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スーモ(SUUMO)の一括査定を使って不動産売却する際の注意点、口コミ・評判まとめ

記事内に商品プロモーションを含みます。
スーモ(SUUMO)の一括査定を使って不動産売却する際の注意点、口コミ・評判まとめ

不動産の情報サイトと言えば、やはりスーモ(SUUMO)です。

スーモのような情報サイトのことをポータルサイトと呼びます。

ポータルサイトには、他にアットホームHOME’S等がありますが、スーモは見やすさや使いやすさ、情報量等から、他のポータルサイトよりも一つ頭抜けている印象があります。(完全に筆者の主観です。)

こんな悩みをスッキリ解消!

  • スーモの不動産売却ってぶっちゃけどうなの?
  • スーモで不動産売却するメリットは何?
  • スーモで不動産売却すると高く売れるの?

そこで今回の記事では「スーモによる不動産売却」にフォーカスしてお伝えいたします。

この記事を読むことであなたはスーモを使った不動産売却でメリットを最大限発揮できるようになります。

本記事のポイントまとめ

  • SUUMOの売却査定は、リクルートが運営している不動産売却のサイト
  • SUUMOの売却査定をする際にチェックしたい項目は、「インスペクション」「ハウスクリーニング」
  • SUUMOの売却査定は、自分で査定依頼する不動産会社を利用する必要があるので注意
目次

スーモ(SUUMO)とは

スーモとは、あのリクルートが運営している不動産系の情報サイトです。

スーモ自体は不動産屋ではなく、あくまでサイトの名称になります。

リクルートは他にも、「ホットペッパービューティー」や「じゃらん」「リクナビ」「とらばーゆ」「ゼクシィ」等々の数々の有名サイトを運営しています。

誰しもが、一度はリクルートが運営しているサイトを見たり、利用したりしたことのある人は多いのではないでしょうか。

SUUMOは、そんなリクルートサイトの中で、住宅・不動産部門における重要なサイトの位置づけです。

リクルート社は、情報の見せ方やサイトの設計が上手く、ユーザーからのサイトの評価も高いです。

SUUMOのサイトの中では、以下のように顧客満足度1位であったことを公表しています。

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)が運営する不動産・住宅情報サイト『SUUMO』は、株式会社oricon ME(本社:東京都港区、代表取締役社長:小池 恒)が2021年10月1日に発表した「オリコン顧客満足度ランキング」の「賃貸情報サイト」において、第1位の評価をいただきましたので、お知らせします。

※出典:株式会社リクルートのプレスリリース

ユーザーからの評価が高いということは、多くの買主がSUUMOを利用しているということになります。

今やSUUMOは賃貸や購入だけでなく「不動産売却」において欠かせない存在と言えるでしょう。

以上、ここまでSUUMOについて見てきました。

SUUMOは売却の査定依頼も可能

SUUMOでは、売却のための査定を依頼することも可能です。

SUUMOは広告掲載で圧倒的なパワーを有していることから、かなり多くの不動産会社が広告掲載の媒体として利用しています。

提携している不動産会社は相当数におよぶため、査定サービスを利用すると、査定依頼をできる不動産会社が数十社以上、登場してきます。

例えば、東京都千代田区で査定依頼をしたときは、なんと47社も見つかりました。

SUUMOで東京都千代田区を査定依頼した時の不動産会社数

どれも地元の不動産会社ばかりですので、見たころある不動産会社も多いと思います。

通常、無料の一括査定サイトを使っても、同時に査定できるのは最大でも7社であるため、数十社となると、かなり多いです。

不動産一括査定とはインターネット上であなたが売りたいと思っている不動産情報・個人情報を入力すると、複数の不動産会社が自動的に見つかり一度に査定依頼できるサービス

不動産一括査定の仕組み

複数の不動産会社から査定額を提示してもらうことができ、だいたいの相場観を掴むことができます。一括査定の流れとしては下記の通り。

不動産一括査定の流れ

ただ、SUUMOの不動産査定では、「条件を絞り込む」という機能があるため、条件を付加して不動産会社を絞ることが可能です。

SUUMOの売却査定をする際にチェックしたい項目2つ

2024年4月時点においては、SUUMOの不動産会社絞込機能は、以下のような選択肢となっています。

特徴 選択肢
安心して任せられる 地元の実績多数
開店10年以上
店舗10店舗以上
経験10年以上のベテランに相談可
不動産コンサルティングマスター
専門的な相談ができる 相続の相談可
税金・法務相談サービス
ファイナンシャルプランナー
賃貸サポート可
任意売却
サービスが充実している 買い取り制度あり
瑕疵保証あり
インスペクション相談可
ハウスクリーニング

ここで「サービスが充実している」のうち「インスペクション相談可」というものがあります。

インスペクションとは建物状況調査のこと

2018年4月以降は、不動産会社から「インスペクションしませんか?」と必ずあっせんを受けることになります。

また、ハウスクリーニングは、購入希望者に部屋の中を見せる内覧前に行うと効果的です。

「サービスが充実している」のうち「ハウスクリーニング」という選択肢がありますが、ハウスクリーニングをしたい場合には、対応できる不動産会社を選ぶのが良いでしょう。

ハウスクリーニングについては、下記に詳しく記載していますので、ぜひご参照ください。

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以上、ここまで売却の査定依頼も可能について見てきました。

SUUMOを使う前に、一つ知っておくべきことがあります。

それはエリアによってポータルサイトの強さは違うという点です。

エリアで異なるポータルサイトの強さ

SUUMOで売却査定を行うメリットは、SUUMOと提携している不動産会社に査定を依頼するため、その物件広告がSUUMOに掲載されるということです。

SUUMOはとても影響力のあるサイトですので、SUUMOに広告が載っているかどうかでも、不動産の売れ行きは左右されます。

ただし、SUUMOも全てのエリアや全ての物件種別(マンション、戸建、土地等)に強いわけではありません。

インターネットの広告で重要な点は、検索をした際、そのサイトが検索結果の上位に表示されるかどうかという点です。

例えば、さいたま市で戸建住宅を探しているような人は、「さいたま市 戸建」と入力する可能性があります。

2024年4月時点では、グーグルで「さいたま市 戸建」と検索すると、以下のような順番で表示がされます。

1位:SUUMO
2位:HOME’S
3位:アットホーム

一方で、グーグルで「和歌山市 戸建」と検索すると、以下のような順番で表示がされます。

1位:HOME’S
2位:アットホーム
3位:SUUMO

実は、このようにポータルサイトはそのエリアによって検索上位の順番が異なります。

上述の例だと、さいたま市の人が戸建を売るならSUUMOがオススメですが、和歌山市の人が戸建を売るならHOME’Sがオススメになります。

ちなみに「和歌山市 マンション」と検索すると、以下のような検索結果となります。

1位:アットホーム
2位:SUUMO
3位:HOME’S

同じ和歌山でも、マンションを売るのであれば、HOME’Sではなく、アットホームが良いということになります。

そのため、SUUMOを使う以前に、自分の物件の所在地と物件種別を入力した際、SUUMOがトップに出るかどうかを確認することが重要です。

SUUMOは大都市やマンションの検索結果に強いという傾向があります。

人口の多い都市にお住まいの方は、SUUMOがオススメと言えます。

SUUMOのライバル「アットホーム」は地方や戸建に強い

一方で、アットホームやHOME’Sは、地方や戸建の検索結果に強いです。

大手の不動産会社は、資金力があるため、SUUMOと、アットホーム、HOME’Sの全てに広告を掲載することがありますが、地元の不動産会社は1つのポータルサイトしか掲載しないことが多いです。

そのため、ポータルサイトで売却を進める場合は、検索結果が強さを確認してから、一番強いポータルサイトを使って売却を進めるようにしましょう。

以上、ここまでエリアで異なるポータルサイトの強さについて見てきました。

せっかくSUUMOを使って売却するのであれば、SUUMOの広告画面を意識して売却することがオススメです。

そこで次に絞込機能を意識して売却しやすくするについて解説します。

売却成功の秘訣は「絞込機能」を意識すること

SUUMOを使えば、SUUMOに広告が載るというメリットがあります。

SUUMO自体が検索結果の上位に表示されますので、SUUMOに載っていると、購入希望者の目にとまる確率が高まります。

ただし、購入希望者がSUUMOにたどり着いたとしても、SUUMOの中であなたの物件まで辿りつくかどうかは別の話です。

SUUMOは非常に人気のあるポータルサイトであるため、競合の物件もとても多いです。

例えば、グーグルで「港区 マンション」と検索すると、SUUMOが検索結果のトップに表示されます。

検索結果からSUUMOへ飛ぶと、港区の中古マンションの物件情報が1,508件も出てきます。

もちろん、この中には重複物件も掲載されていますが、それにしても1,508件は全てを見ることは面倒です。

そこで、ほとんどのユーザーは条件を絞り込むことで物件の数を絞っていきます。

絞込の条件としては、以下の項目があります。

  • 価格
  • 専有面積
  • 間取り
  • 駅徒歩
  • 人気のこだわり条件

ここで、まず価格の絞り込み条件には、下限と上限があることがポイントです。

購入者は下限をあまり気にしませんが、上限は気にします。

SUUMOの価格刻みの単位は500万円未満です。

価格の上限設定は4,000万円未満、4,500万円未満、5,000万円未満のように、「未満」で刻まれます。

そのため、売出価格は、4,000万円や4,010万円とつけてしまうよりは、3,990万円と付けた方が絞り込み条件で落とされにくくなります。

まずは、売出価格の付け方は、「500万円未満の刻み」を意識することが重要です。

売出価格については下記記事で詳しく解説しています。

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またSUUMOでは、「さらに条件を追加する」という機能があり、絞込条件をさらに絞ることができます。

その中には「SUUMOのオススメ検索」という機能があり、以下の3つの選択肢があります。

  • 新・旧耐震を問わず、一定の耐震性がある
  • 築25年以上でも住宅ローン控除が使える可能性あり
  • 内外装が綺麗で保証も付いている

「SUUMOのオススメ検索」の機能は目立ちますので、ユーザーとしてクリックしたくなります。

例えば、港区のマンションで「築25年以上でも住宅ローン控除が使える可能性あり」をチェックするだけでも、1,508件がなんと8件に絞ることができました。

これはとてもインパクトのある絞込機能です。

たった8件だけだったら、購入者にはかなり真剣に見てもらえる可能性があります。

例えば、「築25年以上でも住宅ローン控除が使える可能性あり」という物件は、インスペクションに合格している物件のことを指します。

築25年以上でも既存住宅売買瑕疵担保保険に加入していると住宅ローン控除が使えます。

既存住宅売買瑕疵担保保険に加入するためにはインスペクションに合格していることが必要です。

SUUMOは、従来からインスペクションを実施している物件を優先的に表示させる傾向があります。

SUUMOで売却をするのであれば、SUUMOの絞込機能を意識し、インスペクションを実施して売りに出すのが良いでしょう。

既存住宅売買瑕疵担保保険については、下記に詳しく記載しています。

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次にSUUMO利用者の口コミについて見ていきましょう。

>> スーモで査定相場をチェック

SUUMO売却査定の利用者の口コミ・評判

SUUMOに対しては、口コミを見てみましょう。

なかなかネット上を探しても、本当かどうかよく分からない口コミサイトが多いのですが、今回は「クチコミランキング」というサイトを参考にしました。

理由は、運営元がしっかり記載されている点、不動産査定以外も多くの口コミがあり、またしっかりと悪い口コミも掲載されているためです。

SUUMOに対して高評価(良い)の口コミ

中古物件相場表を使えば見積りを依頼する前に自分の家がだいたいどの位の水準にあるかを知る事ができる。売却事例がたくさん見れるのも嬉しい。(36才・男・会社員)

マンションを買い換える際に利用しました。少しでも高く売るためには時間と労力はかかりますが複数の不動産会社から査定をもらうことが大切です。ちなみに私は最大で500万円も査定額に差がありました。(45才・男・会社員)

SUUMOの口コミは、基本的には好評価が多いです。一方で、以下のようなネガティブな評判もあります。

SUUMOに対して低評価(悪い)の口コミ

SUUMO(スーモ)の不動産査定に関してはあまり良い評判は聞きません。まずどういう不動産会社が一括査定に参加しているのかがわからない時点で、プロの視点から見るとアウトな気がします。

投資家がこういう不動産査定サイトを利用するのは、1社1社問い合わせるのが面倒だから、大手と準大手、地場の不動産会社を中心に、査定を一括依頼するのです。

そういう投資家心理をわかっていない時点で良いサービスとは言えない気がしますし、それが投資家から評価されない原因になっていると思います。(42才・男・不動産投資家)

SUUMOでは、査定を依頼する不動産会社を絞り込み機能を使って依頼するため、1社1社問い合わせるのが面倒な人にとっては少し不向きといえそうです。

大手にまとめて一括査定を依頼したい方はすまいValueの利用も検討してみてください。

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まとめ

スーモを使って不動産売却を行う際のオススメ機能と高く売るコツを紹介してきました。

SUUMOを使うかどうかは、まず自分の物件のエリアと物件種別の検索結果を確認してから使うようにして下さい。

またSUUMOの中で目立つには、SUUMOの物件絞込機能を十分に意識した広告を不動産会社へ依頼するようにして下さい。

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