もしあなたが使わない土地を何等かの方法で活用したいと検討しているのであれば、様々な土地活用の方法やどんな会社がやっているのか、会社を比較するときの基準はなんだろう?など考えたことはないですか?
土地活用を提供している会社はいくつもあるので、会社比較は絶対です。
そこで今回の記事では、土地活用の会社を利用するなら、絶対に知っておくべき必須情報を比較・紹介していきます。
こんな悩みをスッキリ解消!
- 土地活用をサポートする会社の特徴は?
- 東建コーポレーションはどんな会社?
- 大東建託のサービスは?
会社を選ぶ時に比較すべき3つのポイント
土地活用を行う際、自分の力だけで実現するのはなかなか難しいです。
代表的な土地活用である「アパート経営」や「マンション経営」は、その最たる例でしょう。
大規模の建築物を土地に建てる必要があるため、工事ができる業者の力が必要ですし、完成後のサポートもお願いしたいところ。
最近の土地活用では、工事からサポートまで一括で行ってくれる会社に依頼するケースが増えており、1社に全てをお任せするのが通例です。
逆に言えば、最初に依頼した会社に全てを託すことになるので、あなたの土地活用が成功するか失敗するかは、会社選びにかかっていると言っても過言ではありません。
ではどんな基準で会社を選べば、失敗のない会社選びにすることができるのでしょうか。
意識して比較すべきポイントは以下の3つです。
比較すべき3つのポイント!
- サポート体制
- 対応可能な工法
- 過去の施工実績
3つのポイント全てが優れている会社は、正直言ってありません。
そんな会社があれば、他の会社が淘汰されてしまうため、当たり前といえば当たりまえですが、土地活用の初心者はすべてが完璧の会社を探しがちです。
3つのポイントの中から、自分が最も重視すべきことは何なのか、ハッキリと決めてから比較すると、自分が選ぶべき会社が見えてくるはず。
では次の章からは、土地活用の代表的な3つの会社について紹介します。
会社によって強みは異なるので、「どの強みが自分にとって大切か」ということを意識して合う会社を探してくださいね。
東建コーポレーションのサポート内容
まず紹介するのはCMでよく目にすることも多い「東建コーポレーション」です。
アパート経営では一般的になりつつある「サブリース」と「経営代行」を両方とも導入しています。
具体的なサポート内容は、以下の通りになります。
東建コーポレーションの具体的なサポート内容はこれ!
- 建築後の部屋をすべて借り上げ
- もともとの家賃の70%を毎月支払い
- 家賃の金額は30年間変更されない
- 新築後10年間までは家賃の95%を支払い(2ヶ月空室の場合のみ)
- 経営・運営に必要な業務は代行(別途料金が必要)
- 東建コーポレーションは一般的なサブリースとは、ひと味違う独自の方式を採用しているのが特徴。
支払われる家賃額は年々変動されるのが通例ですが、東建コーポレーションのように予め確定しているのは非常に珍しいです。
収益の安定を図りたいオーナーには、絶好の制度となっています。
「経営代行システム」は別途料金が必要ですが、入居者募集から建物の各種管理業務、クレーム・トラブル解決まで行ってくれるため、自分で何か行う必要は一切ありません。
必要なのはお金の投資だけで、文字通り「不労所得」を実現できるでしょう。
対応している工法は「木造」「鉄骨造」「RC造」の3種類と、一般的なラインナップ。
最近主流となりつつある木造の2階建てアパートはもちろんのこと、中層高層アパート用の鉄骨造にも対応しています。
メンテナンス性や性能を重視するオーナーに対応するためにRC造も実現可能です。
東建コーポレーションの過去の実績は着工戸数87万戸(コロナの影響を受け前年比7.9%減)と、数ある会社の中でも圧倒的に多い件数となっています。
大々的に発表するだけの実績を東建コーポレーションはもっています。
大東建託のサポート内容
ここまでは東建コーポレーションについて紹介しました。
テレビで大々的にCMするだけあって、圧倒的な過去の実績を誇ることを理解していただけたと思います。
次に紹介するのは、こちらもCMでお馴染みの「大東建託」です。
賃貸アパートの駐車場にある「大東建託」の旗を見かけたことがある人は少なくないはず。
そんな大東建託の主なサポート体制は、以下の通りになっています。
大東建託の具体的なサービスはこれ!
- 30年間の一括借上げ
- 最初の10年間までは賃料固定
- 5年ごとに家賃を更新
- アパートを維持するための修繕費用が無料
- 日々の運営を委託することも可能
一般的に行われている一括借り上げは2年での賃料変更が普通です。
そんな中、大東建託の見直し期間である5年は良心的と言ってもいいかもしれません。
しかも一度設定した家賃を新築から10年に限り、固定されるのも魅力です。
一括借り上げを利用しようと考えている土地オーナーには、うれしいポイントでしょう。
またアパート建築では切っても切れない関係である、日々の修繕を無料で大東建託が行ってくれるのは、大東建託の大きな魅力の一つです。
最大で30年間は修繕費用を負担してくれるので、アパートを手放すタイミングによっては全く修繕費を支払わなくてすむことも。
初心者オーナーにはうれしい日々の運営・経営を委託する制度があるのも注目すべきでしょう。
面倒な入居者募集やアパートの管理業務、入居者からのクレームやトラブルの対応を全て大東建託が行ってくれます。
ただし委託を利用すると、別途手数料が必要なので注意してください。
対応している工法は「木造」「軽量鉄骨造」「重量鉄骨造」と幅広く対応。
土地オーナーの希望したアパートによって、工法を変える仕組みとなっています。
2階建てなら木造、3階建て以上ならなら軽量鉄骨、もっと規模が大きくなるなら重量鉄骨と、どんな規模のアパートでも建築することが可能です。
気になる過去の実績ですが、残念ながら着工戸数は2017年の時点では未公表で、どれくらいの工事を行ってきたのか把握することはできません。
堂々と発表している会社もあるなかで、大東建託は公表していないわけですから、何か意図があるのでしょう。
クラストのサポート内容
ここまで大東建託について紹介しました。
大東建託はどんな規模もアパートでも、フレキシブルに対応していることを理解していただけたと思います。
最後に紹介するのは、CMなどの広告媒体ではあまり目にすることもない「クラスト」について。
クラストはアパートではなく、マンション建築に特化した会社となっています。
サポート内容もサブリースなど様々なサービスを多数提供している他の会社と比較すると、一貫して「管理」に特化しているのが最大の特徴。
なんと業界では唯一と言っても過言ではない無料の管理サポートを行っているのです。
クラスとのサポートはこれ!
- 入居者募集
- 入居時または退去時の立会い対応
- 各種事務手続き
- 入居者への各種対応(24時間体制)
- 近隣住民からのクレーム対応
- 家賃滞納者への取り立て
- 建物管理・保守・メンテナンス
マンションは戸数が多くなるため、これだけの対応を個人と行うとすれば、大変な労力を必要とします。
専門会社に依頼したとしても、無料で済むことはなかなかありません。
クラストの無料管理サポートは、業界を震撼させる驚異的な内容と言っても過言ではないでしょう。
ただし戸数が多いマンションに特化しているせいか、サブリースなどの家賃に対するサポートは基本的に対応していませんので要注意。
ではクラストが対応している工法は、どうなっているでしょうか。
マンション建築では一般的な「壁式鉄筋コンクリート(WRC)」と「造鉄筋コンクリート(RC)造」に対応。
耐震・耐火・遮音などを高めた、一流のマンションには絶対不可欠な工法にしっかりと対応しています。
建築費用が高くなりがちな工法ですが、オーナーの負担を少しでも減らすためにコストダウンに成功しているのもうれしいポイントです。
気になる過去の実績ですが、首都圏・関西圏・東海地区において年間約100棟の実績があると発表されています。
土地活用は方法も会社も複数調べるのが鉄則!
アパート経営や駐車場、商業テナント、老人ホームなど用途や土地に応じて最適解が変わる土地活用ですが、それぞれ対応できる会社は異なります。
下記の表は土地活用の種類に応じた相談先をまとめたものです。
土地の活用方法 | 相談先 | |||
---|---|---|---|---|
ハウスメーカー | 工務店 | ゼネコン | 各種専門業者 | |
マンション経営 | △ | △ | 〇 | |
アパート経営 | 〇 | 〇 | ||
賃貸併用住宅 | 〇 | 〇 | ||
駐車場経営 | 〇 | |||
大規模施設(高齢者施設・保育所など) | △ | 〇 |
上記の表にある通り、土地活用の種類は多種多様です。
あなたが頭の中で描いていた土地活用がベストの活用方法とは限りません。
選択肢を狭めずにベストな方法を探るには、複数社の収益プランを比較するのが一番です。
同じ土地活用方法でも会社によって初期費用や収益プランが大きく差が出るのは土地活用では常識なのです。
NTTデータグループ運営の一括資料請求がオススメ
複数社への収益プランを比較するには、「HOME4U土地活用」が便利です。
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まずは各社の収益プランを比較してみましょう。
土地売却も視野に入れてみる
土地活用だけではなく売却も視野にいれてみるのも手です。
同じNTTグループが不動産一括査定サービスを運営しておりますので、こちらも併せて利用するのをオススメします。
まとめ
以上、土地活用する際に利用することになる会社の必要知識を比較・紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
あなたが持つ土地を任せるべき会社がどこなのか、理解いただけたと思います。
もしまだ自分の土地を任せる会社を決めきれていないのであれば、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。