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【2024年最新】土屋ホームの坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

記事内に商品プロモーションを含みます。
土屋ホームの坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

こんな悩みをスッキリ解消!

  • 土屋ホームの坪単価はどのくらい?
  • 価格入りの実例が知りたい!
  • 実際に建てて、失敗した点や後悔したところはあるのかな?

土屋ホームは「寒冷地域でも快適に過ごせる家づくり」を得意とする北海道のハウスメーカーです。

全国的な知名度は高くないかもしれませんが、オリコン顧客満足度の北海道版ハウスメーカー注文住宅ランキングでは4位を獲得しています!

断熱性の高さは特に評判が良く、「暖房器具がいらないかも?」などという口コミも見られます。

一方で、デザイン性が弱いと感じる人もいるようです。

この記事では、土屋ホームの最新坪単価や建坪に応じた建築費用について、さまざまな情報をもとに徹底分析しています。

また、公式HPや口コミサイトより土屋ホームの「強み・弱み・評判」がひと目でわかるようにまとめました。

さらに土屋ホームの価格・間取り付きの実例や商品ラインナップも紹介します。

高気密・高断熱であたたかい家を建てたいなら、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

本記事の結論先読み!

  • 土屋ホームの坪単価は60万円~90万円
  • 高気密・高断熱であたたかく過ごせる家
  • 北海道エリアではZEH普及率90%以上
  • 設計の自由度は高い
  • 自社大工による直接施工で安心できる
  • ハイグレードな注文住宅、お手頃価格の規格住宅の2タイプがある
  • 弱みは、デザイン提案があまり期待できないところ

土屋ホームの坪単価

※2024年10月現在

納得いく価格で理想の家を建てる方法

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目次

一目で分かる:土屋ホームの特徴

土屋ホームは注文住宅「カーディナルハウス」と規格住宅「リズナス」の2ブランドを展開するハウスメーカーです。特徴を以下にまとめました。

坪単価 60万円~90万円
構造 木造(軸組工法+壁工法の組み合わせ)
建物タイプ 平屋
2階建て
二世帯住宅 など
保証期間 初期保証10年
※有償メンテナンス工事の実施で30年まで延長可能
販売戸数 663戸(2021年10月期)
施工エリア 北海道、東北、関東、甲信
会社設立 1976年9月
公式サイト 株式会社土屋ホーム

土屋ホームはこんな会社

土屋ホーム

※出典:土屋ホーム

株式会社土屋ホームは、北海道品質の高断熱な新築住宅を供給するハウスメーカーです。

親会社は札幌に本社を構える株式会社土屋ホールディングス

リフォーム事業を行う株式会社土屋ホームトピア、不動産・賃貸関連の事業を行う株式会社土屋ホーム不動産もグループの一員です。

土屋ホールディングスのIR資料によると、2021年10月期の売上高は310億51,00万円。

このうち住宅事業が約7割を占め、リフォームや不動産、賃貸などが残り3割を占めます。

高いZEH比率が特徴で、2020年度の北海道エリアの実績は90%超えでした。

上質な暮らしが実現できる断熱性能の高い家

北海道という寒さ厳しい土地で創業した土屋ホームは、「あたたかい家」にこだわり続けています。

あたたかさの維持には断熱性能の高さが重要です。

土屋ホームでは構造躯体をまるごと包み込む「外断熱工法」を採用。

断熱材のすき間から熱が逃げることがないため、夏はすずしく冬あたたかい家を実現します。

すき間がない「高気密」住宅だと換気のことが心配になりますが、土屋ホームでは給気も排気も機械で行う「24時間計画換気システム」を採用し、窓を開けなくてもフレッシュな空気環境を保ちます。

耐震性の高さと自社大工による施工で安心

土屋ホームの住宅は木造軸組工法と壁構造を組み合わせた構造です。

柱と梁で建物を支える「木造軸組構法」の場合、接合部分に地震などの負荷が集中しがちです。この弱点を補うのが壁構造。

2つを組み合わせることで建物を点と面で支えることが可能となり、バランスよく力を分散します。

土屋ホームの構造は住宅性能表示制度の「耐震等級3(最高ランク)」レベルの安全性を誇ります。

土屋ホーム

※出典:土屋ホーム

安全性を支えるのは構造だけではありません。土屋ホームの家を施工するのは、下請けではなく自社の大工。

ハウスメーカーによっては「エリアによって工務店の当たりはずれがある」なんて言われてしまうこともありますが、自社の職人が直接施工するならブレがなくて安心です。

土屋ホームには技能訓練の場である「土屋アーキテクチャカレッジ」があり、自社大工の育成に取り組んでいます。

《土屋ホームの特徴まとめ》

土屋ホームの特徴まとめ

土屋ホームはこんな人におすすめ

土屋ホームの注文住宅をおすすめしたいのは、次のような人です。

土屋ホームはこんな人におすすめ

  • 寒冷地や積雪地域で、あたたかい家を建てたい人
  • 住宅には断熱性を重視する人
  • 自由設計で、叶えたいデザインイメージが明確にある人
  • 環境に配慮したZEH仕様の家を建てたい人

土屋ホームは「寒冷地や積雪地域で、あたたかい家を建てたい人」には特におすすめです。

寒さ対策で空調や床暖房などの暖房設備を充実させても、断熱性能や気密性能が低ければ光熱費ばかりかさんでしまいます。

土屋ホームの気密・断熱性能は業界最高水準。

熱が逃げにくい家になっているので、どのような暖房設備を選定してもあたたかく暮らすことができます。

また、土屋ホームは「ZEH仕様の家を建てたい人」にもおすすめです。

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、住宅で消費するエネルギーと太陽光発電で創り出すエネルギーの年間収支がゼロになる住宅のことです。

政府が掲げる目標は「2030年までに新築住宅の50%以上をZEH化する」というものですが、土屋ホームは2020年にZEH率91%を達成しています(北海道での実績)。

ここまで実績があるのは、もともとの省エネ性が高く、少ないコストでZEH仕様に対応できるからでしょう。

ちなみに北海道以外の都府県ではZEH率31%でしたが、2025年までには70%を目指しています。

フクロウ先生
北海道品質の断熱性能が、土屋ホームの売りというわけじゃな。

【最新情報】土屋ホームの坪単価はいくら?

ここからは、土屋ホームの価格や坪単価についての調査結果をお伝えしていきます。

土屋ホームの公式資料やSUUMOHOME’Sのメーカー情報、編集部で実施した調査をもとに算出した土屋ホームの坪単価は60万円~90万円です。

土屋ホームの坪単価

※2024年10月現在

坪単価に幅があるのは、商品のグレードや広さによる違いがあるためです。一般的には平屋など延床面積が少ないほど単価が上がる傾向があります。

土屋ホーム坪単価から本体価格・建築総額シミュレーション

坪単価を算出する元になる金額は、建物のみにかかる「本体価格」です。ただ、これだけで家を建てることはできません。

実際は外構工事や地盤改良などの別途工事にかかる費用や、ローン手数料などの諸費用が必要になります。

それを全て合計したのが「建築総額」です。

本体価格と建築総額の仕組み

別途工事や諸費用は、検討段階では建築総額の25%程度を見込んでおけばよいでしょう。

土屋ホームの場合、本体価格と建築総額を面積ごとに算出すると、次の表のようになります。

延床面積の坪数 本体価格 建築総額
25坪 (約83㎡) 1,500万円~2,250万円 2,143万円~3,000万円
30坪 (約99㎡) 1,800万円~2,700万円 2,400万円~3,600万円
35坪 (約116㎡) 2,100万円~3,150万円 2,800万円~4,200万円
40坪 (約132㎡) 2,400万円~3,600万円 3,200万円~4,800万円
45坪 (約149㎡) 2,700万円~4,050万円 3,600万円~5,400万円
50坪 (約165㎡) 3,000万円~4,500万円 4,000万円~6,000万円

※本体価格は、坪単価 × 延床面積の坪数で算出。
※建築総額は、別途工事・諸費用が本体価格の25%程度と仮定し、本体価格 ÷75%で算出。

人気ハウスメーカー・工務店との坪単価比較

他のハウスメーカーと比べると、土屋ホームの立ち位置がわかります。

人気ハウスメーカーの実例等から算出した坪単価を土屋ホームのものと比較してみました。

ハウスメーカーの一般的な坪単価は、50万円~70万円程度ですので、土屋ホームは相場より少し高めの価格帯ですね。

《ハウスメーカーの坪単価一覧》※土屋ホーム以下五十音順

ハウスメーカー 坪単価 構造
土屋ホーム 60万円~90万円 木造
アイフルホーム 40万円~75万円 木造
アキュラホーム 50万円~80万円 木造
イシンホーム 50万円~65万円 木造
一条工務店 50万円~90万円 木造
ウィザースホーム 40万円~70万円 木造
クレバリーホーム 40万円~80万円 木造
住宅情報館 45万円~75万円 木造
住友林業 60万円~100万円 木造
セキスイハイム 65万円~120万円 鉄骨、木造
積水ハウス 55万円~95万円 鉄骨、木造
大和ハウス 70万円~110万円 鉄骨、木造
タマホーム 34万円~75万円 木造
トヨタホーム 50万円~110万円 鉄骨、木造
日本ハウスホールディングス 55万円~100万円 木造
パナソニックホームズ 70万円~100万円 鉄骨
桧家住宅 44万円~73万円 木造
富士住建 45万円~65万円 木造
へーベルハウス 70万円~150万円 鉄骨
ポラス(ポラテック) 60万円~90万円 木造
BESS 47万円~69万円 木造
ミサワホーム 60万円~100万円 木造
三井ホーム 60万円~130万円 木造
ヤマダホームズ 49万円~90万円 木造
ユニバーサルホーム 50万円~72万円 木造
ロイヤルハウス 38.8万円~50万円 木造

※2024年10月現在

より分かりやすいように、土屋ホームと人気ハウスメーカーの坪単価を図で比較したものがこちらです。

土屋ホームの坪単価比較

※2024年10月現在

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大和ハウス ミサワホーム 住友不動産 タマホーム
アイフルホーム スウェーデンハウス アキュラホーム クレバリーホーム
ヤマダホームズ オープンハウス 日本ハウスホールディングス ユニバーサルホーム
ウィザースホーム 飯田産業 BESS 住宅情報館
桧家住宅 ロイヤルハウス 秀光ビルド ポラス(ポラテック)
無印良品の家 レスコハウス 近鉄不動産 JPホーム
アイダ設計 東宝ホーム アーネストワン 一建設
大成建設ハウジング 富士住建 土屋ホーム レオハウス
ロゴスホーム ファイブイズホーム イシンホーム セルコホーム
古河林業 アイディホーム 三菱地所ホーム GLホーム
サンヨーホームズ

土屋ホームの坪単価が高い理由

土屋ホームの坪単価がやや高い理由としては、住宅性能の高さが挙げられます。

創業以来こだわっている「あたたかい家」を実現するために構造躯体を断熱材で包み込む外断熱工法を採用。

さらに基礎の外側まで断熱材で覆う「基礎断熱」も行っています。

住宅の性能を考えると坪単価は高くても適正な価格だと言えるでしょう。

フクロウ先生
性能に見合う良心的な価格を実現しているのは、さすがじゃ!

納得いく価格で理想の家を建てる方法

自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

土地を持っているのであれば、その土地の形状に強いハウスメーカーもあります。

土地から探すのであれば、仕入れが強いハウスメーカーの方が理想の場所が見つかります。

ただし、一からハウスメーカーに問い合わせや住宅展示場でヒアリングするのも面倒です。

そこでオススメなのが、「タウンライフ」を使ってカタログや間取りプランの一括資料請求することです。

タウンライフを使うと、ハウスメーカーから予算や要望にあったカタログや間取りプランが届くので、イメージを膨らませることができます。

ホームズ一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

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また、カタログや間取りプランよりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

土屋ホームラインナップと坪単価

土屋ホームのラインナップは、自由設計と規格住宅の2タイプです。

自由設計のタイプはハイグレードですが、規格住宅は手頃な価格で建てることが可能です。

シンプルでわかりやすい商品構成ですね。

《土屋ホームの商品ラインナップ》

商品名 特徴 予想坪単価
カーディナルハウス(CARDINAL HOUSE) 自由設計の注文住宅 65万円~
リズナス(LIZNAS) 決まったプランからセレクトする規格住宅 55万円~

カーディナルハウス(CARDINAL HOUSE):予想坪単価 65万円~

カーディナルハウス

※出典:土屋ホーム

土屋ホームの「カーディナルハウス」は、自由設計の注文住宅ブランドです。

カーディナルハウスの特徴は、接客レベルの高さにあります。接客を担当できるのは、選抜試験に合格した社員のみ。

さらに定期的な覆面調査を行い、接客クオリティの高さを保っています。

1邸1邸、オーダーメイドのプランは土屋ホームの厳選された建築家が担当。

デザイン面では設計の総監修者が第三者の目で最終チェックを行います。

気密性・断熱性能は業界最高水準を誇り、快適に暮らすことが可能です。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,950万円~
  • 35坪 (約116㎡):2,275万円~
  • 40坪 (約132㎡):2,600万円~

リズナス(LIZNAS):予想坪単価 55万円~

リズナス(LIZNAS)

※出典:土屋ホーム

土屋ホームの「リズナス」は、決まった間取りや仕様を選ぶ規格住宅ブランドです。

規格住宅といっても性能の高さはカーディナルハウス同様です。

断熱性能が高いのはもちろんのこと、換気システムには第一種換気を採用。

第一種換気とは、給気も排気も機械で行う換気です(ファンを回さずに給気口から自然に空気を取り入れるのは「第三種換気」といいます)。

24時間計画的に換気をするので、室内はいつでも新鮮な空気で満たされます。

キャッチコピーは「LIFE GEAR(くらし広がる家)」

リズナスは建ててからも楽しく住める家をリーズナブルな価格で提供します。

家づくりは、あらかじめ決められた間取りやテイストから選ぶだけなので、とても簡単です。

間取りは4つのライフスタイルごとにパッケージングされています。

「リビングは何畳にするか」「玄関の向きはどうするか」などの条件ではなく、「家族とワイワイ楽しみたい」「趣味の時間を重視したい」など、叶えたい暮らしから逆算して間取りを選べます。

リズナスの標準仕様

リズナスの標準仕様

※出典:土屋ホーム

リズナスの標準仕様では、家のかたちが「四角」か「三角」の2種類です。

外壁のカラーリングは「ライト」か「ダーク」が標準仕様。選択肢が少ないからこそ直観的に決められるのでとても簡単ですね。

リズナスの外観

※出典:土屋ホーム

インテリアの標準仕様は3タイプ。写真は北欧テイストの「NORDIC」です。

「NORDIC」は木の種類で言うとメープルを基調とした明るいコーディネートです。

ほかには「BROOKLYN」と「NATURAL MODERN」が標準仕様としてラインナップされています。

「BROOKLYN」はヴィンテージやインダストリアルが好きな人に人気のテイストで、「NATURAL MODERN」は自然素材や木の温かみを感じたい人にピッタリのテイストです。

キッチンの標準仕様はスタンダードなI型タイプで、レンジフード前に壁が立つタイプです。

アイランドキッチンやフルオープンキッチンにする場合は、追加金額が必要だと考えておきましょう。

食洗機やカップボードも標準仕様ではなく、オプションです。

ちなみに土屋ホームではキッチン、お風呂、トイレなどの設備機器のメーカーは「パナソニック製」が標準仕様のようでした。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,650万円~
  • 35坪 (約116㎡):1,925万円~
  • 40坪 (約132㎡):1,200万円~

ちなみに、数あるハウスメーカーのなかから土屋ホームを選んだ経緯や間取りで失敗したところ、やってよかったことなどがリアルに分かるのが個人ブログです。

外壁の話や勾配天井と暖房効率の話など、とても参考になりますよ。

フクロウ先生
ここからは、具体的な建築実例を紹介していくぞ!

土屋ホームではどんな家が建つ?写真・価格つき実例を坪単価も併せて紹介

自由設計だと、ほかの人がどのようなプランにしているのか、気になるところですよね。

もちろん価格がどれくらいになるかも心配です。ピックアップした実例の坪単価は60万円〜80万円。土屋ホームでは平均的な価格帯です。

プランは「収納充実」や「DIYし放題」など、コンセプトが明確なところがポイントです。

実例1:DIYを楽しむ家【坪単価:60.1万円】

DIYを楽しむ家

DIYを楽しむ家の間取り図例

※出典:suumo

  • 【家族構成】夫婦+子ども1人
  • 【延床面積】137.74m2(41.6坪)
  • 【敷地面積】200.06m2(60.5坪)
  • 【本体価格】2,500万円(60.1万円)

壁や天井に木の下地が露出している「DIYし放題」な実例です。

通常、木の下地には石膏ボードや壁紙を貼って仕上げをしますが、それらが省略されているため、どの位置に下地があるのか一目瞭然になっています。

ボードや壁紙がないと「寒そう」と言われることもあるそうですが、外断熱工法のおかげであたたかさも抜群だとか。

下地部分には、ある程度重い収納棚なども取り付けることが可能です。

木のイメージが強いインテリアにキッチンまわりのタイルが良いアクセントになっています。

実例2:光の演出にこだわった、収納充実の家【坪単価:67.8万円】

光の演出にこだわった、収納充実の家

光の演出にこだわった、収納充実の家の間取り図

※出典:suumo

  • 【家族構成】夫婦
  • 【延床面積】112.21m2(33.9坪)
  • 【敷地面積】218.40m2(66坪)
  • 【本体価格】2,300万円(67.8万円)

こちらは室内の収納をバランスよく分散させている実例です。

1階は、靴を履いたまま入れるシューズインクローゼットのほか、階段下収納や食品庫が設けられており、日用品のストックや掃除道具などがたっぷり入ります。

2階ホールにも収納があり、季節物やレジャー用品を片付けるのに便利そうですね。

インテリアや照明計画も工夫されています。

リビングは間接照明が柔らかい雰囲気を醸し出しており、天井の造作にもこだわりが感じられます。

建築主が土屋ホームを選んだ決め手は、モデルハウスを見学した際の対応と、高い断熱性ということでした。

実例3:日当たりの良い広々空間の家【坪単価:64.4万円~80.5万円】

日当たりの良い広々空間の家

※出典:土屋ホーム

  • 【家族構成】夫婦+子ども1人
  • 【延床面積】102.68m2(31.0坪)
  • 【敷地面積】139.81m2(42.2坪)
  • 【本体価格】2,000万円~2,499万円(64.4万円~80.5万円)

吹き抜けと大きな窓が開放感たっぷりの実例です。ユニークなのは喫煙スペースがあること。

リビングとは引き戸でしっかり分断されています。

また、通常は洗面室と脱衣室をひとつの部屋にまとめる場合が多いですが、こちらの実例では独立したパウダールームを設けていることも特徴です。

生活スタイルに合わせてプラスアルファのスペースを作れるのは注文住宅ならではですね。

北海道の会社であることと、自社大工が施工する安心感が土屋ホームを選ぶ決め手になったとのことです。

土屋ホームで実際に建てた人の口コミ・評判

  • 「土屋ホームの家、建てた人は後悔していないかな?」
  • 「本当にあたたかい?」
  • 「失敗した点があるなら知りたい!」

建てた人にしかわからない、リアルな口コミも知りたくなるもの。

人気のハウスメーカーを測る指標のひとつに「オリコン顧客満足度ランキング」がありますが、土屋ホームは「北海道版のハウスメーカー注文住宅ランキング」で4位にランクインしています!

では、実際に土屋ホームで建てた人の良い評価と悪い評価を「みん評」「e-戸建て」で見ていきましょう。

良い評価:営業をはじめ、担当者の評判が良い

まず、編集部のアンケート調査から土屋ホームの口コミを紹介します。

自由設計したい人向け

娘と同じ幼稚園に通うママ友の紹介で注文住宅を建てました。間取りとエクステリアにこだわりがあったので自由設計が出来るカーディナルハウスを選びました。当初の予算よりも200万円ほどオーバーしてしまいましたが、納得のいく家が出来たので満足しています。

1つだけ不満があるとすれば値引きがなかったことです。期間限定のキャンペーンをして割引することもあるそうですが、最初からギリギリの価格設定のため基本的に割引きはしていないと担当の方が申し訳なさそうに話していました。他のハウスメーカーさんで150万近く値引きしてくれるところがあり魅力的だったのですが、結局設計の自由度の高いこちらを選びました。

知り合いに紹介したくなるのは、満足度が高いからこそ。

土屋ホームではカーディナルハウスの営業担当をコンシェルジュと呼び、コンシェルジュになるための社内基準を設けています。

設計も同様に、厳選された建築家がカーディナルハウスを担当します。

注文住宅は決める内容が多く、打ち合わせも大変ですが、脇を固めるスタッフのレベルが高ければ頼もしい限りですよね。

落ち着いたモダンなデザインです

新築した友人のお家が土屋ホームさんで建てていてとても素敵だったので、たまたま外出先で出店していた土屋ホームさんの相談カウンターでお話を聞きました。北海道在住なので暖房器具は必須なのですがパネルヒーターではなく天井から暖気がくるとのことで空間を有効利用できてとても魅力的な設計だなと思いました。デザインもモダンでおしゃれに感じますし、機能的だと感じました。

説明担当をしてくれた方もこちらがまだ比較検討の段階だとわかっていてとても丁寧にわかりやすく説明をしてくれて好感が持てました。他メーカーではグイグイこられて途中で嫌気が差してしまうような方もいたので営業担当の方との相性も家を建てる際にはとても重要だなと感じました。

土屋ホームは北海道に根差したハウスメーカーなだけあり、厳しい気候の北海道で快適に暮らせる家づくりを行っています。

家自体の断熱性が高いので、暖房器具の種類を選びません。

また、営業担当者の対応が良かったということですが、土屋ホームには接客担当者の選抜試験があるので、高いレベルを保てているようです。

暖かくてホッと出来る家

モデルルームに行った時に、営業担当の方から熱心に説明を受け、「ここなら満足できる家を建ててくれる」と直感しました。こちらから無理なお願いをしましたが、限られた予算の中で希望通りに仕上がるよう、プランをいくつか提案してもらえました。

工事が始まってからは、たびたび見学に行きましたが、いつも職人さん達が元気よく挨拶してくれたのも嬉しかったです。完成した我が家はとにかく部屋が暖かく、思わず「暖房無しでも大丈夫じゃない?」と感じてしまったほどです。営業さんをはじめ、設計やインテリアコーディネーターの方もセンスが良く、まさに私と相性ピッタリなハウスメーカーでした。

現場で仕事をする職人の対応が良いと、建築主としては安心できますよね。

挨拶が習慣化されていれば、近隣とのトラブルも起こりにくいでしょう。

今回紹介した「良い評価」の口コミは、どれも家携わる人が高く評価されていました。

相性が合う担当者を見つけられると納得のいく家づくりができることがよく分かりますね。

悪い評価:軽微な変更で価格が上がった、耐震に関する説明不足で不安になった

続いて、悪い評価も紹介します。

最終的に他のハウスメーカーにしました。

住宅展示場を見学に行った際、土屋ホームの営業マンが気密性と断熱性に優れているとプッシュしてくるので商談することにしました。北海道で実績のあるハウスメーカーなので気密性と断熱性については確かに優れた性能があることは分かりましたが、耐震性の質問をするとはっきりした説明がありません。

鉄骨造なので木造建築よりも地震に強いですの一本やりでした。最近では北海道も地震が多いし、長く住む家なのでちゃんと説明できない営業マンが扱う家は信用できません。結局、違うハウスメーカーにお願いすることにしました。

土屋ホームでは全棟構造計算を行っています。構造計算とは、地震や台風などの負荷がかかったときに安全性が確保されるかどうかを計算することです。

耐震等級も最高ランクの「3」を取得することが可能なので、決して耐震性が劣るわけではありません。

ただ、構造や耐震の仕組みについて正しく説明されなければ、どう信じていいのか分からないですよね。

性能は及第点かもしれないがデザインが最悪。

いや、そもそもデザインを放棄しているかの如く決定的にダサい外観。

新築で完成した直後なのに中古住宅に見えてしまう貧弱さ加減。

高い金かけてあの見てくれでは悲しくなる。

そもそも性能が良ければ外観デザイン等は二の次三の次という方針の会社ですね。

土屋ホームは、おしゃれな内装の家がたくさんありますが、外観デザインの評判は良くないようです。

外観のイメージを決めるものは建物の色・形だけでなく窓の大きさや配置、雨どいやエアコンの配管などたくさんあります。CGやスケッチなどで確認すると安心です。

リズナスの評判

規格住宅「リズナス」の価格に関する評判も紹介します。

30代後半の地方公務員です。ただいま検討中です。申し込みまでは至っておりませんが、注文住宅(ワンモア?)で坪単価70万?と言われております。

簡単なプランニングもして頂きましたが、リズナスをベースに本当にちょこっとだけ要望取り入れた程度で正直ちょっとガッカリしてしまいました。

それから、まだ提出していませんが打ち合わせ数回で免許証や源泉徴収票の提出を求められるのは土屋ホームでは普通なのでしょうか?

建築された方のご意見を伺いたいです。

リズナスをベースとしたプランで検討している人の口コミですが、少しの変更でかなり価格が上がってしまうようです。

リズナスでなく自由設計のカーディルハウスと同じ扱いになってしまうのかもしれません。

なお、免許証や源泉徴収票が必要になるのは住宅ローンの事前審査です。

プランニングをして概算見積を作ったところで、資金計画が厳しければ検討しようがないですよね。

より具体的に打ち合わせを進めるためには必要なステップですが、何のために書類が必要なのかはきちんと説明すべきですね。

 土屋ホームに対する、twitterでの反応

土屋ホームに対する反応を、twitterで調べてみました。

口コミにある「株式会社木の城たいせつ」は、北海道で年間50棟に限定して注文住宅を提供している会社です。

北海道で住宅を建てる場合は厳しい気候への対応が不可欠なので、木の城たいせつや土屋ホームのように地元をよく知るハウスメーカーだと安心感が違いますよね。

土屋ホームの4つの強み

土屋ホームの強みは、4つあります。

土屋ホームの4つの強み

  • 強み1:高気密・高断熱の家が建てられる
  • 強み2:接客の質が高い
  • 強み3:自社の大工による直接施工
  • 強み4:ZEH普及に力を入れている

強み1:高気密・高断熱の家が建てられる

一貫して解説したとおり、土屋ホームの家は断熱性が高いです。

寒さが厳しい北海道に根差したハウスメーカーなので、断熱性に関しては創業以来特に力を入れています。

実際に建てた人の口コミでもあたたかさを評価する声が多くありました。

構造躯体が経年変化によって縮小することも考慮して作られ、10年経っても新築時と気密性が変わらないという測定結果も出ているようです。

強み2: 接客の質が高い

土屋ホームでは営業担当者の対応を評価する口コミがたくさん見られました。

家づくりは物を買うように簡単にはいきません。

専門的な知識も必要ですし何度も打ち合わせをしながらすすめていきます。

そもそも一生に一度の大きな買い物ですから、担当者の質は重要な要素です。

強み3:自社大工による直接施工

土屋ホームは独自の技能職訓練学校を持ち、大工育成に力を注いでいます。

そこで学んだ自社の大工が施工を担当します。

いくら商品が良いものでも工事がずさんだと性能の高さを活かすことはできません。

自社大工の施工なら品質も安定していて安心です。

強み4:ZEH普及に力を入れている

土屋ホームのZEH率(北海道エリア)は9割以上です。

そもそもの住宅性能が高いため、最低限の費用でZEH仕様にできるようです。

実績・ノウハウともに豊富なのでZEH仕様の家がスムーズに建てられるでしょう。

北海道以外のエリアでは目標達成に向けて力を入れているところなので、今後に期待です。

失敗しないために知っておきたい!土屋ホームの3つの弱み・課題

逆に、土屋ホームの弱み、課題としては、次の3つが挙げられます。

どれも知っていれば、対応できることばかり。対応方法が分かっていれば、安心して検討することができます。

土屋ホームの3つの弱み・課題

  • 課題1: デザイン提案が今一つ
  • 課題2: 値引きがほとんどない
  • 課題3:条件によっては夏の室内が暑いことも
  • 課題4: 初期保証は10年で、有償メンテナンス工事が延長保証の条件

課題1: デザイン提案が今一つ

理想どおりの家になったというポジティブな口コミが見られる一方、外観デザインがいまいちだという声もあります。またあまり提案をしてくれないという声も。

ただハウスメーカー側も建築主の好みがわからなければ無難な提案しかできません。

デザインについては待ちの姿勢ではなく、積極的に要望を伝えたほうが良さそうです。

課題2:値引きがほとんどない

土屋ホームで提示した見積金額から値引きをすることは、基本的に無いようです。

予算をオーバーしてしまった場合は、仕様・設備のグレードを下げる、間取りをシンプルにする、などで調整しなければなりません。

ただ、ほかのハウスメーカーでは販売戦略として値引き前提の見積もりを出すのもよくあること。

土屋ホームの場合「お得感」は感じられないかもしれませんが、あるか分からない値引きを期待するよりも検討がしやすいでしょう。

課題3:条件によっては夏の室内が暑いことも

断熱性や換気システムの評判が良い土屋ホームですが、実際に建てた人はそれぞれ立地やプラン、設備が異なるので、まれに失敗したと感じる人がいるのも事実です。

冬あたたかく、夏すずしいはずの家なのに、「夏が暑い」という口コミがありました。

もっとも断熱性が高いスペックは「ダブル断熱」と「トリプルサッシ」、および「熱交換型換気システム」を搭載したものです。

これらを採用しないと期待したほどの断熱性は得られないかもしれません。

課題4:初期保証は10年で、最低限

土屋ホームの保証制度はそこまで充実してるわけではなく、最低限です。

最長保証期間は30年とされていますが、10年間の初期保証のあとに有償メンテンナンス工事を実施することが保証延長の条件になっています。

ローコスト住宅と大差がない保証内容だと言えるでしょう。

土屋ホームの保証制度・アフターメンテナンス

土屋ホームの保証制度・アフターメンテナンス

※出典:土屋ホーム

建物の基礎・構造躯体・防水に関する初期保証は10年です。

これは、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)により定められる最低限の保証です。

10年後に必要な有償メンテナンスを実施することで、最長30年まで保証を延長することができます。

定期点検は、引き渡し後6か月、12か月、23カ月に行い、5年、10年、15年には無料の建物診断を行います。

20年、25年目にも点検はありますが、有料での対応となります。

そのほかには住宅設備機器に関する保証があります。

土屋ホームの家は「カーディナルハウス」と「リズナス」の2タイプありますが、カーディナルハウスの場合は設備保証が10年で、リズナスの場合は1年になります。

オプションでリズナスに10年保証を追加することも可能です。

注文住宅には欠かせない!坪単価の必須知識

ハウスメーカー選びでは、費用も大きな基準となりますよね。

メーカーごとの建築費用の「相場感」をはかる物差しとして使われているのが、「坪単価」です。

坪単価は便利な目安ではありますが、坪単価だけで「高い、安い」と判断するのはおすすめできません。

坪単価について、知っておいていただきたいポイントを4つお伝えしますね。

1.坪単価は1坪あたりの建築費

坪単価の計算方法

床面積1坪(約3.3㎡、畳2畳分)あたりの建築費を算出したものが、坪単価です。

計算式は、次のようになります。

坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 延床面積(各階の床面積の合計)

例えば、本体価格2500万円の家で延床面積が40坪なら、

2500万円 ÷ 40坪 = 62.5万円 となります。

坪単価だけで比較するのはおすすめできない理由は、建物の形状や広さで坪単価は変わってしまうからです。

《坪単価と建物の形状・広さの関係》

項目 内容
建物の形状による違い 建物の平面の形でも坪単価が違います。
正方形に近い平面と、凹凸のある平面とを比べると、凹凸のある家の方が建物の外壁の長さや屋根の面積が増えます。
納まりや手間がかかるため、坪単価が高くなります。
建物の広さによる違い 坪単価は小さな家ほど高い:家の広さにかかわらず、使う設備は変わりません。
キッチンや浴室、トイレのグレードや数は広さとはあまり関係がありません。
そのため、広さの小さい家ほど、坪単価が高くなってしまいます。
同じ面積なら総2階の家の方が、坪単価が低い 同じ床面積の家でも、1階と2階のめん席配分で坪単価も変わります。
1階が広く2階が小さい家は、総2階の家に比べて基礎や屋根面積が増えます。
基礎や屋根はコストがかかるため、総2階の家の方が坪単価は低くなります。

2.坪単価はメーカーによって計算式が違う

注意したいのは、メーカーによって坪単価の計算式が違うことです。

延床面積には、バルコニーや玄関ポーチは入っていません。あくまで室内の面積ということです。バルコニーや玄関ポーチなども含めた面積を「施工面積」と言います。

しかし、工事する本体価格にはバルコニーなども含まれることがあります。そこで、延床面積より広い施工面積で本体価格を割ると、どうなるでしょうか?

2500万円 ÷ 43坪 = 58.1万円

坪単価が少し安くなったように見えますね。

メーカーの中にはこのような計算式で、坪単価が安く見えるようにしている場合もあります。

坪単価を比較する場合は、同じ計算式で算出するようにしましょう。

3.建築総額は、選ぶグレードによって変わる

建物の本体価格に含まれている内容は、そのハウスメーカーの標準仕様のものばかりです。

そのため、施主であるあなたが選んだグレードによっては、金額が上がる可能性があります。いわゆる「オプション」と呼ばれる部分ですね。

床のフローリングは無垢の木にしたい!キッチンには最新の深型食洗機を入れたい!トイレはタンクレスのおしゃれなものに!などグレードアップしていくと、価格もアップしていきます。

特に変わりやすいのは、内装やキッチン、お風呂などの設備です。

坪単価だけに注目してしまいがちですが、標準と言われる内容についても把握しておくことが大切です。

坪単価だけでは、建築費用すべてを計算できない

坪単価でわかるのは、建物の本体工事にかかる費用です。

しかし、注文住宅の購入にかかる費用は、本体工事を含め大きく4つあります。

  • 本体工事
  • 別途工事(本体以外の建築工事費など)
  • 諸費用(税金・ローン手数料など)
  • 施主支給(その他、引越し費用など)

※別途工事とは、建物以外にかかる費用

例えば、屋外給排水工事、ガス・電気工事、地盤改良、外構工事など。他に、照明、カーテン、アンテナ取り付け工事もありますね。

こうした建物以外の工事は、敷地条件や施主の要望によって大きく変わる部分なので、坪単価を計算するときには含められないことがほとんどです。

主な項目と費用について、表にまとめました。

分類 費用 概要 費用相場
土地取得の諸費用(土地・建物に共通するものも含む) 印紙税 契約書の作成に際して課される税金 4万円~8万円程度
登録免許税 土地の所有権移転や建物の抵当権設定など、登記に際して課される税金 15万円~45万円程度
不動産取得税 土地や建物など不動産を取得した際に課される地方税 0円になることが多い
司法書士報酬 司法書士へ登記を依頼した場合に支払う報酬 1業務あたり3万円~6万円程度
仲介手数料 土地購入の際、不動産会社に支払う手数料 土地代×3%+6万円+消費税
固定資産税 土地や建物などの固定資産に課される税金。毎年1月1日時点の所有者が支払う 都市計画税と合わせて年間10~20万円程度
都市計画税 固定資産税と同様に土地・建物の所有者に課せられる税金。ただし、市街化区域内に限られる
建物を建てる諸費用 屋外給排水工事 上下水道を利用するために必要な配管工事の費用 70万円~100万円程度
引き込み工事 TV、インターネット、電気線などの引き込み工事の費用 70万円~100万円程度
インテリア造作工事 造り付け家具やカーテンボックスなどの取付工事 0円~約200万円など
解体費 建替えの際に発生する費用。植栽がある場合は伐採費用も必要 150万円~300万円程度
地盤調査費 適切な基礎や構造を決定するため、また改良の有無を判断するために行う調査費用。スウェーデン式サウンディング試験が一般的 5万円~15万円程度
敷地測量費 敷地の境界が不明瞭な場合に測量を行う費用 5万円~10万円程度
地盤改良工事 調査の結果、軟弱と判断された地盤に強化工事を行う費用 0円/100~150万円程度
設計・監理料 設計図の作成および図面通りに工事が進んでいるかチェックする業務の費用 50万円程度
外構工事 駐車スペースのコンクリート打設やフェンス、門扉、ウッドデッキ造作などの費用 100万円~300万円程度
建築確認申請費用 工事着手前と建物完成後に検査機関のチェックを受ける際の手数料 4万円~12万円程度
上下水道納付金 建物を新築する際、自治体に支払う費用 0円~30万円程度
ローン関係 住宅ローン保証料 金融機関を通じて保証会社と契約を結ぶための費用 借入額×2.2%程度
団体信用生命保険 住宅ローン契約者が死亡または高度障害となった場合に返済残高がゼロになる保険 ローン金利に含まれるため0円
火災保険料 住宅ローンの融資を受けるために加入が義務付けられている保険 月数万円程度
その他 引越し代 引越し業者のほか、仮住まいの家賃、トランクルームの賃貸費用など 20万円~40万円程度
式典費 地鎮祭や上棟式、ご祝儀など 5万円~10万円程度
家具、備品 カーテンや照明、家具、家電などの購入費用 50万円~200万円程度
手土産 近隣挨拶の手土産、現場の職人へ差し入れなど 2~3万円程度

確認申請や登記などの手続きにかかる費用や、ローンの手数料や保証料、保険に必要な費用で、こちらも条件によって変わってくるため、別途必要です。

その他の項目は、ハウスメーカーに支払うものではないので見積書には載りませんが、施主側で負担する費用のことです。

引越し費用や、家具家電の購入費用、地鎮祭などの儀式や近隣への挨拶品にかかる費用があります。

さらに土地から購入する場合は、土地の代金や仲介手数料も必要ですね。

これらをトータルした費用が、必要な費用となります。

坪単価はあくまで目安。総予算を把握するには、具体的な資金計画書を出してもらうのが最も正確です。

家を建てるときの費用注文住宅にかかる諸費用などは下記記事で詳しく解説しています。

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建築費用を抑える方法5選

ハウスメーカーとの契約前には、具体的な間取りや概算見積もりが出てきます。

夢をたくさん盛り込んだものですから、どうしても予算オーバーになってしまいがち。

そこで、建築費用を抑える方法を5つお伝えします。すべてが使えるわけではありませんが、いくつか方法があるということを知っておくだけでも、スムーズに検討できるようになりますよ。

方法1.土地を見直す

家にこだわりたい場合は、本当にその土地しかないのかもう一度検討してみましょう。土地の予算を下げられれば、その分家に予算を回せます。

具体的には、もう少し郊外までエリアを広げる、もう少し面積の小さい土地も検討する、不整形な土地も候補に入れるなどがあります。

方法2.設計やオプションを見直す

設計や間取りの工夫、オプションの見直しで費用を下げることもできます。

設計やオプションの見直しポイント

  • 延床面積を小さくする
  • 総2階の間取りにする
  • 建具(ドアや扉)を減らす
  • 水回りの設備のグレードや機能を見直す
  • 外構は一部DIYも取り入れる

コンパクトでも住みやすく開放感のある住宅は計画できます。ただし、このような提案ができる設計士は限られています。狭小住宅の実績が多いハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

また、これらの見直しをすべて行うと相対的に満足度が下がります。

費用は下がっても満足できない家になってしまうのは、あまり良いことではありません。そのような場合は、ハウスメーカーを変更することも考えましょう。

方法3.規格住宅を検討する

フルオーダーが注文住宅の魅力ですが、近年、多くのハウスメーカーでセカンドブランドとも言うべき「セミオーダー型」の規格住宅が発表されています。

用意された間取りの中かからしか選べない、設備や外壁のバリエーションが少ないなど制限はありますが、言い換えれば人気の間取りや設備を厳選した住まいでもあります。

その分費用は抑えられるので、気に入ったものがあれば規格住宅も検討してみましょう。

方法4.補助金を活用する

住宅購入をサポートする「補助金」を活用するのも、一つの方法です。

次のような補助金であれば、該当する方は多いでしょう。

申請は、ハウスメーカーが行います。申請書類の作成に別途手数料がかかることが一般的ですが、手続きに慣れているハウスメーカーを選べば、スムーズに取得できるはずです。

補助金 管轄 金額 申請時期 交付時期 概要
令和5年度 こどもエコすまい支援事業 国土交通省 100万円 令和5年9月28日時点で終了 - ・ZEHレベルの省エネ住宅を建てる子育て世帯・若者夫婦世帯が対象
令和5年度 LCCM住宅整備推進事業 国土交通省 140万円、かつ補助率2分の1 第2回受付(令和5年10月16日~令和6年1月19日) 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ※第2回の完了実績報告締切は2月29日 ・資材製造や建築段階からCO2排出を削減した長寿命住宅が対象
令和5年度 次世代ZEH+ 経済産業省・環境省・国土交通省の3省連携 100万円 ※加算あり 二次公募(令和5年11月20日~令和6年1月9日) ※令和6年度も募集予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる 再エネなど省エネをさらに深堀りしたZEH住宅
令和5年度 ZEH+ 100万円 ※加算あり より高性能なZEH住宅
令和5年度 ZEH 55万円 ※加算あり ネット・ゼロ・エネルギーハウス
子育てエコホーム支援事業 国土交通省 ZEH住宅:80万円 長期優良認定住宅:100万円 ※令和6年3月下旬以降開始予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ・こどもエコすまい支援事業の後継となる事業 ・子育て世帯、若者夫婦世帯が対象

新築補助金については下記記事で詳しく解説しています。

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方法5.ハウスメーカーに価格交渉をしてみる

ハウスメーカーに値引き交渉をすることも、最後の手段として可能です。

ただし、値引き交渉は慎重に進めましょう。無理な価格交渉は、担当者との関係が悪くなって相談しづらくなったり、品質に影響したりする可能性があります。

価格だけがネックという段階まで検討が進んだ契約直前のタイミングで、一度だけ交渉するのがポイントです。

単なる値引きが難しい場合は、期間限定のキャンペーンを活用する、何か特典をつけてもらうなどの方法も値引きにつながります。

後悔しないために!ハウスメーカー選びの極意

注文住宅の購入で後悔しないためには、何といってもハウスメーカー選びが重要です。

ハウスメーカーが作る家にはそれぞれ特徴があり、できることできないことが意外とあるもの。

自由に間取り設計がしたかったのに制約が多いメーカーを選んでしまった、憧れのキッチンを使いたかったのにオプションが高いローコストメーカーを選んでしまった……。

という話を聞いたことはありませんか?

失敗の多くは、理想と現実のギャップから起こります。

後悔しないためには、次の3つのステップに沿って、検討を進めてみてください。

ハウスメーカー選び3つのステップ

ハウスメーカー選びの極意

  • ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集
  • ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ
  • ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集

まず、いきなり住宅展示場に行ってはいけません

どのモデルハウスも素敵に見え、何を基準に選んでいいのか混乱してしまいます。

住宅展示場にあるのが選択肢のすべてではありません。まずはどんなハウスメーカーがあるのかを知り、それぞれの特徴を知りましょう。

そのために役立つのは、カタログ一括資料請求サービスです。

タウンライフ」を使うと、予算や要望にあったハウスメーカーからカタログや間取りプランを自宅に郵送してもらえます。

一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

カタログが自宅に届くだけで、契約する必要もなければ、強引な営業も一切ありません。

ハウスメーカーによっては、家族構成や希望の部屋数に合わせた間取り参考例を作って同封してくれることも。

強引な営業も一切なく、取り寄せたからといって無理に契約する必要もありません。

家購入者の多くの人が利用しているサービスですので、まずは気軽に利用してみましょう。

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また、カタログや間取りプランよりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ

届いた資料を家族で見ながら、どんな暮らしをしたいのかイメージしましょう。

  • 庭があった方がいい?どんなことをしようか?
  • 家事が時短できる暮らしがあっている?

そんな風に、自宅でゆっくり検討できるのが、資料請求のよいところ。

気になった資料には、付箋を貼ってまとめておきましょう。

比較してみているうちに、メーカーによって得意なこと、そうでないことがあるのがわかります。

その違いを知ると、どのメーカーが自分たちにあっているのか、なんとなく分かってくるように。そうしたら、次のステップへ進みます。

ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

好みのハウスメーカーがある程度絞れたら、住宅展示場や新築見学会などを探して、実物を見ましょう。

おすすめは、実際に住む人がいる新築見学会です。等身大のモデルハウスを街中につくった「街角モデルハウス」もいいですね。

資料ではわからなかった広さや質感を体験するのが一番の目的。

また、営業マンとも直接話すチャンスです。気になっていたことを質問し、これから親身に相談に乗ってもらえそうか相性を確かめるのもいいでしょう。

これぞ!と思うメーカーが見つかったら、「資金計画書」を作ってもらいましょう。

希望の土地や間取りに合わせ、どれくらいの費用がかかるのかが概算でわかるようになります。

注文住宅は、建築業者をどう選ぶかがポイント!

理想の注文住宅を建てるためには、どの建築業者に頼むかがカギとなります。

でも、どのハウスメーカーがいいのか迷ってしまいますよね。中には「設計事務所」や「工務店」も気になる!違いはあるの?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?

改めて、この3つの建築業者の違いや特徴、選び方を解説します。

ハウスメーカー、工務店、設計事務所の特徴

本当に希望にあった家を建てるためには、ハウスメーカー以外の選択肢についても知っておきましょう。

まずは、ハウスメーカー、工務店、設計事務所それぞれの特徴をざっくりご紹介します。

《注文住宅を建てられる3つの建築業者の特徴》

建築業者 特徴
ハウスメーカー 設計や自由度、アフターケアが平均点以上、価格も幅広い価格帯、工法、デザインなど幅広いメーカーから選べる。
大量生産を前提とした工業化住宅なので、設計の自由度は低いものの、ある程度希望を取り入れた家づくりは可能。
施工エリアは、全国をカバーする企業が多い。 アフターケアや長期保証体制が整っている。
工務店 コストは割安、アフターケアが特徴
施工エリアが狭く、地域密着型の企業が多い。
木造軸組工法が中心で、設計施工の自由度が高い。デザインや使う素材は、工務店によってさまざま。
ローコストのハウスメーカーほどではないが、コストは割安になる。
ハウスメーカーほどの長期保証はないが、補修工事は、こまめに低コストで対応してもらえる。
設計事務所 個性あるデザイン、自由度が魅力
設計と工事監理のみを行うため、設計料がかかり割高。
個性的なデザインや間取りを提案してくれ、設計自由度は高い。
一方で、施主の希望より設計者の個性を優先する事務所もある。
工法は、事務所によってさまざま。
交通費はかかるが、全国どこでも対応している事務所が多い。
保証制度やアフターケアは工務店とほぼ同様。

ローコストからハイグレードまで価格帯の幅が広いハウスメーカーは、予算に合わせた企業選びができます

設計の自由度が高いのは、設計事務所や工務店です。一方で、工場生産を中心で全国展開するハウスメーカーは、設計の自由度は低め。しかし、自由度の高い工法を採用し、希望に沿った家づくりができるハウスメーカーもあります。

費用が割安になるのは、自社で設計施工を行う工務店です。予算の中で柔軟に対応してもらいやすいのも特徴です。

設計事務所は、設計料がかかるため最も割高になります。設計料は工事費の10%?15%くらいが目安ですが、住宅なら少なくとも200万円程度必要です。

図解で分かる!建築業者を5つの指標で比較

3つの建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較してみた図がこちらです。

建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較した図

斬新で個性あるデザインを希望するなら、設計事務所も良さそうです。しかし、人気建築家となると設計料も高額になりがち。施主の希望よりも設計士の個性が優先されたり、デザイン重視の暮らしにくい家になったりするケースも見聞きします。

設計に時間をかけるため、工期は長くなりがち。アフターケアは施工した工務店が担うため、設計事務所のサポートはあまり期待できません。

設計士との相性が家づくりの成否を分けるといえます。

コストを抑えつつ住みやすい家づくりができるのが、工務店です。個性的なデザインは出てきにくいですが、使いやすい間取りや丁寧な施工が期待できます。

工場生産ではないため、工期はハウスメーカーより長めですが、その分個別の希望や変更にも柔軟に対応してもらえます。

ただし、全国展開しておらずモデルハウスを持つ企業が少ないので、希望の工務店を見つけるのに苦労するかもしれません。

ハウスメーカーは、5つのポイント全てが平均点以上で安心感があります。

間取りの自由度が少ないものの、工法や生産体制の工夫で、ひと昔前より柔軟に対応するメーカーが増えています。また、工場で多くの部分を生産するため、工期は短め。現場レベルに左右されない工法で、一定の施工品質が期待できます。

全国に拠点があり情報が多いため、モデルハウスなど実例を見ながら検討できるのもメリット。費用がかかるとはいえ、アフターケアの体制もしっかりしています。

理想の注文住宅を建てるには、設計の自由度やデザインの個性をどこまで求めるのか、また費用はどの程度を見込むのかを家族で話し合い、バランスよく希望を取り入れられる建築業者かどうかで最終的に判断するのが大切です。

>> タウンライフで間取りプランチェック

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また、家を建てるときの注意点については下記記事でまとめておりますので、合わせて確認ください。

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まとめ

とにかく高い断熱性が魅力の土屋ホーム。

北海道の地で50年以上の歴史があるハウスメーカーなので、地元の人はよく知っていることでしょう。

カーディナルハウスとリズナスの2ブランドから、予算に応じて選ぶことができます。

レベルの高い接客や自社大工の施工も、土屋ホームの強みです。

寒冷地域であたたかい家を建てたい人は、土屋ホームを検討してみてはいかがでしょうか。

  • 土屋ホームの坪単価は60万円~90万円
  • 高気密・高断熱であたたかく過ごせる家
  • 北海道エリアではZEH普及率90%以上
  • 設計の自由度は高い
  • 自社大工による直接施工で安心できる
  • ハイグレードな注文住宅、お手頃価格の規格住宅の2タイプがある
  • 弱みは、デザイン提案があまり期待できないところ

また、これからハウスメーカー選びをする方にお伝えしたいのは、次のポイントです!

ハウスメーカー選びの極意!

  • 複数のハウスメーカーを比較することが大切!
  • タウンライフを使うとカンタンに複数社のカタログや間取りプランの請求が可能
  • より具体的に進めるなら無料でお家のプロに相談できる家づくりのとびらオンライン相談がオススメ
  • 住宅展示場に行く前に、情報収集しておくと迷いにくい
  • 情報収集には、一括資料請求がおすすめ
  • 資料をもとに、理想の暮らしをイメージする
  • 間取り作成サービスで、具体的な希望をカタチに!

ぜひ理想の家づくりに役立ててもらえると嬉しく思います。

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