【2023年最新】桧家住宅の坪単価は?ひどい・最悪・後悔したという評判は本当?

桧家住宅の坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

こんな悩みをスッキリ解消!

  • 桧家住宅の坪単価はどれくらいだろう?
  • 注文住宅の施工例を知りたい!
  • 桧家住宅の家に住んでみて後悔している人はいる?

「Z空調」のCMでおなじみの桧家住宅

Z空調とは全館空調システムのこと

CMのイメージから「爽快な家」を連想する人も多いことでしょう。

オリコン顧客満足度のハウスメーカー注文住宅ランキング桧家住宅は18位の順位になっています。

一方で、桧家住宅の評判を見ると「ひどい」「最悪」「後悔」という声も出てきます。

桧家住宅は、「最高品質と最低価格で社会に貢献」を経営理念とする木造住宅のハウスメーカーです。

そして理念のとおり、価格を抑えながら高い耐震性や気密性・断熱性をかなえる高コストパフォーマンスの住宅を提供しています。

この記事では桧家住宅で新築を建てた人へ独自にアンケート調査を行った上で、桧家住宅の最新坪単価や建坪に応じた建築費用について徹底的に調査・分析しています。

+ アンケート調査概要

・調査対象:新築の戸建てを購入した人
・調査方法:クラウドワークス
・調査実施期間:2022年2月13日~2022年2月20日
・調査対象地域:日本
・調査主体者:合同会社ラビッツ

《新築を建てた人497人に聞いて分かった!桧家住宅の評価チャート》

新築を建てた人497人に聞いて分かった!桧家住宅の評価チャート

また、桧家住宅の特徴や商品ラインナップ、実際に建てた人の口コミや評判をもとにした「強み・弱み」がひと目でわかるようにまとめました。

桧家住宅の建築実例も間取りや写真つきで紹介しているので、ぜひ最後まで目を通してくださいね。

本記事の結論先読み!

  • 桧家住宅の坪単価は44万円~73万円
  • 耐震性が高く、住宅性能表示の耐震等級は最高ランクの3を取得
  • Z空調の効果を高める高気密・高断熱
  • 定額制で資金計画を立てやすい
  • 直接施工でローコストを実現

桧家住宅の坪単価

※2023年3月現在

桧家住宅を検討している方は、ぜひ最新情報をまとめたこの記事に目を通してみてくださいね!

納得いく価格で理想の家を建てる方法

納得いく価格で理想の家を建てる方法

自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

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合同会社ラビッツ 代表社員 石川貴裕

【監修】合同会社ラビッツ 代表社員 石川貴裕

名古屋のIT企業に従事しながら、親族の不動産仲介会社にて不動産売買の実務を経験。マンションを3棟、太陽光発電を1基所有。新築の戸建て(マイホーム)も2回経験していることから、失敗しない家づくりもサポートしています。

経歴・実績投資診断士、収益マンション3棟、太陽光1基、新築マイホーム2回、不動産仲介サポート5年

タップできる目次

坪単価と設計カスタマイズ性の高さで見る!ハウスメーカーマップ

ハウスメーカーを選ぶ際、坪単価とカスタマイズ性の2点は重要なポイントになります。

そこで、価格帯とカスタマイズ性の2軸で、ハウスメーカーの立ち位置がわかる「ポジショニングマップ(分布図)」を作成しました。

価格帯とカスタマイズ性で見るハウスメーカー業界マップ

縦軸が価格帯、横軸がカスタマイズ性です。

桧家住宅はコストが抑えめな一方、カスタマイズ性はほかのメーカーに比べてやや低いです。

桧家住宅のラインナップのうちもっともカスタマイズ性が高いのは「スマート・ワン カスタム」というシリーズです。

スマート・ワン カスタムは、間口や奥行きの違うさまざまなサイズの四角形を組み合わせて作るプランで、ゼロから設計できるわけではありません。

特殊な形の建物を希望する場合、桧家住宅で実現することは難しいと言えるでしょう

ただ、四角形の中に描くプランはフリーなのである程度の自由度は確保されています。

桧家住宅は決められた範囲の中で間取りを作っていくスタイルなので、カスタイマイズ性は低めのハウスメーカーです。

このサイトでは、桧家住宅と比較されることが多いハウスメーカーの特徴や坪単価も解説しているぞ!
フクロウ先生

《桧家住宅と比較検討する人が多いハウスメーカー》

ハウスメーカー坪単価
ミサワホーム60万円~100万円
タマホーム34万円~75万円
へーベルハウス70万円~150万円
大和ハウス70万円~110万円

一目で分かる:桧家住宅の特徴

桧家住宅は、株式会社ヒノキヤグループが販売する注文住宅のブランドです。

坪単価44万円~73万円
構造木造※1
建物タイプ平屋
2階建て
3階建て
保証期間最長30年間※2
戸建て供給実績約3499棟(分譲を含むヒノキヤグループ全体の2020年度実績)
施工エリア直営店:関東、東北、長野、東海
フランチャイズ:東北、中部、近畿、中国、四国、九州
展示場全国35都道府県に150以上
(北海道・沖縄を除く)
創業1988年
公式サイトhttps://www.hinokiya.jp/

※1.桧家住宅独自のハイブリッド工法(在来工法×2×4工法のいいとこどり)を採用
※2.初期保証は10年で、有償メンテナンスを実施すると最長30年まで保証を延長できる

桧家住宅はこんな会社

桧家住宅

※出典:桧家住宅HP

桧家住宅は、持株会社である株式会社ヒノキヤグループが統括しています。

グループにはパパまるハウスやヒノキヤレスコ、桧家リフォーミングなど12の子会社と2社の関連会社が属しています。

ヒノキヤグループは、2020年に株式会社ヤマダホールディングスの連結子会社となったものの、現在も上場を維持しています。

ヒノキヤグループのIR資料によると、2020年度販売実績は3,499棟でした。

そのうち注文住宅は3,031棟で、構成比の86.7%を占めています。

また桧家住宅の1棟当たりの平均販売価格は2,335万円でした。

Z空調で温度のバリアフリー

Z空調で温度のバリアフリー

※出典:桧家住宅HP

桧家住宅といえば「Z空調」でおなじみのハウスメーカーですよね。

Z空調とは、玄関や廊下なども含めた家全体を空調して、各部屋の温度差をなくすシステムのこと

外から取り入れられた空気は床下に設置された24時間換気システム「ココチE」を通り、各階のエアコンと通って温風や冷風となります。

一般的な壁掛けエアコンは各居室に1台ずつ設けますが、Z空調のエアコンは各階に1台ずつです(広さにより異なります)。

エアコンの吹き出し口は各部屋の壁上部に設置されますが、桧家住宅では吹き出し口の色味にも配慮しています。

色は定番のホワイトに加え、壁材の色に合わせてグレー、ブラックを選ぶことも可能です。

なお、Z空調は24時間付けっぱなしにしておくのが基本的な使い方です。

それでも電気代が極端にかかるわけではなく、月平均は4,721円、年間56,647円というデータが出ています。

家庭で消費する電力には家電や照明、給湯器などがありますが、Z空調の消費電力はそのうち33%ほどになります。

全棟耐震等級3をクリアで安心の住まいを実現

全棟耐震等級3をクリアで安心の住まいを実現

全棟耐震等級3をクリアで安心の住まいを実現

※出典:桧家住宅HP

桧家住宅の家は在来工法と2×4を組み合わせたハイブリッド工法で出来ています。

在来工法は柱と梁、筋交いを組み合わせて作る伝統的な工法で、構造壁が室内に出てこないため設計の自由度が高いことが特徴です。

一方、2×4工法は、断面が2インチ×4インチの木材を組んで作った枠を作り、そこに合板を貼って構造壁をつくる工法です。

2×4は、地震や台風などの外から加わる力に対して面で支えるため、耐震性や耐風性が高いことが特徴です。

桧家住宅の工法は在来工法で作った構造に、MDF製のオリジナル耐力面材を組み合わせた「ハイブリッド工法」を採用しています。

設計の自由度を残しつつ、面で受け止めた力を分散できるので耐震性の高い住まいが実現できます。

また、建物の土台が乗る基礎部分には「ベタ基礎」を採用しています。

ベタ基礎とは、建物の下すべてに鉄筋コンクリートを流して基礎を作る方法です。

ベタ基礎は建物の荷重を面で受け止めて分散するので、安定した構造を保つことができます。

これらの工夫によって桧家住宅は耐震等級の最高ランクである等級3をクリアしています。

空調の効果を最大限にするWバリア工法

空調の効果を最大限にするWバリア工法

空調の効果を最大限にするWバリア工法

※出典:桧家住宅HP

桧家住宅の特徴であるZ空調は、高断熱・高気密の家でこそ、その効果を最大限に発揮します。

桧家住宅ではアクアフォームという発泡性の断熱材を使って、家全体をすっぽり覆っています。

床下の基礎断熱にはホウ酸入りのアクアフォームを施工し、防蟻対策も万全です。

断熱材は屋根裏にも施されています。

天井裏ではなく屋根裏を断熱すると、熱がこもりがちな小屋裏部分も快適な空間として利用できるのです。

さらに屋根裏と外壁面には「アクアシルバーウォールライト」というアルミ製のシートを施工しています。

アルミには紫外線や赤外線を反射するという特性があるため、これを利用して遮熱・断熱効果を高めています。

気密性・断熱性を高めるにはサッシも重要ですが、桧家住宅では遮熱タイプのLow-Eペアガラスを標準仕様としており、断熱等性能等級4(最高ランク)をクリアしています。

《桧家住宅の特徴まとめ》

桧家住宅の特徴まとめ※すべて最高等級の数字です。住宅性能評価書の交付を受けるには別途費用が必要です。

桧家住宅はこんな人におすすめ

桧家住宅の注文住宅がおすすめなのは次のような人です。

ミサワホームはこんな人におすすめ

  • 低価格で高品質な家を建てたい人
  • 全館空調を低価格で取り入れたい人
  • 耐震性の高い木造住宅を建てたい人

桧家住宅は、低価格で高品質な家を建てたい人におすすめです。

坪単価は44万円~73万円なのでローコストとは言えませんが、住宅の基本性能が高いためコストパフォーマンスの良い家づくりができます。

他のハウスメーカーでは200万円程度とされている全館空調も、桧家住宅の「Z空調」なら税込み111万円(2019年時点の情報)で採用が可能です。

【最新】桧家住宅坪単価

HOME’SやSUUMOなどから調査・分析した結果、桧家住宅の坪単価は44万円~73万円という結果になりました。

桧家住宅の坪単価

※2023年3月現在

大手ハウスメーカーの坪単価は基本50万円~70万円程度なので、桧家住宅は大体同じくらいです。

他の視点からも坪単価を見てみましょう。

編集部が行った独自アンケートより坪単価を調査

坪単価についてもう少し踏み込んで分析するために、弊社が独自で行ったアンケート調査から建築総額の「平均値」を求めてみました。

結果、桧家住宅を建築した人の平均坪単価は79万円、平均建築総額は2,625万円になりました。

なお「建築総額」は、別途費用とされる付帯工事費や諸費用を含んだ最終金額です。

一般的に言われている「坪単価」には、これらの費用を含まない場合がほとんどなので、最終金額はもう少し高くなることを覚えておきましょう。

オリコン顧客満足度から桧家住宅の坪単価を調査

オリコン顧客満足度調査によると、桧家住宅の坪単価は以下のような分布になっています。

  • 40万円未満:29.4%
  • 40万円~59万円:47.0%
  • 60万円~79万円:20.5%
  • 80万円~99万円:0.0%
  • 100万円以上:2.9%

※出典:桧家住宅  ハウスメーカー 注文住宅の比較・口コミ

これによれば坪単価40万円~59万円で建てた人が約半数で、坪単価80万円以上をかけた人は非常にまれだということが分かります。

桧家住宅坪単価から本体価格・建築総額シミュレーション

桧家住宅の坪単価をもとに、建物の「本体価格」と別途工事を含めた「建築総額」をシミュレーションしてみます。

以下の表でいう「延床面積の坪数」とは居住空間の総面積のことです。

例えば2階建てなら1階の床面積と2階の床面積を合計した数字になります(吹き抜けは含まれません)。

本体価格と建築総額の仕組み

  • 「本体価格」とは、延床面積の坪数に坪単価をかけたもの
  • 「建築総額」とは、本体工事と別にかかる付帯工事費や諸費用を追加した金額

※付帯工事費や諸費用は、土地や建物の内容によって大きく異なります。

現地調査をしてみないとわかないことなどもありますが、初期の段階としては建築総額の25%程度を見込んでおけば良いでしょう。

延床面積の坪数本体価格建築総額
25坪 (約83㎡)1,100万円~1,825万円1,467万円~2,433万円
30坪 (約99㎡)1,320万円~2,190万円1,760万円~2,920万円
35坪 (約116㎡)1,540万円~2,555万円2,053万円~3,407万円
40坪 (約132㎡)1,760万円~2,920万円2,347万円~3,893万円
45坪 (約149㎡)1,980万円~3,285万円2,640万円~4,380万円
50坪 (約165㎡)2,200万円~3,650万円2,933万円~4,867万円

※本体価格は、坪単価×延床面積の坪数で算出。
※建築総額は、付帯工事・諸費用を建築総額の25%程度と仮定し、本体価格÷0.75で算出。

人気ハウスメーカー・工務店との坪単価比較

桧家住宅の坪単価を人気ハウスメーカーと比較してみました。

《ハウスメーカーの坪単価一覧》※桧家住宅以下五十音順

ハウスメーカー坪単価構造
桧家住宅44万円~73万円木造
アイフルホーム40万円~75万円木造
アキュラホーム50万円~80万円木造
イシンホーム50万円~65万円木造
一条工務店50万円~90万円木造
ウィザースホーム40万円~70万円木造
クレバリーホーム40万円~80万円木造
住宅情報館45万円~75万円木造
住友林業60万円~100万円木造
セキスイハイム65万円~120万円鉄骨、木造
積水ハウス55万円~95万円鉄骨、木造
大和ハウス70万円~110万円鉄骨、木造
タマホーム34万円~75万円木造
トヨタホーム50万円~110万円鉄骨、木造
日本ハウスホールディングス55万円~100万円木造
パナソニックホームズ70万円~100万円鉄骨
富士住建45万円~65万円木造
へーベルハウス70万円~150万円鉄骨
ポラス(ポラテック)60万円~90万円木造
BESS47万円~69万円木造
ミサワホーム60万円~100万円木造
三井ホーム60万円~130万円木造
ヤマダホームズ49万円~90万円木造
ユニバーサルホーム50万円~72万円木造
ロイヤルハウス38.8万円~50万円木造

※2023年3月現在

上記の表をもとに、人気ハウスメーカーと桧家住宅の坪単価を図にまとめました。

桧家住宅と他ハウスメーカーの坪単価比較

※2023年3月現在

参考【2023年最新】ハウスメーカーのおすすめランキング21選!評判・坪単価・売上・着工棟数で比較

【関連記事】ハウスメーカーの坪単価
へーベルハウス積水ハウスセキスイハイム住友林業
三井ホームトヨタホーム一条工務店パナソニックホームズ
大和ハウスミサワホーム住友不動産タマホーム
アイフルホームスウェーデンハウスアキュラホームクレバリーホーム
ヤマダホームズオープンハウス日本ハウスホールディングスユニバーサルホーム
ウィザースホーム飯田産業BESS住宅情報館
桧家住宅ロイヤルハウス秀光ビルドポラス(ポラテック)
無印良品の家レスコハウス近鉄不動産JPホーム
アイダ設計東宝ホームアーネストワン一建設
大成建設ハウジング富士住建土屋ホームレオハウス
ロゴスホームファイブイズホームイシンホームセルコホーム
古河林業アイディホーム三菱地所ホームGLホーム
サンヨーホームズ

桧家住宅の坪単価が安い理由:直接施工と定額制見積もりだから

桧家住宅の坪単価は44万円~73万円です。

ローコストではありませんが、大手ハウスメーカーのなかには100万を超える坪単価もあるので、桧家住宅はコストパフォーマンスが良いメーカーだといえるでしょう。

桧家住宅は代理店や一括工務店を通さずに、直接施工を行うことで中間マージンをカットしています。

また、桧家住宅の見積もりは定額制です。

坪数で価格を算出することも坪単価が安い理由の一つです。

納得いく価格で理想の家を建てる方法

自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

土地を持っているのであれば、その土地の形状に強いハウスメーカーもあります。

土地から探すのであれば、仕入れが強いハウスメーカーの方が理想の場所が見つかります。

ただし、一からハウスメーカーに問い合わせや住宅展示場でヒアリングするのも面倒です。

そこでオススメなのが、「ホームズ」を使ってカタログ一括資料請求することです。

ホームズを使うと、ハウスメーカーから要望にあったカタログや間取り例が届くので、イメージを膨らませることができます。

ホームズ一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

強引な営業もないので、まずは理想のマイホームに向けてカタログを請求するのをオススメします。

>> ホームズでカタログ一括請求する

また、カタログよりももう一歩具体的に進めたいという方は「タウンライフ」がオススメです。

タウンライフを使うと、予算や要望にあった間取りプランを複数のハウスメーカーから取り寄せることが可能です。

>> タウンライフで間取りプランチェック

また、カタログや間取り例よりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

一括カタログ請求と合わせて使うと、おうち計画の効率もアップしそうじゃな!
フクロウ先生

ライフスタイル別プランの特徴と坪単価

ブランド名特徴予想坪単価
スマート・ワン多数のプランから選んで作るセレクトタイプの注文住宅。
1,000万円台~。
44万円~55万円
スマート・ワン カスタムベースの形を選択したら価格が決まる
定額制フリーデザインの住宅。
55万円~73万円
Smart2建築家夫婦と共同開発した規格型住宅。
1,654万円~。
55万円~65万円

スマート・ワン ※予想坪単価:44万円~55万円

スマート・ワン

※出典:桧家住宅HP

桧家住宅のスマート・ワンは、あらかじめ決まったプランの中から選ぶ規格型住宅で、1,000万円台からの家づくりが可能です。

規格住宅とはいっても遊びゴコロのあるプランもあり、憧れのビルトインガレージ付きや屋上利用ができるプランなど、多彩なラインナップから選択できます。

規格型住宅で建てるメリットは金額が安いことと、最初から金額が決まっているため資金計画が立てやすいことです。

また注文住宅は設計・内装・外構・資金ととにかく打ち合わせをする内容がたくさんありますが、規格型住宅のスマート・ワンなら打ち合わせの時間を大幅に短縮できます。

小さな子どもがいる家庭やお休みが取れない人にはありがたいシステムですね。

スマート・ワン

※出典:桧家住宅HP

インテリアコーディネートも、すべての部材をイチから選ぶのではなく、好きなテイストを選ぶだけで統一感のある部屋が完成する「セレクテリア」システムを採用しています。

セレクテリアには以下のようなスタイルが全部で11タイプあります。

  • オーセンティックモダン
  • カフェシアトル
  • フレンチカントリー
  • ニューヨークビンテージ

写真のコーディネートは「カフェボタニカル」です。

ポタニカルとは植物モチーフをインテリアに取り入れたスタイルのことです。

ドアはこれ、床はこれ、と個別に好きなものを選んでいくと、全体の調和がとれなくなる心配がありますが、プロがコーディネートしたセレクテリアから選ぶだけなら安心ですね。

スマート・ワン カスタム ※予想坪単価:55万円~73万円

スマート・ワン カスタム

スマート・ワン カスタムの間取り図

※出典: 桧家住宅HP

桧家住宅のスマート・ワン カスタムは、定額制のフリーデザイン住宅です。

建物の大きさだけ決めれば、どのような間取りにしても価格は同じ「パレット定額制」。

さまざまなサイズの四角形をパレットと見立てて、敷地形状に合わせて選んだパレットにオリジナルの間取りを描いていきます。

パレットの価格は決まっており、間取りに左右されないため定額制のフリーデザインとされています。

インテリアコーディネートは「スマート・ワン(規格型住宅)」と同じくセレクテリアが標準仕様です。

キッチンには桧家住宅オリジナルの「ViVARiOⅠ」を採用しています。

ViVARiOⅠは人気のアイランド型キッチンで、セレクテリアに調和する単色カラーまたはツートンタイプから選べるようになっています。

スマート・ワン カスタムはゼロからプランを作れるわけではないものの、ほぼフリープランです。

それなのに早い段階から価格が決まるので安心して設計打ち合わせにのぞめます。

スマート・ワン カスタムは桧家住宅の注文住宅で販売シェア6割以上を占める人気商品です。

Smart2 ※予想坪単価:55万円~65万円

Smart2

※出典:桧家住宅HP

Smart2は桧家住宅が、建築家夫婦の粕谷淳司氏・粕谷奈緒子氏と共同開発した規格住宅です。

2020年1月より発売開始しました。Smart2の特徴は、建物の形が「雁行配置」という2つの箱をずらして重ねたようなデザインになっていることです。

そのためキッチン、リビング、奥の部屋へと視線が斜めに抜けていき、空間に奥行きが生まれ、実際の面積よりも広く感じることができます。

敷地には対角に生み出された空間を、庭と駐車場に活用できます。

室内空間にも楽しい工夫があり、内装の一部にはDIYを楽しめる壁が設置されています。

これは薄い木片を原料にしたエンジニア―ウッドという仕上げ材を使った壁で、ビスや釘を使って棚を取り付けるなどして住みながら少しずつ手を加えていくことができます。

Smart2のおおまかなプランは接道の方角に合わせて「北プラン」、「東西プラン」、「南プラン」の3種類です。

さらに42種類のプランから、室内のLDKの配置などを決めていきます。

Smart2は延床面積30.25坪、価格は1654万円(税抜)~の商品で、坪単価に換算すると55万円~です。

Smart2にはZ空調も標準搭載されています。

桧家住宅ではどんな家が建つ?写真つき実例を紹介

「商品や坪単価はわかったけど、実際にはどんな家が建っているの?」と気になりますよね。ここでは桧家住宅の建築実例を3つ紹介します。

実例の面積は33坪~49.9坪。設計の自由度に限りがある桧家住宅ですが、吹き抜けや大きなバルコニー、ワークスペースなど、それぞれこだわりを取り入れて理想の暮らしを実現しています。

「ここまでできるなら問題ないかな」と思えるかもしれないので、プラスアルファのアイデアをぜひ参考にしてみてくださいね。

実例1:【価格:2,160万円 坪単価:43.3万円】

桧家住宅の事例1

桧家住宅の事例1の間取り図例

桧家住宅の事例1の間取り図例

※出典:suumo HP

  • 建築地:埼玉県本庄市
  • 家族構成:夫婦
  • 延床面積:164.99㎡(49.9坪)
  • 価格帯:2160万円
  • 坪単価:約43.3万円

桧家住宅にはプロのコーディネーターが作ったインテリアスタイル「セレクテリア」が用意されています。

そのなかの一つ、「カリフォルニアビンテージ」を採用したのがこの実例です。

カリフォルニアビンテージはホワイト、ブルー、ブラウンをベースカラーにした西海岸テイストのインテリアです。

LDKは約24畳の広さがあり、明るく開放的な空間になっています。

LDKの中心に取り入れたのは、桧家住宅のアイデア「コミュニケーションブリッジ」。

リビング全体が見渡せる快適なワークスペースが誕生しました。

ちなみに、コミュニケーションブリッジを作らない場合、この場所はペット用のスペースにすることも可能です。

家全体には全館空調のZ空調を取り入れて、冬の朝も快適に起きられているそうです。

実例2:【価格:1,770万円 坪単価:48万円】

桧家住宅の事例2

桧家住宅の事例2の間取り図

桧家住宅の事例2の間取り図

※出典:suumo HP

  • 建築地:栃木県足利市
  • 家族構成:夫婦+子ども1人
  • 価格帯:1,770万円
  • 延床面積:122.13㎡(36.9坪)
  • 坪単価:約48万円

こちらの実例は収納がとても充実していることが特徴です。

特に玄関から続く土間収納は書斎ほどの広さがあり、キャンプ道具などをたっぷり収納できるように作られています。

主寝室や洋室にも大容量のクローゼットがありますね。

これだけ収納があればスッキリ暮らすことができそうです。

リビングから続くバルコニーは、スペースもゆったり確保されているのでBBQを楽しんだり、子どものプール遊びをしたり、多目的に使うことができます。

こちらの家も桧家住宅の全館空調システム「Z空調」を採用しており、夏は常に涼しく、冬もあたたかいとか。

訪れるゲストにもうらやましがられているそうです。

実例3:平屋【価格:1,770万円 坪単価:48万円】

桧家住宅の事例3

桧家住宅の事例3

※出典:suumo HP

  • 建築地:埼玉県
  • 家族構成:夫婦
  • 価格帯:1,665万円
  • 延床面積:109.3㎡(33坪)
  • 坪単価:約50.4万円

こちらは平屋を建築した実例です。リビングに大きな吹き抜けがあり、とても開放的な空間が広がっています。

高級感を高めているのは大理石調の床材でしょう。

表面にツヤがある鏡面素材は美しいものの、傷が付きやすいという弱点があり、夫婦2人だけの落ち着いた生活だからこそ採用しやすい素材です。

リビングの奥に見えるのはバリアフリーでつながる和室です。

引き戸を開けておけば一体の空間として使えるので、たくさんのゲストが訪れた際にも便利に使えます。

設備ではZ空調を採用しており、玄関を入ったときから快適な室内環境を楽しめます。

桧家住宅は最悪・ひどい?実際に建てた人の口コミ・評判

「桧家住宅を建てて後悔することにならないだろうか」。

一生に一度の買い物だけに、そんな不安も付きまといますよね。

オリコン顧客満足度のハウスメーカー注文住宅ランキング桧家住宅は18位の順位になっています。

順位ハウスメーカー評点
1スウェーデンハウス82.4点
2へーベルハウス79.2点
3積水ハウス79.0点
4住友林業78.6点
5一条工務店78.3点
6パナソニックホームズ7.74点
6三井ホーム77.4点
8セキスイハイム76.7点
9住友不動産76.1点
9ミサワホーム76.1点
11トヨタホーム75.7点
12クレバリーホーム74.5点
12富士住建74.5点
14ユニバーサルホーム72.1点
15アイフルホーム71.7点
15アキュラホーム71.7点
17住宅情報館71.5点
18桧家住宅70.6点
19レオハウス70.3点
20日本ハウスホールディングス70.0点
21タマホーム69.9点
22アイダ設計69.5点
23ヤマダホームズ69.4点

※出典:「おすすめのハウスメーカー 注文住宅ランキング2022年 オリコン顧客満足度調査」より

また、弊社では実際に桧家住宅を建てた人に対してアンケート調査を実施しました。

+ アンケート調査概要

・調査対象:新築の戸建てを購入した人
・調査方法:クラウドワークス
・調査実施期間:2022年2月13日~2022年2月20日
・調査対象地域:日本
・調査主体者:合同会社ラビッツ

どのような評判なのか、ユーザーの本音を見てみましょう。

【編集部調査】実際に桧家住宅で建てた人の口コミ

コロナ禍でもちゃんと出来上がった

30代女性 大分県

  • 営業担当評価:
  • 間取り・デザイン評価:
  • 耐震性・耐久性評価:
  • 費用評価:
  • アフターサポート・保証評価:

<家の値段(土地代なし):約1,800万 延べ床面積:約45坪 坪単価:約40万 2階建て4LDK木造>

良かった点

自分たちの思い通りに出来上がって、大満足です。 細かな棚をつけてもらったり、わからない手続き面で相談に乗っていただけた。逐一メールのやりとりを行うことでコロナ禍でもちゃんと出来上がったのかなと思う。間取りなども何度も検討していただけたし、担当さんとの相性が良かったのかなと思う。いい提案ばかりで大満足です。

悪かった点

なかなか自分のペースで話が進まない点があった。 細かい打ち合わせも、こちらから積極的に話さないと話が進まず、もう少しジャンジャン進めて欲しかった。 同じやりとりを何度もした感じでした。確認も大事ですし、間違いがあってはいけないので仕方ないかなとはおもうが、 もう少しテンポ良く進むと気持ちいいかなとは思った。

注文住宅は細かいことまですべて決めなければならず、打ち合わせの負担は大きいものです。

桧家住宅では現在オンライン打ち合わせにも対応しています。

オンラインなら展示場までの移動時間も短縮できて、小さな子どもがいる家庭でも安心ですね。

ちなみにアンケート回答者の建築地が大分県なので、桧家住宅のフランチャイズ店が担当していると思われます。

フランチャイズ事業では、直営店に対してサービスの質が問われることがありますが、桧家住宅の場合は良い評価がされていて安心ですね。

営業さんの感じが良かった

30代男性 埼玉県

  • 営業担当評価:
  • 間取り・デザイン評価:
  • 耐震性・耐久性評価:
  • 費用評価:
  • アフターサポート・保証評価:

<家の値段(土地代なし):約3,800万 延べ床面積:約33坪 坪単価:約115万 2階建て3LDK木造>

良かった点

注文住宅でしたので、こちらの要望をよくヒアリングしてくださり、希望を極力取り入れてくださったところです。 土地の形状が成形でなかったため、なかなか難しい部分もあったかとは思いますが、担当の設計士さんや営業さんが連携してくださり色々アドバイスをくださったので、それはとても助かりました。営業さんが感じが良かったところも好印象でした。

悪かった点

とくに無いといえば無いのですが、しいていえば仕方のないこととは言え、打ち合わせの時間がとても長くなり疲れました。当時子どもたちもまだ小さく、長時間の打ち合わせにつれていくのは大変なことでした。何か、打ち合わせを短縮できるような工夫があったら、子育て世代のお客さんは助かるのではないかな、とは思います。

こちらも打ち合わせが負担になったという評価です。

確認をしないまま進めてしまうよりよっぽど良いですが、丁寧すぎても打ち合わせ時間が長くなってしまい、負担が大きいですよね。

効率の良い打ち合わせは桧家住宅の課題なのかもしれません。

Z空調が快適で手放せない

20代女性 埼玉県

  • 営業担当評価:
  • 間取り・デザイン評価:
  • 耐震性・耐久性評価:
  • 費用評価:
  • アフターサポート・保証評価:

<家の値段(土地代なし):約2,800万 延べ床面積:約30坪 坪単価:約93万 2階建て2LDK木造>

良かった点

どこの部屋でも同じ温度になっているZ空調が快適で手放せない。真冬に帰宅しても玄関開けたら暖かい。紹介なのでいくらか安くしてもらえたところ、外観も好み、注文だがいくらか間取りはパターンで決まっているので、こだわりが強すぎなければ家のデザインを決めていく上で選択肢が絞られているため楽だったこと。耐震性もあり安心。

悪かった点

空調による快適さは抜群だが、その分冬場の乾燥が尋常ではなく、また、バリアフリーで仕切りがないため、いくら大きな加湿器で加湿しても湿度が上がらないこと。壁紙も乾燥で端っこのほうがいくらか剥がれてしまう。5年保証過ぎると修理は有料だが、この壁紙問題はこの先も継続的にあると思うのでお金がかかりそうと今から不安。

Z空調は24時間可動が基本です。

冬はもともと湿度が低く乾燥していますが、そこに暖房器具を使うことでさらに湿度が下がります。

「Z空調だから空気が乾燥する」というわけではなく、部屋の温度が上がるために乾燥するのです。

他のハウスメーカーでも「空調システムを使うと乾燥する」という評価を聞くことがありますが、温度が上がればどこのシステムでも乾燥します。

価格帯は低めで自由設計がよかった

30代女性 千葉県

  • 営業担当評価:
  • 間取り・デザイン評価:
  • 耐震性・耐久性評価:
  • 費用評価:
  • アフターサポート・保証評価:

<家の値段(土地代なし):約1,800万 延べ床面積:約45坪 坪単価:約40万 2階建て4LDK木造>

良かった点

他のハウスメーカーと比べると価格帯は低めで、自由設計だったので、ほぼ希望通りの間取りで家を建てる事ができた。 デザインは大まかなテイストがいくつかあるので、好みに合わせて統一感を出すことができたし、1階と2階でテイストを変えることができた。 全館空調を付けた為、建物全体が常に快適な室温で過ごす事ができている。 こちらの予算やローンの組み方について親身になって相談に乗ってくれたので、ローンの無理のない返済プランを組むことができた。

悪かった点

照明や門柱はカタログから選んで決めたが、商品価格は少し高めだった。 ネットで同じ商品を探して個人的に購入して付けてもらった方が安くなる。 家が完成して引渡しまではほぼスムーズに進んで問題はなかったが、アフターサービスが雑に感じる。 定期的に無料点検が予定されているが、点検希望日を知らせても折り返しの電話が全然かかってこなくて、結局こちらの点検希望日からだいぶ経ってからの点検となった。

桧家住宅のインテリアスタイル「セレクテリア」はプロのコーディネーターがあらかじめ選定したスタイルから、好みのものを選ぶだけで統一感のある空間が完成します。

1階、2階でテイストを変えられるのもうれしいですね。

ハウスメーカーで設定している設備をネットで探せば当然安いものが売られています。

しかし、ネットで買うものには保証が付いていない場合もあるため、しっかり確認したほうが良いでしょう。

また施主手配した商品を取り付けて不具合が発生した場合、その原因が商品にあるのか施工にあるのか特定が難しいことがあります。どちらからも保証が受けられない可能性も覚悟しておかなければなりません。

桧家住宅に対するtwitterでの反応

桧家住宅のtwitterでの反応も調べてみました。

桧家住宅の「アクアフォーム」は現場で吹き付けて施工する断熱材です。

すき間なく断熱ができるので高い断熱効果を発揮します。

桧家住宅の4つの強み

桧家住宅の強みは以下の4つになります。

桧家住宅の4つの強み

  • 強み1: 全館空調とW断熱で1年中快適
  • 強み2: 定額制で価格が分かりやすい
  • 強み3: 間取りのアイデアが豊富
  • 強み4: 直接施工でローコストを実現

強み1: 全館空調とW断熱で1年中快適な室内環境

桧家住宅の全館空調システム「Z空調」は、契約者の8割以上が採用を決めています。

Z空調は、外気が換気システムを経由して各階のエアコンを通り、冷暖房を行うシステムです。

導入費用は建物の大きさや間取りによって費用は異なりますが、2階建て45坪程度ならば税込み111万円(2019年時点の情報)。

ほかのハウスメーカーに比べて低価格で実現できます。

空調効果を高めるには建物の気密性・断熱性が必要不可欠ですが、桧家住宅では、アクアフォームという断熱材を現場で吹き付け施工してすき間なく断熱をしています。

強み2: 定額制で価格が分かりやすい

桧家住宅の建物価格は定額制になっています。

契約者の6割以上に選ばれている「スマート・ワン カスタム」は、大小さまざまなサイズの四角形を組み合わせて建物の外周を決めますが、その四角形ごとに金額が決まっています。

一度四角形の大きさが決まれば中をどのように仕切っても金額は変わりません。

このことから早い段階から予算を出すことができて、安心して間取りの打ち合わせを進めることができます。

ヒノキヤグループではリフォーム事業でも定額制を採用しており、分かりやすい金額設定に努めています。

強み3: 間取りのアイデアが豊富

間取りのアイデアが豊富

※出典:桧家住宅HP

家の中にアイデア空間を取り入れるのが得意な桧家住宅。

アイデアもあらかじめ規格化されていて、選びやすいのが特徴です。

例えば、「アクティブガレージ」。

壁にディスプレイをしたサーフボードやアウトドアギア、大切な車やバイクを雨から守り、リビング越しに眺められる間取りにすることも可能です。

床はタイル仕上げなので観葉植物の手入れやフラワーアレンジメントなど、汚れが気になる趣味も気兼ねなく行えます。

ほかにも固定階段付きの小屋裏収納や地下に広がるなんでもセラーなど、大容量の収納アイデアも取り揃えています。

強み4:直接施工で高いコストパフォーマンスを実現

桧家住宅は直接施工で建築工事を行っています。

大手ハウスメーカーの場合、職人の手配などは代理店に一任することが多いですが、桧家住宅の場合は中間業者を通しません。そのため手数料を削減でき、高品質ながらコストパフォーマンスの高い住宅を実現できるのです。

桧家住宅の3つの弱み・課題

桧家住宅の弱みや課題となる分野についても紹介します。

桧家住宅の3つの弱み・課題

  • 課題1: 完全に自由設計ができる商品が無い
  • 課題2: 保証制度は最低限のもの
  • 課題3: 規格型住宅ながら、打ち合わせを負担に感じる口コミが多い

課題1:完全に自由設計ができる商品が無い

桧家住宅の商品ラインナップは3つあり、その中でもっともカスタマイズ性が高いのが「スマート・ワン カスタム」です。

スマート・ワン カスタムではパレットと呼ばれる四角形を敷地に当てはめて建物の外周を決めます。

中の間取りは自由に設計できるので多くの人にとっては希望通りのプランができますが、ゼロから好きな形に建物を作れるわけではないため、強いこだわりがある人には不向きでしょう。

課題2:保証制度は最低限のもの

桧家住宅の保証制度は大手ハウスメーカーと比較して充実しているとは言えません。

最長30年保証ではありますが、構造躯体は雨漏りに関する初期保証は10年で、保証を延長するためには都度有償メンテナンスを実施する必要があります。

課題3:規格型住宅ながら、打ち合わせを負担に感じる口コミが多い

桧家住宅の家は、決まったインテリアスタイルから選ぶセレクテリアやオリジナルのキッチンを採用しており、一見打ち合わせの負担が少なそうに思われます。

ただ実際は打ち合わせが大変だったという評価が多く、あまり効率がよくないのかもしれません。

契約してから着工までの期間が短く、短期間に打ち合わせを詰め込んでいる可能性も考えられます。

桧家住宅の保証制度

桧家住宅の保証制度

※出典:桧家住宅HP

桧家住宅の保証期間は最長30年間です。

引き渡し後10年間は、法律上の瑕疵担保責任が生じる範囲を保証します。

瑕疵担保責任の範囲とは、住宅の基礎、構造躯体、雨漏りに関する部分です。

10年以降は定期点検と有償メンテナンス工事を実施することにより、最長30年まで保証が延長される仕組みです。

また桧家住宅には住宅設備機器の延長保証も付属します。

延長保証とは、設備機器メーカーの保証期間(通常1~2年)を含む10年間、自然故障に対して無償修理または交換を実施する制度です。

そのほか桧家グループはオーナー専用のアプリを用意しており、修理依頼や消耗品の購入などをスマホで簡単に行うことができます。

アプリにはチャット機能があるため、不具合の相談をする際に写真を添付するなどして状況を的確に伝えることができます。

定期点検のお知らせもアプリで受け取れるので家に関する情報の一元管理が可能です。

注文住宅には欠かせない!坪単価の必須知識

ハウスメーカー選びでは、費用も大きな基準となりますよね。

メーカーごとの建築費用の「相場感」をはかる物差しとして使われているのが、「坪単価」です。

坪単価は便利な目安ではありますが、坪単価だけで「高い、安い」と判断するのはおすすめできません。

坪単価について、知っておいていただきたいポイントを4つお伝えしますね。

1.坪単価は1坪あたりの建築費

坪単価の計算方法

床面積1坪(約3.3㎡、畳2畳分)あたりの建築費を算出したものが、坪単価です。

計算式は、次のようになります。

坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 延床面積(各階の床面積の合計)

例えば、本体価格2500万円の家で延床面積が40坪なら、

2500万円 ÷ 40坪 = 62.5万円 となります。

坪単価だけで比較するのはおすすめできない理由は、建物の形状や広さで坪単価は変わってしまうからです。

《坪単価と建物の形状・広さの関係》

項目内容
建物の形状による違い建物の平面の形でも坪単価が違います。
正方形に近い平面と、凹凸のある平面とを比べると、凹凸のある家の方が建物の外壁の長さや屋根の面積が増えます。
納まりや手間がかかるため、坪単価が高くなります。
建物の広さによる違い坪単価は小さな家ほど高い:家の広さにかかわらず、使う設備は変わりません。
キッチンや浴室、トイレのグレードや数は広さとはあまり関係がありません。
そのため、広さの小さい家ほど、坪単価が高くなってしまいます。
同じ面積なら総2階の家の方が、坪単価が低い 同じ床面積の家でも、1階と2階のめん席配分で坪単価も変わります。
1階が広く2階が小さい家は、総2階の家に比べて基礎や屋根面積が増えます。
基礎や屋根はコストがかかるため、総2階の家の方が坪単価は低くなります。

2.坪単価はメーカーによって計算式が違う

注意したいのは、メーカーによって坪単価の計算式が違うことです。

延床面積には、バルコニーや玄関ポーチは入っていません。あくまで室内の面積ということです。バルコニーや玄関ポーチなども含めた面積を「施工面積」と言います。

しかし、工事する本体価格にはバルコニーなども含まれることがあります。そこで、延床面積より広い施工面積で本体価格を割ると、どうなるでしょうか?

2500万円 ÷ 43坪 = 58.1万円

坪単価が少し安くなったように見えますね。

メーカーの中にはこのような計算式で、坪単価が安く見えるようにしている場合もあります。

坪単価を比較する場合は、同じ計算式で算出するようにしましょう。

3.建築総額は、選ぶグレードによって変わる

建物の本体価格に含まれている内容は、そのハウスメーカーの標準仕様のものばかりです。

そのため、施主であるあなたが選んだグレードによっては、金額が上がる可能性があります。いわゆる「オプション」と呼ばれる部分ですね。

床のフローリングは無垢の木にしたい!キッチンには最新の深型食洗機を入れたい!トイレはタンクレスのおしゃれなものに!などグレードアップしていくと、価格もアップしていきます。

特に変わりやすいのは、内装やキッチン、お風呂などの設備です。

坪単価だけに注目してしまいがちですが、標準と言われる内容についても把握しておくことが大切です。

坪単価だけでは、建築費用すべてを計算できない

坪単価でわかるのは、建物の本体工事にかかる費用です。

しかし、注文住宅の購入にかかる費用は、本体工事を含め大きく4つあります。

  • 本体工事
  • 別途工事(本体以外の建築工事費など)
  • 諸費用(税金・ローン手数料など)
  • 施主支給(その他、引越し費用など)

※別途工事とは、建物以外にかかる費用

例えば、屋外給排水工事、ガス・電気工事、地盤改良、外構工事など。他に、照明、カーテン、アンテナ取り付け工事もありますね。

こうした建物以外の工事は、敷地条件や施主の要望によって大きく変わる部分なので、坪単価を計算するときには含められないことがほとんどです。

主な項目について、表にまとめました。

項目費用概要
本体以外の建築工事費など外構工事費外構(フェンス、門扉、カーポートなど)、植栽など
解体、伐採費建替えの場合は既存建物の解体や、植栽伐採の費用など
建築確認申請手数料計画が建築基準法に適合しているか建築主事等に審査してもらうための費用
引き込み工事上下水道引き込み工事や負担金、テレビ、インターネット引き込みなどの費用
敷地測量費敷地が不明瞭で測量を行わなければならない場合の費用
地盤調査費正確な地盤情報をえて、適切な基礎構造にするための調査費用
地盤改良工事費地盤調査の結果、軟弱地盤の場合は、地盤の強度を高めるための地盤改良工事をする
設計・監理料設計事務所やハウスメーカー、工務店に設計監理を依頼する費用
税金・ローン印紙税契約書を作成する場合に課される税金
登録免許税土地の取得、新築建物の表示登記、保存登記、抵当権設定登記などに課される税金
不動産取得税土地や建物のなどの不動産を取得した際に課される税金。固定資産税の評価額によって異なる
登記手数料登記を司法書士に依頼した場合にかかる手数料。依頼先により金額は異なる
ローン手数料住宅ローン融資を受ける金融機関に払う事務手数料。金融機関によって異なる
団体信用生命保険住宅ローンの借り入れ者に対する生命保険。亡くなった場合に、ローンの残金を保険会社が支払う
火災保険料住宅ローン融資を受ける場合に加入を義務付けられる住宅火災保険料
固定資産税土地建物などの固定資産について、毎年1月1日時点で登記されている所有者に課される市町村税
都市計画税固定資産税と同様。ただし、対象は都市計画区域の市街化区域内にある土地、建物に限られる
その他引越し費引越し業者に払う費用、仮住まいの家賃、トランクルーム賃貸費など
式典費地鎮祭や上棟式、ご祝儀などの費用
家具、備品費カーテンやブラインド、新規の家具・家電などの費用
その他近隣挨拶や現場への差し入れ、新築祝いなどの費用

諸費用とは税金やローンに関わる経費

確認申請や登記などの手続きにかかる費用や、ローンの手数料や保証料、保険に必要な費用で、こちらも条件によって変わってくるため、別途必要です。

その他の項目は、ハウスメーカーに支払うものではないので見積書には載りませんが、施主側で負担する費用のことです。

引越し費用や、家具家電の購入費用、地鎮祭などの儀式や近隣への挨拶品にかかる費用があります。

さらに土地から購入する場合は、土地の代金や仲介手数料も必要ですね。

これらをトータルした費用が、必要な費用となります。

坪単価はあくまで目安。総予算を把握するには、具体的な資金計画書を出してもらうのが最も正確です。

建築費用を抑える方法5選

ハウスメーカーとの契約前には、具体的な間取りや概算見積もりが出てきます。

夢をたくさん盛り込んだものですから、どうしても予算オーバーになってしまいがち。

そこで、建築費用を抑える方法を5つお伝えします。すべてが使えるわけではありませんが、いくつか方法があるということを知っておくだけでも、スムーズに検討できるようになりますよ。

方法1.土地を見直す

家にこだわりたい場合は、本当にその土地しかないのかもう一度検討してみましょう。土地の予算を下げられれば、その分家に予算を回せます。

具体的には、もう少し郊外までエリアを広げる、もう少し面積の小さい土地も検討する、不整形な土地も候補に入れるなどがあります。

方法2.設計やオプションを見直す

設計や間取りの工夫、オプションの見直しで費用を下げることもできます。

設計やオプションの見直しポイント

  • 延床面積を小さくする
  • 総2階の間取りにする
  • 建具(ドアや扉)を減らす
  • 水回りの設備のグレードや機能を見直す
  • 外構は一部DIYも取り入れる

コンパクトでも住みやすく開放感のある住宅は計画できます。ただし、このような提案ができる設計士は限られています。狭小住宅の実績が多いハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

また、これらの見直しをすべて行うと相対的に満足度が下がります。

費用は下がっても満足できない家になってしまうのは、あまり良いことではありません。そのような場合は、ハウスメーカーを変更することも考えましょう。

方法3.規格住宅を検討する

フルオーダーが注文住宅の魅力ですが、近年、多くのハウスメーカーでセカンドブランドとも言うべき「セミオーダー型」の規格住宅が発表されています。

用意された間取りの中かからしか選べない、設備や外壁のバリエーションが少ないなど制限はありますが、言い換えれば人気の間取りや設備を厳選した住まいでもあります。

その分費用は抑えられるので、気に入ったものがあれば規格住宅も検討してみましょう。

方法4.補助金を活用する

住宅購入をサポートする「補助金」を活用するのも、一つの方法です。

次のような補助金であれば、該当する方は多いでしょう。

※ただし、上記2つの補助金は併用不可

申請は、ハウスメーカーが行います。申請書類の作成に別途手数料がかかることが一般的ですが、手続きに慣れているハウスメーカーを選べば、スムーズに取得できるはずです。

方法5.ハウスメーカーに価格交渉をしてみる

ハウスメーカーに値引き交渉をすることも、最後の手段として可能です。

ただし、値引き交渉は慎重に進めましょう。無理な価格交渉は、担当者との関係が悪くなって相談しづらくなったり、品質に影響したりする可能性があります。

価格だけがネックという段階まで検討が進んだ契約直前のタイミングで、一度だけ交渉するのがポイントです。

単なる値引きが難しい場合は、期間限定のキャンペーンを活用する、何か特典をつけてもらうなどの方法も値引きにつながります。

後悔しないために!ハウスメーカー選びの極意

注文住宅の購入で後悔しないためには、何といってもハウスメーカー選びが重要です。

ハウスメーカーが作る家にはそれぞれ特徴があり、できることできないことが意外とあるもの。

自由に間取り設計がしたかったのに制約が多いメーカーを選んでしまった、憧れのキッチンを使いたかったのにオプションが高いローコストメーカーを選んでしまった……。

という話を聞いたことはありませんか?

失敗の多くは、理想と現実のギャップから起こります。

後悔しないためには、次の3つのステップに沿って、検討を進めてみてください。

ハウスメーカー選び3つのステップ

ハウスメーカー選びの極意

  • ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集
  • ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ
  • ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集

まず、いきなり住宅展示場に行ってはいけません

どのモデルハウスも素敵に見え、何を基準に選んでいいのか混乱してしまいます。

住宅展示場にあるのが選択肢のすべてではありません。まずはどんなハウスメーカーがあるのかを知り、それぞれの特徴を知りましょう。

そのために役立つのは、カタログ一括資料請求サービスです。

ホームズ」を使うと、あなたの要望にあったハウスメーカーからカタログを自宅に郵送してもらえます。

一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

>カタログが自宅に届くだけで、契約する必要もなければ、強引な営業も一切ありません。

まずはカタログを取り寄せて、イメージを膨らましましょう。

>> ホームズでカタログ一括請求する

また、カタログよりももう一歩具体的に進めたいという方は「タウンライフ」がオススメです。

タウンライフを使うと、予算や要望にあった間取りプランを複数のハウスメーカーから取り寄せることが可能です。

メーカーによっては、家族構成や希望の部屋数に合わせた間取り参考例を作って同封してくれることも。

強引な営業も一切なく、取り寄せたからといって無理に契約する必要もありません。

家購入者の多くの人が利用しているサービスですので、まずは気軽に利用してみましょう。

>> タウンライフで間取りプランチェック

ハウスメーカーによって強みや保証内容が違うから、イメージ作りだけじゃなくて後々まで資料が役立つんだ!
フクロウ先生

また、カタログや間取り例よりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

一括カタログ請求と合わせて使うと、おうち計画の効率もアップしそうじゃな!
フクロウ先生

ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ

届いた資料を家族で見ながら、どんな暮らしをしたいのかイメージしましょう。

  • 庭があった方がいい?どんなことをしようか?
  • 家事が時短できる暮らしがあっている?

そんな風に、自宅でゆっくり検討できるのが、資料請求のよいところ。

気になった資料には、付箋を貼ってまとめておきましょう。

比較してみているうちに、メーカーによって得意なこと、そうでないことがあるのがわかります。

その違いを知ると、どのメーカーが自分たちにあっているのか、なんとなく分かってくるように。そうしたら、次のステップへ進みます。

ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

好みのハウスメーカーがある程度絞れたら、住宅展示場や新築見学会などを探して、実物を見ましょう。

おすすめは、実際に住む人がいる新築見学会です。等身大のモデルハウスを街中につくった「街角モデルハウス」もいいですね。

資料ではわからなかった広さや質感を体験するのが一番の目的。

また、営業マンとも直接話すチャンスです。気になっていたことを質問し、これから親身に相談に乗ってもらえそうか相性を確かめるのもいいでしょう。

これぞ!と思うメーカーが見つかったら、「資金計画書」を作ってもらいましょう。

希望の土地や間取りに合わせ、どれくらいの費用がかかるのかが概算でわかるようになります。

注文住宅は、建築業者をどう選ぶかがポイント!

理想の注文住宅を建てるためには、どの建築業者に頼むかがカギとなります。

でも、どのハウスメーカーがいいのか迷ってしまいますよね。中には「設計事務所」や「工務店」も気になる!違いはあるの?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?

改めて、この3つの建築業者の違いや特徴、選び方を解説します。

ハウスメーカー、工務店、設計事務所の特徴

本当に希望にあった家を建てるためには、ハウスメーカー以外の選択肢についても知っておきましょう。

まずは、ハウスメーカー、工務店、設計事務所それぞれの特徴をざっくりご紹介します。

《注文住宅を建てられる3つの建築業者の特徴》

建築業者特徴
ハウスメーカー設計や自由度、アフターケアが平均点以上、価格も幅広い価格帯、工法、デザインなど幅広いメーカーから選べる。
大量生産を前提とした工業化住宅なので、設計の自由度は低いものの、ある程度希望を取り入れた家づくりは可能。
施工エリアは、全国をカバーする企業が多い。 アフターケアや長期保証体制が整っている。
工務店コストは割安、アフターケアが特徴
施工エリアが狭く、地域密着型の企業が多い。
木造軸組工法が中心で、設計施工の自由度が高い。デザインや使う素材は、工務店によってさまざま。
ローコストのハウスメーカーほどではないが、コストは割安になる。
ハウスメーカーほどの長期保証はないが、補修工事は、こまめに低コストで対応してもらえる。
設計事務所個性あるデザイン、自由度が魅力
設計と工事監理のみを行うため、設計料がかかり割高。
個性的なデザインや間取りを提案してくれ、設計自由度は高い。
一方で、施主の希望より設計者の個性を優先する事務所もある。
工法は、事務所によってさまざま。
交通費はかかるが、全国どこでも対応している事務所が多い。
保証制度やアフターケアは工務店とほぼ同様。

ローコストからハイグレードまで価格帯の幅が広いハウスメーカーは、予算に合わせた企業選びができます

設計の自由度が高いのは、設計事務所や工務店です。一方で、工場生産を中心で全国展開するハウスメーカーは、設計の自由度は低め。しかし、自由度の高い工法を採用し、希望に沿った家づくりができるハウスメーカーもあります。

費用が割安になるのは、自社で設計施工を行う工務店です。予算の中で柔軟に対応してもらいやすいのも特徴です。

設計事務所は、設計料がかかるため最も割高になります。設計料は工事費の10%?15%くらいが目安ですが、住宅なら少なくとも200万円程度必要です。

図解で分かる!建築業者を5つの指標で比較

3つの建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較してみた図がこちらです。

建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較した図

斬新で個性あるデザインを希望するなら、設計事務所も良さそうです。しかし、人気建築家となると設計料も高額になりがち。施主の希望よりも設計士の個性が優先されたり、デザイン重視の暮らしにくい家になったりするケースも見聞きします。

設計に時間をかけるため、工期は長くなりがち。アフターケアは施工した工務店が担うため、設計事務所のサポートはあまり期待できません。

設計士との相性が家づくりの成否を分けるといえます。

コストを抑えつつ住みやすい家づくりができるのが、工務店です。個性的なデザインは出てきにくいですが、使いやすい間取りや丁寧な施工が期待できます。

工場生産ではないため、工期はハウスメーカーより長めですが、その分個別の希望や変更にも柔軟に対応してもらえます。

ただし、全国展開しておらずモデルハウスを持つ企業が少ないので、希望の工務店を見つけるのに苦労するかもしれません。

ハウスメーカーは、5つのポイント全てが平均点以上で安心感があります。

間取りの自由度が少ないものの、工法や生産体制の工夫で、ひと昔前より柔軟に対応するメーカーが増えています。また、工場で多くの部分を生産するため、工期は短め。現場レベルに左右されない工法で、一定の施工品質が期待できます。

全国に拠点があり情報が多いため、モデルハウスなど実例を見ながら検討できるのもメリット。費用がかかるとはいえ、アフターケアの体制もしっかりしています。

理想の注文住宅を建てるには、設計の自由度やデザインの個性をどこまで求めるのか、また費用はどの程度を見込むのかを家族で話し合い、バランスよく希望を取り入れられる建築業者かどうかで最終的に判断するのが大切です。

>> ホームズでカタログ一括請求する

>> タウンライフで間取りプランチェック

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

まとめ

価格をおさえながらも高性能の家が建てられる桧家住宅。

耐震性が高く、Z空調の効果を高める高気密・高断熱施工も魅力です。

間取りの楽しいアイデアも豊富で、楽しく家づくりが進められそうですね。

インテリアの打ち合わせも簡単でおしゃれな内装の家を作ることができるので、イチから考えることを負担に感じる人にはとてもおすすめです。

反対に、こだわりが強く建物の形や内装、設備まで自由にプランニングしたい人には物足りないでしょう。

桧家住宅より多少坪単価が上がりますが、ポラス(ポラテック)ヤマダホームズなどは同じ木造住宅で設計の自由度は高めです。

特にポラスではデザイナーの実例を見て指名相談ができるので、まずはどんな住宅が作れるのかチェックしてみるのも良さそうですね。

  • 桧家住宅の坪単価は44万円~73万円
  • 耐震性が高く、住宅性能表示の耐震等級は最高ランクの3を取得
  • Z空調の効果を高める高気密・高断熱
  • 定額制で資金計画を立てやすい
  • 直接施工でローコストを実現

また、これからハウスメーカー選びをする方にお伝えしたいのは、次のポイントです!

ハウスメーカー選びの極意!

  • 複数のハウスメーカーを比較することが大切!
  • ホームズタウンライフを使うとカンタンに複数社のカタログや間取りプランの請求が可能
  • より具体的に進めるなら無料でお家のプロに相談できる家づくりのとびらオンライン相談がオススメ
  • 住宅展示場に行く前に、情報収集しておくと迷いにくい
  • 情報収集には、一括資料請求がおすすめ
  • 資料をもとに、理想の暮らしをイメージする
  • 間取り作成サービスで、具体的な希望をカタチに!

ぜひ理想の家づくりに役立ててもらえると嬉しく思います。

桧家住宅のよくある質問と回答

桧家住宅の坪単価はいくら?

桧家住宅の坪単価は44万円~73万円となっています。

桧家住宅の坪単価は他のハウスメーカーに比べて高い?

桧家住宅は平均的な価格帯となっており、ミドルクラスと言えます。

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この記事を書いた人

石川 貴裕

不動産鑑定士監修

名古屋のIT企業に従事しながら、親族の不動産仲介会社にて不動産売買の実務を経験。マンションを3棟、太陽光発電を1基所有。新築の戸建て(マイホーム)も2回経験していることから、失敗しない家づくりもサポートしています。

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