【2023年最新】ユニバーサルホームの坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

ユニバーサルホームの坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

こんな悩みをスッキリ解消!

  • ユニバーサルホームの坪単価はいくらくらい?
  • ユニバーサルホームって、どんな家を建ててるの?
  • 実際に建てた人は、どんな評価をしてるかな?

ユニバーサルホームは、フランチャイズ制によって全国展開しているハウスメーカーです。

地熱を利用した独自の「地熱床システム」を採用、ローコストからミドルグレードまで幅広いラインナップが特徴です。

聞き慣れない独自システムと言われると、不安になる人もいるかもしれませんね。

でも、実際にユニバーサルホームで建てた人は、標準仕様の床暖房や自由度の高い設計に満足しているようです。

確かに、オリコン顧客満足度のハウスメーカー注文住宅ランキングユニバーサルホームは14位となっており、大手ハウスメーカーに次ぐ順位となっています。

地熱を利用したシステムや床暖房は、光熱費を抑えることにもつながり、省エネ住宅への関心を持つユーザーに評価されています。

このようなユニバーサルホームの特徴やラインナップを具体的に知ると、新たな判断基準が増え、ハウスメーカー選びに役立ちます。

この記事では、よりリアルな情報をお届けするため、実際に新築を建てた方へのアンケート調査も行った上で記事をまとめています。

特に、最新坪単価や建坪に応じた建築費用について、様々な情報をもとに徹底分析しています。

+ アンケート調査概要

・調査対象:新築の戸建てを購入した人
・調査方法:クラウドワークス
・調査実施期間:2022年2月13日~2022年2月20日
・調査対象地域:日本
・調査主体者:合同会社ラビッツ

 《新築を建てた人497人に聞いて分かった!ユニバーサルホームの評価チャート》

ユニバーサルホームの評価

また、さまざまな統計調査やアンケートの結果をもとに、ユニバーサルホームの「強み・弱み」がパッとわかるようまとめました。

実際の施工実例については、間取りや価格なども見ることができます。

本記事の結論先読み!

  • ユニバーサルホームの坪単価は50万円~72万円
  • ローコスト住宅の中では高級路線で、付加価値のある家づくりが得意
  • 床下空間がない特殊な基礎「地熱床システム」を採用
  • 1階の床全面に床暖房を標準搭載、無垢フローリング可
  • 床下浸水がなく、水害に強い
  • 外壁材は耐火性や断熱性に優れ、上質感のあるALCを採用
  • フランチャイズ制で、工務店によって対応にブレがあるのが弱み

ユニバーサルホームの坪単価

※2023年3月現在

合同会社ラビッツ 代表社員 石川貴裕

【監修】合同会社ラビッツ 代表社員 石川貴裕

名古屋のIT企業に従事しながら、親族の不動産仲介会社にて不動産売買の実務を経験。マンションを3棟、太陽光発電を1基所有。新築の戸建て(マイホーム)も2回経験していることから、失敗しない家づくりもサポートしています。

経歴・実績投資診断士、収益マンション3棟、太陽光1基、新築マイホーム2回、不動産仲介サポート5年

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【坪単価×カスタマイズ性】ユニバーサルホームのポジションマップ

ハウスメーカー選びのポイントは、予算と設計の自由度です。

そこで、価格帯と設計の自由度などのカスタマイズ性を軸に、ハウスメーカーの立ち位置がわかるポジショニングマップ(分布図)を作成しました。

ユニバーサルホームは、左下のエリアに位置していますね。

価格帯とカスタマイズ性で見るハウスメーカー業界マップ

ユニバーサルホームは、標準より少し低めの価格帯に位置しています。ローコストメーカーに周りを囲まれていますが、その中では高めの価格帯ですね。

設計自由度は、標準より少し低め。ローコストメーカーの中では真ん中くらいの立ち位置です。

フランチャイズ制度で展開するユニバーサルホームは、余計なコストがかからない家づくりを追求しており、標準よりは少し低めの価格帯となっています。

しかし、温水床暖房や特殊な基礎工法など独自の先進テクノロジーを採用したり、大手ハウスメーカーも使っているALCなどグレードの高い建材も取り入れたりと付加価値のある家づくりをしています。そのため、ローコストメーカーの中では高めの位置付けとなっているようですね。

気になるのは、カスタマイズ性が低めとなっている点ですね。木造軸組工法で間取りの自由度は高く、デザイン性の高い商品も豊富にラインナップしているので、設計の自由度は心配ありません。

しかし、インパクトのある独自の基礎工法や床暖房、ALCの外壁などは標準仕様で、選択制ではありません。カスタマイズ性が低めとなっているのは、そのあたりに理由がありそうです。

一目で分かる:ユニバーサルホームの特徴

ユニバーサルホームは、フランチャイズ制を導入し、直営店と加盟店約130店舗で全国展開するハウスメーカーです。

坪単価50万円~72万円
構造木造: 木造軸組工法
建物タイプ平屋
2階建て
3階建てなど
保証期間初期保証10年(構造躯体、防水)
有償工事で最長30年まで延長
受注戸数1,611戸(2020年)
施工エリア全国(離島及び一部地域を除く)
会社設立1995年5月
公式サイト株式会社ユニバーサルホーム

ユニバーサルホーム

※出典:ユニバーサルホーム

ユニバーサルホームは、ローコストからミドルグレードの価格帯を中心としつつ、グレードの高い建材や設備を取り入れた性能の高い商品を数多く提案しています。

徹底したコスト管理に取り組み、高い品質と適正価格のバランスを追求しているハウスメーカーです。

ユニバーサルホームと言えば、「ユニバの床」。

地熱を利用した独自の「地熱床システム」で、年間通して一定の温度を持つ地面の熱を利用して、夏は涼しく冬はあたたかい快適な環境を作り出します。また、標準仕様で1階の床全面に床暖房を搭載しており、地熱床システムとの相乗効果で、光熱費を抑えながら心地よいあたたかさが期待できます。

またこのシステムは床下空間のない特殊な基礎なので、床下浸水の心配がありません。高潮や洪水の心配があるエリアで検討している方には、安心材料になるかもしれませんね。

高価格帯のハウスメーカーでも使われる外壁材ALCが標準仕様という点も、魅力のひとつです。ALCは、耐火性や断熱性に優れ、高い耐久性も特徴です。凹凸のあるテクスチャーは、上質感や重厚感のある外観を演出してくれます。

また、2016年に飯田産業の子会社となり、飯田グループホールディングスの一員となっています。

《ユニバーサルホームの特徴まとめ》

ユニバーサルホームの特徴まとめ

ユニバーサルホームはこんな人におすすめ

ユニバーサルホームの注文住宅をおすすめしたいのは、次のような方です。

ユニバーサルホームはこんな人におすすめ

  • 自然エネルギーを取り入れた暮らしに興味がある人
  • 床暖房に魅力を感じる人
  • 標準的な価格帯で、性能の高い家を建てたい人
  • 水害の心配があるエリアで建てる人

ユニバーサルホームの特徴である「地熱床システム」は、床下空間をなくすことで、地面の熱を住まいに取り入れる仕組みです。地中の温度は年間を通じてあまり変動がなく、夏はひんやり涼しく冬はじんわり暖かいのがメリット。

この工法を採用しているメーカーは多くないですから、自然エネルギーを取り入れた暮らしに興味がある人には、おすすめです。

また、標準仕様で1階の全面に床暖房も搭載しています。エアコンやファンヒーターより、乾燥が少なく心地よい暖かさが続くのがポイント。しかも、ユニバーサルホームなら床暖房でも無垢フローリングが使えます

標準仕様なので、コストを抑えながら取り入れることができるのもメリットです。

こうした先進テクノロジーを取り入れた家づくりをしながらも、徹底的なコストカットに取り組んでいるため、大手メーカーよりも低価格で高性能な家を建てることができます。

できれば予算を抑えつつ品質の高い家を建てたい方にもおすすめです。

そして、床下空間のない基礎ということは、床下浸水の心配がありません。ハザードマップで洪水や高潮など水害の可能性がある場合には、安心できる工法です。

ユニバーサルホームを選んだ理由として、最も多いのが「ユニバの床」らしいぞ。
フクロウ先生

【最新情報】ユニバーサルホームの坪単価はいくら?

さてここからは、ユニバーサルホームの価格や坪単価についての情報をお伝えします。

ユニバーサルホームが公開している情報やSUUMOHOME’Sのメーカー情報、編集部で実施した調査をもとに算出したユニバーサルホームの坪単価は50万円~72万円です。

ユニバーサルホームの坪単価

※2023年3月現在

目安となる坪単価は、商品のグレードや建物の広さによる差を考慮して幅を持ってお伝えしています。

しかし、実際にどれくらいで建てた人が多いのか、もう少し具体的な坪単価も知りたいですよね。

そこで、平均的な坪単価を算出すべく、他のデータを調べてみました。

年間の販売棟数がそれほど多くないため、住宅産業新聞やオリコンランキングなどでは情報が得られませんでしたが、親会社の情報サイトに販売価格について紹介されています。

【すまいーだ】飯田グループが運営する住まいの情報サイトから見る、1棟価格の割合

すまいーだ

※出典:すまいーだ

ユニバーサルホームは飯田産業の子会社となっており、飯田グループホールディングスが運営する情報サイト「すまいーだ」に1棟あたりの建築価格帯が公開されています。

これによると、最も多いのは1,500万円〜2,000万円の価格帯で、全体の約6割を占めています。

次に多いのが、2500万円までですね。

飯田グループには8社のハウスメーカーがありますが、基本的にはローコストが中心。他のメーカーの価格を見ると、ユニバーサルホームの価格帯は東栄住宅に次ぐ2番目の価格帯です。

ローコスト住宅の中でも高めの価格帯にあることが、わかりますね。

参考【2023年最新】飯田産業の坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

ユニバーサルホームの坪単価から本体価格・建築総額シミュレーション

ユニバーサルホームを具体的に検討し始めると、希望する延床面積では大体いくらになるのか総額が知りたくなりますよね。

そこで算出した坪単価をもとに、面積別の「本体価格」と「建築総額」をシミュレーションしました。

「本体価格」とは、建物そのものの価格です。坪単価は、この本体価格をもとに算出されています。

これ以外にかかるお金は、外構工事や地盤改良など別途工事にかかる費用や、ローン手数料などの諸費用です。

これらは、敷地の広さや外構の内容によって変わってくるので、坪単価には含まれないのです。

本体価格と建築総額の仕組み

「建築総額」とは、別途工事や諸費用も含んだ総額のことです。

別途工事や諸費用は、検討段階では建築総額の25%程度を見込んでおけばよいでしょう。

ユニバーサルホームの場合、本体価格と建築総額を面積ごとに算出すると、次の表のようになります。

延床面積の坪数本体価格建築総額
25坪 (約83㎡)1,250万円~1,800万円1,670万円~2,400万円
30坪 (約99㎡)1,500万円~2,160万円2,000万円~2,880万円
35坪 (約116㎡)1,750万円~2,520万円2,330万円~3,360万円
40坪 (約132㎡)2,000万円~2,880万円2,670万円~3,840万円
45坪 (約149㎡)2,250万円~3,240万円3,000万円~4,320万円
50坪 (約165㎡)2,500万円~3,600万円3,330万円~4,800万円

※本体価格は、坪単価 × 延床面積の坪数で算出
※建築総額は、別途工事・諸費用が本体価格の25%程度と仮定し、本体価格 ÷ 75%で算出

人気ハウスメーカー・工務店との坪単価比較

ここまでご紹介してきたユニバーサルホームの坪単価は、他のハウスメーカーと比べるとどれくらいの位置付けになるのでしょうか。

そこで、人気ハウスメーカーの実例等から編集部が算出した坪単価を、ユニバーサルホームのものと比較してみました。

ハウスメーカーの一般的な坪単価は、50万円~70万円程度ですので、ユニバーサルホームは標準的な価格帯であることがわかります。

《ハウスメーカーの坪単価一覧》※ユニバーサルホーム以下五十音順

ハウスメーカー坪単価構造
ユニバーサルホーム50万円~72万円木造
アイフルホーム40万円~75万円木造
アキュラホーム50万円~80万円木造
イシンホーム50万円~65万円木造
一条工務店50万円~90万円木造
ウィザースホーム40万円~70万円木造
クレバリーホーム40万円~80万円木造
住宅情報館45万円~75万円木造
住友林業60万円~100万円木造
セキスイハイム65万円~120万円鉄骨、木造
積水ハウス55万円~95万円鉄骨、木造
大和ハウス70万円~110万円鉄骨、木造
タマホーム34万円~75万円木造
トヨタホーム50万円~110万円鉄骨、木造
日本ハウスホールディングス55万円~100万円木造
パナソニックホームズ70万円~100万円鉄骨
桧家住宅44万円~73万円木造
富士住建45万円~65万円木造
へーベルハウス70万円~150万円鉄骨
ポラス(ポラテック)60万円~90万円木造
BESS47万円~69万円木造
ミサワホーム60万円~100万円木造
三井ホーム60万円~130万円木造
ヤマダホームズ49万円~90万円木造
ロイヤルハウス38.8万円~50万円木造

※2023年3月現在

より分かりやすいように、ユニバーサルホームと人気ハウスメーカーの坪単価を図で比較したものがこちらです。

ユニバーサルホームと人気ハウスメーカーの坪単価

※2023年3月現在

参考【2023年最新】ハウスメーカーのおすすめランキング21選!評判・坪単価・売上・着工棟数で比較

【関連記事】ハウスメーカーの坪単価
へーベルハウス積水ハウスセキスイハイム住友林業
三井ホームトヨタホーム一条工務店パナソニックホームズ
大和ハウスミサワホーム住友不動産タマホーム
アイフルホームスウェーデンハウスアキュラホームクレバリーホーム
ヤマダホームズオープンハウス日本ハウスホールディングスユニバーサルホーム
ウィザースホーム飯田産業BESS住宅情報館
桧家住宅ロイヤルハウス秀光ビルドポラス(ポラテック)
無印良品の家レスコハウス近鉄不動産JPホーム
アイダ設計東宝ホームアーネストワン一建設
大成建設ハウジング富士住建土屋ホームレオハウス
ロゴスホームファイブイズホームイシンホームセルコホーム
古河林業アイディホーム三菱地所ホームGLホーム
サンヨーホームズ

ユニバーサルホームのコストパフォーマンスが高い理由

ローコストからミドルグレードの価格帯ながら、標準で床暖房を搭載するなど充実したクオリティを持つのがユニバーサルホームの魅力。コストパフォーマンスが高い家づくりをしているハウスメーカーと言えそうです。

その理由は、ユニバーサルホームの徹底したコスト管理や、独自に採用する「地熱床システム」に理由があります。

徹底したコスト管理で、納得価格を追求

ユニバーサルホームは、フランチャイズ制によって全国展開しています。

フランチャイズは、商品開発や資材の大量一括仕入れなど大手ハウスメーカーの持つメリットと、地元工務店のような地域密着型の対応力など、両方のメリットを併せ持つ仕組みです。

具体的には、下請けを挟まない直接施工で中間マージンをカット。建材や設備機器は本部が一括仕入れすることで、品質を維持しつつ価格を下げています。

こうした仕組みによって、納得価格を実現しています。

独自の地熱床システム

ユニバーサルホームの代名詞でもある地熱床システムは、SRC基礎と言われる床下空間のない基礎を使う工法です。この工法は、通常のベタ基礎や布基礎と比較するとコストが抑えられるのが特徴。さらに、地熱を取り入れるので、光熱費も抑えられます。

一般的には高額なオプションとなる床暖房も、この特殊な基礎の施工と同時に敷くのでコストが抑えられています。グレードの高い設備も、価格を抑えながら導入できる工法を選び、コストパフォーマンスを高めています。

ほほう、コスパに優れた仕組みや工法を選んどるんじゃな。
フクロウ先生

納得いく価格で理想の家を建てる方法

自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

土地を持っているのであれば、その土地の形状に強いハウスメーカーもあります。

土地から探すのであれば、仕入れが強いハウスメーカーの方が理想の場所が見つかります。

ただし、一からハウスメーカーに問い合わせや住宅展示場でヒアリングするのも面倒です。

そこでオススメなのが、「ホームズ」を使ってカタログ一括資料請求することです。

ホームズを使うと、ハウスメーカーから要望にあったカタログや間取り例が届くので、イメージを膨らませることができます。

ホームズ一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

強引な営業もないので、まずは理想のマイホームに向けてカタログを請求するのをオススメします。

>> ホームズでカタログ一括請求する

また、カタログよりももう一歩具体的に進めたいという方は「タウンライフ」がオススメです。

タウンライフを使うと、予算や要望にあった間取りプランを複数のハウスメーカーから取り寄せることが可能です。

>> タウンライフで間取りプランチェック

また、カタログや間取り例よりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

一括カタログ請求と合わせて使うと、おうち計画の効率もアップしそうじゃな!
フクロウ先生

ユニバーサルホーム人気商品ラインナップと坪単価

ユニバーサルホームは、豊富なラインナップが特徴です。2階建て住宅では、17種類ものモデルを展開しています。

その中から、最新商品や、モデルハウスが多く実例を確認しやすい商品など、人気モデルをピックアップして紹介します。

《ユニバーサルホームの商品ラインナップ》

商品名特徴予想坪単価
ナナ・カラ多用途のフリースペースを組み込んだ新商品50万円~
キャンパーの住みかアウトドアブランド「DOD」とのコラボモデル60万円~
kiduki(きづき)子育て、収納をテーマにした20周年記念商品50万円~
ソラ・イロ ZEH地熱+太陽エネルギーを活用したZEH住宅60万円~
アルファヴィータ平屋にプラスαの空間を加えたモデル55万円~
1000のひらめき決まった間取りや外観から選ぶ、規格型住宅45万円~
このモデルで〇〇坪だといくらなんだろう?という疑問に応えるため、予想坪単価から延床面積別の本体価格(※建築総額ではない)を算出して紹介していくぞ!
フクロウ先生

ナナ・カラ:予想坪単価50万円~

ナナ・カラ

※出典:ユニバーサルホーム

ユニバーサルホームの最新商品が「ナナ・カラ」です。

コロナ渦をきっかけに、家族団らんのあり方も変わってきています。同じ空間で一緒に過ごすだけでなく、一人の時間も大切に。そんなコンセプトを反映したのが、こちらのモデルです。

1階と2階に「ナナ・カラ」と呼ぶ3畳ほどのフリースペースを用意。テレワークや学習スペース、趣味の部屋など多用途に使えます。そして「ナナ・カラ」が孤立しないように、吹き抜けや内窓を通じて上下階をつなぎ、家族の気配を感じられるように工夫しています。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,500万円~
  • 35坪 (約116㎡):1,750万円~
  • 40坪 (約132㎡):2,000万円~

キャンパーの住みか:予想坪単価60万円~

キャンパーの住みか

※出典:ユニバーサルホーム

ここ数年のキャンプ人気を反映して生まれたのが、アウトドアブランド「DOD」とのコラボ商品「キャンパーの住みか」です。

キャンプ好きの家族をターゲットに、趣味やこだわりとともに暮らす住まいを提案しています。

キャンプ道具を収納したりDIYスペースにしたりできるアトリエと、インナーガレージを併設しているのが特徴。広いウッドデッキはリビングと庭をつなぎ、家でもキャンプが楽しめるワクワク感を盛り上げます。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,800万円~
  • 35坪 (約116㎡):2,100万円~
  • 40坪 (約132㎡):2,400万円~

kiduki(きづき):予想坪単価50万円~

kiduki(きづき)

※出典:ユニバーサルホーム

ユニバーサルホームの20周年記念モデルとして発売されたのが「kiduki」です。

コンセプトは、子育て、収納、ライフスタイルの3つ。

子どもが遊びながら学べるように、壁を黒板にしたりボルダリングにしたりと楽しい仕掛けを盛り込んでいます。

また、通常より収納スペースを増やし床面積の20%以上の収納を使いやすく配置。何かとものの増える子育てじきを支えます。

ライフスタイルの変化に合わせて間取り変更をしやすい設計にするなど、子育て世代に嬉しい商品です。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,500万円~
  • 35坪 (約116㎡):1,750万円~
  • 40坪 (約132㎡):2,000万円~

ソラ・イロ ZEH:予想坪単価60万円~

ソラ・イロ ZEH

※出典:ユニバーサルホーム

ユニバーサルホーム唯一のZEH住宅(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)モデルが「ソラ・イロ ZEH」です。

省エネ性能の高い家で消費エネルギーを抑え、太陽光発電で消費したエネルギーと同じだけのエネルギーを作ることで、年間の消費エネルギーをゼロ以下にすることを実現しています。

さらにユニバーサルホームは、地熱の恩恵も受けられるためより省エネ性能の高い家づくりが可能となっています。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,800万円~
  • 35坪 (約116㎡):2,100万円~
  • 40坪 (約132㎡):2,400万円~

アルファヴィータ:予想坪単価55万円~

アルファヴィータ

※出典:ユニバーサルホーム

平屋の商品もいくつかラインナップされています。その中のひとつが「アルファヴィータ」です。

切妻屋根の頂点を少しずらすことで、部屋空間を縦に広げることに成功。天井の高くなった部分は、平屋にゆとりをもたらす「+α」の空間として活用します。

カスタム例として挙げられているのは、スキップフロアや小上がりの和室、床を一段下げたセカンドリビングなど。

平屋の暮らしやすさに、変化のある空間構成を取り入れた提案です。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,650万円~
  • 35坪 (約116㎡):1,925万円~
  • 40坪 (約132㎡):2,200万円~

1000のひらめき:予想坪単価45万円~

1000のひらめき

※出典:ユニバーサルホーム

ユニバーサルホームの中では最も低価格で建てられるのが「1000のひらめき」という商品です。

いわゆる規格住宅で、外観は10パターン、間取りは100パターンの中から選ぶことができます。

これまで培った注文住宅のノウハウをもとに誕生したプランは、どれも使いやすく多様なバリエーションが展開されています。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,350万円~
  • 35坪 (約116㎡):1,575万円~
  • 40坪 (約132㎡):1,800万円~
かなり多彩なラインナップが、用意されておるのう!
フクロウ先生

ユニバーサルホームではどんな家が建つ?写真・価格つき実例を紹介

高品質でも低価格と紹介してきましたが、実際に建てた実例を知りたいですよね。

広さや間取りに応じた、価格帯別に実例をピックアップしました。建てた方の感想も合わせてお伝えします。

実例1:【30坪間取りあり・2,000万円台】スキップフロアで子どもも大人も楽しめる家

スキップフロアで子どもも大人も楽しめる家

スキップフロアで子どもも大人も楽しめる家の間取り図

※出典:SUUMO

  • 【家族構成】夫婦+子ども1人
  • 【構造】木造軸組
  • 【延床面積】98.47m2(29.7坪)
  • 【敷地面積】128.95m2(39.0坪)
  • 【建築総額】2,000万円~2,499万円(67.2万円~83.9万円/坪)

リビングからつながる階段の踊り場を使って、スキップフロアの楽しい構成になっている住まいです。

中二階にはサーフボードをディスプレイし、その下は天井の低い収納スペースに。実は、キッズスペースとしても使える子ども達の隠れ家にもなっています。

床暖房でも無垢のフローリングが使えるのもユニバーサルホームの特徴。柔らかい色味の無垢板が家全体に使われ、あたたかい雰囲気に仕上がっています。

実例2:【約35坪・2,500万円台】無垢板×アイアンのモダンな住まい

無垢板×アイアンのモダンな住まい

無垢板×アイアンのモダンな住まいの間取り図

※出典:SUUMO

  • 【家族構成】夫婦
  • 【構造】木造軸組
  • 【延床面積】120.20m2(36.3坪)
  • 【敷地面積】251.14m2(75.9坪)
  • 【建築総額】2,500万円~2,999万円(68.8万円~82.5万円/坪)

黒い外壁に木目調の軒裏が印象的なこちらの実例は、ともに建築好きでユニバーサルホームのスタッフでもあるオーナーがこだわりを詰め込んだ住まいです。

全体的に無垢の素材を使いつつ、アクセントにアイアンを持ってくるなどモダンでかっこいいインテリアが印象的。

地熱床システムによる床暖房は、床全体がじんわり温められて心地よくエアコンのような乾燥がないそう。また、温暖な静岡県にありながら、夏も地熱の効果であまり冷房を使わずに済んでいるいうから驚きですね。

実例3:【30坪・2,000万円台】ヴィンテージアメリカン風の平屋の住まい

ヴィンテージアメリカン風の平屋の住まい

ヴィンテージアメリカン風の平屋の住まいの間取り図

※出典:SUUMO

  • 【家族構成】夫婦
  • 【構造】木造軸組
  • 【延床面積】89.84m2(27.1坪)
  • 【敷地面積】249.19m2(75.3坪)
  • 【建築総額】2,000万円~2,499万円(73.6万円~92.0万円/坪)

玄関に屋根のあるウッドデッキをデザインしたこちらの実例は、カリフォルニア西海岸風のサーフスタイルのようなイメージ。他のメーカーではあまり見かけないこのようなデザインも設計できるとは、自由度の高さを感じます。

大きな吹き抜けには、ヴィンテージカラーの梁を見せ、開放感のある空間になっています。

もちろん、この住まいにも床暖房システムは搭載してあります。大きな吹き抜けがあっても、床暖房のおかげで暖かく過ごせているそう。

実は後悔している?ユニバーサルホームで建てた人の口コミ・評判

  • 「ユニバーサルホームで建てた人は、本当に満足しているの?」
  • 「契約前に注意したほうがいいことってあるの?」

例え悪い評価であっても、契約前に知っておけば問題ないことも多いもの。

ユニバーサルホームを実際に検討している人にとっては、建てた人の評価や口コミは気になりますよね。

オリコン顧客満足度のハウスメーカー注文住宅ランキングユニバーサルホームは14位で、大手メーカーに次ぐ順位です。

順位ハウスメーカー評点
1スウェーデンハウス82.4点
2へーベルハウス79.2点
3積水ハウス79.0点
4住友林業78.6点
5一条工務店78.3点
6パナソニックホームズ7.74点
6三井ホーム77.4点
8セキスイハイム76.7点
9住友不動産76.1点
9ミサワホーム76.1点
11トヨタホーム75.7点
12クレバリーホーム74.5点
12富士住建74.5点
14ユニバーサルホーム72.1点
15アイフルホーム71.7点
15アキュラホーム71.7点
17住宅情報館71.5点
18桧家住宅70.6点
19レオハウス70.3点
20日本ハウスホールディングス70.0点
21タマホーム69.9点
22アイダ設計69.5点
23ヤマダホームズ69.4点

※出典:「おすすめのハウスメーカー 注文住宅ランキング2022年 オリコン顧客満足度調査」より

そこで、編集部が独自にアンケート調査を行い、ユニバーサルホームの評判を調べてみました。

その中から、多くの人が挙げた「良かったところ」「悪かったところ」を紹介します。

編集部が独自に行ったアンケート調査は次の通りです。

+ アンケート調査概要

・調査対象:新築の戸建てを購入した人
・調査方法:クラウドワークス
・調査実施期間:2022年2月13日~2022年2月20日
・調査対象地域:日本
・調査主体者:合同会社ラビッツ

ハウスメーカー営業単担当評価
全体平均:3.55点※
間取り・デザイン評価
全体平均:3.67点※
耐震性・耐久性評価
全体平均:3.74点※
費用評価
全体平均:3.45点※
アフターサポート
保証評価
全体平均:3.40-点※
合計点
全体平均:17.80点※
セキスイハイム4.06(1位)3.834.39(2位)3.72(2位)3.89(2位)19.89
パナソニックホームズ4.00(2位)4.00(1位)4.38(3位)3.503.75(3位)19.63
一条工務店3.833.974.313.513.6619.29
ユニバーサルホーム4.00(2位)4.00(3位)4.004.00(1位)3.0019.00
ヘーベルハウス3.363.554.55(1位)3.184.18(1位)18.82
ミサワホーム4.00(2位)3.364.183.183.7318.45
トヨタホーム3.404.00(1位)4.203.203.6018.40
地元の工務店3.693.693.583.623.8118.38
積水ハウス3.633.703.873.133.7318.07
住友林業3.503.674.172.923.5017.75
タマホーム3.553.553.603.65(3位)3.2517.60
飯田産業3.293.713.433.433.4317.29
ポラテック3.503.173.673.833.0017.17
大和ハウス3.453.643.642.913.1816.82
アイフルホーム3.403.603.403.003.0016.40
アーネストワン3.003.143.003.573.4316.14
一建設3.173.333.173.003.0015.67
ヤマダホームズ2.713.293.292.862.7114.86

※全体平均:有効回答数497名全体を平均した点数

ユニバーサルホームは全体平均も高く、費用評価に関しては全ハウスメーカー0の中で1位となりました。

では、実際にユニバーサルホームで建てた人の良い評価と悪い評価を見ていきます。

【編集部調査】実際にユニバーサルホームで家を建てた人の口コミ

編集部のアンケート調査から、ユニバーサルホームで建てた人の口コミ、評価をお伝えします。

担当がしっかり要望をくみ取ってくれた

40代女性 福岡県

  • 営業担当評価:
  • 間取り・デザイン評価:
  • 耐震性・耐久性評価:
  • 費用評価:
  • アフターサポート・保証評価:

<家の値段(土地代なし):約3,800万 延べ床面積:約30坪 坪単価:約127万 2階建て3LDK木造>

良かった点

打ち合わせの時、主人だけだと淡々と話し合いが進んでいくのですが、私が参加するとあれやこれや質問や提案をして話を長引かせてしまいました。しかし担当の方はしっかり聞いてくれて、すべての質問にきちんと答えてくださいました。迷ってることがあれば、すぐに回答を求めず次の機会までの返事で良いなど、わがままと十分聞き入れてくれました。

悪かった点

北玄関の土地なのですが、南側に家があるのでそのぶん日当たりが劣るかどうか質問した時に、「それはない」とはっきりと断言されました。それを信じてしまって建てたのですが、午前中しか日が当たらず、リビングが暗くて後悔しています。担当者の言う「日当たり良好」というのは夏場、2階のことを指すのかもしれません。もっと窓が大きい方がよかったり、もっとデザインもおしゃれな家になるような提案をしてほしかったです。

じっくりと聞いた話を提案に反映してくれるのは、注文住宅の醍醐味ですよね。

この方は、日当たりを心配していたものの担当者の「大丈夫」という言葉を信じて建てたら、思ったより明るくなかったそう。どのくらいの明るさで大丈夫と思うかは、感覚的な差があるかもしれません。イメージのすり合わせの難しさがありますね。

大手で満足した仕上がりになった

20代男性 佐賀県

  • 営業担当評価:
  • 間取り・デザイン評価:
  • 耐震性・耐久性評価:
  • 費用評価:
  • アフターサポート・保証評価:

<家の値段(土地代なし):2,800万 延床面積:約60坪 坪単価:約46万 2階建て5LDK木造>

良かった点

こんな家、というのを具現化してくれたようなところ。注文住宅ならではの『この間取りで』などの要望はもちろん、デザイン的なところでアドバイスを貰ったりしながら、ぼんやりしていたイメージが段々ハッキリしてきたのは有り難かったです。夢のマイホームですので、妥協したくない、というのもありはしましたが、大手でよかったなと思っております。

悪かった点

アフターフォローが少し手薄なような印象を抱いております。最初に展示場に行ったときから対応してくれている営業であり担当さんや、工事関係の担当者さんなどいますが、忙しいようでなかなか家が建ったあとのアフターフォローに来てくれないのがたまにキズですかね(^_^;)一度うちに来てもらって、相談したのですが数ヶ月になり…忘れられてるかな…

床暖房が決め手となりました

20代女性 埼玉県

  • 営業担当評価:
  • 間取り・デザイン評価:
  • 耐震性・耐久性評価:
  • 費用評価:
  • アフターサポート・保証評価:

<家の値段(土地代なし):2,000万 延べ床面積:約31坪 坪単価:約65万 2階建て4LDK木造>

良かった点

土地に合わせて間取りを何度も作ってもらいました。満足するまで直してもらったので、工期が少し延びてしまいました。展示場が遠かったので、実物をみたりパソコンを使った作業など現地でなければできないこと以外は、打ち合わせのときに家に来てもらいました。 床暖房がついているのでユニバーサルホームを選びましたが部屋が全体的に温まるのでよかったです。

悪かった点

2階は床暖房の熱だけでは寒いので、エアコンをつけなければいけな洗面所やキッチンなど標準装備だと選べるものが少なかったです。いのが残念でした。玄関は床暖房がつけられないのでドアを開けたら少し寒いです。築浅なのに水回りのトラブルがあり、点検の際に相談しましたがまだ解決していないので不安があります。営業担当はよかったのですが補修担当が頼り甲斐がないので不満です。

この方は、「床暖房」が決め手となってユニバーサルホームを選んだそう。住み心地も満足されていますね。

標準仕様の設備の選択肢は、物足りなさがあったようです。

また、アフターメンテナンスに不満があるのは共通していますね。

ユニバーサルホームの坪単価に対する、twitterでの反応

ユニバーサルホームの坪単価や価格に対する反応を、twitterで調べてみました。

ユニバーサルホームは、手頃な価格帯にあるイメージですね。それに加えて、住宅の性能やデザインも良いという声を多く見かけました。

バランスの良さが評価されているようですね。

ユニバーサルホームの3つの強み

ユニバーサルホームの強みは、次の3つです。

ユニバーサルホームの3つの強み

  • 強み1:1階全面の床暖房が標準仕様で、無垢フローリング可
  • 強み2:床下のない基礎で、水害に強い
  • 強み3:外壁がALCで、上質感がある

強み1:1階全面の床暖房が標準仕様で、無垢フローリング可

ユニバーサルホームは、基礎に「地熱床システム」を標準搭載しています。これはSRC基礎と呼ばれる工法で、床下空間が砂利で密閉された構造になっています。

夏は地中のひんやりした温度を取り込み、冬は床暖房の熱をさらに効果的に使うことができます。

温水パイプによる床暖房は標準仕様。一般的には、床暖房は部屋ごとに設置しますが、ユニバーサルホームでは1階の床全体に設置するため、部屋と部屋の温度差がなくなって快適性がアップします。

さらに、床暖房では対応が難しいとされる「無垢フローリング」も標準となっているのも、嬉しい仕様です。

床暖房はコストがかかりそうなイメージがありますが、基礎工事の途中に温水パイプを埋め込む合理的な工法でコストダウンしています。

強み2:床下のない基礎で、水害に強い

床下浸水がありえない」とうたわれているのは、床下空間のない基礎で、水が侵入することが物理的にないためです。床下浸水は、水が引いた後も基礎を腐らせたりカビの原因となったりして、被害を拡大させてしまいます。

もし家を建てようとするエリアに高潮や洪水などの危険性がある場合は、安心できるメリットです。

強み3:外壁がALCで、上質感がある

ユニバーサルホームは、外壁材に37mmの厚さを持つALCを採用しています。ヘーベルハウスなどでも採用されている、軽量発泡コンクリートの外壁材ですね。

細かな気泡を持つため軽く、断熱性や遮音性が高いこと、燃えない材料なので火に強いことが特徴です。

性能が高いことも魅力ですが、凹凸のあるテクスチャーは重厚感があり、外観に上質感がプラスされるのも特徴です。

この価格帯のハウスメーカーで採用しているところはあまりなく、ユニバーサルホームが選ばれる理由のひとつにもなっています。

ユニバーサルホームの3つの課題・デメリット

逆に、ユニバーサルホームの課題・デメリットとしては、次の3つが挙げられます。

どれも知っていれば、対応できることばかり。対応方法が分かっていれば、安心して検討することができます。

ユニバーサルホームの3つの弱み・課題

  • 課題1:床下空間がなく、メンテナンスやリフォームがしにくい
  • 課題2:坪単価は標準的な価格帯のモデルが中心
  • 課題3:フランチャイズ制で施工やアフター対応にブレがある

課題1:床下空間がなく、メンテナンスやリフォームがしにくい

ユニバーサルホームの基礎では、設備の配管は床下のコンクリートに埋まった状態になっています。そのため、メンテナンスやリフォームがしづらいのがデメリットです。

例えば将来キッチンを移動させるリフォームをしたい場合、基礎を壊して配管スペースを作るわけにはいかないので、新しい床を少しあげてその下に配管スペースを確保することになります。

床暖房の温水パイプはコンクリートに埋まっているので劣化はしづらいかもしれませんが、更新時期を迎えた時の対応はなかなか難しいものがあるかもしれませんね。

また、床のすぐ下がコンクリートなので、床が硬く感じられるという声も多く見かけました。マンションの直床工法でも言われることがありますが、クッション性がないため足が疲れる、寝転んでいたら体が痛いと感じる方もいるようです。

課題2:坪単価は標準的な価格帯のモデルが中心

ローコスト住宅で知られるアイフルホームの創業者が設立したハウスメーカーなので、同様にローコスト住宅ばかりだというイメージを持っている方も多いかもしれません。

しかし、ユニバーサルホームの坪単価は標準的な価格帯が中心です。とにかく安い住宅を求めている方には向きません。コストカットを追求しつつ、グレードの高い健材や先進テクノロジーを取り入れた高級路線を取っているので、そこそこの坪単価になることを知っておきましょう。

課題3:フランチャイズ制で施工やアフター対応にブレがある

ユニバーサルホームは直営店もありますが、多くがフランチャイズに加盟する工務店によって運用されています。そのため、施工やスタッフの対応、アフターメンテナンス体制が一律とはいかないのがデメリットです。

相性の良い工務店に出会えるとよいのですが、そうでない場合は同じ施工エリアの別の加盟店を探す方がいいかもしれません。

ユニバーサルホームの保証制度は、初期保証10年

ユニバーサルホームの保証制度は、初期保証10年

※出典:ユニバーサルホーム

ユニバーサルホームの保証制度やアフターサービスについて、見ていきます。

初期保証は10年で最小限

ユニバーサルホームの初期保証は、10年間です。品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)で定められた最小限の期間ですね。

10年後以降は、有償工事をすることで最長30年まで保証が延長されます。

ユニバーサルホームのようにフランチャイズ制度で展開しているハウスメーカーでは、完成後の保証やメンテナンスは加盟する工務店が担当します。工務店によって資本力も体制も異なるので、大手メーカーのような一律の長期保証は難しいのが一般的かもしれません。

完成保証の体制

加盟する工務店によって対応が違うと聞くと、家が無事に完成するのか心配になってしまいますよね。

ユニバーサルホームでは、「完成保証」を付けています。建築中に施工会社が倒産して、工事が続けられないというリスクを避けることができます。

万が一の心配を払拭する体制があるのは、心強いですね。

アフターメンテナンス体制は加盟店によって異なる!契約する時には要注意

定期点検の案内は、ユニバーサルホームの本部から届くことになっていますが、実際に点検やメンテナンスを行うのは加盟店の工務店です。

連絡したらすぐに来てくれる工務店もあれば、いそがしいからかなかなか来てくれないなど、アフターメンテナンスの対応は工務店により幅があるようです。

契約前に、どのようなメンテナンス体制なのかもよく確認しておいた方が良さそうですね。

注文住宅には欠かせない!坪単価の必須知識

ハウスメーカー選びでは、費用も大きな基準となりますよね。

メーカーごとの建築費用の「相場感」をはかる物差しとして使われているのが、「坪単価」です。

坪単価は便利な目安ではありますが、坪単価だけで「高い、安い」と判断するのはおすすめできません。

坪単価について、知っておいていただきたいポイントを4つお伝えしますね。

1.坪単価は1坪あたりの建築費

坪単価の計算方法

床面積1坪(約3.3㎡、畳2畳分)あたりの建築費を算出したものが、坪単価です。

計算式は、次のようになります。

坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 延床面積(各階の床面積の合計)

例えば、本体価格2500万円の家で延床面積が40坪なら、

2500万円 ÷ 40坪 = 62.5万円 となります。

坪単価だけで比較するのはおすすめできない理由は、建物の形状や広さで坪単価は変わってしまうからです。

《坪単価と建物の形状・広さの関係》

項目内容
建物の形状による違い建物の平面の形でも坪単価が違います。
正方形に近い平面と、凹凸のある平面とを比べると、凹凸のある家の方が建物の外壁の長さや屋根の面積が増えます。
納まりや手間がかかるため、坪単価が高くなります。
建物の広さによる違い坪単価は小さな家ほど高い:家の広さにかかわらず、使う設備は変わりません。
キッチンや浴室、トイレのグレードや数は広さとはあまり関係がありません。
そのため、広さの小さい家ほど、坪単価が高くなってしまいます。
同じ面積なら総2階の家の方が、坪単価が低い 同じ床面積の家でも、1階と2階のめん席配分で坪単価も変わります。
1階が広く2階が小さい家は、総2階の家に比べて基礎や屋根面積が増えます。
基礎や屋根はコストがかかるため、総2階の家の方が坪単価は低くなります。

2.坪単価はメーカーによって計算式が違う

注意したいのは、メーカーによって坪単価の計算式が違うことです。

延床面積には、バルコニーや玄関ポーチは入っていません。あくまで室内の面積ということです。バルコニーや玄関ポーチなども含めた面積を「施工面積」と言います。

しかし、工事する本体価格にはバルコニーなども含まれることがあります。そこで、延床面積より広い施工面積で本体価格を割ると、どうなるでしょうか?

2500万円 ÷ 43坪 = 58.1万円

坪単価が少し安くなったように見えますね。

メーカーの中にはこのような計算式で、坪単価が安く見えるようにしている場合もあります。

坪単価を比較する場合は、同じ計算式で算出するようにしましょう。

3.建築総額は、選ぶグレードによって変わる

建物の本体価格に含まれている内容は、そのハウスメーカーの標準仕様のものばかりです。

そのため、施主であるあなたが選んだグレードによっては、金額が上がる可能性があります。いわゆる「オプション」と呼ばれる部分ですね。

床のフローリングは無垢の木にしたい!キッチンには最新の深型食洗機を入れたい!トイレはタンクレスのおしゃれなものに!などグレードアップしていくと、価格もアップしていきます。

特に変わりやすいのは、内装やキッチン、お風呂などの設備です。

坪単価だけに注目してしまいがちですが、標準と言われる内容についても把握しておくことが大切です。

坪単価だけでは、建築費用すべてを計算できない

坪単価でわかるのは、建物の本体工事にかかる費用です。

しかし、注文住宅の購入にかかる費用は、本体工事を含め大きく4つあります。

  • 本体工事
  • 別途工事(本体以外の建築工事費など)
  • 諸費用(税金・ローン手数料など)
  • 施主支給(その他、引越し費用など)

※別途工事とは、建物以外にかかる費用

例えば、屋外給排水工事、ガス・電気工事、地盤改良、外構工事など。他に、照明、カーテン、アンテナ取り付け工事もありますね。

こうした建物以外の工事は、敷地条件や施主の要望によって大きく変わる部分なので、坪単価を計算するときには含められないことがほとんどです。

主な項目について、表にまとめました。

項目費用概要
本体以外の建築工事費など外構工事費外構(フェンス、門扉、カーポートなど)、植栽など
解体、伐採費建替えの場合は既存建物の解体や、植栽伐採の費用など
建築確認申請手数料計画が建築基準法に適合しているか建築主事等に審査してもらうための費用
引き込み工事上下水道引き込み工事や負担金、テレビ、インターネット引き込みなどの費用
敷地測量費敷地が不明瞭で測量を行わなければならない場合の費用
地盤調査費正確な地盤情報をえて、適切な基礎構造にするための調査費用
地盤改良工事費地盤調査の結果、軟弱地盤の場合は、地盤の強度を高めるための地盤改良工事をする
設計・監理料設計事務所やハウスメーカー、工務店に設計監理を依頼する費用
税金・ローン印紙税契約書を作成する場合に課される税金
登録免許税土地の取得、新築建物の表示登記、保存登記、抵当権設定登記などに課される税金
不動産取得税土地や建物のなどの不動産を取得した際に課される税金。固定資産税の評価額によって異なる
登記手数料登記を司法書士に依頼した場合にかかる手数料。依頼先により金額は異なる
ローン手数料住宅ローン融資を受ける金融機関に払う事務手数料。金融機関によって異なる
団体信用生命保険住宅ローンの借り入れ者に対する生命保険。亡くなった場合に、ローンの残金を保険会社が支払う
火災保険料住宅ローン融資を受ける場合に加入を義務付けられる住宅火災保険料
固定資産税土地建物などの固定資産について、毎年1月1日時点で登記されている所有者に課される市町村税
都市計画税固定資産税と同様。ただし、対象は都市計画区域の市街化区域内にある土地、建物に限られる
その他引越し費引越し業者に払う費用、仮住まいの家賃、トランクルーム賃貸費など
式典費地鎮祭や上棟式、ご祝儀などの費用
家具、備品費カーテンやブラインド、新規の家具・家電などの費用
その他近隣挨拶や現場への差し入れ、新築祝いなどの費用

諸費用とは税金やローンに関わる経費

確認申請や登記などの手続きにかかる費用や、ローンの手数料や保証料、保険に必要な費用で、こちらも条件によって変わってくるため、別途必要です。

その他の項目は、ハウスメーカーに支払うものではないので見積書には載りませんが、施主側で負担する費用のことです。

引越し費用や、家具家電の購入費用、地鎮祭などの儀式や近隣への挨拶品にかかる費用があります。

さらに土地から購入する場合は、土地の代金や仲介手数料も必要ですね。

これらをトータルした費用が、必要な費用となります。

坪単価はあくまで目安。総予算を把握するには、具体的な資金計画書を出してもらうのが最も正確です。

建築費用を抑える方法5選

ハウスメーカーとの契約前には、具体的な間取りや概算見積もりが出てきます。

夢をたくさん盛り込んだものですから、どうしても予算オーバーになってしまいがち。

そこで、建築費用を抑える方法を5つお伝えします。すべてが使えるわけではありませんが、いくつか方法があるということを知っておくだけでも、スムーズに検討できるようになりますよ。

方法1.土地を見直す

家にこだわりたい場合は、本当にその土地しかないのかもう一度検討してみましょう。土地の予算を下げられれば、その分家に予算を回せます。

具体的には、もう少し郊外までエリアを広げる、もう少し面積の小さい土地も検討する、不整形な土地も候補に入れるなどがあります。

方法2.設計やオプションを見直す

設計や間取りの工夫、オプションの見直しで費用を下げることもできます。

設計やオプションの見直しポイント

  • 延床面積を小さくする
  • 総2階の間取りにする
  • 建具(ドアや扉)を減らす
  • 水回りの設備のグレードや機能を見直す
  • 外構は一部DIYも取り入れる

コンパクトでも住みやすく開放感のある住宅は計画できます。ただし、このような提案ができる設計士は限られています。狭小住宅の実績が多いハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

また、これらの見直しをすべて行うと相対的に満足度が下がります。

費用は下がっても満足できない家になってしまうのは、あまり良いことではありません。そのような場合は、ハウスメーカーを変更することも考えましょう。

方法3.規格住宅を検討する

フルオーダーが注文住宅の魅力ですが、近年、多くのハウスメーカーでセカンドブランドとも言うべき「セミオーダー型」の規格住宅が発表されています。

用意された間取りの中かからしか選べない、設備や外壁のバリエーションが少ないなど制限はありますが、言い換えれば人気の間取りや設備を厳選した住まいでもあります。

その分費用は抑えられるので、気に入ったものがあれば規格住宅も検討してみましょう。

方法4.補助金を活用する

住宅購入をサポートする「補助金」を活用するのも、一つの方法です。

次のような補助金であれば、該当する方は多いでしょう。

※ただし、上記2つの補助金は併用不可

申請は、ハウスメーカーが行います。申請書類の作成に別途手数料がかかることが一般的ですが、手続きに慣れているハウスメーカーを選べば、スムーズに取得できるはずです。

方法5.ハウスメーカーに価格交渉をしてみる

ハウスメーカーに値引き交渉をすることも、最後の手段として可能です。

ただし、値引き交渉は慎重に進めましょう。無理な価格交渉は、担当者との関係が悪くなって相談しづらくなったり、品質に影響したりする可能性があります。

価格だけがネックという段階まで検討が進んだ契約直前のタイミングで、一度だけ交渉するのがポイントです。

単なる値引きが難しい場合は、期間限定のキャンペーンを活用する、何か特典をつけてもらうなどの方法も値引きにつながります。

後悔しないために!ハウスメーカー選びの極意

注文住宅の購入で後悔しないためには、何といってもハウスメーカー選びが重要です。

ハウスメーカーが作る家にはそれぞれ特徴があり、できることできないことが意外とあるもの。

自由に間取り設計がしたかったのに制約が多いメーカーを選んでしまった、憧れのキッチンを使いたかったのにオプションが高いローコストメーカーを選んでしまった……。

という話を聞いたことはありませんか?

失敗の多くは、理想と現実のギャップから起こります。

後悔しないためには、次の3つのステップに沿って、検討を進めてみてください。

ハウスメーカー選び3つのステップ

ハウスメーカー選びの極意

  • ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集
  • ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ
  • ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集

まず、いきなり住宅展示場に行ってはいけません

どのモデルハウスも素敵に見え、何を基準に選んでいいのか混乱してしまいます。

住宅展示場にあるのが選択肢のすべてではありません。まずはどんなハウスメーカーがあるのかを知り、それぞれの特徴を知りましょう。

そのために役立つのは、カタログ一括資料請求サービスです。

ホームズ」を使うと、あなたの要望にあったハウスメーカーからカタログを自宅に郵送してもらえます。

一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

>カタログが自宅に届くだけで、契約する必要もなければ、強引な営業も一切ありません。

まずはカタログを取り寄せて、イメージを膨らましましょう。

>> ホームズでカタログ一括請求する

また、カタログよりももう一歩具体的に進めたいという方は「タウンライフ」がオススメです。

タウンライフを使うと、予算や要望にあった間取りプランを複数のハウスメーカーから取り寄せることが可能です。

メーカーによっては、家族構成や希望の部屋数に合わせた間取り参考例を作って同封してくれることも。

強引な営業も一切なく、取り寄せたからといって無理に契約する必要もありません。

家購入者の多くの人が利用しているサービスですので、まずは気軽に利用してみましょう。

>> タウンライフで間取りプランチェック

ハウスメーカーによって強みや保証内容が違うから、イメージ作りだけじゃなくて後々まで資料が役立つんだ!
フクロウ先生

また、カタログや間取り例よりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

一括カタログ請求と合わせて使うと、おうち計画の効率もアップしそうじゃな!
フクロウ先生

ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ

届いた資料を家族で見ながら、どんな暮らしをしたいのかイメージしましょう。

  • 庭があった方がいい?どんなことをしようか?
  • 家事が時短できる暮らしがあっている?

そんな風に、自宅でゆっくり検討できるのが、資料請求のよいところ。

気になった資料には、付箋を貼ってまとめておきましょう。

比較してみているうちに、メーカーによって得意なこと、そうでないことがあるのがわかります。

その違いを知ると、どのメーカーが自分たちにあっているのか、なんとなく分かってくるように。そうしたら、次のステップへ進みます。

ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

好みのハウスメーカーがある程度絞れたら、住宅展示場や新築見学会などを探して、実物を見ましょう。

おすすめは、実際に住む人がいる新築見学会です。等身大のモデルハウスを街中につくった「街角モデルハウス」もいいですね。

資料ではわからなかった広さや質感を体験するのが一番の目的。

また、営業マンとも直接話すチャンスです。気になっていたことを質問し、これから親身に相談に乗ってもらえそうか相性を確かめるのもいいでしょう。

これぞ!と思うメーカーが見つかったら、「資金計画書」を作ってもらいましょう。

希望の土地や間取りに合わせ、どれくらいの費用がかかるのかが概算でわかるようになります。

注文住宅は、建築業者をどう選ぶかがポイント!

理想の注文住宅を建てるためには、どの建築業者に頼むかがカギとなります。

でも、どのハウスメーカーがいいのか迷ってしまいますよね。中には「設計事務所」や「工務店」も気になる!違いはあるの?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?

改めて、この3つの建築業者の違いや特徴、選び方を解説します。

ハウスメーカー、工務店、設計事務所の特徴

本当に希望にあった家を建てるためには、ハウスメーカー以外の選択肢についても知っておきましょう。

まずは、ハウスメーカー、工務店、設計事務所それぞれの特徴をざっくりご紹介します。

《注文住宅を建てられる3つの建築業者の特徴》

建築業者特徴
ハウスメーカー設計や自由度、アフターケアが平均点以上、価格も幅広い価格帯、工法、デザインなど幅広いメーカーから選べる。
大量生産を前提とした工業化住宅なので、設計の自由度は低いものの、ある程度希望を取り入れた家づくりは可能。
施工エリアは、全国をカバーする企業が多い。 アフターケアや長期保証体制が整っている。
工務店コストは割安、アフターケアが特徴
施工エリアが狭く、地域密着型の企業が多い。
木造軸組工法が中心で、設計施工の自由度が高い。デザインや使う素材は、工務店によってさまざま。
ローコストのハウスメーカーほどではないが、コストは割安になる。
ハウスメーカーほどの長期保証はないが、補修工事は、こまめに低コストで対応してもらえる。
設計事務所個性あるデザイン、自由度が魅力
設計と工事監理のみを行うため、設計料がかかり割高。
個性的なデザインや間取りを提案してくれ、設計自由度は高い。
一方で、施主の希望より設計者の個性を優先する事務所もある。
工法は、事務所によってさまざま。
交通費はかかるが、全国どこでも対応している事務所が多い。
保証制度やアフターケアは工務店とほぼ同様。

ローコストからハイグレードまで価格帯の幅が広いハウスメーカーは、予算に合わせた企業選びができます

設計の自由度が高いのは、設計事務所や工務店です。一方で、工場生産を中心で全国展開するハウスメーカーは、設計の自由度は低め。しかし、自由度の高い工法を採用し、希望に沿った家づくりができるハウスメーカーもあります。

費用が割安になるのは、自社で設計施工を行う工務店です。予算の中で柔軟に対応してもらいやすいのも特徴です。

設計事務所は、設計料がかかるため最も割高になります。設計料は工事費の10%?15%くらいが目安ですが、住宅なら少なくとも200万円程度必要です。

図解で分かる!建築業者を5つの指標で比較

3つの建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較してみた図がこちらです。

建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較した図

斬新で個性あるデザインを希望するなら、設計事務所も良さそうです。しかし、人気建築家となると設計料も高額になりがち。施主の希望よりも設計士の個性が優先されたり、デザイン重視の暮らしにくい家になったりするケースも見聞きします。

設計に時間をかけるため、工期は長くなりがち。アフターケアは施工した工務店が担うため、設計事務所のサポートはあまり期待できません。

設計士との相性が家づくりの成否を分けるといえます。

コストを抑えつつ住みやすい家づくりができるのが、工務店です。個性的なデザインは出てきにくいですが、使いやすい間取りや丁寧な施工が期待できます。

工場生産ではないため、工期はハウスメーカーより長めですが、その分個別の希望や変更にも柔軟に対応してもらえます。

ただし、全国展開しておらずモデルハウスを持つ企業が少ないので、希望の工務店を見つけるのに苦労するかもしれません。

ハウスメーカーは、5つのポイント全てが平均点以上で安心感があります。

間取りの自由度が少ないものの、工法や生産体制の工夫で、ひと昔前より柔軟に対応するメーカーが増えています。また、工場で多くの部分を生産するため、工期は短め。現場レベルに左右されない工法で、一定の施工品質が期待できます。

全国に拠点があり情報が多いため、モデルハウスなど実例を見ながら検討できるのもメリット。費用がかかるとはいえ、アフターケアの体制もしっかりしています。

理想の注文住宅を建てるには、設計の自由度やデザインの個性をどこまで求めるのか、また費用はどの程度を見込むのかを家族で話し合い、バランスよく希望を取り入れられる建築業者かどうかで最終的に判断するのが大切です。

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まとめ

ユニバーサルホームの特徴は、なんといっても「地熱床システム」です。

地中の熱を取り入れて、冬はあたたかく夏は涼しく過ごせるだけでなく、コストを抑えながら床暖房を搭載できる工法でもあります。

標準仕様の床暖房は1階全面に搭載され、しかも無垢フローリングが選べる点もユニバーサルホームの特徴ですね。

床下空間がない基礎なので床下浸水が起こらず、水害の危険があるエリアで建てる方の大きな安心となっています。

品質の高い家を追求しつつコストカットに取り組み、コストパフォーマンスの高い家づくりを進めているハウスメーカーです。

  • ユニバーサルホームの坪単価は50万円~72万円
  • ローコスト住宅の中では高級路線で、付加価値のある家づくりが得意
  • 床下空間がない特殊な基礎「地熱床システム」を採用
  • 1階の床全面に床暖房を標準搭載、無垢フローリング可
  • 床下浸水がなく、水害に強い
  • 外壁材は耐火性や断熱性に優れ、上質感のあるALCを採用
  • フランチャイズ制で、工務店によって対応にブレがあるのが弱み

また、これからハウスメーカー選びをする方にお伝えしたいのは、次のポイントです!

ハウスメーカー選びの極意!

  • 複数のハウスメーカーを比較することが大切!
  • ホームズタウンライフを使うとカンタンに複数社のカタログや間取りプランの請求が可能
  • より具体的に進めるなら無料でお家のプロに相談できる家づくりのとびらオンライン相談がオススメ
  • 住宅展示場に行く前に、情報収集しておくと迷いにくい
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ユニバーサルホームのよくある質問と回答

ユユニバーサルホームの坪単価はいくら?

ユニバーサルホームの坪単価は50万円~72万円となっています。

ユニバーサルホームの坪単価は他のハウスメーカーに比べて高い?

ユニバーサルホームはミドルクラスの価格帯となっています。

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この記事を書いた人

石川 貴裕

不動産鑑定士監修

名古屋のIT企業に従事しながら、親族の不動産仲介会社にて不動産売買の実務を経験。マンションを3棟、太陽光発電を1基所有。新築の戸建て(マイホーム)も2回経験していることから、失敗しない家づくりもサポートしています。

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