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【2024年最新】GLホームの坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

GLホームの坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

こんな悩みをスッキリ解消!

  • GLホームの坪単価はいくら?
  • アメリカンスタイルなGLホームの平屋が気になる!
  • GLホームに悪い評判はあるの?事前に知っておきたい!

GLホームは、50年以上前からツーバイフォー工法に着目し、いち早く取り入れたハウスメーカーです。

断熱性・気密性に優れ、建築費用も高くないことから、現在は多くのハウスメーカーが採用しています。

特別めずらしい工法ではありませんが、GLホームは実際に建てた人から断熱性を高く評価されているようです。

ただ、GLホームの店舗数はあまり多くなく、知名度が低いから不安に感じる人もいますよね。

この記事では、GLホームの最新坪単価や建坪に応じた建築費用について、様々な情報をもとに徹底分析しています。

また、統計調査や専門家の視点から、GLホームの「強み・弱み・評判」がひと目でわかるようにまとめていました。

GLホームならではの建築実例も数点、写真付きで紹介しています。

注文住宅でアメリカンやスパニッシュといった海外デザインを取り入れたいなら、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

本記事の結論先読み!

  • GLホームの坪単価は50万円~65万円
  • LIXILグループのフランチャイズメーカー
  • 2×4(ツーバイフォー)を進化させた2×6(ツーバイシックス)工法が標準仕様
  • 断熱材の厚みはツーバイフォーの1.6倍。140mm厚のロックウールを採用
  • アメリカン、スパニッシュ、フレンチなどの海外デザインを採用
  • 保証は最低限の内容

GLホームの坪単価

※2024年11月現在

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目次

一目で分かる:GLホームの特徴

GLホーム株式会社は2×6工法のフランチャイズハウスメーカーです。特徴を以下にまとめました。

坪単価 50万円~65万円
構造 木造:ツーバイシックス工法(木造枠組壁工法)、モノコック構造
建物タイプ 平屋、2階建て、3階建て
保証期間 初期保証10年。有償メンテナンスを実施することで、20年まで延長可能。
販売戸数
施工エリア 東北:山形県、宮城県、福島県
関東:群馬県、茨城県、千葉県
中部:長野県、静岡県、愛知県、岐阜県
近畿:兵庫県、和歌山県
(一部地域を除く)
会社設立 1970年
公式サイト GLホーム

GLホームを展開するのは株式会社LIXIL住宅研究所のジーエルホームカンパニー。

名前から分かるとおり、住生活関連の総合企業である「LIXIL」グループの一員です。

LIXIL住宅研究所はGLホームのほかにアイフルホーム、フィアスホームのブランドを持っており、国内最大の住宅フランチャイズチェーンを展開しています。

GLホームが創業したのは1970年。ツーバイフォー住宅の草分け的存在として実績を重ねてきました。

現在はツーバイフォーを進化させた2×6(ツーバイシックス)工法に制震システムを組み合わせ、超高断熱・超高耐震住宅を建築しています。

《GLホームの特徴まとめ》

GLホームの特徴まとめ

GLホームはこんな人におすすめ

GLホームの注文住宅をおすすめしたいのは、次のような人です。

GLホームはこんな人におすすめ

  • 耐震性の高い家を建てたい人
  • アメリカンスタイルの暮らしに憧れる人
  • 白亜の豪邸を建ててみたい人

GLホームは「耐震性の高い家を建てたい人」におすすめです。

GLホームの耐震性を支えるのは、もともと強固な構造をさらに強化するGTSウォール。

GTSウォールとは、外壁の内側に粘弾性体を挟み込んだものです。

大きな装置を入れるわけではないので、設計上の制約をほとんど受けずに耐震性を高めることができます。

一般的な住宅は度重なる地震で少しずつ変形が大きくなっていきますが、GTSウォールは地震の回数が重なっても性能が落ちにくく、建物の変形を最小限に抑えます。

住宅性能表示制度の耐震等級で言えば、GLホームは最高ランクに値します。

なお、住宅性能評価書の交付を受ける場合は別途申請費用が必要です。

デザインでは他社であまり見かけない「アメリカンスタイルの家や白亜の豪邸」を建ててみたい人にもおすすめです。

本場そのままというわけには行きませんが、海外のエッセンスを取り入れた日本品質の家を建てるのがGLホームの得意とするところです。

フクロウ先生
安全・快適な日本品質の家を海外スタイルで建てるのが、GLホームの特徴じゃな。

【最新情報】GLホームの坪単価はいくら?

ここからは、GLホームの価格や坪単価についての調査結果をお伝えしていきます。

GLホームの公式資料やSUUMOHOME’Sのメーカー情報、編集部で実施した調査をもとに算出したGLホームの坪単価は50万円~65万円です。

GLホームの坪単価

※2024年11月現在

坪単価に幅があるのは、商品のグレードや広さによる違いがあるためです。

一般的には平屋など延床面積が少ないほど単価が上がる傾向があります。

GLホーム坪単価から本体価格・建築総額シミュレーション

一般的に「坪単価」を算出するもとになるのは建物のみの「本体価格」です。

ただ、これだけで家を建てることはできません。

実際は外構工事や地盤改良などの別途工事にかかる費用や、ローン手数料などの諸費用が必要になります。

それを全て合計したのが「建築総額」です。

別途工事や諸費用は、検討段階では建築総額の25%程度を見込んでおけばよいでしょう。

GLホームの場合、本体価格と建築総額を面積ごとに算出すると、次の表のようになります。

延床面積の坪数 本体価格 建築総額
25坪 (約83㎡) 1,250万円~1,625万円 1,667万円~2,167万円
30坪 (約99㎡) 1,500万円~1,950万円 2,000万円~2,600万円
35坪 (約116㎡) 1,750万円~2,275万円 2,333万円~3,033万円
40坪 (約132㎡) 2,000万円~2,600万円 2,667万円~3,467万円
45坪 (約149㎡) 2,250万円~2,925万円 3,000万円~3,900万円
50坪 (約165㎡) 2,500万円~3,250万円 3,333万円~4,333万円

※本体価格は、坪単価 × 延床面積の坪数で算出。
※建築総額は、別途工事・諸費用が本体価格の25%程度と仮定し、本体価格 ÷75%で算出。

人気ハウスメーカー・工務店との坪単価比較

他のハウスメーカーと比べると、GLホームの立ち位置がわかります。

人気ハウスメーカーの実例等から算出した坪単価をGLホームのものと比較してみました。

ハウスメーカーの一般的な坪単価は50万円~70万円程度ですので、GLホームは平均的な価格帯か、わずかに安いくらいですね。

《ハウスメーカーの坪単価一覧》※GLホーム以下五十音順

ハウスメーカー 坪単価 構造
GLホーム 50万円~65万円 木造
アイフルホーム 40万円~75万円 木造
アキュラホーム 50万円~80万円 木造
イシンホーム 50万円~65万円 木造
一条工務店 50万円~90万円 木造
ウィザースホーム 40万円~70万円 木造
クレバリーホーム 40万円~80万円 木造
住宅情報館 45万円~75万円 木造
住友林業 60万円~100万円 木造
セキスイハイム 65万円~120万円 鉄骨、木造
積水ハウス 55万円~95万円 鉄骨、木造
大和ハウス 70万円~110万円 鉄骨、木造
タマホーム 34万円~75万円 木造
トヨタホーム 50万円~110万円 鉄骨、木造
日本ハウスホールディングス 55万円~100万円 木造
パナソニックホームズ 70万円~100万円 鉄骨
桧家住宅 44万円~73万円 木造
富士住建 45万円~65万円 木造
へーベルハウス 70万円~150万円 鉄骨
ポラス(ポラテック) 60万円~90万円 木造
BESS 47万円~69万円 木造
ミサワホーム 60万円~100万円 木造
三井ホーム 60万円~130万円 木造
ヤマダホームズ 49万円~90万円 木造
ユニバーサルホーム 50万円~72万円 木造
ロイヤルハウス 38.8万円~50万円 木造

※2024年11月現在

より分かりやすいように、GLホームと人気ハウスメーカーの坪単価を図で比較したものがこちらです。

GLホームと人気ハウスメーカーの坪単価比較

※2024年11月現在

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アイフルホーム スウェーデンハウス アキュラホーム クレバリーホーム
ヤマダホームズ オープンハウス 日本ハウスホールディングス ユニバーサルホーム
ウィザースホーム 飯田産業 BESS 住宅情報館
桧家住宅 ロイヤルハウス 秀光ビルド ポラス(ポラテック)
無印良品の家 レスコハウス 近鉄不動産 JPホーム
アイダ設計 東宝ホーム アーネストワン 一建設
大成建設ハウジング 富士住建 土屋ホーム レオハウス
ロゴスホーム ファイブイズホーム イシンホーム セルコホーム
古河林業 アイディホーム 三菱地所ホーム GLホーム
サンヨーホームズ

GLホームの坪単価は平均的!コストパフォーマンスは高い

ここまで見てきた通り、GLホームの坪単価はハウスメーカー全体のなかでも平均的か多少安いくらいです。

ただ、口コミでは「お得に建てられた」と評価する声もあり、コストパフォーマンスの高さに満足している人は多いようです。

その理由は、断熱性の高さと設備グレードの高さにあるでしょう。

業界でも早くからツーバイフォー工法を取り入れ、現在ではツーバイシックス工法にアップグレードしています。

ツーバイシックス工法は、ツーバイフォーに比べて1.6倍壁が分厚くなるので断熱材がたっぷり入ります。

そのため多くの人から「あたたかい」と評価される家ができるのです。

また、キッチン、お風呂、洗面、トイレ、窓などはすべてLIXIL製品が標準仕様。

キッチン、お風呂、洗面、トイレ、窓などはすべてLIXIL製品

※出典:LIXIL

人気の設備を安く仕入れられるのでGLホームの家はお得感があります。

フクロウ先生
LIXILグループのスケールメリットを活かしてコストダウンする仕組みはさすがじゃ!

納得いく価格で理想の家を建てる方法

自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

土地を持っているのであれば、その土地の形状に強いハウスメーカーもあります。

土地から探すのであれば、仕入れが強いハウスメーカーの方が理想の場所が見つかります。

ただし、一からハウスメーカーに問い合わせや住宅展示場でヒアリングするのも面倒です。

そこでオススメなのが、「タウンライフ」を使ってカタログや間取りプランの一括資料請求することです。

タウンライフを使うと、ハウスメーカーから予算や要望にあったカタログや間取りプランが届くので、イメージを膨らませることができます。

ホームズ一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

強引な営業もないので、まずは理想のマイホームに向けてカタログを請求するのをオススメします。

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また、カタログや間取りプランよりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

GLホーム「ウッズヒル」の人気商品ラインナップと坪単価

GLホームの注文住宅は「ウッズヒル」というブランドで、さまざまなデザインのラインナップがあります。

いずれも海外の暮らしを彷彿とさせる魅力的な商品です。

《GLホームの商品ラインナップ》

商品名 特徴 予想坪単価
アーリーアメリカンスタイル アメリカンデザインを日本品質で建てる 60万円~
スパニッシュスタイル 曲線デザインがやさしい、おおらかなスタイル 50万円~
スパニッシュスタイル ワンズコートタイプ スパニッシュスタイルにガーデンダイニングをプラス 52万円
フレンチスタイル 石積みの外壁が高級感を醸し出す 55万円~
ともに成長する家 絆を深めながら家族が成長できる家 55万円~
American HIRAYA 平屋スタイル 海が似合うアメリカンデザインの平屋 65万円~

アーリーアメリカンスタイル:予想坪単価 60万円~

アーリーアメリカンスタイル

※出典:GLホーム

板を重ね貼りする「ラップサイディング」のデザインは、まさにアーリーアメリカン。

玄関ドアや屋根、窓などはLIXIL製品で統一させていますが、ミッドテリアの手すり、また外壁のアクセントになる妻飾りには輸入部材を採用。機能性とデザイン性をうまく融合させています。

屋根の傾斜が大きく、室内はまるで隠れ家のような雰囲気。

室内はまるで隠れ家

※出典:GLホーム

マントルピースを備えたリビングやミッドテリアなど、アメリカンスタイルな暮らしのヒントがたくさんあります。

このテイストが好きな人は、一目で気に入ってしまうでしょう。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,800万円~
  • 35坪 (約116㎡):2,100万円~
  • 40坪 (約132㎡):2,400万円~

スパニッシュスタイル:予想坪単価 50万円~

スパニッシュスタイル

※出典:GLホーム

開放的な南欧デザインがベースのスパニッシュスタイル。

アーチをふんだんに取り入れた外観は、海外ホテルのような雰囲気です。

エクステリアの床タイルはあたたかみのあるテラコッタ風。

柱飾りや妻飾りなど、さりげない装飾が活きています。

2階に見える縦格子の手すりはロートアルミ製です。

ロートアルミ製

※出典:GLホーム

室内の階段手摺もロートアルミで、外装デザインにマッチしていますね。

廻り縁や腰壁、天井装飾などで全体のイメージを統一しています。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,500万円~
  • 35坪 (約116㎡):1,750万円~
  • 40坪 (約132㎡):2,000万円~

スパニッシュワンズコートスタイル:予想坪単価 52万円~

スパニッシュワンズコートスタイル

※出典:GLホーム

スパニッシュワンズコートは、スパニッシュスタイルをベースにガーデンダイニングを設けたスタイルです。

ガーデンコートは外から完全に遮断されているわけではありませんが、プライバシー性も高い配置で、家族だけの時間を満喫できます。

ガーデンコート

※出典:GLホーム

円形に張り出した「ラウンドスペース」は、ギャラリーやインナーテラスなどアイディア次第でさまざまな使いかたが可能です。

外・内ともにアーチをふんだんに使い、やわらかい印象に仕上げています。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,560万円~
  • 35坪 (約116㎡):1,820万円~
  • 40坪 (約132㎡):2,080万円~

フレンチスタイル:予想坪単価 55万円~

フレンチスタイル

フレンチスタイル

※出典:GLホーム

エレガントな印象のフレンチスタイル。外壁の一部には石積みのデザインを取り入れています。

アイボリーやライトグレーなど、白ベースのやさしい色合いで外観をまとめるのがウッズヒルのフレンチスタイル。室内はナチュラルで素朴な雰囲気です。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,650万円~
  • 35坪 (約116㎡):1,925万円~
  • 40坪 (約132㎡):2,200万円~

ともに成長する家:予想坪単価 55万円~

ともに成長する家

ともに成長する家の間取り図例

※出典:GLホーム

「共に成長する家」はシンプルでモダンな外観の家です。

軒下や窓まわりには上品なモールディングを施し、シンプルな中にエレガントなアクセントが光っています。

落ち着いた印象を与える寄棟屋根には、太陽光パネルを搭載することも可能です。

室内には、大人も子どもも成長できるアイディアがちりばめられています。

例えば、2階のキッズウォークインクローゼット。

2つの子供部屋から行き来できることで絆が生まれ、使い方を工夫する気持ちが芽生えます。

プレイルームはファミリーリビングとして、寝る前の時間を楽しむスペースに。

1階に設けた大きなスタジオはトニーニングやアトリエなど多目的な活用が可能です。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,650万円~
  • 35坪 (約116㎡):1,925万円~
  • 40坪 (約132㎡):2,200万円~

American HIRAYA 平屋スタイル:予想坪単価 65万円~

American HIRAYA 平屋スタイル

American HIRAYA 平屋スタイル

※出典:GLホーム

ビーチハウスのような佇まいの平屋スタイル。

自然が豊かな場所に建てれば豊かなセカンドライフを楽しむことができますね。

外に開かれたミッドテリアは、第二のリビングスペース。

ご近所とのコミュニケーションを育むにも最適な場所です。

人気の延床面積別・本体価格シミュレーション

  • 30坪 (約99㎡):1,950万円~
  • 35坪 (約116㎡):2,275万円~
  • 40坪 (約132㎡):2,600万円~
フクロウ先生
ここからは、実例を紹介していこう!

GLホームではどんな家が建つ?写真つき実例を紹介

高品質でコスパが高いと紹介してきましたが、実際に建てた実例を知りたいですよね。

デザインコンセプトがしっかりしている素敵な実例をピックアップしました。

実例1:ミディアム色の木目でまとめた家【アメリカン平屋スタイル】

ミディアム色の木目でまとめた家

※出典:FC加盟店 ジーエイチエス

こちらはGLホーム前橋店の実例です。

GLホーム前橋店(群馬県)を運営しているのは株式会社ジーエイチエスですが、同社はLIXIL研究所の直営店です。

ジーエイチエスでは同じLIXIL系列の「アイフルホーム」三郷店(埼玉県)、船橋店(千葉県)も運営しています。

さて、実例はアーリーアメリカンスタイルの平屋です。板張りの外観デザインが雰囲気を盛り上げます。

ミディアム色の木目でまとめた家の内装

大胆な植栽のセレクトも外観によく似合っていますね。

室内はミディアム系のカラーリングで統一されています。装飾は控えめですが、ガラス入りのリビングドアやキッチン前の木目、家具風の食器棚がアーリーアメリカンらしさを演出しています。

実例2:白亜の豪邸【フレンチスタイル】

白亜の豪邸

※出典:FC加盟店 ジーエイチエス

こちらもGLホーム前橋店の建築実例です。

真っ白な外観がとてもエレガントですね。

きれいなシンメトリーで安定感があるところもポイントです。

ロートアルミの手すりや玄関ドアの飾り、ポーチ灯のテイストを合わせているので、まとまって見えます。

白亜の豪邸の内装

室内にはモールディングを効果的に採用。

ドアの枠飾りや天井のメダリオンもフレンチスタイルの家にピッタリですね。

実例3:イエローの外壁が明るい家【アメリカンスタイル】

イエローの外壁が明るい家

※出典: GLホーム茂原店

GLホーム茂原店(千葉県)の実例です。

美しく手入れをされた芝生や外観から、建築主が家に愛着を持っていることが伝わってきますね。

ミッドテリアの配置も風景に合わせて設計され、心地よいスペースとなっています。

イエローの外壁が明るい家の内装

※出典: GLホーム茂原店

キッチンとダイニングの間にはゆるやかなアーチの垂れ壁を設置。

キッチンの吊り戸にはモールディングが回り、細かいところまで気を配って作られているのが分かります。

GLホームで実際に建てた人の口コミ・評判

  • 「GLホームの家、建てた人は本当に満足してるのかな?」
  • 「建てた人が不満なのは、どんなところ?」

建てた人にしかわからない、リアルな口コミも知りたくなるもの。

ここからは口コミサイトのe戸建てより、良い評判と悪い評判をピックアップして紹介します。

良い評判:断熱性と営業担当の人柄が高評価

まずは良い評判から紹介します。

>>306 口コミ知りたいさん

この冬にに完成、入居しました。長野県です。感想から言えば、真冬でも非常に暖かくて大満足です。

家の間取りは5LDK、40坪ほどの家です。暖房設備はエアコンのみ、2階建てでそれぞれのフロアに1台ずつ。温度設定は20℃としましたが、これでも全く問題ありません。エアコンは24時間稼働させっぱなしです。

オール電化ですが、電気代は一番高い月で15,000円ほど。今まで冬は電気+ガス代で20,000円は超えていたのでかなり抑えられている印象です。

サッシの標準はエルスターS、断熱は壁、屋根:ロックウール、床、土間(基礎):ミラフォームラムダ90㎜、天井:セルロースファイバーとなっています。多少でも参考になれば。

断熱性が評価された口コミです。

寒冷地の長野県で「あたたかい」というのは説得力がありますね。

GLホームの窓は複層ガラスです。

ガラスとガラスの間に16mmの大きな空気層を挟み、断熱性を高めています。

GLで建てて、もうすぐ4年ですが非常に満足しています。サッシはサーモスXのトリプルなので結露もなくエアコン一台で暖かく過ごせています。

去年の7月からGLホームで建てた家に住んでいます。妻と私の好みがスパニッシュだったことから、あちこちのハウスメーカーを調べた結果GLホームにたどり着きました。冷暖房も良く効くので本当に性能が素晴らしいと思います。壁付けの一般的なエアコンを使ってます。

ウチは標準のサッシなのでリクシルのサーモス2ですがサーモスXなどトリプルガラスに変更していたらもっと性能が良かったのだろうなと思います。

YKKさんのサッシはわかりませんがリクシルのサーモス2の引き違い窓は仕方ないとは思いますがどうしても多少の隙間が出来てしまう(窓と窓の重なる部分)ようで外からの埃がレールに溜まってしまいます。その辺が気になる方はなるべく引き互いの窓は少なめの設置をお勧めします。

自分の家を総合的に評価するとかなり満足できています。デザイン、性能、イニシャルコスト、ランニングコスト、アフターサービス、どれをとってもトータルで満足しています。なんと言っても営業さんがすごく誠実で人柄に惚れ込んでしまいました。店舗は前橋店です。

検討中の方は是非とも行ってみてください。

GLホームで新築し、ちょうど1年経ちました。家のデザイン、間取り、内装などアドバイスをいただきながら、ほとんど自分達で考えた注文住宅です。

工事は、予定通り何の問題も無く、きちんと終えました。全館空調も設置しました。

全てに満足しています。家にいるのが大好きになりました。身体が芯から冷える事の無かった去年の冬。

今年も寒くなってきましたが、我が家は、どこにいてもちょうど良く快適。LIXILのエコカラットのおかげか、GLオリジナルのモイスチャーパネルのおかげか、魚を焼いても揚げ物をしても、匂いがすぐに取れます。サイコー!

坪単価は、その家の仕様により変わりますが、他のハウスメーカーより少しお安いような…。

あの日、寒いだけの理由でGLホームに入って良かった。

以上の3つとも、断熱性が評価された口コミです。

ほかのメーカーでは断熱性能を売りにしていても、必ず「寒い」という口コミが書かれてしまいます。

GLホームは知名度こそ高くないものの、「隠れた高断熱メーカー」なのかもしれませんね。

調湿性タイルの「エコカラット」はハウスメーカー問わず人気のある健康建材です。

LIXIL製品なのでGLホームでは取り入れやすいところもメリットですね。

悪い評判:完成後のクリーニングが十分でない

続いて悪い評判も紹介します。

最低ですね!手抜き工事で途中建ててる業者が変更し変わった業者も欠陥ありで引き渡し時もクリーニングしたのかどうかわからないくらい汚い。

再度クリーニングを頼むが、引き渡し日延期するならば賠償金請求と脅しをかけられるらしい。

途中で建築業者が変わったというのが少々気になります。

フランチャイズ加盟店の経営が危うくなり、完成保証によって業者が変わった可能性もゼロではありません。

営業の対応が最悪でした。全くやる気なしな感じ。こんなとこに頼めない。

営業担当者の対応が良くなかったという口コミです。

信頼できない担当者と良い家を作ることは難しいです。

担当を変更できないか聞いてみる、ほかの店舗を訪れてみる、などの対策が必要です。

妥協して契約しないように注意しましょう。

GLホームの4つの強み

GLホームの強みは、4つあります。

GLホームの4つの強み

  • 強み1:LIXILグループのメリットを活かしたコストパフォーマンスの良さ
  • 強み2:省令準耐火構造で、一般住宅より火災保険料がお得
  • 強み3:悪い口コミがほとんど無い
  • 強み4:気密性・断熱性が高い

強み1:LIXILグループのメリットを活かしたコストパフォーマンスの良さ

LIXILはよく知られているとおり、住生活関連の巨大企業グループ。

サッシのトステム、キッチンのサンウェーブ、トイレのINAXなど、各社のノウハウが結集して誕生したグループですし、一通りの設備が揃います。

GLホームはLIXIL製品を特価で仕入れることが可能。設備に大きなこだわりがなければコストパフォーマンスの高い家づくりができるでしょう。

強み2:省令準耐火構造で、一般住宅より火災保険料がお得

GLホームの家は、木造ながら耐火性能が高いです。

ファイヤーストップ構造をしているので、万が一室内で火災が起こった場合も扉を閉めればほかの部屋へ燃え広がるのを防げます。

GLホームは「省令準耐火構造」なので、在来工法の家に比べて火災保険料が安くなるというメリットもあります。

強み3:悪い口コミがほとんど無い

GLホームの口コミを見ると良い評価が多く、悪いものはあまり見当たりません。

通常、口コミというのは実際の評判より悪い内容が集まってしまうもの。

業績などの数字には出てこない部分ですが、GLホームが優良なハウスメーカーということがよく分かります。

強み4:気密性・断熱性が高い

GLホームはツーバイシックスで建てる注文住宅です。

ツーバイシックスはそれ自体が気密性・断熱性の高い工法で、年間をとおして快適な室内環境を実現します。

断熱性能は北海道で求められるレベル。

高断熱なので、必要最低限の太陽光発電を取り入れれば標準仕様でZEHに対応することが可能です。

なお、GLホームの断熱材はロックウール。密度が高い素材なので遮音性能にも優れています。

GLホームの4つの弱み・課題

逆に、GLホームの弱み、課題としては、次の4つが挙げられます。

どれも知っていれば、対応できることばかり。対応方法が分かっていれば、安心して検討することができます。

GLホームの4つの弱み・課題

  • 課題1:外観イメージと内装にギャップが生まれることも
  • 課題2:LIXILの設備を使いたくない人にとっては割高
  • 課題3:フランチャイズの中では坪単価が高め
  • 課題4:東京や大阪に店舗が無く、知名度もあまり高くない

課題1:外観イメージと内装にギャップが生まれることも

GLホームのウッズヒルにはアーリーアメリカンやフレンチ、スパニッシュといった輸入デザインがラインナップされています。

ただ、室内の装飾を工夫しないと日本のモダンな住宅と変わらない印象になってしまいます。

腰壁やアーチ型のゲート、モールディングの採用や、間仕切りの少ない開放的な間取りを心がけるなど工夫が必要です。

海外住宅を完全再現したい人は、輸入住宅を専門に扱うハウスメーカーを検討したほうが良いでしょう。

課題2:LIXILの設備を使いたくない人にとっては割高

GLホームではLIXIL設備を特価で仕入れることができるので、コストパフォーマンスの高い家づくりが可能です。

一方で、ほかのメーカーの設備を使いたい人にとっては割高になってしまいます。

人気メーカーのトクラス、タカラスタンダード、パナソニック、クリナップ、TOTOなどはLIXILグループではありません。

どうしても採用したいものがある場合は金額が上がることを見込んでおきましょう。

課題3:フランチャイズの中では坪単価が高め

GLホームは平均的なハウスメーカーと同じくらいの坪単価です。

ローコストを売りにしているフランチャイズメーカーが多いことから、フランチャイズ=安いと思う人もいるかもしれません。

GLホームはミドルグレードのハウスメーカーなので、格安で建てることは難しいと考えておきましょう。

ただ、基本性能は高く保たれているので安心感は高いですよ。

課題4:東京や大阪に店舗が無く、知名度もあまり高くない

GLホームの店舗はまだまだ少なく、東京、大阪、福岡など大都市へ出店していません。

競合が多すぎるので仕方がないのかもしれませんが、今後のエリア拡大に期待したいところです。

とは言え、GLホームが提供するアメリカンスタイルやスパニッシュスタイルの家は、住宅密集地だとその良さが活かしきれない面もあります。

ゆったりしたライフスタイルのほうが向いているから都心部に出店していないのかもしれませんね。

GLホームの保証制度・アフターメンテナンス

GLホームの保証制度やアフターサービスについて、見ていきましょう。

20年保証システム

GLホームの初期保証は、住宅瑕疵担保履行法の定めに従い10年間です。

11年目に指定の点検を受け、必要な有償メンテナンスを実施すれば20年まで保証を延長できます。

定期点検

定期点検は保険法人の検査員が行います。実際のメンテナンスなどはGLホームが実施します。

Webオーナーズ倶楽部

GLホームのオーナーは、メンテナンス用品や消耗品の購入、ハウスクリーニングなどの優待を受けることが出来ます。

住宅完成保証

フランチャイズ加盟店は地場の工務店であって大企業ではありません。

倒産するリスクがあることは理解しておきましょう。

GLホームでは万が一に備えて住宅の完成を保証しています。

加盟店が工事を存続できなくなった場合はフランチャイズ本部が債務を引き継ぎます。細かい条件や保証の範囲はしっかり確認しましょう。

注文住宅には欠かせない!坪単価の必須知識

ハウスメーカー選びでは、費用も大きな基準となりますよね。

メーカーごとの建築費用の「相場感」をはかる物差しとして使われているのが、「坪単価」です。

坪単価は便利な目安ではありますが、坪単価だけで「高い、安い」と判断するのはおすすめできません。

坪単価について、知っておいていただきたいポイントを4つお伝えしますね。

1.坪単価は1坪あたりの建築費

坪単価の計算方法

床面積1坪(約3.3㎡、畳2畳分)あたりの建築費を算出したものが、坪単価です。

計算式は、次のようになります。

坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 延床面積(各階の床面積の合計)

例えば、本体価格2500万円の家で延床面積が40坪なら、

2500万円 ÷ 40坪 = 62.5万円 となります。

坪単価だけで比較するのはおすすめできない理由は、建物の形状や広さで坪単価は変わってしまうからです。

《坪単価と建物の形状・広さの関係》

項目 内容
建物の形状による違い 建物の平面の形でも坪単価が違います。
正方形に近い平面と、凹凸のある平面とを比べると、凹凸のある家の方が建物の外壁の長さや屋根の面積が増えます。
納まりや手間がかかるため、坪単価が高くなります。
建物の広さによる違い 坪単価は小さな家ほど高い:家の広さにかかわらず、使う設備は変わりません。
キッチンや浴室、トイレのグレードや数は広さとはあまり関係がありません。
そのため、広さの小さい家ほど、坪単価が高くなってしまいます。
同じ面積なら総2階の家の方が、坪単価が低い 同じ床面積の家でも、1階と2階のめん席配分で坪単価も変わります。
1階が広く2階が小さい家は、総2階の家に比べて基礎や屋根面積が増えます。
基礎や屋根はコストがかかるため、総2階の家の方が坪単価は低くなります。

2.坪単価はメーカーによって計算式が違う

注意したいのは、メーカーによって坪単価の計算式が違うことです。

延床面積には、バルコニーや玄関ポーチは入っていません。あくまで室内の面積ということです。バルコニーや玄関ポーチなども含めた面積を「施工面積」と言います。

しかし、工事する本体価格にはバルコニーなども含まれることがあります。そこで、延床面積より広い施工面積で本体価格を割ると、どうなるでしょうか?

2500万円 ÷ 43坪 = 58.1万円

坪単価が少し安くなったように見えますね。

メーカーの中にはこのような計算式で、坪単価が安く見えるようにしている場合もあります。

坪単価を比較する場合は、同じ計算式で算出するようにしましょう。

3.建築総額は、選ぶグレードによって変わる

建物の本体価格に含まれている内容は、そのハウスメーカーの標準仕様のものばかりです。

そのため、施主であるあなたが選んだグレードによっては、金額が上がる可能性があります。いわゆる「オプション」と呼ばれる部分ですね。

床のフローリングは無垢の木にしたい!キッチンには最新の深型食洗機を入れたい!トイレはタンクレスのおしゃれなものに!などグレードアップしていくと、価格もアップしていきます。

特に変わりやすいのは、内装やキッチン、お風呂などの設備です。

坪単価だけに注目してしまいがちですが、標準と言われる内容についても把握しておくことが大切です。

坪単価だけでは、建築費用すべてを計算できない

坪単価でわかるのは、建物の本体工事にかかる費用です。

しかし、注文住宅の購入にかかる費用は、本体工事を含め大きく4つあります。

  • 本体工事
  • 別途工事(本体以外の建築工事費など)
  • 諸費用(税金・ローン手数料など)
  • 施主支給(その他、引越し費用など)

※別途工事とは、建物以外にかかる費用

例えば、屋外給排水工事、ガス・電気工事、地盤改良、外構工事など。他に、照明、カーテン、アンテナ取り付け工事もありますね。

こうした建物以外の工事は、敷地条件や施主の要望によって大きく変わる部分なので、坪単価を計算するときには含められないことがほとんどです。

主な項目と費用について、表にまとめました。

分類 費用 概要 費用相場
土地取得の諸費用(土地・建物に共通するものも含む) 印紙税 契約書の作成に際して課される税金 4万円~8万円程度
登録免許税 土地の所有権移転や建物の抵当権設定など、登記に際して課される税金 15万円~45万円程度
不動産取得税 土地や建物など不動産を取得した際に課される地方税 0円になることが多い
司法書士報酬 司法書士へ登記を依頼した場合に支払う報酬 1業務あたり3万円~6万円程度
仲介手数料 土地購入の際、不動産会社に支払う手数料 土地代×3%+6万円+消費税
固定資産税 土地や建物などの固定資産に課される税金。毎年1月1日時点の所有者が支払う 都市計画税と合わせて年間10~20万円程度
都市計画税 固定資産税と同様に土地・建物の所有者に課せられる税金。ただし、市街化区域内に限られる
建物を建てる諸費用 屋外給排水工事 上下水道を利用するために必要な配管工事の費用 70万円~100万円程度
引き込み工事 TV、インターネット、電気線などの引き込み工事の費用 70万円~100万円程度
インテリア造作工事 造り付け家具やカーテンボックスなどの取付工事 0円~約200万円など
解体費 建替えの際に発生する費用。植栽がある場合は伐採費用も必要 150万円~300万円程度
地盤調査費 適切な基礎や構造を決定するため、また改良の有無を判断するために行う調査費用。スウェーデン式サウンディング試験が一般的 5万円~15万円程度
敷地測量費 敷地の境界が不明瞭な場合に測量を行う費用 5万円~10万円程度
地盤改良工事 調査の結果、軟弱と判断された地盤に強化工事を行う費用 0円/100~150万円程度
設計・監理料 設計図の作成および図面通りに工事が進んでいるかチェックする業務の費用 50万円程度
外構工事 駐車スペースのコンクリート打設やフェンス、門扉、ウッドデッキ造作などの費用 100万円~300万円程度
建築確認申請費用 工事着手前と建物完成後に検査機関のチェックを受ける際の手数料 4万円~12万円程度
上下水道納付金 建物を新築する際、自治体に支払う費用 0円~30万円程度
ローン関係 住宅ローン保証料 金融機関を通じて保証会社と契約を結ぶための費用 借入額×2.2%程度
団体信用生命保険 住宅ローン契約者が死亡または高度障害となった場合に返済残高がゼロになる保険 ローン金利に含まれるため0円
火災保険料 住宅ローンの融資を受けるために加入が義務付けられている保険 月数万円程度
その他 引越し代 引越し業者のほか、仮住まいの家賃、トランクルームの賃貸費用など 20万円~40万円程度
式典費 地鎮祭や上棟式、ご祝儀など 5万円~10万円程度
家具、備品 カーテンや照明、家具、家電などの購入費用 50万円~200万円程度
手土産 近隣挨拶の手土産、現場の職人へ差し入れなど 2~3万円程度

確認申請や登記などの手続きにかかる費用や、ローンの手数料や保証料、保険に必要な費用で、こちらも条件によって変わってくるため、別途必要です。

その他の項目は、ハウスメーカーに支払うものではないので見積書には載りませんが、施主側で負担する費用のことです。

引越し費用や、家具家電の購入費用、地鎮祭などの儀式や近隣への挨拶品にかかる費用があります。

さらに土地から購入する場合は、土地の代金や仲介手数料も必要ですね。

これらをトータルした費用が、必要な費用となります。

坪単価はあくまで目安。総予算を把握するには、具体的な資金計画書を出してもらうのが最も正確です。

家を建てるときの費用注文住宅にかかる諸費用などは下記記事で詳しく解説しています。

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建築費用を抑える方法5選

ハウスメーカーとの契約前には、具体的な間取りや概算見積もりが出てきます。

夢をたくさん盛り込んだものですから、どうしても予算オーバーになってしまいがち。

そこで、建築費用を抑える方法を5つお伝えします。すべてが使えるわけではありませんが、いくつか方法があるということを知っておくだけでも、スムーズに検討できるようになりますよ。

方法1.土地を見直す

家にこだわりたい場合は、本当にその土地しかないのかもう一度検討してみましょう。土地の予算を下げられれば、その分家に予算を回せます。

具体的には、もう少し郊外までエリアを広げる、もう少し面積の小さい土地も検討する、不整形な土地も候補に入れるなどがあります。

方法2.設計やオプションを見直す

設計や間取りの工夫、オプションの見直しで費用を下げることもできます。

設計やオプションの見直しポイント

  • 延床面積を小さくする
  • 総2階の間取りにする
  • 建具(ドアや扉)を減らす
  • 水回りの設備のグレードや機能を見直す
  • 外構は一部DIYも取り入れる

コンパクトでも住みやすく開放感のある住宅は計画できます。ただし、このような提案ができる設計士は限られています。狭小住宅の実績が多いハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

また、これらの見直しをすべて行うと相対的に満足度が下がります。

費用は下がっても満足できない家になってしまうのは、あまり良いことではありません。そのような場合は、ハウスメーカーを変更することも考えましょう。

方法3.規格住宅を検討する

フルオーダーが注文住宅の魅力ですが、近年、多くのハウスメーカーでセカンドブランドとも言うべき「セミオーダー型」の規格住宅が発表されています。

用意された間取りの中かからしか選べない、設備や外壁のバリエーションが少ないなど制限はありますが、言い換えれば人気の間取りや設備を厳選した住まいでもあります。

その分費用は抑えられるので、気に入ったものがあれば規格住宅も検討してみましょう。

方法4.補助金を活用する

住宅購入をサポートする「補助金」を活用するのも、一つの方法です。

次のような補助金であれば、該当する方は多いでしょう。

申請は、ハウスメーカーが行います。申請書類の作成に別途手数料がかかることが一般的ですが、手続きに慣れているハウスメーカーを選べば、スムーズに取得できるはずです。

補助金 管轄 金額 申請時期 交付時期 概要
令和5年度 こどもエコすまい支援事業 国土交通省 100万円 令和5年9月28日時点で終了 - ・ZEHレベルの省エネ住宅を建てる子育て世帯・若者夫婦世帯が対象
令和5年度 LCCM住宅整備推進事業 国土交通省 140万円、かつ補助率2分の1 第2回受付(令和5年10月16日~令和6年1月19日) 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ※第2回の完了実績報告締切は2月29日 ・資材製造や建築段階からCO2排出を削減した長寿命住宅が対象
令和5年度 次世代ZEH+ 経済産業省・環境省・国土交通省の3省連携 100万円 ※加算あり 二次公募(令和5年11月20日~令和6年1月9日) ※令和6年度も募集予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる 再エネなど省エネをさらに深堀りしたZEH住宅
令和5年度 ZEH+ 100万円 ※加算あり より高性能なZEH住宅
令和5年度 ZEH 55万円 ※加算あり ネット・ゼロ・エネルギーハウス
子育てエコホーム支援事業 国土交通省 ZEH住宅:80万円 長期優良認定住宅:100万円 ※令和6年3月下旬以降開始予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ・こどもエコすまい支援事業の後継となる事業 ・子育て世帯、若者夫婦世帯が対象

新築補助金については下記記事で詳しく解説しています。

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方法5.ハウスメーカーに価格交渉をしてみる

ハウスメーカーに値引き交渉をすることも、最後の手段として可能です。

ただし、値引き交渉は慎重に進めましょう。無理な価格交渉は、担当者との関係が悪くなって相談しづらくなったり、品質に影響したりする可能性があります。

価格だけがネックという段階まで検討が進んだ契約直前のタイミングで、一度だけ交渉するのがポイントです。

単なる値引きが難しい場合は、期間限定のキャンペーンを活用する、何か特典をつけてもらうなどの方法も値引きにつながります。

後悔しないために!ハウスメーカー選びの極意

注文住宅の購入で後悔しないためには、何といってもハウスメーカー選びが重要です。

ハウスメーカーが作る家にはそれぞれ特徴があり、できることできないことが意外とあるもの。

自由に間取り設計がしたかったのに制約が多いメーカーを選んでしまった、憧れのキッチンを使いたかったのにオプションが高いローコストメーカーを選んでしまった……。

という話を聞いたことはありませんか?

失敗の多くは、理想と現実のギャップから起こります。

後悔しないためには、次の3つのステップに沿って、検討を進めてみてください。

ハウスメーカー選び3つのステップ

ハウスメーカー選びの極意

  • ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集
  • ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ
  • ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集

まず、いきなり住宅展示場に行ってはいけません

どのモデルハウスも素敵に見え、何を基準に選んでいいのか混乱してしまいます。

住宅展示場にあるのが選択肢のすべてではありません。まずはどんなハウスメーカーがあるのかを知り、それぞれの特徴を知りましょう。

そのために役立つのは、カタログ一括資料請求サービスです。

タウンライフ」を使うと、予算や要望にあったハウスメーカーからカタログや間取りプランを自宅に郵送してもらえます。

一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

カタログが自宅に届くだけで、契約する必要もなければ、強引な営業も一切ありません。

ハウスメーカーによっては、家族構成や希望の部屋数に合わせた間取り参考例を作って同封してくれることも。

強引な営業も一切なく、取り寄せたからといって無理に契約する必要もありません。

家購入者の多くの人が利用しているサービスですので、まずは気軽に利用してみましょう。

>> タウンライフで間取りプランチェック

また、カタログや間取りプランよりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ

届いた資料を家族で見ながら、どんな暮らしをしたいのかイメージしましょう。

  • 庭があった方がいい?どんなことをしようか?
  • 家事が時短できる暮らしがあっている?

そんな風に、自宅でゆっくり検討できるのが、資料請求のよいところ。

気になった資料には、付箋を貼ってまとめておきましょう。

比較してみているうちに、メーカーによって得意なこと、そうでないことがあるのがわかります。

その違いを知ると、どのメーカーが自分たちにあっているのか、なんとなく分かってくるように。そうしたら、次のステップへ進みます。

ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

好みのハウスメーカーがある程度絞れたら、住宅展示場や新築見学会などを探して、実物を見ましょう。

おすすめは、実際に住む人がいる新築見学会です。等身大のモデルハウスを街中につくった「街角モデルハウス」もいいですね。

資料ではわからなかった広さや質感を体験するのが一番の目的。

また、営業マンとも直接話すチャンスです。気になっていたことを質問し、これから親身に相談に乗ってもらえそうか相性を確かめるのもいいでしょう。

これぞ!と思うメーカーが見つかったら、「資金計画書」を作ってもらいましょう。

希望の土地や間取りに合わせ、どれくらいの費用がかかるのかが概算でわかるようになります。

注文住宅は、建築業者をどう選ぶかがポイント!

理想の注文住宅を建てるためには、どの建築業者に頼むかがカギとなります。

でも、どのハウスメーカーがいいのか迷ってしまいますよね。中には「設計事務所」や「工務店」も気になる!違いはあるの?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?

改めて、この3つの建築業者の違いや特徴、選び方を解説します。

ハウスメーカー、工務店、設計事務所の特徴

本当に希望にあった家を建てるためには、ハウスメーカー以外の選択肢についても知っておきましょう。

まずは、ハウスメーカー、工務店、設計事務所それぞれの特徴をざっくりご紹介します。

《注文住宅を建てられる3つの建築業者の特徴》

建築業者 特徴
ハウスメーカー 設計や自由度、アフターケアが平均点以上、価格も幅広い価格帯、工法、デザインなど幅広いメーカーから選べる。
大量生産を前提とした工業化住宅なので、設計の自由度は低いものの、ある程度希望を取り入れた家づくりは可能。
施工エリアは、全国をカバーする企業が多い。 アフターケアや長期保証体制が整っている。
工務店 コストは割安、アフターケアが特徴
施工エリアが狭く、地域密着型の企業が多い。
木造軸組工法が中心で、設計施工の自由度が高い。デザインや使う素材は、工務店によってさまざま。
ローコストのハウスメーカーほどではないが、コストは割安になる。
ハウスメーカーほどの長期保証はないが、補修工事は、こまめに低コストで対応してもらえる。
設計事務所 個性あるデザイン、自由度が魅力
設計と工事監理のみを行うため、設計料がかかり割高。
個性的なデザインや間取りを提案してくれ、設計自由度は高い。
一方で、施主の希望より設計者の個性を優先する事務所もある。
工法は、事務所によってさまざま。
交通費はかかるが、全国どこでも対応している事務所が多い。
保証制度やアフターケアは工務店とほぼ同様。

ローコストからハイグレードまで価格帯の幅が広いハウスメーカーは、予算に合わせた企業選びができます

設計の自由度が高いのは、設計事務所や工務店です。一方で、工場生産を中心で全国展開するハウスメーカーは、設計の自由度は低め。しかし、自由度の高い工法を採用し、希望に沿った家づくりができるハウスメーカーもあります。

費用が割安になるのは、自社で設計施工を行う工務店です。予算の中で柔軟に対応してもらいやすいのも特徴です。

設計事務所は、設計料がかかるため最も割高になります。設計料は工事費の10%?15%くらいが目安ですが、住宅なら少なくとも200万円程度必要です。

図解で分かる!建築業者を5つの指標で比較

3つの建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較してみた図がこちらです。

建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較した図

斬新で個性あるデザインを希望するなら、設計事務所も良さそうです。しかし、人気建築家となると設計料も高額になりがち。施主の希望よりも設計士の個性が優先されたり、デザイン重視の暮らしにくい家になったりするケースも見聞きします。

設計に時間をかけるため、工期は長くなりがち。アフターケアは施工した工務店が担うため、設計事務所のサポートはあまり期待できません。

設計士との相性が家づくりの成否を分けるといえます。

コストを抑えつつ住みやすい家づくりができるのが、工務店です。個性的なデザインは出てきにくいですが、使いやすい間取りや丁寧な施工が期待できます。

工場生産ではないため、工期はハウスメーカーより長めですが、その分個別の希望や変更にも柔軟に対応してもらえます。

ただし、全国展開しておらずモデルハウスを持つ企業が少ないので、希望の工務店を見つけるのに苦労するかもしれません。

ハウスメーカーは、5つのポイント全てが平均点以上で安心感があります。

間取りの自由度が少ないものの、工法や生産体制の工夫で、ひと昔前より柔軟に対応するメーカーが増えています。また、工場で多くの部分を生産するため、工期は短め。現場レベルに左右されない工法で、一定の施工品質が期待できます。

全国に拠点があり情報が多いため、モデルハウスなど実例を見ながら検討できるのもメリット。費用がかかるとはいえ、アフターケアの体制もしっかりしています。

理想の注文住宅を建てるには、設計の自由度やデザインの個性をどこまで求めるのか、また費用はどの程度を見込むのかを家族で話し合い、バランスよく希望を取り入れられる建築業者かどうかで最終的に判断するのが大切です。

>> タウンライフで間取りプランチェック

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また、家を建てるときの注意点については下記記事でまとめておりますので、合わせて確認ください。

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まとめ

LIXILグループのメリットを活かした家づくりができるGLホーム。

日本にいち早くツーバイフォー工法を持ち込み、現在はツーバイシックスに進化させて耐震性の高い家を提供しています。

デザインは、ほかのハウスメーカーではあまり見られないアーリーアメリカン、フレンチ、スパニッシュなど。昔、海外で見かけた家の雰囲気を、さり気なく取り入れたい人におすすめです。

一方で、「ほぼ輸入材で海外住宅を完全再現」した本格的な輸入住宅を求める人には少々物足りないでしょう。

性能面に関しては断熱性能に満足する声が多く、悪い口コミも少ないことから安心して検討できるハウスメーカーです。

  • GLホームの坪単価は50万円~65万円
  • LIXILグループのフランチャイズメーカー
  • 2×4(ツーバイフォー)を進化させた2×6(ツーバイシックス)工法が標準仕様
  • 断熱材の厚みはツーバイフォーの1.6倍。140mm厚のロックウールを採用
  • アメリカン、スパニッシュ、フレンチなどの海外デザインを採用
  • 保証は最低限の内容

また、これからハウスメーカー選びをする方にお伝えしたいのは、次のポイントです!

ハウスメーカー選びの極意!

  • 複数のハウスメーカーを比較することが大切!
  • タウンライフを使うとカンタンに複数社のカタログや間取りプランの請求が可能
  • より具体的に進めるなら無料でお家のプロに相談できる家づくりのとびらオンライン相談がオススメ
  • 住宅展示場に行く前に、情報収集しておくと迷いにくい
  • 情報収集には、一括資料請求がおすすめ
  • 資料をもとに、理想の暮らしをイメージする
  • 間取り作成サービスで、具体的な希望をカタチに!

ぜひ理想の家づくりに役立ててもらえると嬉しく思います。

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