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【2024年決定版】不動産仲介のおすすめランキングTOP36!不動産を売るならどこがいい?

記事内に商品プロモーションを含みます。
不動産仲介 ランキング

「不動産の仲介をお願いするなら実績がある大手の不動産会社が良い」

これは多くの人が考えることです。

そこで今回は「不動産売買の仲介売上や件数」「顧客の評判」を調査して、ランキング形式で紹介します。

今回のランク付けについては、下記を参考にしています。

  • 不動産売買の仲介売上や件数:公益社団法人不動産流通推進センターの2023不動産業統計集(2024年4月発表)
  • 顧客からの評判:オリコン顧客満足度ランキングの不動産仲介 売却のランキング・比較

両調査ともに中立の立場から厳正な調査設計と集計工程を用いたランク付けを行っているので、非常に信頼できるデータといえるでしょう。

本記事の要点まとめ

  • 上位の顔ぶれはほぼ変わっていない
  • 上位の仲介会社ほど手数料率が高い傾向になっている
  • コロナ禍による緊急事態宣言や営業自粛等もあり全体的に減少傾向
  • 売却を考えているなら大手のみではなく、中堅・中小にも同時に仲介依頼する
    →「仲介ランキング上位がよい会社とは限らない」に進んでください。
目次

不動産売買の仲介ランキングTOP36

公益社団法人不動産流通推進センターによると、2023年の不動産売買の仲介ランキング(2024年4月発表)は以下の通りです。

ランキングは取扱高を基準に順位を表示しています。

順位/企業名 取扱高
(億円)
前年比
(%)
手数料収入
(億円)
前年比
(%)
手数料率
(%)
仲介件数
(件)
前年比 (%) 1件あたり
手数料
(百万円)
1件あたり
平均物件価格
(万円)
店舗数
1位/三井不動産リアルティグループ(三井のリハウス) 1兆9,184億円 1.4 910 17.4 4.75% 39,106 -5 2.33 4,906 291
2位/東急リバブル 1兆8,213億円 15 826 160 4.54% 29,577 3 2.79 6,158 206
3位/住友不動産販売 1兆3,961億円 -3.9 725 1.8 5.20% 34,906 -8.5 2.08 4,000 203営業センター
4位/野村不動産グループ(野村の仲介+) 1兆603億円 9.9 453 13.6 4.27% 9,985 -1 4.53 10,619 94
5位/センチュリー21 6,828 10.7 323 10.5 4.73% 27,009 0.4 1.2 2,528 1,008
6位/三井住友トラスト不動産 5,661 2.9 250 9 4.41% 8,128 14.2 3.07 6,965 68
7位/三菱UFJ不動産販売 4,997 11 212 11.3 4.23% 4,341 -6.7 4.87 11,510 35
8位/みずほ不動産販売 4,516 5.3 188 6 4.17% 3,815 4.1 4.94 11,838 49
9位/オープンハウス 3,633 3.2 158 4.8 4.34% 8,497 5.6 1.86 4,276 68
10位/三菱地所リアルエステートサービス 3,560 29.9 104 15.9 2.92% 1,197 7 8.68 29,737 9
11位/積水ハウスグループ 2,626 -8.8 123 -2.7 4.70% 7,075 -11.3 1.74 3,712 108
12位/東宝ハウスグループ 2,517 10.8 118 9 4.71% 6,268 0.8 1.89 4,016 20
13位/大和ハウス(リブネス) 1,977 6.6 96 13.5 4.86% 4,884 3.6 1.97 4,048 121
14位/住友林業ホームサービス(すみなび) 1,917 5.7 85 7.1 4.43% 4,495 -5 1.89 4,265 44
15位/東京建物不動産販売 1,762 1.5 46 -2.9 2.63% 1,082 -5 4.28 16,285 14
16位/大成有楽不動産販売(イエタン) 1,738 2.5 73 2.7 4.19% 3,579 -12.6 2.03 4,855 36
17位/中央日本土地建物グループ 1,609 22.7 49 29.2 3.06% 329 2.5 14.97 48,900 7
18位/大京穴吹不動産 1,549 -7.6 70 -9.2 4.5% 4,528 -14.8 1.54 3,421 74
19位/福屋ホールディングス 1,470 4.8 73 4.5 4.99% 7,875 -0.9 0.93 1,867 95
20位/伊藤忠ハウジング 1,299 41 28 7 2.13% 2,421 27 1.14 5,364 2
21位/スターツグループ(ピタットハウス) 1,291 10.8 59 14.7 4.55% 2,337 6 2.51 5,524 103
22位/三菱地所ハウスネット(三菱地所の住まいリレー) 1,286 21.1 56 17.5 4.34% 2,069 6.2 2.7 6,214 38
23位/近鉄不動産(近鉄の仲介) 1,181 1.3 61 -4 5.14% 4,261 -4.3 1.43 2,772 47
24位/長谷工リアルエステート(長谷工の仲介) 884 5 39 5 4.41% 2,160 2 1.8 4,092 44
25位/リスト サザビーズ インターナショナル リアルティ 857 -0.1 44 0.5 5.09% 1,287 -8.3 3.39 6,659 10
26位/ポラスグループ 744 3.9 35 5 4.73% 2,689 -5.5 1.31 2,765 67
27位/MEグループ 634 8.9 34 7.9 5.38% 2,227 6.1 1.53 2,847 12
28位/小田急不動産(ソナエアラバ) 497 -8.9 24 -3.6 4.76% 1,155 -13.7 2.04 4,299 16
29位/メルディアリアルティ 490 27.6 24 26.6 4.83% 1,075 29.2 8
30位/ナイス 448 0.3 18 8.4 3.96% 1,107 -6.7 1.6 4,049 16
31位/阪急阪神不動産 391 8.6 15 17.9 3.84% 739 -3.5 2.03 5,288 13
32位/REDS 344 10.2 7 4.2 2.07% 650 -3.2 3
33位/京王不動産 316 0.8 14 5.4 4.55% 638 -14.2 2.25 4,946 12
34位/朝日住宅 225 -17.6 10 -15.9 4.31% 754 -15.5 1.29 2,984 8
35位/相鉄不動産販売 208 -33.1 11 -15.3 5.37% 524 -17 2.13 3,971 8
36位/京急不動産 172 -6.1 8 -4.3 4.49% 443 -4.9 1.74 3,887 10

※出典:公益社団法人不動産流通推進センター「不動産業統計集2024(2024年4月発表)」より
※社名をクリックすると、各社の評判や特徴の詳細を見ることができます。

では、1位~10位までの企業を簡単に紹介します。

また、11位以下の企業でも顧客満足度調査などでよくランクインする企業についても紹介していきます。

1位:三井不動産リアルティグループ(三井のリハウス)

三井のリハウス

評価項目 実績
手数料収入ランキング 1位
手数料収入 910億円(1.0%)
取扱件数 39,106件(-5.0%)
取扱高 1兆9,184億円(1.4%)
店舗数 291店
1件あたり平均物件価格 4,906万円
1件あたり平均手数料 233万円
手数料率 4.75%
オリコン顧客満足度(戸建て購入) 1位
オリコン顧客満足度(マンション購入) 2位
オリコン顧客満足度(戸建て売却) 6位
オリコン顧客満足度(マンション売却) 7位
オリコン顧客満足度(土地売却) 1位

三井不動産リアルティとは、三井不動産グループの不動産仲介会社。

三井のリハウス」のブランドで個人向け不動産仲介を中心に事業を行っています。

三井不動産は、不動産業界では名実ともにNo.1企業であり、仲介件数および売上高は不動の1位となっています。

三井不動産リアルティの社風としては、比較的真面目な会社です。

トップ企業であるため、品格がありガツガツあおるようなことはしません。

営業マンも知識があり、難しい案件でも安心して依頼することができます。

「煽られるのは嫌だ」「信頼できる不動産会社に依頼したい」という人であれば三井のリハウスはオススメです。

また、不動産査定を依頼すると、それほど高い査定額で提示してこないのが三井のリハウスの特徴です。

真面目な会社なので、売れない価格で査定して仲介の契約だけ取ろうという動きはしません。

三井のリハウスの査定額は、まともな査定額ですので「正しい答え」と思えば大丈夫です。

>> 三井のリハウスで査定相場チェック

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2位:東急リバブル

東急リバブル

評価項目 実績
手数料収入ランキング 2位
手数料収入 826億円(16.0%)
取扱件数 29,577件(3.0%)
取扱高 1兆8,213億円(15.0%)
店舗数 215店
1件あたり平均物件価格 6,158万円
1件あたり平均手数料 279万円
手数料率 4.54%
オリコン顧客満足度(戸建て購入) 3位
オリコン顧客満足度(マンション購入) 4位
オリコン顧客満足度(戸建て売却) 4位
オリコン顧客満足度(マンション売却) 6位
オリコン顧客満足度(土地売却) 3位

東急リバブルとは、東急不動産グループの不動産仲介会社。

東急リバブルも、長年業界3位でしたが2022年、2023年と2年連続で住友不動産販売を抜かして2位のポジションに浮上しました。

東急リバブルと住友不動産販売は、実力が拮抗しており、常に激しい競争が繰り広げられています。

電鉄系の会社なので、ベースの社風は品が良いです。しかしながら、住友不動産販売と熾烈な競争を繰り広げていることから、元気な社員が多く、多少のガツガツ感はあります。

不動産査定を依頼すると、住友不動産販売が一番高く、東急リバブルが二番目に高いといったパターンが多い傾向です。東急リバブルも仲介の契約を取るために勝負に出てきます。

東急不動産は田園調布などの開発を行っているため、東急不動産に対してあこがれを持つ一定のファン層が存在します。東急不動産が開発した住宅街の物件を売るなら、東急リバブルが最もオススメです。

東急ファンの人たちは、最初から東急ブランドが好きで東急リバブルに物件を探しに来ますので、東急リバブルに売却依頼した方が物件は早く高く売れます。

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「三井不動産リアルティネットワーク」「住友不動産販売」「東急リバブル」について紹介してきましたが、この3社含めた大手不動産会社にまとめて査定依頼できる唯一の不動産一括査定サイトが「すまいValue」です。

>> すまいValueで査定相場をチェック

すまいValueについては、以下の記事で詳しく解説しています。

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3位:住友不動産販売

住友不動産販売

評価項目 実績
手数料収入ランキング 3位
手数料収入 725億円(1.8%)
取扱件数 34,906件(-8.5%)
取扱高 1兆3,961億円(-3.9%)
店舗数 203営業センター
1件あたり平均物件価格 4,000万円
1件あたり平均手数料 208万円
手数料率 5.2%
オリコン顧客満足度(戸建て購入) 2位
オリコン顧客満足度(マンション購入) 9位
オリコン顧客満足度(戸建て売却) 7位
オリコン顧客満足度(マンション売却) 12位
オリコン顧客満足度(土地売却) 5位

住友不動産販売とは、住友不動産グループの不動産仲介会社。

住友不動産販売は、長年業界2位でしたが、今回は東急リバブルに抜かれて3位となりました。

なかなか絶対王者の三井不動産リアルティを抜けないところもあり、社風としてはイケイケドンドンな感じ。

不動産査定を依頼すると、わりと高めの査定額を提示する傾向にあり、査定価格の高さは業界トップクラスです。

その分、営業マンも頑張ってくれる傾向が強く、結果的に成約まで繋げてくれることが多いです。

また、住友不動産販売は長年業界トップクラスにいただけあって、多くの実績を持ち、特に戸建の売却の評価が高い傾向です。

戸建てはマンションに比べて経験や専門知識が必要ですが、住友不動産販売では社内資格で「戸建エキスパート試験」を実施しているのが功を奏しているのでしょう。

通常の不動産売却はもちろん、難しい案件や複雑な案件も対応してもらえますので、じっくり相談したい人や結果を求める人にオススメです。

>> 住友不動産販売で査定相場チェック

4位:野村不動産グループ(野村の仲介+)

野村不動産グループ(野村の仲介+)

評価項目 実績
手数料収入ランキング 4位
手数料収入 452億円(13.6%)
取扱件数 9,985件(-1.0%)
取扱高 1兆603億円(9.9%)
店舗数 94店
1件あたり平均物件価格 1億619万円
1件あたり平均手数料 453万円
手数料率 4.27%
オリコン顧客満足度(戸建て購入)
オリコン顧客満足度(マンション購入) 6位
オリコン顧客満足度(戸建て売却) 2位
オリコン顧客満足度(マンション売却) 3位
オリコン顧客満足度(土地売却)

野村不動産ソリューションズ(旧野村不動産アーバンネット)株式会社は、野村不動産グループの不動産仲介会社。

野村の仲介+」のブランド名で仲介サービスを展開しています。

野村の仲介+は、毎年業界4位ですが、その理由は店舗数が少ないことにあります。

三井のリハウスや住友不動産販売、東急リバルルが100店舗を超える中、86店舗しか営業店がありません。店舗数は3位の東急リバブルの半分以下ですが、売上高は東急リバブルの6割近くあります。

野村の仲介+は、業界の中では非常に評価が高くその実力も十分です。おそらく店舗数を増やせば、三井のリハウスさえ超えることができる会社だと思われます。

野村不動産は、マンションではプラウドシリーズを展開。プラウドシリーズは三井不動産のパークシリーズに肩を並べるとても人気の高いブランドです。

仲介店TOP5の中でどこが一番オススメかといえば、筆者は野村の仲介+を推します。

野村の仲介+の売却サポートメニュー

野村の仲介+には、売却サポートという無料サービスを提供。その内容は大手の不動産会社の中でずば抜けて良質となっています。

  • あんしん設備補修
  • ホームステージング
  • ホームクリーンアップ
  • ハウスクリーニング
  • 荷物一時預かり

野村の仲介+は、売上こそ4位ですが、サービス内容自体は間違いなくNo.1です。

野村の仲介+の営業店が近くにある人であれば、一番オススメですのでぜひ利用してみてください。

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5位:センチュリー21

センチュリー21

評価項目 実績
手数料収入ランキング 5位
手数料収入 323億円(10.5%)
取扱件数 27,009件(0.4%)
取扱高 6,828億円(10.7%)
店舗数 1,008店
1件あたり平均物件価格 2,528万円
1件あたり平均手数料 120万円
手数料率 4.73%
オリコン顧客満足度(戸建て購入) 5位
オリコン顧客満足度(マンション購入) 10位
オリコン顧客満足度(戸建て売却) 10位
オリコン顧客満足度(マンション売却) 13位
オリコン顧客満足度(土地売却) 6位

テレビCMや街中で、黄色い看板の「センチュリー21」を見たことのある人は多いのではないでしょうか。

センチュリー21は、フランチャイズで運営されている不動産ブランドです。

フランチャイズとは、セブンイレブンやローソン等のコンビニと同じで看板を借りて商売をしていること

フランチャイズ経営のため、店舗数は不動産会社の中でも圧倒的な数で、全国に900店舗以上あります。

全国展開しているセンチュリー21ですが、国内の多くの個人経営店の不動産会社は、賃貸仲介を中心に経営している会社が多いため、不動産売買に強い会社は限られています。

センチュリー21を選ぶ際は、得意とするのが賃貸なのか売買なのかを見極めた上で依頼するようにしましょう。

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6位:三井住友トラスト不動産

三井住友トラスト不動産

評価項目 実績
手数料収入ランキング 6位
手数料収入 250億円(9.0%)
取扱件数 8,128件(14.2%)
取扱高 5,661億円(2.9%)
店舗数 68店
1件あたり平均物件価格 6,965万円
1件あたり平均手数料 307万円
手数料率 4.41%
オリコン顧客満足度(戸建て購入)
オリコン顧客満足度(マンション購入) 11位
オリコン顧客満足度(戸建て売却) 3位
オリコン顧客満足度(マンション売却) 9位
オリコン顧客満足度(土地売却) 4位

三井住友トラスト不動産とは、三井住友信託銀行グループの個人向け仲介を行っている不動産会社です。

銀行系列の不動産会社であり、真面目で誠実な不動産会社になります。また、特徴的なのが営業担当の98%が宅地建物取引士資格の保有しており、業界内でかなり高い水準となっています。

三井住友信託銀行は、2011年4月に住友信託銀行株式会社と中央三井トラスト・ホールディングス株式会社が、経営統合して誕生。

大型信託銀行同士の合併であったことから、記憶に新しい人もいると思います。

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7位:三菱UFJ不動産販売

三菱UFJ不動産販売

評価項目 実績
手数料収入ランキング 7位
手数料収入 212億円(11.3%)
取扱件数 4,341件(-6.7%)
取扱高 4,997億円(11.0%)
店舗数 35店
1件あたり平均物件価格 1億1,510万円
1件あたり平均手数料 487万円
手数料率 4.23%
オリコン顧客満足度(戸建て購入)
オリコン顧客満足度(マンション購入)
オリコン顧客満足度(戸建て売却)
オリコン顧客満足度(マンション売却)
オリコン顧客満足度(土地売却)

三菱UFJ不動産販売とは、三菱UFJ信託銀行グループ系の個人向け仲介を中心に行っている不動産会社。

三菱UFJというと、普通の三菱UFJを思い浮かべる人が多いですが、三菱UFJ不動産販売は三菱UFJ信託銀行のグループ会社です。

信託銀行というと、馴染みのない人も多いですが、信託銀行は実態としてはほとんど不動産会社と同じ業務を行っています。

三菱UFJ信託銀行は、法人向けのオフィスビルやマンション用地等の大型物件の仲介が得意。三菱UFJ信託銀行に中で、個人向けの仲介部門を切り離した会社が三菱UFJ不動産販売ということになります。

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8位:みずほ不動産販売

みずほ不動産販売

評価項目 実績
手数料収入ランキング 8位
手数料収入 188億円(6.0%)
取扱件数 3,815件(4.1%)
取扱高 4,516億円(5.3%)
店舗数 49店
1件あたり平均物件価格 1億1838万円
1件あたり平均手数料 494万円
手数料率 4.17%
オリコン顧客満足度(戸建て購入)
オリコン顧客満足度(マンション購入)
オリコン顧客満足度(戸建て売却)
オリコン顧客満足度(マンション売却)
オリコン顧客満足度(土地売却)

みずほ不動産販売は、みずほ銀行系の個人向け住宅仲介を専門とした不動産会社。

元々は、安田信託銀行系の住宅仲介専門会社が統廃合を繰り返したことにより、現在のみずほ不動産販売が生まれています。

ちなみに、みずほ不動産販売の親会社のみずほ信託銀行で前身が安田信託銀行だったということもあり、今でも法人向けの不動産仲介では強いです。

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9位:オープンハウス

オープンハウス

評価項目 実績
手数料収入ランキング 9位
手数料収入 158億円(4.8%)
取扱件数 8,497件(5.6%)
取扱高 3,633億円(3.2%)
店舗数 68店
1件あたり平均物件価格 4,276万円
1件あたり平均手数料 186万円
手数料率 4.34%
オリコン顧客満足度(戸建て購入)
オリコン顧客満足度(マンション購入)
オリコン顧客満足度(戸建て売却)
オリコン顧客満足度(マンション売却)
オリコン顧客満足度(土地売却)

オープンハウスは、最近勢いがある不動産会社です。

2015年9月期の売り上げが1,793億円だったのが2021年9月期に8,105億円と7年で約5倍に成長しています。(※オープンハウスの会社概要より)

多くの企業がコロナ禍で売上を落としている中、手数料収入、取扱件数、取扱高が昨年に比べて+20%以上伸びていることからも勢いを感じます。

筆者は収益物件の購入を頻繁にしておりますが、よく名前があがるのがオープンハウスです。

また、仲介だけではなく、積極的に新築も販売しています。

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10位:三菱地所リアルエステートサービス

三菱地所リアルエステートサービス

評価項目 実績
手数料収入ランキング 10位
手数料収入 104億円(15.9%)
取扱件数 1,197件(7.0%)
取扱高 3,560億円(29.9%)
店舗数 9店
1件あたり平均物件価格 2億9,737万円
1件あたり平均手数料 868万円
手数料率 2.92%
オリコン顧客満足度(戸建て購入)
オリコン顧客満足度(マンション購入)
オリコン顧客満足度(戸建て売却)
オリコン顧客満足度(マンション売却)
オリコン顧客満足度(土地売却)

三菱地所リアルエステートサービスは、三菱地所グループの中でも法人に特化している不動産会社です。

法人で特化しているのもあり1件あたりの平均物件価格は2億と他の不動産会社を圧倒しています。

東京駅前の丸の内の大地主であり、丸ビルや新丸ビルのビルオーナーでもあり、経営基盤の極めて盤石です。

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14位.住友林業ホームサービス

住友林業ホームサービス

評価項目 実績
手数料収入ランキング 14位
手数料収入 85億円(7.1%)
取扱件数 4,495件(-5.0%)
取扱高 1,917億円(5.7%)
店舗数 44店
1件あたり平均物件価格 4,265万円
1件あたり平均手数料 189万円
手数料率 4.43%
オリコン顧客満足度(戸建て購入)
オリコン顧客満足度(マンション購入) 1位
オリコン顧客満足度(戸建て売却) 1位
オリコン顧客満足度(マンション売却) 2位
オリコン顧客満足度(土地売却)

住友林業ホームサービスとは、住友林業系の不動産会社。

主に個人を対象とし、戸建てやマンション等の仲介を行っています。

1964年にスミリン土地株式会社という名前で発足し、創業55年を迎える比較的歴史のある会社です。

住友林業ホームサービスは、比較的評価の高い不動産会社で顧客満足度TOP5の常連企業でした。

顧客満足度ランキングは、野村の仲介+が1位を取り続けていましたが、なんと2021年は住友林業ホームサービスがマンション部門でトップになっています。

住友林業ホームサービスでは、「すみかえサポート」という名称で買い替えサービスを展開しており、買い替えをする人には好評。

すみかえサポートの内容としては、「買取保証」と「つなぎ融資」の2つです。

  • 買取保証とは一定期間の間仲介を行い、その期間内に売却できなかったら最終的に住友林業ホームサービスが買い取るというサービス
  • つなぎ融資とは買い替えにおいて売却と購入の順番が逆になってしまったときに利用する融資

買取保証とは通常の仲介による売却と、買取をミックスしたサービスになります。

買取とは不動産会社が直接買い取ること

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16位.大成有楽不動産販売

大成有楽不動産販売

評価項目 実績
手数料収入ランキング 16位
手数料収入 73億円(4.5%)
取扱件数 3,579件(-12.6%)
取扱高 1,738億円(2.5%)
店舗数 36店
1件あたり平均物件価格 4,855万円
1件あたり平均手数料 203万円
手数料率 4.19%
オリコン顧客満足度(戸建て購入)
オリコン顧客満足度(マンション購入) 8位
オリコン顧客満足度(戸建て売却)
オリコン顧客満足度(マンション売却) 5位
オリコン顧客満足度(土地売却)

大成有楽不動産販売とは、大成建設グループの不動産会社。

大成建設といえば、ゼネコンの中でもトップクラスの会社です。

元々、大成建設グループには、グループの不動産事業を担う会社として有楽土地株式会社という不動産会社がありました。

有楽土地株式会社は、2012年に大成サービスと合併したことにより大成有楽不動産株式会社という会社が登場しています。

大成有楽不動産販売は、マンション売却を非常に得意とする会社。

売主向けにマンションに特化した以下のサービスを展開しています。

  1. 安心サポート
  2. マンションリペアサービス
  3. 売却保証・つなぎ融資
  4. リースバックサービス

マンションリペアサービスとは、マンションの床や壁の傷を無料で補修してくれるサービス

マンション売却では、床の傷を修繕すべきかどうか悩む人もいます。

そのような人は、大成有楽不動産販売に依頼してしまえば無償で修繕してくれるので、特段悩む必要がありません。

マンションの傷が気になるような人であれば、大成有楽不動産販売への依頼を積極的に検討してみるのが良いでしょう。

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18位.大京穴吹不動産

大京穴吹不動産

評価項目 実績
手数料収入ランキング 17位
手数料収入 70億円(-9.2%)
取扱件数 4,528件(-14.8%)
取扱高 1,549億円(-7.6%)
店舗数 74店
1件あたり平均物件価格 3,421万円
1件あたり平均手数料 154万円
手数料率 4.5%
オリコン顧客満足度(戸建て購入)
オリコン顧客満足度(マンション購入) 7位
オリコン顧客満足度(戸建て売却)
オリコン顧客満足度(マンション売却) 10位
オリコン顧客満足度(土地売却)

大京穴吹不動産とは、株式会社大京の不動産部門におけるグループ会社。

大京と言えば、あの「ライオンズマンション」を手掛けているディベロッパーとなります。

マンションランキングで5位に入っていますが、大京系列なのでやはりマンション売却が得意です。

大京穴吹不動産では「設備保証・24時間駆けつけサービス」を行っています。

24時間駆けつけサービスとは戸建てとマンションのいずれにおいても、売却後、1年間、設備に不具合があった場合、大京穴吹不動産が24時間対応で駆けつけてくれるサービス

さらにマンションでは「設備保証サービス」もついています。

設備保証サービスとはマンションの売却後、1年間、設備に不具合があった場合にその修繕費を保証してくれるサービス

住宅の売却では、設備に関するトラブルが一番多くなっています。

設備に関しては、売主の瑕疵担保責任を免責しているにもかかわらずクレームになることも多く、売却で一番厄介なのが設備トラブルなのです。

築年数が古く、住宅の設備に不安を感じている人であれば、大京穴吹不動産がオススメとなります。

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23位.近鉄不動産(近鉄の仲介)

近鉄不動産(近鉄の仲介)

評価項目 実績
手数料収入ランキング 23位
手数料収入 61億円(-4.0%)
取扱件数 4,261件(-4.3%)
取扱高 1,181億円(1.3%)
店舗数 47店
1件あたり平均物件価格 2,772万円
1件あたり平均手数料 143万円
手数料率 5.14%
オリコン顧客満足度(戸建て購入)
オリコン顧客満足度(マンション購入) 5位
オリコン顧客満足度(戸建て売却) 5位
オリコン顧客満足度(マンション売却) 1位
オリコン顧客満足度(土地売却)

近鉄不動産は、大正5年から操業されている大変歴史のある会社で、創業103年を迎えており、100年企業の1つとなっています。

近鉄の仲介は戸建てランキングで3位となっています。

マンションよりも戸建ての方が評価の高い会社。

近鉄不動産は、関西圏と中部圏を中心に営業展開している会社となります。

名古屋と大阪を繋ぐ鉄道会社である近鉄は、関西圏と中部圏において抜群に知名度が高いです。

関西圏や中部圏で戸建てを売却する人は、近鉄不動産がオススメとなります。

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24位.長谷工の仲介

長谷工の仲介

評価項目 実績
手数料収入ランキング 24位
手数料収入 39億円(5.0%)
取扱件数 2,160件(2.0%)
取扱高 884億円(5.0%)
店舗数 44店
1件あたり平均物件価格 4,092万円
1件あたり平均手数料 180万円
手数料率 4.41%
オリコン顧客満足度(戸建て購入)
オリコン顧客満足度(マンション購入) 14位
オリコン顧客満足度(戸建て売却)
オリコン顧客満足度(マンション売却) 8位
オリコン顧客満足度(土地売却)

長谷工の仲介を運営している長谷工リアルエステートとは、長谷工コーポレーションのグループ企業であり、主に不動産の仲介サービスを提供している不動産会社。

1976年6月に長谷工コーポレーションの仲介部が分離独立し、現在に至っています。

当初は長谷工販売株式会社という会社でしたが、その後、いくつかの変遷を経て2012年7月に現社名の「株式会社長谷工リアルエステート」に変更されています。

長谷工の仲介の特徴として、長谷工リアルエステートは取引後のアフターサービスに注力しているという点。

長谷工リアルエステートでは、「仲介アフターサポート」という名称のサービスを展開しており、なんと中古なのに10年の建物保証を付けてくれるサービスがあります。

築25年未満で長谷工グループが3年継続して管理するマンションであれば、最大10年分の建物保証を受けることも可能ですので、条件を満たす方は長谷工リアルエステートがオススメです。

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不動産仲介ランキングの上位がよい会社とは限らない

前章のランキングはあくまでも仲介売上順になります。

ここで注意が必要なのは「仲介売上が高い会社=顧客満足度が高いかというと必ずしもそうではないということ」です。

音楽で有名なオリコンは毎年顧客満足度調査を行っており「おすすめの不動産仲介 売却ランキング・比較」の結果は下記のようになっています。

順位 購入 売却
戸建て マンション 戸建て マンション 土地
1 三井のリハウス 住友林業ホームサービス 住友林業ホームサービス 近鉄の仲介 三井のリハウス
2 住友不動産販売 三井のリハウス 野村の仲介+ 住友林業ホームサービス 積水ハウス不動産グループ
3 東急リバブル 三菱地所ハウスネット 三井住友トラスト不動産 野村の仲介+ 東急リバブル
4 積水ハウス不動産グループ 東急リバブル 東急リバブル 三菱地所ハウスネット 三井住友トラスト不動産
5 センチュリー21 近鉄の仲介 近鉄の仲介 大成有楽不動産販売 住友不動産販売
6 福屋不動産販売 野村の仲介+ 三井のリハウス 東急リバブル センチュリー21
7 ハウスドゥ 大京穴吹不動産 住友不動産販売 三井のリハウス ハウスドゥ
8 大成有楽不動産販売 ハウスドゥ 長谷工の仲介
9 住友不動産販売 積水ハウス不動産グループ 三井トラスト不動産
10 センチュリー21 センチュリー21 大京穴吹不動産
11 三井住友トラスト不動産 福屋不動産販売 積水ハウス不動産グループ
12 ハウスドゥ 住友不動産販売
13 ピタットハウス センチュリー21
14 長谷工の仲介 ピタットハウス
15 福屋不動産販売 ハウスドゥ
16 福屋不動産販売

※出典:おすすめの不動産仲介 購入 マンションランキング・比較おすすめの不動産仲介 売却 マンションランキング・比較

注意:大手仲介会社は両手仲介が多い

大手仲介会社は強みを生かした様々なサービスを展開しておりますが、注意点としては両手仲介が多いということ。

両手仲介とは、1社の不動産会社が売主と買主の両方の仲介を行うこと

最初に見た表を見ると、売上(取扱高)が高い会社ほど手数料率(%)が高い傾向にあるのが分かると思います。

※出典:公益社団法人不動産流通推進センター「2023不動産業統計集(2023年10月発表)」より

仲介手数料は下記のように法律によって上限が決められています。

取引額※1(売買金額) 仲介手数料の上限額(税抜きの速算式)
200万円以下 5%(18万円※2)
200万円超から400万円以下 4%+2万円(18万円※2)
400万円超 3%+6万円

※1.取引額は、物件の本体価格をいい、消費税を含まない価格を指します。
※2.空き家などの現地調査が必要な取引の場合(2018年より施行 出典:国土交通省より)

不動産売買は400万円を超える取引がほとんど。

400万円超え取引の仲介手数料の上限は、最大で3%+6万円と決まっています。

つまり4~5%になっているということは、ほとんどの取引が両手仲介になっているということ。

両手仲介は売主に不利になる

両手仲介は、売主にとって不利になります。

理由は、不動産会社は無理でも売買契約を締結させようとする関係で、買主からの値下げ要求にも応えようとするからです。

仲介手数料は、売買契約が締結して始めてもらえるお金。売主が「やっぱり売りません!」となると、不動産会社にしてみると、1円もお金が入ってこない事になります。

買主は通常、値引き要求に応えようと、売主に値下げ要求をのむ様に交渉されることがよくあります。

もちろん、大手は買主を多く抱えているため、早く売却が完了する可能性が高くなるメリットがありますが、その分、金額が安くなりやすいというデメリットもあるのです。

両手仲介の対策は一括査定サイトを使うこと

大手仲介不動産会社にデメリットがあることをお伝えしましたが、大手の販売力は大きな魅力です。

そこで、筆者としては、大手から中小まで幅広く複数社に査定依頼をすることを推奨しています。

その為には、一括で複数社に依頼できる不動産一括査定サイトの活用がとても便利です。

不動産一括査定とはインターネット上であなたが売りたいと思っている不動産情報・個人情報を入力すると、複数の不動産会社が自動的に見つかり一度に査定依頼できるサービス

不動産一括査定の仕組み

複数の不動産会社から査定額を提示してもらうことができ、だいたいの相場観を掴むことができます。一括査定の流れとしては下記の通り。

不動産一括査定の流れ

一括査定サイトを使うと、あなたの不動産に強い会社が自動的に複数社見つかります。

近所にある不動産会社に1軒ずつ回って査定依頼するよりも簡単なので、ぜひ利用して満足した不動産売却を実現してください。

一括査定サイトのオススメは「すまいValue」「SUUMO」「HOME4U」

不動産一括査定サイトは似たようなサイトが多くかなり乱立しています。

その中でも信頼性や実績から下記4つをオススメしています。

  • 超大手の不動産会社6社に唯一依頼ができる「すまいValue
  • 賃貸サイトで有名で大手から地域密着の不動産会社を探せる「SUUMO
  • NTTグループで安心、一番歴史があり実績抜群の「HOME4U
  • 地域密着の不動産会社にも数多く依頼ができる「イエウール

上記を見ると超大手だけに依頼ができる「すまいValue」だけで良いように思えます。

ただし、不動産売却を成功させるなら大手だけではダメ。不動産会社には得意・不得意があるためです。

不動産仲介会社によって得意不得意がある

だから下記のように複数の不動産一括査定サイトを併用して大手・中堅・中小にも依頼できるようにするのが成功の秘訣です。

不動産一括査定の賢い使い方

売らなくてもOK!簡易的な机上査定&メール連絡も可能

紹介したサイトは、簡易的な机上査定も可能です。

また、イエウール以外は備考欄を設けており「メールでの査定額を送付してください」の旨を記載することで、不動産会社に伝わります。

メールで査定額を送付してください

どの不動産一括査定が「机上査定」「メール要望」が可能かの早見表は下記の通りです。

不動産一括査定サイト名 机上査定が対応 メール要望
すまいValue
SUUMO
HOME4U
イエウール × ×
SRE不動産(※旧ソニー不動産) ×

不動産一括査定サイトについては下記記事でさらに詳しく解説しています。

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まずはどこか1-2社の査定依頼でOKという方は、下記の大手2社がオススメです。

評判がいい不動産仲介会社のおすすめランキングについては下記記事をご確認ください。

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まとめ

不動産仲介ランキングについて紹介してきました。

面白いことに売上高ランキングと顧客満足度ランキングは必ずしも一致しません。

不動産を売却するなら複数社の比較は必須です。

「すまいValue」「SUUMO」「HOME4U」を使えば、評判が良い不動産会社にまとめて依頼できるので利用してみましょう。

目次