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【2024年最新】アイディホームの坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

記事内に商品プロモーションを含みます。
アイディホームの坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

こんな悩みをスッキリ解消!

  • アイディホームの坪単価はいくら?
  • 安いとは聞くけど、仕様や性能は大丈夫かな?
  • アイディホームで建てて、後悔している人はいる?

アイディホームは、ローコストな注文住宅を得意とするハウスメーカーです。

北海道や東北など寒い地域へは進出していませんが、関東を中心に、西日本へ規模を拡大し続けています。

ただ、アイディホームは建売が事業の中心なので注文住宅の情報は少なく、一体どんな家を建てられるの?と疑問に思う人も多いようです。

この記事では、アイディホームの最新坪単価や建坪に応じた建築費用について、様々な情報をもとに徹底分析しています。

また、さまざまな統計調査や専門家の視点から、アイディホームの「強み・弱み・特徴」がひと目でわかるようにまとめました。

アイディホームらしい建築実例や間取りも、写真・価格付きで紹介しています。

コストパフォーマンスの高い注文住宅を建てたいなら、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

本記事の結論先読み!

  • アイディホームの坪単価は40万円~65万円
  • 飯田グループホールディングスの子会社
  • 自由設計ではなく、規格型の注文住宅
  • 間取りパターンは約500種類で、軽微な設計変更は可能
  • 注文住宅の実績は少ない
  • アフターサービスは期待できないところがアイディホームの弱み

アイディホームの坪単価

※2024年4月現在

納得いく価格で理想の家を建てる方法

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自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

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強引な営業もないので、まずは理想のマイホームに向けてカタログを請求するのをオススメします。

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目次

一目で分かる:アイディホームの特徴

アイディホーム株式会社は、ローコスト住宅を展開しているハウスメーカーです。特徴を以下にまとめました。

坪単価 40万円~65万円
構造 木造(木造軸組工法)
建物タイプ 平屋、2階建て、3階建て
保証期間 最長30年間
※初期保証は10年で、有償メンテナンスを実施することで延長可
販売戸数 3,219(※2022年3月期)
施工エリア 関東
東海/中部
近畿/西日本
会社設立 1995年9月
公式サイト アイディホーム株式会社

アイディホームは飯田グループホールディングスの一員

アイディホーム

※出典:アイディホーム

アイディホームは「いいだのいい家」でおなじみの飯田グループのハウスメーカーです。

1995年に東京都練馬区で設立、2001年より戸建て分譲を開始し、2013年に飯田グループの子会社になりました。

飯田グループの主力事業は分譲住宅です。2022年3月期の業績を見ると41,534棟もの分譲住宅を販売しました。

注文住宅の戸数はグループ全体で3,326棟、平均価格は1,929万円です。

アイディホームの注文住宅は1,500万円以下がメインで、飯田グループのなかでも価格帯は低めです。

それでも住宅性能表示制度の「耐震等級3(最高ランク)」を取得

耐震金物や制震装置を採用し、安全を守ります。

《アイディホームの特徴まとめ》

アイディホームの特徴まとめ

アイディホームはこんな人におすすめ

アイディホームの注文住宅をおすすめしたいのは、次のような方です。

アイディホームはこんな人におすすめ

  • ローコストで耐震性の高い家を建てたい人
  • そこまでこだわりが強くない人
  • 打ち合わせ時間をたくさん確保できない人
  • 飯田グループのハウスメーカーということに、魅力を感じる人

アイディホームは「ローコストで耐震性の高い家を建てたい人」におすすめです。

豪華な設備は必要なくても、災害の多い日本で「耐震性の高さ」はとても大切ですよね。

アイディホームが取り入れるIDS工法は耐震等級3(最高ランク)を取得しています。

等級3は、建築基準法で義務付けられている「耐震等級1」に対して1.5倍の耐震性を誇ります。

震度6~7の大地震が起きても建物が倒壊せず、修繕のみで住み続けられる住宅とされています。

また、ローコストで建てられることも見逃せないポイントです。エネルギーや身近な物の値上げが続いている現在、ローンに回す費用を抑えられれば家計も安心です。

アイディホームなら無理のないマイホーム計画が実現できます。

フクロウ先生
低価格で安心を手に入れられるのが、アイディホームというわけじゃな!

【最新情報】アイディホームの坪単価はいくら?

ここからは、アイディホームの価格や坪単価についての調査結果をお伝えしていきます。

アイディホームの公式資料やSUUMO・HOME’Sのメーカー情報、編集部で実施した調査をもとに算出したアイディホームの坪単価は40万円~65万円です。

アイディホームの坪単価

※2024年4月現在

坪単価に幅があるのは、商品のグレードや広さによる違いがあるためです。

一般的には平屋など延床面積が少ないほど単価が上がる傾向があります。

そこで、その他の統計や調査も使って、具体的な平均坪単価を算出してみました。

アイディホーム公式資料から平均坪単価を算出

アイディホームの建物価格帯

※出典:飯田グループ「すまいーだ」

2021年度の実績では、7割程度の人が1,000万円~1,500万円で建築していることになります。

ただ、この資料には平均延床面積のデータがありません。

アイディホームの参考プランを見ると延床面積は25坪~32坪なので、平均延床面積=28.5坪、平均価格=1,250万円とすると、平均坪単価は43.9万円と推測できます。

かなりの低価格で建てられることが分かりますね。

アイディホーム坪単価から本体価格・建築総額シミュレーション

一般的に、「坪単価」を算出するもとになるのは、建物のみの「本体価格」です。

ただ、これだけで家を建てることはできません。

実際は外構工事や地盤改良などの別途工事にかかる費用や、ローン手数料などの諸費用が必要になります。

それを全て合計したのが「建築総額」です。

本体価格と建築総額の仕組み

別途工事や諸費用は、検討段階では建築総額の25%程度を見込んでおけばよいでしょう。

アイディホームの場合、本体価格と建築総額を面積ごとに算出すると、次の表のようになります。

延床面積の坪数 本体価格 建築総額
25坪 (約83㎡) 1,000万円〜1,625万円 1,333万円〜2,167万円
30坪 (約99㎡) 1,200万円〜1,950万円 1,600万円〜2,600万円
35坪 (約116㎡) 1,400万円〜2,275万円 1,867万円〜3,033万円
40坪 (約132㎡) 1,600万円〜2,600万円 2,133万円〜3,467万円
45坪 (約149㎡) 1,800万円〜2,925万円 2,400万円〜3,900万円
50坪 (約165㎡) 2,000万円〜3,250万円 2,667万円〜4,333万円

※本体価格は、坪単価 × 延床面積の坪数で算出。
※建築総額は、別途工事・諸費用が本体価格の25%程度と仮定し、本体価格 ÷75%で算出。

人気ハウスメーカー・工務店との坪単価比較

他のハウスメーカーと比べると、アイディホームの立ち位置がわかります。

人気ハウスメーカーの実例等から算出した坪単価をアイディホームのものと比較してみました。

ハウスメーカーの一般的な坪単価は、50万円~70万円程度ですので、アイディホームはやはり安めの価格帯ですね。

《ハウスメーカーの坪単価一覧》※アイディホーム以下五十音順

ハウスメーカー 坪単価 構造
アイディホーム 40万円~65万円 木造
アイフルホーム 40万円~75万円 木造
アキュラホーム 50万円~80万円 木造
イシンホーム 50万円~65万円 木造
一条工務店 50万円~90万円 木造
ウィザースホーム 40万円~70万円 木造
クレバリーホーム 40万円~80万円 木造
住宅情報館 45万円~75万円 木造
住友林業 60万円~100万円 木造
セキスイハイム 65万円~120万円 鉄骨、木造
積水ハウス 55万円~95万円 鉄骨、木造
大和ハウス 70万円~110万円 鉄骨、木造
タマホーム 34万円~75万円 木造
トヨタホーム 50万円~110万円 鉄骨、木造
日本ハウスホールディングス 55万円~100万円 木造
パナソニックホームズ 70万円~100万円 鉄骨
桧家住宅 44万円~73万円 木造
富士住建 45万円~65万円 木造
へーベルハウス 70万円~150万円 鉄骨
ポラス(ポラテック) 60万円~90万円 木造
BESS 47万円~69万円 木造
ミサワホーム 60万円~100万円 木造
三井ホーム 60万円~130万円 木造
ヤマダホームズ 49万円~90万円 木造
ユニバーサルホーム 50万円~72万円 木造
ロイヤルハウス 38.8万円~50万円 木造

※2024年4月現在

より分かりやすいように、アイディホームと人気ハウスメーカーの坪単価を図で比較したものがこちらです。

アイディホームと人気ハウスメーカーの坪単価

※2024年4月現在

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大和ハウス ミサワホーム 住友不動産 タマホーム
アイフルホーム スウェーデンハウス アキュラホーム クレバリーホーム
ヤマダホームズ オープンハウス 日本ハウスホールディングス ユニバーサルホーム
ウィザースホーム 飯田産業 BESS 住宅情報館
桧家住宅 ロイヤルハウス 秀光ビルド ポラス(ポラテック)
無印良品の家 レスコハウス 近鉄不動産 JPホーム
アイダ設計 東宝ホーム アーネストワン 一建設
大成建設ハウジング 富士住建 土屋ホーム レオハウス
ロゴスホーム ファイブイズホーム イシンホーム セルコホーム
古河林業 アイディホーム 三菱地所ホーム GLホーム
サンヨーホームズ

アイディホームの坪単価が安い理由

ここまで見てきた通り、アイディホームの坪単価はハウスメーカー全体の中でも低めの価格帯です。

これは、アイディホームが「品質×価格×安心」というコンセプトを持っていることが理由です。

住まいの品質を担保しながらも、過剰な設備は排除して一人でも多くの人が家を持てるようにコスト削減に努めています。

アイディホームのコストダウンの仕組み

  • アウトソーシングで業務を効率化
  • スケールメリットを活かした大量発注

アイディホームは業務を外注することで固定費用を削減しています。

主力である分譲住宅で言えば、用地仕入れとアフターは自社で対応するものの、設計・施工・販売業務は積極的に協力会社へ外注しています。

さらに年間4万6,000棟を供給する飯田グループのメリットを活かして、建材や設備の大量仕入れを行なっています。

このような工夫でローコストかつ高品質な住まいを可能にします。

フクロウ先生
アウトソーシングをうまく活用してコストダウンする仕組みはさすがじゃ!

納得いく価格で理想の家を建てる方法

自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

土地を持っているのであれば、その土地の形状に強いハウスメーカーもあります。

土地から探すのであれば、仕入れが強いハウスメーカーの方が理想の場所が見つかります。

ただし、一からハウスメーカーに問い合わせや住宅展示場でヒアリングするのも面倒です。

そこでオススメなのが、「タウンライフ」を使ってカタログや間取りプランの一括資料請求することです。

タウンライフを使うと、ハウスメーカーから予算や要望にあったカタログや間取りプランが届くので、イメージを膨らませることができます。

ホームズ一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

強引な営業もないので、まずは理想のマイホームに向けてカタログを請求するのをオススメします。

>> タウンライフで間取りプランチェック

また、カタログや間取りプランよりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

アイディホーム商品ラインナップと坪単価

アイディホームの商品ラインナップは、規格型注文住宅と分譲住宅の2種類というシンプルな構成です。

《アイディホームの商品ラインナップ》

商品名 特徴 予想坪単価
リナージュ・プラス 23.5坪、770万円からの規格型注文住宅 40万円〜65万円
リナージュ 分譲住宅

リナージュ・プラス:予想坪単価 40万円~65万円

リナージュ・プラス

※出典:アイディホーム

アイディホームの「リナージュ・プラス」はセレクトタイプの規格住宅です。

決められたブラン集から間取りを選び、外観、内装を決めていきます。

ただ、規格住宅といっても間取りパターンは約500種類と大充実。

平屋や3階建て、和室の有無など多彩な選択肢があります。

その中から平屋、3LDKの間取りをそれぞれ紹介します。

平屋2LDK+和室 東入りプラン

平屋2LDK+和室 東入りプラン

※出典:アイディホーム

延床面積25坪の平屋プランです。

建物も各部屋も、きれいな四角形なので家具が置きやすそうですね。

ベーシックで多くの人にとって使いやすいプランだと言えるでしょう。

2階建て3LDK 南入りプラン

2階建て3LDK 南入りプラン

※出典:アイディホーム

延床面積は28坪の2階建てプランです。

南面には2か所バルコニーがあるのが特徴です。

庭が作れなくても、バルコニーを植栽で彩れば生活が豊かになります。

各居室、共用部分ともに収納が充実していてすっきり暮らせそうですね。

外観、内装のカラーセレクト

間取りを選んだ後は外壁材の貼り分けパターンを決めていきます。

また、屋根と玄関ドアをラインナップの中から選んでいきます。

外観、内装のカラーセレクト

※出典:アイディホーム

玄関ドアは、定番の木目やシルバーを中心にランナップ。

スリットがあると外からの自然な光を取り入れられ、玄関が明るくなります。

フローリング、建具、階段、キッチン

※出典:アイディホーム

内装は、フローリング、建具、階段、キッチンの色を選ぶことができます。

キッチンの扉は全てツヤありで5種類のカラーバリエーションがあります。

天板の色は固定されているようです。また食洗機は標準では付いていません。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,000万円〜1,625万円
  • 35坪 (約116㎡):1,200万円〜1,950万円
  • 40坪 (約132㎡):1,400万円〜2,275万円

リナージュ(分譲住宅)

リナージュ(分譲住宅)

※出典:アイディホーム

アイディホームの「リナージュ」は分譲住宅ブランドです。

先ほど紹介した規格住宅の「リナージュ・プラス」は、分譲の「リナージュ」で培った品質などに「選ぶ楽しさ」をプラスして開発されたもの。

つまり「リナージュ」はアイディホームの基本と言える商品です。

フクロウ先生
ここからは、実例を紹介していこう!

アイディホームではどんな家が建つ?写真つき実例を紹介

アイディホームは規格住宅が基本と紹介してきましたが、実際に建てた実例を知りたいですよね。

広さや間取りに応じた、価格帯別に実例をピックアップしました。

間取りの良いところも解説しているので参考にしてみてくださいね。

実例1:家事効率の良い住まい【坪単価:66万円~71.6万円】

家事効率の良い住まい

家事効率の良い住まいの間取り図

※出典:SUUMO

  • 【家族構成】夫婦
  • 【延床面積】120.0㎡(36.3坪)
  • 【敷地面積】200.0㎡(60.5坪)
  • 【建築総額】2,400万円~2,600万円(坪単価:66万円~71.6万円)

玄関側の壁面に大きな窓をたくさん配置した実例です。

ダークグレーとライトグレーで濃淡をつけた外観は、存在感がありますね。

1階の水回りは一か所にまとめられ、家事動線に配慮がなされています。

ホールからリビングを通らずにランドリールームや洗面室にいけるので、ウイルス対策もバッチリです。

キッチン奥には大容量のパントリーが設けられています。

パントリーにしっかり収納して、キッチン背面のカップボードは「見せる収納」として活用するのも一つのアイディアです。

実例2:3LDKで1,360万円。コストパフォーマンスの高い家【坪単価:52.6万円】

3LDKで1,360万円。コストパフォーマンスの高い家

3LDKで1,360万円。コストパフォーマンスの高い家の間取り図

※出典:SUUMO

  • 【家族構成】夫婦+子ども1人
  • 【延床面積】85.56㎡(25.8坪)
  • 【敷地面積】107.10㎡(32.3坪)
  • 【建築総額】1,360万円(坪単価:52.6万円)

土地からアイディホームに依頼したという東京都の実例です。

延床面積はそこまで大きくないものの、各部屋の広さがしっかり確保できていますね。

廊下の面積を最小限にしているので効率の良いプランになっています。

キッチン横に壁を立てて、玄関から入ってきたとき丸見えにならないようにしていることもポイントです。

2階の子ども部屋は秘密基地のようなロフト付き。

このような注文住宅が1,000台前半で建てられるのですから、アイディホームはコスパが高いハウスメーカーですね。

実例3:ルーフバルコニーと広い庭がある家【坪単価:36.9万円】

ルーフバルコニーと広い庭がある家

ルーフバルコニーと広い庭がある家の間取り図例

※出典:SUUMO

  • 【家族構成】夫婦
  • 【延床面積】107.64㎡(32.5坪)
  • 【敷地面積】165.30㎡(50坪)
  • 【建築総額】1,200万円(坪単価:36.9万円)

リビングが広くゆったりとした住まいです。こちらも建築地は東京都内。

実例2と同じく1,000万円台前半で建てた実例です。

敷地面積が広いのは、ガーデニングを楽しみたかったから。

全部屋が南に面しており、室内から庭を眺められるように配置されています。

玄関のシューズインクローゼットにはガーデニングに使う道具をまとめて置けるようになっています。

アイディホームで実際に建てた人の口コミ・評判

  • 「アイディホームの家、建てた人は本当に満足してるのかな?」
  • 「建てた人が不満なのは、どんなところ?」

建てた人にしかわからない、リアルな口コミも知りたくなるもの。

そこで口コミサイトのマンションコミュニティ使ってアイディホームの良い評判、悪い評判を調べてみました。

その中から参考になるものを紹介します。

良い評判:高級感はないけど品質に問題はない

購入4年目ですが普通に住めてますよ元々アパートだったから不満もないです ちゃっちい感じはあるから高級感を求める方はあいませんね 外国の労働者がと言う方も居るみたいですが今どきどこも居ますし偏見ではと思います 見に言ってましが良く頑張ってましたよ

アイディホームの建設現場に携わる下請け業者のものです

色々な現場に立ち会いましたが率直に申し上げますと欠陥住宅は風評被害に影響されているだけでほぼ存在しない。やはり住宅ですからどんなメーカーでも建物の管理基準はとても厳しいです。まれに小さなミスがありますがやり直し工事で修復してもらえますよ

掲示板は悪評ばかりですが、監督、熟練工、若年者の技量の不足は、建築業界全体の問題であって、飯田グループだけではないから仕方がない。外構がコンクリートを敷いただけと文句を言ってる人がいましたが、大概その程度でしょ?キッチンとかはメーカーLIXIL等の製品の問題であって飯田グループは関係ない。雨の中上棟してるって書いてる人も、元々木材は水中で貯木して自然乾燥して出荷してるので、雨に濡れたところで何も問題ないです。

**かクレーマーかライバル他社が書き込んでるとしか思えないくらい意味不明な批判ばかり。私は静岡で現場管理の仕事をしていますが、自分の家の近くには住んでもらいたくないですねw

飯田グループを含む大手ビルダーは、若年者の技術、経験不足を補う為に、マニュアル的な検査項目があり、住宅性能評価の外部検査もクリアしているはずですから、住宅性能に全く問題はないはずです。

結果的に飯田グループはコスパは良いけど、品質は一般的な家程度、それ以上を望む人は望んだ分だけ金を払えばいいんだと思いますよ!

良い評判から言えるのは「高級感・特別感は無いけど品質は問題ない」ということです。

これはアイディホームの理念ともマッチしています。

お金をかければ名の通ったブランドの豪華な家が手に入りますが、アイディホームはコストを削減して一人でも多くの人が家を持てるようにしているハウスメーカーです。

価値観が合わない人には物足りない家に映るのかもしれませんね。

悪い評判:アフター対応に不満の声

購入2年目です。

一年点検での不具合について、後日連絡がありますと言われたが、連絡なく2年目点検となりました。一年目の不具合について伝えたら、書類がぐちゃぐちゃでどっかに行ってしまったと言われました。

2年目点検で、その部分と、ベランダのヒビ割れ補修、壁のひび割れ、天井のひび割れなどが見つかっています。

点検から半年、まだ修理はされていません。

電話すると、営業担当から連絡しますと言われて、そのまま電話がない。という繰り返しで今に至っております。

点検には第三者の人が来てしっかりチェックしてくれていると思うので、その点はよかったと思います。社内だと不具合も見つけてくれないでしょうから。

これからしっかり追いかけて直してもらいたいと思います。

 

静岡県です。

壁の中から異音がすると問い合わせする。折り返し担当から電話もらえるとのこと。そしてあれから、早2ヶ月。何の連絡もなし。

2年保証がある時は今より少しはましだったけど、切れたら、もうこんな感じ。担当変わっても同じなので会社の体質なのでしょう。2年時点検のおざなりさもヤバかった。明らかに不具合見つけたくないぞって感じの点検だったな。それ以外もいろいろありすぎて、まさに頼りにならない会社です。それで白蟻点検に関する連絡は必ずしてこいとの通知。

どうぞご検討を。

 

アフター最悪だね。

欠陥は今まであって床鳴りやら階段の補強やらで何度も補修した。ただ、今回は間違って洗面台の鏡を傷つけてしまい、すごく見にくくなってしまったので、どのくらいの交換費用がかかるか聞こうとサポートに電話。そしたら、男性から「そんなの我慢して使えばいいんじゃないですか?」みたいなこと言われた。うちじゃできないと言うならまだしも、自分たちの価値観だけでそのように答えるのはやめてほしい。

しょうがないからLIXILに直接電話して交換を頼んだ。2年の保証終わるとこうなるんだね。まったく。それで家財保険の延長保証に入らないか?というパンフを何度も送ってこないでほしい。安さだけで選ぶと後悔するので、時間かけてでもちゃんとした販売先から買うことをおすすめする。

仲介業者です。建物の品質は、飯田グループはどこも似たようなものですけど、アイディホームが飯田グループ6社中だと最下位な印象。

建物本体の品質というより、現場の外構のブロック塀や給排水を既存を利用してコストダウンをしようとする傾向が強いので、その部分で顧客と後で揉めたことも数多く経験しました。

仲介業者や顧客に対しての担当営業の対応ほ、ダントツ最下位だと思います。

アフターから連絡が来ない、交換対応をしてくれないとの評判が多いようでした。

自ら設備メーカーに連絡したという口コミがあったように、自分で積極的に動かなければ解決しない可能性もあります。

アイディホームに限らず、ローコストメーカーはアフターの評判が悪い傾向があります。

「アフターは期待できなくても、安く建てたい」と割り切れる人でないと厳しいかもしれません。

 アイディホームの坪単価に対するtwitterでの反応

アイディホームの価格に対する反応を、twitterで調べてみました。

ツイートでもアフターや補修に関する悪い評判が目立ちました。

ただ、建売も含めて値段の安さは他社も認めているようですね。

アイディホームの3つの強み

アイディホームの強みは、3つあります。

アイディホームの3つの強み

  • 強み1:規格住宅なので、打ち合わせが簡単
  • 強み2:豊富なプランバリエーションがある
  • 強み3:ローコストで建築できる

強み1:規格住宅なので、打ち合わせが簡単

アイディホームの家づくりは規格が決まっているため打ち合わせが簡単です。

部屋数やリビングの広さなど、おおまかな条件が決まっている人は、一から図面を引いてもらうよりもバリエーションを見て選ぶほうが効率的

自由設計の場合、2時間程度の打ち合わせを何度も重ねてプランが固まりますが、規格住宅なら数パターンに絞ったものを自宅に持ち帰ってじっくり検討する、なんてことも可能です。

内装材も色を選ぶだけなのでとても簡単ですよ。

強み2:豊富なプランバリエーションがある

規格住宅というと、「自分たち家族に合う家があるのかな?」と心配になるかもしれません。

ただ、アイディホームはプランバリエーションが豊富で、その数は何と500パターン

想定されるプランはほとんどカバーされているでしょう。

強み3:アイディホームは低価格で建てられる

アイディホームは会社のスローガンでも「品質×価格×安心」を謳っているだけあり、低価格で建築することができます。

坪単価は40万円~65万円と、大手メーカーよりローコストながら飯田グループホールディングスの一員という拠り所があるため安心して検討することができます。

ローン返済額が抑えられれば、その分貯蓄や投資に回すことができます。

アイディホームの4つの弱み・課題

逆に、アイディホームの弱み、課題としては、次の4つが挙げられます。

どれも知っていれば、対応できることばかり。対応方法が分かっていれば、安心して検討することができます。

アイディホームの4つの弱み・課題

  • 課題1:自由設計では建てられない
  • 課題2:個性を出すには工夫が必要
  • 課題3:網戸やカーテンレールがオプション扱い
  • 課題4:注文住宅の実績は、これからといったところ

課題1:自由設計では建てられない

メリットの裏返しにはなりますが、アイディホームに自由設計の商品はありません。

自由設計の場合は、その土地に最適なプランが作れるので、プライバシーに配慮して窓位置を調整することなどもできるでしょう。

課題2:個性を出すには工夫が必要

アイディホームは規格住宅ですが、プランバリエーションが多いことをメリットとしてお伝えしました。

ところが、フローリングや建具、キッチンなどはベーシックなタイプでカラーバリエーションも多くはありません。建売のような家にならないようにするには、センスの良い壁紙や家具・小物で工夫したいところです。

課題3:網戸やカーテンレールがオプション扱い

アイディホームは過剰な仕様・設備を排除してシンプルな商品にすることで価格を下げています。

意外なものがオプションになっていることがあるため注意が必要です。

例えば、窓に付ける網戸。換気目的ではなく、あかり取りの窓なら網戸は不要かもしれませんが、メインとなる窓には必ず必要なオプションでしょう。

また、カーテンレールも標準ではありません。DIYで付ける自信がなければ、オプション料金をプラスしてアイディホームに依頼することになります。

課題4:注文住宅の実績は、これからといったところ

アイディホームの主力商品は分譲住宅です。

注文住宅の実績は、2021年度で35棟。

充実したノウハウがあるわけではないので注意しましょう。

今後に期待したいところですね。

アイディホームの保証制度・アフターサービス

アイディホームの保証制度・アフターサービス

※出典:アイディホーム

アイディホームは引き渡し後6カ月目と2年目に定期点検があり、外装や内装全般、設備に不具合が無いか確認します。

構造躯体と雨水の侵入に関する部分は、最低限の基準として法律で定める「10年間」を初期保証として、有償メンテナンス工事を実施すれば保証を延長できるシステムになっています。

これを繰り返すことで最長30年間の長期保証を実現します。

なお、飯田グループには子会社が6社ありますが、アフターサービス基準はすべて統一されています。

無償修理の範囲や免責事項などの細かい規定は、基準書で確認することになります。

一般的に、経年変化による変色などは保証対象外で有償となることが多いです。

注文住宅には欠かせない!坪単価の必須知識

ハウスメーカー選びでは、費用も大きな基準となりますよね。

メーカーごとの建築費用の「相場感」をはかる物差しとして使われているのが、「坪単価」です。

坪単価は便利な目安ではありますが、坪単価だけで「高い、安い」と判断するのはおすすめできません。

坪単価について、知っておいていただきたいポイントを4つお伝えしますね。

1.坪単価は1坪あたりの建築費

坪単価の計算方法

床面積1坪(約3.3㎡、畳2畳分)あたりの建築費を算出したものが、坪単価です。

計算式は、次のようになります。

坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 延床面積(各階の床面積の合計)

例えば、本体価格2500万円の家で延床面積が40坪なら、

2500万円 ÷ 40坪 = 62.5万円 となります。

坪単価だけで比較するのはおすすめできない理由は、建物の形状や広さで坪単価は変わってしまうからです。

《坪単価と建物の形状・広さの関係》

項目 内容
建物の形状による違い 建物の平面の形でも坪単価が違います。
正方形に近い平面と、凹凸のある平面とを比べると、凹凸のある家の方が建物の外壁の長さや屋根の面積が増えます。
納まりや手間がかかるため、坪単価が高くなります。
建物の広さによる違い 坪単価は小さな家ほど高い:家の広さにかかわらず、使う設備は変わりません。
キッチンや浴室、トイレのグレードや数は広さとはあまり関係がありません。
そのため、広さの小さい家ほど、坪単価が高くなってしまいます。
同じ面積なら総2階の家の方が、坪単価が低い 同じ床面積の家でも、1階と2階のめん席配分で坪単価も変わります。
1階が広く2階が小さい家は、総2階の家に比べて基礎や屋根面積が増えます。
基礎や屋根はコストがかかるため、総2階の家の方が坪単価は低くなります。

2.坪単価はメーカーによって計算式が違う

注意したいのは、メーカーによって坪単価の計算式が違うことです。

延床面積には、バルコニーや玄関ポーチは入っていません。あくまで室内の面積ということです。バルコニーや玄関ポーチなども含めた面積を「施工面積」と言います。

しかし、工事する本体価格にはバルコニーなども含まれることがあります。そこで、延床面積より広い施工面積で本体価格を割ると、どうなるでしょうか?

2500万円 ÷ 43坪 = 58.1万円

坪単価が少し安くなったように見えますね。

メーカーの中にはこのような計算式で、坪単価が安く見えるようにしている場合もあります。

坪単価を比較する場合は、同じ計算式で算出するようにしましょう。

3.建築総額は、選ぶグレードによって変わる

建物の本体価格に含まれている内容は、そのハウスメーカーの標準仕様のものばかりです。

そのため、施主であるあなたが選んだグレードによっては、金額が上がる可能性があります。いわゆる「オプション」と呼ばれる部分ですね。

床のフローリングは無垢の木にしたい!キッチンには最新の深型食洗機を入れたい!トイレはタンクレスのおしゃれなものに!などグレードアップしていくと、価格もアップしていきます。

特に変わりやすいのは、内装やキッチン、お風呂などの設備です。

坪単価だけに注目してしまいがちですが、標準と言われる内容についても把握しておくことが大切です。

坪単価だけでは、建築費用すべてを計算できない

坪単価でわかるのは、建物の本体工事にかかる費用です。

しかし、注文住宅の購入にかかる費用は、本体工事を含め大きく4つあります。

  • 本体工事
  • 別途工事(本体以外の建築工事費など)
  • 諸費用(税金・ローン手数料など)
  • 施主支給(その他、引越し費用など)

※別途工事とは、建物以外にかかる費用

例えば、屋外給排水工事、ガス・電気工事、地盤改良、外構工事など。他に、照明、カーテン、アンテナ取り付け工事もありますね。

こうした建物以外の工事は、敷地条件や施主の要望によって大きく変わる部分なので、坪単価を計算するときには含められないことがほとんどです。

主な項目と費用について、表にまとめました。

分類 費用 概要 費用相場
土地取得の諸費用(土地・建物に共通するものも含む) 印紙税 契約書の作成に際して課される税金 4万円~8万円程度
登録免許税 土地の所有権移転や建物の抵当権設定など、登記に際して課される税金 15万円~45万円程度
不動産取得税 土地や建物など不動産を取得した際に課される地方税 0円になることが多い
司法書士報酬 司法書士へ登記を依頼した場合に支払う報酬 1業務あたり3万円~6万円程度
仲介手数料 土地購入の際、不動産会社に支払う手数料 土地代×3%+6万円+消費税
固定資産税 土地や建物などの固定資産に課される税金。毎年1月1日時点の所有者が支払う 都市計画税と合わせて年間10~20万円程度
都市計画税 固定資産税と同様に土地・建物の所有者に課せられる税金。ただし、市街化区域内に限られる
建物を建てる諸費用 屋外給排水工事 上下水道を利用するために必要な配管工事の費用 70万円~100万円程度
引き込み工事 TV、インターネット、電気線などの引き込み工事の費用 70万円~100万円程度
インテリア造作工事 造り付け家具やカーテンボックスなどの取付工事 0円~約200万円など
解体費 建替えの際に発生する費用。植栽がある場合は伐採費用も必要 150万円~300万円程度
地盤調査費 適切な基礎や構造を決定するため、また改良の有無を判断するために行う調査費用。スウェーデン式サウンディング試験が一般的 5万円~15万円程度
敷地測量費 敷地の境界が不明瞭な場合に測量を行う費用 5万円~10万円程度
地盤改良工事 調査の結果、軟弱と判断された地盤に強化工事を行う費用 0円/100~150万円程度
設計・監理料 設計図の作成および図面通りに工事が進んでいるかチェックする業務の費用 50万円程度
外構工事 駐車スペースのコンクリート打設やフェンス、門扉、ウッドデッキ造作などの費用 100万円~300万円程度
建築確認申請費用 工事着手前と建物完成後に検査機関のチェックを受ける際の手数料 4万円~12万円程度
上下水道納付金 建物を新築する際、自治体に支払う費用 0円~30万円程度
ローン関係 住宅ローン保証料 金融機関を通じて保証会社と契約を結ぶための費用 借入額×2.2%程度
団体信用生命保険 住宅ローン契約者が死亡または高度障害となった場合に返済残高がゼロになる保険 ローン金利に含まれるため0円
火災保険料 住宅ローンの融資を受けるために加入が義務付けられている保険 月数万円程度
その他 引越し代 引越し業者のほか、仮住まいの家賃、トランクルームの賃貸費用など 20万円~40万円程度
式典費 地鎮祭や上棟式、ご祝儀など 5万円~10万円程度
家具、備品 カーテンや照明、家具、家電などの購入費用 50万円~200万円程度
手土産 近隣挨拶の手土産、現場の職人へ差し入れなど 2~3万円程度

確認申請や登記などの手続きにかかる費用や、ローンの手数料や保証料、保険に必要な費用で、こちらも条件によって変わってくるため、別途必要です。

その他の項目は、ハウスメーカーに支払うものではないので見積書には載りませんが、施主側で負担する費用のことです。

引越し費用や、家具家電の購入費用、地鎮祭などの儀式や近隣への挨拶品にかかる費用があります。

さらに土地から購入する場合は、土地の代金や仲介手数料も必要ですね。

これらをトータルした費用が、必要な費用となります。

坪単価はあくまで目安。総予算を把握するには、具体的な資金計画書を出してもらうのが最も正確です。

家を建てるときの費用注文住宅にかかる諸費用などは下記記事で詳しく解説しています。

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建築費用を抑える方法5選

ハウスメーカーとの契約前には、具体的な間取りや概算見積もりが出てきます。

夢をたくさん盛り込んだものですから、どうしても予算オーバーになってしまいがち。

そこで、建築費用を抑える方法を5つお伝えします。すべてが使えるわけではありませんが、いくつか方法があるということを知っておくだけでも、スムーズに検討できるようになりますよ。

方法1.土地を見直す

家にこだわりたい場合は、本当にその土地しかないのかもう一度検討してみましょう。土地の予算を下げられれば、その分家に予算を回せます。

具体的には、もう少し郊外までエリアを広げる、もう少し面積の小さい土地も検討する、不整形な土地も候補に入れるなどがあります。

方法2.設計やオプションを見直す

設計や間取りの工夫、オプションの見直しで費用を下げることもできます。

設計やオプションの見直しポイント

  • 延床面積を小さくする
  • 総2階の間取りにする
  • 建具(ドアや扉)を減らす
  • 水回りの設備のグレードや機能を見直す
  • 外構は一部DIYも取り入れる

コンパクトでも住みやすく開放感のある住宅は計画できます。ただし、このような提案ができる設計士は限られています。狭小住宅の実績が多いハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

また、これらの見直しをすべて行うと相対的に満足度が下がります。

費用は下がっても満足できない家になってしまうのは、あまり良いことではありません。そのような場合は、ハウスメーカーを変更することも考えましょう。

方法3.規格住宅を検討する

フルオーダーが注文住宅の魅力ですが、近年、多くのハウスメーカーでセカンドブランドとも言うべき「セミオーダー型」の規格住宅が発表されています。

用意された間取りの中かからしか選べない、設備や外壁のバリエーションが少ないなど制限はありますが、言い換えれば人気の間取りや設備を厳選した住まいでもあります。

その分費用は抑えられるので、気に入ったものがあれば規格住宅も検討してみましょう。

方法4.補助金を活用する

住宅購入をサポートする「補助金」を活用するのも、一つの方法です。

次のような補助金であれば、該当する方は多いでしょう。

申請は、ハウスメーカーが行います。申請書類の作成に別途手数料がかかることが一般的ですが、手続きに慣れているハウスメーカーを選べば、スムーズに取得できるはずです。

補助金 管轄 金額 申請時期 交付時期 概要
令和5年度 こどもエコすまい支援事業 国土交通省 100万円 令和5年9月28日時点で終了 - ・ZEHレベルの省エネ住宅を建てる子育て世帯・若者夫婦世帯が対象
令和5年度 LCCM住宅整備推進事業 国土交通省 140万円、かつ補助率2分の1 第2回受付(令和5年10月16日~令和6年1月19日) 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ※第2回の完了実績報告締切は2月29日 ・資材製造や建築段階からCO2排出を削減した長寿命住宅が対象
令和5年度 次世代ZEH+ 経済産業省・環境省・国土交通省の3省連携 100万円 ※加算あり 二次公募(令和5年11月20日~令和6年1月9日) ※令和6年度も募集予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる 再エネなど省エネをさらに深堀りしたZEH住宅
令和5年度 ZEH+ 100万円 ※加算あり より高性能なZEH住宅
令和5年度 ZEH 55万円 ※加算あり ネット・ゼロ・エネルギーハウス
子育てエコホーム支援事業 国土交通省 ZEH住宅:80万円 長期優良認定住宅:100万円 ※令和6年3月下旬以降開始予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ・こどもエコすまい支援事業の後継となる事業 ・子育て世帯、若者夫婦世帯が対象

新築補助金については下記記事で詳しく解説しています。

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方法5.ハウスメーカーに価格交渉をしてみる

ハウスメーカーに値引き交渉をすることも、最後の手段として可能です。

ただし、値引き交渉は慎重に進めましょう。無理な価格交渉は、担当者との関係が悪くなって相談しづらくなったり、品質に影響したりする可能性があります。

価格だけがネックという段階まで検討が進んだ契約直前のタイミングで、一度だけ交渉するのがポイントです。

単なる値引きが難しい場合は、期間限定のキャンペーンを活用する、何か特典をつけてもらうなどの方法も値引きにつながります。

後悔しないために!ハウスメーカー選びの極意

注文住宅の購入で後悔しないためには、何といってもハウスメーカー選びが重要です。

ハウスメーカーが作る家にはそれぞれ特徴があり、できることできないことが意外とあるもの。

自由に間取り設計がしたかったのに制約が多いメーカーを選んでしまった、憧れのキッチンを使いたかったのにオプションが高いローコストメーカーを選んでしまった……。

という話を聞いたことはありませんか?

失敗の多くは、理想と現実のギャップから起こります。

後悔しないためには、次の3つのステップに沿って、検討を進めてみてください。

ハウスメーカー選び3つのステップ

ハウスメーカー選びの極意

  • ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集
  • ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ
  • ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集

まず、いきなり住宅展示場に行ってはいけません

どのモデルハウスも素敵に見え、何を基準に選んでいいのか混乱してしまいます。

住宅展示場にあるのが選択肢のすべてではありません。まずはどんなハウスメーカーがあるのかを知り、それぞれの特徴を知りましょう。

そのために役立つのは、カタログ一括資料請求サービスです。

タウンライフ」を使うと、予算や要望にあったハウスメーカーからカタログや間取りプランを自宅に郵送してもらえます。

一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

カタログが自宅に届くだけで、契約する必要もなければ、強引な営業も一切ありません。

ハウスメーカーによっては、家族構成や希望の部屋数に合わせた間取り参考例を作って同封してくれることも。

強引な営業も一切なく、取り寄せたからといって無理に契約する必要もありません。

家購入者の多くの人が利用しているサービスですので、まずは気軽に利用してみましょう。

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また、カタログや間取りプランよりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ

届いた資料を家族で見ながら、どんな暮らしをしたいのかイメージしましょう。

  • 庭があった方がいい?どんなことをしようか?
  • 家事が時短できる暮らしがあっている?

そんな風に、自宅でゆっくり検討できるのが、資料請求のよいところ。

気になった資料には、付箋を貼ってまとめておきましょう。

比較してみているうちに、メーカーによって得意なこと、そうでないことがあるのがわかります。

その違いを知ると、どのメーカーが自分たちにあっているのか、なんとなく分かってくるように。そうしたら、次のステップへ進みます。

ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

好みのハウスメーカーがある程度絞れたら、住宅展示場や新築見学会などを探して、実物を見ましょう。

おすすめは、実際に住む人がいる新築見学会です。等身大のモデルハウスを街中につくった「街角モデルハウス」もいいですね。

資料ではわからなかった広さや質感を体験するのが一番の目的。

また、営業マンとも直接話すチャンスです。気になっていたことを質問し、これから親身に相談に乗ってもらえそうか相性を確かめるのもいいでしょう。

これぞ!と思うメーカーが見つかったら、「資金計画書」を作ってもらいましょう。

希望の土地や間取りに合わせ、どれくらいの費用がかかるのかが概算でわかるようになります。

注文住宅は、建築業者をどう選ぶかがポイント!

理想の注文住宅を建てるためには、どの建築業者に頼むかがカギとなります。

でも、どのハウスメーカーがいいのか迷ってしまいますよね。中には「設計事務所」や「工務店」も気になる!違いはあるの?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?

改めて、この3つの建築業者の違いや特徴、選び方を解説します。

ハウスメーカー、工務店、設計事務所の特徴

本当に希望にあった家を建てるためには、ハウスメーカー以外の選択肢についても知っておきましょう。

まずは、ハウスメーカー、工務店、設計事務所それぞれの特徴をざっくりご紹介します。

《注文住宅を建てられる3つの建築業者の特徴》

建築業者 特徴
ハウスメーカー 設計や自由度、アフターケアが平均点以上、価格も幅広い価格帯、工法、デザインなど幅広いメーカーから選べる。
大量生産を前提とした工業化住宅なので、設計の自由度は低いものの、ある程度希望を取り入れた家づくりは可能。
施工エリアは、全国をカバーする企業が多い。 アフターケアや長期保証体制が整っている。
工務店 コストは割安、アフターケアが特徴
施工エリアが狭く、地域密着型の企業が多い。
木造軸組工法が中心で、設計施工の自由度が高い。デザインや使う素材は、工務店によってさまざま。
ローコストのハウスメーカーほどではないが、コストは割安になる。
ハウスメーカーほどの長期保証はないが、補修工事は、こまめに低コストで対応してもらえる。
設計事務所 個性あるデザイン、自由度が魅力
設計と工事監理のみを行うため、設計料がかかり割高。
個性的なデザインや間取りを提案してくれ、設計自由度は高い。
一方で、施主の希望より設計者の個性を優先する事務所もある。
工法は、事務所によってさまざま。
交通費はかかるが、全国どこでも対応している事務所が多い。
保証制度やアフターケアは工務店とほぼ同様。

ローコストからハイグレードまで価格帯の幅が広いハウスメーカーは、予算に合わせた企業選びができます

設計の自由度が高いのは、設計事務所や工務店です。一方で、工場生産を中心で全国展開するハウスメーカーは、設計の自由度は低め。しかし、自由度の高い工法を採用し、希望に沿った家づくりができるハウスメーカーもあります。

費用が割安になるのは、自社で設計施工を行う工務店です。予算の中で柔軟に対応してもらいやすいのも特徴です。

設計事務所は、設計料がかかるため最も割高になります。設計料は工事費の10%?15%くらいが目安ですが、住宅なら少なくとも200万円程度必要です。

図解で分かる!建築業者を5つの指標で比較

3つの建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較してみた図がこちらです。

建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較した図

斬新で個性あるデザインを希望するなら、設計事務所も良さそうです。しかし、人気建築家となると設計料も高額になりがち。施主の希望よりも設計士の個性が優先されたり、デザイン重視の暮らしにくい家になったりするケースも見聞きします。

設計に時間をかけるため、工期は長くなりがち。アフターケアは施工した工務店が担うため、設計事務所のサポートはあまり期待できません。

設計士との相性が家づくりの成否を分けるといえます。

コストを抑えつつ住みやすい家づくりができるのが、工務店です。個性的なデザインは出てきにくいですが、使いやすい間取りや丁寧な施工が期待できます。

工場生産ではないため、工期はハウスメーカーより長めですが、その分個別の希望や変更にも柔軟に対応してもらえます。

ただし、全国展開しておらずモデルハウスを持つ企業が少ないので、希望の工務店を見つけるのに苦労するかもしれません。

ハウスメーカーは、5つのポイント全てが平均点以上で安心感があります。

間取りの自由度が少ないものの、工法や生産体制の工夫で、ひと昔前より柔軟に対応するメーカーが増えています。また、工場で多くの部分を生産するため、工期は短め。現場レベルに左右されない工法で、一定の施工品質が期待できます。

全国に拠点があり情報が多いため、モデルハウスなど実例を見ながら検討できるのもメリット。費用がかかるとはいえ、アフターケアの体制もしっかりしています。

理想の注文住宅を建てるには、設計の自由度やデザインの個性をどこまで求めるのか、また費用はどの程度を見込むのかを家族で話し合い、バランスよく希望を取り入れられる建築業者かどうかで最終的に判断するのが大切です。

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また、家を建てるときの注意点については下記記事でまとめておりますので、合わせて確認ください。

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まとめ

低価格で注文住宅が建てられるアイディホーム。

規格住宅なので自由設計を求める人には不向きですが、収納の追加やオプションの壁紙で個性を表現している実例もあり、工夫次第で自分らしい家づくりが可能です。

一方、注文住宅の実績が少なく、アフターサービスにはあまり期待できないという弱みも。

それでも、耐震性が高い家をローコストで建てられることは、アイディホームの大きな魅力的です。

「品質×価格×安心」の家を建てたいなら、アイディホームを検討してみてはいかがでしょうか。

  • アイディホームの坪単価は40万円~65万円
  • 飯田グループホールディングスの子会社
  • 自由設計ではなく、規格型の注文住宅
  • 間取りパターンは約500種類で、軽微な設計変更は可能
  • 注文住宅の実績は少ない
  • アフターサービスは期待できないところがアイディホームの弱み

また、これからハウスメーカー選びをする方にお伝えしたいのは、次のポイントです!

ハウスメーカー選びの極意!

  • 複数のハウスメーカーを比較することが大切!
  • タウンライフを使うとカンタンに複数社のカタログや間取りプランの請求が可能
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  • 資料をもとに、理想の暮らしをイメージする
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ぜひ理想の家づくりに役立ててもらえると嬉しく思います。

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