一切働かなくてもお金が手に入るという「不労所得」ですが、日々の仕事で忙殺されている現代人にとっては夢のような話です。
しかし土地を持っている人からすると、単なる夢ではなく、所有している土地を活用して、なんとか不労所得を実現しようと考えている人は多いのではないでしょうか。
こんな悩みをスッキリ解消!
- 土地を使って、不労所得を得ることはできるのか知りたい
- 不労所得が得られる土地活用が何か知りたい
そこで今回の記事では、不労所得が実現可能な土地活用事例について解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
「不労所得」として期待できる5つの土地活用事例
不労所得とは、お金を手に入れるために労働しなくても、勝手に入ってくる所得のこと
不労所得は「土地活用」と紐づけられることが多く、「土地さえ持っていれば不労所得が実現できる」と考えている人は少なくありません。
しかし実のところ、「本当の意味での不労所得」を実現できる土地活用方法はわずかしかないのが実情です。
土地活用には多くの方法がありますが、実際は「不労」ではすまないことが多いのです。
全く働かずにお金が入るという、「真の意味での不労所得」を実現できる土地活用は限られており、主に以下の通りです。
不労所得を得られる土地活用方法
- コインパーキング経営
- 太陽光発電
- 広告看板設置
- 自動販売機設置
- 借地
コインパーキング経営
代表的な土地活用である「駐車場経営」の1つである「コインパーキング経営」は不労所得を得られる方法の一つです。
駐車場経営にはコインパーキングのほかにも月極駐車場もありますが、こちらは真の意味で不労所得ではありません。
賃料の回収・取り立てや敷地内で行った各種トラブルの解決という非常に面倒な仕事をする必要があります。
一方、コインパーキングは全て機械が管理してくれるため、自分は何もしなくてもお金が入ってくるでしょう。
最近のコインパーキングは監視やトラブル解決もセキュリティ会社がやってくれるため、最初の工事費用を出す以外では本当に何もしなくてすむ方法となっています。
しかし最新の設備を導入し、地中深くまで機材を入れる必要があるため、それ相応の初期投資が必要になるので要注意。
また利用者が現れなければ、1円にもならないリスクがあるのも忘れてはなりません。
駐車場・コインパーキング経営については、以下の記事で詳しく解説しています。
借地
自分の土地を第三者に貸して、毎月の利用料(地代)をもらう土地活用が「借地」です。
一度貸してしまえば毎月の賃料が振り込まれるのを確認するだけの「不労所得」が手に入ります。
借地は貸す対象が1人または1法人であることが多いため、賃貸人とのトラブルが発生しにくく、何もしなくていいことが多いです。
しかし、たまに賃料の振り込みが遅れることもあるため、取り立ての業務が発生する場合もあるので要注意です。
借地については、以下の記事で詳しく解説しています。
太陽光発電
最近注目されつつある土地活用の方法が「太陽光発電」です。
自分の土地に太陽光パネルを設置して電気を作り、第三者に発電した電気を買い取ってもらう方法になります。
太陽光パネルを含む各種設備を導入し、電気を買取してもらう業者と契約さえ結べばもう何もすることはありません。
電気の買取も自動で行われるため、お金が口座に振り込まれるのを確認するだけです。
太陽光発電は、全く働かなくてもお金が入ってくるという不労所得を実現できる方法であることは間違いないでしょう。
現在は太陽光パネルの質が随分上がっているため、導入金額も低く、メンテナンスも基本的には必要なくなりました。
天気が悪い日が続くと収入が低くなってしまうという難点はありますが、小さい土地でも実現可能な不労所得の方法です。
太陽光発電は、以前より更地に太陽光パネルを敷き詰めて発電する太陽光発電事業がありましたが、買取価格が下がってしまったことにより、土地活用としての太陽光発電は現在では下火になりつつある点は注意が必要です。
太陽光発電については、以下の記事で詳しく解説しています。
広告看板設置
土地に広告を掲載するための看板を設置し、事業者や法人に広告料をもらう土地活用が「広告看板設置」です。
広告主さえ見つけてしまえば、何もしなくても広告料が振り込まれる方法となります。
問題は広告主ですが、「広告募集」と書いた看板を立てて、待っているだけで見つかることが多く、わざわざ自分で広告主をみつける必要はありません。
ただし、広告主とのやりとりは多少知識と交渉力が求められるため、仲介人に任せるのもいいでしょう。
広告看板は省スペースでも設置することができるので、狭小土地でも実現できる貴重な土地活用でもあります。
狭い土地しかもっていないけど、不労所得を得たいという人にオススメできる方法と言えるでしょう。
なお、10・15・20・25坪の狭地の土地活用に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
自動販売機設置
私たちにとって身近な存在である「自動販売機」を設置することも立派な土地活用です。
「自動販売機設置」には2種類の方法があり、自動販売機を購入して自ら飲み物を仕入れる方法と飲料メーカーにスペースだけ貸し出す方法があります。
真の意味で不労所得と言えるのは、飲料メーカーにスペースだけ貸し出す方法でしょう。
自動販売機を購入する方法は飲料の仕入れはもちろんのこと、ゴミ箱の掃除や自動販売機のメンテまで全て自分でする必要があるので、とても「不労」とは言えません。
一方、飲料メーカーにスペースだけを貸す方法はメーカー側が仕入れから、掃除・メンテナンスまで全て行ってくれるため、自分では何もする必要がありません。
ただし、手に入る収益は毎月数千円程度にしかならないので要注意。
自動販売機だけで生活できるわけではなく、お小遣い程度の収入にしかなりません。
自動販売機については、以下の記事で詳しく解説しています。
土地を有効活用するなら一括資料請求で多くの可能性を探ろう!
アパート経営や駐車場、商業テナント、老人ホームなど用途や土地に応じて最適解が変わる土地活用ですが、それぞれ対応できる会社は異なります。
下記の表は土地活用の種類に応じた相談先をまとめたものです。
土地の活用方法 | 相談先 | |||
---|---|---|---|---|
ハウスメーカー | 工務店 | ゼネコン | 各種専門業者 | |
マンション経営 | △ | △ | 〇 | |
アパート経営 | 〇 | 〇 | ||
賃貸併用住宅 | 〇 | 〇 | ||
駐車場経営 | 〇 | |||
大規模施設(高齢者施設・保育所など) | △ | 〇 |
上記の表にある通り、土地活用の種類は多種多様です。
あなたが頭の中で描いていた土地活用がベストの活用方法とは限りません。
選択肢を狭めずにベストな方法を探るには、複数社の収益プランを比較するのが一番です。
同じ土地活用方法でも会社によって初期費用や収益プランが大きく差が出るのは土地活用では常識なのです。
NTTデータグループ運営の一括資料請求がオススメ
複数社への収益プランを比較するには、「HOME4U土地活用」が便利です。
「HOME4U土地活用」では、1分程度の簡単な項目を入力するだけで、無料で一括資料請求ができます。
しかも安心のNTTデータグループが運営で、厳選した優良業者のみです。
HOME4Uの一括資料請求サービス3つの強み
- 要望欄にメール連絡希望を記載すれば、メールのみで無料プランが最大7社からもらえる
- NTTデータグループで安心、業界最長21年間で培われたノウハウで悪質業者は排除し優良企業のみ
- 専門アドバイザーへの無料相談サービスあり、節税相談もできる
一括資料請求してからと言って、必ずしも土地活用をする必要はありません。
HOME4Uにはご要望欄があり、「提案資料はメールにてお願いします。」と記載すれば、メールで収益プランが各社からもらえます。
まずは各社の収益プランを比較してみましょう。
土地売却も視野に入れてみる
土地活用だけではなく売却も視野にいれてみるのも手です。
同じNTTグループが不動産一括査定サービスを運営しておりますので、こちらも併せて利用するのをオススメします。
まとめ
土地を使って不労所得を実現させる方法について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
自分は全く働いていないのにお金が入るという「本当の意味での不労所得」を実現できる方法は何なのか、理解いただけたと思います。
土地の活用を行う際は、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。