大和ハウスグループの「リブネス」とは?特徴や評判・口コミ

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大和ハウスグループ

大和ハウス(ダイワハウス)といえば、注文住宅やマンションを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

でも実は、大和ハウスグループは総合不動産事業者。建築や活用、街づくりから研究まで、住まいに関わるあらゆるサービスを開発・提供しています。

その中でも注目なのが、中古住宅の流通活性化を目的にした大和ハウスグループの新事業「リブネス」です。

リブネスは、大和ハウスグループの7社が連携しておこなう既存住宅のトータルサポート事業。売買や賃貸、リノベーションなど大和ハウスグループの総合力を活かして、中古住宅を「現役住宅」にすることを目的としています。

今回はこの「リブネス」を徹底解剖していきます!

合同会社ラビッツ 代表社員 石川貴裕

不動産売却の教科書の責任者・編集

合同会社ラビッツ 代表社員

石川貴裕

名古屋のIT企業に従事しながら、親族の不動産仲介会社にて不動産売買の実務を経験。不動産売買で損をしている人が多く疑問を感じたため、当サイト不動産売却の教科書を立ち上げ。

経歴不動産仲介10年、電気機器メーカー5年、電子部品メーカー2年、WEBサービス会社5年

1.「リブネス」の魅力は大和ハウスグループ7社が連携した不動産仲介サービス

リブネスの主軸となるのは、不動産仲介サービス。売却も購入も、リブネスで請け負ってくれます。

もちろん「賃貸だけ」「リフォームだけ」も請け負っていますが、グループの総合力を活かした「仲介」にこそリブネスの魅力があります。

大和グループの住宅ストック事業を統一したものが「リブネス」

リブネス

リブネス

リブネスは社名ではなく、ダイワグループ7社(大和ハウス工業、日本住宅流通、大和ハウスリフォーム、大和ライフネクスト、大和リビングマネジメント、コスモスイニシア、デザインアーク)が2018年1月に立ち上げた新事業。

既存住宅の売買仲介や買取再販、リノベーション・リフォームなどの住宅ストック事業を、グループ統一の新ブランド「Livness(リブネス)」として提供しています。

店舗として「リブネス」があるわけではなく、不動産仲介では主に大和ハウス工業と日本住宅流通が窓口となり、グループ7社が連携して中古住宅の流通を活性化させることを目的としています。

リブネスでは中古住宅の売買も

リブネスでは、不動産仲介会社のように中古住宅の売買を取り扱っています。

仲介を取り扱っている店舗は決して多くありませんが、北海道から九州の全国主要都市の売買に対応。

リブネスは2018年に掲げられた新事業ですから、これから対応エリアや支店数の拡大に期待できるといえるでしょう。

大和ハウスグループの総合力で既存住宅をトータルサポート

リブネスでは大和ハウスグループの総合力を活かし、仲介のみならず大和ハウスグループ自らの買取やリノベーション、賃貸まで幅広く対応しています。

仲介実績はまだ多くないものの、大和ハウスグループとしの2018年の住宅供給数は、戸建てで60万戸以上、マンションで20万戸近い実績があります。

またリフォームも年間5万戸前後施工しており、「仲介+α」のサポートに期待できます。

大和ハウスグループは仲介取扱高で12位

公益社団法人不動産流通推進センター(2019年3月発表)によると、2018年3月時点での仲介各社の売上ランキングは以下の通りです。

大和ハウスグループは、全体の中で12位にランクインしています。

No.企業名取扱高 (百万円)手数料収入 (百万円)仲介件数 (件)店舗数
1三井不動産リアリティグループ1,568,07480,03540,658281
2東急リバブル1,315,59454,89724,410174
3住友不動産販売1,257,50766,31037,058266
4野村不動産グループ800,73931,6378,56183
5センチュリー21・ジャパン674,49931,60826,514935
6三井住友トラスト不動産495,12420,2317,87872
7三菱UFJ不動産販売481,66419,4035,75945
8みずほ不動産販売396,12915,6234,23744
9三菱地所リアルエステートサービス234,3669,6141,1629
10大京グループ173,2547,9799,80574
11大成有楽不動産販売グループ162,8767,0254,25939
12大和ハウスグループ153,5676,1213,61148
13住友林業ホームサービス145,6956,7114,29847
14東宝ハウスグループ136,3586,3093,95114
15スターツグループ120,7395,3922,412102
16東京建物不動産販売116,0563,42090814
17イエステーション112,3296,0988,180139
18近鉄不動産101,7885,3274,07644
19日本土地建物販売91,1843,5354308
20長谷工リアルエステート86,1663,5781,95234

では続いて、リブネスのサポート体制について見ていきましょう。

2.大和ハウス「リブネス」の3つのサービス

 リブネスの不動産売却では、大和グループの総合力を活かした3つのサービスがあります。

サービス①大和ハウスグループによる直接買い取りも可能

大和ハウスグループ買取による早期売却

大和ハウスグループ買取による早期売却

※画像出典:リブネス公式サイトより

大和ハウスグループの仲介実績は、2017年度3,611件。それに対し、大和ハウスグループによる直接買い取りは404戸と、買い取りの比率がとても高いんですね。

仲介ではなく「買取」で家を売るメリットは、スピードと確実性。売却金額が落ちてしまうというデメリットはありますが、買い替えなどの事情で早く売りたい人や、確実に売りたい人にとっては適しているといえます。

買取については下記記事で詳しく解説しています。

仲介買取専門家が教える!不動産の「買取」と「仲介」判断基準
ぶっちゃけ高く売れるのは?不動産の「買取・仲介」の違いと選択基準のすべて

「不動産の買取ってどういう仕組み?」 「不動産買取と仲介ってどっちがいいの?」 「買取のデメリットは何があるの?」 不動 ...

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サービス②瑕疵保証・設備保証

基本的に、売主は売却後の物件の「瑕疵(かし)」に対して、一定期間、責任を負うことになります。これを、瑕疵担保責任といいます。

瑕疵とは物件の欠陥のこと。雨漏りや腐食、給排水管路の劣化や損傷、シロアリ被害等

一般的に、売主は期限を設けて瑕疵担保責任を負いますが、期限内はいつ瑕疵が発覚するのかと冷や冷やするもの。無事、契約して引き渡したとしても不安が続くというのは、ちょっと嫌ですよね。

リブネスの仲介による物件は、引き渡し後2年に渡って瑕疵が保証されます。(築年数等適用要件あり)

大和ハウスグループの瑕疵保証内容

大和ハウスグループの瑕疵保証内容

※画像出典:リブネス公式サイトより

保障額は、雨漏りや給排水管路については最大200万円、シロアリ被害については最大50万円まで。期間内であれば利用回数に制限はないということなので、売主の大きな安心となります。

またキッチン、洗面化粧台、トイレなどの設備についても、自然故障を2年間保証。瑕疵保証はついていても設備保証まで付帯する不動産会社は多くないので、2年間の設備保証はリブネスの大きな魅力といってもいいでしょう。

大和ハウスグループの設備保証

大和ハウスグループの設備保証

瑕疵保証や設備保証は、売主はもちろん買主にとっても大きな安心となりますから、リブネスなら「売れやすさ」も向上するといえます。

サービス③大和ハウスグループ施工物件への手厚いサービス

大和ハウスが施工した戸建てとマンションの売却には手厚いサポートをしているのも、リブネスの大きな特徴です。

やはり、自社グループで施工した建物には絶対的な自信があるのでしょう。リブネスでは、大和ハウスの物件には独自の査定基準を設け、「適正な評価」をおこっています。

適正評価とは、具体的にはメンテナンス履歴・リフォーム歴・保証期間等が評価されるシステム。これらが評価されることにより、一般的な査定システムより高額な査定がつきやすいとのこと

ここまでは、リブネスの3つのサービスについて見てきました。

ここからは、気になるリブネスの評判や口コミを見ていきましょう。

大和ハウス「リブネス」の評判や口コミ

音楽で有名なオリコンでは、「不動産仲介 売却のランキング・比較」を毎年発表しています。

残念ながら大和ハウスグループは圏外。

順位マンション戸建て
不動産会社得点不動産会社得点
1位住友林業ホームサービス78.05点野村の仲介+76.50点
2位野村の仲介+77.66点近鉄の仲介(近鉄不動産)75.04点
2位三井住友トラスト不動産77.66点住友林業ホームサービス74.56点
4位大成有楽不動産販売77.03点三井のリハウス74.23点
5位大京穴吹不動産76.90点三井住友トラスト不動近74.12点
6位近鉄の仲介(近鉄不動産)76.61点東急リバブル73.99点
7位三井のリハウス76.52点住友不動産販売73.19点
8位東急リバブル76.37点福屋不動産販売72.70点
9位長谷工の仲介75.58点センチュリー2172.65点

※出典:オリコン顧客満足度ランキング「不動産仲介 売却のランキング・比較」(※2019年11月時点)より

大和ハウスの口コミ

大和ハウスのリブネスは近年できたブランドということもあり、まだ信頼できる評判や口コミの情報は少ないようです。

ここからは、リブネス公式サイトからリブネスで実際に家を売却した人の声と、オリコン顧客満足度ランキングから、リブネスの主要1社である日本住宅流通(仲介会社)の利用者の声を抜粋します。

次に住む方に建物の保証も引き継ぎたいと思い、大和ハウスグループに仲介を依頼。メンテナンス履歴も評価される査定を実施したところ、一般査定より高い評価額に。適正な資源価値を算出でき、売却と住み替えをスムーズに進められました。(大和ハウス施工の戸建てを売却したSさん)

マンションの売却を検討していた際、様々な会社のHPを見てどの会社にするか迷っていました。日本住宅流通(リブネスを形成する1社)は大和ハウスグループで、チラシには数多くの物件を取り扱っているとのことで、説明を聞きに営業所へ赴きました。設備保証などが買主の方の検討材料の1つとなり、思ったより早く売却が決まり、とても感謝しています。(大和ハウス施工のマンションを売却したMさん)

※出典:リブネス公式サイト「リブネスボイス」より

  • はじめの問い合わせ以降、ちょっとしたサービスがあり、契約するきっかけとなった。アドバイスが適切。こちらの希望を聞いてくれた。(50代/女性)
  • 条件の悪い物件にもかかわらず、買い主様を紹介いただいた。(50代/男性)
  • 突然の依頼にも関わらず、迅速、丁寧に対応してもらえた。(60代以上/男性)
  • 充分な説明はあったが、当初考えていた売却金額よりも安くなった。(60代以上男性)
  • メールでの問い合わせに対する返答が遅い。(60代以上男性)

※出典:オリコン顧客満足度ランキング「日本住宅流通 不動産仲介 売却 戸建ての比較・評判」より

公式サイトについては良い評価のものしか載せないでしょうが、やはり大和ハウス物件の売却における満足度は高いようです。

全体的に見ても、やはり「大和ハウスグループならでは」という点での高評価がうかがえます。

利用する際の参考にしていただけますと幸いです。

それでは最後に、どんな人・物件がリブネスに向いているのか解説します。

4.大和ハウス「リブネス」に向いている3つのケース

リブネスに向いているのは、次の3つのケースです。

  1. リフォームしてから売る
  2. 買取を検討している
  3. 大和ハウスグループ施工の戸建て、マンションの売却

1つずつ詳しく見ていきましょう。

ケース1.リフォームしてから売るケース

リフォームと売却をセットで考えている場合は、リブネスは選択肢の1つに加えてもいいと思います。

リブネスを形成している1社である大和ハウスリフォームは、年間5万件以上のリフォームを受注し、2016年度、2017年度のオリコン顧客満足度ランキング「大型リフォーム部門」で1位を獲得している企業です。

リフォームと売却をセットにする場合、難しいのがタイミング。リフォームと売却を連携することができれば、スムーズに売却までこぎつけることができるでしょう。場合によっては、リフォーム中に売り出すことも可能になります。

リフォームするかしないかの判断基準は、下記記事で詳しく解説しています。

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ケース2.買取を検討しているケース

不動産は、不動産会社に仲介してもらって売るのが主流です。

その一方、不動産会社自らが買い取ってくれるケースもあります。これを「仲介」に対して、「買取」といいます。

リブネスは買取実績が多いですから、以下のような人に向いているといえます。

  • 買い替えの都合で売却を急ぎたい
  • 相続税の納税期限が迫っているから早く資金化したい
  • 離婚に伴う家の売却だから、速やかに資金化して夫婦の縁を早く切りたい
  • 一般の人にはあまり需要のない物件

仲介と買取については下記記事で詳しく解説しています。

マンションの買取・仲介の流れと3つの大きな違い

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ケース3.大和ハウスグループ施工の戸建て、マンション

リブネスに向いているのは、なんといっても大和ハウスグループ施工の物件を売却する人。メリットは、次のようなことが考えられます。

  • 適正評価により他社より高額売却が狙える
  • 物件のことをよくわかっている担当者が売却してくれるためPRしやすい
  • 大和ハウス施工物件は大和グループで買いたいと考える人は多いことが予想され、他社より集客が見込める

大和ハウス施工の戸建てやマンションの売却を考えている方は、選択肢の1つとしてリブネスを加えても損はないはずです。

ただし初めからリブネス1本に絞るのではなく、必ず複数社に査定依頼して、不動産会社をしっかり見極めるようにしてくださいね。

満足した不動産売却は不動産一括査定を利用するのが鉄則

信頼できる不動産会社を見つける

不動産売却で大事なことは、「信頼できる不動産会社を探せるか」。

不動産会社によって、得意としている不動産も異なりますし、この地域は得意・不得意などあります。

中には売却金額に数百万、数千万の差が出ることも。

ただ、あなただけの力でそのような不動産会社に出会えることは難しいと思います。

不動産会社を1社1社回って話を聞いていても、逆に迷うことになり時間ばかりが過ぎてしまいます。

そこで筆者がオススメしているのが「不動産一括査定サービス(サイト)」です。

一括査定とはインターネット上であなたが売りたいと思っている不動産情報・個人情報を入力すると、複数の不動産会社が自動的に見つかり一度に査定依頼できるサービス

一括査定サービスの仕組み

一括査定サービスの仕組み

複数の不動産会社から査定額を提示してもらうことができ、だいたいの相場観を掴むことができます。一括査定の流れとしては下記の通り。

一括査定の流れ

一括査定の流れ

えぇぇ!!!こんな便利なサービスがあるんですね!
ひよこ生徒 解決
ひよこ生徒

不動産一括査定のオススメは 「すまいValue」「HOME4U」

不動産一括査定は筆者が知っているだけでも30はあります。

その中でも

の4つを特にオススメしています。

筆者も不動産一括査定(「 すまいValue 」「 HOME4U 」「 イエウール 」)を利用しました。

下記は「 すまいValue 」を利用して「三井のリハウス」「東急リバブル」「三菱地所ハウスネット」より、査定結果をもらった写真。

とても分厚い査定書を見ながら、3社ともに丁寧に説明をしていただきました。

不動産査定書を3社より入手

不動産査定書を3社より入手

下記表が「不動産売買の仲介件数が多い不動産会社」が「どこの不動産一括査定に参加しているのか」を調査した結果です。

少し細かいので、流し読みする程度でOKじゃぞ!
フクロウ先生
フクロウ先生
一括査定×不動産会社のマッチング表

一括査定×不動産会社のマッチング表

ひよこ生徒 解決
ひよこ生徒
こう見ると、上4つがずば抜けているんですね!
正確にはセンチュリー21はフランチャイズ経営なので、「三井不動産」「住友不動産」「東急リバブル」の3強じゃよ!
フクロウ先生
フクロウ先生

不動産売買は超大手に偏っている

「三井不動産リアリティネットワーク」「住友不動産販売」「東急リバブル」が超大手と言われる不動産会社です。

超大手不動産会社3社で不動産仲介の約30%のシェアを持っています。つまり、不動産売買した人の中で3人に1人は、「三井不動産リアリティネットワーク」「住友不動産販売」「東急リバブル」のどこかに仲介を依頼していることになります。

それだけ日本の不動産売買は、超大手不動産会社に偏っているということ。

超大手不動産会社は販売活動に強く、豊富な買主を持っており、売りやすいとも言えます。

そしてこの3社に唯一依頼できるのが「 すまいValue 」です。なので「すまいValue」は外せません。

超大手不動産会社だけではなく大手・中堅・地域密着の会社とも比較する

ただ、超大手だけで満足してはダメ。不動産業界は特殊な縄張りなどもあり、A地域はX不動産が強い、B地域はY不動産が強いということが存在します。

また、超大手になるほど両手仲介の比率が高まります。

両手仲介とは、1社の不動産会社が売主と買主の両方の仲介を行うこと。買主と売主から手数料をもらえるため、利益相反の関係になる。アメリカは両手仲介は禁止されています。

売却を成功するためにも超大手不動産会社と併せて大手・中堅や地域密着の不動産会社も比較することをオススメします。

その場合は下記のような使い分けがいいでしょう。

不動産一括査定の賢い使い方

不動産一括査定の賢い使い方

不動産一括査定の賢い使い方

売らなくてもOK!簡易的な机上査定&メール連絡も可能

紹介したサイトは、簡易的な机上査定も可能です。

また、イエウール以外は備考欄を設けており「メールでの査定額提示を希望」の旨を記載することで、不動産会社に伝わります。

ご要望・ご質問の欄にメールでの査定額を希望

ひよこ生徒 困り
ひよこ生徒
どの一括査定なら「机上査定」「メール要望」が使えるんですか?
下記に比較してまとめてみたぞ!
フクロウ先生
フクロウ先生
一括査定机上査定備考欄
すまいValue
HOME4U
イエウール  
SRE不動産(※旧ソニー不動産)

まとめ

今回は、大和ハウスグループ7社による住宅ストック事業「リブネス」を紹介しました。

リブネスは、2018年から始まった新しい試み。とはいえ、リブネスを形成している日本住宅流通や大和ハウス工業では、従来から仲介業務がおこなわれています。

リブネスの設立は、大和ハウスグループが一丸となって、改めて既存住宅と向き合っていこうという決意の表れだといえます。

これからさらに、リブネスの事業は拡大していくことが予想されます。大和ハウス施工物件の売却を考えている人はとくに、検討する価値はあると思いますよ!

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