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【2024年最新】住友不動産の坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

記事内に商品プロモーションを含みます。
住友不動産の坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

こんな悩みをスッキリ解消!

  • 住友不動産の坪単価って、いくらくらいなんだろう?
  • 標準仕様でどんな家が建てられる?
  • 後悔してない?クレームはない?実際に建てた人はの評判は?

デザイン性が高く、洗練された外観が印象的な住友不動産の注文住宅

実際に住友不動産で家を建てた方の中には、展示場を見て一目ぼれをしたという人も多いです。

また、自由設計で家族の要望を取り入れたプランが実現し、コストパフォーマンスも高いハウスメーカーです。

実際に住友不動産で家を建てた人の満足度はとても高く、オリコンが調査するおすすめのハウスメーカー 注文住宅ランキング・比較総合13位になっています。

この記事では、住友不動産の坪単価や建坪に応じた建築費用について徹底的に分析しています。

また、住友不動産の「特徴」や「人気商品」、実際に建てた方の口コミや評価ももとにした「強み・弱み」がひと目でわかるようまとめました。

住友不動産らしい、建築実例も間取りや写真つきで紹介しています。

本記事の結論先読み!

  • 住友不動産の坪単価は50万円~90万円
  • 自由設計でデザイン性が高く、都市型住宅が得意
  • 木造でも耐震性に優れている
  • コストパフォーマンスが高く、リーズナブルな価格
  • 住友不動産の新築マンションで使われている内装や設備が標準仕様
  • 弱みは、大手ハウスメーカーと比べると、保証期間が短い点

住友不動産を検討している方は、ぜひ最新情報をまとめたこの記事に目を通してみてくださいね!

住友不動産の坪単価

※2024年4月現在

納得いく価格で理想の家を建てる方法

納得いく価格で理想の家を建てる方法

自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

そこでオススメなのが、タウンライフを使って一括資料請求すること。

タウンライフを使うと、ハウスメーカーから要望にあったカタログや間取り例が届くので、イメージを膨らませることができます。

強引な営業もないので、まずは理想のマイホームに向けてカタログを請求するのをオススメします。

>> タウンライフで間取りプランチェック

目次

一目で分かる:住友不動産の特徴

住友不動産株式会社は「木造」の注文住宅を手掛ける大手の不動産会社です。

住友グループに属していて、注文住宅以外にマンション販売も行っています。

坪単価 50万円~90万円
構造 木造住宅(ウッドパネル工法、ウッドセンチュリー、2×4工法、2×6工法)
建物タイプ 平屋
2~3階建て
二世帯住宅
保証期間 初期保証10年
最長30年間保証(※)
施工エリア 東京・神奈川・千葉・埼玉
群馬・茨城・栃木
北海道・宮城
静岡・愛知・岐阜・三重
新潟
大阪・京都・奈良・兵庫・滋賀
岡山
福岡・熊本
会社設立 昭和24年(1949)年12月
(前身の泉不動産株式会社設立)
公式サイト 住友不動産の注文住宅 公式ホームページ

※基礎や屋根、柱などの構造躯体、雨水の侵入などを防止する箇所、防蟻処理・住宅設備機器に対して、引き渡しから10年間の初期保証
※構造躯体に関しては10年後、20年後に有料のメンテナンス工事を行うことで、最大30年目まで保証が延長

《住友不動産の注文住宅の特徴まとめ》

住友不動産の特徴まとめ

住友不動産がオススメな人

住友不動産の注文住宅がおすすめなのは次のような人です。

住友不動産はこんな人におすすめ

  • おしゃれなデザインの都市型住宅に住みたい人
  • 設計の自由度が高い家がほしい人
  • コストパフォーマンスの高い住宅を手に入れたい人
  • 土地探しやリフォームもまとめてお願いしたい人

住友不動産の注文住宅は、グッドデザイン賞を多数受賞している、デザイン性の高い木造住宅です。

シンプルモダンな外観デザインは洗練されていて、商品のバリエーションも豊富で、センスが光ります。

都市生活の中で外からの視線を遮りながらも、家全体を明るく開放的な空間にするための工夫が、いたるところにされている住宅です。

また、自由設計というのも魅力の1つで、家族の要望をフルに盛り込んだ住宅を建てたいという人にはおすすめです。

実際に建てた人も、何か月も時間をかけて打ち合わせをした、何度も担当者にプランを提案してもらったと話しています。

営業マンが設計の聞き取りもしますが、建築の知識が豊富でプランの提案力もあるので、きっと希望を叶えるプランを提案してもらえるでしょう。

自由設計だけどコスパが良い

一方で、自由設計というとどうしても高い家というイメージが強いかもしれません。

しかし、住友不動産は自由設計ですが、コストパフォーマンスが良く、他社と比較すると建物の価格はだいぶおさえてあります。

予算が限られているけれど、自由設計の家を建てたいという人も選択肢に入れやすいメーカーでしょう。

以前は、住友不動産は輸入住宅を中心とした、リーズナブルな価格が売りのハウスメーカーでしたが、現在は顧客の好みに合わせてモダンな都市型住宅を中心に販売をしています。

ただ、顧客の要望の多様化に合わせて商品は改良してきたものの、コストパフォーマンスが高い住宅という流れはそのままです。

標準仕様でもグレードが高い

また、住友不動産の注文住宅の内装や設備は、新築マンションで使われているグレードの高いものが多く使われています。

このようにデベロッパー(不動産開発会社)の強みを生かして、独自のルートでいいものを大量に手に入れることで、建物の価格をおさえることが可能なのです。

最後に、家を建てる際にプランを考えるのと同じぐらい重要なのが土地探しですが、住友不動産では土地探しもお願いができます。

住友不動産自体が不動産開発を行っているので、普段は表に出ないような土地や建築条件付き土地などの情報も豊富です。

土地探しから住宅建設まで一括でお願いができると、手続きなどにかかる手間や時間も節約ができます。

他にも、グループ企業の強みを生かして、リフォームや不動産の売却などもお願いできるのも強みです。

【最新】住友不動産の坪単価

さて、気になる坪単価については、SUUMOHOME’Sのハウスメーカー情報や実例から算出しました。

住友不動産の坪単価は、50万円~90万円

住友不動産の坪単価

※2024年4月現在

中堅ハウスメーカーの中では、ミドルグレード住宅に入ります。

坪単価は、建物の広さや商品のグレードによって幅がありますが、「平均坪単価」はどれくらいなのかも気になりますね。

オリコン顧客満足度から住友不動産の坪単価を調査

オリコン顧客満足度調査によると住友不動産の坪単価は下記のような分布になっています。

  • 40万円未満:17.3%
  • 40~59万円:31.9%
  • 60~79万円:33.3%
  • 80~99万:14.4%
  • 100万円以上:2.9%

※出典:「住友不動産  ハウスメーカー 注文住宅の比較・口コミ」より
※2023年の調査は項目自体が無くなっていたため、2022年の調査より抜粋

これを見ると79万円で全体の82.5%、5人に4人以上がこの価格帯となっています。

坪単価が高価と言われているへーベルハウスは、60万以上で81.7%。

これを見ても、住友不動産はミドルグレードの住宅と言えそうです。

住友不動産の坪単価の総評

公表されているデータはないのですが、実例や実際に建てた人の話をまとめると、住友不動産の坪単価は、50万円~90万円で見ておけばいいでしょう。

2020年度から続くコロナ禍による「ウッドショック」の影響で、住宅の価格は業界全体で上昇していて、特に、木造の住宅は木材の価格高騰の影響を強く受けています。

そのため、リーズナブルな価格が売りの住友不動産の坪単価もしばらくは上がっていくと言えるでしょう。

以前は、東京オリンピックが終われば、不動産価格の上昇も一段落するといった話がありましたが、実際には上昇し続けています。

家を建てるタイミングに関しては、金利などもチェックしながらしっかり見極めていくことが大切です。

住友不動産坪単価から本体価格・建築総額シミュレーション

住友不動産の坪単価をもとに、建物の「本体価格」と別途工事を含めた「建築総額」をシミュレーションしてみます。

坪単価に延べ床面積をかけたものは建物の「本体価格」。そこに、別途工事や諸費用と言われる費用を足して、土地を除く建物全体の総額が算出できます。

本体価格と建築総額の仕組み

別途工事・諸費用は、工事の内容や建物の規模によって幅があります。しかし、初期の段階では建築総額の25%程度を見込んでおけば良いでしょう。

延床面積の坪数 本体価格 建築総額
25坪 (約83㎡) 1,250万円~2,250万円 1,667万円~3,000万円
30坪 (約99㎡) 1,500万円~2,700万円 2,000万円~3,600万円
35坪 (約116㎡) 1,750万円~3,150万円 2,333万円~4,200万円
40坪 (約132㎡) 2,000万円~3,600万円 3,000万円~4,800万円
45坪 (約149㎡) 2,250万円~4,050万円 3,333万円~5,400万円
50坪 (約165㎡) 2,500万円~4,500万円 3,367万円~6,000万円

※本体価格は、坪単価 × 延床面積の坪数で算出。
※建築総額は、別途工事・諸費用が本体価格の25%程度と仮定し、本体価格 ÷75%で算出。

人気ハウスメーカー・工務店との坪単価比較

人気のハウスメーカーと坪単価を比較してみましょう。

大手ハウスメーカーの坪単価は、50万円〜70万円程度ですので、住友不動産は同程度か若干高めの坪単価となります。

《ハウスメーカーの坪単価一覧》※住友不動産以下五十音順

ハウスメーカー 坪単価 構造
住友不動産 50万円~90万円 木造
アイフルホーム 40万円~75万円 木造
アキュラホーム 50万円~80万円 木造
イシンホーム 50万円~65万円 木造
一条工務店 50万円~90万円 木造
ウィザースホーム 40万円~70万円 木造
クレバリーホーム 40万円~80万円 木造
住宅情報館 45万円~75万円 木造
住友林業 60万円~100万円 木造
セキスイハイム 65万円~120万円 鉄骨、木造
積水ハウス 55万円~95万円 鉄骨、木造
大和ハウス 70万円~110万円 鉄骨、木造
タマホーム 34万円~75万円 木造
トヨタホーム 50万円~110万円 鉄骨、木造
日本ハウスホールディングス 55万円~100万円 木造
パナソニックホームズ 70万円~100万円 鉄骨
桧家住宅 44万円~73万円 木造
富士住建 45万円~65万円 木造
へーベルハウス 70万円~150万円 鉄骨
ポラス(ポラテック) 60万円~90万円 木造
BESS 47万円~69万円 木造
ミサワホーム 60万円~100万円 木造
三井ホーム 60万円~130万円 木造
ヤマダホームズ 49万円~90万円 木造
ユニバーサルホーム 50万円~72万円 木造
ロイヤルハウス 38.8万円~50万円 木造

※2024年4月現在

より分かりやすいように、住友不動産と人気ハウスメーカーの坪単価比較を図解にまとめたものがこちらです。

住友不動産と他ハウスメーカーの坪単価比較

※2024年4月現在

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【関連記事】ハウスメーカーの坪単価
へーベルハウス 積水ハウス セキスイハイム 住友林業
三井ホーム トヨタホーム 一条工務店 パナソニックホームズ
大和ハウス ミサワホーム 住友不動産 タマホーム
アイフルホーム スウェーデンハウス アキュラホーム クレバリーホーム
ヤマダホームズ オープンハウス 日本ハウスホールディングス ユニバーサルホーム
ウィザースホーム 飯田産業 BESS 住宅情報館
桧家住宅 ロイヤルハウス 秀光ビルド ポラス(ポラテック)
無印良品の家 レスコハウス 近鉄不動産 JPホーム
アイダ設計 東宝ホーム アーネストワン 一建設
大成建設ハウジング 富士住建 土屋ホーム レオハウス
ロゴスホーム ファイブイズホーム イシンホーム セルコホーム
古河林業 アイディホーム 三菱地所ホーム GLホーム
サンヨーホームズ

住友不動産の坪単価の理由

住友不動産の坪単価は、50万円~90万円とミドルクラスにあたります。

中でも、中心になる価格帯50~80万円ですが、自由設計で商品のラインナップが豊富なので、坪単価には幅が出てしまっています。

ハウスメーカーの中には、価格をおさえるために企画型の住宅を販売しているところも多いです。

しかし、住友不動産は自由設計なので、お客様の要望に合わせてプランが決まり、オプションをつけるとどうしても建物の価格は高くなるものです。

一方で、住友不動産の仕様にも注目していただきたいです。

一般的には戸建て住宅よりマンションのほうが仕様のグレードが高いと言われていますが、住友不動産の注文住宅の室内の仕様は新築マンション仕様で、標準仕様でもハイレベルのものばかりです。

設備もマンションで使われているものが多く採用されており、非常にコストパフォーマンスの良い住宅と言えます。

納得いく価格で理想の家を建てる方法

自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

土地を持っているのであれば、その土地の形状に強いハウスメーカーもあります。

土地から探すのであれば、仕入れが強いハウスメーカーの方が理想の場所が見つかります。

ただし、一からハウスメーカーに問い合わせや住宅展示場でヒアリングするのも面倒です。

そこでオススメなのが、「タウンライフ」を使ってカタログや間取りプランの一括資料請求することです。

タウンライフを使うと、ハウスメーカーから予算や要望にあったカタログや間取りプランが届くので、イメージを膨らませることができます。

ホームズ一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

強引な営業もないので、まずは理想のマイホームに向けてカタログを請求するのをオススメします。

>> タウンライフで間取りプランチェック

また、カタログや間取りプランよりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

住友不動産人気商品ラインナップと坪単価

住友不動産には、さまざまなラインナップがあります。その中でも主力となる人気商品や、住友不動産独自のラインナップを紹介します。

住友不動産の人気商品

  • J・URBAN Series:デザイン力に優れた都市型住宅
  • PREMIUM.J Series :富裕層向けのプレミアムモデル
  • J・RESIDENCE:木を豊富に使った落ち着いた住宅
  • 邸宅型住宅シリーズ:世界各国の住宅スタイルをモチーフにした個性的な住宅

J・URBAN Series:デザイン力に優れた都市型住宅

J・URBAN(J・アーバン)シリーズ

※出典:住友不動産HPより

商品名 特徴 予想坪単価
J・URBAN 限られた敷地を有効に活かす、新しいタイプの都市型住宅。
家の中央に中庭を設け、明るい光とさわやかな風を確保した住まい。
高いデザイン性も魅力。一番人気の商品。
55万円~
J・URBAN COURT 緑豊かな環境を楽しむ郊外型の住まい。
中庭を通じて、各部屋に行き来が可能。
開放感がある勾配天井が贅沢。
55万円~
NEW J・URBAN COURT 半外バルコニー、中庭、ルーフバルコニーで住宅と街をつなぐ住まい。
木の天井やバルコニーのガラススクリーンも印象的。
60万円~
J・LECONTE スキップフロアで家事移動が少なくて済む、子育て世代向けの住宅。
半地下から小屋裏まで変化に富んでいて、子供達にとっては秘密基地のような間取り。
60万円~
J・URBAN LIGHT 内装のデザインが美しく、大きなガラスが印象的な高級感がある外観。
ガラス1枚で外につながる中庭が都市生活に安らぎを与える住まい。
60万円~
J・URBAN Ⅲ 住宅密集地や狭小間口にも対応した3階建て住宅。
中庭を上手に活用して家全体に光が届く一方で、外からの視線をカットでき、プライベートを大切にした住まい。
65万円~
J・SKY 大きなルーフバルコニーが贅沢で、重厚感がある外観。
2階LDKをルーフバルコニーとつなげることで、部屋の中からも空を楽しむことが可能。
60万円~
J・URBAN TRAD 伝統的な住宅の長所を取り入れた都市型住宅。
時代の流れに沿った、風力発電や太陽光発電、太陽熱利用給湯など環境共生を広げる機能も採用。
65万円~
J・URBAN CRISTA 女性が自分らしく過ごせるための独立した“HANARE”ルームが魅力。
サロンやアトリエ、レッスンルームなど、様々な可能性が広がる空間。
65万円~

都市型住宅でグッドデザイン賞を多数受賞しているのが、「J・URBAN(J・アーバン)シリーズ」です。

モダンなデザインと機能性の高さで、住友不動産では最も人気のある主軸のシリーズです。

新しい都市型住宅の空間構成を実現した商品で、洗練された外観が目を引きます。

商品のバリエーションも豊富で、家族のライフスタイルや好み、土地の形状などに合った商品がきっと見つかります。

商品のラインナップが多いことから、坪単価は55~80万円と幅があります。

PREMIUM.J Series :富裕層向けのプレミアムモデル

PREMIUM.J Series(プレミアム・J)シリーズ

※出典:住友不動産HPより

華やかで上品な外観の「PREMIUM.J Series(プレミアム・J)シリーズ」は2018年と2021年にグッドデザイン賞を受賞しています。

見た瞬間にその美しさに目を奪われる人も少なくないでしょう。

唯一無二の存在感があり、インナーガーデン(中庭)やルーフテラスを採用するなど、都市型住宅でも自然が感じられるような工夫がされています。

こちらは住友不動産の商品の中では最もハイグレードな商品で、坪単価も60~90万円と高めになっています。

 J・RESIDENCE:木を豊富に使った落ち着いた住宅

J・RESIDENCE(J・レジデンス)

※出典:住友不動産HPより

木をふんだんに使い、落ち着きと温かみが感じられる外観が特徴的な「J・RESIDENCE(J・レジデンス)」です。

最大1.4mまで軒をのばすことができ、建物の4角全てにバルコニーを設けるため、開放感があって部屋が外につながっているような感覚になるでしょう。

オプションで天井高やサッシ、内部建具の高さも高くすることができ、より家族の理想にあった住まいに近づけることができます。

また、キッチンやバスルーム、化粧台、トイレなどの設備や室内装は、住友不動産の高級マンションで使われているハイグレードな設備や仕様を標準仕様として採用しているのも魅力です。

坪単価は60~80万円程度で、J・アーバンよりも価格帯は1つ上のグレードになります。

邸宅型住宅シリーズ:世界各国の住宅スタイルをモチーフにした個性的な住宅

邸宅型住宅シリーズ

※出典:住友不動産HPより

住友不動産では、世界各国の伝統的な住宅スタイルをモチーフにした外観の「邸宅型住宅シリーズ」も販売しています。

こちらは以前に販売していた輸入住宅の名残を受けている商品で、ForeignスタイルとJapaneseスタイルの外観に分かれています。

Foreignスタイルは5つの商品があり、外国の華やかな雰囲気でちょっと目を引く外観ですが、それでいて街並みにすっと溶け込むのが特徴です。

一方で、Japaneseスタイルは3つの商品あり、どれも落ち着いた上品な外観で、高級感が漂います。

新築の住宅は似たような外観になってしまうことも多いですが、「邸宅型住宅シリーズ」はバリエーションも豊富で、気に入った外観がきっと見つかるでしょう。

坪単価としては、50~65万円と比較的手を出しやすい価格帯で、住友不動産の商品シリーズでは最もリーズナブルな商品です。

住友不動産ではどんな家が建つ?写真つき実例を紹介

実例を見ると、どんな家が建てられるのかイメージしやすくなりますよね。

ここでは、公式HPに掲載された実例から、住友不動産らしいコンパクトな住まいや、3階建の住まいでイメージがわきやすいものをピックアップしてご紹介します。

実例1:南側に隣地が迫る敷地、間取りを工夫した34坪住宅

J・アーバンの事例

※出典:住友不動産HPより

J・アーバンの間取り図例

※出典:suumoより

  • 【家族構成】夫婦+子ども3人
  • 【デザインモデル】J・アーバン
  • 【延床面積】112.61㎡(34.0坪)
  • 【敷地面積】219.39㎡(66.3坪)

南側に隣地が迫っているため、外側には視線が気になり、南側に大きな開口部が作れないという敷地です。

しかし、ご家族は光があふれる住まいにしたいと思い、プライベートパティオ(中庭)を設けることによって、問題を解決しました。

外でありながらプライベートな空間であり、このような提案ができるのは住友不動産の強みであります。

また、3LDKのお住まいは、キッチンの近くに浴室、脱衣室があるなど、家事動線も短くて済みます。

近年人気があるリビング階段で、スケルトン階段にすることで、部屋も広く感じられます。

実例2:開放感のある間取りで、温かい光と爽やかな風が気持ちいい3LDK

 J・URBAN COURTの事例

※出典:住友不動産HPより

 J・URBAN COURTの間取り図例

※出典:suumoより

  • 【家族構成】夫婦+子ども2人
  • 【デザインモデル】J・URBAN COURT
  • 【延床面積】125.86㎡(38.0坪)
  • 【敷地面積】186.18㎡(56.3坪)

奥様の実家の近くに建てられたのは、「J・URBAN COURT」の3LDKのお住まいです。

LDKには床暖房を設置したオール電化住宅で、コート(中庭)からの光が大きな開口部からそれぞれのお部屋に届きます。

また、ダイニングキッチン脇のタタミコーナーは、小さいお子さんがいるご家庭に人気があるプランです。

ご主人は「設備のグレードが高く、バリエーションも豊富なので、一生に一度の家づくり、選ぶ楽しみを満喫しました」とおっしゃっています。

実例3:心地よい距離感が保てる、完全分離の3階建て二世帯住宅

J・アーバンの二世帯住宅の事例

※出典:住友不動産HPより

J・アーバンの二世帯住宅の間取り図例

※出典:suumoより

  • 【家族構成】夫婦+ご両親
  • 【デザインモデル】J・アーバン
  • 【延床面積】186.66㎡(56.4坪)
  • 【敷地面積】161.98㎡(48.9坪)

こ実家を建て替えてできた完全分離の3階建て二世帯住宅は、ご家族全員が住宅展示場で素敵な外観に一目ぼれしたと言う「J・アーバン」のお住まいです。

玄関も世帯ごとに設けて、親世帯と子世帯が適度な距離感を保てる、どちらにとっても心地いい間取りになっています。

2階の子世帯のLDKはもちろんですが、1階の親世帯もLDKの一角にパティオ(中庭)を設けることで、優しい光が差し込む、明るい空間が完成しました。

ご主人は、住み心地は満点と語っています。

実例4:二世帯がパティオ(中庭)でつながる、完全分離二世帯住宅

邸宅型住宅の事例

※出典:住友不動産HPより

邸宅型住宅の間取り図例

※出典:suumoより

  • 【家族構成】両親+夫婦+愛犬4匹+愛猫1匹
  • 【デザインモデル】邸宅型住宅
  • 【延床面積】262.51㎡(79.4坪)
  • 【敷地面積】403.29㎡(121.9坪)

実例3とは違い、左が親世帯、右が子世帯の完全分離2世帯住宅です。

1年近くプランを検討した結果行きついた、パティオ(中庭)を中心に、住友不動産に提案を受けた親世帯と子世帯が隣り合うプランは家族全員が納得したそうです。

親世帯は和風、子世帯は洋風のインテリアに仕上げ、中には行き来ができるドアもあります。

二世帯住宅は、それぞれの世帯の好みやライフスタイル、関係性によって、プランが大きく変わります。

家族それぞれの希望をしっかり担当者に伝えることが、家族全員が納得するお住まいにする秘訣です。

住友不動産で注文住宅を建てた人の評判

住友不動産を検討中なら、実際に住友不動産で家を建てた方の評価が気になってしまうもの。

オリコン顧客満足度のハウスメーカー注文住宅ランキング住友不動産は13位と良い順位になっています。

順位 ハウスメーカー 評点
1 スウェーデンハウス 80.8点
2 積水ハウス 78.3点
3 へーベルハウス 78.2点
4 住友林業 78.1点
5 一条工務店 77.1点
6 パナソニックホームズ 76.8点
6 三井ホーム 76.8点
8 セキスイハイム 76.4点
9 大和ハウス 76.2点
9 ミサワホーム 75.9点
11 トヨタホーム 75.6点
12 イシンホーム 75.0点
13 アイ工務店 74.8点
13 住友不動産 74.8点
15 クレバリーホーム 74.4点
16 アキュラホーム 73.1点
17 住宅情報館 73.0点
17 ユニバーサルホーム 73.0点
18 富士住建/td> 73.0点
20 イシカワ 72.9点
21 アイフルホーム 72.7点
22 桧家住宅 72.6点
23 タマホーム 71.9点
23 日本ハウスホールディングス 71.9点
25 ヤマダホームズ 71.2点
26 秀光ビルド 70.1点
27 アイダ設計 69.3点
29 オープンハウス・アーキテクト 67.9点

※出典:「おすすめのハウスメーカー 注文住宅ランキング2023年 オリコン顧客満足度調査」より

「みん評」や「Twitter」で実際に住友不動産で家を建てた人の評判や口コミを見ていきましょう。

良い評価:営業マン、デザイン力、標準仕様が高評価

まず、良い評価からご紹介します。

営業マンが知識が豊富でフットワークが軽い

1年半前に住友不動産で新築しました。モデルハウスがシンプルな作りで好感が持てたのでお話を聞きました。

営業担当が狭い土地を有効に使う方法などを上手に提案してくれましたし、低予算の中でこちらの要望を最大限に聞き入れてくれて、結果いい家が建ちました。施工担当もこまめに連絡をくれて、引渡し前の内覧で気になった点を伝えたら、引渡しまでに整えてくれていました。

近隣への配慮もしっかりしてくれていて、引っ越し後も住みやすいです。

※出典:みん評「住友不動産の口コミ・評判

どのメーカーでも営業マンには当たり外れがありますが、住友不動産の営業マンは印象がいいという書き込みをよく見かけます。

設計や現場経験者の営業マンも多く、建築の知識が豊富という印象のかたも多いです。

ただ、みんながみんな、できる営業マンとは限りません。

対応や説明に納得がいかない場合は、営業担当を代えてもらったり、担当者の上司に直接連絡をしたりするようにしましょう。

個性が出せる

住友不動産に決めた理由は、天井の高いリビングと大きなバルコニーをすすめているデザインが気に入ったからです。大通りに面しているため人目を極端に避けたかったので、洗濯物を干しても見えないくらい高い壁を設けています。

住友不動産の営業さんは、他所のハウスメーカーよりもお話し上手な方が多いのがとても好印象でした。見学の時から我が家の悩みに対する提案力は素晴らしいと思いました。

また、おすすめして貰って採用した小さいガラス窓を連ねるデザインも個性的でとても目立ち気に入っています。但し、設計中の頃は提案されていくおすすめのアイデアばかりをよくわからないうちに取り入れてしまい、ごちゃごちゃした造りで値段ばかり高額になっていったので、本当に必要な物か冷静に見極める必要がありました。

※出典:みん評「住友不動産の口コミ・評判

住友不動産のデザインが気に入ったという書き込みです。

住友不動産は外からの視線を避けて、家族が落ち着ける住宅を提案していて、間取りや外観などのデザイン力にも定評があります。

ただ、自由設計なので思っていたより高額になった、オプションなどをつけているうちに予算オーバーになったという点も指摘されています。

まずは最初の段階で予算を担当者にしっかり伝えるようにしましょう。

また、見積もりを細かく出すか、工事一式などとまとめて出すかは支店の方針によって違います。

複数のオプションで悩んでいる場合は、それぞれの値段をしっかり出してもらい、判断材料にしてください。

ハイグレード設備が標準 ワンランク上の家

木造ですが、構造はしっかりしており、地震にも安心だと感じました。鉄筋と悩んでいたのですが、しっかりと構造の説明をしていただき、地震に対する不安を取り除いていただくことができました。

マンションを多く立てている会社さんなので、標準設備がハイグレードで、後々オプションで見積もりが膨れ上がっていくことがなく、安心して打ち合わせをすることができたと思います。かなり夢いっぱい希望いっぱいの注文に対しても、間取りやコストに関して頑張っていただけたのがありがたかったです。

※出典:みん評「住友不動産の口コミ・評判

住友不動産の耐震性について書いた書き込みです。

後でくわしく説明をしますが、住友不動産の住宅は地震に強い工夫が多数されています。

また、標準仕様についても書かれています。

住友不動産の標準仕様は、新築マンションなどで使われている内装や設備を使用しているため、グレードが高いのが特徴です。

標準装備だけでも十分に高級感があって、納得できるお住まいになります。

悪い評価:後悔したとのクレームの声あり

気になるのは、悪い評価や口コミです。ネガティブな評価は、家に対する価値観や優先順位とのギャップによって起こることが多いです。悪い口コミも、知っていれば気にならないことかもしれません。

購入を決断する前に、不満の声も知っておくと役立ちます。

アフターサービスの質が悪い

家が完成してから、約1年半後に雨漏り発生。修理のお願いの連絡するも、対応が非常に悪く3年近くたった今でも完治しておりません。

何よりも、連絡が遅く、打ち合わせの日程決めるだけでも数ヶ月以上待たされます。こちらから催促してようやく話が進んでも、また催促しないと、お願いしていた次の連絡が全くこないので、なかなか前に進まないです。

※出典:みん評「住友不動産の口コミ・評判

アフターサービスの対応への不満があげられました。

24時間365日電話で対応をしていても、実際に修理をしてもらうまで時間がかかっては意味がありません。

契約前に、アフターサービスについてどんな対応をしてもらえるか、確認しておきましょう。

インターネットでアフターサービスの対応が悪いという書き込みを見たので心配です、と一言つけ加えれば、細かく説明をしてくれるはずです。

社員教育がなってない!

建て直しでマンションのような高級感のある家にしたくて住友不動産にしたのですが・・・

契約の時に、まだ決めかねていたにも関わらず「今日までならこの金額です。」と設計も決まってないのに急かされ、案の定、追加平米や窓などで追加料金が発生したり、取り壊しの際に、なぜか壊さなくてもよい外壁を壊されそうになったり、すかなくてもよい土を取り除かれそうになったり、指摘をしても謝りに来ず、最悪です。自分は、悪くないみたいな感じで、上司への報告もせずにいて私が連絡して、二人で謝りに来ましたが、私が、気がついて取り壊し業者に言わなかったらすべて壊されていたのに。

全然、教育がなってません。ほんと、最悪です。

※出典:みん評「住友不動産の口コミ・評判

営業マンの対応に関する不満の書き込みもありました。

状況を推測すると、契約の時期が決算の時期と重なったのではないかと考えられます。

一般的にハウスメーカーの決算の時期は3月や9月のことが多く、3月や9月になると、大幅な値引きをするなどなんとか目標の予算や契約棟数を達成しようとします。

この事例の営業マンもとりあえず契約をして予算を達成することに頭がいっており、契約をしてしまった後は、対応が適当になってしまったと推測されます。

上でもお話をしましたが、営業マンには当たり外れがあるので、気に入らないようでしたら担当者を変更するように言うようにしましょう。

オイオイ

住友不動産の新築キャンペーンで色々なサービス品を付けて宣伝をしているがサービスは儲けが無いだけで原価はキッチリと建築費に乗せられる。全くのサービスでないキャンペーンです。インチキキャンペーンです。

※出典:みん評「住友不動産の口コミ・評判

住友不動産に限らず、ハウスメーカーでは様々なキャンペーンを行っています。

特に、お正月やゴールデンウィークなどはお客さんを集めるための目玉キャンペーンをしているところが多いです。

また、3月や9月も表立っては言いませんが、大きな値引きが望める時期です。

キャンペーンとは言っても、中にはひっかけのような内容や、実はキャンペーンの条件を満たしていない事例が小さい字で書かれていることも少なくありません。

必ず内容やかかるお金、注意事項については確認しておくようにしましょう。

住友不動産の坪単価に対する、twitterでの反応

住友不動産の価格に対する反応はどうでしょうか?twitterでのつぶやきを集めてみました。

まず予算についてですが、間取りや外観などを考えているうちに、予算オーバーになってしまうことはよくあります。

あらかじめ、ローンの手続きなどの諸経費なども考えて、建物にどのぐらいかけられるか考えておくようにしましょう。

また、契約条件や定款などはきちんと目を通して確認することで、トラブルは減らすことができます。

担当者で話が進まない場合は、上司と直接話すようにして対応しましょう。

住友不動産の4つの強み

住友不動産の強みはたくさんありますが、実際に建てた人に評価されているのは、次の4つです。

住友不動産の4つの強み

  • 強み1:グッドデザイン賞を多数受賞するなど、デザイン性が高い
  • 強み2:制震住宅で、地震に強い
  • 強み3:リーズナブルな坪単価でグレードが高い内装や設備
  • 強み4:土地探しからリフォーム、売却までお願いできる

強み1:グッドデザイン賞を多数受賞するなど、デザイン性が高い

住友不動産のホームページで実例を公開しているご家族の多くが、展示場や実例を見て一目ぼれをした、すぐにデザインが気に入ったとおっしゃっています。

実際、住友不動産の注文住宅はグッドデザイン賞を多数受賞するなど、デザイン力には定評があります。

また、敷地条件が厳しい都市型住宅でも提案力を発揮しているのは、マンションやオフィス建設などで培ったノウハウがあるからでしょう。

商品のバリエーションも多いので、気に入った外見やスタイルなどが見つけやすいのも強みの1つです。

自由設計で、家族の要望をプランに盛り込める点も支持されています。

強み2:制震住宅で、地震に強い

住友不動産の工法

※出典:住友不動産HPより

住友不動産の住宅は木造で、上の4つの工法に分類されます。

2×4工法は元々地震に強い工法ですが、2×6工法は2×4工法よりさらに耐震性に優れています。

また、ウッドパネル工法は伝統的な日本の軸組み構造を、構造用接合金物と高強度のパーティクルボードを使って、耐震性を高めた工法です。

そして、そのウッドパネル工法をさらに進化させたのがウッドパネルセンチュリーです。

つまりどの工法も耐震性には優れていると考えてください。

また、住友不動産の注文住宅には制震システムを備えています。

制震とは地震による揺れを低減させるシステムで、地震で建物が壊れるのを防ぎます。

住友不動産の制震システム

※出典:住友不動産HPより

この制震システムはすべての工法で採用されていますが、地震の揺れを約50%軽減し、建物の倒壊や損傷を防ぐシステムです。

この制震システムに使われているゴムはメンテナンスが不要で、100年経っても性能がほとんど変わらないことが確認されています。

強み3:リーズナブルな坪単価でグレードが高い内装や設備

一般的には、自由設計の住宅はどうしても金額が高くなってしまうものです。

しかし、住友不動産の注文住宅は、自由設計の住宅をリーズナブルな価格で提供しています。

また、標準仕様で、新築マンションなどで使われている設備や内装を採用しています。

上でもお話をしたように、一般的にマンションのほうが戸建て住宅よりも設備や内装などはいいものを使っています。

そのため、マンションで使われている設備や内装が標準仕様というのはとてもお得です。

これもデベロッパーの強みを生かして、いいものを大量に仕入れられるという独自のルートを開拓しているからでしょう。

また、住友不動産の注文住宅は、一部の地域などの例外を除き、長期優良住宅に標準対応をしています。

長期優良住宅は、耐震・耐久性、省エネ、容易な維持管理への配慮など様々な条件があり、長く安心して快適に暮らせる住宅という証明です。

申請にはお金がかかりますが、住宅ローン減税や不動産所得税の減税など、メリットも大きいです。

強み4:土地探しからリフォーム、売却までお願いできる

住友不動産は日本を代表するデベロッパー(不動産開発会社)で、土地や建物関係のグループ企業も数多くあります。

そのため、土地探しからリフォーム、売却までお願いできます。

特に、いい条件でもあまり表に出ない土地や建築条件つきの土地も多いので、まだ土地がない状態でも、展示場で希望の土地の条件を話して相談してみるといいでしょう。

住友不動産の4つのデメリット・課題

逆に、住友不動産のデメリット、課題としてあげられるのは次の4つです。

大きな欠陥につながるものはなく、どれも知っていれば問題ないものばかり。解消方法も含めて解説します。

住友不動産の4つのデメリット・課題

  • デメリット1:施工エリアが限られる
  • デメリット2:保証が物足りない
  • デメリット3:予算オーバーになりがち
  • デメリット4:間取り作成は営業担当、施工は下請け会社が担当する

デメリット1:施工エリアが限られる

ハウスメーカーというと、全国どこでも建てられるイメージがあるかもしれません。

しかし、住友不動産は施工エリアが限定されています。

住友不動産の施工エリア

東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・茨城・栃木・北海道・宮城・静岡・愛知・岐阜・三重・新潟・大阪・京都・奈良・兵庫・滋賀・岡山・福岡・熊本

住友不動産の施工エリア

※出典:住友不動産HPより

住友不動産は全国展開をしているわけではなく、大都市や大都市周辺部などを中心に展開しており、雪が多い地域での施工も限られてしまっています。

そのため、建てたいと思っても建てられない地域もあるので、注意が必要です。

デメリット2:保証が物足りない

細かい保証内容については、次に詳しくまとめてありますので、そちらをご覧ください。

住友不動産の保証は初期保証、最長保証、点検の回数などは、中堅ハウスメーカーと比較すると同程度ですが、大手ハウスメーカーと比べると物足りない感じがします。

また、大手ハウスメーカーは長期保証が強みでもあるため、ホームページにも大々的に載せてあります。

しかし、住友不動産の保証に関しては、ホームページの中でもあまり目立たないところに記載されているため、売りにはならないと思っているのかもしれません。

デメリット3: 予算オーバーになりがち

どのハウスメーカーにお願いをしても、家族の要望をプランや仕様に反映させると、予算オーバーになってしまうのはよくある話です。

しかし、実際に住友不動産で建てた人の口コミを見ていると、いつの間にか予算を大きくオーバーしていたという話を目にすることがあります。

これは自由設計ということもあり、家族の要望をすべて盛り込んでしまうと、予算とはかけ離れた価格が提示されてしまうケースがあるからです。

また、一部ではオプション料金が高いという意見もあります。

この点に関しては、どこのメーカーもオプションをつけると金額が上がってしまうのは同じです。

ただ、住友不動産の場合、高級マンションで使われている設備などが標準仕様でついているので、それに比べるとオプションの値段が少し割高に見えるのかもしれません。

最後に、住友不動産で家を建てた人の中には、住友不動産の建築条件付きの土地を買ったから住友不動産で選んだというケースもあります。

建築条件を外すのには、土地価格の1割程度かかることが多く、そのため他のメーカーを選べなかったという不満が残っている人がいるのも事実です。

デメリット4:間取り作成は営業担当、施工は下請け会社が担当する

ハウスメーカーの多くは営業担当と設計担当がいて、プラン作成は設計担当が行います。

一方で、住友不動産は設計担当はおらず、営業担当が図面を描くため、不安になる方が多いかもしれません。

しかし、住友不動産は設計や現場出身など知識が豊富な営業マンが多く、いい間取りの提案をしてもらったというお客さんの声もよく耳にします。

また、現在は施工を下請けの会社に任せて、ハウスメーカーの現場監督が現場を巡回するというケースは多く、住友不動産もその1つです。

しかし、下請けの会社の技術力が分からないので、施工はハウスメーカーの社員にしてほしいという人もいます。

建物を建てる前に現場監督と話をするとは思いますが、契約前に現場の巡回の頻度を質問して現場で気になった点はどのように伝えたらいいかなど、事前に確認しておくと不安はなくなるでしょう。

住友不動産の保証制度

お客様専用ダイヤルについてはほとんどのハウスメーカーで同じ対応を取っています。

住友不動産も同じで、オーナー専用ダイヤルを設けていて、24時間365日受付をしています(土日祝日、支店休日及び17:40以降は受付のみ)。

一方、他のハウスメーカーと大きな差が出るのは保証や点検の内容です。住友不動産の保証は初期保証が10年です。

また、10年点検、20年点検で住友不動産側が必要だと認めた有料メンテナンス工事を実施した建物に関しては、最長30年目まで保証が延長します。

上でもお話をしたように、住友不動産の保証内容は大手ハウスメーカーと比べると、物足りなく感じるかたが多いと思います。

大手ハウスメーカーは初期保証が20~30年以上、メンテナンス工事を行えば最長で50~60年まで保証が延長になるというところがほとんどです。

また、住友不動産の点検は3か月後、1年後、2年後、10年後、20年後、30年後(20年、30年は有料のメンテナンス工事を行い、保証が延長した場合)に無料で行われます。

しかし、大手ハウスメーカーの中には5年ごとに点検を行っているところも多いです。

ただし、大手ハウスメーカーと比較すると、確かに保証は物足りなく感じますが、中堅ハウスメーカーとしては比較的一般的な内容です。

住友不動産は自由設計で、坪単価がリーズナブルなのが強みですが、保証に関しては弱みだと考えられます。

住友不動産と他社で競合するようでしたら、築30年を超えた住宅の状況や有料メンテナンス工事の金額なども確認して、建物の価格やプラン、保証内容などで優先順位をつけるようにしましょう。

注文住宅には欠かせない!坪単価の必須知識

ハウスメーカー選びでは、費用も大きな基準となりますよね。

メーカーごとの建築費用の「相場感」をはかる物差しとして使われているのが、「坪単価」です。

坪単価は便利な目安ではありますが、坪単価だけで「高い、安い」と判断するのはおすすめできません。

坪単価について、知っておいていただきたいポイントを4つお伝えしますね。

1.坪単価は1坪あたりの建築費

坪単価の計算方法

床面積1坪(約3.3㎡、畳2畳分)あたりの建築費を算出したものが、坪単価です。

計算式は、次のようになります。

坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 延床面積(各階の床面積の合計)

例えば、本体価格2500万円の家で延床面積が40坪なら、

2500万円 ÷ 40坪 = 62.5万円 となります。

坪単価だけで比較するのはおすすめできない理由は、建物の形状や広さで坪単価は変わってしまうからです。

《坪単価と建物の形状・広さの関係》

項目 内容
建物の形状による違い 建物の平面の形でも坪単価が違います。
正方形に近い平面と、凹凸のある平面とを比べると、凹凸のある家の方が建物の外壁の長さや屋根の面積が増えます。
納まりや手間がかかるため、坪単価が高くなります。
建物の広さによる違い 坪単価は小さな家ほど高い:家の広さにかかわらず、使う設備は変わりません。
キッチンや浴室、トイレのグレードや数は広さとはあまり関係がありません。
そのため、広さの小さい家ほど、坪単価が高くなってしまいます。
同じ面積なら総2階の家の方が、坪単価が低い 同じ床面積の家でも、1階と2階のめん席配分で坪単価も変わります。
1階が広く2階が小さい家は、総2階の家に比べて基礎や屋根面積が増えます。
基礎や屋根はコストがかかるため、総2階の家の方が坪単価は低くなります。

2.坪単価はメーカーによって計算式が違う

注意したいのは、メーカーによって坪単価の計算式が違うことです。

延床面積には、バルコニーや玄関ポーチは入っていません。あくまで室内の面積ということです。バルコニーや玄関ポーチなども含めた面積を「施工面積」と言います。

しかし、工事する本体価格にはバルコニーなども含まれることがあります。そこで、延床面積より広い施工面積で本体価格を割ると、どうなるでしょうか?

2500万円 ÷ 43坪 = 58.1万円

坪単価が少し安くなったように見えますね。

メーカーの中にはこのような計算式で、坪単価が安く見えるようにしている場合もあります。

坪単価を比較する場合は、同じ計算式で算出するようにしましょう。

3.建築総額は、選ぶグレードによって変わる

建物の本体価格に含まれている内容は、そのハウスメーカーの標準仕様のものばかりです。

そのため、施主であるあなたが選んだグレードによっては、金額が上がる可能性があります。いわゆる「オプション」と呼ばれる部分ですね。

床のフローリングは無垢の木にしたい!キッチンには最新の深型食洗機を入れたい!トイレはタンクレスのおしゃれなものに!などグレードアップしていくと、価格もアップしていきます。

特に変わりやすいのは、内装やキッチン、お風呂などの設備です。

坪単価だけに注目してしまいがちですが、標準と言われる内容についても把握しておくことが大切です。

坪単価だけでは、建築費用すべてを計算できない

坪単価でわかるのは、建物の本体工事にかかる費用です。

しかし、注文住宅の購入にかかる費用は、本体工事を含め大きく4つあります。

  • 本体工事
  • 別途工事(本体以外の建築工事費など)
  • 諸費用(税金・ローン手数料など)
  • 施主支給(その他、引越し費用など)

※別途工事とは、建物以外にかかる費用

例えば、屋外給排水工事、ガス・電気工事、地盤改良、外構工事など。他に、照明、カーテン、アンテナ取り付け工事もありますね。

こうした建物以外の工事は、敷地条件や施主の要望によって大きく変わる部分なので、坪単価を計算するときには含められないことがほとんどです。

主な項目と費用について、表にまとめました。

分類 費用 概要 費用相場
土地取得の諸費用(土地・建物に共通するものも含む) 印紙税 契約書の作成に際して課される税金 4万円~8万円程度
登録免許税 土地の所有権移転や建物の抵当権設定など、登記に際して課される税金 15万円~45万円程度
不動産取得税 土地や建物など不動産を取得した際に課される地方税 0円になることが多い
司法書士報酬 司法書士へ登記を依頼した場合に支払う報酬 1業務あたり3万円~6万円程度
仲介手数料 土地購入の際、不動産会社に支払う手数料 土地代×3%+6万円+消費税
固定資産税 土地や建物などの固定資産に課される税金。毎年1月1日時点の所有者が支払う 都市計画税と合わせて年間10~20万円程度
都市計画税 固定資産税と同様に土地・建物の所有者に課せられる税金。ただし、市街化区域内に限られる
建物を建てる諸費用 屋外給排水工事 上下水道を利用するために必要な配管工事の費用 70万円~100万円程度
引き込み工事 TV、インターネット、電気線などの引き込み工事の費用 70万円~100万円程度
インテリア造作工事 造り付け家具やカーテンボックスなどの取付工事 0円~約200万円など
解体費 建替えの際に発生する費用。植栽がある場合は伐採費用も必要 150万円~300万円程度
地盤調査費 適切な基礎や構造を決定するため、また改良の有無を判断するために行う調査費用。スウェーデン式サウンディング試験が一般的 5万円~15万円程度
敷地測量費 敷地の境界が不明瞭な場合に測量を行う費用 5万円~10万円程度
地盤改良工事 調査の結果、軟弱と判断された地盤に強化工事を行う費用 0円/100~150万円程度
設計・監理料 設計図の作成および図面通りに工事が進んでいるかチェックする業務の費用 50万円程度
外構工事 駐車スペースのコンクリート打設やフェンス、門扉、ウッドデッキ造作などの費用 100万円~300万円程度
建築確認申請費用 工事着手前と建物完成後に検査機関のチェックを受ける際の手数料 4万円~12万円程度
上下水道納付金 建物を新築する際、自治体に支払う費用 0円~30万円程度
ローン関係 住宅ローン保証料 金融機関を通じて保証会社と契約を結ぶための費用 借入額×2.2%程度
団体信用生命保険 住宅ローン契約者が死亡または高度障害となった場合に返済残高がゼロになる保険 ローン金利に含まれるため0円
火災保険料 住宅ローンの融資を受けるために加入が義務付けられている保険 月数万円程度
その他 引越し代 引越し業者のほか、仮住まいの家賃、トランクルームの賃貸費用など 20万円~40万円程度
式典費 地鎮祭や上棟式、ご祝儀など 5万円~10万円程度
家具、備品 カーテンや照明、家具、家電などの購入費用 50万円~200万円程度
手土産 近隣挨拶の手土産、現場の職人へ差し入れなど 2~3万円程度

確認申請や登記などの手続きにかかる費用や、ローンの手数料や保証料、保険に必要な費用で、こちらも条件によって変わってくるため、別途必要です。

その他の項目は、ハウスメーカーに支払うものではないので見積書には載りませんが、施主側で負担する費用のことです。

引越し費用や、家具家電の購入費用、地鎮祭などの儀式や近隣への挨拶品にかかる費用があります。

さらに土地から購入する場合は、土地の代金や仲介手数料も必要ですね。

これらをトータルした費用が、必要な費用となります。

坪単価はあくまで目安。総予算を把握するには、具体的な資金計画書を出してもらうのが最も正確です。

家を建てるときの費用注文住宅にかかる諸費用などは下記記事で詳しく解説しています。

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建築費用を抑える方法5選

ハウスメーカーとの契約前には、具体的な間取りや概算見積もりが出てきます。

夢をたくさん盛り込んだものですから、どうしても予算オーバーになってしまいがち。

そこで、建築費用を抑える方法を5つお伝えします。すべてが使えるわけではありませんが、いくつか方法があるということを知っておくだけでも、スムーズに検討できるようになりますよ。

方法1.土地を見直す

家にこだわりたい場合は、本当にその土地しかないのかもう一度検討してみましょう。土地の予算を下げられれば、その分家に予算を回せます。

具体的には、もう少し郊外までエリアを広げる、もう少し面積の小さい土地も検討する、不整形な土地も候補に入れるなどがあります。

方法2.設計やオプションを見直す

設計や間取りの工夫、オプションの見直しで費用を下げることもできます。

設計やオプションの見直しポイント

  • 延床面積を小さくする
  • 総2階の間取りにする
  • 建具(ドアや扉)を減らす
  • 水回りの設備のグレードや機能を見直す
  • 外構は一部DIYも取り入れる

コンパクトでも住みやすく開放感のある住宅は計画できます。ただし、このような提案ができる設計士は限られています。狭小住宅の実績が多いハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

また、これらの見直しをすべて行うと相対的に満足度が下がります。

費用は下がっても満足できない家になってしまうのは、あまり良いことではありません。そのような場合は、ハウスメーカーを変更することも考えましょう。

方法3.規格住宅を検討する

フルオーダーが注文住宅の魅力ですが、近年、多くのハウスメーカーでセカンドブランドとも言うべき「セミオーダー型」の規格住宅が発表されています。

用意された間取りの中かからしか選べない、設備や外壁のバリエーションが少ないなど制限はありますが、言い換えれば人気の間取りや設備を厳選した住まいでもあります。

その分費用は抑えられるので、気に入ったものがあれば規格住宅も検討してみましょう。

方法4.補助金を活用する

住宅購入をサポートする「補助金」を活用するのも、一つの方法です。

次のような補助金であれば、該当する方は多いでしょう。

申請は、ハウスメーカーが行います。申請書類の作成に別途手数料がかかることが一般的ですが、手続きに慣れているハウスメーカーを選べば、スムーズに取得できるはずです。

補助金 管轄 金額 申請時期 交付時期 概要
令和5年度 こどもエコすまい支援事業 国土交通省 100万円 令和5年9月28日時点で終了 - ・ZEHレベルの省エネ住宅を建てる子育て世帯・若者夫婦世帯が対象
令和5年度 LCCM住宅整備推進事業 国土交通省 140万円、かつ補助率2分の1 第2回受付(令和5年10月16日~令和6年1月19日) 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ※第2回の完了実績報告締切は2月29日 ・資材製造や建築段階からCO2排出を削減した長寿命住宅が対象
令和5年度 次世代ZEH+ 経済産業省・環境省・国土交通省の3省連携 100万円 ※加算あり 二次公募(令和5年11月20日~令和6年1月9日) ※令和6年度も募集予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる 再エネなど省エネをさらに深堀りしたZEH住宅
令和5年度 ZEH+ 100万円 ※加算あり より高性能なZEH住宅
令和5年度 ZEH 55万円 ※加算あり ネット・ゼロ・エネルギーハウス
子育てエコホーム支援事業 国土交通省 ZEH住宅:80万円 長期優良認定住宅:100万円 ※令和6年3月下旬以降開始予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ・こどもエコすまい支援事業の後継となる事業 ・子育て世帯、若者夫婦世帯が対象

新築補助金については下記記事で詳しく解説しています。

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方法5.ハウスメーカーに価格交渉をしてみる

ハウスメーカーに値引き交渉をすることも、最後の手段として可能です。

ただし、値引き交渉は慎重に進めましょう。無理な価格交渉は、担当者との関係が悪くなって相談しづらくなったり、品質に影響したりする可能性があります。

価格だけがネックという段階まで検討が進んだ契約直前のタイミングで、一度だけ交渉するのがポイントです。

単なる値引きが難しい場合は、期間限定のキャンペーンを活用する、何か特典をつけてもらうなどの方法も値引きにつながります。

後悔しないために!ハウスメーカー選びの極意

注文住宅の購入で後悔しないためには、何といってもハウスメーカー選びが重要です。

ハウスメーカーが作る家にはそれぞれ特徴があり、できることできないことが意外とあるもの。

自由に間取り設計がしたかったのに制約が多いメーカーを選んでしまった、憧れのキッチンを使いたかったのにオプションが高いローコストメーカーを選んでしまった……。

という話を聞いたことはありませんか?

失敗の多くは、理想と現実のギャップから起こります。

後悔しないためには、次の3つのステップに沿って、検討を進めてみてください。

ハウスメーカー選び3つのステップ

ハウスメーカー選びの極意

  • ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集
  • ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ
  • ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集

まず、いきなり住宅展示場に行ってはいけません

どのモデルハウスも素敵に見え、何を基準に選んでいいのか混乱してしまいます。

住宅展示場にあるのが選択肢のすべてではありません。まずはどんなハウスメーカーがあるのかを知り、それぞれの特徴を知りましょう。

そのために役立つのは、カタログ一括資料請求サービスです。

タウンライフ」を使うと、予算や要望にあったハウスメーカーからカタログや間取りプランを自宅に郵送してもらえます。

一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

カタログが自宅に届くだけで、契約する必要もなければ、強引な営業も一切ありません。

ハウスメーカーによっては、家族構成や希望の部屋数に合わせた間取り参考例を作って同封してくれることも。

強引な営業も一切なく、取り寄せたからといって無理に契約する必要もありません。

家購入者の多くの人が利用しているサービスですので、まずは気軽に利用してみましょう。

>> タウンライフで間取りプランチェック

また、カタログや間取りプランよりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ

届いた資料を家族で見ながら、どんな暮らしをしたいのかイメージしましょう。

  • 庭があった方がいい?どんなことをしようか?
  • 家事が時短できる暮らしがあっている?

そんな風に、自宅でゆっくり検討できるのが、資料請求のよいところ。

気になった資料には、付箋を貼ってまとめておきましょう。

比較してみているうちに、メーカーによって得意なこと、そうでないことがあるのがわかります。

その違いを知ると、どのメーカーが自分たちにあっているのか、なんとなく分かってくるように。そうしたら、次のステップへ進みます。

ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

好みのハウスメーカーがある程度絞れたら、住宅展示場や新築見学会などを探して、実物を見ましょう。

おすすめは、実際に住む人がいる新築見学会です。等身大のモデルハウスを街中につくった「街角モデルハウス」もいいですね。

資料ではわからなかった広さや質感を体験するのが一番の目的。

また、営業マンとも直接話すチャンスです。気になっていたことを質問し、これから親身に相談に乗ってもらえそうか相性を確かめるのもいいでしょう。

これぞ!と思うメーカーが見つかったら、「資金計画書」を作ってもらいましょう。

希望の土地や間取りに合わせ、どれくらいの費用がかかるのかが概算でわかるようになります。

注文住宅は、建築業者をどう選ぶかがポイント!

理想の注文住宅を建てるためには、どの建築業者に頼むかがカギとなります。

でも、どのハウスメーカーがいいのか迷ってしまいますよね。中には「設計事務所」や「工務店」も気になる!違いはあるの?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?

改めて、この3つの建築業者の違いや特徴、選び方を解説します。

ハウスメーカー、工務店、設計事務所の特徴

本当に希望にあった家を建てるためには、ハウスメーカー以外の選択肢についても知っておきましょう。

まずは、ハウスメーカー、工務店、設計事務所それぞれの特徴をざっくりご紹介します。

《注文住宅を建てられる3つの建築業者の特徴》

建築業者 特徴
ハウスメーカー 設計や自由度、アフターケアが平均点以上、価格も幅広い価格帯、工法、デザインなど幅広いメーカーから選べる。
大量生産を前提とした工業化住宅なので、設計の自由度は低いものの、ある程度希望を取り入れた家づくりは可能。
施工エリアは、全国をカバーする企業が多い。 アフターケアや長期保証体制が整っている。
工務店 コストは割安、アフターケアが特徴
施工エリアが狭く、地域密着型の企業が多い。
木造軸組工法が中心で、設計施工の自由度が高い。デザインや使う素材は、工務店によってさまざま。
ローコストのハウスメーカーほどではないが、コストは割安になる。
ハウスメーカーほどの長期保証はないが、補修工事は、こまめに低コストで対応してもらえる。
設計事務所 個性あるデザイン、自由度が魅力
設計と工事監理のみを行うため、設計料がかかり割高。
個性的なデザインや間取りを提案してくれ、設計自由度は高い。
一方で、施主の希望より設計者の個性を優先する事務所もある。
工法は、事務所によってさまざま。
交通費はかかるが、全国どこでも対応している事務所が多い。
保証制度やアフターケアは工務店とほぼ同様。

ローコストからハイグレードまで価格帯の幅が広いハウスメーカーは、予算に合わせた企業選びができます

設計の自由度が高いのは、設計事務所や工務店です。一方で、工場生産を中心で全国展開するハウスメーカーは、設計の自由度は低め。しかし、自由度の高い工法を採用し、希望に沿った家づくりができるハウスメーカーもあります。

費用が割安になるのは、自社で設計施工を行う工務店です。予算の中で柔軟に対応してもらいやすいのも特徴です。

設計事務所は、設計料がかかるため最も割高になります。設計料は工事費の10%?15%くらいが目安ですが、住宅なら少なくとも200万円程度必要です。

図解で分かる!建築業者を5つの指標で比較

3つの建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較してみた図がこちらです。

建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較した図

斬新で個性あるデザインを希望するなら、設計事務所も良さそうです。しかし、人気建築家となると設計料も高額になりがち。施主の希望よりも設計士の個性が優先されたり、デザイン重視の暮らしにくい家になったりするケースも見聞きします。

設計に時間をかけるため、工期は長くなりがち。アフターケアは施工した工務店が担うため、設計事務所のサポートはあまり期待できません。

設計士との相性が家づくりの成否を分けるといえます。

コストを抑えつつ住みやすい家づくりができるのが、工務店です。個性的なデザインは出てきにくいですが、使いやすい間取りや丁寧な施工が期待できます。

工場生産ではないため、工期はハウスメーカーより長めですが、その分個別の希望や変更にも柔軟に対応してもらえます。

ただし、全国展開しておらずモデルハウスを持つ企業が少ないので、希望の工務店を見つけるのに苦労するかもしれません。

ハウスメーカーは、5つのポイント全てが平均点以上で安心感があります。

間取りの自由度が少ないものの、工法や生産体制の工夫で、ひと昔前より柔軟に対応するメーカーが増えています。また、工場で多くの部分を生産するため、工期は短め。現場レベルに左右されない工法で、一定の施工品質が期待できます。

全国に拠点があり情報が多いため、モデルハウスなど実例を見ながら検討できるのもメリット。費用がかかるとはいえ、アフターケアの体制もしっかりしています。

理想の注文住宅を建てるには、設計の自由度やデザインの個性をどこまで求めるのか、また費用はどの程度を見込むのかを家族で話し合い、バランスよく希望を取り入れられる建築業者かどうかで最終的に判断するのが大切です。

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また、家を建てるときの注意点については下記記事でまとめておりますので、合わせて確認ください。

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まとめ

  • 住友不動産の坪単価は50万円~90万円
  • 自由設計でデザイン性が高く、都市型住宅が得意
  • 木造でも耐震性に優れている
  • コストパフォーマンスが高く、リーズナブルな価格
  • 住友不動産の新築マンションで使われている内装や設備が標準仕様
  • 弱みは、大手ハウスメーカーと比べると、保証期間が短い点

また、これからハウスメーカー選びをする方にお伝えしたいのは、次のポイントです!

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