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【2024年最新】大成建設ハウジング(パルコン)の坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

記事内に商品プロモーションを含みます。
大成建設ハウジングの坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

こんな悩みをスッキリ解消!

  • 大成建設ハウジングの坪単価はどれくらいだろう?
  • 注文住宅パルコンの実例を知りたい!
  • 大成建設のブランド「パルコン」にはどんな欠点があるの?

スーパーゼネコン「大成建設」のグループ会社として知られる「大成建設ハウジング」。

大成建設ハウジングは鉄筋コンクリート住宅「パルコン」を販売する会社です。

鉄筋コンクリートだと価格が高そうなイメージがありますよね。

弊社で独自に分析・調査をした結果、パルコンの坪単価は75万円~100万円となりました。

イメージ通り高額なパルコンですが、検討するにあたっては良いところだけでなく欠点も知っておきたいですよね。

弊社では独自調査によってパルコンの最新坪単価や良いところ、悪いところについて独自に調査しました。

また大成建設ハウジングの商品ラインナップや建築費用についても徹底分析しています。

パルコンを建てた実例も紹介していますので、ぜひ最後まで目を通してくださいね。

本記事の結論先読み!

  • 大成建設ハウジングの注文住宅「パルコン」の坪単価は75万円~100万円
  • パルコンは鉄筋コンクリート造の注文住宅
  • 災害に強い家づくりが可能
  • 断熱性・気密性は高いけど、夏は暑い
  • 壁構造のため設計の自由度がやや低い

大成建設ハウジングの注文住宅「パルコン」を検討している人は、ぜひ最新情報をまとめたこの記事を参考にしてくださいね!

大成建設ハウジング「パルコン」の坪単価

※2024年3月現在

納得いく価格で理想の家を建てる方法

納得いく価格で理想の家を建てる方法

自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

そこでオススメなのが、タウンライフを使って一括資料請求すること。

タウンライフを使うと、ハウスメーカーから要望にあったカタログや間取り例が届くので、イメージを膨らませることができます。

強引な営業もないので、まずは理想のマイホームに向けてカタログを請求するのをオススメします。

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目次

一目で分かる:大成建設ハウジング「パルコン」の特徴

パルコンは、大成建設ハウジング株式会社が販売する注文住宅のブランドです。

坪単価 75万円~100万円
構造 鉄筋コンクリート造
建物タイプ 2階建て、3階建て、4階建て
保証期間 60年間(※)
販売棟数 非公開(現在は縮小傾向)
展示場 13か所
東京(5)
埼玉(1)
神奈川(2)
千葉(1)
愛知(2)
福岡(2)
フランチャイズ 大成建設ハウジング中国
大成建設ハウジング四国
大成建設ハウジング加越
施工エリア 全国(沖縄および一部エリアは対象外)
創業 1969年1月
公式サイト https://palcon.jp/

※初期保証は15年。それ以降は15年に一度有償メンテナンスを実施することで保証期間を延長。

大成建設ハウジングの特徴まとめ

大成建設ハウジング最大の特徴は、鉄筋コンクリート造の住宅を販売している点です。

一般的な注文住宅は在来工法(木造軸組工法)が圧倒的に多く、8割を占めると言われています。

次に有名なのは2×4(ツーバイフォー)工法や鉄骨造です。

これらの中で鉄筋コンクリート造は、もっとも金額が高くなるため、採用するハウスメーカーは限られています。

ただ大成建設ハウジングの「パルコン」は工場で鉄筋コンクリートの壁パネルを生産し、現場で組み立てる方法を採用しているため、現場でコンクリートを打設する工法に比べれば低価格です。

コンクリートパネルを工場生産すると現場作業を減らして工期を短縮できます。

現場作業が減れば近隣への騒音も少なくなります。

パルコンは災害に強い家

パルコン

※出典:大成建設ハウジングHPより

パルコンのキャッチコピーは「絶強」です。

鉄筋コンクリートはビルやマンションに使われるだけあって、台風や地震に耐える強い住宅をつくることができます。

また強度を活かして屋上を活用することも可能です。

一般的な住宅で屋上を使う場合は補強を追加しなければならず、費用も多くかかります。

パルコンの場合はもともと強度に余裕があるので、補強を入れる必要がありません。

耐火構造の建物

パルコンは戸建てにはめずらしい耐火構造の建物です(サッシなど躯体以外は別途対応が必要)。

そのため住宅が密集している「防火地域」にも建築することができます。

最高レベルの耐火性能を持つパルコンは、自宅で発生する火事だけでなく隣家からのもらい火もくい止めます。

耐火性能が高さは火災保険に関しても有利です。

パルコンなら在来工法の木造住宅に比べて火災保険料を半分程度に抑えることができます。

鉄筋コンクリートは固定資産税が高くなる

一方、鉄筋コンクリート住宅は耐用年数が高いため、木造住宅に比べて固定資産税が高くなります。

法律で定められる耐用年数は、木造住宅の場は22年間でコンクリート住宅は47年間です。

なお木造住宅でも22年経過すれば税金がゼロになるわけではありません。

耐用年数を超えると評価が下がり、最低ラインの税金を払えば足りるということです。

大成建設ハウジングの注文住宅がおすすめな人

大成建設ハウジングの注文住宅がおすすめなのは次のような人です。

大成建設ハウジングはこんな人におすすめ

  • 災害に強い家を建てたい人
  • 鉄筋コンクリート住宅を希望している人
  • 4階建てに興味がある人
  • 設計の自由度を重視しない人

大成建設ハウジングのパルコンは「災害に強い家を建てたい人」におすすめです。

パルコンは鉄筋コンクリート造の住宅なので建築費用はそれなりに高額ですし、メンテナンスの費用もかかります。

それでも地震・火災・台風に強いというメリットは見逃せないですよね。

パルコンは最大震度7の阪神・淡路大震災でも全半壊の被害はゼロでした。

またパルコンは大地震でも中程度の地震でも、建物の変形が極めて少ないことが特徴です。

変形が起こると窓やドアの枠がゆがみ、外に出られないといった2次災害が起こります。

変形は中程度の地震でも繰り返すことによって蓄積するので、壁紙などの内装材に損傷が起きる場合もあります。

パルコンの場合は大地震、余震を経験した後でも壁紙の貼り換えなどがほとんど発生しませんでした。

地震に強い建物は命を守るだけでなく、経済的な負担も軽くて済むのです。

4階建てを建てたい人にもおすすめ

またパルコンは「4階建てに興味がある人」にもおすすめです。

3階建ての住宅を建てられるハウスメーカーは多いですが、4階建てを建てようとするとその数は絞られますよね。

パルコンは4階部分を屋上として利用することができます。

屋上が使えれば、ガレージからアウトドアリビングまで限られた敷地を目いっぱい活用することができます。

階数が多いと階段の上り下りが大変に思われますが、パルコンでは1階から3階までホームエレベーターを設置することができます。

普段はエレベーターを利用して、3階から屋上に上がるときだけ階段を使うならば、4階建てにするハードルも下がりますよね。

【最新】大成建設ハウジング「パルコン」の坪単価

大成建設ハウジング公式HPのモデルプランや建築実例などから分析・調査した結果、パルコンの坪単価は75万円~100万円という結果になりました。

大成建設ハウジング「パルコン」の坪単価

※2024年3月現在

大手ハウスメーカーの坪単価は50万円~70万円程度なので、大成建設ハウジングのパルコンはハイグレード住宅だと言えるでしょう。

大成建設ハウジング「パルコン」の坪単価から本体価格・建築総額シミュレーション

パルコンの坪単価をもとに、建物の「本体価格」と別途工事を含めた「建築総額」をシミュレーションしてみます。

以下の表でいう「延床面積の坪数」とは居住空間の総面積のことです。

例えば2階建てなら1階の床面積と2階の床面積を合計した数字になります(吹き抜けは含まれません)。

  • 「本体価格」とは、延床面積の坪数に坪単価をかけたもの
  • 「建築総額」とは、本体工事と別にかかる付帯工事費や諸費用を追加した金額

※付帯工事費や諸費用は、土地や建物の内容によって大きく異なります。

現地調査をしてみないとわかないことなどもありますが、初期の段階としては建築総額の25%程度を見込んでおけば良いでしょう。

本体価格と建築総額の仕組み

延床面積の坪数 本体価格 建築総額
25坪 (約83㎡) 1,875万円~2,500万円 2,500万円~3,333万円
30坪 (約99㎡) 2,250万円~3,000万円 3,000万円~4,000万円
35坪 (約116㎡) 2,625万円~3,500万円 3,500万円~4,667万円
40坪 (約132㎡) 3,000万円~4,000万円 4,000万円~5,333万円
45坪 (約149㎡) 3,375万円~4,500万円 4,500万円~6,000万円
50坪 (約165㎡) 3,750万円~5,000万円 5,000万円~6,667万円

※本体価格は、坪単価 × 延床面積の坪数で算出。
※建築総額は、別途工事・諸費用が本体価格の25%程度と仮定し、本体価格 ÷75%で算出。

人気ハウスメーカー・工務店との坪単価比較

大成建設ハウジングの坪単価を人気ハウスメーカーと比較してみました。

《ハウスメーカーの坪単価一覧》※大成建設ハウジング以下五十音順

ハウスメーカー 坪単価 構造
大成建設ハウジング 75万円~100万円 鉄筋コンクリート
アイフルホーム 40万円~75万円 木造
アキュラホーム 50万円~80万円 木造
イシンホーム 50万円~65万円 木造
一条工務店 50万円~90万円 木造
ウィザースホーム 40万円~70万円 木造
クレバリーホーム 40万円~80万円 木造
住宅情報館 45万円~75万円 木造
住友林業 60万円~100万円 木造
セキスイハイム 65万円~120万円 鉄骨、木造
積水ハウス 55万円~95万円 鉄骨、木造
タマホーム 34万円~75万円 木造
トヨタホーム 50万円~110万円 鉄骨、木造
日本ハウスホールディングス 55万円~100万円 木造
桧家住宅 44万円~73万円 木造
パナソニックホームズ 70万円~100万円 鉄骨
富士住建 45万円~65万円 木造
へーベルハウス 70万円~150万円 鉄骨
ポラス(ポラテック) 60万円~90万円 木造
BESS 47万円~69万円 木造
ミサワホーム 60万円~100万円 木造
三井ホーム 60万円~130万円 木造
大和ハウス 70万円~110万円 鉄骨、木造
ヤマダホームズ 49万円~90万円 木造
ユニバーサルホーム 50万円~72万円 木造
ロイヤルハウス 38.8万円~50万円 木造

※2024年3月現在

より分かりやすいように、大成建設ハウジングと人気ハウスメーカーの坪単価を図解にしたものがこちらです。

大成建設ハウジングと他ハウスメーカーの坪単価比較

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大和ハウス ミサワホーム 住友不動産 タマホーム
アイフルホーム スウェーデンハウス アキュラホーム クレバリーホーム
ヤマダホームズ オープンハウス 日本ハウスホールディングス ユニバーサルホーム
ウィザースホーム 飯田産業 BESS 住宅情報館
桧家住宅 ロイヤルハウス 秀光ビルド ポラス(ポラテック)
無印良品の家 レスコハウス 近鉄不動産 JPホーム
アイダ設計 東宝ホーム アーネストワン 一建設
大成建設ハウジング 富士住建 土屋ホーム レオハウス
ロゴスホーム ファイブイズホーム イシンホーム セルコホーム
古河林業 アイディホーム 三菱地所ホーム GLホーム
サンヨーホームズ

大成建設ハウジング「パルコン」の坪単価が高い理由

パルコンの坪単価は75万円~100万円という調査結果になりました。

相場よりも高額でますが、坪単価が高い理由はどのようなところにあるのでしょうか。

大成建設ハウジングで供給する住宅はすべて鉄筋コンクリートを使っています。

昔はツーバイフォー住宅の「パルウッド」なども販売していましたが、現在販売しているのは鉄筋コンクリート住宅の「パルコン」のみです。

鉄筋コンクリートはもともと木材より高価なものですが、さらに値上がり傾向にあります。

また重量のある鉄筋コンクリート造の建物を支えるには基礎や地盤の耐力を上げるための工事も必要です。

パルコンはコンクリートパネルを工場で生産して現場で組み立てるため現場の工期は短いですが、工場では手作業の工程も多く、コンクリートを乾燥させる時間も含めると長い時間を必要とします。

大成建設ハウジングのパルコンは、材料である鉄筋コンクリートの価格と生産の手間がかかるため坪単価が高いのです。

納得いく価格で理想の家を建てる方法

自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

土地を持っているのであれば、その土地の形状に強いハウスメーカーもあります。

土地から探すのであれば、仕入れが強いハウスメーカーの方が理想の場所が見つかります。

ただし、一からハウスメーカーに問い合わせや住宅展示場でヒアリングするのも面倒です。

そこでオススメなのが、「タウンライフ」を使ってカタログや間取りプランの一括資料請求することです。

タウンライフを使うと、ハウスメーカーから予算や要望にあったカタログや間取りプランが届くので、イメージを膨らませることができます。

ホームズ一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

強引な営業もないので、まずは理想のマイホームに向けてカタログを請求するのをオススメします。

>> タウンライフで間取りプランチェック

また、カタログや間取りプランよりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

大成建設ハウジングの商品タイプと坪単価

大成建設ハウジングの注文住宅は、すべて鉄筋コンクリート造の「パルコン」ですが、デザインやコンセプトによって以下の4タイプに分かれます。

それぞれの特徴と予想坪単価を解説しますね。

大成建設ハウジングの商品ラインナップ

  1. パルコン
  2. パルコン 邸宅シリーズ
  3. パルコン ユーロシリーズ
  4. パルコン ユアスタイル(規格型住宅)

(1)パルコン:予想坪単価:75万円~95万円

パルコン

※出典: 大成建設ハウジングHPより

大成建設ハウジングの注文住宅「パルコン」には6つのデザインラインナップがあります。

名称 特徴
パルコン ウォール 2013年グッドデザイン賞を受賞。
昼の影、夜の光、どちらも美しく見えるファサード。
パルコン ベイル 2階、3階が前にせり出すインパクトのあるデザイン。
大きな窓ガラスに風景が映り込む。
パルコン スイッチ コンクリート打放しの都会的な3階建て住宅。
パルコン ライズ バルコニーやサンルームを取り入れた立体的なデザイン。
パルコン シェード 屋根や袖壁の張り出しが額縁の役目を果たし、建物の輪郭を縁取る外観。
パルコン ヴィータ 高くそびえる壁が防犯性を高めるシンプルデザインの住宅

構造や性能に大きな違いはなく、どれもコンクリートパネルの壁構造の建物です。

デザインは陸屋根(フラットルーフ)×コンクリートを基本としたモダンデザインですが、一部タイル外壁を組み合わせたり、大きな窓ガラスをふんだんに使ったり、さまざまなバリエーションがあります。

コンクリート住宅だと無機質なイメージがありますが、木目の格子やバルコニー手摺で印象をやわらげています。

パルコンシリーズは都市部にぴったりのデザインです。

以下、パルコンシリーズより3タイプを紹介します。

パルコン ウォール

パルコン ウォール

斜めに立ち上がる壁が印象的なパルコン ウォール。

外が明るいうちは壁そのものが存在感を放ち、夜になれば窓から漏れる明かりが建物を美しく浮かびあがらせます。

その姿はまるで光のオブジェのようです。

パルコン ベイル

パルコン ベイル

パルコン ベイルは大きく張り出したファサードが特徴です。

前面にたっぷり設けた窓には周辺の風景が映り込みます。

窓に面した部屋では、室内にいながら外にいるかのような気分を味わうことができます。

パルコン シェード

パルコン シェード

パルコン シェードは、屋根や袖壁が建物より前に出ているのが特徴です。

これにより建物全体を額縁で四角く切り取ったような印象を持たせることができます。

タイル張りの壁、木目の格子、バルコニー手摺などさまざまな要素がきれいにまとめられています。

(2)パルコン 邸宅シリーズ:予想坪単価:120万円

パルコン 邸宅シリーズ

※出典:大成建設ハウジングHPより

パルコンの邸宅シリーズは、富裕層をターゲットとした高級ラインになります。

邸宅シリーズには以下3つのデザインラインナップがあります。

名称 特徴
パルコン グレイス 門塀と建物のデザインを統一した重厚感のあるデザイン。
パルコン プレーリー コンクリート×タイルのコントラストと
水平に伸びた庇のラインが特徴。
パルコン ロンド 閑静な住宅地に似合う和モダンデザイン。

パルコン邸宅シリーズは、どっしりとした佇まいで歴史ある街並みにもぴったりです。

コンクリート住宅のイメージとは異なるので、一見しただけではどこのメーカーの家なのか、わからないかもしれませんね。

写真の「パルコン ロンド」は伝統的な日本家屋を思わせる凛としたデザインで、全シリーズで雄一寄棟屋根を採用しています。

日本建築らしいデザインながら、コンクリート住宅の耐久性を兼ね備える住宅です。

パルコン ロンド

パルコン ロンド

※出典:大成建設ハウジング HP

パルコン ロンドは伝統的な日本家屋を思わせる凛としたデザインで、全シリーズで雄一寄棟屋根を採用しています。

日本建築らしいデザインながら、コンクリート住宅の耐久性を兼ね備える住宅です。

木目の格子が外観デザインのアクセントになっています。

(3)パルコン ユーロシリーズ:予想坪単価:75万円~100万円

パルコン ユーロシリーズ

※出典:大成建設ハウジングHPより

パルコン ユーロシリーズは、「ヨーロッパに佇む住まい」がコンセプトのシリーズです。

ユーロシリーズのデザインラインナップは以下の3つです。

名称 特徴
パルコン フルール 漆喰風の外壁に玄関庇の洋風瓦が映える南仏風のデザイン。
パルコン クレア コンクリート住宅を感じさせないタイル仕上げの外壁が特徴。
パルコン ノーブル パルコンらしい外観にモールディングやアイアンをあしらった外観。

ユーロシリーズも邸宅シリーズ同様、良い意味でパルコンらしくないデザインですよね。

パルコン ユーロシリーズは輸入住宅のようなやわらかい雰囲気ですが、構造が強いことには変わりません。

他のラインナップと同じように建物は鉄筋コンクリートでできています。

パルコン フルール

パルコン フルール

※出典:大成建設ハウジング HP

パルコン フルールは南仏プロヴァンス風のデザインです。

アイアン調の手すりと洋風瓦がデザインのアクセントになっています。

花やハーブがよく似合うプロヴァンス風デザインの家ならば、ガーデニングも楽しくなりそうですね。

(4)パルコン ユアスタイル(セレクト型住宅):予想坪単価:60万円

パルコン ユアスタイル

※出典:大成建設ハウジングHPより

大成建設ハウジングの「パルコン ユアスタイル」は、プランブックの中から間取りや設備を選び、組み合わせて家づくりを進める注文住宅です。

プランバリエーションはベーシックなものから5LDKまで豊富にあります。

外観デザインは26パターンあり、すべてプロのコーディネーターによってデザインされています。

内装のカラーコーディネートは「ライトスタイル/ホワイトスタイル/ダークスタイル」の3パターンです。

セレクト型住宅は高性能なパルコンの家をリーズナブルに建てられて、打ち合わせの負担も少ないことがメリットです。

ユアスタイルの価格は、30坪~40坪で本体価格1,800~3,000万円を見ておけばいいでしょう。

ただ、選べるものは限られているので、こだわり派の人には少々物足りないかもしれませんね。

大成建設ハウジングではどんな家が建つ?写真つき実例を紹介

実際に大成建設ハウジングでパルコンを建てると、どのような家ができるのでしょうか。

実例を紹介します。

実例1: ホームエレベーター付き3階建て+屋上 積算実例 ※坪単価:90万円

ホームエレベーター付き3階建て+屋上 事例1

ホームエレベーター付き3階建て+屋上 間取り図

※出典:大成建設ハウジングHPより

  • 建築地:東京都
  • 延床面積:58.26坪
  • 参考価格:5,290万円(税抜き)
  • 参考坪単価:約91万円

こちらは大成建設ハウジング公式の積算実例です。

タイルとコンクリートを組み合わせた外観で、3階建て+屋上が利用できます。

屋上に上がるには3階リビングに設けたバルコニーから螺旋階段を使って上がっていく仕組みです。

室内には便利なホームエレベーターが付いています。

もっとも過ごす時間の多いリビングが3階にある場合、エレベーターがあると大変便利ですよね。

まとめ買いした食材をキッチンまで運ぶときや、受け取った宅急便を運ぶのにも便利です。

空間の分け方も工夫されています。

1階をオフィス、2階と3階を生活空間にすれば、パブリックとプライバシーをしっかり分離することができます。

ビルトインガレージには車を2台が駐車できるほか、外側にも1台駐車スペースを設けています。

実例2:趣味を楽しむ音楽スタジオを備える家

I様邸の事例

I様邸の事例2

※出典:大成建設ハウジングHPより

こちらはゆったりとした2階+屋上利用の実例です。

パルコンの直線的なデザインと、災害に強いところに惹かれて購入を決意したとのこと。

室内にはパルコンの遮音性を活かした音楽スタジオを設けています。

音楽スタジオは防音仕様で作り込んでいるため、ピアノやドラムの音が外に漏れず気兼ねなく演奏ができるそう。

外部スタジオに頼らなくても自宅で楽器が演奏できるのは、音楽好きにとってたまらなく贅沢なことですよね。

屋上は見晴らしが良く、夏には花火を楽しむこともできそうです。

屋上スペースの半分は太陽光パネルを設置して、効率的に発電をしています。

 実例3:3世代・8人家族でのびのび暮らせる家

T様邸

T様邸

※出典:大成建設ハウジングHPより

こちらは3世代の8人家族暮らす「パルコン ウォール」の実例です。

パルコン ウォールは斜めに立ち上がる壁が印象的な外観デザインの商品で、グッドデザイン賞を受賞しています。

数あるハウスメーカーの中から大成建設ハウジングを選んだ決め手は、コンクリートの質感と外観デザインとのこと。

コンクリートだからといってインダストリアルなテイストではなく、落ち着いた高級感を感じられるところがパルコンの良いところです。

室内は1階を親世帯、2階を子世帯のプライベートスペースにして、広々したLDKは共用スペースにしています。

建築地は、もとから住んでいた実家があった場所。

パルコンに建て替えたところ外の音が聞こえにくくなり、遮音性の高さを実感できたそうです。

もちろん屋上も有効活用しています。

夏には花火を楽しみ、皆既月食を観察することもできたとか。

屋上の一部には太陽光パネルも搭載しています。

大成建設ハウジングで実際に建てた人の口コミ・評判

パルコンは暑い、もしくは寒いという口コミもあり、どんな欠点があるのか心配になりますよね。

弊社ではパルコンを実際に建てた人に対してアンケート調査を実施しました。

どのように評価されているのか、ユーザーの本音を紹介します。

【編集部調査】実際にパルコンを建てた人の口コミ

弊社の編集部で実施したアンケートより、営業スタイルと現場対応に関する口コミを1つ紹介します。

最初の女性担当がよかった

50代女性 兵庫県

  • 営業担当評価:
  • 間取り・デザイン評価:
  • 耐震性・耐久性評価:
  • 費用評価:
  • アフターサポート・保証評価:

<家の値段(土地代なし):約1,250万円 延床面積:38.5坪 坪単価:約32万円 2階建て3LDK木造>

良かった点

最初見学させていだいた時の営業の女性の方の説明対応がよかったのその日にここで建ることを決めました。 その後ローンについてもいろいろ相談にのって頂き感謝です。 縦長で袋小路の土地の為、建てるにあたって思ったより小さくなりましたが、配水管とか洗面所を少し外側に広げて頂いたり、結構いろいろ要望を言うと設計を考えくださいました。

悪かった点

建設中時間がある時に様子を見に行っていました。 ある日何か間違えたみたいで私にバスルームとキッチンを区切るドアをキッチン側につけるんだったんをバスルーム側につけたんですがいいですか?って言われました。 私はわからないなで監督さんと主人(建築関係なので)に話しました。バスルームにつけたら湿気があるから ダメだと言うことでやり直してもらいました。

営業担当の対応が良かったため大成建設ハウジングを選んだという口コミです。

ハウスメーカーはどこも切磋琢磨しており、良い商品はたくさんあります。

そのなかで決め手となるのは、やはり担当者の対応といえるでしょう。

建売なら失敗することもそうありませんが、注文住宅の場合は相性の良い営業がいるハウスメーカーと契約することが大切です。

注文住宅には設計、インテリア、エクステリア、工事監督からローンを組む場合の金融機関まで、さまざまな人が関わっています。

ハウスメーカーの営業担当は、施主と各関係者の窓口という重要な役割を持っています。

信頼できる営業マンに出会えれば、スムーズで満足のいく家づくりができるでしょう。

パルコンの評判を口コミサイトより抜粋

大成建設ハウジングの「パルコン」は、口コミサイトでどう評価されているのでしょうか。

住宅に関する掲示板のe-戸建てより、坪単価や価格についての口コミ中心に抜粋しました。

ユアスタイル復活ですか!

D-9(s) 5LDK価格(税別)2,255万円一坪あたり(3.3㎡) 57.0万円

確かに以前よりも少々値上げですけど、それでもかなりリーズナブルですね!

個人的には屋根ありのロンドが好みなのですが、どの位の値段かご存知の方

いらっしゃいますか?

以前、新宿展示場へ行った時には坪単価95と言われました。

注文ですとその位でしょうか?

※出典:e-戸建て

ユアスタイルは価格はカタログには載っていません。

基本的に水回りの位置変更は不可なので、台所とお風呂、そしてトイレの位置の変更は禁止です。

間取りも大幅な変更は、自由設計のパルコンSE扱いにされるみたいでした。

去年の価格では本体のみ価格では坪単価50万でした。

ここに地盤改良と設計費等入ってきます。

※出典:e-戸建て

大成建設ハウジングのセレクト型住宅「パルコン ユアスタイル」についての口コミです。

口コミは数年前のものですが、鉄筋コンクリート住宅が坪単価50万円~60万円で建てられれば、かなりリーズナブルですね。

パルコン ユアスタイルは、あらかじめ決められたプランから間取りを選び、3タイプのカラーコーディネートから内装を選んで作り上げる注文住宅です。

ユアスタイルで選んだプランでも、軽微な変更は対応しているようです。

教えて頂きありがとうございます。HPに静岡県限定プランがあるって知りませんでした。

①25坪で2,062万円(税込み)で、坪単価82万円 ②33坪で3,113万円(税込み)で、坪単価93万円程度ですね。

限定プランで、価格も抑えて提供されているんでしょうが、けっこうしていますね。

地域によって多少の価格差もあるのでしょうか。

※出典:e-戸建て

完全独立二世帯外階段2階建て6LLDDKKで値引き800万で4500万です。坪単価70タイル張りではありません

※出典:e-戸建て

パルコンの坪単価に関する口コミです。

静岡限定プランがあるとのことですが、2018年には九州地区・熊本地区限定のプランも特別販売されていました。

九州地区・熊本地区限定のプラン

※出典:大成建設ハウジングHPより

九州地区・熊本地区限定プランは2階建て3LDK、延床面積31.72坪で2,089万円(税抜き)で、坪単価に換算すると66万円で販売されていました。

今後キャンペーンのタイミングが合えば、リーズナブルな価格でパルコンを手に入れることができるかもしれませんね。

また、二世帯住宅なども大きな住宅を建てる場合は、値引きを期待できます。

聞くだけはタダなので、二世帯住宅や50坪を超えるような大きい家を建てる人は値引き交渉をしてみましょう。

大成建設ハウジングの坪単価に対するtwitterでの反応

大成建設ハウジングのtwitterでの反応も調べてみました。

大成建設ハウジングのパルコンは、災害に強いイメージが定着しているようです。

鉄筋コンクリートで作られた建物は耐久性が高く長持ちします。

自然災害の多い地域では特に安心できますよね。

ただ長持ちさせるために定期的なメンテナンスは必要で、費用も高額になる傾向があります。

大成建設ハウジングの4つの強み

大成建設ハウジングの強みは以下の4つになります。

大成建設ハウジングの4つの強み

  • 強み1: 最高レベルの耐火性能を持つ強い躯体
  • 強み2: 木造在来工法の住宅より火災保険料が安い
  • 強み3: 耐風圧性・遮音性が高い
  • 強み4: 耐震性が高い

強み1: 最高レベルの耐火性能を持つ強い躯体

パルコンに使われるコンクリートパネルは耐火性能が高く、建築基準法の耐火基準を大きく上回ります。

鉄筋コンクリート造の場合、建築基準法で定める2時間耐火の基準は壁圧100mm以上です。

パルコンのコンクリート壁パネルは140mmの厚さなので、基準を大幅にクリアしています。

火災は2時間以内におさまることがほとんどなので、パルコンがもつ耐火性能は十分なものと言えるでしょう。

大成建設ハウジングではコンクリートパネルの燃焼実験を行っています。

この実験ではコンクリートパネルが1000℃の火に2時間さらされた場合も耐力の低下は見られず、大きな補修も必要ないことが実証されました。

安全性が守られるだけでなく、修繕費用の負担が少なくて済むこともメリットのひとつです。

火災が恐ろしいのは一度発生すると周囲に燃え広がって被害が拡大することです。

しかしパルコンでは2軒先で発生した火災をくい止めた実績があります。

火災の強いパルコン

※出典:大成建設ハウジングHPより

ただ注意が必要なのは、屋上部分に木造の置屋根を設置した場合です。

木造部分に関しては燃え広がる恐れがあります。

強み2: 木造在来工法の住宅より火災保険料が安い

火災保険料は耐火性が高い建物のほうが安くなり、その差は約2倍とされています。

火災保険では住宅の構造を3つに分類しています。

3つの分類を耐火性が高い順に並べると、①M構造(マンションなど)、②T構造(鉄筋コンクリート造、鉄骨造など)、③H構造(MとT以外のもの)となります。

大成建設ハウジングのパルコンは②のT構造になります。

一方、在来工法の木造住宅は③のH構造です。

このように耐火性能による優位性が高いため、パルコンの火災保険料は少なくて済みます。

ただ木造住宅でも準耐火建築物、もしくは省令準耐火に適合する住宅は、T構造の分類に入ることも付け加えておきます。

強み3:耐風圧性・遮音性が高い

大成建設ハウジングのデータによると、パルコンの耐風性能は木造住宅の約10倍です。

風圧に関する被害で大きいのは竜巻です。

竜巻の頻度はそれほど多くありませんが、いざ発生すると建物を全壊させるほどの勢いがあります。

耐風圧性が高いパルコンは台風や暴風雨はもちろんのこと、竜巻にも耐え抜く建物です。

パルコンは遮音性の高さも随一です。

重く高密度なコンクリートパネルは遮音性が高く、数値でもD値45を達成しています。

D値とは、仕切られた2つの空間を通り抜ける音を、どの程度聞こえにくくするかを表しています。

値が高いほど音が聞こえにくくなるので、D値の高さは遮音性の高さを意味します。

パルコンは耐風圧性、遮音性が高いため暴風雨や突風のときも安心して過ごすことができるのです。

強み4:耐震性の高さ

パルコンの壁式構造は地震の被害を最小限に抑えます。

パルコンは床・壁・屋根が鉄筋コンクリートで出来ていて、面全体で地震の揺れを吸収、分散します。

地震による影響では「建物のゆがみ」も無視できません。

木造や鉄骨で採用される「軸組構造」は、横から加わる力によってゆがみが生じやすい構造です。

ゆがみが発生すると、玄関ドアや窓が開かなくなってしまう危険性があり、災害時の避難を難しくします。

一方、大成建設ハウジング独自の耐震シミュレーションによれば、パルコンの変形は鉄骨軸組構造の6分の1以下、耐震力は3倍以上という結果が得られました。

耐震性の高さは過去に起きた地震によっても実証されています。

阪神・淡路大震災では数十万棟の建物が全壊、もしくは半壊しましたが、パルコンの被害は1棟もありませんでした。窓ガラスすら割れていないとのことで、非常に高い耐震性を持つことが分かります。

ただ、耐震等級については公式HPで言及していません。

外部機関による住宅性能評価書は取得していないと思われます。

大成建設ハウジングの4つの欠点・課題

大成建設ハウジングの欠点や課題となる分野についても紹介します。

大成建設ハウジングの4つの欠点・課題

  • 欠点1: エアコンを付けないと夏は暑く冬は寒い
  • 欠点2: 構造壁があるため設計の自由度が低い
  • 欠点3: メンテナンス費用が高額
  • 欠点4: 解体費用が高い

欠点1:エアコンを付けないと夏は暑く冬は寒い

大成建設ハウジングではパルコンの断熱性・気密性が高いことをアピールしていますが、口コミで多く見られたのが「夏は暑く冬は寒い」という内容です。

コンクリートは蓄熱性の高い素材なので、特に夏は暑くなってしまうのかもしれません。

ただ同時に「エアコンを付ければすぐに快適な温度になる」という意見も多くありました。

暮らす上で大きな支障はなさそうですが、パンフレットやホームページには「夏は涼しく冬あたたかい」と書かれているので、期待はずれに感じる人が多いようです。

欠点2:構造壁があるため設計の自由度が低い

構造壁があるため設計の自由度が低い

※出典:大成建設ハウジングHPより

大成建設ハウジングのパルコンは壁式構造の家です。

壁そのものが構造体となっているため変更できる間仕切り壁は限られています。

例えば上の写真は「パルコン ベイル」のモデルプランですが、図面を見ると黒く塗られている壁と、白抜きの壁がありますよね。

黒塗りの壁は建物を支える役割をしているので、設計変更ができない部分になります。

新築時はベストなプランでもライフスタイルや家族構成の変化により大幅なリフォームが必要になるかもしれません。

壁構造の場合はリフォーム時も制約を受けることになります。

欠点3:メンテナンス費用が高額

大成建設ハウジングのパルコンは、外壁や屋根のメンテナンス費用が高額になります。

耐久性の高い鉄筋コンクリート造とはいえメンテナンスは必要で、屋上の防水処理や外壁の再塗装を定期的に行う必要があります。

メンテナンス工事の目安時期は15年目、30年目、45年目で、費用は1回あたり450万円前後のようです。

メンテナンスは大成建設ハウジング以外の工事業者に頼むこともできるので、修繕時期が来たら相見積もりをとってみるのも良いかもしれません。

欠点4:解体費用が高い

木造住宅に比べて鉄筋コンクリート造の住宅は解体に手間がかかります。

木造の解体費を坪単価4万円とすると鉄筋コンクリート造の解体費は坪単価8~9万円程度です。

住み続けているうちは良いですが、孫の代で建て替える場合などに大きな負担が生じます。

将来土地を売却しなければならないケースが考えられる場合も注意が必要です。

更地にするために高額な解体費用を負担しなければなりません。

大成建設ハウジングの保証制度やアフターメンテナンス

大成建設ハウジングの保証制度やアフターメンテナンス

※出典:大成建設ハウジングHPより

大成建設ハウジングの保証期間は60年間です。

大成建設ハウジングには「60安心サポートプログラム」という制度があります。

この制度では、引き渡し以降5年ごとの無料点検を実施します。

ただし節目となる30年目と45年目のみ有料点検が予定されています。

保証期間については分野によって異なります。

まず構造体と雨漏りに関する初期保証は15年間です。

法律上の瑕疵担保責任期間は10年間ですが、大成建設ハウジングの初期保証は長めに設定されています。

有償メンテナンス工事の実施時期は15年目、30年目、45年目です。

メンテナンス内容は建物の条件で異なりますが、だいたい450万円程度の費用が必要とされています。

60年目に至るまで、有償メンテナンス工事を実施するごとにサポート保証期間が15年間延長されていく仕組みになっています。

大成建設ハウジングの保証期間

※出典:大成建設ハウジングHPより

そのほか大成建設ハウジング独自のサポート制度には「住宅設備機器延長保証」があります。

この制度は、設備機器メーカーの初期保証+延長保証で合計10年間保証する制度です。

設備機器の例としてはエアコン、ガス給湯器、システムキッチン、システムバス、洗面化粧台などがあります。

設備機器は故障すると修理費用が高額になるため、安心のサービスですね。

修理費用が交換費用を上回るときは、新品に交換するシステムになっています。

注文住宅には欠かせない!坪単価の必須知識

ハウスメーカー選びでは、費用も大きな基準となりますよね。

メーカーごとの建築費用の「相場感」をはかる物差しとして使われているのが、「坪単価」です。

坪単価は便利な目安ではありますが、坪単価だけで「高い、安い」と判断するのはおすすめできません。

坪単価について、知っておいていただきたいポイントを4つお伝えしますね。

1.坪単価は1坪あたりの建築費

坪単価の計算方法

床面積1坪(約3.3㎡、畳2畳分)あたりの建築費を算出したものが、坪単価です。

計算式は、次のようになります。

坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 延床面積(各階の床面積の合計)

例えば、本体価格2500万円の家で延床面積が40坪なら、

2500万円 ÷ 40坪 = 62.5万円 となります。

坪単価だけで比較するのはおすすめできない理由は、建物の形状や広さで坪単価は変わってしまうからです。

《坪単価と建物の形状・広さの関係》

項目 内容
建物の形状による違い 建物の平面の形でも坪単価が違います。
正方形に近い平面と、凹凸のある平面とを比べると、凹凸のある家の方が建物の外壁の長さや屋根の面積が増えます。
納まりや手間がかかるため、坪単価が高くなります。
建物の広さによる違い 坪単価は小さな家ほど高い:家の広さにかかわらず、使う設備は変わりません。
キッチンや浴室、トイレのグレードや数は広さとはあまり関係がありません。
そのため、広さの小さい家ほど、坪単価が高くなってしまいます。
同じ面積なら総2階の家の方が、坪単価が低い 同じ床面積の家でも、1階と2階のめん席配分で坪単価も変わります。
1階が広く2階が小さい家は、総2階の家に比べて基礎や屋根面積が増えます。
基礎や屋根はコストがかかるため、総2階の家の方が坪単価は低くなります。

2.坪単価はメーカーによって計算式が違う

注意したいのは、メーカーによって坪単価の計算式が違うことです。

延床面積には、バルコニーや玄関ポーチは入っていません。あくまで室内の面積ということです。バルコニーや玄関ポーチなども含めた面積を「施工面積」と言います。

しかし、工事する本体価格にはバルコニーなども含まれることがあります。そこで、延床面積より広い施工面積で本体価格を割ると、どうなるでしょうか?

2500万円 ÷ 43坪 = 58.1万円

坪単価が少し安くなったように見えますね。

メーカーの中にはこのような計算式で、坪単価が安く見えるようにしている場合もあります。

坪単価を比較する場合は、同じ計算式で算出するようにしましょう。

3.建築総額は、選ぶグレードによって変わる

建物の本体価格に含まれている内容は、そのハウスメーカーの標準仕様のものばかりです。

そのため、施主であるあなたが選んだグレードによっては、金額が上がる可能性があります。いわゆる「オプション」と呼ばれる部分ですね。

床のフローリングは無垢の木にしたい!キッチンには最新の深型食洗機を入れたい!トイレはタンクレスのおしゃれなものに!などグレードアップしていくと、価格もアップしていきます。

特に変わりやすいのは、内装やキッチン、お風呂などの設備です。

坪単価だけに注目してしまいがちですが、標準と言われる内容についても把握しておくことが大切です。

坪単価だけでは、建築費用すべてを計算できない

坪単価でわかるのは、建物の本体工事にかかる費用です。

しかし、注文住宅の購入にかかる費用は、本体工事を含め大きく4つあります。

  • 本体工事
  • 別途工事(本体以外の建築工事費など)
  • 諸費用(税金・ローン手数料など)
  • 施主支給(その他、引越し費用など)

※別途工事とは、建物以外にかかる費用

例えば、屋外給排水工事、ガス・電気工事、地盤改良、外構工事など。他に、照明、カーテン、アンテナ取り付け工事もありますね。

こうした建物以外の工事は、敷地条件や施主の要望によって大きく変わる部分なので、坪単価を計算するときには含められないことがほとんどです。

主な項目と費用について、表にまとめました。

分類 費用 概要 費用相場
土地取得の諸費用(土地・建物に共通するものも含む) 印紙税 契約書の作成に際して課される税金 4万円~8万円程度
登録免許税 土地の所有権移転や建物の抵当権設定など、登記に際して課される税金 15万円~45万円程度
不動産取得税 土地や建物など不動産を取得した際に課される地方税 0円になることが多い
司法書士報酬 司法書士へ登記を依頼した場合に支払う報酬 1業務あたり3万円~6万円程度
仲介手数料 土地購入の際、不動産会社に支払う手数料 土地代×3%+6万円+消費税
固定資産税 土地や建物などの固定資産に課される税金。毎年1月1日時点の所有者が支払う 都市計画税と合わせて年間10~20万円程度
都市計画税 固定資産税と同様に土地・建物の所有者に課せられる税金。ただし、市街化区域内に限られる
建物を建てる諸費用 屋外給排水工事 上下水道を利用するために必要な配管工事の費用 70万円~100万円程度
引き込み工事 TV、インターネット、電気線などの引き込み工事の費用 70万円~100万円程度
インテリア造作工事 造り付け家具やカーテンボックスなどの取付工事 0円~約200万円など
解体費 建替えの際に発生する費用。植栽がある場合は伐採費用も必要 150万円~300万円程度
地盤調査費 適切な基礎や構造を決定するため、また改良の有無を判断するために行う調査費用。スウェーデン式サウンディング試験が一般的 5万円~15万円程度
敷地測量費 敷地の境界が不明瞭な場合に測量を行う費用 5万円~10万円程度
地盤改良工事 調査の結果、軟弱と判断された地盤に強化工事を行う費用 0円/100~150万円程度
設計・監理料 設計図の作成および図面通りに工事が進んでいるかチェックする業務の費用 50万円程度
外構工事 駐車スペースのコンクリート打設やフェンス、門扉、ウッドデッキ造作などの費用 100万円~300万円程度
建築確認申請費用 工事着手前と建物完成後に検査機関のチェックを受ける際の手数料 4万円~12万円程度
上下水道納付金 建物を新築する際、自治体に支払う費用 0円~30万円程度
ローン関係 住宅ローン保証料 金融機関を通じて保証会社と契約を結ぶための費用 借入額×2.2%程度
団体信用生命保険 住宅ローン契約者が死亡または高度障害となった場合に返済残高がゼロになる保険 ローン金利に含まれるため0円
火災保険料 住宅ローンの融資を受けるために加入が義務付けられている保険 月数万円程度
その他 引越し代 引越し業者のほか、仮住まいの家賃、トランクルームの賃貸費用など 20万円~40万円程度
式典費 地鎮祭や上棟式、ご祝儀など 5万円~10万円程度
家具、備品 カーテンや照明、家具、家電などの購入費用 50万円~200万円程度
手土産 近隣挨拶の手土産、現場の職人へ差し入れなど 2~3万円程度

確認申請や登記などの手続きにかかる費用や、ローンの手数料や保証料、保険に必要な費用で、こちらも条件によって変わってくるため、別途必要です。

その他の項目は、ハウスメーカーに支払うものではないので見積書には載りませんが、施主側で負担する費用のことです。

引越し費用や、家具家電の購入費用、地鎮祭などの儀式や近隣への挨拶品にかかる費用があります。

さらに土地から購入する場合は、土地の代金や仲介手数料も必要ですね。

これらをトータルした費用が、必要な費用となります。

坪単価はあくまで目安。総予算を把握するには、具体的な資金計画書を出してもらうのが最も正確です。

家を建てるときの費用注文住宅にかかる諸費用などは下記記事で詳しく解説しています。

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建築費用を抑える方法5選

ハウスメーカーとの契約前には、具体的な間取りや概算見積もりが出てきます。

夢をたくさん盛り込んだものですから、どうしても予算オーバーになってしまいがち。

そこで、建築費用を抑える方法を5つお伝えします。すべてが使えるわけではありませんが、いくつか方法があるということを知っておくだけでも、スムーズに検討できるようになりますよ。

方法1.土地を見直す

家にこだわりたい場合は、本当にその土地しかないのかもう一度検討してみましょう。土地の予算を下げられれば、その分家に予算を回せます。

具体的には、もう少し郊外までエリアを広げる、もう少し面積の小さい土地も検討する、不整形な土地も候補に入れるなどがあります。

方法2.設計やオプションを見直す

設計や間取りの工夫、オプションの見直しで費用を下げることもできます。

設計やオプションの見直しポイント

  • 延床面積を小さくする
  • 総2階の間取りにする
  • 建具(ドアや扉)を減らす
  • 水回りの設備のグレードや機能を見直す
  • 外構は一部DIYも取り入れる

コンパクトでも住みやすく開放感のある住宅は計画できます。ただし、このような提案ができる設計士は限られています。狭小住宅の実績が多いハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

また、これらの見直しをすべて行うと相対的に満足度が下がります。

費用は下がっても満足できない家になってしまうのは、あまり良いことではありません。そのような場合は、ハウスメーカーを変更することも考えましょう。

方法3.規格住宅を検討する

フルオーダーが注文住宅の魅力ですが、近年、多くのハウスメーカーでセカンドブランドとも言うべき「セミオーダー型」の規格住宅が発表されています。

用意された間取りの中かからしか選べない、設備や外壁のバリエーションが少ないなど制限はありますが、言い換えれば人気の間取りや設備を厳選した住まいでもあります。

その分費用は抑えられるので、気に入ったものがあれば規格住宅も検討してみましょう。

方法4.補助金を活用する

住宅購入をサポートする「補助金」を活用するのも、一つの方法です。

次のような補助金であれば、該当する方は多いでしょう。

申請は、ハウスメーカーが行います。申請書類の作成に別途手数料がかかることが一般的ですが、手続きに慣れているハウスメーカーを選べば、スムーズに取得できるはずです。

補助金 管轄 金額 申請時期 交付時期 概要
令和5年度 こどもエコすまい支援事業 国土交通省 100万円 令和5年9月28日時点で終了 - ・ZEHレベルの省エネ住宅を建てる子育て世帯・若者夫婦世帯が対象
令和5年度 LCCM住宅整備推進事業 国土交通省 140万円、かつ補助率2分の1 第2回受付(令和5年10月16日~令和6年1月19日) 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ※第2回の完了実績報告締切は2月29日 ・資材製造や建築段階からCO2排出を削減した長寿命住宅が対象
令和5年度 次世代ZEH+ 経済産業省・環境省・国土交通省の3省連携 100万円 ※加算あり 二次公募(令和5年11月20日~令和6年1月9日) ※令和6年度も募集予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる 再エネなど省エネをさらに深堀りしたZEH住宅
令和5年度 ZEH+ 100万円 ※加算あり より高性能なZEH住宅
令和5年度 ZEH 55万円 ※加算あり ネット・ゼロ・エネルギーハウス
子育てエコホーム支援事業 国土交通省 ZEH住宅:80万円 長期優良認定住宅:100万円 ※令和6年3月下旬以降開始予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ・こどもエコすまい支援事業の後継となる事業 ・子育て世帯、若者夫婦世帯が対象

新築補助金については下記記事で詳しく解説しています。

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方法5.ハウスメーカーに価格交渉をしてみる

ハウスメーカーに値引き交渉をすることも、最後の手段として可能です。

ただし、値引き交渉は慎重に進めましょう。無理な価格交渉は、担当者との関係が悪くなって相談しづらくなったり、品質に影響したりする可能性があります。

価格だけがネックという段階まで検討が進んだ契約直前のタイミングで、一度だけ交渉するのがポイントです。

単なる値引きが難しい場合は、期間限定のキャンペーンを活用する、何か特典をつけてもらうなどの方法も値引きにつながります。

後悔しないために!ハウスメーカー選びの極意

注文住宅の購入で後悔しないためには、何といってもハウスメーカー選びが重要です。

ハウスメーカーが作る家にはそれぞれ特徴があり、できることできないことが意外とあるもの。

自由に間取り設計がしたかったのに制約が多いメーカーを選んでしまった、憧れのキッチンを使いたかったのにオプションが高いローコストメーカーを選んでしまった……。

という話を聞いたことはありませんか?

失敗の多くは、理想と現実のギャップから起こります。

後悔しないためには、次の3つのステップに沿って、検討を進めてみてください。

ハウスメーカー選び3つのステップ

ハウスメーカー選びの極意

  • ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集
  • ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ
  • ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集

まず、いきなり住宅展示場に行ってはいけません

どのモデルハウスも素敵に見え、何を基準に選んでいいのか混乱してしまいます。

住宅展示場にあるのが選択肢のすべてではありません。まずはどんなハウスメーカーがあるのかを知り、それぞれの特徴を知りましょう。

そのために役立つのは、カタログ一括資料請求サービスです。

タウンライフ」を使うと、予算や要望にあったハウスメーカーからカタログや間取りプランを自宅に郵送してもらえます。

一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

カタログが自宅に届くだけで、契約する必要もなければ、強引な営業も一切ありません。

ハウスメーカーによっては、家族構成や希望の部屋数に合わせた間取り参考例を作って同封してくれることも。

強引な営業も一切なく、取り寄せたからといって無理に契約する必要もありません。

家購入者の多くの人が利用しているサービスですので、まずは気軽に利用してみましょう。

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家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

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タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ

届いた資料を家族で見ながら、どんな暮らしをしたいのかイメージしましょう。

  • 庭があった方がいい?どんなことをしようか?
  • 家事が時短できる暮らしがあっている?

そんな風に、自宅でゆっくり検討できるのが、資料請求のよいところ。

気になった資料には、付箋を貼ってまとめておきましょう。

比較してみているうちに、メーカーによって得意なこと、そうでないことがあるのがわかります。

その違いを知ると、どのメーカーが自分たちにあっているのか、なんとなく分かってくるように。そうしたら、次のステップへ進みます。

ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

好みのハウスメーカーがある程度絞れたら、住宅展示場や新築見学会などを探して、実物を見ましょう。

おすすめは、実際に住む人がいる新築見学会です。等身大のモデルハウスを街中につくった「街角モデルハウス」もいいですね。

資料ではわからなかった広さや質感を体験するのが一番の目的。

また、営業マンとも直接話すチャンスです。気になっていたことを質問し、これから親身に相談に乗ってもらえそうか相性を確かめるのもいいでしょう。

これぞ!と思うメーカーが見つかったら、「資金計画書」を作ってもらいましょう。

希望の土地や間取りに合わせ、どれくらいの費用がかかるのかが概算でわかるようになります。

注文住宅は、建築業者をどう選ぶかがポイント!

理想の注文住宅を建てるためには、どの建築業者に頼むかがカギとなります。

でも、どのハウスメーカーがいいのか迷ってしまいますよね。中には「設計事務所」や「工務店」も気になる!違いはあるの?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?

改めて、この3つの建築業者の違いや特徴、選び方を解説します。

ハウスメーカー、工務店、設計事務所の特徴

本当に希望にあった家を建てるためには、ハウスメーカー以外の選択肢についても知っておきましょう。

まずは、ハウスメーカー、工務店、設計事務所それぞれの特徴をざっくりご紹介します。

《注文住宅を建てられる3つの建築業者の特徴》

建築業者 特徴
ハウスメーカー 設計や自由度、アフターケアが平均点以上、価格も幅広い価格帯、工法、デザインなど幅広いメーカーから選べる。
大量生産を前提とした工業化住宅なので、設計の自由度は低いものの、ある程度希望を取り入れた家づくりは可能。
施工エリアは、全国をカバーする企業が多い。 アフターケアや長期保証体制が整っている。
工務店 コストは割安、アフターケアが特徴
施工エリアが狭く、地域密着型の企業が多い。
木造軸組工法が中心で、設計施工の自由度が高い。デザインや使う素材は、工務店によってさまざま。
ローコストのハウスメーカーほどではないが、コストは割安になる。
ハウスメーカーほどの長期保証はないが、補修工事は、こまめに低コストで対応してもらえる。
設計事務所 個性あるデザイン、自由度が魅力
設計と工事監理のみを行うため、設計料がかかり割高。
個性的なデザインや間取りを提案してくれ、設計自由度は高い。
一方で、施主の希望より設計者の個性を優先する事務所もある。
工法は、事務所によってさまざま。
交通費はかかるが、全国どこでも対応している事務所が多い。
保証制度やアフターケアは工務店とほぼ同様。

ローコストからハイグレードまで価格帯の幅が広いハウスメーカーは、予算に合わせた企業選びができます

設計の自由度が高いのは、設計事務所や工務店です。一方で、工場生産を中心で全国展開するハウスメーカーは、設計の自由度は低め。しかし、自由度の高い工法を採用し、希望に沿った家づくりができるハウスメーカーもあります。

費用が割安になるのは、自社で設計施工を行う工務店です。予算の中で柔軟に対応してもらいやすいのも特徴です。

設計事務所は、設計料がかかるため最も割高になります。設計料は工事費の10%?15%くらいが目安ですが、住宅なら少なくとも200万円程度必要です。

図解で分かる!建築業者を5つの指標で比較

3つの建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較してみた図がこちらです。

建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較した図

斬新で個性あるデザインを希望するなら、設計事務所も良さそうです。しかし、人気建築家となると設計料も高額になりがち。施主の希望よりも設計士の個性が優先されたり、デザイン重視の暮らしにくい家になったりするケースも見聞きします。

設計に時間をかけるため、工期は長くなりがち。アフターケアは施工した工務店が担うため、設計事務所のサポートはあまり期待できません。

設計士との相性が家づくりの成否を分けるといえます。

コストを抑えつつ住みやすい家づくりができるのが、工務店です。個性的なデザインは出てきにくいですが、使いやすい間取りや丁寧な施工が期待できます。

工場生産ではないため、工期はハウスメーカーより長めですが、その分個別の希望や変更にも柔軟に対応してもらえます。

ただし、全国展開しておらずモデルハウスを持つ企業が少ないので、希望の工務店を見つけるのに苦労するかもしれません。

ハウスメーカーは、5つのポイント全てが平均点以上で安心感があります。

間取りの自由度が少ないものの、工法や生産体制の工夫で、ひと昔前より柔軟に対応するメーカーが増えています。また、工場で多くの部分を生産するため、工期は短め。現場レベルに左右されない工法で、一定の施工品質が期待できます。

全国に拠点があり情報が多いため、モデルハウスなど実例を見ながら検討できるのもメリット。費用がかかるとはいえ、アフターケアの体制もしっかりしています。

理想の注文住宅を建てるには、設計の自由度やデザインの個性をどこまで求めるのか、また費用はどの程度を見込むのかを家族で話し合い、バランスよく希望を取り入れられる建築業者かどうかで最終的に判断するのが大切です。

>> タウンライフで間取りプランチェック

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

また、家を建てるときの注意点については下記記事でまとめておりますので、合わせて確認ください。

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まとめ

「絶強」がキャッチコピーのコンクリート住宅「パルコン」。

大成建設ハウジングのパルコンなら地震、火災、台風などの災害に耐える強い家をつくることができます。

パルコンは強さだけでなく都会的な外観も人気です。

ただ設計の自由度が低い、メンテナンス費用が高いなどの欠点があるのも事実です。

パルコンの坪単価は75万円~100万円と高額なので、リーズナブルに建築できるセレクト型住宅「パルコン ユアスタイル」にも注目したいですね。

大成建設ハウジングの「パルコン」は、高くても災害時に安心な家を建てたい人におすすめです。

  • 大成建設ハウジングの注文住宅「パルコン」の坪単価は75万円~100万円
  • パルコンは鉄筋コンクリート造の注文住宅
  • 災害に強い家づくりが可能
  • 断熱性・気密性は高いけど、夏は暑い
  • 壁構造のため設計の自由度がやや低い

また、これからハウスメーカー選びをする方にお伝えしたいのは、次のポイントです!

ハウスメーカー選びの極意!

  • 複数のハウスメーカーを比較することが大切!
  • タウンライフを使うとカンタンに複数社のカタログや間取りプランの請求が可能
  • より具体的に進めるなら無料でお家のプロに相談できる家づくりのとびらオンライン相談がオススメ
  • 住宅展示場に行く前に、情報収集しておくと迷いにくい
  • 情報収集には、一括資料請求がおすすめ
  • 資料をもとに、理想の暮らしをイメージする
  • 間取り作成サービスで、具体的な希望をカタチに!

ぜひ理想の家づくりに役立ててもらえると嬉しく思います。

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