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狭小地の土地活用にオススメな駐車場経営2台!初期費用や収益シミュレーションも公開

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狭小地の土地活用にオススメな駐車場経営2台!初期費用や収益シミュレーションも公開

びっくりするかもしれませんが、コインパーキングの経営は1台からでも実現可能です。

2台もあれば、立派な駐車場経営をすることができます。

狭小地の土地活用として、駐車場経営はオススメの選択肢と言えるでしょう。

では、2台から始める駐車場経営の初期費用はどの程度かかり、どれくらい儲かるのでしょうか。

この記事では「2台の駐車場経営」について解説します。

こんな悩みをスッキリ解消!

  • 2台の駐車場経営に必要な面積って?
  • 2台駐車場経営のメリットとデメリットは?
  • 初期費用や収支シミュレーションなど費用面を知りたい
目次

2台の駐車場経営必要な面積

2台の時間貸し駐車場は約10坪程度の敷地面積があれば行ことが可能です。具体的に見てみましょう。

1台当たりの必要なスペースの目安は、縦5m横2.5m程度が標準的であり、面積としては12.5㎡(約3.8坪)程度の面積が必要となります。

純粋な駐車スペースを2台確保すると約7.6坪必要となり、その他、精算機など置くスペースとしても、2~3坪程度必要と考えると、2台の時間貸し駐車場を行う場合は、約10坪程度の面積が必要です。

駐車場面積目安ただし、敷地が不整形の場合にはデッドスペースが多く発生するため、10坪あっても2台確保することができないこともありますので注意しましょう。

「2台」駐車場経営ならロック式

駐車場経営には「ロック式」「ゲート式」の2種類がありますが、2台の駐車場経営は、ロック式というシステムで駐車場経営を行うのがベストです。

ロック式(2台の事例)

ゲート式

場所を取らないロック式

ロック式とは、各駐車スペースにパーロックと呼ばれる設備を設置する駐車場システムです。

駐車スペースに車を駐車するとロック板が自動で上がり、車が動かせなくなる仕組みとなります。

利用者は、精算機に駐車番号を入力し、料金を支払うとロック板が下がり、車を出庫させることができます。

出入りする際は、利用者は精算機に駐車番号を入力し、料金を支払うとロック板が下がり、車を出庫させることができます。

場所とらないロック式ですが、各スペースにパークロックを設置するため台数が増えるほどコストがかかるデメリットがあります。

2台のような狭小地での駐車場では、ロック式が最適です。

大型駐車場向きのゲート式

ゲート式とは、時間貸しでよく用いられる、駐車場の出入り口にゲートを設置する駐車場システムです。

こちらは台数に関わらず入り口にゲートを設置するだけなので、台数が増えるほど割安になるメリットがあります。

しかしゲート式はゲートを設置するスペースが必要なため狭小地では難しいので、2台の駐車場を考えている場合はロック式をオススメします。

「2台」駐車場経営のメリット

この章では「2台」駐車場経営のメリットについて解説します。

狭小地でも有効活用できる

2台の駐車場は狭小地でも有効活用できるという点がメリットです。

一般的に、狭小地でも建物を建てるには15坪程度は必要とされていますが、10坪の土地だと建物すら建てられないため、活用の選択肢はほとんどありません。

しかし、2台の駐車場は10坪の土地でもできる数少ない活用方法であるため、狭小地を生かすには有効な選択肢となります。

初期費用を抑えることができる

2台の駐車場は小さな土地で行うことができるため、初期費用を抑えることができる点もメリットです。

アスファルト舗装を行う土地面積も狭く、また、パークロックと呼ばれる駐車設備も2台分だけでよいことから、初期費用を安く抑えることができます。

初期費用については「第5章 「2台」駐車場経営に必要な初期費用」にて詳しく解説致します。

走路などの無駄なスペースが発生しにくい

2台の駐車場なら走路などの無駄なスペースが発生しにくい点もメリットです。

大きな駐車場は場内に車が走る走路が必要で、多いときには駐車場の3分の1程度の面積が走路に使われてしまうことも。このスペースはお金を全く生み出さない非効率な部分です。

その点、2台の駐車場は走路が全くない物件が多いため、狭い土地の利用方法としては大変効率が良いといえます。

「2台」駐車場経営のデメリット

この章では「2台」駐車場経営のデメリットについて解説します。

「あそこに駐車場がある!」と気づかれにくい

2台の駐車場は間口が狭い物件が多いため、視認性が低くなる=気づかれない点がデメリットです。

時速60kmくらいの速度で走ってきた場合、近くにならないと駐車場があることに気付きにくく、また気付いたとしてもすぐに通り過ぎてしまうため、利用される確率が低くなります。

初めて道を通る人には認識されにくく一見の顧客を獲得しにくいため、認知度が上がって収益が安定していくまでに一定の時間がかかる傾向があります。

常に満車のイメージを持たれやすい

2台の駐車場で認知度が上がったとしても、逆に常に満車のイメージを持たれやすいというデメリットもあります。

実際、2台だとすぐに満車になってしまうため、周辺でよく駐車場を利用するヘビーユーザーには「あそこはいつも満車だから止めておこう」という認識をされがちです。

いつも駐車できないと認識されてしまうと、近隣の駐車場をよく使うヘビーユーザーの候補から外れてしまい、その結果安定的に利用者を獲得しにくくなる可能性があります。

狭くて駐車しづらい印象がある

2台の駐車場は狭くて停めにくい印象があるため、仮に空いていたとしても駐車が苦手な人には敬遠されるという点がデメリットです。

特に前面道路が大通りである土地の場合、通行量も多く、車の速度も速いことからよほど運転に自信が無いと、停めにくい駐車場は避けられてしまうことが多いです。

そのため2台の駐車場であれば

  • 前面道路が狭い
  • 徐行レベルの速度で通行できる

ような立地条件が望ましいと言えます。

「2台」駐車場経営に必要な初期費用

時間貸し駐車場では、大きく分けて「一括借り上げ」「管理委託」の2種類の経営方式があります。

それぞれに分けて、初期費用について解説していきたいと思います。

初期費用を抑えるなら一括借り上げ

一括借り上げ方式とは、駐車場運営会社に土地を一括で貸す時間貸し駐車場の経営方式のことです。

土地所有者は駐車場運営会社から毎月、固定賃料を受領します。

契約方法としては「土地貸し」と「施設貸し」の2種類があります。

  • 土地貸し方式:未舗装の土地を貸す方式・初期費用は不要
  • 施設貸し方式:アスファルト舗装後の土地を貸す方式・アスファルト舗装費用が必要

施設貸し方式の場合、アスファルト舗装費用が初期費用(1.7万円/坪程度)として掛かりますが、パークロックや精算機、看板等の資産は全て借主である駐車場運営会社が用意する為、一括借り上げは初期費用を抑えながら始めることが出来ます。

大きな収益を狙うなら管理委託

管理委託とは土地所有者が駐車場設備機器も購入して行う時間貸し駐車場の経営方式のことです。

管理委託では、パークロックや精算機、看板等の設備は土地所有者が購入し、駐車場運営会社に精算機の釣銭管理や清掃等の管理を駐委託します。(管理委託料は、利用料収入の10%程度)

利用料に関しては土地所有者が利用者から直接受け取るため収入は大きくなるメリットはありますが、逆に収入は不安定になる点がデメリットです。

狭小地での駐車場に最適なロック式での初期費用相場は下表のようになります。

工事内容 相場
アスファルト舗装 1.7万円/坪
ライン引き 1.2万円/台
車止めブロック 3,000円~5,000円/個
精算機 50万円前後/台
パーロック 10万円前後/台
看板・照明 20万円前後
設備設置工事費用 50万円前後

ここで、敷地面積10坪で2台の駐車場経営を行う場合の初期費用を計算します。

  • アスファルト舗装 = 17万円(10坪 × 1.7万円)
  • ライン引き = 2.4万円(2台 × 1.2万円)
  • 車止めブロック = 0.8万円(2台 × 0.4万円)
  • 精算機 = 50万円(1台 × 50万円)
  • パーロック = 20万円(2台 × 10万円)
  • 看板・照明 = 20万円
  • 設備設置工事費用 = 50万円
  • 初期費用合計:約160.2万円

初期費用としては約160万円程度見込んでおくと、駐車場経営を開始することが可能です。

「2台」駐車場経営の収支シミュレーション

前章で、初期費用に関して解説してきましたが、この章では、管理委託の例で収支のシュミレーションをしていきたいと思います。

下記の通り、一般的な2台の駐車場を条件とします。

  • 土地面積:33㎡(約10坪)
  • 駐車台数:2台
  • 駐車場利用料:400円/時間
  • 固定資産税および都市計画税:年間16万円
  • 経営方式:管理委託
  • 管理委託料率:10%

まずは、最初に収入を求めていきます。収入でポイントとなるのが稼働率です。

時間貸し駐車場はパーク24が47~48%程度と公表しています。

パーク24は業界最大手であり、黄色い看板が目立つため、駐車場としての認知度も高く稼働率は高いものと考えられます。

2台の駐車場の場合、認知度が低くなる可能性が高いことから稼働率は保守的に見込んでおくのが安全です。

ここでは、稼働率は「30%」と想定して見積もっていきます。

また、今回は、400円/時間の料金設定・2台でのシュミレーションなので、想定収入は下記の通りです。

収入シュミレーション

  • 1日の想定収入 = 400円 × 24時間 × 2台 × 30% = 5,760円
  • 年間の想定収入 = 5760円 × 365 = 2,102,400円

次に支出を算出していきます。

年間支出は「管理委託料」と「固定資産税および都市計画税」になります。

設備の償却がある期間は減価償却費が生じますが、減価償却費は会計上の費用であり、実際に支出される費用ではないため、ここでは割愛します。

年間支出をシュミレーションすると以下の通りです。

支出シュミレーション

  • 管理委託料 = 2,102,400円 × 10% = 210,240円
  • 固定資産税および都市計画税 = 160,000円
  • 年間支出合計 = 210,240円 + 160,000円 = 370,240円

以上のことから、年間および月額の収支を以下のようになります。

項目 金額
年間収入 2,102,400円
年間支出 370,240円
年間収支 1,732,160円
月額収支 約144,346円

前章で、初期費用として約160万円程度と解説しました。

大体、最初の1年で初期費用を回収するようなイメージになりました。

また、時間貸し駐車場の収支シュミレーションは、稼働率の設定が大きく影響します。

オープン当初は認知度が低いため、稼働率は想定よりもかなり低くなる可能性があることも知っておきましょう。

雑所得になる可能性

2台の駐車場は所得が雑所得とみなされる可能性がありますが、その場合は損益通算ができない点がデメリットです。

損益通算とは、マイナスの所得を他のプラスの所得と合算することで、全体の所得を小さくして節税できる制度。

個人の所得は以下の10種類があり、駐車場経営の所得は「不動産所得」か「事業所得」または「雑所得」に分類されます。

  • 不動産所得や事業所得
  • 雑所得
  • 給与所得
  • 譲渡所得
  • 山林所得
  • 退職所得
  • 利子所得
  • 配当所得
  • 一時所得

このうち、「不動産所得」または「事業所得」は損益通算が可能な所得なので、駐車場経営による不動産所得や事業所得が赤字になれば損益通算を行うことによって節税することができます。

一括借り上げの場合は不動産所得に該当します。

それに対し、管理委託の場合は事業所得に該当します。

ただし、管理委託であっても台数が少なく他に主要な収入があるような場合は「雑所得」に該当します。

雑所得とみなされると、たとえ駐車場経営で赤字にあったとしても損益通算ができないことになりますのでご注意ください。

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まとめ

狭小地でも有効活用ができる2台の駐車場経営について解説してきました。

2台で駐車場経営のメリットは、約10坪程度の面積で行うことが可能なことで、小規模の駐車場はロック式の駐車場システムを採用することになります。

デメリットは「視認性が低い」「運転が得意な人じゃないと避けられる可能性がある」点です。

2台の駐車場を行う場合、初期費用は「160万円」程度で1時間400円の駐車場で月額14万程度となります。

2台の駐車場経営の概要がわかったら、早速に駐車場経営にチャレンジしてみましょう。

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