シェアハウス経営の3つのポイントと入居者を集める2つの効果的な方法

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テレビなどで楽しそうなシェアハウスの様子を見ると、自分も若ければ住んでみたかったと思う方も多いようです。

中高年の人にとって見ると、若いときにシェアハウスという文化がなかったため、今の若者が羨ましく感じる人もいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ、自分が住めなかったとしても、シェアハウスを経営によって、自分が住まわせる側になることは可能です。

これからシェアハウスを経営したいと思っている人の中には、

  • シェアハウス経営のポイントは何だろう
  • どういうことを意識したらシェアハウス経営は成功するのだろう
  • シェアハウスの入居者を集めるにはどうしたら良いのだろう

等々のことを思っている方も多いと思います。

ポイント

結論からすると、シェアハウス経営は、「コンセプト」、「コミュニケーション」、「入居審査」の3つがポイント

そこで今回の記事では「シェアハウスの経営」にフォーカスしてお伝えいたします。

この記事を読むことであなたはシェアハウス経営に重要なポイントを理解し、入居者を集める効果的な方法を知ることができます。

1.シェアハウスとは

シェアハウスとは、共用スペースを共有し、入居者同士が共同生活を行うスタイルの賃貸物件

形態としては、一棟が丸ごとシェアハウスになっている物件から、ファミリータイプのマンションをシェアハウスとして利用している物件まで様々です。

共有や共同といっても、部屋は各人で個室となっているのが基本です。

キッチンやトイレ、バス等が共同であり、「寮」のイメージが一番近いです。

シェアハウスは、都内を中心に爆発的な勢いで増えています。

元々は、都内のワンルームマンションの家賃が高過ぎるため、1人当たりの家賃が安くなるシェアハウスは、一部の若者の支持を集めていました。

しかしながら、現在ではシェアハウスは、安さではなく、楽しい共同生活が入居の目的となりつつあります。

今では経済的に余力のある人でもシェアハウスを選ぶケースが増えています。

そのため、従来、シェアハウスは家賃の高い都内でしか成立しないと考えられていましたが、最近では地方都市においてもシェアハウスが増えてきています。

地方であっても楽しいシェアハウスに住んでみたいという若者は多く、そのすそ野は徐々に広がっています。

シェアハウスは、1人当たりの賃料はワンルームマンションよりも安い傾向にあります。

ただし、総額が安いだけであって、単価はシェアハウスの方が高いです。

よって、収益性は通常のワンルームマンションよりも高く、利回りが高いです。

一方で、費用項目については通常のワンルームマンションとは変わりませんが、管理委託費用が高い傾向にあります。

ワンルームマンションの管理委託費用が賃料の5%だとしたら、シェアハウスの管理委託費用は賃料の7~8%になります。

シェアハウスの管理はワンルームマンションよりも手間がかかるため、割高となっています。

ただ、割高の管理委託費用を加味したとしても、満室経営となれば収益性はアパートやワンルームマンションよりも高い傾向にあります。

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また、シェアハウスは入居者とは1ヶ月の定期借家契約による契約形態をとることが多いです。

一度入居したら、毎月、再契約を行うことになります。

定期借家契約で入居させる理由としては、入居者同士にトラブルが発生した場合、トラブルメーカーの入居者をすぐに退去させることができるためです。

アパートやワンルームマンションは、普通借家契約を締結することがほとんどですが、シェアハウスの場合は定期借家を締結することが多いのが特徴です。

経営上、定期借家でしなければならないという決まりはありませんが、トラブルのリスク回避をするために、定期借家契約が多くなっています。

尚、定期借家契約と普通借家契約については、下記に詳しく記載していますので、ぜひご参照ください。

以上、ここまでシェアハウスとはどういうものかについて見てきました。

では、シェアハウスの経営ポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。

そこで次にシェアハウス経営のポイントについて見ていきます。

2.シェアハウス経営の3つのポイント

シェアハウス経営で行う上で大事な3つのポイントがあります。

ポイント

  • 経営ポイント1.コンセプトの明確
  • 経営ポイント2.入居者とのコミュニケーション
  • 経営ポイント3.会話を通じた入居審査

それぞれ見ていきましょう。

経営ポイント1.コンセプトの明確

シェアハウスの人気の秘訣は楽しい共同生活にあります。

どういうコンセプトの共同生活を提供するのかが、シェアハウス経営の鍵を握ります。

コンセプトとしては、「ゴルフバー付き」、「温泉付き」、「本格キッチン付き」、「音楽スタジオ付き」、「家庭菜園付き」等々、施設や設備を中心に考えたシェアハウスがあります。

また、「外国人と暮らせる」、「シングルマザー向け」、「女性専用」、「100人が暮らす大規模シェアハウス」等々の人を中心にコンセプトを考えたシェアハウスもあります。

近年のシェアハウスは、入居後に得られる楽しい生活を期待し入居を希望してきます。

そのため、「このシェアハウスに入居したら、こういう楽しみがありますよ」というウリが必要となってきます。

シェアハウスは、人気はありますが、ただシェアハウスをオープンしただけではなかなか人が集まりません。

ポイント

選ばれるシェアハウスとなるためにも、コンセプトを明確化し、他のシェアハウスとは差別化する必要がある

経営ポイント2.入居者とのコミュニケーション

ポイント

シェアハウスでは、管理会社または建物オーナーが第三者的立場となり、入居者と定期的にコミュニケーションを取ることが重要

入居者同士の間では、喧嘩やいじめ、恋愛等の人間関係のトラブルが生じることが良くあります。

そこで、入居者と定期的にコミュニケーションを取り、話を聞いてあげることでガス抜きをする必要があります。

注意点としては、くれぐれも入居者と一緒になって喧嘩やいじめは行わないようにするということです。

入居者は全てお客様ですので、ビジネスライクに対応してください。

例えば、「キッチンをいつも汚したままにする」とうようなルール違反をする人については、別に呼び出し、やんわりと注意を促します。

些細なことでも、共同生活のルール違反をする人がいると、後々大きなトラブルになる原因となります。

入居者の人間関係やキャラクターを良く把握して、常に平和な方向へ導くように調整することが大事なポイントです。

また、入居者も建物オーナーや管理会社が自分たちのことを理解してくれると、満足度も上がり、退去も減ります。

逆に、やってはいけないことは、入居者を放置することです。

入居者を野放しにすると、いつの間にか入居者同士で勝手にルールを決め始めます。

勝手なシステムが出来上がってしまうと、後から入居した人が居づらくなります。

細かいことでも、ルールを変更する場合は、建物オーナーや管理会社の承認を得てから行うように徹底付けてください。

もちろん、入居者は大人ですので、自主性は重んじるべきです。ただ、シェアハウスはビジネスです。

例えば、ホテルで宿泊客が勝手にチェックインの時間を変更できないように、施設運営にはルールがあります。

注意ポイント

健全な経営を継続するためにも、ルールはきちんと守ってもらうことが重要

経営ポイント3.会話を通じた入居審査

シェアハウスは共同生活ですので、共同生活に馴染まない人を入居させてしまうとトラブルの原因となります。

そのため、入居前の入居審査はワンルームやアバートに比べると、遥に重要です。

注意ポイント

入居審査では、書面審査だけでなく、会話を十分に行い、人柄を見るようにして下さい。

物件案内をするときの会話は、入居審査代わりとなります。

会話をしてみて、「この人はかなり変わっているな」と思ったら、入居させないという判断が重要になります。

シェアハウスは、楽しい共同生活が一番のウリになります。

楽しい共同生活を乱してしまう人は、シェアハウスの価値を大きく下げてしまいます。

トラブルメーカーが入ってしまうと、既存の入居者が一斉に退去してしまうということも生じかねません。

入居審査では、「人となり・キャラクター」を重視して、入居を決めるようにして下さい。

ここまでシェアハウス経営のポイントについて見てきました。

シェアハウスを始める場合、やはり不安なことは入居者集めです。

そこで次に入居者を集める効果的な方法について解説致します。

3.入居者を集める効果的な2つの方法

方法1.専門サイトを利用する

シェアハウスは通常のポータルサイトで賃貸募集は行われていません。

シェアハウスは、シェアハウスを専門に扱ったサイトで募集するのが一番良いです。

シェアハウスのサイトで一番有名なのは「ひつじ不動産」のサイトです。

ひつじ不動産のサイトは、シェアハウスファンの間では圧倒的な指示を得ており、シェアハウスに住みたい人は、ひつじ不動産で物件を探す人がほとんどです。

シェアハウスは、シェアハウス好きの人が住むため、SUUMOアットホームといった一般のポータルサイトよりも、シェアハウス好きの人が見るひつじ不動産に物件を掲載した方が、宣伝効果が圧倒的に高いです。

ポイント

シェアハウスの経営を始めたら、まずはひつじ不動産に情報を掲載するのが第一歩

方法2.ポスティングを行う

シェアハウスに入居する人たちは、ジプシーのようにシェアハウスからシェアハウスへと渡り住む傾向にあります。

シェアハウスは家賃も安く、ある程度の家具も揃っている物件が多いことから、引越も大きなハードルではありません。

シェアハウスは、シェアハウスのヘビーユーザーによって、市場が成り立っている部分もあります。

ポイント

そのようなこともあり、シェアハウスを建てたとき、近所のシェアハウスにポスティングを行うと、とても効果的

引き抜きのようなイメージになりますが、元々シェアハウスに住んでいた人は、近所にできる新しいシェアハウスに高い関心を示します。

近所のシェアハウス住民に告知を行うことは、何よりも効果的なのです。

シェアハウス経営をする際は、まず近隣のシェアハウスを調べ上げ、竣工前に、忘れずにポスティングを行うようにしましょう。

4.まとめ

以上、シェアハウス経営の3ポイントと入居者を集める効果的な方法について見てきました。

ポイント

シェアハウス経営は、「コンセプトの明確化」「コミュニケーションを取る」「入居審査で人柄を見る」がポイント

専門サイトへの掲載やポスティング等も行い、シェアハウス経営を成功させましょう。

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