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【2024年最新】やばいという話は本当?アイダ設計の坪単価と実際の口コミ・評判

記事内に商品プロモーションを含みます。
やばいという話は本当?アイダ設計の坪単価と実際の口コミ・評判

こんな悩みをスッキリ解消!

  • アイダ設計の坪単価はいくら?
  • 「やばい・ひどい」などの評判って本当?
  • アイダ設計の正直価格って何?実際の価格はどれくらいだろう?

アイダ設計は、ローコストな注文住宅を得意とするハウスメーカーです。

2015年~2016年には美川憲一さんを起用した「アイダ設計555万円の家・888万円の家」というコミコミ価格でインパクトのあるCMを行っていました。

現在、残念ながら「555万円の家」「888万円の家」という商品はありませんが、アイダ設計がコスト削減に取り組む姿勢は変わりません。

とは言え、あまりに安いと聞くと逆に心配になってしまう人もいるかもしれませんね。

オリコン顧客満足度のハウスメーカー注文住宅ランキングアイダ設計は27位とふるわない順位ですし、品質について心配になる口コミも実際に見られます。

ただ断熱性や耐震性は高く、狭小地の設計も得意なことから納得の家づくりが出来た人もいるようです。

この記事では、アイダ設計の最新坪単価や建坪に応じた建築費用について、様々な情報をもとに徹底分析しています。

また、公式HPや口コミサイトよりアイダ設計の「強み・弱み」がひと目でわかるようにまとめました。

さらにアイダ設計の間取り付き実例や商品ラインナップごとの坪単価、本体価格なども紹介します。

ローコストで自由設計の家を建てたいなら、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!

本記事の結論先読み!

  • アイダ設計の坪単価は35万円~65万円
  • 「正直価格」を掲げるローコスト住宅のハウスメーカー
  • 低価格でも大手メーカーの住宅設備が標準仕様
  • 耐震性や断熱性は商品グレードによって差がある
  • 弱みは、担当者によっては「やばい」と言われてしまう対応
  • 保証制度は最低限の内容

アイダ設計の坪単価

※2024年4月現在

納得いく価格で理想の家を建てる方法

納得いく価格で理想の家を建てる方法

自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

そこでオススメなのが、タウンライフを使って一括資料請求すること。

タウンライフを使うと、ハウスメーカーから要望にあったカタログや間取り例が届くので、イメージを膨らませることができます。

強引な営業もないので、まずは理想のマイホームに向けてカタログを請求するのをオススメします。

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目次

一目で分かる:アイダ設計の特徴

株式会社アイダ設計は、注文住宅「ブラーボ」シリーズを中心にローコスト住宅を展開するハウスメーカーです。特徴を以下にまとめました。

坪単価 35万円~65万円
構造 木造
建物タイプ 平屋
2階建て
3階建て
二世帯住宅 など
保証期間 最長35年
※初期保証は10年で、保証を延長するには10年ごとに有償メンテナンス工事が必要
販売戸数 3,201(※2021年3月期)
施工エリア 宮城県から沖縄県まで
創業 1981年
公式サイト 株式会社アイダ設計

アイダ設計はこんな会社

アイダ設計

※出典:アイダ設計

株式会社アイダ設計は埼玉県に本社を構え、宮城県から沖縄県まで90店舗の支店を持つハウスメーカーです。

設計をルーツとする会社だからこそ、狭小地も含めたさまざまな要望に対応できるプランニング力がありますす。

会社のモットーは「正直価格」。注文住宅は実際の価格がわかりにくいと言われることが多いため、正直な金額で見積を提示することを会社のアイデンティティにしています。

同社のIR資料を見ると注文住宅のほうがやや多いですが、分譲にも力を入れていることが分かります。

《アイダ設計の特徴まとめ》

アイダ設計の特徴まとめ

アイダ設計はこんな人におすすめ

アイダ設計の注文住宅をおすすめしたいのは、次のような方です。

アイダ設計はこんな人におすすめ

  • 1,000万円台で注文住宅を建てたい人
  • 狭小地に建てる予定の人
  • 設備・仕様に大きなこだわりがない人
  • 多少メンテナンス費用がかかっても、建築時の価格を抑えたい人

アイダ設計の強みは、やはりローコスト住宅であること。

そのため、1,000万円台で注文住宅を建てたい人には特におすすめです。

商品グレードや面積によってコストは変わりますが、特にコンセプト住宅の「スイートハウス プラス」は価格が安く、本体価格で1,155万円(税込)から建築することが可能です。

また、アイダ設計は標準外工事が高くつくため、標準の範囲内から設備・仕様を選べる人にもおすすめです。

とは言え標準品はリクシルやTOTOなどの大手メーカー製が中心。

カラーリングやデザインはもちろん自由に選べます。

フクロウ先生
オプションを控えめにすればコスパのいい家づくりができるのが、アイダ設計というわけじゃな。

【最新情報】アイダ設計の坪単価はいくら?

ここからは、アイダ設計の価格や坪単価についての調査結果をお伝えしていきます。

アイダ設計の公式資料やSUUMOHOME’Sのメーカー情報、編集部で実施した調査をもとに算出したアイダ設計の坪単価は35万円~65万円です。

アイダ設計の坪単価

※2024年4月現在

坪単価に幅があるのは、商品グレードや広さによる違いがあるためです。

でも、実際どれくらいの金額で建てている人が多いのか、平均価格も気になりますよね。

そこでアイダ設計の決算資料を使って具体的な平均坪単価を算出してみました。

アイダ設計の決算資料から見る、平均販売価格の推移

アイダ設計の決算資料からは、1棟あたりの平均販売価格の推移を追うことができます。

分譲住宅は除き、注文住宅の数字を以下にまとめました。

年度 受注金額 受注棟数 1棟当たり販売価格
2020 214億6875万9千円 1,331戸 1,610万円
2021 278億5994万3千円 1,699戸 1,640万円
2022 620億91百万円
2023 564億68百万円

※2022、2023の受注棟数は非開示

これを見ると1棟当たりの平均販売価格は2021年度で1,640万円です。

この資料には平均延床面積のデータがないため、新築住宅の平均延床面積を参考に、坪単価を予測してみました。

令和4年度 住宅経済関連データ(国土交通省)によると、新築戸建て住宅の平均延床面積は35.6坪(2020年度)なので、平均的な広さなら坪単価は46万円と予測できます。

「良い家を適正価格で」のキャッチフレーズのとおり、実際の価格も低価格であることが分かりますね。

アイダ設計坪単価から本体価格・建築総額シミュレーション

先ほどお伝えした1棟あたりの販売単価とは、建物のみにかかる「本体価格」です。これだけでは家を建てることはできず、外構工事や地盤改良費などの別途工事にかかる費用や、ローン手数料などの諸費用が必要になります。

それを全て合計したのが「建築総額」と言われます。

本体価格と建築総額の仕組み

別途工事や諸費用は、検討段階では建築総額の25%程度を見込んでおけばよいでしょう。

アイダ設計の場合、本体価格と建築総額を面積ごとに算出すると、次の表のようになります。

延床面積の坪数 本体価格 建築総額
25坪 (約83㎡) 875万円~1,625万円 1,167万円~2,166万円
30坪 (約99㎡) 1,050万円~1,950万円 1,400万円~2,600万円
35坪 (約116㎡) 1,225万円~2,275万円 1,366万円~3,033万円
40坪 (約132㎡) 1,400万円~2,600万円 1,867万円~3,467万円
45坪 (約149㎡) 1,575万円~2,924万円 2,100万円~3,899万円
50坪 (約165㎡) 1,750万円~3,250万円 2,333万円~4,333万円

※本体価格は、坪単価 × 延床面積の坪数で算出。
※建築総額は、別途工事・諸費用が本体価格の25%程度と仮定し、本体価格 ÷75%で算出。

人気ハウスメーカー・工務店との坪単価比較

他のハウスメーカーと比べると、アイダ設計の立ち位置がわかります。

人気ハウスメーカーの実例等から算出した坪単価をアイダ設計のものと比較してみました。

ハウスメーカーの一般的な坪単価は、50万円~70万円程度ですので、アイダ設計は安めの価格帯ですね。

《ハウスメーカーの坪単価一覧》※アイダ設計以下五十音順

ハウスメーカー 坪単価 構造
アイダ設計 35万円~65万円 木造
アイフルホーム 40万円~75万円 木造
アキュラホーム 50万円~80万円 木造
イシンホーム 50万円~65万円 木造
一条工務店 50万円~90万円 木造
ウィザースホーム 40万円~70万円 木造
クレバリーホーム 40万円~80万円 木造
住宅情報館 45万円~75万円 木造
住友林業 60万円~100万円 木造
セキスイハイム 65万円~120万円 鉄骨、木造
積水ハウス 55万円~95万円 鉄骨、木造
大和ハウス 70万円~110万円 鉄骨、木造
タマホーム 34万円~75万円 木造
トヨタホーム 50万円~110万円 鉄骨、木造
日本ハウスホールディングス 55万円~100万円 木造
パナソニックホームズ 70万円~100万円 鉄骨
桧家住宅 44万円~73万円 木造
富士住建 45万円~65万円 木造
へーベルハウス 70万円~150万円 鉄骨
ポラス(ポラテック) 60万円~90万円 木造
BESS 47万円~69万円 木造
ミサワホーム 60万円~100万円 木造
三井ホーム 60万円~130万円 木造
ヤマダホームズ 49万円~90万円 木造
ユニバーサルホーム 50万円~72万円 木造
ロイヤルハウス 38.8万円~50万円 木造

※2024年4月現在

より分かりやすいように、アイダ設計と人気ハウスメーカーの坪単価を図で比較したものがこちらです。

アイダ設計と人気ハウスメーカーの坪単価比較

※2024年4月現在

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大和ハウス ミサワホーム 住友不動産 タマホーム
アイフルホーム スウェーデンハウス アキュラホーム クレバリーホーム
ヤマダホームズ オープンハウス 日本ハウスホールディングス ユニバーサルホーム
ウィザースホーム 飯田産業 BESS 住宅情報館
桧家住宅 ロイヤルハウス 秀光ビルド ポラス(ポラテック)
無印良品の家 レスコハウス 近鉄不動産 JPホーム
アイダ設計 東宝ホーム アーネストワン 一建設
大成建設ハウジング 富士住建 土屋ホーム レオハウス
ロゴスホーム ファイブイズホーム イシンホーム セルコホーム
古河林業 アイディホーム 三菱地所ホーム GLホーム
サンヨーホームズ

アイダ設計の坪単価が安い理由

アイダ設計は「良い家は高い」を覆すことをモットーにコストダウンに取り組んできました。

良い家を建ててもその後の生活が苦しくなってはいけないと考えるからです。

基本性能を大切にしながらも、以下の仕組みでコスト削減に取り組んでいます。

アイダ設計のコストダウンの仕組み

  • 設備機器を一括大量仕入れ
  • プレカット工場を自社で保有
  • 自社一貫体制で中間マージンをカット
  • 保証制度やアフターケアは最小限に

プレカット工場

※出典:アイダ設計

プレカットとは、現場での施工手順を簡略化するため、あらかじめ工場で木材を加工しておくこと

プレカットされた材料のことをプレカット材といいますが、最近ではプレカット材の活用が当たり前になってきています。

アイダ設計は自社にプレカット工場を持ち、加工・管理をすることでコスト削減につなげています。

自社一貫体制

※出典:アイダ設計

アイダ設計は用地仕入れから測量、資材、施工に至るまで自社一貫体制で取り組んでいます。

下請けの業者へ発注すると中間マージンが発生しますが、アイダ設計では外注を行わないことで価格の上昇を抑えています。

建築主にとってマージンや広告費などは自宅の建築に直接関係ありませんが、それらは当然価格に反映されます。

これらの費用をできるだけ抑えられるというのは、大きなメリットですね。

フクロウ先生
仕入れ・一貫体制・自社工場でコストダウンする仕組みはさすがじゃ!

納得いく価格で理想の家を建てる方法

自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

土地を持っているのであれば、その土地の形状に強いハウスメーカーもあります。

土地から探すのであれば、仕入れが強いハウスメーカーの方が理想の場所が見つかります。

ただし、一からハウスメーカーに問い合わせや住宅展示場でヒアリングするのも面倒です。

そこでオススメなのが、「タウンライフ」を使ってカタログや間取りプランの一括資料請求することです。

タウンライフを使うと、ハウスメーカーから予算や要望にあったカタログや間取りプランが届くので、イメージを膨らませることができます。

ホームズ一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

強引な営業もないので、まずは理想のマイホームに向けてカタログを請求するのをオススメします。

>> タウンライフで間取りプランチェック

また、カタログや間取りプランよりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

コミコミ価格555万円・888万円の家とは?

アイダ設計と言えば、CMの影響で「コミコミ価格の555万円・888万円の家」というイメージを持っている人もいるかもしれません。

現在このようなコミコミ価格の商品は発売されておりませんが、いずれまた登場する可能性もあるでしょう。

最初にできたのは2013年頃の「555万円の家」で、木造2階建15.25坪の住宅に限り、本体価格555万円で建てることができました。

坪単価に換算すると36.4万円と、非常にお得な金額です。

一方、「888万円の家」は、2015年頃に登場した商品で、木造2階建4LDK、延床面積28坪の家を本体価格888万円で建てられるというものでした。

坪単価はさらに安く31.7万円です。

実際に555万円・888万円で建てられたの?

インパクトのある555万円・888万円の家ですが、実際にその金額で家が建つ訳ではありません。

これらの価格はあくまでも「本体価格」なので、電気工事や給排水工事といった付帯工事は含まれていないようです。

さらに、実際に住むには照明器具やエアコン、カーテンなども必需品ですよね。

ほかのハウスメーカーでも、このようなキャンペーン価格商品がたびたび登場しますが、本体価格以外にも必要な費用はそれなりにあるので、ぜひ覚えておきましょう。

アイダ設計人気商品ラインナップと坪単価・本体価格

アイダ設計の商品構成は、大きく分けると「ブラーボシリーズ」と「コンセプト住宅」の2つです。

ここでは主な商品について坪単価と特徴を紹介しますが、「コンセプト住宅」の場合は坪単価ではなく本体価格が決まっているようなので、価格ベースでお伝えします。

過去にあった「888万円の家」まではいきませんが、税込で1,000万円台前半というリーズナブル商品もありますよ。

《アイダ設計の商品ラインナップ》

シリーズ 商品名 特徴 予想坪単価/本体価格
ブラーボシリーズ 断熱と耐震の家 ブラーボ 自由設計のスタンダードな家 35万円~55万円
快適温度を保つZEH住宅ブラーボゼネクト ZEH対応住宅 40万円~60万円
ブラーボコンフォート 耐震性・断熱性を高めたハイグレードな家 40万円~55万円
アイベスト シリーズでもっとも高いグレードの家 45万円~65万円
コンセプト住宅 スイートハウス プラス 新しい生活様式に対応 1,155万円(税込)~
セーフティハウス プラス さまざまな災害から家族を守る家 1,320万円(税込)~
オープンテラスのある平屋 プラス 明るく開放的な平屋 1,375万円(税込)~
エコハウス プラス 太陽光発電×オール電化住宅 1,419万円(税込)~

断熱と耐震の家 ブラーボ:予想坪単価 35万円~55万円

断熱と耐震の家 ブラーボ

※出典:アイダ設計

アイダ設計の注文住宅「ブラーボ」は、高い断熱性能と耐震性能で、永く安心して暮らせる家です。

ブラーボは、家全体を耐力面材で固め、ひとつの箱にしたような構造体をしています。

在来工法の木造住宅は水平に加わる力に対して弱いことが弱点でしたが、ブラーボの構造体は壁面全体で力を受けて分散するので、地震や台風に対して強い耐性を誇ります。

また、高い断熱性は各部屋の温度差を少なくし、ヒートショックから家族を守ります。

ブラーボの標準仕様は、大手設備メーカーの商品が中心です。

  • 外装材:ケイミュー、ニチハ
  • キッチン:クリナップ、LIXIL
  • お風呂:ハウステック、LIXIL
  • 洗面化粧台:TOTO

 

カラーバリエーションやデザインナップはセレクトブックから選ぶことが出来ます。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,050万円~1,650万円
  • 35坪 (約116㎡):1,225万円~1,925万円
  • 40坪 (約132㎡):1,400万円~2,200万円

快適温度を保つZEH住宅ブラーボゼネクト:予想坪単価 40万円~60万円

快適温度を保つZEH住宅ブラーボゼネクト

※出典:アイダ設計

アイダ設計の注文住宅「ブラーボゼネクト」は、ZEH(ゼッチ)対応が可能な家です。

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、住宅で消費するエネルギーと太陽光発電で創り出すエネルギーの年間収支がゼロになる住宅のこと

ZEHを実現するのに重要なのは気密性と断熱性の高さです。

気密性・断熱性が高いと熱が逃げにくくなり、省エネ性がアップするからです。

ブラーボゼネクトでは「断熱性一体型高性能オリジナルパネル」で家全体を魔法瓶のように包み、高い断熱性を実現。

換気システムには全熱交換型換気システムを採用し、換気の際に熱が逃げるのも防いでいます。

ブラーボゼネクトにすると建築時の費用は高くなりますが、水道光熱費など将来のランニングコストは抑えることが可能です。アイダ設計の公式HPによれば、年間27万円以上の節約ができるとされています(一般的な住宅を想定して比較)。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,200万円~1,800万円
  • 35坪 (約116㎡):1,400万円~2,100万円
  • 40坪 (約132㎡):1,600万円~2,400万円

ブラーボコンフォート:予想坪単価 45万円~55万円

ブラーボコンフォート

※出典:アイダ設計

アイダ設計の「ブラーボコンフォート」は、ハイグレードの性能と設備を備える住宅です。

住宅性能表示制度にも対応し、耐震等級、劣化対策等級、維持管理対策等級、断熱性能等級の4項目で最高等級を取得しています。

住宅性能表示住宅は第三者機関による「性能のお墨付き」ということになり、安心できるだけでなく地震保険料の割引を受けられるなどのメリットもあります。

ブラーボコンフォートは、ブラーボを上回る断熱対策がされています。

発砲ウレタンの吹き付けによって基礎までしっかり断熱を行うことで、断熱性が高まるのはもちろんのこと音漏れを軽減する効果も得られます。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,350万円~1,650万円
  • 35坪 (約116㎡):1,575万円~1,925万円
  • 40坪 (約132㎡):1,800万円~2,200万円

ブラーボコンフォートの標準仕様

ブラーボコンフォートの標準仕様

※出典:アイダ設計

ブラーボコンフォートで標準仕様に設定されているキッチンは、クリナップまたはTOTOからセレクトできます。

写真はクリナップでミドルグレードの「ステディア」です。

ステディアは、シンク内のごみが排水口に自然と集まる「流レールシンク」など、手入れがしやすい機能を備えた人気シリーズです。

サザナ

※出典:アイダ設計

ブラーボコンフォートのお風呂は、TOTO製の「サザナ」が標準仕様です。

「サザナ」の浴槽はお湯の冷めにくい魔法瓶浴槽。

追い炊きの回数を減らすことができるので、省エネにつながります。

壁のアクセントカラーでいろいろなテイストに表現できるユニットバスです。

バルコニーのシースルーパネルや、ICチップ内蔵のカードキー

※出典:アイダ設計

そのほかにブラーボコンフォートの標準仕様に設定されている設備は、バルコニーのシースルーパネルや、ICチップ内蔵のカードキーです。

また、換気システムには温度を一定に保ちながら換気を行う「全熱交換型換気システム」を標準採用しています。

アイベスト:予想坪単価 45万円~65万円

アイベスト

※出典:アイダ設計

アイダ設計の注文住宅「アイベスト」は、設備や構造が最高クラスのラグジュアリーシリーズです。

構造体には4寸柱を採用。

4寸柱とは、柱の断面が12センチ×12センチの柱のこと

通常の木造建築では3寸5分(断面が10.5センチ×10.5センチ)の柱を使いますが、アイベストでは柱を太くすることにより強固な構造を実現しています。

リビングの天井は、一般的な高さより約30センチ高い2.7mを確保。

天井高が高いと開放感が生まれ、重厚感のある家具やシャンデリアなどもバランスよく納まります。

ペニンシュラキッチン、通常の1坪タイプよりもゆったりした1.25坪のユニットバスも標準仕様です。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,350万円~1,950万円
  • 35坪 (約116㎡):1,575万円~2,275万円
  • 40坪 (約132㎡):1,800万円~2,600万円

スイートハウス プラス:本体価格 1,155万円(税込)~

スイートハウス プラス

※出典:アイダ設計

アイダ設計の「スイートハウス プラス」は新しい生活様式を取り入れた注文住宅です。

スイートハウス プラスでは「玄関カードキー、宅配ボックス、玄関手洗い」の3つを標準装備。

手洗いにはセンサー水栓が搭載され、ハンドルを触る必要がありません。

宅配ボックスは対面での受け取りを避けることができます。

セーフティーハウス プラス:本体価格 1,320万円(税込)~

セーフティーハウス プラス

※出典:アイダ設計

アイダ設計の「セーフティーハウス プラス」は、地震・火災・台風・防犯の4つに備える注文住宅です。

特に地震は日本に住んでいる以上、避けて通ることはできません。

「セーフティーハウス プラス」は、住宅性能表示制度の耐震等級3(最高ランク)を標準化。

数百年に一度程度発生する大きな地震に対して倒壊しないものが「等級1」とされており、等級1の1.5倍程度耐震性があるものが「等級3」とされています。

さらに、台風対策としてシャッターを標準装備。ガラスの破損を防ぐのはもちろんのこと、防犯性もアップします。

窓自体の性能も高く、ガラスの間に樹脂膜を挟み込んだ防犯ガラスを採用しています。

オープンテラスのある平屋 プラス:1,375万円(税込)~

オープンテラスのある平屋 プラス

オープンテラスのある平屋 プラスの間取り図

※出典:アイダ設計

アイダ設計では平屋もラインナップされています。

平屋は段差がないので安全性が高く、世代を問わず一定の人気があります。

こちらの間取りはリビングを中心に、すべての部屋とスムーズに行き来できる動線が特徴です。

キッチンから洗面、お風呂までが一直線に配置されているので、一気に家事を片付けることができます。

平屋の標準仕様には、クリナップKTシリーズのキッチンや食器洗い乾燥機、室内物干しや浴室暖房換気乾燥機などがあり、機能的な暮らしを実現します。

エコハウス プラス:本体価格 1,419万円(税込)~

エコハウス プラス

※出典:アイダ設計

アイダ設計の「エコハウス プラス」は太陽光発電システムとオール電化を搭載した家です。

オール電化なので調理機器はIHクッキングヒーターで、給湯器もエコキュートが標準仕様です。

エコキュートとは空気中の熱を利用して効率よくお湯をわかし、タンクの中に貯めておくシステムです。

「一旦タンクに貯める」という性質上、災害時には生活用水としても利用できます。

太陽光発電で余った電気は自動的に売電され、経済的な暮らしを叶えます。

フクロウ先生
ここからは、実例を紹介していこう!

アイダ設計ではどんな家が建つ?写真つき実例を紹介

いろいろな機能を備えた賞品ラインナップを紹介してきましたが、実際に建てた人の実例も知りたいですよね。

ピックアップした実例は、どれも設計にこだわりがあるものばかり。

狭小地の実例もあるので、参考にしてみてくださいね。

実例1:完全分離の二世帯住宅

完全分離の二世帯住宅

完全分離の二世帯住宅の間取り図

※出典:アイダ設計

  • 【家族構成】夫婦+子ども2人+親世帯
  • 【モデル】二世帯住宅
  • 【延床面積】211.15m2(63.8坪)

こちらは完全分離二世帯住宅の実例です。

延床面積は63.8坪あり、ゆとりの敷地に建てられています。

間取りを見ると、どちらの世帯も1階にリビングがあります。

左側のリビングには2階へ続く階段があることから、子世帯が使う住まいのようですね。

2階にはトイレの横に洗面台があるので、1階まで降りなくても朝の身支度ができるようになっています。

実例2:水回りにゆとりを持たせた家

水回りにゆとりを持たせた家

水回りにゆとりを持たせた家の間取り図例

※出典:アイダ設計

  • 【家族構成】夫婦+子ども
  • 【モデル】エコハウス
  • 【延床面積】130.42m2(5坪)

22畳の開放的なリビングがある実例です。

写真に写っている引き違い戸の奥には和室があります。

リビング続きの和室を設ける実例はほかのメーカーでもよく見かけますが、オープンにするかは建築主の好みによるところです。

仕切れるタイプなら少しくらい散らかっていても大丈夫。

ゲストが泊るときも落ち着いて休むことができるでしょう。

1階のトイレを一般的なサイズよりも広いスペースとしたこともポイントです。

独立した手洗いがあるので、訪れる人にも好評だそうです。

実例3:間口3.6mの土地に建つ家

間口3.6mの土地に建つ家

間口3.6mの土地に建つ家の間取り図

※出典:アイダ設計

  • 【延床面積】54.96m2(坪)
  • 【敷地面積】約16坪

奥に細長い敷地に建築した実例です。

約16坪という敷地ながら圧迫感を感じさせないのは、天井の高さを上げているから。

リビングとキッチンを仕切る壁が濃色で、メリハリが付いていることも広く見える理由でしょう。

廊下とキッチンが同じスペースにまとめられており、ムダのない設計になっています。

実例4:ホテルライクな家

ホテルライクな家

ホテルライクな家の間取り図

※出典:アイダ設計

  • 【延床面積】127.82m2(坪)

テラスやバルコニーを設けて屋外空間も上手に取り込んでいる実例です。

リビングの窓からつながるのは、ウッドデッキを敷いたアウトドアリビング。

壁を建てているのでプライバシー性もバッチリです。

3階は一部屋のみでバルコニー付き。とても贅沢な空間ですね。

やばいという評判は本当?アイダ設計で実際に建てた人の口コミ

  • 「アイダ設計の家、建てた人は本当に満足してるのかな?」
  • 「やばい、と言われているのは、どんなところ?」

建てた人にしかわからない、リアルな口コミも知りたくなるもの。

オリコン顧客満足度のハウスメーカー注文住宅ランキングでアイダ設計は27位とふるわない順位になっています。

順位 ハウスメーカー 評点
1 スウェーデンハウス 80.8点
2 積水ハウス 78.3点
3 へーベルハウス 78.2点
4 住友林業 78.1点
5 一条工務店 77.1点
6 パナソニックホームズ 76.8点
6 三井ホーム 76.8点
8 セキスイハイム 76.4点
9 大和ハウス 76.2点
9 ミサワホーム 75.9点
11 トヨタホーム 75.6点
12 イシンホーム 75.0点
13 アイ工務店 74.8点
13 住友不動産 74.8点
15 クレバリーホーム 74.4点
16 アキュラホーム 73.1点
17 住宅情報館 73.0点
17 ユニバーサルホーム 73.0点
18 富士住建/td> 73.0点
20 イシカワ 72.9点
21 アイフルホーム 72.7点
22 桧家住宅 72.6点
23 タマホーム 71.9点
23 日本ハウスホールディングス 71.9点
25 ヤマダホームズ 71.2点
26 秀光ビルド 70.1点
27 アイダ設計 69.3点
29 オープンハウス・アーキテクト 67.9点

※出典:「おすすめのハウスメーカー 注文住宅ランキング2023年 オリコン顧客満足度調査」より

ただ、コスパの良さや大手メーカーの設備を標準で取り入れているところなどを評価する声もあるようです。

実際のところはどうなのか、口コミサイトの「みん評」などを使って調べてみました。

良い評判:設計力の高さや親身な対応が高評価

まずは良い評価から紹介します。

人生2度目の大きな買い物・・・

建て替えだったので、名だたる住宅メーカーをほぼ回り最終的に決めたのが「アイダ設計」です。

実際、技術力や取組む姿勢等 どの住宅メーカーも変わらないと思いますが、やっぱり決め手となるのは営業マン・監督・その他スタッフの対応だと私は思います。着工前の打合せや工期中の問合せ等、こちらの質問にもすぐ答えてくれて安心しました。

最終的に「人」です。

PS:他の住宅メーカーに断られた間取りを叶えてくれたのもアイダ設計!!

担当者の親身な接客が評価された口コミです。

また間取りについても柔軟に対応できそうなことが分かります。

良い担当者に出会えれば満足度の高い家づくりができることは、言うまでもありません。

希望以上のマイホーム

建てたい家の坪数から計算すると、予算内で注文住宅を依頼する住宅メーカーは限られていて、予算を踏まえてハウスメーカーのモデルハウスを見学しました。

その中で、設備や接客・説明が一番よかったのがアイダ設計でした。現在の家族構成や将来を考えて間取りの設計をお願いしました。デッドスペースを利用して幾つもの収納場所を考えてくれ、家の中がスッキリ使えて機能的な住まいになりました。住宅設備も予算内に収まる範囲で提案してくれ、太陽光まで設置することができました。依頼して大正解でした。

自由設計で希望を取り入れつつコストパフォーマンスは高いのがアイダ設計の特徴です。

もともとは設計がルーツのハウスメーカーだけあり、プラスアルファの提案や狭小地設計が得意とされています。

悪い評判:担当者が信頼できない、契約後に価格が上がる

続いて、悪い評判も見てみましょう。

契約直後に後悔しました

兎に角納期はいい加減、価格は話すたびに上げてきており契約したとたん言いたい放題、やりたい放題。アイダからの要請で仕様を下げても価格には反映されないがこちらで少しでも依頼すると数万単位でも価格に上乗せされて正直割に合いません。

問い合わせをしても曖昧な回答しかしてこないしフットワークも決して良くは有りません。アイダに頼むなら他のハウスメーカ・工務店のほうが良かったと毎日後悔しています。良く営業の資質とか営業所によって違うというコメントを見ますが本体からこの対応なんだと思います。

この会社に対してサクラ以外は高評価付けないでしょうね…。

みなさん!この会社だけは、絶対に契約しない方がいいですよ!

この会社は、ズバリ、悪徳メーカーです。最初は、格安の価格で見積りを提出し、契約が済んだら、いろいろなものが付いていないからと言って、金額を吊り上げて来ました。

結局、他のメーカーが提出した見積り金額よりも、かなり高くなりました。この手法に対して、クレームを告げたら、逆ギレして、「工事が出来なくなると、困るのはあなたですよ!」「もう、後戻りはできませんよ!」と脅されました。

まるで、ヤクザだと思いました。現在、アイダ設計と交渉されている方、もしくは、これから交渉しようとしている方は、絶対に、絶対にやめた方がいいですよ!

必ず、後悔をしますので…私は、人生最大の後悔です。

以上2つの口コミは、どちらも契約後に価格が上がったということでした。

ハウスメーカーとしては契約をして欲しくて少しでも安く見せたいのでしょう。

ただ、アイダ設計は「正直価格」を謳っている会社です。

実際に必要なものが価格に入っていないというのは、少々問題ですよね。

挨拶も説明もなく境界工事

アイダ設計の建売建築の隣人です。先日歩道切り下げ工事などが始まり、境界ブロック設置の工事に際して何の説明も挨拶もなく始まりました。

敷地内の工事ならば、騒音だろうが現場の出入りが邪魔になろうが挨拶がなくともまぁそういう会社なのだろうで済みますが、境界工事ともなればこちらの土地をいくらか削る作業が発生するわけで少なくとも事前の断りはあってしかるべきだと思います。

ブロックとの隙間をきちんと埋め戻してくれるのか確認し、事前の説明が欲しかった旨伝えました。こんな非常識な会社が大手なんて信じられません。

外構工事を行う際に事前説明をするのは常識ですし、あいさつもなく工事を開始するなどトラブルのもとです。

いざ自分が家を建てる際は、周りに不快な思いをさせないよう十分注意したいところですね。

 アイダ設計の坪単価に対する、twitterでの反応

アイダ設計の価格に対する反応を、twitterで調べてみました。

残念ながらトラブルの話ばかりで、あまり良い評価がありませんでした。

アイダ設計はローコストで家を建てることが可能ですが、見積もりや図面の精査、工事現場の状況の確認など、可能な限り自分で関わらないとトラブル続きになってしまうかもしれません。

アイダ設計の3つの強み

アイダ設計の強みは、3つあります。

アイダ設計の3つの強み

  • 強み1:低価格でコスパがいい
  • 強み2:設計力が高い
  • 強み3:大手住設メーカーの設備が標準仕様

強み1:低価格でコスパがいい

アイダ設計は低価格で建てることができますが、耐震や断熱にも力を入れています。

いくら価格が安くても安全に住むことができなければ住宅として機能しないですよね。

例えばコンセプト住宅の「セーフティハウス プラス」は耐震等級3(最高ランク)で、防犯ガラスやシャッターが搭載された商品ですが、本体価格は1,320万円~(税込)と低価格。

コストパフォーマンスの高い家づくりが可能です。

強み2:設計力が高い

「ほかでは断られた間取りを作ってくれた」という声や、「収納をふんだんに作ってくれた」という口コミが見られました。

アイダ設計は社名に「設計」いう言葉が付くとおり、設計からスタートした会社です。

そのため自社の設計力に自信を持っており、実際に難しい条件の土地へ建ててきた実績もたくさんあります。

狭小地の設計が得意とされているので、都心部に建築を考えているなら相談してみると良いかもしれませんね。

強み3:大手住設メーカーの設備が標準仕様

アイダ設計では人気の住宅設備を一括で大量仕入れて、コストダウンしています。

そのため標準仕様でも大手メーカーの設備がセレクト可能です。

メーカー名はTOTO、ハウステック、リクシル、クリナップ、トクラスなどを主に採用しています。

アイダ設計の4つの弱み・課題

逆に、アイダ設計の弱み、課題としては、次の4つが挙げられます。

どれも知っていれば、対応できることばかり。対応方法が分かっていれば、安心して検討することができます。

アイダ設計の4つの弱み・課題

  • 課題1:「正直価格」を掲げるも、実際の価格がわかりにくい
  • 課題2:「アイダ設計は担当者の対応がやばい」という声が多い
  • 課題3:標準仕様でないものを選ぶと大きく金額が上がる
  • 課題4:35年保証を受けるためには有償メンテナンス工事が必要

課題1:「正直価格」を掲げるも、実際の価格がわかりにくい

アイダ設計は会社のアイデンティティとして「正直価格で向き合う」ことを掲げています。

注文住宅は実際の価格がわかりにくく、契約後も不安を抱えながら打ち合わせをしている建築主もいるでしょう。

そのためアイダ設計の理念はすばらしいものです。

ただ、現場レベルでは実行できていないところもあるようで、口コミには「契約後にどんどん金額が上がった」などの悪い評判が目立ちました。

課題2:「アイダ設計は担当者の対応がやばい」という声が多い

営業担当者については良い口コミもありましたが、残念な評価のほうが多くありました。

具体的には報告や連絡が無い、打ち合わせしたことが現場へ伝わっていない、契約後に態度が変わる、といったものが見られました。

「やばい」と言われても仕方がないのかもしれません。

また担当者が辞めてしまった、担当者がコロコロ変わる、などといったことも起こっているようです。

課題3:標準仕様でないものを選ぶと大きく金額が上がる

大量仕入れや一貫販売体制でローコストを実現しているアイダ設計ですが、標準外の仕様や工事内容にすると価格が大きく上がるようです。

ただ、標準仕様を企業努力で安くしているから、それ以外が高額に見えている面もあるでしょう。

せっかくローコストで建てるのですからオプションは最小限に絞ったほうがいいかもしれません。

課題4:35年保証を受けるためには有償メンテナンス工事が必要

長期保証を掲げながらも実際は条件付きというハウスメーカーはとても多いです。

アイダ設計も同様で、構造躯体と防水に関する初期保証は10年間です。

10年というのは、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)で定められる最低限の範囲です。10年経過したときに点検を受け、必要とされる有償メンテナンス工事を行えばさらに10年保証を延長できるという仕組みです。

アイダ設計の保証制度・アフターメンテナンス

アイダ設計の保証制度・アフターメンテナンス

※出典:アイダ設計

アイダ設計の保証期間は35年とされていますが、有償メンテナンス工事の実施が条件とされています。

初期保証は構造躯体・防水が10年、シロアリは5年です。

保証を継続するための工事として5年ごとに防蟻処理、10年ごとに構造のメンテナンスが必要です。

防蟻処理の金額は1回あたり約10万円で、構造のメンテナンス工事は約115万円+足場工事代約25万円で合計140万円ほど必要となります。

つまり5年ごとに160万円ほどのメンテナンス費用を見込んでおく必要があるでしょう。

ただ、メンテナンスは外部の業者に依頼することも可能です。

そうするとアイダ設計の延長保証は受けられなくなりますが、複数の業者とくらべてみるのも良い方法です。

注文住宅には欠かせない!坪単価の必須知識

ハウスメーカー選びでは、費用も大きな基準となりますよね。

メーカーごとの建築費用の「相場感」をはかる物差しとして使われているのが、「坪単価」です。

坪単価は便利な目安ではありますが、坪単価だけで「高い、安い」と判断するのはおすすめできません。

坪単価について、知っておいていただきたいポイントを4つお伝えしますね。

1.坪単価は1坪あたりの建築費

坪単価の計算方法

床面積1坪(約3.3㎡、畳2畳分)あたりの建築費を算出したものが、坪単価です。

計算式は、次のようになります。

坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 延床面積(各階の床面積の合計)

例えば、本体価格2500万円の家で延床面積が40坪なら、

2500万円 ÷ 40坪 = 62.5万円 となります。

坪単価だけで比較するのはおすすめできない理由は、建物の形状や広さで坪単価は変わってしまうからです。

《坪単価と建物の形状・広さの関係》

項目 内容
建物の形状による違い 建物の平面の形でも坪単価が違います。
正方形に近い平面と、凹凸のある平面とを比べると、凹凸のある家の方が建物の外壁の長さや屋根の面積が増えます。
納まりや手間がかかるため、坪単価が高くなります。
建物の広さによる違い 坪単価は小さな家ほど高い:家の広さにかかわらず、使う設備は変わりません。
キッチンや浴室、トイレのグレードや数は広さとはあまり関係がありません。
そのため、広さの小さい家ほど、坪単価が高くなってしまいます。
同じ面積なら総2階の家の方が、坪単価が低い 同じ床面積の家でも、1階と2階のめん席配分で坪単価も変わります。
1階が広く2階が小さい家は、総2階の家に比べて基礎や屋根面積が増えます。
基礎や屋根はコストがかかるため、総2階の家の方が坪単価は低くなります。

2.坪単価はメーカーによって計算式が違う

注意したいのは、メーカーによって坪単価の計算式が違うことです。

延床面積には、バルコニーや玄関ポーチは入っていません。あくまで室内の面積ということです。バルコニーや玄関ポーチなども含めた面積を「施工面積」と言います。

しかし、工事する本体価格にはバルコニーなども含まれることがあります。そこで、延床面積より広い施工面積で本体価格を割ると、どうなるでしょうか?

2500万円 ÷ 43坪 = 58.1万円

坪単価が少し安くなったように見えますね。

メーカーの中にはこのような計算式で、坪単価が安く見えるようにしている場合もあります。

坪単価を比較する場合は、同じ計算式で算出するようにしましょう。

3.建築総額は、選ぶグレードによって変わる

建物の本体価格に含まれている内容は、そのハウスメーカーの標準仕様のものばかりです。

そのため、施主であるあなたが選んだグレードによっては、金額が上がる可能性があります。いわゆる「オプション」と呼ばれる部分ですね。

床のフローリングは無垢の木にしたい!キッチンには最新の深型食洗機を入れたい!トイレはタンクレスのおしゃれなものに!などグレードアップしていくと、価格もアップしていきます。

特に変わりやすいのは、内装やキッチン、お風呂などの設備です。

坪単価だけに注目してしまいがちですが、標準と言われる内容についても把握しておくことが大切です。

坪単価だけでは、建築費用すべてを計算できない

坪単価でわかるのは、建物の本体工事にかかる費用です。

しかし、注文住宅の購入にかかる費用は、本体工事を含め大きく4つあります。

  • 本体工事
  • 別途工事(本体以外の建築工事費など)
  • 諸費用(税金・ローン手数料など)
  • 施主支給(その他、引越し費用など)

※別途工事とは、建物以外にかかる費用

例えば、屋外給排水工事、ガス・電気工事、地盤改良、外構工事など。他に、照明、カーテン、アンテナ取り付け工事もありますね。

こうした建物以外の工事は、敷地条件や施主の要望によって大きく変わる部分なので、坪単価を計算するときには含められないことがほとんどです。

主な項目と費用について、表にまとめました。

分類 費用 概要 費用相場
土地取得の諸費用(土地・建物に共通するものも含む) 印紙税 契約書の作成に際して課される税金 4万円~8万円程度
登録免許税 土地の所有権移転や建物の抵当権設定など、登記に際して課される税金 15万円~45万円程度
不動産取得税 土地や建物など不動産を取得した際に課される地方税 0円になることが多い
司法書士報酬 司法書士へ登記を依頼した場合に支払う報酬 1業務あたり3万円~6万円程度
仲介手数料 土地購入の際、不動産会社に支払う手数料 土地代×3%+6万円+消費税
固定資産税 土地や建物などの固定資産に課される税金。毎年1月1日時点の所有者が支払う 都市計画税と合わせて年間10~20万円程度
都市計画税 固定資産税と同様に土地・建物の所有者に課せられる税金。ただし、市街化区域内に限られる
建物を建てる諸費用 屋外給排水工事 上下水道を利用するために必要な配管工事の費用 70万円~100万円程度
引き込み工事 TV、インターネット、電気線などの引き込み工事の費用 70万円~100万円程度
インテリア造作工事 造り付け家具やカーテンボックスなどの取付工事 0円~約200万円など
解体費 建替えの際に発生する費用。植栽がある場合は伐採費用も必要 150万円~300万円程度
地盤調査費 適切な基礎や構造を決定するため、また改良の有無を判断するために行う調査費用。スウェーデン式サウンディング試験が一般的 5万円~15万円程度
敷地測量費 敷地の境界が不明瞭な場合に測量を行う費用 5万円~10万円程度
地盤改良工事 調査の結果、軟弱と判断された地盤に強化工事を行う費用 0円/100~150万円程度
設計・監理料 設計図の作成および図面通りに工事が進んでいるかチェックする業務の費用 50万円程度
外構工事 駐車スペースのコンクリート打設やフェンス、門扉、ウッドデッキ造作などの費用 100万円~300万円程度
建築確認申請費用 工事着手前と建物完成後に検査機関のチェックを受ける際の手数料 4万円~12万円程度
上下水道納付金 建物を新築する際、自治体に支払う費用 0円~30万円程度
ローン関係 住宅ローン保証料 金融機関を通じて保証会社と契約を結ぶための費用 借入額×2.2%程度
団体信用生命保険 住宅ローン契約者が死亡または高度障害となった場合に返済残高がゼロになる保険 ローン金利に含まれるため0円
火災保険料 住宅ローンの融資を受けるために加入が義務付けられている保険 月数万円程度
その他 引越し代 引越し業者のほか、仮住まいの家賃、トランクルームの賃貸費用など 20万円~40万円程度
式典費 地鎮祭や上棟式、ご祝儀など 5万円~10万円程度
家具、備品 カーテンや照明、家具、家電などの購入費用 50万円~200万円程度
手土産 近隣挨拶の手土産、現場の職人へ差し入れなど 2~3万円程度

確認申請や登記などの手続きにかかる費用や、ローンの手数料や保証料、保険に必要な費用で、こちらも条件によって変わってくるため、別途必要です。

その他の項目は、ハウスメーカーに支払うものではないので見積書には載りませんが、施主側で負担する費用のことです。

引越し費用や、家具家電の購入費用、地鎮祭などの儀式や近隣への挨拶品にかかる費用があります。

さらに土地から購入する場合は、土地の代金や仲介手数料も必要ですね。

これらをトータルした費用が、必要な費用となります。

坪単価はあくまで目安。総予算を把握するには、具体的な資金計画書を出してもらうのが最も正確です。

家を建てるときの費用注文住宅にかかる諸費用などは下記記事で詳しく解説しています。

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建築費用を抑える方法5選

ハウスメーカーとの契約前には、具体的な間取りや概算見積もりが出てきます。

夢をたくさん盛り込んだものですから、どうしても予算オーバーになってしまいがち。

そこで、建築費用を抑える方法を5つお伝えします。すべてが使えるわけではありませんが、いくつか方法があるということを知っておくだけでも、スムーズに検討できるようになりますよ。

方法1.土地を見直す

家にこだわりたい場合は、本当にその土地しかないのかもう一度検討してみましょう。土地の予算を下げられれば、その分家に予算を回せます。

具体的には、もう少し郊外までエリアを広げる、もう少し面積の小さい土地も検討する、不整形な土地も候補に入れるなどがあります。

方法2.設計やオプションを見直す

設計や間取りの工夫、オプションの見直しで費用を下げることもできます。

設計やオプションの見直しポイント

  • 延床面積を小さくする
  • 総2階の間取りにする
  • 建具(ドアや扉)を減らす
  • 水回りの設備のグレードや機能を見直す
  • 外構は一部DIYも取り入れる

コンパクトでも住みやすく開放感のある住宅は計画できます。ただし、このような提案ができる設計士は限られています。狭小住宅の実績が多いハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

また、これらの見直しをすべて行うと相対的に満足度が下がります。

費用は下がっても満足できない家になってしまうのは、あまり良いことではありません。そのような場合は、ハウスメーカーを変更することも考えましょう。

方法3.規格住宅を検討する

フルオーダーが注文住宅の魅力ですが、近年、多くのハウスメーカーでセカンドブランドとも言うべき「セミオーダー型」の規格住宅が発表されています。

用意された間取りの中かからしか選べない、設備や外壁のバリエーションが少ないなど制限はありますが、言い換えれば人気の間取りや設備を厳選した住まいでもあります。

その分費用は抑えられるので、気に入ったものがあれば規格住宅も検討してみましょう。

方法4.補助金を活用する

住宅購入をサポートする「補助金」を活用するのも、一つの方法です。

次のような補助金であれば、該当する方は多いでしょう。

申請は、ハウスメーカーが行います。申請書類の作成に別途手数料がかかることが一般的ですが、手続きに慣れているハウスメーカーを選べば、スムーズに取得できるはずです。

補助金 管轄 金額 申請時期 交付時期 概要
令和5年度 こどもエコすまい支援事業 国土交通省 100万円 令和5年9月28日時点で終了 - ・ZEHレベルの省エネ住宅を建てる子育て世帯・若者夫婦世帯が対象
令和5年度 LCCM住宅整備推進事業 国土交通省 140万円、かつ補助率2分の1 第2回受付(令和5年10月16日~令和6年1月19日) 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ※第2回の完了実績報告締切は2月29日 ・資材製造や建築段階からCO2排出を削減した長寿命住宅が対象
令和5年度 次世代ZEH+ 経済産業省・環境省・国土交通省の3省連携 100万円 ※加算あり 二次公募(令和5年11月20日~令和6年1月9日) ※令和6年度も募集予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる 再エネなど省エネをさらに深堀りしたZEH住宅
令和5年度 ZEH+ 100万円 ※加算あり より高性能なZEH住宅
令和5年度 ZEH 55万円 ※加算あり ネット・ゼロ・エネルギーハウス
子育てエコホーム支援事業 国土交通省 ZEH住宅:80万円 長期優良認定住宅:100万円 ※令和6年3月下旬以降開始予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ・こどもエコすまい支援事業の後継となる事業 ・子育て世帯、若者夫婦世帯が対象

新築補助金については下記記事で詳しく解説しています。

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方法5.ハウスメーカーに価格交渉をしてみる

ハウスメーカーに値引き交渉をすることも、最後の手段として可能です。

ただし、値引き交渉は慎重に進めましょう。無理な価格交渉は、担当者との関係が悪くなって相談しづらくなったり、品質に影響したりする可能性があります。

価格だけがネックという段階まで検討が進んだ契約直前のタイミングで、一度だけ交渉するのがポイントです。

単なる値引きが難しい場合は、期間限定のキャンペーンを活用する、何か特典をつけてもらうなどの方法も値引きにつながります。

後悔しないために!ハウスメーカー選びの極意

注文住宅の購入で後悔しないためには、何といってもハウスメーカー選びが重要です。

ハウスメーカーが作る家にはそれぞれ特徴があり、できることできないことが意外とあるもの。

自由に間取り設計がしたかったのに制約が多いメーカーを選んでしまった、憧れのキッチンを使いたかったのにオプションが高いローコストメーカーを選んでしまった……。

という話を聞いたことはありませんか?

失敗の多くは、理想と現実のギャップから起こります。

後悔しないためには、次の3つのステップに沿って、検討を進めてみてください。

ハウスメーカー選び3つのステップ

ハウスメーカー選びの極意

  • ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集
  • ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ
  • ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集

まず、いきなり住宅展示場に行ってはいけません

どのモデルハウスも素敵に見え、何を基準に選んでいいのか混乱してしまいます。

住宅展示場にあるのが選択肢のすべてではありません。まずはどんなハウスメーカーがあるのかを知り、それぞれの特徴を知りましょう。

そのために役立つのは、カタログ一括資料請求サービスです。

タウンライフ」を使うと、予算や要望にあったハウスメーカーからカタログや間取りプランを自宅に郵送してもらえます。

一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

カタログが自宅に届くだけで、契約する必要もなければ、強引な営業も一切ありません。

ハウスメーカーによっては、家族構成や希望の部屋数に合わせた間取り参考例を作って同封してくれることも。

強引な営業も一切なく、取り寄せたからといって無理に契約する必要もありません。

家購入者の多くの人が利用しているサービスですので、まずは気軽に利用してみましょう。

>> タウンライフで間取りプランチェック

また、カタログや間取りプランよりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ

届いた資料を家族で見ながら、どんな暮らしをしたいのかイメージしましょう。

  • 庭があった方がいい?どんなことをしようか?
  • 家事が時短できる暮らしがあっている?

そんな風に、自宅でゆっくり検討できるのが、資料請求のよいところ。

気になった資料には、付箋を貼ってまとめておきましょう。

比較してみているうちに、メーカーによって得意なこと、そうでないことがあるのがわかります。

その違いを知ると、どのメーカーが自分たちにあっているのか、なんとなく分かってくるように。そうしたら、次のステップへ進みます。

ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

好みのハウスメーカーがある程度絞れたら、住宅展示場や新築見学会などを探して、実物を見ましょう。

おすすめは、実際に住む人がいる新築見学会です。等身大のモデルハウスを街中につくった「街角モデルハウス」もいいですね。

資料ではわからなかった広さや質感を体験するのが一番の目的。

また、営業マンとも直接話すチャンスです。気になっていたことを質問し、これから親身に相談に乗ってもらえそうか相性を確かめるのもいいでしょう。

これぞ!と思うメーカーが見つかったら、「資金計画書」を作ってもらいましょう。

希望の土地や間取りに合わせ、どれくらいの費用がかかるのかが概算でわかるようになります。

注文住宅は、建築業者をどう選ぶかがポイント!

理想の注文住宅を建てるためには、どの建築業者に頼むかがカギとなります。

でも、どのハウスメーカーがいいのか迷ってしまいますよね。中には「設計事務所」や「工務店」も気になる!違いはあるの?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?

改めて、この3つの建築業者の違いや特徴、選び方を解説します。

ハウスメーカー、工務店、設計事務所の特徴

本当に希望にあった家を建てるためには、ハウスメーカー以外の選択肢についても知っておきましょう。

まずは、ハウスメーカー、工務店、設計事務所それぞれの特徴をざっくりご紹介します。

《注文住宅を建てられる3つの建築業者の特徴》

建築業者 特徴
ハウスメーカー 設計や自由度、アフターケアが平均点以上、価格も幅広い価格帯、工法、デザインなど幅広いメーカーから選べる。
大量生産を前提とした工業化住宅なので、設計の自由度は低いものの、ある程度希望を取り入れた家づくりは可能。
施工エリアは、全国をカバーする企業が多い。 アフターケアや長期保証体制が整っている。
工務店 コストは割安、アフターケアが特徴
施工エリアが狭く、地域密着型の企業が多い。
木造軸組工法が中心で、設計施工の自由度が高い。デザインや使う素材は、工務店によってさまざま。
ローコストのハウスメーカーほどではないが、コストは割安になる。
ハウスメーカーほどの長期保証はないが、補修工事は、こまめに低コストで対応してもらえる。
設計事務所 個性あるデザイン、自由度が魅力
設計と工事監理のみを行うため、設計料がかかり割高。
個性的なデザインや間取りを提案してくれ、設計自由度は高い。
一方で、施主の希望より設計者の個性を優先する事務所もある。
工法は、事務所によってさまざま。
交通費はかかるが、全国どこでも対応している事務所が多い。
保証制度やアフターケアは工務店とほぼ同様。

ローコストからハイグレードまで価格帯の幅が広いハウスメーカーは、予算に合わせた企業選びができます

設計の自由度が高いのは、設計事務所や工務店です。一方で、工場生産を中心で全国展開するハウスメーカーは、設計の自由度は低め。しかし、自由度の高い工法を採用し、希望に沿った家づくりができるハウスメーカーもあります。

費用が割安になるのは、自社で設計施工を行う工務店です。予算の中で柔軟に対応してもらいやすいのも特徴です。

設計事務所は、設計料がかかるため最も割高になります。設計料は工事費の10%?15%くらいが目安ですが、住宅なら少なくとも200万円程度必要です。

図解で分かる!建築業者を5つの指標で比較

3つの建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較してみた図がこちらです。

建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較した図

斬新で個性あるデザインを希望するなら、設計事務所も良さそうです。しかし、人気建築家となると設計料も高額になりがち。施主の希望よりも設計士の個性が優先されたり、デザイン重視の暮らしにくい家になったりするケースも見聞きします。

設計に時間をかけるため、工期は長くなりがち。アフターケアは施工した工務店が担うため、設計事務所のサポートはあまり期待できません。

設計士との相性が家づくりの成否を分けるといえます。

コストを抑えつつ住みやすい家づくりができるのが、工務店です。個性的なデザインは出てきにくいですが、使いやすい間取りや丁寧な施工が期待できます。

工場生産ではないため、工期はハウスメーカーより長めですが、その分個別の希望や変更にも柔軟に対応してもらえます。

ただし、全国展開しておらずモデルハウスを持つ企業が少ないので、希望の工務店を見つけるのに苦労するかもしれません。

ハウスメーカーは、5つのポイント全てが平均点以上で安心感があります。

間取りの自由度が少ないものの、工法や生産体制の工夫で、ひと昔前より柔軟に対応するメーカーが増えています。また、工場で多くの部分を生産するため、工期は短め。現場レベルに左右されない工法で、一定の施工品質が期待できます。

全国に拠点があり情報が多いため、モデルハウスなど実例を見ながら検討できるのもメリット。費用がかかるとはいえ、アフターケアの体制もしっかりしています。

理想の注文住宅を建てるには、設計の自由度やデザインの個性をどこまで求めるのか、また費用はどの程度を見込むのかを家族で話し合い、バランスよく希望を取り入れられる建築業者かどうかで最終的に判断するのが大切です。

>> タウンライフで間取りプランチェック

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

また、家を建てるときの注意点については下記記事でまとめておりますので、合わせて確認ください。

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まとめ

「良い家は高い」を覆すべく、コスト削減に取り組み続けるアイダ設計。

適正価格で家を建てたいと考える人に寄り添う姿勢に好感が持てますね。

適正なだけでなく、わかりやすい「正直価格」とすることもアイダ設計のモットーですが、現場レベルでは価格の提示についてまだまだ課題が残るようなので、今後に期待したいところです。

それでも少ない建築費で注文住宅を建てられるのは大きな魅力。

1,000万円台でコスパの高い注文住宅を建てたい人にはおすすめのハウスメーカーです。

  • アイダ設計の坪単価は35万円~65万円
  • 「正直価格」を掲げるローコスト住宅のハウスメーカー
  • 低価格でも大手メーカーの住宅設備が標準仕様
  • 耐震性や断熱性は商品グレードによって差がある
  • 弱みは、担当者によっては「やばい」とも言われてしまう対応
  • 保証制度は最低限の内容

また、これからハウスメーカー選びをする方にお伝えしたいのは、次のポイントです!

ハウスメーカー選びの極意!

  • 複数のハウスメーカーを比較することが大切!
  • タウンライフを使うとカンタンに複数社のカタログや間取りプランの請求が可能
  • より具体的に進めるなら無料でお家のプロに相談できる家づくりのとびらオンライン相談がオススメ
  • 住宅展示場に行く前に、情報収集しておくと迷いにくい
  • 情報収集には、一括資料請求がおすすめ
  • 資料をもとに、理想の暮らしをイメージする
  • 間取り作成サービスで、具体的な希望をカタチに!

ぜひ理想の家づくりに役立ててもらえると嬉しく思います。

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