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【2024年最新】三菱地所ホームの坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

記事内に商品プロモーションを含みます。
三菱地所ホームの坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

こんな悩みをスッキリ解消!

  • 三菱地所ホームは名前はよく聞くけど、坪単価はいくらなの?
  • 三菱地所ホームはどんな家を建てているの?
  • 三菱地所ホームで実際に建てた人からの評判はどんな感じなの?

三菱地所ホームは、洗練されたデザインの木造注文住宅を得意とするハウスメーカーです。

多くの人が一度は名前を聞いたことがあると思いますが、注文住宅の着工棟数はそれほど多くはありません。

カスタマイズ性は高く性能もよく、建物には満足しているという声がほとんどですが、中には金額で悩んだという人もいます。

しかし、オーダーメイドで世界に1軒だけの家で家族の理想が形になること、家中快適な空気で心地いい温度の全館空調が標準仕様であることを考えると、おすすめできるハウスメーカーの1つです。

きっと三菱地所ホームの特徴やラインナップを具体的に知ることで、自身の希望に合うかどうか判断しやすくなるでしょう。

この記事では、三菱地所ホームの最新坪単価や建坪に応じた建築費用について、様々な情報をもとに徹底分析しています。

また、さまざまな統計調査やアンケートの結果をもとに、三菱地所ホームの「強み・弱み」がひと目でわかるようにまとめています。

価格が高いからと候補から外してしまうのは、もったいないかもしれません。

高いなりの理由とオーナーからの高い評価の理由もわかるので、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

本記事の結論先読み!

  • 三菱地所ホームの坪単価は60万円~130万円
  • 主流はカスタマイズ性が高い、フルオーダーの自由設計
  • 全館空調システム「エアロテック」が標準装備
  • 狭小地や変形地、ロフト・地下室付き住宅、ゼロエネルギー住宅、賃貸住宅、医院併用住宅などにも対応
  • 土地探しからリフォーム、賃貸経営、土地活用まで幅広くサポート
  • 弱みは、施工範囲が限られ、坪単価が高いところ

三菱地所ホームの坪単価

※2024年4月現在

納得いく価格で理想の家を建てる方法

納得いく価格で理想の家を建てる方法

自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

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目次

一目で分かる:三菱地所ホームの特徴

三菱地所ホームは、木造の注文住宅を建設しているハウスメーカーです。特徴を以下にまとめました。

坪単価 60万円~130万円
構造 木造(2×NEXT、2×4)
一部木造以外も対応可
建物タイプ 平屋
2階建て
3階建て
二世帯住宅
賃貸住宅
ロフト・地下室付き住宅
医院建築など
保証期間 初期保証10年(構造躯体・防水・白蟻)
10年ごとの有償工事で最長50年まで延長
※別荘・賃貸・建売住宅などの他、常時住居の専用住宅以外は、長期50年保証システムの対象外
販売戸数 173(※2021年度実績)
施工エリア 東京・神奈川・千葉・埼玉
大阪・京都・奈良・兵庫
(それぞれ一部地域を除く)
会社設立 1984年7月
公式サイト 三菱地所ホーム公式

一番の特徴は、カスタマイズ性が高いフルオーダーの自由設計。三菱地所ホームには企画型住宅もありますが、中心になるのは自由設計の注文住宅で、理想の家が実現します。

こだわりのプランやデザイン、ライフスタイル、趣味などの家族の要望を詰め込んだ家を形にできるのはカスタマイズ性が高いからこそと言えるでしょう。

カスタマイズ性が高いことは、理想のプランが形になるのとともに、狭小地や変形地などへの建設も対応可能なことを示しています。

三菱地所ホームの構造は2×4を進化させた2×NEXT(ツーバイネクスト)構法が中心で、耐震性、断熱性とともに、空間の自由度も大幅にアップしています。

企画型住宅は2×4構法を用いてコストダウンを図る一方で、さらに空間の自由度の高い特許取得の木造の新構法「Flat Mass Timber(FMT)構法」を採用したり、木造以外の構造で家を建築したりする商品もあります。

通常は三菱地所ホームではホームコンサルタント(営業担当)をはじめ、設計、施工、アフターケアまで各分野のスペシャリストが集まって家づくりをサポートしますが、設計力に対する評価も高いです。

その設計力を生かし、医院建築など専門性を生かした住宅にも定評があります。

また、標準仕様で全館空調システム「エアロテック」がついているため、家のどこにいてもきれいな空気の中で過ごすことができます。実際に家を建てたオーナーの中には、花粉症の症状がよくなった、窓を開ける必要がないという話もありました。

小さいお子さんやお年寄りがいるご家庭や、テレワークなど家にいる時間が増えてきた現代のライフスタイルにもぴったりです。

他にも、三菱地所ホームが手掛けている、さまざまな事業のネットワークを生かし、土地探しからリフォーム、賃貸経営、土地活用など、多岐に相談ができる部分も強みです。

一方で、坪単価が高い印象が強く、予算が理由でお客様の選択肢から外れてしまうことがあるのが残念な点です。こだわりを全て実現しようとすると坪単価はどうしても高くなってしまうので、ご家族の要望と予算のバランスを考えながら検討すべきメーカーです。

《三菱地所ホームの特徴まとめ》

三菱地所ホームの特徴まとめ

※木造に鉄骨部材を掛けあわせた構法

三菱地所ホームはこんな人におすすめ

三菱地所ホームの注文住宅をおすすめしたいのは、次のような方です。

三菱地所ホームはこんな人におすすめ

  • デザインやライフスタイルなど、こだわりの家に住みたい人
  • きれいな空気の家に住みたい人
  • 耐震性や断熱性に優れた木造住宅に住みたい人
  • 土地探しやリフォームなどトータルでサポートしてほしい人

三菱地所ホームの注文住宅は「住む人の夢や想いを叶えること」を目標に、一人ひとりの理想の暮らしに合わせ、自由設計でゼロから家を作っていきます。そのため、家族それぞれ違う理想のデザインやライフスタイルに合わせたオーダーメイドの家を作りたい人にはおすすめのハウスメーカーです。

ただし、60万円~130万円と値段はそれなりにしてしまうので、予算にゆとりがない方は検討メーカーから外れてしまうかも。

また、標準装備されている「エアロテック」は24時間365日家中を換気して清潔な空気と快適な温度で満たす全館空調です。

部屋ごとに温度を調節でき、花粉やカビの胞子をカットするため空気はいつも清潔で、家にいる時間が長いかたも快適に過ごすことができるでしょう。

木造住宅の木のぬくもりは気に入っているけど、耐震性や断熱性が気になる人もいるかもしれません。三菱地所ホームは元々耐震性や断熱性に優れた構造の2×4住宅をさらに進化させた2×NEXT工法を採用しています。そのため、耐震性にも断熱性も高い住宅になっています。

他にも、土地探しやリフォームなど、トータルで家づくりをサポートしてほしい人にもおすすめです。三菱地所ホームは不動産に関するさまざまな事業を手掛けているため、賃貸経営や土地活用なども相談できます。

フクロウ先生
三菱地所ホームはこだわりの家を建てるために、丁寧にケアしてくれる印象じゃな。

【最新情報】三菱地所ホームの坪単価はいくら?

ここからは、三菱地所ホームの価格や坪単価についての調査結果をお伝えしていきます。

三菱地所ホームの公式資料やSUUMOHOME’Sのメーカー情報、編集部で実施した調査をもとに算出した三菱地所ホームの坪単価は60万円~130万円です。

三菱地所ホームの坪単価

※2024年4月現在

商品グレードや広さの違いがあるため、目安となる坪単価はどうしても幅があります。でも、実際どれくらいの金額で建てている人が多いのか、平均価格も気になりますよね。

そこで、その他の統計や調査も使って、具体的な平均坪単価を算出してみました。

三菱地所ホーム坪単価から本体価格・建築総額シミュレーション

三菱地所ホームについて調べている中には例えば「30~35坪の総額が知りたい!」というように、希望延床面積から価格・総額を知りたい方も多いようです。

そこで算出した坪単価をもとに、面積別に「本体価格」と「建築総額」がいくらくらいになるのかシミュレーションしてみました。

先ほどお伝えした1棟あたりの販売単価とは、建物のみにかかる「本体価格」です。これだけでは家を建てることはできず、外構工事や地盤改良費などの別途工事にかかる費用や、ローン手数料などの諸費用が必要になります。

本体価格と建築総額の仕組み

それを全て合計したのが「建築総額」と言われます。

別途工事や諸費用は、検討段階では建築総額の25%程度を見込んでおけばよいでしょう。

三菱地所ホームの場合、本体価格と建築総額を面積ごとに算出すると、次の表のようになります。

延床面積の坪数 本体価格 建築総額
25坪 (約83㎡) 1,500万円~3,250万円 2,000万円~4,333万円
30坪 (約99㎡) 1,800万円~3,900万円 2,400万円~5,200万円
35坪 (約116㎡) 2,100万円~4,550万円 2,800万円~6,067万円
40坪 (約132㎡) 2,400万円~5,200万円 3,200万円~6,933万円
45坪 (約149㎡) 2,700万円~5,850万円 3,600万円~7,800万円
50坪 (約165㎡) 3,000万円~6,500万円 4,000万円~8,667万円

※本体価格は、坪単価 × 延床面積の坪数で算出
※建築総額は、別途工事・諸費用が本体価格の25%程度と仮定し、本体価格 ÷ 75%で算出

人気ハウスメーカー・工務店との坪単価比較

他のハウスメーカーと比べると、三菱地所ホームの立ち位置がわかります。

人気ハウスメーカーの実例等から算出した坪単価を三菱地所ホームのものと比較してみました。

ハウスメーカーの一般的な坪単価は、50万円~70万円程度です。

そのため、三菱地所ホームは少し高めの価格帯となりますが、大手ハウスメーカーとは同程度の価格帯です。

 《ハウスメーカーの坪単価一覧》※三菱地所ホーム以下五十音順

ハウスメーカー 坪単価 構造
三菱地所ホーム 60万円~130万円 木造
アイフルホーム 40万円~75万円 木造
アキュラホーム 50万円~80万円 木造
イシンホーム 50万円~65万円 木造
一条工務店 50万円~90万円 木造
ウィザースホーム 40万円~70万円 木造
クレバリーホーム 40万円~80万円 木造
住宅情報館 45万円~75万円 木造
住友林業 60万円~100万円 木造
セキスイハイム 65万円~120万円 鉄骨、木造
積水ハウス 55万円~95万円 鉄骨、木造
大和ハウス 70万円~110万円 鉄骨、木造
タマホーム 34万円~75万円 木造
トヨタホーム 50万円~110万円 鉄骨、木造
日本ハウスホールディングス 55万円~100万円 木造
パナソニックホームズ 70万円~100万円 鉄骨
桧家住宅 44万円~73万円 木造
富士住建 45万円~65万円 木造
へーベルハウス 70万円~150万円 鉄骨
ポラス(ポラテック) 60万円~90万円 木造
BESS 47万円~69万円 木造
ミサワホーム 60万円~100万円 木造
三井ホーム 60万円~130万円 木造
ヤマダホームズ 49万円~90万円 木造
ユニバーサルホーム 50万円~72万円 木造
ロイヤルハウス 38.8万円~50万円 木造

※2024年4月現在

より分かりやすいように、三菱地所ホームと人気ハウスメーカーの坪単価を図で比較したものがこちらです

三菱地所ホームと人気ハウスメーカーの坪単価比較

※2022年4月現在

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大和ハウス ミサワホーム 住友不動産 タマホーム
アイフルホーム スウェーデンハウス アキュラホーム クレバリーホーム
ヤマダホームズ オープンハウス 日本ハウスホールディングス ユニバーサルホーム
ウィザースホーム 飯田産業 BESS 住宅情報館
桧家住宅 ロイヤルハウス 秀光ビルド ポラス(ポラテック)
無印良品の家 レスコハウス 近鉄不動産 JPホーム
アイダ設計 東宝ホーム アーネストワン 一建設
大成建設ハウジング 富士住建 土屋ホーム レオハウス
ロゴスホーム ファイブイズホーム イシンホーム セルコホーム
古河林業 アイディホーム 三菱地所ホーム GLホーム
サンヨーホームズ

三菱地所ホームの坪単価が高い理由

三菱地所ホームの坪単価は60万円~130万円とハウスメーカー全体の中では少し高めになります。

これは「お客様の想い、こだわり、すべてに応えたい」という思いのもと、1邸ずつゼロから設計しているからです。

  • フルオーダーの自由設計
  • 全館空調が標準装備

フルオーダーの自由設計

三菱地所ホームの主流はフルオーダーの自由設計の注文住宅です。ご家族の理想に近い住宅になることを考えると、坪単価が高くなるのはしょうがないかもしれません。

特に、一部の特別なこだわりの住宅が坪単価を押し上げているという傾向もあります。

全館空調が標準装備

また、三菱地所ホームは全館空調システム「エアロテック」が標準装備されています。全館空調は空調メーカーや商品にもよりますが、一般的には導入に100~300万円かかるものです。

そのため、一般的なハウスメーカーの本体価格に全館空調の価格がそのまま乗っかる形になるので、坪単価も上がってしまうのです。

フクロウ先生
住み心地のいい家にするため、金額はどうしても高くなってしまうんじゃな。

納得いく価格で理想の家を建てる方法

自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

土地を持っているのであれば、その土地の形状に強いハウスメーカーもあります。

土地から探すのであれば、仕入れが強いハウスメーカーの方が理想の場所が見つかります。

ただし、一からハウスメーカーに問い合わせや住宅展示場でヒアリングするのも面倒です。

そこでオススメなのが、「タウンライフ」を使ってカタログや間取りプランの一括資料請求することです。

タウンライフを使うと、ハウスメーカーから予算や要望にあったカタログや間取りプランが届くので、イメージを膨らませることができます。

ホームズ一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

強引な営業もないので、まずは理想のマイホームに向けてカタログを請求するのをオススメします。

>> タウンライフで間取りプランチェック

また、カタログや間取りプランよりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

三菱地所ホーム人気商品ラインナップと坪単価

三菱地所ホームには、さまざまなラインナップがあります。その中でも主力となる人気商品や、三菱地所ホーム独自のラインナップを紹介します。

《三菱地所ホームの商品ラインナップ》

商品名 特徴 予想坪単価
自由設計住宅(ONE ORDER) 完全フルオーダーの自由設計住宅 80万円~110万円
企画設計注文住宅(SMART ORDER) 100を超えるプランから選べる企画型の注文住宅 60万円~80万円
特別注文住宅(ORDER GRAN) 世界に1つだけの特別な注文住宅 100万円~
特別注文住宅(2×4工法以外)(EXTRA) 鉄筋コンクリート造、鉄骨造等、工法を問わない特別注文住宅 100万円~
FMT構法注文住宅(ROBRA) 特許取得のFlat Mass Timber構法による木造注文住宅 100万円~

自由設計住宅(ONE ORDER):予想坪単価80万円~110万円

自由設計住宅(ONE ORDER)

※出典:三菱地所ホーム

三菱地所ホームで主流になっているのが「ONE ORDER」です。

完全フルオーダーの自由設計住宅で、カスタマイズ性が高いのが強みです。

ホームコンサルタント(営業担当)をはじめ、設計、施工、アフターケアまで、各分野のスペシャリストが集まって、1邸だけの理想の家を建てます。

長年の経験による提案力で、デザインはインテリアにまでこだわって、心地よい空間を実現しています。

企画設計注文住宅(SMART ORDER):予想坪単価60万円~80万円

企画設計注文住宅(SMART ORDER)

※出典:三菱地所ホーム

SMART ORDER」は100タイプ以上の参考プランから条件に合うものを選ぶ企画設計住宅です。

延床面積、玄関位置、階数などの要望から条件に合うものを選ぶのですが、そのまま選んでもいいですし、アレンジを加えてオリジナルの間取りを作成することもできます。

建物の構造は2×4工法になりますが、全館空調のエアロテックは他の商品と同様に標準装備されていて、初期費用を抑えることが可能です。

また、「SMART ORDER Fit」はフレーム(外壁の形)を決めたら、間取りを自由に作成できます。

フレームは39種類あり、フレームにより金額が決まる「フレーム定額制」で、どんな間取りにしても料金は変わりません。

全館空調は延床面積100㎡前後の住宅にちょうどいいエアロテックFitを標準装備していますが、基本的性能はエアロテックそのままです。

特別注文住宅(ORDER GRAN) :予想坪単価100万円~

特別注文住宅(ORDER GRAN)

※出典:三菱地所ホーム

三菱地所ホームの中から、特別な家をデザインするために選ばれたスペシャリストチーム「オーダーグラン設計室」がデザインするのが「ORDER GRAN」で、世界に1つを極めた家が実現します。

設備やインテリアなども世界中から最高のプロダクツを選んで採用していて、室内空間だけではなく外部空間との調和も考えながら最高の家を作り上げることが可能です。

構造はツーバイシックス、全館空調「エアロテック」も標準装備されています。

特別注文住宅(2×4工法以外)(EXTRA) :予想坪単価100万円~

特別注文住宅(2×4工法以外)(EXTRA)

※出典:三菱地所ホーム

特別注文住宅は他にもあります。

EXTRA」は第一線で活躍する建築家と三菱地所ホームがタッグを組んで、ご家族の要望を実現する住宅です。

建築家の紹介から設計・施工・アフター、予算や融資のお手伝い、スケジュール、リスク管理まで、三菱地所ホームがトータルサポートします。

また、工法を問わず、鉄筋コンクリート造、木造在来工法など、ご家族の要望に合わせた、最適な工法で建築できる商品です。

新構法のFMT構法注文住宅(ROBRA):予想坪単価100万円~

新構法のFMT構法注文住宅(ROBRA)

※出典:三菱地所ホーム

ROBRA」は木造住宅ではありますが、自由度が高い家づくりを可能にするため、特許取得の新構法「Flat Mass Timber(FMT)構法」を採用しています。

Flat Mass Timber(FMT)構法」は大断面木材の性能を最大化するために、木造に鉄骨部材を掛けあわせ、大空間や大開口部、木造とは思えない外観を可能にしています。

木の高級感とぬくもりはそのままに、木造を超えたデザインの外観とプランが実現できます。

三菱地所ホームではどんな家が建つ?写真つき実例を紹介

実例を見ると、どんな家が建てられるのかイメージしやすくなりますよね。

広さや間取りに応じた、価格帯別に実例をピックアップしました。建てた方の感想も合わせてお伝えします。

実例1: 狭小地に建てられた、2LDK住宅

狭小地に建てられた、2LDK住宅

※出典:suumo

  • 【家族構成】ご夫婦
  • 【モデル】‐
  • 【延床面積】71.14㎡(21.5坪)
  • 【敷地面積】88.93㎡(26.9坪)
  • 【建築総額】2,500~2,999万円(116.2万円~139.4万円/坪)

こちらは21坪の狭小地に建てられた、2LDKの住まいです。

ご夫妻は親御様の介護経験があり、将来自分達の介護が必要になった時でも快適に過ごせるプランを希望していました。

1階にトイレとLDK、2階に洗面・浴室と寝室2部屋のコンパクトな住まいですが、入浴車や車イスの利用時に外から直接リビングへ入る動線を広く取っています。

狭小地への建築は、三菱地所ホームの自由設計が得意とする分野で、開放的な空間になりました。

また、「全館空調『エアロテック」は思った以上に快適で、ひどい花粉症だが家にいる時はほとんど症状が出なくなり、一番驚いたのはペットの臭いが無くなったことだ」というのは施主のO様の声です。

実例2:28坪の土地に建てられた、ビルトインガレージの3階建て49坪住宅

28坪の土地に建てられた、ビルトインガレージの3階建て49坪住宅

28坪の土地に建てられた、ビルトインガレージの3階建て49坪住宅

※出典:三菱地所ホーム

  • 【家族構成】ご夫婦+お子さん
  • 【モデル】自由設計注文住宅 ONE ORDER
  • 【延床面積】163.57㎡(49.4坪)
  • 【敷地面積】92.92㎡(28.1坪)
  • 【建築総額】5,000万円(101.1円/坪)

28坪の土地に建てられたお住まいは、ビルトインガレージがあるヨーロピアンテイストの3階建てです。

2階LDKに吹き抜けを設けて、開放感がある空間になっています。

LDKの窓側にはお子さんのスタディデスクを配置し、多目的なスペースになっていて、オープンキッチンからは家事をしながらお子さんの様子を見ることもできます。

間取りだけではなく、門扉やモールディングなどの外観、家具に合わせた壁紙やライトなどインテリアの1つ1つにまでこだわったお住まいです。

施主のN様は、三菱地所ホームを選んだ一番の理由は間取りの提案で、「内外装のデザインも納得がいくまでじっくり打ち合わせができ、イメージ以上に仕上がりました」と話しています。

実例3:30畳のLDKと連続するテラスの大空間を実現した、50坪超住宅

30畳のLDKと連続するテラスの大空間を実現した、50坪超住宅

※出典:suumo

  • 【延床面積】173.14㎡(52.3坪)
  • 【敷地面積】220.12㎡(66.5坪)
  • 【建築総額】4,470万円(85.4万円/坪)

こちらは30畳のLDKに広いテラスが隣接する大空間が魅力的な、52坪の住宅です。

こだわりのLDKの家具やブラインド、ライトなども、三菱地所ホームのインテリアコーディネーターと相談しなから決定し、外構やガレージの照明計画も三菱地所ホームの提案でした。

Aさんの奥様はハウスメーカー8社で比較検討した結果、三菱地所ホームを選んだ理由について「どの会社よりも、私たちのイメージを的確に反映したプランを提案してくれたから」と話しています。

また、エアロテックについても「全館空調システムエアロテックを導入したことで、暑さ寒さを気にせずに暮らしています。お客様から『空気がきれい』と言われるのも嬉しいですね」との感想でした。

三菱地所ホームの坪単価に関する評判

三菱地所ホームを検討中なら、実際に三菱地所ホームで家を建てた方の評価が気になってしまうもの。そこで、「みん評」や「Twitter」で、評判や口コミを調査しました。

良い評価と悪い評価を、それぞれご紹介しますね。

良い評価:プラン、担当者の対応が高評価

まず、良い評価からご紹介します。

母のためにバリアフリーをしました。

母が高齢で身体的な不安があるので、結婚と同時に実家のリフォームとバリアフリーを兼ねて三菱地所ホームさんに相談させていただきました。地元で評判が良いハウスメーカーだったのが相談しようと思ったきっかけです。設計段階では浴室、廊下、トイレ、ドアの開閉などいろいろとお話を聞いていただき、使い勝手の良い形を担当者の方と一緒に模索することができて満足でした。母が歩行器具を使った時にその器具の幅が邪魔にならないようなスペースや、廊下を通行する時の自動での点灯、将来の介護度が上がった時の事を考えての風呂場やトイレの機能などと、安全で快適な作りになるようなバリアフリーを重視しました。5年以上が経った今でも快適に暮らせて、家族も喜んでいます。

介護を考えての住宅設計は細かい点に目を配る必要がありますが、今の健康状態と将来の健康状態について考えて設計したことで、快適に過ごせたというコメントです。

まさに、三菱地所ホームの設計力がお住まいの快適さにつながったと言えるでしょう。

地元で評判が良いハウスメーカーというところから、実際に建てた人達の評判がよかったことが分かります。

確かな信頼感があるハウスメーカーでした

主人と相談して念願のマイホームを購入することになり、巷で信頼と実績があると評判の三菱地所ホームを利用しました。
こちらの要望を細かく聞き入れた上で非常に納得できる提案を懇切丁寧にしていただけました。そして、その後の意見をすり合わせていく段階でも、少し無理であろう要望にも出来る限り答えてくれましたし、とても満足のいく結果になりました。値段こそハウスメーカーの中では少し高めの印象は受けますが、一世一代の大切な買い物なので、奮発したかいが合ったと思っています。

担当者に丁寧に対応してもらったというコメントです。

確かに他のメーカーと比べると値段は高いものの、それに見合うだけの家になったというのはメーカーとしてはうれしい評価でしょう。

できるできないは別にして、まずは家族の要望を聞き入れてくれる担当者というのは大切な存在です。

話が上手な営業マンは話していて楽しいですが、おすすめなのは話をしっかり聞いて対応してくれる営業マンです。

三菱地所ホームは、注文住宅以外に不動産開発やマンション販売なども多く手掛けているため、名前を聞く機会も多く安心感もあります。

悪い評価:検査やカスタマーセンターの対応に不満の声

気になるのは、悪い評価や口コミです。ネガティブな評価は、家に対する価値観や優先順位とのギャップによって起こることが多いです。悪い口コミも、知っていれば気にならないことかもしれません。

購入を決断する前に、不満の声も知っておくと役立ちます。

冷蔵庫入らないのは客の責任

大型冷蔵庫を入れる希望のため設計前から冷蔵庫のカタログを提示しました。しかしその結果、冷蔵庫はいらず。クレームいれたら、鉄骨階段の手すりを外してハウスメーカーのスタッフで何とか入れたものの、冷蔵庫は破損。冷蔵庫代はもちますと言われたものの、今後の冷蔵庫買い替えの際の作業保証はできません、と。メーカーの言い分は、この冷蔵庫がはいるかどうか保証するとは言ってません、とのことでした。その他、部品発注ミスなど頻発で対応もお粗末でした。

担当者の対応に対するクレームです。

この場合は明らかにメーカー側の責任なので、担当者の上司などに対応をお願いすることをおすすめします。

また、打ち合わせの際には担当者が当日話し合ったことについて記録を残してくれることが多いですが、心配なようでしたら気になる点について確認をし、サインをもらうようにしましょう。

これから家を建てる方へ

現在建築は6分程進みました。決め手はネットでほとんどクレームがなかったので決めました。しかし今は後悔しています。検査体制が全く機能していない。こちらが提案しないと何もアイデアはない。価格はびっくりするくらい高い。これから検討する方はよく考えた方がいいと思います。検査は第三者の方にお願いするか業界の方でよくわかる方ならまだいいかもしれませんが、素人は注意したほうがいいです。下請けに丸投げ状態です。第三者の検査の方もあきれていますが、その方のおかげで辛うじて欠陥住宅は免れそうです。ハウスメーカーって何なのでしょうか?今は不信感でいっぱいです。

工事の検査に関する問題です。

ハウスメーカーの多くは、実際の工事は下請けの会社(工務店)が担当して、メーカーの現場監督が現場を巡回する流れになっています。

工事の体制や現場監督の巡回の頻度、現場で気になる点についての対応については、契約前にしっかりと確認をしておくようにしましょう。

確かに、建築を勉強したことがないと、何を確認したらいいか、何が問題があるかはわからないかと思います。

しかし、工事の途中で現場に顔を出して、現場監督や職人さんに話を聞いたり、状況を説明してもらったりするだけでも違います。

時間も手間もかかりますが、施主側もチェックしているという態度を見せることは大切です。

真剣に考えている方へ

-設計の質は低い印象。二級建築士が多いが、最後まで自らの設計に責任を持ち、購入者の質問に答えてくれなかったことは残念。途中で営業任せになり、現れなくなった。また、住宅の骨組みが傾いているのを内装部分でかくしていた。(もちろん、指摘するも、構造上は問題はないので、もしやり直すと、一定期間は住めないとの説明で、受けるしかない状況)あとアフターサポートのレスポンスが異常に遅い、アフターは、やっつけで仕事をしている感じが出ている。こちらから何度かRemindしてようやく動く感じ。やる気が感じられない。50年間のアフターサポート・ケアを営業文句にしており、10年毎に修繕という名目でそれなりのメンテナンスFee(数十万)を払う必要がある割には、アフターに相談しても、書類のみで返信があったりとか(口頭説明なし)、急ぎだといっても2か月連絡なかったりと、アフターサービスの質が本当悪いと感じる。

担当者の対応とアフターサポートに関するコメントです。

担当者に不満がある場合は、担当者を代えてもらうことも考えるようにしましょう。

アフターサポートに関しての不満はどこのメーカーでも出ることが多いものです。

契約の際には、有料メンテナンスにどのぐらいの金額が出るものか、アフターサポートの対応などに関して説明してもらうようにしてください。

三菱地所ホームの坪単価に対する、twitterでの反応

三菱地所ホームの価格に対する反応はどうでしょうか?twitterでのつぶやきを集めてみました。

上の書き込みでもちょっと触れられていますが、三菱地所ホームに関するtwitterの書き込みを見ると、いいコメントばかりで悪いコメントはほとんど目にしません。

Twitterのハウスメーカーに関連する書き込みは辛口なコメントも多いので、チェックしているかたは少し驚くかもしれません。

三菱地所ホームの注文住宅は、値段は少し高くてもおしゃれで快適な住まいということで、建てた人も満足で周りからの評価も高いことがうかがえます。

三菱地所ホームの4つの強み

三菱地所ホームの強みはたくさんありますが、実際に建てた人に評価されているのは、次の4つです。

三菱地所ホームの4つの強み

  • 強み1:フルオーダーの自由設計
  • 強み2:全館空調システム「エアロテック」が標準装備
  • 強み3:耐震性・断熱性・気密性に優れたツーバイネクスト構法
  • 強み4:土地探しからリフォームまでお願いできる総合力

強み1:フルオーダーの自由設計

三菱地所ホームは企画型住宅も販売していますが、多くの方は主流であるフルオーダーの自由設計の注文住宅を選択します。フルオーダーの自由設計はカスタマイズ性が高く、理想の家を形にすることができるため、こだわりの間取りや趣味、ライフスタイルなどがあるかたにもおすすめです。

また、狭小地や密集地、変形地など、さまざまな土地に対応できます。ハウスメーカーによっては断られてしまうことが多いような土地への建築にも対応できることが多いです。

他にも、ロフト・地下室住宅や賃貸住宅、医院建築など、専門的な知識が必要になる住宅にも対応しているのは、フルオーダーできめ細かくプランニングできるからこそでしょう。

強み2:全館空調システム「エアロテック」が標準装備

全館空調システム「エアロテック」が標準装備

※出典:三菱地所ホーム

三菱地所ホームの注文住宅は全館空調「エアロテック」が標準装備されています。エアロテックは1台のコンパクトな室内機で24時間365日家中すみずみまで換気しながら、清潔な空気と快適な温度で満たす全館空調です。

実際に住んでいる方からも花粉症の時期でも辛くなくなった、空気がきれいだと感じるという声がありました。これはエアロテックは花粉やカビの胞子を97%カットし、汚れた空気とともに室内のホコリやペットのにおいも屋外に排出するからです。

また、部屋ごとに快適な温度設定にすることもできますし、間仕切りのない大空間のプランも実現可能です。室内機も1台だけなので、部屋のインテリアの邪魔になりません。

一番の魅力は個別の冷暖房を使うときよりも冷暖房費を約30%カットできる点です。全館空調というと光熱費が高くなるイメージがあるかもしれませんが、省エネに一役買っています。

強み3:耐震性・断熱性・気密性に優れたツーバイネクスト構法

三菱地所ホームはほとんどの商品に、ツーバイフォー構法を進化させたツーバイネクスト構法を採用しています。ツーバイフォー構法自体、耐震性、断熱性、気密性に優れていますが、ツーバイネクスト構法はツーバイフォー構法の優れた性能と空間創造の自由度をさらに進化させたものです。

例えば、従来の壁より耐力が50%アップした壁を用い、床の強度を上げるための構造技術の工夫をして、標準仕様で長期優良住宅の認定も可能です。また、屋根や壁からの熱を断熱層と通気層でダブルガードする、独自技術の「ハイサーキュレートシステム」で、日差しによる熱もガードしています。

このような工夫を続けて、高い耐震性・断熱性・気密性で、安心して住める居心地のいい空間を実現しています。

また、オプションではありますが、制振システム「エムレックス」や免振システム「ピアニシモ」を取り付けることもできます。

強み4:土地探しからリフォームまでお願いできる総合力

土地探しからリフォームまでお願いできる総合力

※出典:三菱地所ホーム

三菱地所ホームは不動産事業やリフォーム事業なども行っています。そのため、土地探しからリフォームまでお願いができる総合力は大きな強みです。

また、土地活用や賃貸住宅についても相談でき、相続や節税対策などの分野についても専門的なアドバイスや調査をしてもらえます。住宅建設を通じて、一生の付き合いに発展することも多いメーカーです。

三菱地所ホームの弱点とは?4つの課題

逆に、三菱地所ホームの弱み、課題としてあげられるのは次の4つです。

大きな欠陥につながるものはなく、どれも知っていれば問題ないものばかり。解消方法も含めて解説します。

三菱地所ホームの3つの弱み・課題

  • 課題1:坪単価が高い
  • 課題2:施工エリアが限られる
  • 課題3:初期保証が短い

課題1:坪単価が高い

上でもお話をしてきましたが、他の木造メーカーと比べて、三菱地所ホームの坪単価は高いです。もちろんカスタマイズ性が高く、全館空調も標準装備されていますが、三菱地所ホームを希望していたかたでも限られた予算の中で候補から外れてしまうことも少なくありません。

強みのところで触れましたが、家族の要望がしっかりしていて、その希望を満たすためにはどうしてもカスタマイズ性が高くないと難しいという場合は三菱地所ホームはおすすめです。

しかし、あまり要望がない状態ですと、他のメーカーとデザインや間取りに大きな違いはなくなってしまい、それでいて建物の価格だけは高くなってしまうこともありえます。

課題2:施工エリアが限られる

三菱地所ホームは知名度が高いので、全国展開をしているイメージが強いかもしれませんが、実は注文住宅の施工エリアは限られています。

基本施工エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、大阪、京都、奈良、兵庫(それぞれ一部地域を除く)のため、建てたくても建てられない地域が多いのが残念な点です。

そのため、着工棟数も年間数百棟程度で、注文住宅に関してはどうしても中堅メーカーの枠を出ません。

課題3:初期保証が短い

三菱地所ホームの保証制度については、後に詳しくご説明しますが、初期保証は10年です。

その後、10年ごとに建物の診断を行い有償工事を行うことによって、保証期間は最長50年まで延長します。

大手ハウスメーカーの多くは初期保証が30年程度、最長保証が50~60年程度です。

また、中堅ハウスメーカーは保証内容にばらつきがあり、初期保証が10~20年程度、最長保証が20~60年程度です。

三菱地所ホームの最長保証は50年なので、中堅ハウスメーカーとしては比較的長いほうですが、初期保証に関してはどうしても物足りなさを感じてしまうかもしれません。

三菱地所ホームの保証制度

三菱地所ホームの保証制度

※出典:三菱地所ホーム

三菱地所ホームの保証制度やアフターサービスについて、見ていきます。

初期保証は10年で最小限

三菱地所ホームの初期保証は、10年間です。これは、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)で定められた期間。30年保証など長期保証を約束するメーカーもある中では、最小限の保証と言えます。ただし、長期保証をうたうメーカーは間に有償工事などがかかってくることが多いです。メンテナンス工事に高額の費用がかからないと思えば、それほど物足りないものではないかもしれません。

また、初期保証の期間中、引き渡し後、4か月目、1年目、2年目、7年目の定期点検があり、10年目に建物診断を無償で行います。

10年後以降は10年ごとの有償工事で最長50年まで延長

10年ごとに建物診断があり、有償工事をすれば保証が10年延長され、最長で50年まで保証されます。

最長保証期間に関しては、大手ハウスメーカーと同程度か少し短い程度、中堅ハウスメーカーと比べると長いほうです。

建物診断は10年目に関しては無料ですが、20・30・40年目は有償となります。

メンテナンス工事については有償なのはしかたないですが、建物診断(定期点検)は無料だったり、点検も5年ごとなど間隔が短かったりするメーカーもあります。

点検後には有償工事が必要になることも多いので、どちらがいいとは言えません。

アフターメンテナンスは電話と問い合わせフォームで受付

三菱地所ホームのアフターメンテナンスは電話と問い合わせフォームで受け付けます。

全館空調エアロテックに関しては、三菱電機が24時間365日電話で修理を受け付けていて、その他のアフターメンテナンスは10~17時(水・日・祝日を除く)に電話で受け付けています。

しかし、ハウスメーカーは24時間365日のアフターメンテナンス専用ダイヤルを設けていることがほとんどです。

その点を考えると、少し不安になるかたもいるかもしれません。

また、リフォームに関する窓口や三菱地所グループのオーナークラブもあり、三菱グループの様々な特典を受けることができます。

注文住宅には欠かせない!坪単価の必須知識

ハウスメーカー選びでは、費用も大きな基準となりますよね。

メーカーごとの建築費用の「相場感」をはかる物差しとして使われているのが、「坪単価」です。

坪単価は便利な目安ではありますが、坪単価だけで「高い、安い」と判断するのはおすすめできません。

坪単価について、知っておいていただきたいポイントを4つお伝えしますね。

1.坪単価は1坪あたりの建築費

坪単価の計算方法

床面積1坪(約3.3㎡、畳2畳分)あたりの建築費を算出したものが、坪単価です。

計算式は、次のようになります。

坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 延床面積(各階の床面積の合計)

例えば、本体価格2500万円の家で延床面積が40坪なら、

2500万円 ÷ 40坪 = 62.5万円 となります。

坪単価だけで比較するのはおすすめできない理由は、建物の形状や広さで坪単価は変わってしまうからです。

《坪単価と建物の形状・広さの関係》

項目 内容
建物の形状による違い 建物の平面の形でも坪単価が違います。
正方形に近い平面と、凹凸のある平面とを比べると、凹凸のある家の方が建物の外壁の長さや屋根の面積が増えます。
納まりや手間がかかるため、坪単価が高くなります。
建物の広さによる違い 坪単価は小さな家ほど高い:家の広さにかかわらず、使う設備は変わりません。
キッチンや浴室、トイレのグレードや数は広さとはあまり関係がありません。
そのため、広さの小さい家ほど、坪単価が高くなってしまいます。
同じ面積なら総2階の家の方が、坪単価が低い 同じ床面積の家でも、1階と2階のめん席配分で坪単価も変わります。
1階が広く2階が小さい家は、総2階の家に比べて基礎や屋根面積が増えます。
基礎や屋根はコストがかかるため、総2階の家の方が坪単価は低くなります。

2.坪単価はメーカーによって計算式が違う

注意したいのは、メーカーによって坪単価の計算式が違うことです。

延床面積には、バルコニーや玄関ポーチは入っていません。あくまで室内の面積ということです。バルコニーや玄関ポーチなども含めた面積を「施工面積」と言います。

しかし、工事する本体価格にはバルコニーなども含まれることがあります。そこで、延床面積より広い施工面積で本体価格を割ると、どうなるでしょうか?

2500万円 ÷ 43坪 = 58.1万円

坪単価が少し安くなったように見えますね。

メーカーの中にはこのような計算式で、坪単価が安く見えるようにしている場合もあります。

坪単価を比較する場合は、同じ計算式で算出するようにしましょう。

3.建築総額は、選ぶグレードによって変わる

建物の本体価格に含まれている内容は、そのハウスメーカーの標準仕様のものばかりです。

そのため、施主であるあなたが選んだグレードによっては、金額が上がる可能性があります。いわゆる「オプション」と呼ばれる部分ですね。

床のフローリングは無垢の木にしたい!キッチンには最新の深型食洗機を入れたい!トイレはタンクレスのおしゃれなものに!などグレードアップしていくと、価格もアップしていきます。

特に変わりやすいのは、内装やキッチン、お風呂などの設備です。

坪単価だけに注目してしまいがちですが、標準と言われる内容についても把握しておくことが大切です。

坪単価だけでは、建築費用すべてを計算できない

坪単価でわかるのは、建物の本体工事にかかる費用です。

しかし、注文住宅の購入にかかる費用は、本体工事を含め大きく4つあります。

  • 本体工事
  • 別途工事(本体以外の建築工事費など)
  • 諸費用(税金・ローン手数料など)
  • 施主支給(その他、引越し費用など)

※別途工事とは、建物以外にかかる費用

例えば、屋外給排水工事、ガス・電気工事、地盤改良、外構工事など。他に、照明、カーテン、アンテナ取り付け工事もありますね。

こうした建物以外の工事は、敷地条件や施主の要望によって大きく変わる部分なので、坪単価を計算するときには含められないことがほとんどです。

主な項目と費用について、表にまとめました。

分類 費用 概要 費用相場
土地取得の諸費用(土地・建物に共通するものも含む) 印紙税 契約書の作成に際して課される税金 4万円~8万円程度
登録免許税 土地の所有権移転や建物の抵当権設定など、登記に際して課される税金 15万円~45万円程度
不動産取得税 土地や建物など不動産を取得した際に課される地方税 0円になることが多い
司法書士報酬 司法書士へ登記を依頼した場合に支払う報酬 1業務あたり3万円~6万円程度
仲介手数料 土地購入の際、不動産会社に支払う手数料 土地代×3%+6万円+消費税
固定資産税 土地や建物などの固定資産に課される税金。毎年1月1日時点の所有者が支払う 都市計画税と合わせて年間10~20万円程度
都市計画税 固定資産税と同様に土地・建物の所有者に課せられる税金。ただし、市街化区域内に限られる
建物を建てる諸費用 屋外給排水工事 上下水道を利用するために必要な配管工事の費用 70万円~100万円程度
引き込み工事 TV、インターネット、電気線などの引き込み工事の費用 70万円~100万円程度
インテリア造作工事 造り付け家具やカーテンボックスなどの取付工事 0円~約200万円など
解体費 建替えの際に発生する費用。植栽がある場合は伐採費用も必要 150万円~300万円程度
地盤調査費 適切な基礎や構造を決定するため、また改良の有無を判断するために行う調査費用。スウェーデン式サウンディング試験が一般的 5万円~15万円程度
敷地測量費 敷地の境界が不明瞭な場合に測量を行う費用 5万円~10万円程度
地盤改良工事 調査の結果、軟弱と判断された地盤に強化工事を行う費用 0円/100~150万円程度
設計・監理料 設計図の作成および図面通りに工事が進んでいるかチェックする業務の費用 50万円程度
外構工事 駐車スペースのコンクリート打設やフェンス、門扉、ウッドデッキ造作などの費用 100万円~300万円程度
建築確認申請費用 工事着手前と建物完成後に検査機関のチェックを受ける際の手数料 4万円~12万円程度
上下水道納付金 建物を新築する際、自治体に支払う費用 0円~30万円程度
ローン関係 住宅ローン保証料 金融機関を通じて保証会社と契約を結ぶための費用 借入額×2.2%程度
団体信用生命保険 住宅ローン契約者が死亡または高度障害となった場合に返済残高がゼロになる保険 ローン金利に含まれるため0円
火災保険料 住宅ローンの融資を受けるために加入が義務付けられている保険 月数万円程度
その他 引越し代 引越し業者のほか、仮住まいの家賃、トランクルームの賃貸費用など 20万円~40万円程度
式典費 地鎮祭や上棟式、ご祝儀など 5万円~10万円程度
家具、備品 カーテンや照明、家具、家電などの購入費用 50万円~200万円程度
手土産 近隣挨拶の手土産、現場の職人へ差し入れなど 2~3万円程度

確認申請や登記などの手続きにかかる費用や、ローンの手数料や保証料、保険に必要な費用で、こちらも条件によって変わってくるため、別途必要です。

その他の項目は、ハウスメーカーに支払うものではないので見積書には載りませんが、施主側で負担する費用のことです。

引越し費用や、家具家電の購入費用、地鎮祭などの儀式や近隣への挨拶品にかかる費用があります。

さらに土地から購入する場合は、土地の代金や仲介手数料も必要ですね。

これらをトータルした費用が、必要な費用となります。

坪単価はあくまで目安。総予算を把握するには、具体的な資金計画書を出してもらうのが最も正確です。

家を建てるときの費用注文住宅にかかる諸費用などは下記記事で詳しく解説しています。

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建築費用を抑える方法5選

ハウスメーカーとの契約前には、具体的な間取りや概算見積もりが出てきます。

夢をたくさん盛り込んだものですから、どうしても予算オーバーになってしまいがち。

そこで、建築費用を抑える方法を5つお伝えします。すべてが使えるわけではありませんが、いくつか方法があるということを知っておくだけでも、スムーズに検討できるようになりますよ。

方法1.土地を見直す

家にこだわりたい場合は、本当にその土地しかないのかもう一度検討してみましょう。土地の予算を下げられれば、その分家に予算を回せます。

具体的には、もう少し郊外までエリアを広げる、もう少し面積の小さい土地も検討する、不整形な土地も候補に入れるなどがあります。

方法2.設計やオプションを見直す

設計や間取りの工夫、オプションの見直しで費用を下げることもできます。

設計やオプションの見直しポイント

  • 延床面積を小さくする
  • 総2階の間取りにする
  • 建具(ドアや扉)を減らす
  • 水回りの設備のグレードや機能を見直す
  • 外構は一部DIYも取り入れる

コンパクトでも住みやすく開放感のある住宅は計画できます。ただし、このような提案ができる設計士は限られています。狭小住宅の実績が多いハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

また、これらの見直しをすべて行うと相対的に満足度が下がります。

費用は下がっても満足できない家になってしまうのは、あまり良いことではありません。そのような場合は、ハウスメーカーを変更することも考えましょう。

方法3.規格住宅を検討する

フルオーダーが注文住宅の魅力ですが、近年、多くのハウスメーカーでセカンドブランドとも言うべき「セミオーダー型」の規格住宅が発表されています。

用意された間取りの中かからしか選べない、設備や外壁のバリエーションが少ないなど制限はありますが、言い換えれば人気の間取りや設備を厳選した住まいでもあります。

その分費用は抑えられるので、気に入ったものがあれば規格住宅も検討してみましょう。

方法4.補助金を活用する

住宅購入をサポートする「補助金」を活用するのも、一つの方法です。

次のような補助金であれば、該当する方は多いでしょう。

申請は、ハウスメーカーが行います。申請書類の作成に別途手数料がかかることが一般的ですが、手続きに慣れているハウスメーカーを選べば、スムーズに取得できるはずです。

補助金 管轄 金額 申請時期 交付時期 概要
令和5年度 こどもエコすまい支援事業 国土交通省 100万円 令和5年9月28日時点で終了 - ・ZEHレベルの省エネ住宅を建てる子育て世帯・若者夫婦世帯が対象
令和5年度 LCCM住宅整備推進事業 国土交通省 140万円、かつ補助率2分の1 第2回受付(令和5年10月16日~令和6年1月19日) 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ※第2回の完了実績報告締切は2月29日 ・資材製造や建築段階からCO2排出を削減した長寿命住宅が対象
令和5年度 次世代ZEH+ 経済産業省・環境省・国土交通省の3省連携 100万円 ※加算あり 二次公募(令和5年11月20日~令和6年1月9日) ※令和6年度も募集予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる 再エネなど省エネをさらに深堀りしたZEH住宅
令和5年度 ZEH+ 100万円 ※加算あり より高性能なZEH住宅
令和5年度 ZEH 55万円 ※加算あり ネット・ゼロ・エネルギーハウス
子育てエコホーム支援事業 国土交通省 ZEH住宅:80万円 長期優良認定住宅:100万円 ※令和6年3月下旬以降開始予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ・こどもエコすまい支援事業の後継となる事業 ・子育て世帯、若者夫婦世帯が対象

新築補助金については下記記事で詳しく解説しています。

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方法5.ハウスメーカーに価格交渉をしてみる

ハウスメーカーに値引き交渉をすることも、最後の手段として可能です。

ただし、値引き交渉は慎重に進めましょう。無理な価格交渉は、担当者との関係が悪くなって相談しづらくなったり、品質に影響したりする可能性があります。

価格だけがネックという段階まで検討が進んだ契約直前のタイミングで、一度だけ交渉するのがポイントです。

単なる値引きが難しい場合は、期間限定のキャンペーンを活用する、何か特典をつけてもらうなどの方法も値引きにつながります。

後悔しないために!ハウスメーカー選びの極意

注文住宅の購入で後悔しないためには、何といってもハウスメーカー選びが重要です。

ハウスメーカーが作る家にはそれぞれ特徴があり、できることできないことが意外とあるもの。

自由に間取り設計がしたかったのに制約が多いメーカーを選んでしまった、憧れのキッチンを使いたかったのにオプションが高いローコストメーカーを選んでしまった……。

という話を聞いたことはありませんか?

失敗の多くは、理想と現実のギャップから起こります。

後悔しないためには、次の3つのステップに沿って、検討を進めてみてください。

ハウスメーカー選び3つのステップ

ハウスメーカー選びの極意

  • ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集
  • ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ
  • ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集

まず、いきなり住宅展示場に行ってはいけません

どのモデルハウスも素敵に見え、何を基準に選んでいいのか混乱してしまいます。

住宅展示場にあるのが選択肢のすべてではありません。まずはどんなハウスメーカーがあるのかを知り、それぞれの特徴を知りましょう。

そのために役立つのは、カタログ一括資料請求サービスです。

タウンライフ」を使うと、予算や要望にあったハウスメーカーからカタログや間取りプランを自宅に郵送してもらえます。

一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

カタログが自宅に届くだけで、契約する必要もなければ、強引な営業も一切ありません。

ハウスメーカーによっては、家族構成や希望の部屋数に合わせた間取り参考例を作って同封してくれることも。

強引な営業も一切なく、取り寄せたからといって無理に契約する必要もありません。

家購入者の多くの人が利用しているサービスですので、まずは気軽に利用してみましょう。

>> タウンライフで間取りプランチェック

また、カタログや間取りプランよりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ

届いた資料を家族で見ながら、どんな暮らしをしたいのかイメージしましょう。

  • 庭があった方がいい?どんなことをしようか?
  • 家事が時短できる暮らしがあっている?

そんな風に、自宅でゆっくり検討できるのが、資料請求のよいところ。

気になった資料には、付箋を貼ってまとめておきましょう。

比較してみているうちに、メーカーによって得意なこと、そうでないことがあるのがわかります。

その違いを知ると、どのメーカーが自分たちにあっているのか、なんとなく分かってくるように。そうしたら、次のステップへ進みます。

ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

好みのハウスメーカーがある程度絞れたら、住宅展示場や新築見学会などを探して、実物を見ましょう。

おすすめは、実際に住む人がいる新築見学会です。等身大のモデルハウスを街中につくった「街角モデルハウス」もいいですね。

資料ではわからなかった広さや質感を体験するのが一番の目的。

また、営業マンとも直接話すチャンスです。気になっていたことを質問し、これから親身に相談に乗ってもらえそうか相性を確かめるのもいいでしょう。

これぞ!と思うメーカーが見つかったら、「資金計画書」を作ってもらいましょう。

希望の土地や間取りに合わせ、どれくらいの費用がかかるのかが概算でわかるようになります。

注文住宅は、建築業者をどう選ぶかがポイント!

理想の注文住宅を建てるためには、どの建築業者に頼むかがカギとなります。

でも、どのハウスメーカーがいいのか迷ってしまいますよね。中には「設計事務所」や「工務店」も気になる!違いはあるの?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?

改めて、この3つの建築業者の違いや特徴、選び方を解説します。

ハウスメーカー、工務店、設計事務所の特徴

本当に希望にあった家を建てるためには、ハウスメーカー以外の選択肢についても知っておきましょう。

まずは、ハウスメーカー、工務店、設計事務所それぞれの特徴をざっくりご紹介します。

《注文住宅を建てられる3つの建築業者の特徴》

建築業者 特徴
ハウスメーカー 設計や自由度、アフターケアが平均点以上、価格も幅広い価格帯、工法、デザインなど幅広いメーカーから選べる。
大量生産を前提とした工業化住宅なので、設計の自由度は低いものの、ある程度希望を取り入れた家づくりは可能。
施工エリアは、全国をカバーする企業が多い。 アフターケアや長期保証体制が整っている。
工務店 コストは割安、アフターケアが特徴
施工エリアが狭く、地域密着型の企業が多い。
木造軸組工法が中心で、設計施工の自由度が高い。デザインや使う素材は、工務店によってさまざま。
ローコストのハウスメーカーほどではないが、コストは割安になる。
ハウスメーカーほどの長期保証はないが、補修工事は、こまめに低コストで対応してもらえる。
設計事務所 個性あるデザイン、自由度が魅力
設計と工事監理のみを行うため、設計料がかかり割高。
個性的なデザインや間取りを提案してくれ、設計自由度は高い。
一方で、施主の希望より設計者の個性を優先する事務所もある。
工法は、事務所によってさまざま。
交通費はかかるが、全国どこでも対応している事務所が多い。
保証制度やアフターケアは工務店とほぼ同様。

ローコストからハイグレードまで価格帯の幅が広いハウスメーカーは、予算に合わせた企業選びができます

設計の自由度が高いのは、設計事務所や工務店です。一方で、工場生産を中心で全国展開するハウスメーカーは、設計の自由度は低め。しかし、自由度の高い工法を採用し、希望に沿った家づくりができるハウスメーカーもあります。

費用が割安になるのは、自社で設計施工を行う工務店です。予算の中で柔軟に対応してもらいやすいのも特徴です。

設計事務所は、設計料がかかるため最も割高になります。設計料は工事費の10%?15%くらいが目安ですが、住宅なら少なくとも200万円程度必要です。

図解で分かる!建築業者を5つの指標で比較

3つの建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較してみた図がこちらです。

建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較した図

斬新で個性あるデザインを希望するなら、設計事務所も良さそうです。しかし、人気建築家となると設計料も高額になりがち。施主の希望よりも設計士の個性が優先されたり、デザイン重視の暮らしにくい家になったりするケースも見聞きします。

設計に時間をかけるため、工期は長くなりがち。アフターケアは施工した工務店が担うため、設計事務所のサポートはあまり期待できません。

設計士との相性が家づくりの成否を分けるといえます。

コストを抑えつつ住みやすい家づくりができるのが、工務店です。個性的なデザインは出てきにくいですが、使いやすい間取りや丁寧な施工が期待できます。

工場生産ではないため、工期はハウスメーカーより長めですが、その分個別の希望や変更にも柔軟に対応してもらえます。

ただし、全国展開しておらずモデルハウスを持つ企業が少ないので、希望の工務店を見つけるのに苦労するかもしれません。

ハウスメーカーは、5つのポイント全てが平均点以上で安心感があります。

間取りの自由度が少ないものの、工法や生産体制の工夫で、ひと昔前より柔軟に対応するメーカーが増えています。また、工場で多くの部分を生産するため、工期は短め。現場レベルに左右されない工法で、一定の施工品質が期待できます。

全国に拠点があり情報が多いため、モデルハウスなど実例を見ながら検討できるのもメリット。費用がかかるとはいえ、アフターケアの体制もしっかりしています。

理想の注文住宅を建てるには、設計の自由度やデザインの個性をどこまで求めるのか、また費用はどの程度を見込むのかを家族で話し合い、バランスよく希望を取り入れられる建築業者かどうかで最終的に判断するのが大切です。

>> タウンライフで間取りプランチェック

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

また、家を建てるときの注意点については下記記事でまとめておりますので、合わせて確認ください。

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まとめ

三菱地所ホームについて、さまざまな角度から調査してまとめてきました!

ここまで読んでくださって、三菱地所ホームの魅力や注意点は伝わったでしょうか?

こだわりの家、世界に1軒だけの特別な家を建てたい人にはぴったりのメーカーです。

耐震性、断熱性も高く、全館空調「エアロテック」で家中すみずみまできれいな空気で、快適に過ごすことができます。

高い価格帯ではありますが、高いなりの理由があり、住んだ人の多くが満足しているのも安心できる点です。

土地探しからリフォームまでお願いでき、長い間いい関係を続けていけるハウスメーカーと言えるでしょう。

  • 三菱地所ホームの坪単価は60万円~130万円 
  • 主流はカスタマイズ性が高い、フルオーダーの自由設計
  • 全館空調システム「エアロテック」が標準装備
  • 狭小地や変形地、ロフト・地下室付き住宅、ゼロエネルギー住宅、賃貸住宅、医院併用住宅などにも対応
  • 土地探しからリフォーム、賃貸経営、土地活用まで幅広くサポート
  • 弱みは、施工範囲が限られ、坪単価が高いところ

また、これからハウスメーカー選びをする方にお伝えしたいのは、次のポイントです!

ハウスメーカー選びの極意!

  • 複数のハウスメーカーを比較することが大切!
  • タウンライフを使うとカンタンに複数社のカタログや間取りプランの請求が可能
  • より具体的に進めるなら無料でお家のプロに相談できる家づくりのとびらオンライン相談がオススメ
  • 住宅展示場に行く前に、情報収集しておくと迷いにくい
  • 情報収集には、一括資料請求がおすすめ
  • 資料をもとに、理想の暮らしをイメージする
  • 間取り作成サービスで、具体的な希望をカタチに!

ぜひ理想の家づくりに役立ててもらえると嬉しく思います。

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