者を探すには

このノウハウを持った業者の見極め方は2つあります。

  1. 悪い条件だと思われていることを、営業トークで利点に変えられる営業マンであること
  2. 立地のマイナス面を補うようなコンセプトや魅力といった付加価値を生み出せる開発能力のある不動産会社であること

営業トークの上手い営業マンの場合、例えば隣が墓地でも「高い建物が建たないから将来的にも日当たりを保証できる。」と解釈したり、家にイモリが出ても「昔から家の守り神と言われてきた」など解説してくれ、物件の価格を落としません。

この営業マンであるかは、会ってみないとわからないので査定の段階で積極的にコミュニケーションをとってみましょう。

また、開発能力がある不動産会社を調べる場合は、HOME'Sを使い、記載されている口コミや強みを見て選びましょう。

さらに仲介の詳細が知りたい方は「不動産売却の仲介と手数料・注意点について徹底解説」をご覧ください。

2.マンションを売却する依頼方法を徹底解説

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上記の流れで基本的なことが学べたのではないでしょうか。この次の段階では、査定を行う直近での流れや、事前の準備について詳しくお伝えします。

まずは、1章の冒頭で説明した不動産売却の流れを復習しましょう。

  1. マンションの相場を掴む
  2. マンション売却に強い不動産会社を探す
  3. 信頼できる不動産会社に査定の依頼をする
  4. 不動産会社に仲介を依頼する(※仲介の場合のみ)
  5. マンションの売値を決め、購入者を探す(※仲介の場合のみ)
  6. 所有マンションの詳細情報を開示して購入希望者と交渉を行う(※仲介の場合のみ)
  7. 所有マンションの売買契約書を締結し、マンションを引き渡す

全体の流れはこうでしたね、この流れのどの部分に該当するかも解説していきます。

2-1.マンションの相場を検索する(流れ1)

最初に行うべきことが「無料相場検索」です。あなたが所有する物件の相場がおおよそでも構わないので知っていないと、裸で戦場に行くようなものです。

「その為に、不動産会社を複数社当たろうと思っているんだが.....。」と思っているのかも知れません。

しかし、一括見積もりサイトや不動産会社の登録制サイトを使って調べようとすると、多くの営業マンが訪れます。

そこで、良い人に会えれば問題ないのですが、何も知らないと結局足元を見られてしまうので注意が必要です。

そうならないようにまずは、下記サイトの無料相場検索システムを使い、会員登録せずに相場を調べてみましょう。どこがおすすめなのかについて次に解説します。

2-1-1.HOME'S

HOME'S不動産匿名売却査定 - 匿名で簡易査定を依頼 (マンション/一戸建て/土地)
http://www.homes.co.jp/satei/kani/

CMでもお馴染みのHOME'Sでは、会員登録不要で簡単に相場検索ができます。

大手だから掲載できる物件も多くあるので、取引事例の比較には条件が良いかも知れません。

手順通り進めていくと、STEP1のページの右側に〇〇市,町の不動産相場と出てきます。

2-1-2.アットホーム

【アットホーム】マンション簡易評価・一戸建て相場情報|不動産の売却を無料で一括査定
http://www.athome.co.jp/assess/hyouka_souba/

大手物件検索サイトのアットホームです。

具体的に住所・専用面積・築年数の入力が可能で、簡易評価価格と相場価格情報のどちらも出してくれることが特徴です。

2-1-3.マンションマーケット

マンションを地図から探す|マンションマーケット
https://mansion-market.com/mansions/

株式会社リクルート出身のSUUMO担当者だった方がベンチャー企業を立ち上げ、マンションの相場価格を著しく簡単に調べられるようにしました。

このサービスは、map上にHOME'Sやアットホームの公開相場情報を表示し、検索しなくてもマウス一つで探せるようになっています。

まだ首都圏内のみではありますが、非常に使いやすいので一度あなたのマンション相場はいくらか調べてみてください。

次に、信頼出来る不動産会社を一括査定サイトで探してみましょう。

2-2.不動産一括見積りサイトで不動産会社を探す(流れ2)

まずは一括見積もりについて理解しましょう。窓口となるサイトと提携しているいくつかの不動産会社へ、見積もり査定依頼をしてくれるHPのことです。

一括見積もりサイト自体も数多くあるので、提携している不動産会社の数が多いサイト順にお伝えします。

その後、筆者としてどこがおすすめなのかについて解説します。

2-2-1.イエウール

イエウール

イエウール公式サイト
https://ieul.jp/

イエウールは不動産会社が1,200社と同じ一括査定の中では一番多いです。

その分一括見積もり査定を行う業者も多くいると言えるでしょう。

しっかりと複数社から見積もりが出てくるので、売り出し方法や査定金額などを比べることができます。

2-2-2.オウチーノ

オウチーノ

オウチーノ公式サイト

最近上場したO-uccino(オウチーノ)です。 このサイトの特徴は、不動産売却の査定だけでなく、幅広いサービスを扱っているので集客力があり提携会社数を維持できること。

また、入力画面が住所、間取り、連絡先だけで良いので気楽に査定できます。査定依頼する不動産会社の指定や、机上査定も選ぶことが可能です。

やはり、名前の知れた一括査定サイトを選ぶと安心できるでしょう。

2-2-3.スマイスター

スマイスター

スマイスター公式サイト
https://www.sumaistar.com/

古くからある一括査定サイトの一つです。提携会社数が多く確保できることと時々キャンペーンを行っていて、 申し込むとちょっとお得な特典が付いてくることがあるので人気があります。

しかしキャンペーンを受け取るには、不動産会社契約後か電話取材に応じた場合に限るので注意してください。

2-2-4.一括査定のオススメはHOME4U

不動産売却の一括査定サイトはいくつかありますが、複数の不動産会社がきちんと比較できる7つのサイトを徹底比較しました。

先に結論を伝えると運営している会社がNTTグループのHOME4Uをオススメしています。

NTTグループ運営の安心感はもちろん、利用者数500万人、2001年から運営と実績No.1の一括査定です。

また、提携している不動産会社もNTTならではの厳重な審査を行っています。

とにかく安心できる大手の不動産会社のみでOKという方はすまいValueでもいいでしょう。

すまいValueは、国内大手不動産会社6社(三井のリハウス/三菱地所ハウスネット/住友不動産販売/東急リバブル/野村の仲介/小田急不動産)に査定依頼ができる唯一の一括査定サイトです。

不動産売却を成功させるカギが「信頼できる不動産会社」を見つけられるかです。

まずは、HOME4Uで信頼できる不動産会社に査定依頼を実施。次に依頼できる不動産会社が少ないor今一であれば、イエイやイエウールも同時に利用することをオススメします。

下記が主流なサイト一覧と各サイトの特徴です。

※入力項目に「延床面積」と「土地面積」があります。延床面積の目安として、「4人家族/一戸建て/4LDK」で40坪(130㎡)が平均です。

サイト名 提携不動産会社 対応地域 利用者数 運用歴 強み 弱み
HOME4U 550社 全国 500万人
※2016/12時点
2001年~ 利用者実績、運営歴ともにNo.1
・NTTグループ運営だから安心!
提携している不動産会社が少なめ
すまいValue 6社(超大手会社のみ) 全国
※一部の地域を除く
未公開 2015年~ 超大手の不動産会社のみで安心
・国内の3大大手の「三井不動産」「住友不動産」「東急リバブル」が比較できる唯一の一括査定
地元密着の不動産会社は探せられない
ソニー不動産 未公開 東京・神奈川・千葉・埼玉のみ 未公開 2014年~ 国内唯一のエージェント制を導入で売手に特化 一都三県のみしか対応できない
イエイ 1,000社 全国 300万人
※2016/02時点
2007年~ 悪徳な不動産会社を徹底的に排除している
・サポート体制が充実
お役立ち情報が少ない
スマイスター 1,000社 全国 350万人
※2015/12時点
2006年~ ・売却だけではなく、賃貸した場合の査定も可能 運営会社が広告会社
イエウール 1,400社 全国 450万人
※2015/03時点
2013年~ ・比較できる不動産会社がNo.1
・利用者数が多い安心の実績
運営歴が浅い
【一番のオススメ】一括査定の利用者数、運営歴No.1「HOME4U」
https://www.home4u.jp/
HOME4U

HOME4U公式サイト
https://www.home4u.jp/

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超大手の不動産会社のみに相談するなら「すまいValue」
https://sumai-value.jp/
すまいValue

すまいValue公式サイト
https://sumai-value.jp/

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【関東限定】売手にとにかく特化!「ソニー不動産」
https://sony-fudosan.com/
ソニー不動産

ソニー不動産公式サイト
https://sony-fudosan.com/

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提携社数は1,000社以上、悪徳会社を徹底排除「イエイ」
https://sell.yeay.jp/
イエイ

イエイ公式サイト
https://sell.yeay.jp/

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売却だけでなく賃貸の査定も行える「スマイスター」
https://www.sumaistar.com/

スマイスターは売却のみではなく、賃貸した場合の査定も行えますので、まだ売却しようかどうか迷っている方には大変オススメです。

下記が実際に筆者がスマイスターで申込をした画面です。

「売却査定」と「賃料査定」が出ていることが分かると思います。

スマイスターの不動産会社選択画面

スマイスターの不動産会社選択画面
https://www.sumaistar.com/

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不動産一括査定についてさらに詳細が知りたい方は下記記事をご確認ください。

不動産の一括査定は大丈夫?利用者のリアル評判とデメリットのまとめ

不動産を売りたいと考えていてインターネットで色々なサイトを見ていると「不動産一括査定」や「不動産売却の一括査定」がよく紹介されていると思います。 そこであなたも下記「ひよこ生徒」のような疑問や不安があ ...

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2-3.パートナー業者を選ぶ(流れ3)

上記で紹介した相場検索システムと一括査定サイトを活用し、おおよその相場を把握することができたら、実際に査定のSTEPに入っていきましょう。

不動産会社によっては、マンション売買に強い業者や集客に強い大手不動産会社など様々あり、その会社ごとに査定基準が異なるので少しでも多くの意見を聞けるように、最低でも3社程度は具体的に話を聞くようにしてください。

大手業者も1社は含めたいという方は、「住友不動産販売の売却/特徴と強み・弱みを徹底解説」の記事も参考にしてください。

ここで3社絞ったら、今回依頼する物件の査定額の算出方法は「何で出すとベストか。」これをしっかりと回答できる不動産会社であることがパートナーにする上でも重要です。

さらに見極めるべきポイントを伝えると、「物件は一つ一つの表情が違う」ということを理解しているかチェックすることが重要です。

例えば、同じマンションでも2階と最上階では値段が違います。また同じエリアの同じ間取りでも、周辺環境や内装状況によって金額が変わります。

こういったことを細かく調べてくれるかが見極めポイントに挙げられます。

2-4.マンションの売却依頼をする際に用意しておく書類(流れ4)

マンション査定のスタートは、「必要書類の準備」といってもおかしくはないでしょう。

この必要書類を適切に集められるかによってもあなたの印象が変わり、担当者の熱量が変わる場合があるので注意してください。

そこで、以下の書類の用意が必要です。

  • 契約書・重要事項説明書等の購入時の書類一式
  • 固定資産税納付書
  • マンション購入時の図面・パンフレット

この資料や契約書をすぐに用意できないという場合でも、最低限この3つの情報を思い出しておきましょう。

  • 建物面積/専有面積
  • 築年数
  • 間取り

合わせて確認してい頂きたいのが、マンション売却を決断した後に必要な書類一式です。

  1. 実印
  2. 本人確認資料(運転免許証など)
  3. 印鑑証明書(3カ月以内)
  4. 印紙代(契約書貼付用)
  5. 媒介報酬額

査定後の次のステップで必要になるので、頭に入れておきましょう。

書類等のさらに詳細が気になる方は「不動産売却に必要な書類を図解付きでわかりやすく解説」の記事もご覧ください。

3.マンション売却査定時の交渉

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ここまでご覧いただきありがとうございます。

いよいよ、一番知りたい内容であろう「適正査定価格を不動産会社に出させる方法」や「心構え」について解説します。

3-1.マンション売却は正しい時期に行うこと(流れ5)

交渉以前に不動産取引の繁忙期と閑散期をおさえることで、査定額をプラスにすることが可能です。

マンションの売買物件には関係ないという不動産業者もいますが、あくまでも営業トークの一つだと手法と思って頂いて良いでしょう。

賃貸のような大きな変動はありませんが、マンション売却時の相場にも時期は影響しています。繁忙期は下記の期間だと言われています。

  • 1月~3月(春先)
  • 9月~11月(秋口)

子供の進学や家族構成の変化に合わせたマンションの住み替えが、新学年の時期に集中するためです。

また、転勤や部署移動なども含めると、9月〜11月が繁忙期だと考えられています。

急な現金が必要な事情がない限りは、繁忙期に合わせるべきです。

この時期を合わせて依頼を行い、不動産会社から提示された査定額の中から信頼出来る金額を一旦は選びましょう。

3-2.価格交渉と心構え(流れ6)

安く買いたい買主と、高く売りたいあなたとでは、利害が完全に正反対です。

そのことを忘れずに双方の希望を擦り合わせ、お互いに譲歩し合える価格を導き出せるように心掛けることが重要です。

この擦り合わせの際に、買主側の価格交渉方法を押さえておくことで、相手側の立場に立った価格設定に見せかけることができます。

多くのマンション売買で行われている買主側の価格交渉がこれです。

  • 端数切り
  • とにかく安く詰め寄る
  • 他の物件も交渉を進めていて、天秤に掛けられる

この交渉は最初からあるものだと理解して、マンション価格査定を行った業者に対して、値引き分の金額を査定額に上乗せするように交渉をしてみましょう。

3-2-1.相場価格を大きく上回る査定額を出す会社は要注意

この時の注意点は、相場価格を大きく上回る査定額には要注意ということです。

専属専任媒介契約がほしいために、あえて査定価格を高くしている可能性があり、実際に買主からの値引き交渉がなくても査定額より大幅に下がってしまう場合があるのです。

だからこそ、複数社の不動産会社の査定結果で適正な価格を出しておくことが重要なのです。

3-3.内覧のための準備が必要

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査定額を出す不動産業者も、買主と同じように「ここに住んでみたい」という気持ちを重要視しています。

物件の魅力維持に努めている人と、掃除も怠っている人の物件では内装の査定評価額は変わってくるでしょう。

査定時点で内装の評価額が上がるように訴求出来れば、買主も同じように「ここに住んでみたい」と思うようになるのです。

いくつか査定時点でのポイントをお伝えしましたが、一番重要なのが信頼できる仲介業者を選べるかです。

物件の売却から引渡しまで、必ず付き合っていくことになりますので、査定額だけでなく、人柄や信頼のある行動をしているかも確認しながら進めてみてください。

その際に、ここだけは確認してほしいポイントが1つあります。

それは「レスポンスが早くて的確である」ことです。不動産会社の営業マンは多くの顧客を抱えていることは確かですし、新しいお客様を探さなくていけません。

そういった状況の中でも、的確で早い連絡をしてくれる人は、あなたの物件やあなた自身を雑に扱おうとしていないので、信頼できるポイントに挙げられます。

最後の物件の価値を上げる価格交渉力は、この不動産会社の営業担当者にかかっていると言っても過言ではありません。時間は掛かりますが信頼できるポイントを抑えて、探してみてくださいね。

3-4. 売買契約書の締結及びマンションの引き渡し(流れ7)

全てが上手く進み、物件が売れると売買契約書の締結が必要になります。

一般的には仲介してくれる営業マンの立会いにより、不動産業者の店内にて行われることが多いです。その不動産業者の指示に従って、取引をスムーズに進めましょう。

次にマンションの引き渡し時の手順について説明します。通常、所有権の移転手続き並びに物件の引き渡し義務と、買い手の残代金支払い義務は同時に履行されます。

この流れは、下記の手順で進みます。

1)残代金の決済と所有権移転登記
まずは、買い手からあなたに残代金が支払われます。

その後、あなたは残代金の領収書と所有権移転登記に必要な書類一式を引き渡します。通常司法書士や不動産業者がサポートしますので安心してください。

2)公租公課等の精算
公租公課とは固定資産税と都市計画税といった税金です。

また管理費などについては、引き渡し日の前日までを売り主の負担、引き渡し日以降を買い主の負担として、日割り精算するのが一般的です。

3)その他必要書類等の引き渡し
上記が済んだら物件の鍵や付帯設備の保証書などの、その他必要書類を引き渡します。

4)仲介手数料の支払い
引き渡しまで無事完了したら、パートナーの不動産会社と結んだ媒介契約に基づき、仲介手数料を支払います。そして、不動産会社から領収書を受け取り全てが終わります。

さらに詳しく、この段階でのスケジュールの詳細が知りたい方は、「不動産売却の売買契約日の手順について分かりやすく解説」をご覧ください。

4.まとめ

ここで紹介している不動産売却の流れを理解し、ポイントを押さえてマンション査定に挑んで頂くと、買主にも感謝されつつ、適正な価格が査定の時点で出るようになります。

また、あなた自身も相場をある程度知った状態で、査定に臨めるので精神的に安心します。この手順に沿えば、限りなく納得出来る査定額が出てくるでしょう。

マンション査定を実際に始める時には、不動産会社を選ぶ前にもう一度読み返してみてくださいね。

不動産のプロが徹底比較!一括査定のおすすめランキング

不動産を高く売るなら「不動産一括査定サービス」をがおすすめ。

不動産一括査定サービスとは、インターネット上であなたが売りたいと思っている不動産情報と個人情報を入力すると、その情報を元に査定先、売却先の不動産会社が自動的に抽出されて、複数の不動産会社に一度に査定依頼が行えるサービスです。

不動産売却の一括査定サイトはいくつかありますが、複数の不動産会社がきちんと比較できる以下の3つのサイトがおすすめです。

中でも筆者はNTTグループが運営しており、「個人情報をしっかり管理」「NTTによる厳しい審査を通過した不動産会社のみ提携」「運営歴、利用者数がNo.1」のHOME4Uをオススメしています。

不動産売却を成功させるカギが「信頼できる不動産会社」を見つけられるかです。

まずは、HOME4Uで依頼できる不動産会社を確認する。あまり不動産会社が見つからないということであれば、少し提携不動産会社数が多いイエイイエウールも同時に利用することをオススメします。

下記が主流なサイト一覧と各サイトの特徴です。

※入力項目に「延床面積」と「土地面積」があります。延床面積の目安として、「4人家族/一戸建て/4LDK」で40坪(130㎡)が平均です。

安心のNTTグループ運営、実績・歴史No.1「HOME4U」

HOME4U
  • 安心のNTTグループ運営、個人情報をしっかり管理
  • 2001年から運営と一括査定でNo.1の老舗
  • 累計利用者数:500万人以上で一括査定No.1
  • 入力約3分でのかんたん一括査定※筆者実測値
  • 無料、全国対応
  • 提携不動産会社数:約550社

最大手6社の査定相談だから安心「すまいValue」

すまいValue
  • 超大手不動産会社6社のみだから安心!
  • 入力約3分でのかんたん一括査定※筆者実測値
  • 無料、全国対応(田舎などは対応していない)
  • 年間の成約件数:10万件の実績

※一部の田舎では対応していないため、その場合は最初に紹介した「HOME4U」をオススメします。

悪徳不動産会社を徹底排除「イエイ」

イエイ
  • 悪徳の不動産会社を徹底排除
  • サポート代行によるお断りサービスあり
  • 入力約3分でのかんたん一括査定※筆者実測値
  • 無料、全国対応
  • 累計利用者数:300万人以上
  • 提携不動産会社:1,000社以上

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