マンション売却の成功の鍵を握るのは、良い不動産会社との出会いが全てと言っても過言ではありません。世の中には様々な不動産会社がありますが、一体どうやって選べば良いのでしょうか?
こんな悩みをスッキリ解消!
- 大手不動産会社のメリット・デメリットが分かる
- 地元密着型の不動産会社のメリット・デメリットが分かる
マンション売却成功の鍵は、良い不動産会社選び!何を重視して不動産会社を選ぶ?
マンション売却ってどういう流れ??
マンションを売却する時、一番大切なのは信頼でき、希望通りの売却を行う不動産会社に巡り会えるかどうか、です。
そのためにはまずは「売却を決めてから引き渡しで代金を受け取るまで」の流れを理解しましょう。

不動産売却の流れ
一番大切な「査定」
上記の図を見ると分かるように、不動産売却の最初の一歩は「自宅の価格査定」です。
不動産の価値は築年数だけではなく、駅周辺の開発状況やマンション近くの施設、例えば新しく保育園やスーパーができたか、などでも変わっていきます。
ですので、単純に築年数だけでは計算できないので、色々な不動産会社を通じてまずは、自分がこれから売却するマンションの適正価格を把握しましょう。
それにより、次の物件の頭金やローンの組み方などにも影響をしてきますので、なるべく複数の不動会社に依頼することをオススメします。
不動産会社との契約から引き渡しまで
査定が終了したら、納得した不動産会社と媒介契約を結びます。
その後は、媒介契約の内容の応じて、不動産会社が売却活動を展開してくれます。
その間には条件交渉や内覧などがありますが、平均的に3ヶ月程度で買い主が決定することがほとんどです。
希望条件で買い主が決まったら「売買契約」を締結し、引っ越し→引き渡しとなります。
平均的には売買契約を結んでから引き渡しまでが約1ヶ月です。
マンション売却 強いのは地元の不動産屋さん?大手の不動産会社?
いざ不動産会社に依頼すると成ると、「地域密着型の小さな不動産会社」と、大手の不動産会社と、どちらが良いか悩むことでしょう。どちらもメリット・デメリットが。ここをよく把握した上で、最適な不動産売却を実現して下さい。
マンション売却:地元不動産会社のメリット・デメリットは?
駅前のさびれた商店街、シャッターを開けて残っているのは不動産屋だけ…。
そんな光景を見たことのある人も多いと思います。
不動産業というのは倒産比率の低い業種であり、潰れずに残っている中小の不動産会社はたくさんあります。
地元密着型の不動産会社のメリット・デメリットはどんなところでしょうか?
2つのメリット
- 地元ならではの顧客ネットワーク
- やる気のある営業マンが多い
片手仲介にしてくれる可能性が高い
3つのデメリット
- 買い手の情報が少ない
- 得手不得手がはっきりしている
- 最新動向に対応できていない
マンション売却:大手不動産会社のメリット・デメリットは?
都心部には、大手不動産会社の支店もたくさんあります。
ブランドに惹かれる場合もありますが、大手不動産会社のメリット・デメリットをご紹介します。
2つのメリット
- 囲い込んでいる購入希望者が多い場合もある
- 広告宣伝費をしっかりかけてくれる
3つのデメリット
- 多くの顧客を抱えているため、対応がドライな可能性も
- 両手仲介にこだわる
アットホームやSUUMOなどの物件のポータルサイトは、情報をたくさん載せたいために、大手の広告料を安く優遇してたくさん情報を掲載しています。
そうすることでポータルサイト自身の価値を上げ、中小の不動産会社から高い広告費を取っているのです。
そのため、大手不動産会社に依頼した場合は、中小の不動産会社に比べると物件の露出が多い可能性が高いです。
不動産会社は強み・弱みも様々!だからこそ複数社への相談が重要
説明したとおり、大手と中小にはそれぞれ強みと弱みがあります。
どちらを選ぶかは、両方に査定依頼して、相談しながら決めるのが一番です。
自分の物件がどっち向きなのか、一度に両方から査定を取って反応を見るのが適切です。
また、査定依頼時に注意したいこととして、あくまで査定額は不動産会社がいくらで売れそうなのか判断した価格という点です。
不動産会社ごとに、実績や算出方法が異なるので、不動産会社によって査定額がバラバラになってしまうことが一般的です。
その為、やはり、不動産査定は複数の不動産会社に依頼して、比較検討することがとても大切です。

査定額が高すぎる不動産会社は危険
ただ、複数の不動産会社を自分で調べて、1社ずつ何度も査定依頼を進めるのは大変です。
そんな時に不動産一括査定サイトの活用を強くオススメします。
不動産一括査定とは、売却を検討している不動産の情報を入力するだけで、複数の不動産会社から不動産の売却価格の査定を出してもらうことができるサービスのこと
便利な不動産一括査定サイトですが、筆者が知っているだけでも30はあります。
多くのサイトが乱立し、どのサイトを使えば良いか素人には分かりづらくなってしまっています。
実績や信頼性、提携不動産会社の質など、総合的に判断すると筆者は下記の3つをオススメします。
一括査定サイトのオススメ3選
- 超大手の不動産会社6社に唯一依頼ができる「 すまいValue
」
- NTTグループで安心、一番歴史があり実績抜群の「 HOME4U
」
- 地域密着の不動産会社にも数多く依頼ができる「 イエウール
」
※番外:一括査定と合わせて使うことで効果を発揮する「 SRE不動産(※旧ソニー不動産) 」
実績や信頼性はもちろんですが、上記3サイトは、机上査定での査定依頼が出来る点も大きなポイントになります。
机上査定とは、依頼時に入力した物件の基本情報を基に算出する査定方法で、不動産会社の担当者に物件を見てもらう必要もなく、家に居ながら気軽に査定額を知ることが可能です。
依頼時にメールで査定額を提示して欲しい旨を備考欄で伝えておけば、査定結果や担当者とのやり取りはメールで進むので、営業電話にも悩まずにやり取りすることも可能です。
オススメサイトの併用が鉄則
一括査定サイトごとに提携会社の性質は異なる為、売却を成功するためには、複数の一括査定サイトの併用がオススメです。
サイト選びのポイントとしては、売却物件のエリアに応じて、下記のような使い分けがいいでしょう。
所在地別地域毎のおすすめ
対象の物件種別
おすすめポイント
物件所在地に応じたおすすめの使い方
提携会社数・特徴
サイト名 | 提携会社数 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|
![]() | 大手不動産6社 ※小田急不動産、住友不動産販売、野村の仲介、三菱地所ハウスネット、東急リバブル、三井のリハウス | ・大手不動産6社にまとめて査定依頼できる ※この6社に依頼できるのはすまいValueのみ | 公式サイト |
![]() | 1,300社以上 | ・NTTグループで安心、実績も抜群 ・フリーダイヤルの相談窓口あり ・大手、中堅、地域密着の会社にバランスよく依頼できる | 公式サイト |
![]() | 1,600社以上 | ・地方や田舎に強い | 公式サイト |
![]() | 1,800社以上 | ・匿名査定対応 ・地方含めて対応エリアが広い | 公式サイト |
![]() | 2,000店舗以上 | ・不動産メディア認知度No.1 ・最大10社から一括査定可能 ・不動産会社の特徴で選べる | 公式サイト |
2,500店舗以上 | ・マンションに特化 ・賃貸も同時査定可能 | 公式サイト | |
![]() | 1,700社以上 | ・サポート体制が充実 ・様々な物件種別に対応 | 公式サイト |
![]() | 約700社以上 | ・収益物件に特化 ・最大10社から一括査定可能 | 公式サイト |
まとめ
いかがでしたか。
マンション売却を依頼する際の「大手不動産会社のメリット・デメリット」と、「町の小さな、地元密着型の不動産会社のメリット・デメリット」は理解できましたか?
どちらが良い悪いではなく、違いや強みをよく理解した上で依頼しましょう。
一番のオススメは、様々な不動産会社に一斉にアプローチできる「不動産一括査定」です。
「家は一生に一度の一番大きな買い物」と言われますので、売却の際も様々な選択肢を検討し、悔いの無い売却を実現してくださいね。