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【2024年最新】大和ハウスの坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

記事内に商品プロモーションを含みます。
大和ハウスの坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

こんな悩みをスッキリ解消!

  • 大和ハウスの坪単価って、どれくらいだろう?
  • 実際に建てた人の満足度はどうなの?
  • 大和ハウスの特徴やおすすめポイントを知りたい!
  • 高いイメージがあるけど安く建てることは可能なの?

大和ハウスは、戸建て住宅を中心としつつ、賃貸アパートやマンション、商業施設の開発など多角的に事業を展開する住宅総合メーカーです。

プレハブ住宅の元祖として知られる歴史ある企業で、鉄骨造から木造まで幅広いランナップがあります。

一方で、どんな住まいが得意なのか個性が分かりにくい、坪単価は100万円と聞いたという情報も。

最新のオリコン顧客満足度では9位にランクインしており、顧客満足度は高いです。

実際に大和ハウスで建てた方に聞いた独自のアンケート調査では、住み心地や設計スタッフの提案力、土地探しの熱心さにも満足したという声も多く見られました。

また、実際の坪単価にも幅がありどれもが高額というわけではないようです。

同じような価格帯のハウスメーカーを比較する場合でも、強みや弱みを詳しく知ることで自分に合っているかどうか判断しやすくなるでしょう。

この記事では、この記事では、実際に新築を建てた方へのアンケート調査も行った上で、大和ハウスの最新坪単価や建坪に応じた建築費用について、様々な情報をもとに徹底分析しています。

《新築を建てた人497人に聞いて分かった!大和ハウスの評価チャート》

アンケート調査概要

・調査対象:新築の戸建てを購入した人
・調査方法:クラウドワークス
・調査実施期間:2022年2月13日~2022年2月20日
・調査対象地域:日本
・調査主体者:合同会社ラビッツ

大和ハウスの評価チャート

また、大和ハウスの「特徴」や「人気商品の坪単価」、実際に建てた方のアンケートによる信頼性の高い情報をもとに「強み・弱み」がひと目でわかるようまとめました。

大和ハウスの特徴がよくわかる「建築実例」も写真や間取り、オーナーの感想付きで紹介しています。

本記事の結論先読み!

  • 大和ハウスの坪単価は70万円~110万円
  • 主力は鉄骨造の「ジーヴォΣ」、木造も展開
  • 日本で初めてプレハブ住宅を販売
  • 賃貸、マンション、商業施設など多角的な事業展開が特徴
  • ワンストップで提案できる店舗・賃貸併用住宅に強み
  • 利便性の高い立地で、建築条件付き分譲地を積極的に開発
  • 弱みは、特徴的な商品が少ないこと

大和ハウスを検討している方は、ぜひ最新情報をまとめたこの記事に目を通してみてくださいね!

大和ハウスの坪単価

※2024年4月現在

納得いく価格で理想の家を建てる方法

納得いく価格で理想の家を建てる方法

自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

そこでオススメなのが、タウンライフを使って一括資料請求すること。

タウンライフを使うと、ハウスメーカーから要望にあったカタログや間取り例が届くので、イメージを膨らませることができます。

強引な営業もないので、まずは理想のマイホームに向けてカタログを請求するのをオススメします。

>> タウンライフで間取りプランチェック

目次

【坪単価×カスタマイズ性】大和ハウスのポジションマップ

ハウスメーカーを選ぶ主なポイントは、価格帯と設計のカスタマイズ性の2つです。

そこで、ハウスメーカーの中での大和ハウスの立ち位置がわかるよう業界マップ(分布図)を作成しました。

縦軸が価格帯、横軸が設計の自由度やカスタマイズ性を表しています。

価格帯とカスタマイズ性で見るハウスメーカー業界マップ

大和ハウスは、価格帯もカスタマイズ性も標準より少し高めの位置にあります。

大和ハウスの強みは、ハウスメーカーとしてのバランス・総合力です。

正直そこまで突出した個性はありませんが、一方で構造、間取りの自由度、住宅性能、アフターケアなど、どれも平均点以上の家づくりができるのが特徴です。

縦軸・横軸ともに標準より上という位置にあるのも、その特徴通りと言えるでしょう。

フクロウ先生
このサイトでは、大和ハウスと比較されることが多いハウスメーカーの特徴や坪単価も解説しているぞ!

《大和ハウスと比較検討する人が多いハウスメーカー》

ハウスメーカー 坪単価
セキスイハイム 65万円~120万円
積水ハウス 55万円~95万円
タマホーム 34万円~75万円
三井ホーム 60万円~130万円
アイフルホーム 40万円~75万円
へーベルハウス 70万円~150万円

一目で分かる!大和ハウスの特徴

坪単価 70万円~110万円
構造 木造:木造軸組
鉄骨造:軽量鉄骨、重量鉄骨
建物タイプ 平屋
2~5階建て
二世帯住宅
賃貸・店舗併用住宅など
保証期間 初期保証30年 (構造耐力上主要な部分・雨水の浸入を防止する部分)
※30年目以降、有料メンテナンスで保証延長
販売戸数 40,562
施工エリア 全国 (沖縄県・一部地域を除く)
会社設立 1955年4月
公式サイト 大和ハウス工業株式会社

《大和ハウスの特徴まとめ》

大和ハウスの特徴まとめ

日本初のプレハブ住宅

大和ハウスの会社設立は、1955年。大手ハウスメーカーでは最も古く、日本で初めて「プレハブ住宅」を売り出した企業です。

工期が短く品質のブレが少ないプレハブ工法は画期的で、大和ハウスをお手本に他の企業が次々と参入、住宅業界に大きな影響を与えました。

鉄骨造と木造の2つの工法を採用し幅広い商品ラインナップがありますが、突出した個性がないため、あまり特徴がないと評価されることも多いメーカーです。

しかし、「耐震性は高いけど外観はイマイチ」「断熱性はすごいけど自由度はない」と言ったバランスの悪さがなく、構造、間取りの自由度、住宅性能、デザイン性、アフターケアなどどれも平均点以上の住まいばかりで、総合力に強みを持った企業です。

戸建て住宅の他に、賃貸アパートやマンション、大型分譲地や商業施設の開発も行っており、ハウスメーカーというよりディベロッパーとしての事業が主流となりつつあります。

そのため、賃貸や店舗の管理運営ノウハウを生かした賃貸併用住宅や店舗併用住宅の実例が多いのも、ハウスメーカーでは珍しい特徴です。

大和ハウスがおすすめな人

大和ハウスの注文住宅をおすすめしたいのは、次のような方です。

大和ハウスはこんな人におすすめ

  • 利便性の高い立地に、家を建てたい人
  • 店舗併用住宅や賃貸併用住宅を建てたい人
  • 総合力の高いメーカーに依頼したい人

土地探しをしている方は経験があるかもしれませんが、利便性の高い立地は建売住宅が建ったり、相場より高めの価格だったりすることが多いですよね。

しかし、大和ハウスは賃貸住宅や分譲建売住宅も手がけるだけあって、全国各地で魅力的な立地に「建築条件付き分譲地」を展開しています。建築条件付きの土地は、相場からそれほど離れた価格にはなりません。

そのため、ハウスメーカー選びよりも土地の利便性を重視したい方におすすめです。

また、賃貸住宅や商業施設も多く手がけているため、店舗併用住宅や賃貸併用住宅の提案に強みを持っています。

資金計画やローンの相談もワンストップで相談可能。店舗や賃貸部分の実績も豊富です。大手ハウスメーカーでは数少ない4階・5階建ての商品があり、狭小敷地でも併用住宅を検討しやすいのも魅力です。

自宅でお店を開きたい方や、家賃収入も得られる住まいづくりをしたい方におすすめです。

住宅については、構造、間取り、デザイン、アフターケアなどどれも平均以上の品質で、バランスが取れたラインナップが特徴です。総合力の高さでメーカーを選びたい方におすすめです。

【最新】大和ハウスの坪単価

SUUMOHOME’Sのハウスメーカー情報や実例、編集部で実施した調査をもとに、大和ハウスの坪単価を算出したところ、大和ハウスの坪単価は70万円~110万円となりました。

大和ハウスの坪単価

※2024年4月現在

しかし、これだけでは一般的な価格帯が分かりにくいですよね。

そこで、もう少し具体的な「平均坪単価」を調査してみました。

編集部が行った独自アンケートより坪単価を調査

大和ハウスの坪単価は「85.91万円」となりました。

アンケート調査概要

・調査対象:新築の戸建てを購入した人
・調査方法:クラウドワークス
・調査実施期間:2022年2月13日~2022年2月20日
・調査対象地域:日本
・調査主体者:合同会社ラビッツ

同じアンケート調査では、他メーカーの平均坪単価は次の通りです。

《編集部で行ったハウスメーカー坪単価調査》※大和ハウス以下坪単価順

ハウスメーカー 坪単価
大和ハウス 85.91
積水ハウス 99.36
パナソニックホームズ 98.73
住友林業 93
一条工務店 91.69
ヘーベルハウス 85.07
トヨタホーム 81.05
セキスイハイム 80.74
ミサワホーム 77.63
ヤマダホームズ 71.41
地元の工務店 68.17
タマホーム 67.37
アイフルホーム 58.01

※建売住宅は除く

この結果を見ると、大和ハウスは少し高めではありますが、鉄骨メーカーの中では平均的な価格帯ではないでしょうか。

住宅産業新聞が調査した平均販売価格からみる坪単価

大手ハウスメーカーの平均販売価格と平均延床面積を調査している、住宅産業新聞のデータも見てみましょう。

2019年度は、1棟あたりの平均販売価格が3,960万円、平均延床面積は41.7坪(137.85㎡)となっています。

下記の計算式に当てはめると、坪単価は95.0万円と算出できました。

3,960万円÷41.7坪=95.0万円

編集部の独自調査よりも、少し高い価格ですね。

編集部の調査では回答者の建築年代に幅があるため、最新の坪単価と比較すると少し低めになっていると推測されます。

また、同じく住宅産業新聞の発表している平均販売価格と平均延床面積の推移を見てみましょう。

年度 販売価格(万円) 延床面積(坪) 坪単価(万円)
2015 3,370 39.9 84.5
2016 3,430 40.1 85.5
2017 3,590 40.6 88.4
2018 3,730 41.0 91.0
2019 3,960 41.7 95.0

他メーカーでは平均延床面積が小さくなる傾向がありますが、大和ハウスの場合は少しずつ大きくなっているようです。

しかし、その分販売価格も高くなっており、結果的に坪単価も上昇傾向にあります。

大和ハウス坪単価から本体価格・建築総額シミュレーション

大和ハウスについて調べている中には例えば「30~35坪の総額が知りたい!」というように、希望延床面積から価格・総額を知りたい方も多いようです。

そこで算出した坪単価をもとに、「本体価格」と「建築総額」を算出しました。

ご自身が建てたい規模だとどれくらいの価格になるのかわかるよう、面積別にシミュレーションしています。

  • 本体価格:坪単価に延床面積を掛けて算出した、建物のみの価格
  • 建築総額:建物の本体価格に別途工事や諸費用を加えた価格
  • 別途工事:外構工事や地盤改良費など建物以外にかかる工事費用、諸費用とは、ローン手数料や申請費用などにかかる費用

別途工事や諸費用は、それぞれの内容によって違いはありますが、検討段階では建築総額の25%程度を見込んで計算します。

本体価格と建築総額の仕組み

大和ハウスの延床面積別の本体価格と建築総額

大和ハウスの場合、本体価格と建築総額を面積ごとに算出すると、次の表のようになります。

延床面積の坪数 本体価格 建築総額
25坪 (約83㎡) 1,750万円~2,750万円 2,330万円~3,670万円
30坪 (約99㎡) 2,100万円~3,300万円 2,800万円~4,400万円
35坪 (約116㎡) 2,450万円~3,850万円 3,270万円~5,130万円
40坪 (約132㎡) 2,800万円~4,400万円 3,730万円~5,870万円
45坪 (約149㎡) 3,150万円~4,950万円 4,200万円~6,600万円
50坪 (約165㎡) 3,500万円~5,500万円 4,670万円~7,330万円

※本体価格は、坪単価 × 延床面積の坪数で算出。
※建築総額は、別途工事・諸費用が本体価格の25%程度と仮定し、本体価格 ÷75%で算出。

人気ハウスメーカー・工務店との坪単価比較

人気ハウスメーカーの坪単価と比較したのが、次の一覧表です。

ハウスメーカーの坪単価は、50万円〜70万円程度ですので、大和ハウスは高めの価格帯と言えます。

《ハウスメーカーの坪単価一覧》※大和ハウス以下五十音順

ハウスメーカー 坪単価 構造
大和ハウス 70万円~110万円 鉄骨、木造
アイフルホーム 40万円~75万円 木造
アキュラホーム 50万円~80万円 木造
イシンホーム 50万円~65万円 木造
一条工務店 50万円~90万円 木造
ウィザースホーム 40万円~70万円 木造
クレバリーホーム 40万円~80万円 木造
住宅情報館 45万円~75万円 木造
住友林業 60万円~100万円 木造
セキスイハイム 65万円~120万円 鉄骨、木造
積水ハウス 55万円~95万円 鉄骨、木造
タマホーム 34万円~75万円 木造
トヨタホーム 50万円~110万円 鉄骨、木造
日本ハウスホールディングス 55万円~100万円 木造
桧家住宅 44万円~73万円 木造
パナソニックホームズ 70万円~100万円 鉄骨
富士住建 45万円~65万円 木造
へーベルハウス 70万円~150万円 鉄骨
ポラス(ポラテック) 60万円~90万円 木造
BESS 47万円~69万円 木造
ミサワホーム 60万円~100万円 木造
三井ホーム 60万円~130万円 木造
ヤマダホームズ 49万円~90万円 木造
ユニバーサルホーム 50万円~72万円 木造
ロイヤルハウス 38.8万円~50万円 木造

※2024年4月現在

より分かりやすいように、大和ハウスと人気ハウスメーカーの坪単価比較を図解にまとめたものがこちらです。

パナソニックホームズと他ハウスメーカーの坪単価比較

※2024年4月現在

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【関連記事】ハウスメーカーの坪単価
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三井ホーム トヨタホーム 一条工務店 パナソニックホームズ
大和ハウス ミサワホーム 住友不動産 タマホーム
アイフルホーム スウェーデンハウス アキュラホーム クレバリーホーム
ヤマダホームズ オープンハウス 日本ハウスホールディングス ユニバーサルホーム
ウィザースホーム 飯田産業 BESS 住宅情報館
桧家住宅 ロイヤルハウス 秀光ビルド ポラス(ポラテック)
無印良品の家 レスコハウス 近鉄不動産 JPホーム
アイダ設計 東宝ホーム アーネストワン 一建設
大成建設ハウジング 富士住建 土屋ホーム レオハウス
ロゴスホーム ファイブイズホーム イシンホーム セルコホーム
古河林業 アイディホーム 三菱地所ホーム GLホーム
サンヨーホームズ

大和ハウスの坪単価が高めの理由

大和ハウスの坪単価は、ハウスメーカー全体の中では高めの価格帯となっています。

これは、大和ハウスが主力とする構造に理由があります。

大和ハウスには鉄骨造と木造の両方がありますが、主力は鉄骨造のシリーズで木造は少なめです。

鉄骨造は木造よりも坪単価が高くなる傾向があります。鉄は木材より価格が高く、重量があるために基礎の強度も求められるからです。

鉄骨の中では平均的な価格帯

ハウスメーカー全体で見ると高めの価格帯ですが、鉄骨メーカーのみで見ると平均的な価格帯です。

また、大和ハウスは高いというイメージを持つ方もいますが、これには近年発表された富裕層向けのプレミアムモデルの影響もあると考えられます。

坪単価165万円からという高額の設定で、テレビでも話題となりました。

しかし、大和ハウスが高額なモデルを中心としているわけではなく、低価格の規格住宅も展開しています。

納得いく価格で理想の家を建てる方法

自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

土地を持っているのであれば、その土地の形状に強いハウスメーカーもあります。

土地から探すのであれば、仕入れが強いハウスメーカーの方が理想の場所が見つかります。

ただし、一からハウスメーカーに問い合わせや住宅展示場でヒアリングするのも面倒です。

そこでオススメなのが、「タウンライフ」を使ってカタログや間取りプランの一括資料請求することです。

タウンライフを使うと、ハウスメーカーから予算や要望にあったカタログや間取りプランが届くので、イメージを膨らませることができます。

ホームズ一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

強引な営業もないので、まずは理想のマイホームに向けてカタログを請求するのをオススメします。

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また、カタログや間取りプランよりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

大和ハウス人気商品ラインナップと商品別坪単価

大和ハウスの注文住宅は、様々なニーズに応えられる幅広い商品展開が特徴です。

《大和ハウスの商品ラインナップ》

種類 構造 商品名
平屋・2階建て 鉄骨造 xevoΣ PREMIUM
xevoΣ
xevoADVANCE
Lifegenic
木造 PREMIUM GranWood
xevoGranWood
xevoGranWood -平屋暮らし-
xevoGranWood Plus
3階建て 鉄骨造 skye3
木造 xevoGranWood-都市暮らし-
3~5階建て 鉄骨造 skye
併用住宅 鉄骨造 賃貸併用住宅
店舗併用住宅
プレミアムモデル RC造×木造 Wood Residence MARE-希-(マレ)

まず、構造は鉄骨造と木造の2種類。長らく全国展開しているのは鉄骨造のみでしたが、2020年ごろから「脱プレハブ住宅」を掲げ、設計の自由度が高い木造にも注力、に木造も全国展開されるようになりました。

階層は、1〜2階建てのほか、都市部向けに3〜5階住宅も用意しています。4階・5階建て商品を展開しているハウスメーカーは少なめですね。

さらに、居住専用住宅だけでなく、店舗併用、賃貸併用の住宅も展開。商品の価格帯も、幅広いですね。

これだけあると、かなり幅広い商品ラインナップとなります。順に紹介していきます。

フクロウ先生
このモデルで〇〇坪だといくらなんだろう?という疑問に応えるため、予想坪単価から延床面積別の本体価格※も算出して紹介していくぞ!

※建築総額ではありません

平屋・2階建て《鉄骨造》:予想坪単価50万円~

商品名 特徴 予想坪単価
xevoΣ PREMIUM
(ジーヴォシグマ プレミアム)
・ジーヴォΣのハイグレード商品
・富裕層をターゲットとした、業界最高クラスの商品
・2.72mの天井まで届く「グランフルサッシ」や「グランフルドア」を採用
・オリジナル外壁「ベルサイクス」も標準装備
100万円~200万円
xevoΣ
(ジーヴォシグマ)
・戸建て住宅の50%を占める主力商品
・外張り断熱通気外壁を採用
・地震の揺れを吸収する「「D-NΣQST(ディーネクスト)」を搭載
・天井高2m72cm、開口幅7m10cmの大空間が実現
67.6万円~
xevoADVANCE
(ジーヴォ アドバンス)
・ジーヴォΣのセカンドブランド
・天井高や内装材の種類、保証期間に差がある
・外観、インテリアは4タイプからセレクト
・標準仕様でZEH対応
50万円~
Lifegenic
(ライフジェニック)
・WEB限定の戸建て住宅商品
・打合せを効率化、WEBサイトの回答をもとに外観やインテリアを提案
・標準で太陽光発電パネルを搭載したZEH仕様
・間取りプランは89種類から
68万円~

まず、主力である鉄骨造の平屋・2階建モデルを紹介します。

xevoΣ(ジーヴォシグマ):予想坪単価67.6万円~

大和ハウスの鉄骨造モデルは、「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」を中心とした商品展開を行なっています。

平屋・2階建て《鉄骨造》

※出典:大和ハウスHPより

現在は、多くのメーカーが天井高の高さを特徴とした商品展開をしていますが、その先駆けとなった商品です。

天井高2m72cmという高さは業界トップというわけではありませんが、十分に開放感のある室内空間が実現します。

広い空間でも地震の揺れに耐える強さを持たせるため、独自のエネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」を搭載。本震、余震と続く揺れにも持ちこたえる強さが特徴です。

また、断熱には「外張り断熱通気外壁」を採用。屋外の暑さや寒さを室内にいれず、部屋の熱を外へ逃さない構法です。

ジーヴォシグマを中心として、上位モデル1つ、下位モデル2つが展開されています。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):2,028万円~
  • 35坪 (約116㎡):2,366万円~
  • 40坪 (約132㎡):2,704万円~

ジーヴォシグマプレミアム:予想坪単価100~200万円

最上級モデルは、ジーヴォシグマプレミアム。

ジーヴォシグマプレミアム

※出典:大和ハウスHPより

坪単価100万円〜と最高クラスのモデル。

年間の販売数はそれほど多いわけではありませんが、富裕層をターゲットとして、上質な家づくりをしたいというニーズに応えています。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):3,000万円~6,000万円
  • 35坪 (約116㎡):3,500万円~7,000万円
  • 40坪 (約132㎡):4,000万円~8,000万円

ジーヴォアドバンス:予想坪単価50万円~

ジーヴォアドバンス

※出典:大和ハウスHPより

こちらのジーヴォアドバンスは、ジーヴォシグマのセカンドブランド。

標準の天井高が2,400mmとなるほか、外観やインテリアスタイルの選択肢が限られるなど、少し制限はあるものの、基本性能はシグマとさほど変わりありません。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,500万円~
  • 35坪 (約116㎡):1,750万円~
  • 40坪 (約132㎡):2,000万円~

ライフジェニック(規格住宅):予想坪単価68万円~

ライフジェニック

※出典:大和ハウスHPより

このライフジェニックは、2019年4月に発売された低価格帯モデルです。

用意された間取りや仕様から選ぶ規格住宅ですが、低価格でできる理由は打合せの合理化です。スタッフとの打合せを2回に抑えた分、専用のWEBサイトのアンケート結果をもとに外観やインテリアを提案してもらえるスタイルです。

ネットでのやりとりに慣れた20代のユーザーをターゲットに想定。パッケージ化された間取り提案によって、価格を抑えることにも成功しています。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):2,040万円~
  • 35坪 (約116㎡):2,380万円~
  • 40坪 (約132㎡):2,720万円~

平屋・2階建て《木造》:予想坪単価49.2万円~

商品名 特徴 予想坪単価
PREMIUM GranWood
(プレミアムグランウッド)
・木造商品の最上級グレード
・プレミアムデザインユニットによる「邸別設計」「邸別デザイン」「邸別施工」を採用
・地域材、国産材、海外の上質な材料など素材にこだわった仕様
・制震技術「グランデバイス」など高度な技術を採用
100万円~200万円
xevoGranWood
(ジーヴォグランウッド)
・木造の主力商品
・遮熱効果の高い独自の断熱工法「オールバリア断熱」を採用
・構造軸組材に国産材料を積極的に使用
49.2万円~
xevoGranWood-平屋暮らし- ・平屋、小屋裏を利用した半2階スタイルのモデル
・屋外温度の影響を受けやすい小屋裏を快適に保てる ・4つの外観、5つのインテリアから選べる
・モデルプラン(108.75㎡/32.8坪)で2,618万円~
80万円~
xevoGranWood Plus
(ジーヴォグランウッド プラス)
・セミオーダースタイルの住宅
・210パターンの間取りがベース、変更も可能
・外観は4つ、インテリアは5つのスタイルから選択
50万円~

ジーヴォグランウッド:予想坪単価49.2万円~

木造の主力商品は、ジーヴォグランウッドです。

平屋・2階建て《木造》

※出典:大和ハウスHPより

大和ハウスの鉄骨造で採用する「鉄骨軸組構法」は、鉄の柱と梁を組み合わせる構法。そのノウハウを木造に転用したのが、独自の木造軸組構法「グランウッド構法」です。

一棟ごとに構造解析を行なって、耐震性を確保。屋外の温度の影響を受けにくくする「オールバリア断熱」という断熱方法を採用しています。

また、構造材には国産材料が積極的に使われています。

木造で心配されるのは、シロアリ被害です。そこで、基礎のコンクリートは底部と立ち上がり部を一体的に打ち継ぎ、シロアリの侵入を防ぐ工法を採用しています。

木造は、ジーヴォグランウッドを中心に、上位モデル1つ、下位モデル1つ、平屋モデル1つという展開となっています。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,476万円~
  • 35坪 (約116㎡):1,722万円~
  • 40坪 (約132㎡):1,968万円~

ジーヴォグランウッドプレミアム:予想坪単価100~200万円

ジーヴォグランウッドプレミアム

※出典:大和ハウスHPより

こちらのジーヴォグランウッドプレミアムは、木造商品の最上級グレードモデルです。

一邸ごとに設計施工することにこだわり、設計は社内の経験豊富なスタッフを選抜したデザインチームが担当する仕組み。

上質な素材もたっぷり使用しており、坪単価100万円〜200万円という高価格帯になるのも納得のクオリティです。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):3,000万円~6,000万円
  • 35坪 (約116㎡):3,500万円~7,000万円
  • 40坪 (約132㎡):4,000万円~8,000万円

xevoGranWood-平屋暮らし-:予想坪単価80万円~

xevoGranWood-平屋暮らし-

※出典:大和ハウスHPより

こちらの平屋モデルは、建て替えのニーズに対応した商品です。

ワンフロアのみの平屋に加え、ロフト空間を生かした半2階建ての商品も用意。外観スタイルやインテリアにもバリエーションを用意し、様々な要望に応えてくれます。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):2,400万円~
  • 35坪 (約116㎡):2,800万円~
  • 40坪 (約132㎡):3,200万円~

ジーヴォグランウッド プラス:予想坪単価50万円~

ジーヴォグランウッド プラス

※出典:大和ハウスHPより

木造では最も低い価格帯のモデルは、「ジーヴォグランウッド プラス」です。

迷わず家づくりができるよう、用意された間取りや仕様から選ぶセミオーダースタイル。外観、間取り、設備、仕様などを4つのステップに沿って選んでいく仕組みです。

ほぼ総2階に近い間取り構成、厳選された設備や仕様などで、低価格でも高品質の家づくりを実現しています。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,500万円~
  • 35坪 (約116㎡):1,750万円~
  • 40坪 (約132㎡):2,000万円~

3階建て《鉄骨造》:予想坪単価89.9万円~

skye3(スカイエスリー)

※出典:大和ハウスHPより

鉄骨造の3階建てモデルには、「skye3(スカイエスリー)」があります。

構造は重量鉄骨のラーメン構造。以前は、低コストの軽量鉄骨造の3階建てモデルがありましたが、現在は販売されていません。

明るさや開放感を求められる3階建てのニーズに応えて、吹き抜け部分では最大6mの天井高を実現。

また、間口が狭く変形地も多い狭小地でも、最大限に敷地を活用して建物を建てられるよう、最小モジュールや斜め45度の外壁が採用できる構法を採用しています。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):2,697万円~
  • 35坪 (約116㎡):3,147万円~
  • 40坪 (約132㎡):3,596万円~

3階建て《木造》:予想坪単価80万円~

xevoGranWood -都市暮らし-

※出典:大和ハウスHPより

3階建てモデルの木造は、「xevoGranWood -都市暮らし-」です。

鉄骨造のほうが耐震性が高いというイメージを持っている方もいますが、耐震性の高い構法を採用していれば、鉄骨造でも木造でも同様の耐震性能を持たせることができます。

こちらは、利便性の高い都市部に住み替える50〜70歳世代をターゲットとした商品です。

「森で暮らす」をイメージし、3階建てのコンパクトな住まいでも光や風を取り込み、プライバシーを確保できる間取りを提案しています。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):2,400万円~
  • 35坪 (約116㎡):2,800万円~
  • 40坪 (約132㎡):3,200万円~

3〜5階建《鉄骨造》:予想坪単価82.5万円~

skye(スカイエ)

※出典:大和ハウスHPより

3階建てから5階建てまで対応できるのが、重量鉄骨造の「skye(スカイエ)」があります。

大和ハウスの住宅設計ノウハウに、商業施設の建設で培った中高層建築のノウハウを加えた新しいモデルです。

ハウスメーカーで4階建以上の商品を持っているところはあまり多くないため、賃貸併用や店舗併用の住まいを検討したい方におすすめしたい商品です。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):2,475万円~
  • 35坪 (約116㎡):2,888万円~
  • 40坪 (約132㎡):3,300万円~

賃貸・店舗併用住宅:予想坪単価100万円~

賃貸・店舗併用住宅

※出典:大和ハウスHPより

大和ハウスは、賃貸併用住宅や店舗併用住宅などの併用住宅にも強みを持っています。

土地価格の高い都市部では、賃貸住宅を併設しで家賃収入を得ながら資金を確保する住まいづくりも注目されています。

また、自宅の一部に美容室やケーキショップなど店舗を開くというニーズもあります。

構造や階数に幅広い商品構成を持つため、店舗や賃貸住宅部分の規模に合わせて採用するモデルを選べるのも大和ハウスの強み。

1階の一部を店舗にした2階建ての店舗併用住宅や、エレベーター付きの5階建て賃貸マンションの最上階を自宅にする方法まで、幅広く対応できます。

こうした住まいづくりの場合には、住宅部分だけでなく賃貸住宅や店舗部分の提案力も必要です。資金やローン、工期についても丸ごと相談できる大和ハウスなら、スムーズに計画が進みますね。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):3,000万円~
  • 35坪 (約116㎡):3,5000万円~
  • 40坪 (約132㎡):4,000万円~

3〜5階建《RC造×木造》:予想坪単価150万円~

Wood Residence MARE-希-

※出典:大和ハウスHPより

Wood Residence MARE-希-は、2021年4月に発表された、大和ハウスの最高級モデルです。

都市部の富裕層をターゲットとし、木造とRC造を組み合わせた混構造を採用しています。

どんな敷地にも対応しやすいRC造で、地下1階から地上3階まで空間を提案。自由度の高い木造で上質なインテリアを実現する住まいです。

発表時には、165万円〜という高価格な坪単価も話題となりました。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):4,500万円~
  • 35坪 (約116㎡):5,250万円~
  • 40坪 (約132㎡):6,000万円~

大和ハウスではどんな家が建つ?外観・間取りつき実例を紹介

実際に建てられた住まいはモデルハウスとは違い、もっと具体的なイメージがわきます。

そこで、大和ハウスの実例を、写真や間取り、住んでいる方の感想も交えながら紹介します。

住居専用住宅で2例、大和ハウスの強みである店舗や賃貸の併用住宅を2例ピックアップしました。

実例1:大きな吹き抜けと、階段ライブラリーのある住まい

xevoΣの事例

xevoΣの間取り図例

※出典:大和ハウスHPより

  • 【家族構成】夫婦+子ども2人
  • 【モデル】xevoΣ
  • 【延床面積】131.89m2(39.89坪)
  • 【敷地面積】249.42m2(75.44坪)

大和ハウスの主力商品「ジーヴォシグマ」で建てられた実例です。

この住まいの一番の特徴は、リビング階段に設けられた大きな本棚「階段ライブラリー」です。読書好きのオーナー家族のシンボルとも言える空間で、階段に腰掛けて読みかけの本を楽しんだり、お子様に読み聞かせをしたりと楽しまれているそう。

外からの視線はうまく遮りつつ、屋外空間の過ごし方も提案しているのが設計の魅力。例えばリビングから庭へ続くウッドデッキは、縁側感覚で使える癒しスペース。2階バルコニーは、目の前の桜並木や花火を眺めながらバーベキューやプール遊びを楽しめるアウトドアリビングに。

コロナ渦で外出がしづらくても、あまりストレスがたまらないとのオーナーの感想は、この住まいが持つ魅力を実感させてくれます。

実例2:人生の集大成として築いたこだわりの光る家

xevo GranWoodの事例

xevo GranWoodの間取り図例

※出典:大和ハウスHPより

  • 【家族構成】夫婦+子ども2人
  • 【モデル】xevo GranWood
  • 【延床面積】224.85m2(68.01坪)
  • 【敷地面積】364.79m2(110.34坪)

この実例で採用しているのは、木造の2階建て商品「xevo GranWood」のモデルです。

木造ながら天井高6mの吹き抜け空間を持つリビングは、大和ハウスが得意とする高い天井高を生かしたさすがの開放感。梁が見える「あらわし仕上げ」の木質感も温かみや安心感があります。

大きな窓からは太陽の光がたっぷりと入り、梁の落とす影が時間と共に姿を変え自然の移り変わりを感じさせてくれます。

大空間に大きな窓のある住まいですが、冬場でも室内の温度差は少なく、快適に過ごせているそう。断熱性などの住宅性能も配慮された、大和ハウスの総合力を感じますね。

実例3:子育てとも両立!ケーキショップを併設した2階建ての住まい

店舗併用住宅の事例

店舗併用住宅の間取り図例

※出典:大和ハウスHPより

  • 【家族構成】夫婦+子ども1人
  • 【延床面積】127.17㎡(38.46坪)
  • 【敷地面積】188.44㎡(57.00坪)

もともとは、自宅とは別の場所でケーキショップを運営していたオーナー夫妻。

子育てを両立できる環境を求め、店舗を併設した住まいを建てられました。

1階の店舗には、以前の店舗で使っていた扉を移設しイメージを継承、厨房は使いやすい動線を考えて設計しています。

生活感の出やすい自宅部分の玄関やバルコニーは道路から見えない位置に設け、店舗の魅力をそこなわない設計が工夫されています。

店舗を兼ねているため、長期保証があることも安心材料に。トラブルの対応も早く、アフターサービスにも満足しているそうです。

実例4:最上階に自宅のある、5階建ての賃貸併用マンション

賃貸併用マンションの事例

賃貸併用マンションの間取り図例

※出典:大和ハウスHPより

  • 【家族構成】夫婦+子ども1人
  • 【モデル】skye+(スカイエプラス)
  • 【延床面積】556.97m2(168.48坪)
  • 【敷地面積】179.68m2(54.35坪)

都心の便利な立地にあった駐車場の土地に、最上階を自宅とした5階建てマンションを建てた事例です。

明るい光が差し込む最上階の自宅は、畳の小上がりをもうけたリビングが団らんの中心。

木質感のある仕上げが温かみを感じさせてくれます。遮音性が高い構造で、下の階の賃貸住宅に足音などが響かない配慮がされています。

賃貸併用マンションの玄関事例

賃貸併用マンションの計画、建築、賃貸部分の入居募集から運営までワンストップで任せられる安心感から、大和ハウスを選んだそう。

1Kや1LDKの賃貸住戸は、住戸ごとに変化のある間取りで魅力を持たせ、入口にはニーズの高い宅配ボックスを設置。完成2ヶ月前からの入居募集で、すぐに満室となったそう。

賃貸住戸の入居募集や管理は、グループ会社の大和リビングカンパニーズの一括借上システムを利用。同じ窓口で建築から運営まで丸ごと任せられる利便性がありがたかったというオーナーの声に、満足度がうかがえますね。

大和ハウスで実際に建てた人の口コミ・評判

大和ハウスで家を建てた方は、どのような評価をしているのでしょうか?

良かった点はもちろん、悪かった点も知ることで、自分自身に合ったメーカーかどうかを検討することができます。

そこで、編集部で独自に行ったアンケート調査をもとに、大和ハウスで建てた人の口コミをお伝えします。

オリコン顧客満足度のハウスメーカー注文住宅ランキング大和ハウスは9位となっています。

順位 ハウスメーカー 評点
1 スウェーデンハウス 80.8点
2 積水ハウス 78.3点
3 へーベルハウス 78.2点
4 住友林業 78.1点
5 一条工務店 77.1点
6 パナソニックホームズ 76.8点
6 三井ホーム 76.8点
8 セキスイハイム 76.4点
9 大和ハウス 76.2点
9 ミサワホーム 75.9点
11 トヨタホーム 75.6点
12 イシンホーム 75.0点
13 アイ工務店 74.8点
13 住友不動産 74.8点
15 クレバリーホーム 74.4点
16 アキュラホーム 73.1点
17 住宅情報館 73.0点
17 ユニバーサルホーム 73.0点
18 富士住建/td> 73.0点
20 イシカワ 72.9点
21 アイフルホーム 72.7点
22 桧家住宅 72.6点
23 タマホーム 71.9点
23 日本ハウスホールディングス 71.9点
25 ヤマダホームズ 71.2点
26 秀光ビルド 70.1点
27 アイダ設計 69.3点
29 オープンハウス・アーキテクト 67.9点

※出典:「おすすめのハウスメーカー 注文住宅ランキング2023年 オリコン顧客満足度調査」より

一方で編集部が独自に行ったアンケート調査だと下記の評価になっています。

アンケート調査概要

・調査対象:新築の戸建てを購入した人
・調査方法:クラウドワークス
・調査実施期間:2022年2月13日~2022年2月20日
・調査対象地域:日本
・調査主体者:合同会社ラビッツ
ハウスメーカー 営業単担当評価
全体平均:3.55点※
間取り・デザイン評価
全体平均:3.67点※
耐震性・耐久性評価
全体平均:3.74点※
費用評価
全体平均:3.45点※
アフターサポート
保証評価
全体平均:3.40-点※
合計点
全体平均:17.80点※
セキスイハイム 4.06(1位) 3.83 4.39(2位) 3.72(1位) 3.89(2位) 19.89
パナソニックホームズ 4.00(2位) 4.00(1位) 4.38(3位) 3.50 3.75(3位) 19.63
一条工務店 3.83 3.97(3位) 4.31 3.51 3.66 19.29
ヘーベルハウス 3.36 3.55 4.55(1位) 3.18 4.18(1位) 18.82
ミサワホーム 4.00(2位) 3.36 4.18 3.18 3.73 18.45
トヨタホーム 3.40 4.00(1位) 4.20 3.20 3.60 18.40
地元の工務店 3.69 3.69 3.58 3.62(3位) 3.81 18.38
積水ハウス 3.63 3.70 3.87 3.13 3.73 18.07
住友林業 3.50 3.67 4.17 2.92 3.50 17.75
タマホーム 3.55 3.55 3.60 3.65(2位) 3.25 17.60
飯田産業 3.29 3.71 3.43 3.43 3.43 17.29
ポラテック 3.50 3.17 3.67 3.83 3.00 17.17
大和ハウス 3.45 3.64 3.64 2.91 3.18 16.82
アイフルホーム 3.40 3.60 3.40 3.00 3.00 16.40
アーネストワン 3.00 3.14 3.00 3.57 3.43 16.14
一建設 3.17 3.33 3.17 3.00 3.00 15.67
ヤマダホームズ 2.71 3.29 3.29 2.86 2.71 14.86

※全体平均:有効回答数497名全体を平均した点数、回答数5人以上のハウスメーカー

では、実際に大和ハウスで建てた人の良い評価と悪い評価を見ていきます。

【編集部調査】実際に大和ハウスで家を建てた人の口コミ

まず、編集部のアンケート調査から大和ハウスの口コミを紹介します。

評価と共に延床面積や家の値段、坪単価も記載していますので「実例の価格・総額が見つからない…」という方にも参考になると思いますよ!

値段が高い

20代女性 岡山[star25]

  • 営業担当評価:
  • 間取り・デザイン評価:
  • 耐震性・耐久性評価:
  • 費用評価:
  • アフターサポート・保証評価:

<家の値段(土地代なし):約2,300万 延べ床面積:約45坪 坪単価:約50万 3階建て3LDK鉄骨>

良かった点

プレファブメーカーが希望だった為どのメーカーも予算がかかってしまって断念せざる負えなかったがダイワは何とか建てるクラスの価格だった。 耐震耐久性能が良いところ。 外装の光触媒コーティングで外壁が汚れにくく雨で洗い流されるところ。 営業が太陽光の補助金申し込みを国、県、市を全部申請してくれて太陽光もキャンペーンで1キロ30万だったのでかなり安く太陽光が付けれた。 土地も同時に購入したが普通土地のローンだけ始まるところ一度大和ハウスが買い取って土地と建物のローンを1つにまとめてくれたところ。

悪かった点

プレファブメーカーなのでやっぱり値段が高いところ。 注文したキッチンパーツと違う物が来ていたりと何度か部材発注ミスがあった事。 二階のトイレの流れは悪い。 二階のトイレの横のパイプスペースと思われるところからかなり大きな異音がする(築10年以上なのにカスタマーズに連絡するも未だに直らず) 基本的にメンテナンスフリーを謳っているが20年経った時の外装目地の修復で300万かかると言われている。

満足されている「光触媒コーティング」の外壁は、おそらくジーヴォシリーズで選択できる「KIRARIプラス」ですね。紫外線による色あせを防ぎ、太陽光や雨の力も使って汚れを落とす高機能外壁です。

メンテナンスフリーなのは外壁材のみなので、雨の侵入を防ぐ目地部分(コーキング)は定期的なメンテナンス工事が必要となってしまいます。

足場を組むために高額となりますが、15年から20年に一回工事をしていればまた長く使うことができます。


満足だけど、リビング階段が寒い

30代男性 長崎県

  • 営業担当評価:
  • 間取り・デザイン評価:
  • 耐震性・耐久性評価:
  • 費用評価:
  • アフターサポート・保証評価:

<家の値段(土地代なし):約2,800万 延べ床面積:約39坪 坪単価:約71万 2階建て4LDK鉄骨>

良かった点

流石一流ハウスメーカーだけあり、造りがしっかりしていて住みだしてから特に故障や不満はありませんでした。隅々までの施工のクオリティが良かったりや、歩いていてミシミシ木の軋み音がすることもありませんでした。壁紙の剥がれなどもなく、住んでいて嫌な気分になることはありせんでした。10年経ちましたが今も特に不満はありません。

悪かった点

LDKを30畳以上にして広いリビングの間取りにしたのですが、冬場家の中が思ったより寒くなってしまいました。ここまで寒いとは思ってなかった。またリビングに階段が設置されているのですが、2階からの冷気からのリビングに降りてきて更に寒さを増しています。この辺のことはハウスメーカーしか分からないことなので、アドバイスが欲しかったです。

10年前に大和ハウスで建てられたこちらの方は、大体満足しているようですね。ただ、冬場の寒さが気になっているようです。10年前ですと、今ほど断熱性能が重視されていなかったので物足りなさがあるかもしれないですね。

大和ハウスは、広い空間や大きな窓が特徴ですが、その分断熱性能を向上させています。リビング階段は開放感が魅力ですが、断熱性能が低い住まいでは2階から冷気が降りてきてしまうことも。引き戸をつけたり吹き抜け部分を小さくするなどの間取りの工夫で対応できる場合もあります。

建売住宅でも豊富だった

30代女性 三重県

  • 営業担当評価:
  • 間取り・デザイン評価:
  • 耐震性・耐久性評価:
  • 費用評価:
  • アフターサポート・保証評価:

<家の値段(土地代なし):約2,800万 延べ床面積:約33坪 坪単価:約84万 2階建て3LDK鉄骨>

良かった点

建売住宅から注文住宅まで幅広く対応可能で、かつ、さまざまな選択肢を提示してもらえたことはとてもありがたかった。また、モデルハウスだけでなく、建売住宅が豊富だったため、注文住宅の具体的なレイアウトの参考にすることができたし、内装や外装、設備等を実際に見ることができたのは、注文住宅を考える上で非常に役に立った。なにより担当者の方が親切丁寧に対応いただいたことが一番良かった。

悪かった点

価格帯が他のハウスメーカーに比べると価格帯は高い方だと感じた。また、担当者の対応に関しては、具体的な条件や希望などが明確になってからはとても丁寧な対応だったが、何から考えればいいのかわからない段階でまず何から考えればいいのかを知りたいと思って相談しにいった時の対応に少し不満がある(具体的な条件や希望がないと話にならない)。

打ち合わせがスムーズだった

40代女性 兵庫県

  • 営業担当評価:
  • 間取り・デザイン評価:
  • 耐震性・耐久性評価:
  • 費用評価:
  • アフターサポート・保証評価:

<家の値段(土地代なし):約2,800万 延べ床面積:約36坪 坪単価:約77万 2階建て4LDK鉄骨>

良かった点

全国規模の業者であるため展示場も近くや遠くにと色々とありましたが、いつも営業の方が自分たちの住んでいる展示場の近くまで来てくれて、そこでずっと打ち合わせができたことが、子供が小さかったため良かったと思います。また、会社自体もしっかりしているため、色合わせや工事の施工、引き渡しまで安心感があるところも良かったと思います。

悪かった点

ハウスメーカーの営業の方や設計の方も、たくさんの方を担当しているため、こちらがこうしたい、ああしたいとお願いしたことが出来上がるまでに、時間がかかることが多かったことが少し悪かった点だと思います。また、その際の見積もりの修正もそれに合わせてお願いしていたのですが、それも出来上がるのが遅くて、資金的に大丈夫かなと思っていたので少し不安に思いました。

【みん評】実際に大和ハウスで家を建てた人の評価

次に、みん評での口コミを編集部の分析と共に紹介します。

大和ハウスに決めてよかったです☺

昨年11月に入居、xevoΣで建てました。展示場であらかじめ決めておいたハウスメーカー3ヶ所を周り、1番お話がよかった営業さんが大和ハウスでした。

土地探しは何ヶ所も熱心に探してくれ、こまめに連絡もしてくれました。土地決めも、いろんなハウスメーカーが混ざった分譲地で素早く抑えて下さり、おそらく話をした時に、私たちの希望の場所を把握してすぐに決めてくれていたようです。

私たちにとって、1番ベストな場所でした。打ち合わせは、私の優柔不断な性格に何回も図面や、設備、クロスなど変えてくれたり、やっぱり元に戻してくれたり、、

おそらく他の人よりも10回以上は打ち合わせ回数が多かったと思います……が、嫌な顔1つせず、毎回、営業担当さん、設計士さん、インテリアコーディネーターさんが親身に対応してくださいました。

時に、暴走し始める私を止めてくれたり、必要無いもの、意味無いものを私がつけたいと言った時にいらないと思いますよ!とアドバイスもしてくれたり。

打ち合わせが朝から午後を過ぎる時は毎回、美味しいお昼ご飯も用意して頂き、まだ幼稚園児だった娘はキッズスペースで専属の方が遊んだりしてくれたので、打ち合わせにも集中できました。

そして必ず!毎回!ユーモアセンスある営業本部長さんが挨拶に来られ、お話も楽しかったです。全て決まってから、やはり追加したいことがあってその時も間に合うようにしてくれました。

建設中は、担当の方がこまめに写真を送ってくれたり、立ち会いも丁寧に対応してくださいました。入居後も、来られた際は、必ず何かお困りなことはないですか?と聞いてくれます。

1ヶ月点検、半年点検も傷や汚れなど細かいことも無料で対応してくれました。

カスタマーサービスのオペレーターさんも対応が良く、些細なことでもすぐに担当の方を手配して見に来てくれました。設備の各メーカーさんとも連携がうまくできています。

希望に合う土地を探してくれたことに、満足度が高い口コミですね。

また、打合せで直接設計士と相談できることも満足度が上がる対応です。すべてのハウスメーカーでこのように設計士やインテリアコーディネーターと打合せできるわけではないので、検討時には確認したい項目です。

朝とても寒くて結露します

寝室は特に水滴が落ちていて、黒く変色していました。鉄骨で寒いのかグラスウールが適切に施工されていないのかわかりませんが・・・

リビングは特に寒くて、床の底(カチンコチンに冷え切った鉄骨?)から冷気が伝わってくる感じで、冷えします。リビングは、絨毯引いて、更にその上に電気カーペット置いて、部屋のエアコンでも、冷気が一部漏れ伝わってくる感じで、大きめのこたつで家族で過ごしてます。

エアコンで部屋は温まっているんですが、どこからともなく、一筋の冷気が伝わってきて、それがちょっと気持ち悪いです。お風呂場も冬は寒いので、電気ヒータを置いて誤魔化していますが、温まるまで時間がかかります。

リビング階段は辞めた方がいいです。冷気が常に2階から降りてきますから本当に寒いです。モデルハウスは暖かかったですが、あれって、モデルハウスが大きくて、各部屋に暖房がついていて、全部屋暖房をつけているからだと思います。

あと、暖房を通常より高く設定して温めていたからではないかと思います。

普通に24度とか設定していても寒いです。コンセントから隙間風が流れたり、リビング階段から隙間風が流れたり。

あと、玄関ドアは大きくすると後悔します。本当に寒いです。玄関ドアの断熱性は低いと思います。

冬場は、震えながら、玄関でコートを抜いで、リビングに逃げ込む感じです。

こちらは、室内の寒さに不満を感じた口コミです。

大和ハウスが主力とする鉄骨造の住まいは、気密性や断熱性が物足りないのが気になる点。断熱材の性能が良くても、気密性が低いため十分に効果を発揮できないのが理由です。

冷暖房の空調が効きやすい間取りにする、北側には開口部を設けないなどの工夫で改善することもあります。また、可能な場合は性能の高い窓を採用することで結露を避けられるため、契約前によく相談してみましょう。

大和ハウスの坪単価に対するTwitterでの反応

大和ハウスの価格に対する反応を、Twitterで調べてみました。

大和ハウスの住宅展示場で対応してくれた営業マンから「坪単価100万円程度」と聞いたとのこと、やはりこのくらいが平均的な価格と言えそうです。

また、富裕層向けの最高級グレードとして発表されたM A R Eは、坪単価が165万円以上とも言われています。かなり注目を集め、コロナ渦で海外旅行などを控えた富裕層からの購入は増えているそうです。

大和ハウスの3つの強み

大和ハウスの持つ強みは、次の3つです。

大和ハウスの3つの強み

  • 強み1:幅広い商品構成がある
  • 強み2:賃貸併用・店舗併用住宅をワンストップで相談可能
  • 強み3:利便性の高い立地で建築条件付き分譲地を持つ

強み1:幅広い商品構成がある

大和ハウスは、鉄骨・木造、平屋から5階建て、店舗や賃貸併用住宅など、商品の構成が幅広いのが特徴です。

外観やインテリアのスタイルも、モダン、和モダン、洋風、ナチュラルなど様々なイメージから選ぶことができます。

建てたい家のイメージやこだわりがはっきりしている人にとっては物足りないかもしれませんが、実は家づくりをスタートした段階ではっきりと方向性が決まっている人の方が少ないもの。

そのため、大和ハウス1社でいろいろなモデルを比較検討することで、好みのスタイルを見つけやすいという特徴があります。

複数のハウスメーカーを比較検討するのに疲れてしまうという方にとっては、この点はとても魅力的。同じ担当者のもとで、じっくり検討することができます。

強み2:賃貸併用・店舗併用住宅をワンストップで相談可能

ディベロッパーとしての側面を持つ大和ハウスは、自社内で賃貸住宅の一括借り上げを行い、入居募集や管理運営を担うことができます。

そのため、賃貸併用住宅を検討しているオーナーにとっては、一箇所ですべての相談ができることが魅力。賃貸部分についても、豊富な事例をもとに提案を受けることができます。

また、自宅に店舗を併設した事例も多く持ち、資金計画やローンの提案までできるのも強み。

土地価格の上昇が止まらない現在は、資金に余裕を持たせるために賃貸併用としたり、総合的な費用を抑えるために店舗併用としたりする対策が注目されています。

実例も多くノウハウが豊富な大和ハウスは、併用住宅に強みを持っています。

強み3:利便性の高い立地で建築条件付き分譲地を持つ

注文住宅を建てるためには、まず土地が必要ですよね。土地探しにも時間がかかり、悩みが尽きないもの。

そんな時に役立つのが、ハウスメーカーの建築条件付きの分譲地です。そのメーカーでしか建てられませんが、宅地として環境の整った敷地を購入することができます。

大和ハウスの場合は、賃貸アパートや建売住宅も展開しているため、土地仕入れも積極的に行っています。そのため全国各地の利便性の高い立地に、注文住宅のための分譲地を開発しているのが強みです。

家そのものよりも、立地条件を重視する人にとっては嬉しい強みですね。

大和ハウスの3つの弱み・課題

逆に、大和ハウスの弱み、課題としては、次の3つが挙げられます。

大和ハウスの3つの弱み・課題

  • 課題1:個性ある商品が少ない
  • 課題2:価格が高め
  • 課題3:気密性や断熱性が物足りない

課題1:個性ある商品が少ない

鉄骨造の主力商品「ジーヴォシグマ」が登場した時は、天井高の高さや大きな開口部が人気となりましたが、大手ハウスメーカーがすぐに追随、その個性があまり目立たなくなってしまっています。

商品構成が豊富な分、一つ一つのモデルはそれほど強い特徴が感じられないのが課題です。

家そのものにはっきりしたこだわりがある方にとっては、物足りなさを感じるかもしれません。

課題2:価格が高め

大手ハウスメーカーの中では、価格帯が高め。そのため、価格の高さをネックと感じる検討者は多いようです。

比較的低コストの軽量鉄骨造の3階建て商品がなくなったことや、富裕層向けの商品が注目されたことなども、大和ハウスが高いというイメージにつながっているようです。

しかし、大和ハウスには低価格帯のセミオーダー住宅や規格住宅もあるため、実は価格帯にも幅があります。

「安いプランはないの?」「大和ハウスで安く建てたいんだけど…」という場合は、検討の幅を広げ、他のモデルも候補に入れてみましょう。

課題3:気密性や断熱性が物足りない

大和ハウスでは、住まいの気密性を表すC値や断熱性能を表すUa値など住宅性能の数値を公表していません。

主力の鉄骨造はもともと気密断熱性能があまり高くないこともあり、広いリビングが寒い、結露が気になるなどの口コミも散見されます。

また、ZEH対応住宅の普及率は50%(北海道以外の地域で2020年度実績)と高くないため、省エネ住宅にもあまり力を入れていない様子です。

気密性や断熱性などの住宅性能や、省エネ性を重視する方にとっては、物足りない可能性があります。

大和ハウスの保証制度

大和ハウスの保証制度

※出典:大和ハウスHPより
※注:60年以降は、お客さまのご要望により、耐久性能調査(試験)を行い、耐久性能診断書を作成します。また、部位ごとに必要な有料メンテナンス工事の項目と保証年限を提示します。 ※耐久性能調査(試験)費用は別途お見積りとなります。
※上記保証内容は、2019年1月1日新規提案分以降が対象となります。
※skye3階建てについては、2019年3月9日契約分以降が対象となります。
※skye4・5階建てについては、2022年1月4日新規契約分以降が対象となります。

大和ハウスの保証制度は、構造上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分については、初期保証30年です。

30年目までの点検は無料、以降は有料点検です。点検の結果、必要となった補修工事やリフレッシュ工事は有償です。

他メーカーと比較して特徴的な点は、60年以降も延長保証の制度があること。有償の点検や工事が条件ですが、それだけ品質やサポート体制に自信があることがうかがえます。

また、この保証制度は全ての商品一律ではなく、商品によっては保証期間の短いものもあります。該当する保証内容をよく確認しましょう。

アフターメンテナンスの窓口は、24時間365日体制で受付。電話一本で、相談することができます。

注文住宅には欠かせない!坪単価の必須知識

ハウスメーカー選びでは、費用も大きな基準となりますよね。

メーカーごとの建築費用の「相場感」をはかる物差しとして使われているのが、「坪単価」です。

坪単価は便利な目安ではありますが、坪単価だけで「高い、安い」と判断するのはおすすめできません。

坪単価について、知っておいていただきたいポイントを4つお伝えしますね。

1.坪単価は1坪あたりの建築費

坪単価の計算方法

床面積1坪(約3.3㎡、畳2畳分)あたりの建築費を算出したものが、坪単価です。

計算式は、次のようになります。

坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 延床面積(各階の床面積の合計)

例えば、本体価格2500万円の家で延床面積が40坪なら、

2500万円 ÷ 40坪 = 62.5万円 となります。

坪単価だけで比較するのはおすすめできない理由は、建物の形状や広さで坪単価は変わってしまうからです。

《坪単価と建物の形状・広さの関係》

項目 内容
建物の形状による違い 建物の平面の形でも坪単価が違います。
正方形に近い平面と、凹凸のある平面とを比べると、凹凸のある家の方が建物の外壁の長さや屋根の面積が増えます。
納まりや手間がかかるため、坪単価が高くなります。
建物の広さによる違い 坪単価は小さな家ほど高い:家の広さにかかわらず、使う設備は変わりません。
キッチンや浴室、トイレのグレードや数は広さとはあまり関係がありません。
そのため、広さの小さい家ほど、坪単価が高くなってしまいます。
同じ面積なら総2階の家の方が、坪単価が低い 同じ床面積の家でも、1階と2階のめん席配分で坪単価も変わります。
1階が広く2階が小さい家は、総2階の家に比べて基礎や屋根面積が増えます。
基礎や屋根はコストがかかるため、総2階の家の方が坪単価は低くなります。

2.坪単価はメーカーによって計算式が違う

注意したいのは、メーカーによって坪単価の計算式が違うことです。

延床面積には、バルコニーや玄関ポーチは入っていません。あくまで室内の面積ということです。バルコニーや玄関ポーチなども含めた面積を「施工面積」と言います。

しかし、工事する本体価格にはバルコニーなども含まれることがあります。そこで、延床面積より広い施工面積で本体価格を割ると、どうなるでしょうか?

2500万円 ÷ 43坪 = 58.1万円

坪単価が少し安くなったように見えますね。

メーカーの中にはこのような計算式で、坪単価が安く見えるようにしている場合もあります。

坪単価を比較する場合は、同じ計算式で算出するようにしましょう。

3.建築総額は、選ぶグレードによって変わる

建物の本体価格に含まれている内容は、そのハウスメーカーの標準仕様のものばかりです。

そのため、施主であるあなたが選んだグレードによっては、金額が上がる可能性があります。いわゆる「オプション」と呼ばれる部分ですね。

床のフローリングは無垢の木にしたい!キッチンには最新の深型食洗機を入れたい!トイレはタンクレスのおしゃれなものに!などグレードアップしていくと、価格もアップしていきます。

特に変わりやすいのは、内装やキッチン、お風呂などの設備です。

坪単価だけに注目してしまいがちですが、標準と言われる内容についても把握しておくことが大切です。

坪単価だけでは、建築費用すべてを計算できない

坪単価でわかるのは、建物の本体工事にかかる費用です。

しかし、注文住宅の購入にかかる費用は、本体工事を含め大きく4つあります。

  • 本体工事
  • 別途工事(本体以外の建築工事費など)
  • 諸費用(税金・ローン手数料など)
  • 施主支給(その他、引越し費用など)

※別途工事とは、建物以外にかかる費用

例えば、屋外給排水工事、ガス・電気工事、地盤改良、外構工事など。他に、照明、カーテン、アンテナ取り付け工事もありますね。

こうした建物以外の工事は、敷地条件や施主の要望によって大きく変わる部分なので、坪単価を計算するときには含められないことがほとんどです。

主な項目と費用について、表にまとめました。

分類 費用 概要 費用相場
土地取得の諸費用(土地・建物に共通するものも含む) 印紙税 契約書の作成に際して課される税金 4万円~8万円程度
登録免許税 土地の所有権移転や建物の抵当権設定など、登記に際して課される税金 15万円~45万円程度
不動産取得税 土地や建物など不動産を取得した際に課される地方税 0円になることが多い
司法書士報酬 司法書士へ登記を依頼した場合に支払う報酬 1業務あたり3万円~6万円程度
仲介手数料 土地購入の際、不動産会社に支払う手数料 土地代×3%+6万円+消費税
固定資産税 土地や建物などの固定資産に課される税金。毎年1月1日時点の所有者が支払う 都市計画税と合わせて年間10~20万円程度
都市計画税 固定資産税と同様に土地・建物の所有者に課せられる税金。ただし、市街化区域内に限られる
建物を建てる諸費用 屋外給排水工事 上下水道を利用するために必要な配管工事の費用 70万円~100万円程度
引き込み工事 TV、インターネット、電気線などの引き込み工事の費用 70万円~100万円程度
インテリア造作工事 造り付け家具やカーテンボックスなどの取付工事 0円~約200万円など
解体費 建替えの際に発生する費用。植栽がある場合は伐採費用も必要 150万円~300万円程度
地盤調査費 適切な基礎や構造を決定するため、また改良の有無を判断するために行う調査費用。スウェーデン式サウンディング試験が一般的 5万円~15万円程度
敷地測量費 敷地の境界が不明瞭な場合に測量を行う費用 5万円~10万円程度
地盤改良工事 調査の結果、軟弱と判断された地盤に強化工事を行う費用 0円/100~150万円程度
設計・監理料 設計図の作成および図面通りに工事が進んでいるかチェックする業務の費用 50万円程度
外構工事 駐車スペースのコンクリート打設やフェンス、門扉、ウッドデッキ造作などの費用 100万円~300万円程度
建築確認申請費用 工事着手前と建物完成後に検査機関のチェックを受ける際の手数料 4万円~12万円程度
上下水道納付金 建物を新築する際、自治体に支払う費用 0円~30万円程度
ローン関係 住宅ローン保証料 金融機関を通じて保証会社と契約を結ぶための費用 借入額×2.2%程度
団体信用生命保険 住宅ローン契約者が死亡または高度障害となった場合に返済残高がゼロになる保険 ローン金利に含まれるため0円
火災保険料 住宅ローンの融資を受けるために加入が義務付けられている保険 月数万円程度
その他 引越し代 引越し業者のほか、仮住まいの家賃、トランクルームの賃貸費用など 20万円~40万円程度
式典費 地鎮祭や上棟式、ご祝儀など 5万円~10万円程度
家具、備品 カーテンや照明、家具、家電などの購入費用 50万円~200万円程度
手土産 近隣挨拶の手土産、現場の職人へ差し入れなど 2~3万円程度

確認申請や登記などの手続きにかかる費用や、ローンの手数料や保証料、保険に必要な費用で、こちらも条件によって変わってくるため、別途必要です。

その他の項目は、ハウスメーカーに支払うものではないので見積書には載りませんが、施主側で負担する費用のことです。

引越し費用や、家具家電の購入費用、地鎮祭などの儀式や近隣への挨拶品にかかる費用があります。

さらに土地から購入する場合は、土地の代金や仲介手数料も必要ですね。

これらをトータルした費用が、必要な費用となります。

坪単価はあくまで目安。総予算を把握するには、具体的な資金計画書を出してもらうのが最も正確です。

家を建てるときの費用注文住宅にかかる諸費用などは下記記事で詳しく解説しています。

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建築費用を抑える方法5選

ハウスメーカーとの契約前には、具体的な間取りや概算見積もりが出てきます。

夢をたくさん盛り込んだものですから、どうしても予算オーバーになってしまいがち。

そこで、建築費用を抑える方法を5つお伝えします。すべてが使えるわけではありませんが、いくつか方法があるということを知っておくだけでも、スムーズに検討できるようになりますよ。

方法1.土地を見直す

家にこだわりたい場合は、本当にその土地しかないのかもう一度検討してみましょう。土地の予算を下げられれば、その分家に予算を回せます。

具体的には、もう少し郊外までエリアを広げる、もう少し面積の小さい土地も検討する、不整形な土地も候補に入れるなどがあります。

方法2.設計やオプションを見直す

設計や間取りの工夫、オプションの見直しで費用を下げることもできます。

設計やオプションの見直しポイント

  • 延床面積を小さくする
  • 総2階の間取りにする
  • 建具(ドアや扉)を減らす
  • 水回りの設備のグレードや機能を見直す
  • 外構は一部DIYも取り入れる

コンパクトでも住みやすく開放感のある住宅は計画できます。ただし、このような提案ができる設計士は限られています。狭小住宅の実績が多いハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

また、これらの見直しをすべて行うと相対的に満足度が下がります。

費用は下がっても満足できない家になってしまうのは、あまり良いことではありません。そのような場合は、ハウスメーカーを変更することも考えましょう。

方法3.規格住宅を検討する

フルオーダーが注文住宅の魅力ですが、近年、多くのハウスメーカーでセカンドブランドとも言うべき「セミオーダー型」の規格住宅が発表されています。

用意された間取りの中かからしか選べない、設備や外壁のバリエーションが少ないなど制限はありますが、言い換えれば人気の間取りや設備を厳選した住まいでもあります。

その分費用は抑えられるので、気に入ったものがあれば規格住宅も検討してみましょう。

方法4.補助金を活用する

住宅購入をサポートする「補助金」を活用するのも、一つの方法です。

次のような補助金であれば、該当する方は多いでしょう。

申請は、ハウスメーカーが行います。申請書類の作成に別途手数料がかかることが一般的ですが、手続きに慣れているハウスメーカーを選べば、スムーズに取得できるはずです。

補助金 管轄 金額 申請時期 交付時期 概要
令和5年度 こどもエコすまい支援事業 国土交通省 100万円 令和5年9月28日時点で終了 - ・ZEHレベルの省エネ住宅を建てる子育て世帯・若者夫婦世帯が対象
令和5年度 LCCM住宅整備推進事業 国土交通省 140万円、かつ補助率2分の1 第2回受付(令和5年10月16日~令和6年1月19日) 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ※第2回の完了実績報告締切は2月29日 ・資材製造や建築段階からCO2排出を削減した長寿命住宅が対象
令和5年度 次世代ZEH+ 経済産業省・環境省・国土交通省の3省連携 100万円 ※加算あり 二次公募(令和5年11月20日~令和6年1月9日) ※令和6年度も募集予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる 再エネなど省エネをさらに深堀りしたZEH住宅
令和5年度 ZEH+ 100万円 ※加算あり より高性能なZEH住宅
令和5年度 ZEH 55万円 ※加算あり ネット・ゼロ・エネルギーハウス
子育てエコホーム支援事業 国土交通省 ZEH住宅:80万円 長期優良認定住宅:100万円 ※令和6年3月下旬以降開始予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ・こどもエコすまい支援事業の後継となる事業 ・子育て世帯、若者夫婦世帯が対象

新築補助金については下記記事で詳しく解説しています。

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方法5.ハウスメーカーに価格交渉をしてみる

ハウスメーカーに値引き交渉をすることも、最後の手段として可能です。

ただし、値引き交渉は慎重に進めましょう。無理な価格交渉は、担当者との関係が悪くなって相談しづらくなったり、品質に影響したりする可能性があります。

価格だけがネックという段階まで検討が進んだ契約直前のタイミングで、一度だけ交渉するのがポイントです。

単なる値引きが難しい場合は、期間限定のキャンペーンを活用する、何か特典をつけてもらうなどの方法も値引きにつながります。

後悔しないために!ハウスメーカー選びの極意

注文住宅の購入で後悔しないためには、何といってもハウスメーカー選びが重要です。

ハウスメーカーが作る家にはそれぞれ特徴があり、できることできないことが意外とあるもの。

自由に間取り設計がしたかったのに制約が多いメーカーを選んでしまった、憧れのキッチンを使いたかったのにオプションが高いローコストメーカーを選んでしまった……。

という話を聞いたことはありませんか?

失敗の多くは、理想と現実のギャップから起こります。

後悔しないためには、次の3つのステップに沿って、検討を進めてみてください。

ハウスメーカー選び3つのステップ

ハウスメーカー選びの極意

  • ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集
  • ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ
  • ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集

まず、いきなり住宅展示場に行ってはいけません

どのモデルハウスも素敵に見え、何を基準に選んでいいのか混乱してしまいます。

住宅展示場にあるのが選択肢のすべてではありません。まずはどんなハウスメーカーがあるのかを知り、それぞれの特徴を知りましょう。

そのために役立つのは、カタログ一括資料請求サービスです。

タウンライフ」を使うと、予算や要望にあったハウスメーカーからカタログや間取りプランを自宅に郵送してもらえます。

一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

カタログが自宅に届くだけで、契約する必要もなければ、強引な営業も一切ありません。

ハウスメーカーによっては、家族構成や希望の部屋数に合わせた間取り参考例を作って同封してくれることも。

強引な営業も一切なく、取り寄せたからといって無理に契約する必要もありません。

家購入者の多くの人が利用しているサービスですので、まずは気軽に利用してみましょう。

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また、カタログや間取りプランよりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ

届いた資料を家族で見ながら、どんな暮らしをしたいのかイメージしましょう。

  • 庭があった方がいい?どんなことをしようか?
  • 家事が時短できる暮らしがあっている?

そんな風に、自宅でゆっくり検討できるのが、資料請求のよいところ。

気になった資料には、付箋を貼ってまとめておきましょう。

比較してみているうちに、メーカーによって得意なこと、そうでないことがあるのがわかります。

その違いを知ると、どのメーカーが自分たちにあっているのか、なんとなく分かってくるように。そうしたら、次のステップへ進みます。

ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

好みのハウスメーカーがある程度絞れたら、住宅展示場や新築見学会などを探して、実物を見ましょう。

おすすめは、実際に住む人がいる新築見学会です。等身大のモデルハウスを街中につくった「街角モデルハウス」もいいですね。

資料ではわからなかった広さや質感を体験するのが一番の目的。

また、営業マンとも直接話すチャンスです。気になっていたことを質問し、これから親身に相談に乗ってもらえそうか相性を確かめるのもいいでしょう。

これぞ!と思うメーカーが見つかったら、「資金計画書」を作ってもらいましょう。

希望の土地や間取りに合わせ、どれくらいの費用がかかるのかが概算でわかるようになります。

注文住宅は、建築業者をどう選ぶかがポイント!

理想の注文住宅を建てるためには、どの建築業者に頼むかがカギとなります。

でも、どのハウスメーカーがいいのか迷ってしまいますよね。中には「設計事務所」や「工務店」も気になる!違いはあるの?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?

改めて、この3つの建築業者の違いや特徴、選び方を解説します。

ハウスメーカー、工務店、設計事務所の特徴

本当に希望にあった家を建てるためには、ハウスメーカー以外の選択肢についても知っておきましょう。

まずは、ハウスメーカー、工務店、設計事務所それぞれの特徴をざっくりご紹介します。

《注文住宅を建てられる3つの建築業者の特徴》

建築業者 特徴
ハウスメーカー 設計や自由度、アフターケアが平均点以上、価格も幅広い価格帯、工法、デザインなど幅広いメーカーから選べる。
大量生産を前提とした工業化住宅なので、設計の自由度は低いものの、ある程度希望を取り入れた家づくりは可能。
施工エリアは、全国をカバーする企業が多い。 アフターケアや長期保証体制が整っている。
工務店 コストは割安、アフターケアが特徴
施工エリアが狭く、地域密着型の企業が多い。
木造軸組工法が中心で、設計施工の自由度が高い。デザインや使う素材は、工務店によってさまざま。
ローコストのハウスメーカーほどではないが、コストは割安になる。
ハウスメーカーほどの長期保証はないが、補修工事は、こまめに低コストで対応してもらえる。
設計事務所 個性あるデザイン、自由度が魅力
設計と工事監理のみを行うため、設計料がかかり割高。
個性的なデザインや間取りを提案してくれ、設計自由度は高い。
一方で、施主の希望より設計者の個性を優先する事務所もある。
工法は、事務所によってさまざま。
交通費はかかるが、全国どこでも対応している事務所が多い。
保証制度やアフターケアは工務店とほぼ同様。

ローコストからハイグレードまで価格帯の幅が広いハウスメーカーは、予算に合わせた企業選びができます

設計の自由度が高いのは、設計事務所や工務店です。一方で、工場生産を中心で全国展開するハウスメーカーは、設計の自由度は低め。しかし、自由度の高い工法を採用し、希望に沿った家づくりができるハウスメーカーもあります。

費用が割安になるのは、自社で設計施工を行う工務店です。予算の中で柔軟に対応してもらいやすいのも特徴です。

設計事務所は、設計料がかかるため最も割高になります。設計料は工事費の10%?15%くらいが目安ですが、住宅なら少なくとも200万円程度必要です。

図解で分かる!建築業者を5つの指標で比較

3つの建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較してみた図がこちらです。

建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較した図

斬新で個性あるデザインを希望するなら、設計事務所も良さそうです。しかし、人気建築家となると設計料も高額になりがち。施主の希望よりも設計士の個性が優先されたり、デザイン重視の暮らしにくい家になったりするケースも見聞きします。

設計に時間をかけるため、工期は長くなりがち。アフターケアは施工した工務店が担うため、設計事務所のサポートはあまり期待できません。

設計士との相性が家づくりの成否を分けるといえます。

コストを抑えつつ住みやすい家づくりができるのが、工務店です。個性的なデザインは出てきにくいですが、使いやすい間取りや丁寧な施工が期待できます。

工場生産ではないため、工期はハウスメーカーより長めですが、その分個別の希望や変更にも柔軟に対応してもらえます。

ただし、全国展開しておらずモデルハウスを持つ企業が少ないので、希望の工務店を見つけるのに苦労するかもしれません。

ハウスメーカーは、5つのポイント全てが平均点以上で安心感があります。

間取りの自由度が少ないものの、工法や生産体制の工夫で、ひと昔前より柔軟に対応するメーカーが増えています。また、工場で多くの部分を生産するため、工期は短め。現場レベルに左右されない工法で、一定の施工品質が期待できます。

全国に拠点があり情報が多いため、モデルハウスなど実例を見ながら検討できるのもメリット。費用がかかるとはいえ、アフターケアの体制もしっかりしています。

理想の注文住宅を建てるには、設計の自由度やデザインの個性をどこまで求めるのか、また費用はどの程度を見込むのかを家族で話し合い、バランスよく希望を取り入れられる建築業者かどうかで最終的に判断するのが大切です。

>> タウンライフで間取りプランチェック

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また、家を建てるときの注意点については下記記事でまとめておりますので、合わせて確認ください。

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まとめ

大和ハウスについての記事を、最後まで読んでいただきありがとうございます!

プレハブ住宅の先駆者でありつつ、事業建築や大規模開発も手がけるディベロッパーでもある大和ハウス。そのため、企業全体の売上高はハウスメーカーの中ではトップクラスです。

多角的な事業展開と総合力のある家づくりが特徴で、建築条件付きの分譲地開発や店舗・賃貸併用住宅の提案に強みを持っています。

幅広い商品構成も魅力なので、いろいろな選択肢から家づくりを考えることができるメーカーです。

その分、突出した個性のある商品が少ないのは気になるところ。住宅性能や省エネについては、あまり注力していないようです。

地球環境について世界規模での対策が求められる情勢を背景に、今後変化していく可能性もありますね。

大企業の安定感を背景に、大手メーカーの中でもかなり長期の保証体制を持っていることも魅力です。

  • 大和ハウスの坪単価は70万円~110万円
  • 主力は鉄骨造の「ジーヴォΣ」、木造も展開
  • 日本で初めてプレハブ住宅を販売
  • 賃貸、マンション、商業施設など多角的な事業展開が特徴
  • ワンストップで提案できる店舗・賃貸併用住宅に強み
  • 利便性の高い立地で、建築条件付き分譲地を積極的に開発
  • 弱みは、特徴的な商品が少ないこと

また、これからハウスメーカー選びをする方にお伝えしたいのは、次のポイントです!

ハウスメーカー選びの極意!

  • 複数のハウスメーカーを比較することが大切!
  • タウンライフを使うとカンタンに複数社のカタログや間取りプランの請求が可能
  • より具体的に進めるなら無料でお家のプロに相談できる家づくりのとびらオンライン相談がオススメ
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  • 情報収集には、一括資料請求がおすすめ
  • 資料をもとに、理想の暮らしをイメージする
  • 間取り作成サービスで、具体的な希望をカタチに!

ぜひ理想の家づくりに役立ててもらえると嬉しく思います。

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