名古屋で不動産を高く・スムーズに売却するための全知識

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名古屋の不動産市況の回復が鮮明になってきました。

名古屋圏の住宅地の地価公示の平均変動率は2019年10月時点で3年連続して上昇しています。

また商業地の平均変動率も3年連続の上昇で、上昇幅も昨年より拡大しています。

 このような追い風市況の中、これから名古屋で不動産を売却しようとする人の中には

  • 名古屋で不動産を売却するときのおすすめ方法を知りたい
  • 名古屋で不動産売却をするときに気を付けなければならないことを知りたい

と思っている方も多いことでしょう。

 そこで、今回の記事では名古屋で不動産を高く・スムーズに売却するための全知識について、まとめました。

名古屋の不動産売却で注意することや、どういう不動産が高く売れる傾向にあるか、おすすめ方法、不動産売却をスムーズに行うコツなどをご紹介いたします。

合同会社ラビッツ 代表社員 石川貴裕

不動産売却の教科書の責任者・編集

合同会社ラビッツ 代表社員

石川貴裕

名古屋のIT企業に従事しながら、親族の不動産仲介会社にて不動産売買の実務を経験。不動産売買で損をしている人が多く疑問を感じたため、当サイト不動産売却の教科書を立ち上げ。

経歴不動産仲介10年、電気機器メーカー5年、電子部品メーカー2年、WEBサービス会社5年

1.名古屋で不動産を売却するときに注意すること

名古屋のご当地事情

名古屋の特徴としては、トヨタ自動車を中心として車関係の電子産業や機械産業の有名企業も多く経済が安定しているという点です。

トヨタ系列企業は名古屋だけではなく、もはや日本経済をけん引しているトップ企業であり、名古屋市全体が企業城下町となっています。

名古屋はトヨタ系列企業の他にも中部電力、JR東海、カゴメなど一流企業が集積しているため、学歴の高い親が局所的に集中しています。

学区の良し悪しが住宅価格に大きなインパクト

そのため名古屋は教育熱も高いことで有名です。教育熱は高いのですが、名古屋市の高校は東京や関西の様にトップの進学校が私立高校で占められているという状況ではありません。

私立の進学校として東海高校がありますが、県立の旭丘高校もトップの進学校として君臨しています。

私立高校が乏しく、公立高校に力がある名古屋では、「学区の良し悪しが住宅価格に大きなインパクト」を与えます。

公立中学校でも、学区の良い中学校は不良も少なく、塾などの教育環境も充実しているため、人気が高いです。

逆に工場が近く、元々ブルーカラーが多く住んでいたようなエリアは教育熱が低く、住宅地としての人気は低い傾向にあります。

名古屋ならではの不動産売却における注意点

また名古屋市は産業が安定しているため、人口も増加し続けています。

そのためここ数年は商業地も住宅地も堅調な値動きを見せています。

一方で、名古屋の不動産市況でも注意点はあります。それは名古屋市の商圏は小さいということです。

不動産の価格下落が急に起こる可能性も

商圏が小さいと、タワーマンションや大型オフィスのような大型物件が一度に供給されると、マーケット価格が大きく崩れてしまうという危険性が有ります。

例えば、名古屋では「ささしまライブ24」駅周辺に大型開発が行われています。

ここでは平成29年に大型オフィスがオープンする予定です。名古屋の市場規模では、大型オフィスが一つ竣工してしまうと、テナントの奪い合いになることが通常です。

そのため、テナントの引き抜き合戦が始まると、オフィス賃料が下落し、商業地の地価が再び下落に転じてしまう可能性もあるのです。

このような状況は住宅も同様です。特に大規模なタワーマンションの竣工は、マンション市場に大きな影響を及ぼします。

新築のタワーマンションは売れたとしても、ここで影響が出るのは中古マンション市場です。

新築マンションが供給過剰になれば、中古マンションにも価格が影響し、すぐに値崩れが始まります。名古屋では大型タワーマンションの供給は今のところそれ程多くありません。

名古屋の不動産は“今”が売り時

新規の供給量が少なく、なおかつ、土地価格が値上がりしている今こそが売り時とも言えるのです。名古屋で不動産を売却する時の注意点は、大量供給が行われる前に売るという点です。

以上、名古屋で不動産を売却する時の注意点について見てきました。

それでは次にどういう不動産が、人気があるのかについて見ていきます。

2.名古屋の不動産はどういうものが人気あるのか

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人気のある学区は天白区と瑞穂区

初めに学区です。学区を動機付けとした不動産売買は強烈です。

親が子供をこの学校に通わせたいという想いは、多少、物件価格が高くても購入に踏み切らせます。

利便性だけ不動産を高くても購入するという人たちは少ないですが、学区が良いからという理由で高くても購入するという人たちは多くいます。

そのため昔から学区の良いエリアというのは、土地が高い、家賃が高いなどの特殊な不動産マーケットが成立しているのです。

城山中学校学区、冨士中学校学区、汐路中学校学区、川名中学校学区、神丘中学校学区は人気

名古屋市で人気のある学区としては、城山中学校学区、冨士中学校学区、汐路中学校学区、川名中学校学区、神丘中学校学区などがあります。

それぞれ小学校からの入学時期を考えると、9年間はそこの学区に住みたいというニーズが存在します。

私立の少ない名古屋では、ほとんどの子供が高校受験を行うため、親は環境の良い中学校に入れ、勉強させたいと思っているのです。

そのため学区の良いエリアの物件は、戸建もマンションも人気があります。

人気のある沿線は地下鉄東山線沿線

一方で、学区の他にも名古屋には沿線ブランドもあります。

それは地下鉄東山線沿線のブランドです。これは東京で言えば東急東横線ブランド、大阪で言えば阪急神戸線ブランドに相当します。

中でも「覚王山」駅、「星ヶ丘」駅、「本山」駅、「千種」駅、「藤が丘」駅などは人気があり、これらは全て東山線の駅です。

また名古屋はトヨタのおかげで車社会であり、高速道路網が発達しています。そのため必ずしも名古屋駅に近くなくても一定の需要があるのです。

以上、名古屋の不動産でどういう不動産が人気あるのかについて見てきました。

それでは次に気になる名古屋で不動産売却をするときのおすすめ方法について見ていきましょう。

3.名古屋で不動産売却するときのおすすめ方法

入学前の時期に売る

名古屋では不動産の購入動機に学区が大きな影響を及ぼします。そのため4月の入学式から新生活がスタートできるよう、2~3月に売却することが理想です。

特定の学区エリアを狙っている購入者は、半年以上前から地元の不動産会社に「物件情報が出たら教えて欲しい」とアナウンスをしている人も多いです。

さらに2~3月と間際になるにつれて、多くの希望者が殺到します。

そのため良い学区の物件を持っている売主であれば、12月~1月にかけて売却活動を開始すれば、買主間の競争が激しくなり、一番高く売却することが可能です。

学区内の不動産会社に依頼は絶対

また良い学区の物件を売却する場合は、学区内の地元の不動産会社への依頼を外してはいけません。

買主からすると、地元の業歴の長い不動産会社は「ひょっとしたら良い情報を持っているかもしれない」と期待感を持っている人も少なからず存在します。

そのため、地元の不動産会社に事前に購入希望をアナウンスしている人も多いです。

大手だけでなく、地元の不動産会社を上手く活用して売却することをオススメします。

地元不動産会社の査定サイトを使う

また良い学区以外の売主の方も、地元業者を使うことは有効です。

ただし、名古屋は独特の商圏であるため、いきなり地元業者に依頼するのは勇気も要ります。

そこで不動産SHOPナカジツが運営する「不動産5秒査定ナビ!」で事前に相場を把握することをオススメします。

本サイトは愛知県に特化しており、サイトも入力項目が少なく使いやすい形となっています。

地元業者による査定を行っておけば、適切な相場観を得ることができるでしょう。

それらを同時に探せる一括査定を利用してみる

ネットの普及にともない一括査定というサービスが出てきました。

一括査定を利用すると、あなたの不動産情報にマッチする不動産会社を自動に探してくれる優れものです。

一括査定のオススメは 「すまいValue」「HOME4U」

不動産一括査定は筆者が知っているだけでも30はあります。

その中でも

の4つを特にオススメしています。

筆者も不動産一括査定(「 すまいValue 」「 HOME4U 」「 イエウール 」)を利用しました。

下記は「 すまいValue 」を利用して「三井のリハウス」「東急リバブル」「三菱地所ハウスネット」より、査定結果をもらった写真。

とても分厚い査定書を見ながら、3社ともに丁寧に説明をしていただきました。

不動産査定書を3社より入手

不動産査定書を3社より入手

下記表が「不動産売買の仲介件数が多い不動産会社」が「どこの不動産一括査定に参加しているのか」を調査した結果。※少し細かいので流し読みする程度でOK

不動産一括査定×不動産会社のマッチング表

不動産一括査定×不動産会社のマッチング表

不動産売買は超大手に偏っている

「三井不動産リアリティネットワーク」「住友不動産販売」「東急リバブル」が超大手と言われる不動産会社でBIG3と言われています。

超大手不動産会社3社(BIG3)で不動産仲介の29.96%。不動産売買の3人に1人は、「三井不動産リアリティネットワーク」「住友不動産販売」「東急リバブル」のどこかに仲介を依頼していることになります。

それだけ日本の不動産売買は、超大手不動産会社に偏っているということ。

超大手不動産会社は販売活動に強く、豊富な買主を持っており、売りやすいとも言えます。

そして上位3社に唯一依頼できるのが「 すまいValue 」です。なので「すまいValue」は外せません。

超大手不動産会社だけではなく大手・中堅・地域密着の会社の話も聞く

ただ、超大手だけで満足してはダメ。不動産業界は特殊な縄張りなどもあり、A地域はX不動産が強い、B地域はY不動産が強いということが存在します。

また、超大手になるほど両手仲介の比率が高まります。

両手仲介とは、1社の不動産会社が売主と買主の両方の仲介を行うこと。買主と売主から手数料をもらえるため、利益相反の関係になる。アメリカは両手仲介は禁止されています。

売却を成功するためにも超大手不動産会社と併せて大手・中堅や地域密着の不動産会も比較することをオススメします。

その場合は下記のような使い分けがいいでしょう。

不動産一括査定の賢い使い方

不動産一括査定の賢い使い方

不動産一括査定の賢い使い方

すまいValue 」「 HOME4U 」「 SRE不動産(※旧ソニー不動産) 」「 イエウール 」のさらに詳細を見ていきます。


◆どの地域でも外せない「すまいValue」

超大手不動産会社3社に唯一依頼ができるのが「 すまいValue 」です。

すまいValue

すまいValue公式サイト
https://sumai-value.jp/

すまいValueは超大手の不動産会社のみに特化しており、取引実績から見てもまず間違いないのは事実

ただし、超大手の不動産会社は取引額が大きい不動産に力を入れる傾向が強いです。また、両手仲介が多いのも事実です。

次に紹介する両手仲介なしの「 SRE不動産(※旧ソニー不動産) 」、大手・中堅・地域密着をバランスよく依頼が可能な「 HOME4U 」を合わせて申し込んでおくことをオススメします。

すまいValue公式サイトはコチラ

※「机上査定」を選ぶと電話連絡なしで、メールで価格が届きます。

◆両手仲介無し「SRE不動産(旧ソニー不動産)」※一都三県、大阪、兵庫の方限定

SRE不動産

SRE不動産(旧ソニー不動産)公式サイト
https://sony-fudosan.com/

SRE不動産は、ソニー不動産より名称変更してできた会社。中身はソニー不動産の時と何ら変わりません。

SRE不動産は、エージェント制を採用している、国内では数少ない不動産会社。

エージェント制とは、分かりやすく言うと、売主に特化しているという点です。

他の不動産会社と違い、SRE不動産は買主を担当しないので、「無理にでも売却金額を下げて」不動産取引を成立させるということはまずありません。

SRE不動産はソニーグループが運営。成約価格の納得度、顧客志向、サービスの先進性でNo.1を獲得しており安心・実績抜群。

東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫の方は、申し込んでおくことをオススメします。

SRE不動産(※旧ソニー不動産)の公式サイトはコチラ

◆NTTグループの安心運営!運営歴も長く実績抜群「HOME4U」

大手・中堅・地域密着にバランスよく依頼したい。そんな人は「 HOME4U 」がオススメ。

HOME4U

HOME4U公式サイト
https://www.home4u.jp/

HOME4UはNTTグループが運営、2001年からサービス開始で運営実績No.1と安心感抜群の一括査定。

NTT系は審査が厳しいことで有名。不動産会社をしっかりチェックして厳選しています。

とりあえず迷ったらHOME4Uにしておけば間違いないでしょう。

入力が面倒な方は、お電話にて代行入力が可能です。

連絡先:0120-444-529(受付時間:平日10時30分~18時)

※入力代行は、株式会社NTTデータ スマートソーシング社により行われます。

HOME4U公式サイトはコチラ

※「机上査定」を選ぶと電話連絡なしで、メールで価格が届きます。

◆【地方や田舎に強い】中堅・地域密着に数多く依頼ができる「イエウール」

上記で紹介した一括査定を使っても、不動産会社が1社しか見つからない・・・そんな時は「 イエウール 」を使ってみてください。

イエウール公式サイト

イエウール公式サイト
https://ieul.jp/

イエウール 」は参加している不動産会社が1,900社と一括査定No.1となっています。

つまりあなたの不動産を得意としている会社が見つかりやすいわけです。

特に地域密着の不動産会社は、小さい会社というのもあり、社長自身が担当になることが多く、手厚いサポートが受けられることができます。

イエウール公式サイトはコチラ

※「机上査定」を選ぶと電話連絡なしで、メールで価格が届きます。


少し長くなりましたので、再度まとめます。

【まとめ】不動産一括査定の賢い使い方

不動産一括査定の賢い使い方

不動産一括査定の賢い使い方

上記で紹介した不動産一括査定以外にもありますので、ネット上でよく比較される不動産一括査定サイトの特徴を一覧でまとめました。

※もし迷われるようでしたら、お問い合わせフォームよりお気軽に連絡ください。適切なサービスを紹介させていただきます。

サイト名参加不動産会社対応地域利用者数運用歴強み弱み
すまいValue 6社(超大手会社のみ全国
※人口の少ない都市は未対応
10万人以上/年2015年~超大手の不動産会社のみで安心
仲介件数TOP3に査定依頼が行える唯一の一括査定
地域密着の不動産会社は探せられない可能性あり
SRE不動産(※旧ソニー不動産) SRE不動産(旧ソニー不動産)のみ東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫のみ非公開2014年~国内唯一のエージェント制を導入で売手に特化、両手仲介なし
・成約価格の納得度、顧客志向、サービスの先進性でNo.1
一都三県・大阪・兵庫のみしか対応できない
HOME4U 1,300社全国700万人
※2018/12時点
2001年~

2001年から運営と一括査定で一番歴史あり
・NTTグループ運営だから安心!

入力項目が少し多い
イエウール 1,900社全国1,000万人
※2017/02時点
2013年~・利用者数が1,000万人とNo.1の安心実績
・参加不動産会数1,900社は一括査定No.1
運営歴が浅い
リガイド 600社全国
非公開2006年~一度の申し込みで最大10社を比較できる唯一のサイト
・旧SBIグループが運営、収益物件に強い不動産会社が多数参加
参加不動産会社が少なめ
HOME’S売却査定 1,549社全国420万人2004年~賃貸で有名なHOME'Sが不動産会社を厳しくチェック
・地域密着の不動産会社が多く参加している
大手不動産会社が参加していない
マンションナビ 非公開全国
※マンション専用
360万人2011年~売却だけではなく賃料査定も同時に行える査定が可能なのはマンションのみ(土地などは不可)
おうちダイレクト 不明
中堅、地域密着の不動産会社
関東:東京・神奈川・千葉・埼玉
関西:大阪府
非公開2018年~Yahooの巨大広告を駆使して購入検討者を多く探せられる関東:1都3県、関西:2府2県のみしか対応できない
イエイ 1,000社全国300万人
※2016/02時点
2007年~悪徳な不動産会社を徹底的に排除している
・サポート体制が充実
お役立ち情報が少ない

ここまで不動産売却のおすすめ方法について見てきました。最後に名古屋で不動産売却をスムーズに行うコツを紹介します。

4.名古屋で不動産売却をスムーズに行うためのコツ

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名古屋経済は良くも悪くもトヨタ自動車に支えられています。

そのため、トヨタの業績が良い今は、名古屋の不動産市場も絶好調です。東京との連動性よりもトヨタとの連動性の方が高いくらいです。

そのため、名古屋の不動産は今が売り時です。今売れば、高く売れる可能性は高く、売却もスムーズに行くでしょう。

5.まとめ

いかがでしたか?名古屋で不動産を高くスムーズに売却する方法について見てきました。

東京オリンピックまで好景気が続くと予想されていますが、実はこの先何が起こるか分かりません。

不動産売却を考えている方は、転ばぬ先の杖として、今から売却活動を始めてみても良いでしょう。

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