不動産売却

不動産売却の必要な期間とあらかじめ準備しておくこと

投稿日:2016年7月17日 更新日:

不動産の売却期間は売主の「心の持ちよう」によって決まるというのをご存知でしょうか。

これから不動産を売却する人の中には「不動産を売却するのに要する期間を知りたい」と思っている方も多いことでしょう。

そこで、今回の記事では不動産売却の必要な期間とあらかじめ準備しておくことについてまとめました。

不動産売却するまでにかかる期間や、不動産を予定通り売却するための準備、予定通りの期間に売却できなかった場合の対処法などをご紹介いたします。

1.不動産売却するまでにかかる期間

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最初に不動産売却するまでの期間で失敗した事例(Kさんの場合)を紹介して、それについて何がNGだったのか、具体的な対策はどのようにすればいいのかについて、順に説明していきます。

1-1.不動産売却で期間が長すぎたKさんの場合

不動産売却の期間が「心の持ちよう」で決まるとはどういうことでしょうか。まず初めに不動産売却に10ヶ月かかってしまったKさんの例をご紹介しましょう。

Kさんは親の介護をきっかけに、妻や子供たちと一緒に実家の両親と同居することになりました。

そこでKさんは住んでいたマンションが不要となったため、持っていたマンションの売却活動を開始しました。

Kさんのマンションは東京駅からJRで30分圏内の恵まれた立地にありました。

Kさんの住んで居るエリアは1970~80年代に大規模に開発された住宅地で、周辺には大型商業施設や医療モールなども整備されており、住みやすく、住宅地としても人気のあるエリアでした。

またKさんのマンションは駅から徒歩10分圏内にある築35年のファミリータイプのマンションでした。

Kさんの住んでいたエリアは市内でも屈指の人気を誇る住宅街であり、中古マンション市場も活発に動いています。

そのためKさんのマンションは売れにくい物件ではなく、むしろ売りやすいとも言える物件でした。ところがKさんはマンションの売却活動を開始してから売れるまで10ヶ月もかかってしまいました。

10ヶ月と言えば、ほぼ1年です。Kさんは売却が決まった時、「やっと売れた」と肩の荷をなで下ろし、達成感よりも徒労感に満ちていたのです。

1-2.通常の売却期間

一般的に、不動産の売却期間は3ヶ月間と言われています。3ヶ月というのに特に根拠はありません。

売れる時は3週間程度で売れてしまいますし、売れない時はKさんのように10ヶ月以上かかる場合もあります。

3ヶ月と言うのはあくまでも一つの目安であり、誰もが3ヶ月で売却できるとは限らないのです。

1-2-1.査定は3カ月を前提に出している

不動産売却を行う前に、「査定」を行いますが、この査定額は3ヶ月程度で売却できることを前提とした金額を出しています。

一方で極端に短い期間で不動産の売却が行われるケースがあります。それは競売です。

競売は2週間以内で入札が締め切られます。競売のような短い期間の売却を前提とした価格は早期売却価格と言われます。

競売の売出価格である最低競売価格は通常価格の70%程度となっています。安い価格で売り出せば、早く売却することが可能となるのです。

1-2-2.売出価格(査定額)が高すぎると売れない

反対に、売出価格を高く設定してしまうと、なかなか買手がつきません。売却期間は3ヶ月以上かかってしまいます。

売出価格は売却期間を左右する最も大きな要因となります。

そのため、3ヶ月程度の期間で売却を終わらせるには、適正な売出価格の設定が必要となるのです。

売り出したら自然と3ヶ月で売れるのではなく、適正な売出価格を設定するから3ヶ月程度で売れるのです。

以上、不動産を売却するまでにかかる期間について見てきました。

それでは次に気になる不動産を予定通り売却するための準備について見ていきましょう。

2.不動産を予定通り売却するための準備

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不動産を適正な期間で売却するためには、適正な売出価格の設定が必要であることをお話ししました。

そこで、不動産を予定通り売却するには、大事な準備を2つ行う必要があります。

  • いくらで売れそうかを知ること
  • いくら以上なら売るかを決めておくこと

になります。

2-1.いくらで売れそうかを知ること

まず1つ目の「いくらで売れそうかを知ること」についてお話しします。

これについては事前に不動産会社から査定を取り、およその価格を知ることです。

2-1-1.一括査定を使うと便利に査定額を集めることができる

査定は不動産会社を何社か回って査定額を集めることもできますが、それよりは一括査定サイトを利用した方が便利です。

一括査定サイトでは6社くらいの査定額を一度に集めることが可能です。

各社バラバラの査定額が出てきますが、必ず一番低い価格をいくらなのかを確認して下さい。

一番低い価格は保守的に査定された価格です。売却価格の最低ラインとして認識しておいた方が良いでしょう。

2-1-2.おすすめの一括査定サイトはイエイ

不動産売却の一括査定サイトはいくつかありますが、複数の不動産会社がきちんと比較できる7つのサイトを徹底比較しました。

先に結論を伝えると運営している会社がNTTグループのHOME4Uをオススメしています。

NTTグループ運営の安心感はもちろん、利用者数500万人、2001年から運営と実績No.1の一括査定です。

また、提携している不動産会社もNTTならではの厳重な審査を行っています。

とにかく安心できる大手の不動産会社のみでOKという方はすまいValueでもいいでしょう。

すまいValueは、国内大手不動産会社6社(三井のリハウス/三菱地所ハウスネット/住友不動産販売/東急リバブル/野村の仲介/小田急不動産)に査定依頼ができる唯一の一括査定サイトです。

不動産売却を成功させるカギが「信頼できる不動産会社」を見つけられるかです。

まずは、HOME4Uで信頼できる不動産会社に査定依頼を実施。次に依頼できる不動産会社が少ないor今一であれば、最大10社に唯一依頼ができる(他サイトは最大6社)リガイドも同時に利用することをオススメします。

下記が主流なサイト一覧と各サイトの特徴です。

※入力項目に「延床面積」と「土地面積」があります。延床面積の目安として、「4人家族/一戸建て/4LDK」で40坪(130㎡)が平均です。

サイト名 提携不動産会社 対応地域 利用者数 運用歴 強み 弱み
HOME4U 550社 全国 500万人
※2016/12時点
2001年~ 利用者実績、運営歴ともにNo.1
・NTTグループ運営だから安心!
提携している不動産提携不動産会社が少なめ
すまいValue 6社(超大手会社のみ) 全国
※一部の地域を除く
非公開 2015年~ 超大手の不動産会社のみで安心
・国内の3大大手の「三井不動産」「住友不動産」「東急リバブル」が比較できる唯一の一括査定
地元密着の不動産会社は探せられない
ソニー不動産 未公開 東京・神奈川・千葉・埼玉のみ 非公開 2014年~ 国内唯一のエージェント制を導入で売手に特化 一都三県のみしか対応できない
リガイド 550社 全国 非公開 2006年~ 一度の申し込みで最大10社を比較できる唯一のサイト
・旧SBIグループが運営、厳選に不動産会社をチェックしている
提携不動産会社が少なめ
イエイ 1,000社 全国 300万人
※2016/02時点
2007年~ 悪徳な不動産会社を徹底的に排除している
・サポート体制が充実
お役立ち情報が少ない
スマイスター 1,000社 全国 350万人
※2015/12時点
2006年~ ・売却だけではなく、賃貸した場合の査定も可能 運営会社が広告会社
イエウール 1,400社 全国 450万人
※2015/03時点
2013年~ ・比較できる不動産会社がNo.1
・利用者数が多い安心の実績
運営歴が浅い
【一番のオススメ】一括査定の利用者数、運営歴No.1「HOME4U」
https://www.home4u.jp/
HOME4U

HOME4U公式サイト
https://www.home4u.jp/

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超大手の不動産会社のみに相談するなら「すまいValue」
https://sumai-value.jp/
すまいValue

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【関東限定】売手にとにかく特化!「ソニー不動産」
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ソニー不動産

ソニー不動産公式サイト
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一度の申し込みで最大10社が比較できる唯一のサイト「リガイド」
http://www.re-guide.jp/
リガイド

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提携社数は1,000社以上、悪徳会社を徹底排除「イエイ」
https://sell.yeay.jp/
イエイ

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売却だけでなく賃貸の査定も行える「スマイスター」
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スマイスターは売却のみではなく、賃貸した場合の査定も行えますので、まだ売却しようかどうか迷っている方には大変オススメです。

下記が実際に筆者がスマイスターで申込をした画面です。

「売却査定」と「賃料査定」が出ていることが分かると思います。

スマイスターの不動産会社選択画面

スマイスターの不動産会社選択画面
https://www.sumaistar.com/

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不動産一括査定についてさらに詳細が知りたい方は下記記事をご確認ください。

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2-2.いくら以上なら売るかを決めておくこと

次に2つ目の「いくら以上なら売るかを決めておくこと」についてです。

実はこれは1つ目の「いくらで売れそうかを知ること」よりも重要なことになります。

上述の売却に10ヶ月もかかってしまったKさんは、この「いくら以上なら売るかを決めておくこと」をやっていませんでした。

Kさんの場合、買い替えではなく、親の介護のため同じ市内の実家に戻るという状況でした。そのため新居は「タダ」であるため、新たな出費は引越代程度でした。

資金的にも時間的にも「焦り」がないのですが「目標」もない状態です。Kさんは売却を実家に移り住んでからゆっくりと開始しました。

Kさんは、単純に高く売れればそれで良いという想いがあったため、一番高い査定額を提示した不動産会社に依頼しました。

いつまでに売りたいという目標もなかったため、当然、値下げにも応じません。高い価格設定のまま、ズルズルと売却活動が続きました。

Kさんのマンションは人気のある住宅街にあったため、ポツポツと買手が順調に現れました。

しかしながら買主の提示してくる価格は、相場並みの価格ではありましたが、自分たちの高い希望価格まで追いつきませんでした。

そうこうしている内に、半年が過ぎ、Kさんは徐々に自分の売出価格が高過ぎることに気付き始めます。

買主の内覧対応もだんだんと面倒臭くなり、9ヶ月目に入り値下げに踏み切りました。

Kさんの方は、既に買主がいくらくらいを提示してくるのが分かっていたため、値下げ後の価格は適正価格となりました。

Kさんも売却活動をもう終わらせたいという想いがあったため、次に現れた買主で売却する決意をしました。

結局、最終的には相場程度の価格で売却できましたが、その価格は最初の3ヶ月間の間に買主から提示された価格と変わりがありませんでした。

結果的には3ヶ月で売却を終わらせても、10ヶ月で売却を終わらせても売却価格に変わりは無かったということになります。

2-3.マーケットの外部事情と売主自身の内部事情

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このようにKさんの売却期間が長引いた原因は、「いくら以上なら売るかを決めておくこと」をしていなかったためです。

このハードルを決めるのは売主自身の内部事情になります。一方で、「いくらで売れそうかを知ること」はマーケットの外部事情になります。

外部事情は自分で決めることは出来ませんが、内部事情は自分で決めるしかないのです。

「いくら以上なら売るか」というのは、売主の個人的な内部事情になります。内部事情は売主それぞれによって異なります。

自分の貯蓄や次の新居に必要な頭金などによっても金額が変わってきます。Kさんのように実家に戻る人であれば頭金を必要としない人もいます。

もちろん、どのような内部事情であっても高く売りたいというのは共通の想いです。

しかしながら、「いくら以上なら売るか」はマーケットの外部事情を把握しないと決定できません。

高く売りたくても、マーケット価格を逸脱したハードルを設定することは出来ないからです。

ここまで不動産を予定通り売却するための準備について見てきました。

最後に予定通りの期間に売却できなかった場合の対処法についてご紹介します。

3.予定通りの期間に売却できなかった場合の対処法

予定通りの期間に売却できなかった場合の対処方法としては、

  1. 値段を下げる
  2. 不動産会社を変える
  3. 「①値段を下げると②不動産会社を変える」

のミックスを行うという3通りの対処法が考えられます。それぞれ詳しく解説します。

3-1.値段を下げる

初めに「①値段を下げる」についてお話しします。

多くの場合、実際の売却額は不動産会社の査定額よりも低くなるケースが多いです。そのため、ほとんどの売主の方が最終的に値下げという行為を行っています。

それは不動産会社が「弊社ならこの金額で売却できますよ」と高い査定額だけを提示し、実際にはその金額では売れないというケースが多いためです。

そもそも売主の判断を誤らせるような高い査定額を提示する不動産会社も悪いのですが、それを盲目的に鵜呑みにしてしまう売主にも多少問題はあります。

結局のところ、不動産価格は「この不動産欲しい!」と思う買主が2人以上競合しない限り値段が吊り上がることはありません。

入札形式を取らない個人の不動産売却においては、基本的に相場よりも高い金額で売却をするのは難しいのです。

売出価格が少し高いかなと感じている人であれば、まずは相場程度に価格を見直す必要があります。

価格を下げることが早期に売却する最も効果的な対策となるのです。

3-2.不動産会社を変える

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次に「②不動産会社を変える」についてお話しします。

不動産会社と専属専任媒介契約もしくは専任媒介契約を結んでいる人は、通常、3ヶ月間の契約を締結している方が多いです。

3ヶ月以降は、この専任媒介契約は当然に更新される訳ではありません。

3ヶ月間、不動産会社に売却をさせてみて、結果が出ないようであれば、不動産会社を変えましょう。

この際、新たに不動産会社と契約する場合は、複数の会社と一般媒介契約を締結することをお勧めします。

各社に「いくら以上であれば、早い者勝ちです」という条件を伝えておけば、その中でやる気のある会社は頑張って買主を見つけてくれます。

不動産会社にとってみれば、仲介手数料も早い者勝ちのため、買主探しも急がなければならない理由が生じるのです。

不動産会社を何社も見つけるには、前章でも紹介した一括査定サイトを使うといいでしょう。オススメはHOME4Uになります。

イエイ

イエイ公式サイト
https://sell.yeay.jp/

以上、売却がうまくいかなかった人向けの対処法です。

まとめると「①値段を下げると②不動産会社を変える」で、これらをミックスを行えば、さらに効果は高まるでしょう。

4.まとめ

いかがでしたか?不動産売却の必要な期間とあらかじめ準備しておくことについて見てきました。

大切なことは、「いくら以上なら売るか」を決めておくという「心の持ちよう」です。査定をしてみて、最低ラインのハードルを決めることから始めましょう。

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中でも筆者はNTTグループが運営しており、「個人情報をしっかり管理」「NTTによる厳しい審査を通過した不動産会社のみ提携」「運営歴、利用者数がNo.1」のHOME4Uをオススメしています。

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まずは、HOME4Uで依頼できる不動産会社を確認する。

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