マンション売却 不動産売却 家売却

家を売却で引渡前にハウスクリーニングをすべきかの判断基準

投稿日:2016年12月7日 更新日:

「立つ鳥跡を濁さず」という言葉があります。家を売却が決まった後、引渡前にハウスクリーニングをして買主へ物件を引き渡すべきなのでしょうか。

  • 家を売却することになったけど、しっかりとクリーニング業者に頼むべきなのか
  • 不動産会社には何も言われてないけど、頼まなくて大丈夫なんだろうか
  • 自分たちで清掃をキッチリしておけば問題ないんだろうか
  • 逆に頼んだ際の注意点はないんだろうか

初めて不動産を売却する方の中には、引渡の状態で上記のような悩みを持つ方も多いと思います。 

そこで今回の記事では、引渡前の「ハウスクリーニング」にフォーカスしてお伝えいたします。

この記事を読むことであなたはハウスクリーニングをすべきかどうか判断ができるようになります。また効果的なクリーニング業者の探し方についてご紹介します。

1.引渡し前にハウスクリーニングはする必要はない

hand-notes-holding-things

結論からすると、引渡の前にハウスクリーニングを実施する義務はありません。

あくまでも売主としての法的な義務として清掃して引き渡すということはありませんが、綺麗にして相手に引き渡したいという心の持ち主の方は、ハウスクリーニングをしても良いと思います。

立つ鳥跡を濁さずという言葉は、引き際は美しくあるべきだという素晴らしい価値観を表した言葉です。引渡はまさに家からの引き際に該当します。

たくさんの思い出が詰まっている家は、感謝の意味を込めて綺麗にしたいという気持ちは日本人としての美徳です。

1-1.賃貸マンションから退去する場合は清掃をする

似たような話で、賃貸マンションから退去する際、綺麗に掃除してオーナーさんに返すということがあります。賃貸マンションから引っ越す場合、綺麗に掃除することは別の意味があります。

入居者である賃借人には原状回復義務があり、オーナーに預けている敷金は、原状回復を確認した後に返還されるからです。 

明け渡した状態で一度オーナーもしくは管理会社が物件の確認を行います。この際、物件に損傷等がある場合、敷金から修繕費用相当分が減額され、残った敷金が返還されます。

目立った損傷がなくても、汚い状態で返すと、オーナーが言い分をつけて敷金を減額してくることもあります。

そのため賃貸マンションの場合は、オーナーへの印象を良くするためにも清掃はきっちり行った状態で明け渡すべきなのです。

1-2.売却の場合はクリーニングは不要

一方で、売却の場合は、売買契約後にハウスクリーニングをしても売買金額が変更されることはありません。

敷金のように印象で金額の変動が起こるようなこともありません。売却の引渡は、賃貸の明渡しとは異なります。

引渡の際のハウスクリーニングをやるべきかどうかは、あくまでも気持ちの問題となります。自分の価値観に照らし合わせて、実施を決めるのが良いでしょう。 

ただし、ハウスクリーニングを実施する場合、1点注意点があります。そこで次に気になるハウスクリーニングを依頼する際の注意点について見ていきましょう。

2.クリーニングを依頼する際の注意点

pexels-photo-211122

ハウスクリーニングは専門業者に依頼することになりますが、ここで注意をしなければならないことが、物件の損傷です。

ハウスクリーニングを売買契約から引渡の前に実施した時、仮にハウスクリーニング業者がレンジフードやシャワーヘッドなどの物件を壊してしまった場合、契約時点とは異なる条件の物件を引き渡すことになってしまいます。

2-1.契約後に損傷してしまうと損害賠償を負うリスクが

損傷したことを買主や不動産会社に告げずに引渡を行ってしまうと、売主側で売却後に損害賠償を負うことになります。

不動産会社も壊れる前の状態で重要事項説明を行っていますので、不動産会社へ知らせなかった場合、不動産会社も責任の取りようがありません。

誰も味方になってくれませんので、損傷が発覚したら、必ず不動産会社と買主へ報告し、対応方針を決めるようにしましょう。

2-2.ハウスクリーニング業者が不具合を発生させてしまうことも 

また明らかな損傷ではなくても、ハウスクリーニング業者が新たな不具合を発生させてしまうこともあり得ます。例えば水の勢いが弱くなったとか、蛇口のレバーの動きが固くなったなどがあります。

ハウスクリーニング後に悪い変化が出ていないか確認するようにして下さい。引渡前に行うハウスクリーニングは、売買契約を締結した後の状態での実施となりますので、損傷や不具合の発生には十分に注意をしましょう。 

以上、ここまでクリーニングを依頼する際の注意点について見てきました。それでは次に多くの人がハウスクリーニングを頼む頼まないの決定打になる価格相場についてご紹介します。

3.ハウスクリーニングの価格相場

black-and-white-interior-macbook-drawing-71983

以下の金額はあくまでも目安となります。ハウスクリーニング業者によっては、与える付加価値次第で金額も異なります。およその目安として活用してください。

清掃箇所 金額 清掃箇所 金額
キッチン 13,000円程度 バスルーム 10,000円程度
キッチン+汚れ防止コーティング 16,000円程度 バスルーム+汚れ防止コーティング 13,000円程度
レンジフード 9,000円程度 鏡の水垢除去 3,500円程度
ガスコンロ 7,000円程度 エプロン内清掃 3,500円程度
魚焼きグリル 4,000円程度 洗面所 4,000円程度
オーブンレンジ 6,000円程度 トイレ 4,000円程度
窓ガラス(大1枚) 3,000円程度 部屋の掃除1h 6,500円程度
窓ガラス(小1枚) 2,000円程度 バルコニー 8,000円程度

ここまでハウスクリーニングの価格目安について見てきました。次にこらから売却を始める方向けに、効果的なハウスクリーニングの活用方法についてご紹介します。

4.効果的なクリーニングの活用方法

pexels-photo-238267

この章は、これから不動産を売却する人向けの内容となります。既に売買契約を終了された方は、関係のない内容となりますので、読み飛ばして次章へ移って問題ありません。

賃貸マンションの明渡しの部分でも触れましたが、賃貸マンションの場合は敷金の返還額を減らさないためにも印象を良くする清掃は必要だと書きました。

これは売却においても同じことが言えます。売却の場合は、引渡の前にハウスクリーニングを行うのではなく、査定前、もしくは内覧前にハウスクリーニングをすることが効果的です。

4-1.査定前のハウスクリーニングが効果的

特に査定の前にハウスクリーニングを実施しておけば、不動産会社への印象を上げることができますので、査定額を上げることも可能です。

すぐ売れそうな物件ということで不動産会社への良い印象を勝ち取れば、熱心に売却活動を行ってくれます。不動産会社も人の子です。

高く売れそうな物件であれば、自分たちの手数料収入も増えるため、頑張って早く買主を見つけてくれます。

そのため、これから不動産を売却しようとする人であれば、査定の前にハウスクリーニングを実施することが効果的です。

4-2.ハウスクリーニングはキッチンやバスルームを中心に実施する

ハウスクリーニングは家全体を実施するのではなく、キッチンとバスルーム、洗面所だけを行うのでも構いません。

ハウスクリーニング業者によって金額は異なりますが、出費としては25,000円~30,000円程度といったところでしょう。

ここまで効果的なクリーニングの活用方法について見てきました。最後に、効果的なクリーニング業者の探し方について見ていきます。

5.効果的なクリーニング業者の探し方

pexels-photo-woman2

ハウスクリーニング業者を自力で探すことも可能ですが、手っ取り早いのは不動産会社に紹介してもらうことが良いです。

不動産会社は、アパートや賃貸マンションの管理も行っているため、ハウスクリーニング業者を良く知っています。アパートや賃貸マンションでは、入居者が退去した後に、毎回ハウスクリーニングを実施します。

そのため管理を行っている不動産会社は、普段からハウスクリーニング業者に発注を継続しており、安くて信頼できるクリーニング業者を知っています。

仮にハウスクリーニング業者が損傷や不具合を起こしてしまったとしても、不動産会社からの紹介で依頼したハウスクリーニング業者であれば、不動産会社も一緒に対応してくれますので、問題も早く解決できます。

ハウスクリーニング業者は不動産会社に紹介してもらうのが効果的です。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。家を売却で引渡前にハウスクリーニングをすべきかどうかについて見てきました。

お世話になった家に、最後は感謝を込めてハウスクリーニングはやってみるのも良いでしょう。水鳥が飛び立ったあとの水辺は、濁らず清く澄んでいます。

あなたの家を綺麗な水辺にするかは、あなたの美徳次第です。

不動産のプロが徹底比較!一括査定のおすすめランキング

不動産を高く売るなら「不動産一括査定サービス」をがおすすめ。

不動産一括査定サービスとは、インターネット上であなたが売りたいと思っている不動産情報と個人情報を入力すると、その情報を元に査定先、売却先の不動産会社が自動的に抽出されて、複数の不動産会社に一度に査定依頼が行えるサービスです。

不動産売却の一括査定サイトはいくつかありますが、複数の不動産会社がきちんと比較できる以下の3つのサイトがおすすめです。

中でも筆者はNTTグループが運営しており、「個人情報をしっかり管理」「NTTによる厳しい審査を通過した不動産会社のみ提携」「運営歴、利用者数がNo.1」のHOME4Uをオススメしています。

不動産売却を成功させるカギが「信頼できる不動産会社」を見つけられるかです。

まずは、HOME4Uで依頼できる不動産会社を確認する。あまり不動産会社が見つからないということであれば、少し提携不動産会社数が多いイエイイエウールも同時に利用することをオススメします。

下記が主流なサイト一覧と各サイトの特徴です。

※入力項目に「延床面積」と「土地面積」があります。延床面積の目安として、「4人家族/一戸建て/4LDK」で40坪(130㎡)が平均です。

安心のNTTグループ運営、実績・歴史No.1「HOME4U」

HOME4U
  • 安心のNTTグループ運営、個人情報をしっかり管理
  • 2001年から運営と一括査定でNo.1の老舗
  • 累計利用者数:500万人以上で一括査定No.1
  • 入力約3分でのかんたん一括査定※筆者実測値
  • 無料、全国対応
  • 提携不動産会社数:約550社

悪徳不動産会社を徹底排除「イエイ」

イエイ
  • 悪徳の不動産会社を徹底排除
  • サポート代行によるお断りサービスあり
  • 入力約3分でのかんたん一括査定※筆者実測値
  • 無料、全国対応
  • 累計利用者数:300万人以上
  • 提携不動産会社:1,000社以上

提携している不動産会社No.1「イエウール」

イエウール
  • 提携不動産会社数No.1の1,400社
  • 累計利用者数:450万人
  • 入力約3分でのかんたん一括査定※筆者実測値
  • 無料、全国対応
  • 運営が2013年~と少し浅め

-マンション売却, 不動産売却, 家売却

Copyright© 不動産売却の教科書 , 2017 AllRights Reserved.