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【2024年最新】ポラス(ポラテック)の坪単価と実際に建てた人の口コミ・評判

こんな悩みをスッキリ解消!

  • ポラス(ポラテック)の注文住宅は、坪単価いくらで建てられるの?
  • ポラスの建売を買って後悔してない?
  • ポウハウスなど、ポラスの建築ってどんなデザイン?

お洒落な建売住宅というイメージがある「ポラス」。

ポラスグループの会社は26社あり、建売、注文住宅、マンションや不動産仲介など幅広い事業を手掛けています。

ポラスの建売住宅は評価が高く実際にオリコン顧客満足度ランキングの「おすすめの建売住宅 ビルダー 首都圏ランキング・比較」で1位になっています。

しかも2019年~2022年まで4年連続No.1、継続して評価が高いです。

今回は、ポラスの中でも注文住宅に関する内容です。

編集部が算出したポラスの注文住宅の坪単価は35万円~75万円です。自由設計が可能なハウスメーカーで、この坪単価なら割安感がありますよね。

本記事では実際に新築を建てた人にアンケート調査も行った上で、ポラスの坪単価や建築費用について徹底的に分析しています。

アンケート調査概要

・調査対象:新築の戸建てを購入した人
・調査方法:クラウドワークス
・調査実施期間:2022年2月13日~2022年2月20日
・調査対象地域:日本
・調査主体者:合同会社ラビッツ

《新築を建てた人497人に聞いて分かった!ポラス(ポラテック)の評価チャート》

新築を建てた人497人に聞いて分かった!ポラス(ポラテック)の評価チャート

またポラスのモデルプランと参考価格や、実際に建築した人の実例も紹介します。

さらに気になる口コミについても、良いものと悪いものをそれぞれピックアップしました。

ポラスの注文住宅を検討している人はぜひ参考にしてくださいね。

※本記事ではポラスグループのポラテック株式会社が提供する住宅ブランド「PO HAUS(ポウハウス)」坪単価も解説していきます!そちらがピンポイントで気になる方もご覧ください。

本記事の結論先読み!

  • 住友不動産の坪単価は35万円~75万円
  • ポラスの坪単価は35万円~75万円
  • 注文住宅ブランドは4つ
  • デザインと自由設計が売り
  • 地域密着型と一貫施工体制で顧客満足を追求
  • 弱みは、経年劣化がやや早いこと

ポラスを検討している方は、ぜひ最新情報をまとめたこの記事に目を通してみてくださいね!

ポラスの坪単価

※2024年11月現在

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目次

一目で分かる:ポラスの特徴

ポラスは、ポラスグループが販売する4つの注文住宅ブランドです。

坪単価 35万円~75万円
構造 木造
※商品タイプにより軸組工法または2×6(一部2×4仕様あり)工法を採用
建物タイプ 平屋
2階建て
3階建て
賃貸
賃貸併用など多数
保証期間 50年
販売戸数 3,952(※2023年3月期)
施工エリア 埼玉・東京・千葉・茨城4県の一部エリア
会社設立 2001年2月(※創業は1969年)
公式サイト https://www.polus-ie.jp/
展示場 ・ポラス独自の展示場「体感すまいパーク」:埼玉に2か所、千葉に2か所
・他、各地総合住宅展示場内にモデルハウスを常設

ポラスグループのポラス株式会社は、地域密着型の非上場会社です。

設立は2001年ですがその歴史は古く、2019年に創業50周年を迎えました。

ポラスでは創業の地である埼玉県越谷市を中心に、近隣エリアのみ施工を請け負っています。

施工ができるのは埼玉・東京・千葉・茨城の一部。

微妙なエリアで検討している場合は、施工可能か相談してから具体的に検討をすすめたほうが良いでしょう。

分譲住宅の方が多い

ポラスは注文住宅よりも分譲住宅の棟数が多くなっています。

年度によってバラつきがありますが分譲住宅の契約数は注文住宅の3倍~5倍です。

ポラス公式サイトに掲載されている分譲住宅は、販売開始前の予告広告も含めると約170件(2022年3月現在)。

内訳は埼玉県100件、千葉県48件、東京都20件、茨城県1件です。

30区画以上ある大規模分譲地もあるので、相当数の住宅を売り出していることが分かります。

土地をこれから探す人は分譲住宅を購入するという選択肢もありますね。

建売住宅のメリットは実物が見られることと、価格が決まっていること。

注文住宅特有の「最終的にいくらになるのかわからない」という心配から解放されます。

さて、ポラスの注文住宅は

  1. PO Haus(ポウハウス)
  2. 北辰工務店
  3. HaS casa(ハスカーサ)
  4. MOK HOUSE(モクハウス)
  5. GRANSSET(グランセット)※店舗併用、賃貸併用

の5つのブランドに分かれています。

価格・グレードには幅があるので、予算に合わせて計画できることが特徴です。

南欧風の輸入住宅から力強い梁あらわしまでデザインの幅も広いので、自分に合った家づくりができるでしょう。

《ポラスの特徴まとめ》

ポラスの特徴まとめ

※ポラスの注文住宅ブランド「ハスカーサ」の標準仕様。「等級3」はもっとも高い数値

ポラスがオススメの人

ポラスの注文住宅がおすすめなのは次のような人です。

ポラスはこんな人におすすめ

  • 質の良いローコスト住宅を希望している人
  • 設計の自由度を重視する人
  • かっこいい和モダンデザインが好きな人
  • 地域密着型の体制にメリットを感じられる人

ポラスがおすすめなのは、「良質なローコスト住宅を希望している人」です。

注文住宅の4ブランドの中でもっとも価格が安い「MOK HOUSE(モクハウス)」なら990万円(税抜)から家づくりを始めることができます。

モクハウスは必要最低限の構造・仕様・設備にすることで、建物のローコスト化を実現。

間取り作成や、打ち合わせの回数を減らすことで人件費も抑えています。

もちろん必要な耐震強度はしっかりと守っています。

ポラスは「自由設計で家づくりの夢をかなえたい人」にもおすすめです。

大手メーカーでは、できることが制限されていることが多いですが、ポラスの場合柔軟な設計が可能です。

他のハウスメーカーで断られてしまったプランでも、ポラスに相談してみる価値があるかもしれません。

【最新】ポラス坪単価

ポラスの坪単価は35万円~75万円です。

ポラスの坪単価

※2024年11月現在

ポラスの注文住宅にはローコストに徹した商品から最新設備を取り入れたでデザイナーズ住宅まで、幅広いラインナップがあります。

そのため、どの商品を選択するかによって坪単価に大きく差が出てきます。

30坪の家を建てる場合、坪単価35万円の場合は建物価格1,050万円で建築できますが、坪単価75万円の場合は建物価格が2,250万円になります。

その差額は1,000万円以上。坪単価によって住宅購入の負担は大きく変わることが分かります。

ポラス坪単価から本体価格・建築総額シミュレーション

ポラスの坪単価をもとに、建物の「本体価格」と別途工事を含めた「建築総額」をシミュレーションしてみます。

「延床面積の坪数」とは居住空間の総面積のことです。

例えば2階建てなら1階の床面積と2階の床面積を合計した数字になります。

本体価格と建築総額の仕組み

「本体価格」とは、延床面積の坪数に坪単価をかけたもの。

「建築総額」とは、本体工事と別にかかる付帯工事費や諸費用を追加した金額です。

付帯工事費や諸費用は、土地や建物の内容によって大きく異なります。

現地調査をしてみないとわかないことなどもありますが、初期の段階としては建築総額の25%程度を見込んでおけば良いでしょう。

延床面積の坪数 本体価格 建築総額
25坪 (約83㎡) 875万円~1,875万円 1,167万円~2,500万円
30坪 (約99㎡) 1,050万円~2,250万円 1,400万円~3,000万円
35坪 (約116㎡) 1,225万円~2,625万円 1,633万円~3,500万円
40坪 (約132㎡) 1,400万円~3,000万円 1,867万円~4,000万円
45坪 (約149㎡) 1,575万円~3,375万円 2,100万円~4,500万円
50坪 (約165㎡) 1,750万円~3,750万円 2,333万円~5,000万円

※本体価格は、坪単価×延床面積の坪数で算出。
※建築総額は、付帯工事・諸費用を建築総額の25%程度と仮定し、本体価格÷0.75で算出。

人気ハウスメーカー・工務店との坪単価比較

ポラスの坪単価を人気ハウスメーカーと比較してみました。

ポラスの坪単価は35万円~75万円なので、ローコスト住宅だと言えるでしょう。

《ハウスメーカーの坪単価一覧》※住友不動産以下五十音順

ハウスメーカー 坪単価 構造
ポラス 35万円~75万円 木造
アイフルホーム 40万円~75万円 木造
アキュラホーム 50万円~80万円 木造
イシンホーム 50万円~65万円 木造
一条工務店 50万円~90万円 木造
ウィザースホーム 40万円~70万円 木造
クレバリーホーム 40万円~80万円 木造
住宅情報館 45万円~75万円 木造
住友林業 60万円~100万円 木造
セキスイハイム 65万円~120万円 鉄骨、木造
積水ハウス 55万円~95万円 鉄骨、木造
大和ハウス 70万円~110万円 鉄骨、木造
タマホーム 34万円~75万円 木造
トヨタホーム 50万円~110万円 鉄骨、木造
日本ハウスホールディングス 55万円~100万円 木造
パナソニックホームズ 70万円~100万円 鉄骨
桧家住宅 44万円~73万円 木造
富士住建 45万円~65万円 木造
へーベルハウス 70万円~150万円 鉄骨
BESS 47万円~69万円 木造
ミサワホーム 60万円~100万円 木造
三井ホーム 60万円~130万円 木造
ヤマダホームズ 49万円~90万円 木造
ユニバーサルホーム 50万円~72万円 木造
ロイヤルハウス 38.8万円~50万円 木造

※2024年11月現在

より分かりやすいように、ポラスと人気ハウスメーカーの坪単価比較を図解にまとめたものがこちらです。

ポラスと他ハウスメーカーの坪単価比較

※2024年11月現在

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へーベルハウス 積水ハウス セキスイハイム 住友林業
三井ホーム トヨタホーム 一条工務店 パナソニックホームズ
大和ハウス ミサワホーム 住友不動産 タマホーム
アイフルホーム スウェーデンハウス アキュラホーム クレバリーホーム
ヤマダホームズ オープンハウス 日本ハウスホールディングス ユニバーサルホーム
ウィザースホーム 飯田産業 BESS 住宅情報館
桧家住宅 ロイヤルハウス 秀光ビルド ポラス(ポラテック)
無印良品の家 レスコハウス 近鉄不動産 JPホーム
アイダ設計 東宝ホーム アーネストワン 一建設
大成建設ハウジング 富士住建 土屋ホーム レオハウス
ロゴスホーム ファイブイズホーム イシンホーム セルコホーム
古河林業 アイディホーム 三菱地所ホーム GLホーム
サンヨーホームズ

ポラスの坪単価が安い理由

ポラスの坪単価は35万円~75万円と比較的ローコストと言えます。

ローコストで建てられる理由はグループ内にプレカット工場を持ち、材料を生産していることが挙げられるでしょう。

プレカットとは、建築現場で使う木材をあらかじめ工場で機械カットすること

手作業の工程を減らすことで工期が大幅に短縮します。

ポラスは全国に6つプレカット工場を持っておりプレカット材の販売も行っています。加工実績は日本No.1。

大量生産をすれば材料コストを抑えることができます。

納得いく価格で理想の家を建てる方法

自分が納得いく価格で理想の家を建てるには、数多くのハウスメーカーや工務店を比較するのが一番です。

土地を持っているのであれば、その土地の形状に強いハウスメーカーもあります。

土地から探すのであれば、仕入れが強いハウスメーカーの方が理想の場所が見つかります。

ただし、一からハウスメーカーに問い合わせや住宅展示場でヒアリングするのも面倒です。

そこでオススメなのが、「タウンライフ」を使ってカタログや間取りプランの一括資料請求することです。

タウンライフを使うと、ハウスメーカーから予算や要望にあったカタログや間取りプランが届くので、イメージを膨らませることができます。

ホームズ一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

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また、カタログや間取りプランよりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

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タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

ポラスグループの商品ラインナップと坪単価

ポラスグループには4つの注文住宅ブランドがあります。

その中で、もっともローコストで建てられる「モクハウス」は坪単価が35万円~55万円。

グレードが高い「ポウハウス」の坪単価は60万円~75万円です。

ポラスグループの注文住宅4ブランド

ブランド 運営会社 構造 最多価格帯 坪単価 キーワード
PO Haus(ポウハウス) ポラテック株式会社 木造・軸組工法 2,500万円~3,000万円 60万円~75万円 最新設備
Has casa(ハスカーサ) グローバルホーム株式会社 木造・ツーバイシックス工法 2,000万円~2,500万円 55万円~75万円 高断熱
北辰工務店 ポラテック株式会社 木造・軸組工法 1,500万円~2,500万円 40万円~55万円 木質感 コストパフォーマンス
MOK HOUSE(モクハウス) ポラテック株式会社 木造・軸組工法 ~1,500万円 35万円~45万円 ローコスト

ポラス注文住宅の商品ラインナップ

  1. PO Haus(ポウハウス)
  2. Has casa(ハスカーサ)
  3. 北辰工務店
  4. MOK HOUSE(モクハウス)

PO Haus(ポウハウス)

ポウハウス 和美庵

※出典:ポラスHPより

ポウハウス フロンティアン

※出典:ポラスHPより

ポラスの注文住宅ブランド「ポウハウス」は、ポラスグループの中でもっともハイグレードな住宅です。坪単価は60万円~75万円です。

ポウハウスのデザイン思想は「和の心の継承」。

最新の機能を取り入れつつも、引き算の文化や自然とのつながりを大切にしています。

ポウハウスには5つのラインナップがありますが、「和の心の継承」という思想は全てに共通しています。

ポウハウス5つのラインナップ

  1. 和美庵(わびあん):日本の建築らしい「間」と「つながり」を取り入れたスタイル。家族や来客と自然なつながりが生まれる工夫が施されています。
  2. ARZILL(アルジール):ライフスタイルや家族構成の変化に応じて成長する家。ロフトや中庭、ガレージなど遊びゴコロと愛着を持てる住まいをつくることができます。
  3. FRONTIAN(フロンティアン):はやりに流されない堅実で大人っぽいデザイン。
  4. OCULUS(オクルス):基本プランをもとにアレンジを加えていくセミオーダータイプ。低価格と短工期を実現しています。
  5. FULFILL(フルフィール):ポウハウスのデザイナーズ賃貸住宅。

ポウハウスのデザイナーはポラスグループの中でもトップクラスの実力者たちです。

実例を見て、相性が合いそうなデザイナーを探してみるのも良さそうですね。

あれこれ相談しながら完全オリジナルの家づくりを行うことは、まさに注文住宅の醍醐味です。

ポラスでは耐震性を測るために独自の構造計算ソフトを持っています。

1棟1棟3Dで地震のシミュレーションを行い、構造に補強が必要な部分があれば割り出すことができます。

これにより安全性を高めています。

設計の自由度を高める構造材を使用

ポウハウスは設計の自由度を高めるために構造材にも工夫しています。

その中の一つが、2011年にグッドデザイン賞を受賞した「ユニ・バー」という構造材。

ユニ・バーとは縦方向にユニットを組み、あらゆる高さに対応する耐力壁のこと

例えば1階と2階の中間の高さに位置する「スキップフロア」には通常とは異なる天井高が必要になるため、採用できないハウスメーカーもあることでしょう。

ポウハウスのユニ・バーを使えば、このような空間にも対応可能です。

住環境への配慮も特徴

ポウハウスは住環境への配慮にも特徴があります。

空調システムや機械設備で住環境を整えるハウスメーカーが多いなか、ポウハウスが提唱するのは「パッシブエコシステム」。

パッシブエコシステムとは、光や風を上手に取り入れられる建築デザインにすることで、快適な住環境を実現することです。

またポウハウスでは「断熱性能を高めても空調負荷がゼロになるわけでない」ことに着目。

過度な断熱を不要とし、地域の気候特性にあった家を設計しています。

合理的な考え方は窓ガラスの選定にも表れており、ポウハウスは南側に断熱Low-Eガラス、東西側に遮熱Low-Eガラスを採用しています。

すべてを断熱ガラスにせず、強い日差しをやわらげながらも適度な光を取り入れています。

Has casa(ハスカーサ)

体感すまいパーク 柏展示場

体感すまいパーク柏展示場

※出典:体感すまいパーク柏展示場より

ポラスの注文住宅ブランド「ハスカーサ」はツーバイシックス工法の輸入住宅です。

坪単価は55万円~75万円です。

ポラスグループの住宅は累計5万棟の販売実績がありますが、そのうち3万棟はハスカーサ。

ハスカーサは住宅部門の売上をけん引する存在です。

モデルハウスは埼玉県に6棟、千葉県に2棟建っています。

基本デザインは南欧風ですが、設計次第でかなりモダンな外観にすることも可能です。

2×6(ツーバイシックス)工法を採用

ポラスグループの住宅は全て木造ですが、ハスカーサは同じ木造でも2×6(ツーバイシックス)工法を採用しています(一部2×4の仕様あり)。

ツーバイシックス工法とは、断面が2インチ×6インチの木材を四角く組んで壁をつくる工法のこと。

一般的な2×4(ツーバイフォー)工法の住宅に比べて壁が厚く、高い断熱性を実現します。

さらに床・壁・天井の6面体で支える構造は耐震性も高く、ハスカーサは「耐震等級3」が標準仕様。

耐震等級は1から3まであり、もっとも優れているのが等級3なのです。

ツーバイシックス工法の建物は、面で支えることによって地震の揺れを分散し、一か所に負荷がかかることを防ぎます。

これにより万が一地震が発生した際も大切な建物を守ります。

もちろんポラス独自の構造計算ソフトによる倒壊シミュレーションも行い、万が一に備えます。

北辰工務店

北辰工務店 粋な家

※出典:ポラスHPより

ポラスの「北辰工務店」は2007年に発足した注文住宅ブランドです。

工務店という名前ですが、施工を請け負う建設会社ではありません。

北辰工務店の坪単価は40万円~55万円。

北辰工務店は、自由設計ながら1,000万円台からの家づくりが叶う高いコストパフォーマンスが魅力です。

また北辰工務店は職人の腕前にも自信を持っています。

ポラスグループでは社内大工を育成する建築技術訓練校を1987年に開校しました。

今まで690人以上の卒業生を輩出しており、現在では「国土交通大臣顕彰」として技能系の表彰を受けたベテラン大工も在籍しています。

商品ラインナップは「粋な家」と「心」のの2つ

北辰工務店には2つの商品ラインナップがあります。

商品名は「粋な家」と「心」。

特徴と坪単価をかんたんにまとめました。

商品名 特徴 参考価格(税抜) 参考坪単価
粋な家 日本家屋らしい、深い軒の出が特徴。
夏の日射をさえぎり、冬のあたたかい日差しを取り入れる。
内装は木のぬくもりを感じるデザイン。
延床面積:116.55㎡(35.3坪)
建物価格:1,470万円
42万円
土地の条件や住まう人のライフスタイル
コストに配慮した自由設計。
延床面積:93.57㎡(28.3坪)
建物価格:1,100万円
38.9万円

北辰工務店 粋な家

※出典:ポラスHPより

こちらは北辰工務店「粋の家」のモデルプランです。

1階の床面積は58.17㎡、2階は58.38㎡で、延床面積は116.55㎡(35.3坪)。

参考価格は1,470万円(税抜)なので、坪単価は41.6万円になります。

モデルプランは3LDK+和室で、夫婦+子ども2人の4人家族想定の間取りですね。

玄関横に作られたシューズインクロークや、和室の一角にある書斎コーナーにこだわりが感じられる設計です。

キッチンを囲むように一体で作られたカウンターとダイニングテーブルも使いやすそう。

キッチン背面の収納もたっぷり確保しています。

MOK HOUSE(モクハウス)

モクハウス ローコストの実現

※出典:モクハウス ローコストの実現より

ポラスの注文住宅ブランド「モクハウス」は好みのプランを選んでつくるセレクト住宅です。

坪単価は35万円~45万円です。モクハウスのプラン数は200件。

建売住宅の中から人気があったプランを抜粋しているそうです。

そもそも建売住宅にはアンケートで人気が高いプランを採用しているため、モクハウスのラインナップは厳選に厳選を重ねたプランだと言えます。

これならセレクト型住宅でも理想のプランが見つかりそうですし、失敗する可能も低いでしょう。

間取りは決められた中から選ぶ

「決められたなかから間取りを選ぶ」ことは図面作成業務を簡略化できて、人件費の削減につながります。

またモクハウスのプランは構造計算の結果、耐力上必要な壁や柱を残しつつ不要な部材を削減しています。

内装の仕様・設備に関しても部材を大量に仕入れることでコストカットを実現しました。

基本仕様は極力シンプルに

家族ごとに必要なものは異なることから、モクハウスの基本仕様は極力シンプルです。

「ローコストの仕様だと物足りず、結局オプション追加で金額が上がってしまった」という口コミも見られました。

しかし初期費用を極力抑えて建築し、後付けできるものは住んでから買い足す方法だって悪くありません。

過剰な設備は意外と使わないこともあるので、シンプルな仕様は合理的とも言えるのです。

ポラスではどんな家が建つ?写真つき実例を紹介

ポラスで注文住宅を建築するとどのような家になるのでしょうか。

異なるブランドの実例を3つご紹介します。

実例1:市川の家 延床面積:129.18㎡(坪)商品タイプ:ポウハウス

施工事例 市川の家

施工事例 市川の家の内観

※出典:施工事例 市川の家より

ポラスの注文住宅ブランド「ポウハウス」の建築実例です。

ダークグレーの外壁に組み合わせた白い壁が特徴的。

テラスを囲む白い壁は、開放と閉鎖のちょうどいいバランスを目指したそうです。

ポラスは「自由設計」なので内装材も基本自由。

選択する素材によってインテリアイメージも大きく変わります。

例えば床材は木目のあるフローリングを使うことが一般的ですよね。

一方、こちらの実例は無地の白タイルを採用しています。

木のイメージを遠ざけることで可能になるのは、モダンやミニマリストといったインテリアテイスト。

無駄をそぎ落としたシンプルな内装が、デザイナーズ家具を引き立てています。

浮遊感のある階段とアイアンの手すりも素敵ですね。

このようなプランは標準仕様が決まっているようなハウスメーカーはなかなか難しいはず。

自由度の高いポラスならではのデザインと言えるでしょう。

実例2:純白なドレスをまとった家 延床面積:94.77㎡(坪)商品タイプ:ハスカーサ

ハスカーサ 施工事例

ハスカーサ 施工事例の内観

※出典:ハスカーサ 施工事例より

ポラスの注文住宅ブランド「ハスカーサ」の建築実例です。

2階建て3LDKの家には夫婦とワンちゃんが暮らしているそうです。

こちらの実例はハスカーサらしい「南欧風」のデザインで、R壁やアーチがたくさん取り入れられています。

R壁とは角に丸みがある壁のこと。壁に丸みを持たせることによって、外観も内装も優しいイメージになっていますね。

また部屋と部屋を仕切るために、天井から少し下がっている壁を「垂れ壁」といいますが、垂れ壁の形状をアーチにすると一気に特別感が出てきます。

R壁やアーチは施工がやや大変です。ハスカーサなら施工慣れしているので仕上がりも期待できそうですね。

ハスカーサは南欧風だけでなく、いろいろなデザインにすることが可能です。

ほかの実例を見ると「シンプルモダン」や「アメリカンハウス」などさまざまなテイストの家が建てられています。

実例3:タタミと暮らす~くつろぎを得る家~ 延床面積:87.04㎡(25.42坪)商品タイプ:北辰工務店

北辰工務店 施工実例

北辰工務店 施工実例の内観

※出典:北辰工務店 施工実例より

ポラスの注文住宅ブランド「北辰工務店」の建築実例です。

ダークな外壁や玄関近くに設けた丸窓が印象的で、一瞬「お店かな?」とも思われそうなデザインですね。

施主である夫婦はゲストを呼んでお酒を飲むのが大好きだそう。

狙い通り居酒屋風のインテリアを実現しています。

タタミの部屋では高い位置に取り入れた窓にも注目です。

通常の位置に窓があると家具の置き場に困ってしまいますが、高い位置にあれば窓下の壁を有効活用できます。

こちらの実例のように壁掛けTVを設置するものいいアイデアですね。

高い位置の窓は外からの視線を遮りながら光を取り入れられるというメリットもあります。

タタミの部屋をよく見るとテーブルが堀座卓になっていることが分かります。

これなら長時間座ってお酒を楽しむことができますね。

ポラスを実際に建てた人の口コミ・評判

「ポラスはコストが安いみたいだけど本当に大丈夫?」

そんな疑問を持つ人もいるでしょう。

一生に一度の買い物には不安がつきものですよね。

ポラスの建売住宅は評価が高く実際にオリコン顧客満足度ランキングの「おすすめの建売住宅 ビルダー 首都圏ランキング・比較」で1位になっています。

そこで評価サイトなどを使ってポラスの評判や口コミを調べてみました。

良い評価と悪い評価をそれぞれ紹介します。

良い評価:営業担当者が好印象

まずは良い評価から紹介します。

打ち合わせを重ねて最高の家を建てました

ローコストで家を建てられるかな?と思っていましたが、色々オプションをつけると費用はかさばっていき、意外とかかった印象です。ただ散々悩んだお陰で、家族全員が納得出来る素敵な家が完成しました。私達夫婦と営業さんで打ち合わせをする機会が多かったですが、夫婦間で好みが違うため、打ち合わせだけで半年ほど費やしました。営業さんもよく途中で投げ出さず、付き合ってくれたと思います。

夫婦の意見をすり合わせて完成した家は、シンプルでありながらモダンな外観で、近所の方からも「オシャレなお家ですね」と褒められています。また気密性も高く、住み心地の良さも満足しています。

※出典:みん評「ポラスの口コミ・評判」より

コストを抑えたいというのは誰もが思うことですよね。

ただ、何も希望を叶えられなければ、「何のために注文住宅を建てるのか」という気持ちにもなってしまうもの。

何を採用して、どこを削減するかじっくり検討するのはとても大切なことです。

ハウスメーカーによっては「打ち合わせを詰め込まれて大変だった」という不満の声を聞くこともあります。

ポラスでは打ち合わせ時間にある程度ゆとりを持たせてくれるのかもしれませんね。

充分に検討した結果なら価格が上がったとしても納得感があるので、後悔しない家づくりが可能となるでしょう。

点検サービスがあり購入後も安心できました

ポラスの分譲戸建を購入しました。購入後も3ヶ月後、1年後、2年後、5年後などの点検サービスがあり、点検の際に家のメンテナンスについて気になったことを確認できました。初めての購入でメンテナンスの時期や費用などについてあまりよく分からなかったので、とても参考になりました。

家の購入は大きな買い物なので、アフターサービスがしっかりしている販売元から買うのが良いと感じました。また、ポラスのような販売実績がある会社を選ぶことで、購入後に販売元の会社がなくなってしまうようなトラブルも避けられると思います。

※出典:みん評「ポラスの口コミ・評判」より

ポラスでは注文住宅よりも分譲住宅が圧倒的に多いため、分譲住宅に関する口コミが多く見られました。

ただアフターメンテナンスは、注文住宅でも分譲住宅でも同じように必要なことです。

手厚いアフターサービスを希望する人はとても多いですが、期待に応えられているハウスメーカーは少ないようで、悪い評価はアフター関連ばかり目立ちます。

ポラスのアフター対応についても評価が分かれていますが、点検サービスに安心できたという評価を見つけることができました。

ポラスで建売住宅を購入し、居住7年目です。

批判が沢山あるようですが、私はポラスで購入した我が家に大変満足しています。天井が高くて空間が広々としているし、

家の外観のデザイン、内観も全て気に入っています。私を担当してくれた営業の人は若かったですがとても熱心で、何を聞いても正確に応対してくれましたし、七年たったいまでも、何かあったら連絡してくださいねと仰ってくれて、実際いまでも時々営業さんを通してメンテナンス等対応いただいているので安心です。私はポラスで購入してとてもよかったと思います。

※出典:e戸建てより

こちらもポラスの分譲住宅で、住んだ後のメンテナンス対応が評価されている口コミです。

住宅は、年月が過ぎれば少しずつ不具合が出てきます。

これから何十年と住み続ける家に何かあると不安になってしまいますよね。

購入当初の営業マンがずっと気にかけてくれるのはとても心強いことです。

悪い評価:施工や建築材料に不満

続いて悪い評価を紹介します。

住宅購入検討中に知りたいのはむしろ悪いほうの口コミですよね。

ポラスに住んで後悔してしまった人の評価を見てみましょう。

—————

私は、ポラスに住んで10年以上になりますが、正直色々後悔してます。

ポラスは、外壁など安物を使ってます。女性好みのデザインにして、高く売ってます。

ベランダの塗装、1年で剥がれました。リビングの壁にも小さなヒビがあります。たいしたことないと言われ、呆れました。

なので、10年点検はポラスにはせず他社にお願いしました。作業がいい加減です。任せられないです。アフターメンテの対応もよろしくありません。

あなたが素晴らしいと思ってるなら、それでもいいですが、年月が経つにつれて後悔なさらぬように。

※出典:e戸建てより

ポラスの施工や品質に関する評価です。

安く家を建てようとしたら材料費や施工方法などを節約するしかありません。

だからといってすぐに再塗装が必要になるのは困りものですよね。

バランスが難しいところですが、メンテナンスの頻度が多ければ結局お金がかかってしまいます。

トータル的な金額はどうなるのか、事前にメンテナンス計画を確認してから契約すると良いでしょう。

ポラス住み10年が過ぎました。当時は土地も広く、お洒落な作りで価格もそこそこしたのですが、頑張って購入しましたが、、、。図面では気づかないが住んで見ると、使い勝手が悪く、コンセント、照明器具位置、24時間換気位置等酷い!外壁のサイディングは日当たり悪い面は5年過ぎた頃からカビだらけ。階段はギシギシ音がなるし、全て安い材料で作られてます。10年保証も大した事してくれず、シロアリ駆除や、外壁塗装や屋根メンテ等、金を出して工事をすれば、保証延長します。と手紙が来る程度。10年でガタが来る様になってます。アフターメンテナンスは名前だけ。相当ごねてるモンスターだけ色々優遇されるので、最悪な会社です。

購入時の営業マンも、入居祝いの植木を貰ってる人も居るし、何も無い放置の人も居るので、売りっぱなしの営業マンは要注意。購入ご分からない事があっても

何もしてくれません。ポラス住宅おすすめしません。経験者談でした。

※出典:e戸建てより

建売を購入しましたが、細かい部分の仕上げが本当にダメダメで、かなりやり直しをさせました。

現場監督は20代の若造で、そんな未熟な人間がベテランの職人に物言いなんて出来るわけないよなと感じました。

また、住んで半年も経たないでフローリングが凸凹してきて、悲しいです。

デザインは本当にいいんです。

※出典:e戸建てより

こちら2つも分譲購入者と思われる人からの口コミです。

コンセントや照明のベストな位置は、家具の配置によって異なります。

分譲住宅の場合は、一般的な家具配置を想定しているはずですが、理想通りにはいかないようですね。

また建物の仕上がりに関しても、価格を抑えることで影響が出てしまってるような印象があります。

営業マンやアフターサービスの対応は良い・悪いどちらの口コミもあり、バラつきがありました。

ポラスの坪単価に対するtwitterでの反応

ポラスのtwitterでの反応も探ってみました。

ポラスグループは2013年から浦和レッズのスポンサーになっています。

社員の福利厚生として試合観戦の機会を与えたり、住宅を購入した人に浦和レッズの選手と交流する機会を提供したり、ユニークな試みを行っています。

ユニホームの胸に大きく書かれた「POLUS」の文字は、会社の知名度を一気に押し上げたとか。

twitterでも試合を見に行った!とかポラスの家にグッズを飾る!などのコメントが目立ちました。

紹介キャンペーンがあるのもうれしい限りですね。

カーテンレールやロールスクリーンは自分で付けることもできます。

ただ、数か所ビスを打つことになるので失敗すると壁紙に穴が開いてしまいます。

オプション券を利用してポラスに施工をお願いできれば安心ですね。

ポラスの4つの強み

ポラスの強みは以下の4つになります。

ポラスの4つの強み

  • 強み1:自由度の高い設計が可能
  • 強み2:予算に合わせて商品タイプを選べる
  • 強み3:地域密着型により、緊急時にも迅速に対応
  • 強み4:全工程に責任を持つ「一貫施工体制」

強み1:自由度の高い設計が可能

ポラスは自由度の高い設計によって多様なデザインを実現できることが強みです。

さまざまな構造柱や壁を組み合わせて、横にも縦にも広い空間をつくることができます。

ポラスには憧れのビルトインガレージを作っている事例もたくさんあります。

スキップフロアやワークスペース、土間や坪庭も自由自在。

ルールが厳格なハウスメーカーではできない設計も、ポラスなら対応してくれるでしょう。

もちろんできること、できないことは契約前に確認しておくのが鉄則です。

強み2:予算に合わせて商品タイプを選べる

ポラスは商品の選択肢がたくさんあることが特徴です。

賃貸併用をのぞくポラスの注文住宅ブランドは4つあり、4ブランドそれぞれにも複数の商品ラインナップがあるので、予算にあったタイプを選ぶことができます。

ポラスの4ブランドを一度に比較・検討するには「体感すまいパーク」に来場するのがおすすめ。

体感すまいパークはポラスのモデルハウスだけを集めた住宅展示場です。

好みのタイプを絞り込む前に、資金計画の相談をするのも良いかもしれませんね。

強み3:地域密着型により、緊急時にも迅速に対応

ポラスでは、主要拠点から車で1時間程度の距離を施工エリアとしています。

これは緊急トラブルが起きたときにすぐ駆け付けられるようにするためです。

顧客に密度の濃いサービスを提供するために、創業以来地域密着経営にこだわっています。

強み4:全工程に責任を持つ「一貫施工体制」

住宅ができるまでには多くの工程があります。最初の工程は商品企画や開発です。

販売が決定すれば施主と建築工事請負契約を交わし、建築材料を調達・加工して現場で組み立てていきます。

もちろんそこで終わりではなく後工程にはアフターサービスが続きます。

住宅メーカーのなかにはこれらの工程を下請け業者に任せている場合がありますが、ポラスは全工程を自社で管理する「一貫施工体制」を取り入れています。

関係者が増えると責任の所在があいまいになりがちですが、ポラスではこれを明確にすることで、顧客に安心を提供します。

ポラスの4つの弱み・課題

反対に、ポラスの弱みや課題となる分野についても紹介します。

ポラスの3つの弱み・課題

  • 課題1:経年劣化がやや早い
  • 課題2:施工エリアの範囲が狭い
  • 課題3:タイル外壁の事例が無い

課題1:経年劣化がやや早い

ポラスの弱み・課題としては、入居後10年未満で補修が必要な箇所が出ていることです。

口コミを見る限りですが、階段のガタつきやバルコニーの塗装剥がれ、外壁のカビなどの問題が出ていました。

気候条件や家の使い方などが想定と異なった結果、たまたま発生してしまった不具合なのかもしれません。

しかしライフスタイルが変化しながら数十年住むのは当然のこと。

すぐに修繕が必要となると、「コストカットがひびいているのではないか」と考えてしまうのも無理はありません。

課題2:施工エリアの範囲が狭い

ポラスは埼玉県越谷市を中心とした地域密着企業です。

そのため施工エリアは首都圏の一部に限られます。

どんなに前向きに検討してもその土地に[TM6] 施工できなければ家は建ちません。

建築地が施工エリアに入っているか微妙な場合は、事前に確認する必要があります。

課題3:タイル外壁の事例が無い

ポラスの施工実例を見る限り、外壁にタイルを採用している家がありません。

タイル外壁はコストが高いため希望する人がいないのかもしれませんが、お金をかけてでも採用したい場合は、事前に確認をしたほうが良いでしょう。

そもそも施工ができない可能性もあるからです。

ポラスの保証制度

ポラス標準仕様に適用される保証期間は最長30年です。

アフターメンテナンス体制は、定期点検と有料メンテナンス工事の組み合わせになっています。

定期点検は引き渡し後、3か月、1年、2年、5年、7年後に実施。

建物の保証が終了する10年目には、有償点検を実施します。

有償点検後、必要な有料メンテナンス工事を行えば建物の保証を10年延長できます。

有料メンテナンス工事の目安は、60万円~90万円に推奨メンテナンス費用をプラスした金額になります。

保証延長後は定期点検を継続し、15年目、18年目、20年目にそれぞれ実施します。

建物の保証期間は法律で定められているため10年間ですが、それ以外の保証期間は分野によって異なります。

ポラスでは外構の保証期間を1年間(保証がある場合)、内装建材や設備機器類などを2年間、防蟻処理を5年間に設定しています。

ポラスには30年保証のほかに長期優良住宅向けの60年保証と、これを超えるハイスペック住宅向けの保証システムも整備されています。

注文住宅には欠かせない!坪単価の必須知識

ハウスメーカー選びでは、費用も大きな基準となりますよね。

メーカーごとの建築費用の「相場感」をはかる物差しとして使われているのが、「坪単価」です。

坪単価は便利な目安ではありますが、坪単価だけで「高い、安い」と判断するのはおすすめできません。

坪単価について、知っておいていただきたいポイントを4つお伝えしますね。

1.坪単価は1坪あたりの建築費

坪単価の計算方法

床面積1坪(約3.3㎡、畳2畳分)あたりの建築費を算出したものが、坪単価です。

計算式は、次のようになります。

坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 延床面積(各階の床面積の合計)

例えば、本体価格2500万円の家で延床面積が40坪なら、

2500万円 ÷ 40坪 = 62.5万円 となります。

坪単価だけで比較するのはおすすめできない理由は、建物の形状や広さで坪単価は変わってしまうからです。

《坪単価と建物の形状・広さの関係》

項目 内容
建物の形状による違い 建物の平面の形でも坪単価が違います。
正方形に近い平面と、凹凸のある平面とを比べると、凹凸のある家の方が建物の外壁の長さや屋根の面積が増えます。
納まりや手間がかかるため、坪単価が高くなります。
建物の広さによる違い 坪単価は小さな家ほど高い:家の広さにかかわらず、使う設備は変わりません。
キッチンや浴室、トイレのグレードや数は広さとはあまり関係がありません。
そのため、広さの小さい家ほど、坪単価が高くなってしまいます。
同じ面積なら総2階の家の方が、坪単価が低い 同じ床面積の家でも、1階と2階のめん席配分で坪単価も変わります。
1階が広く2階が小さい家は、総2階の家に比べて基礎や屋根面積が増えます。
基礎や屋根はコストがかかるため、総2階の家の方が坪単価は低くなります。

2.坪単価はメーカーによって計算式が違う

注意したいのは、メーカーによって坪単価の計算式が違うことです。

延床面積には、バルコニーや玄関ポーチは入っていません。あくまで室内の面積ということです。バルコニーや玄関ポーチなども含めた面積を「施工面積」と言います。

しかし、工事する本体価格にはバルコニーなども含まれることがあります。そこで、延床面積より広い施工面積で本体価格を割ると、どうなるでしょうか?

2500万円 ÷ 43坪 = 58.1万円

坪単価が少し安くなったように見えますね。

メーカーの中にはこのような計算式で、坪単価が安く見えるようにしている場合もあります。

坪単価を比較する場合は、同じ計算式で算出するようにしましょう。

3.建築総額は、選ぶグレードによって変わる

建物の本体価格に含まれている内容は、そのハウスメーカーの標準仕様のものばかりです。

そのため、施主であるあなたが選んだグレードによっては、金額が上がる可能性があります。いわゆる「オプション」と呼ばれる部分ですね。

床のフローリングは無垢の木にしたい!キッチンには最新の深型食洗機を入れたい!トイレはタンクレスのおしゃれなものに!などグレードアップしていくと、価格もアップしていきます。

特に変わりやすいのは、内装やキッチン、お風呂などの設備です。

坪単価だけに注目してしまいがちですが、標準と言われる内容についても把握しておくことが大切です。

坪単価だけでは、建築費用すべてを計算できない

坪単価でわかるのは、建物の本体工事にかかる費用です。

しかし、注文住宅の購入にかかる費用は、本体工事を含め大きく4つあります。

  • 本体工事
  • 別途工事(本体以外の建築工事費など)
  • 諸費用(税金・ローン手数料など)
  • 施主支給(その他、引越し費用など)

※別途工事とは、建物以外にかかる費用

例えば、屋外給排水工事、ガス・電気工事、地盤改良、外構工事など。他に、照明、カーテン、アンテナ取り付け工事もありますね。

こうした建物以外の工事は、敷地条件や施主の要望によって大きく変わる部分なので、坪単価を計算するときには含められないことがほとんどです。

主な項目と費用について、表にまとめました。

分類 費用 概要 費用相場
土地取得の諸費用(土地・建物に共通するものも含む) 印紙税 契約書の作成に際して課される税金 4万円~8万円程度
登録免許税 土地の所有権移転や建物の抵当権設定など、登記に際して課される税金 15万円~45万円程度
不動産取得税 土地や建物など不動産を取得した際に課される地方税 0円になることが多い
司法書士報酬 司法書士へ登記を依頼した場合に支払う報酬 1業務あたり3万円~6万円程度
仲介手数料 土地購入の際、不動産会社に支払う手数料 土地代×3%+6万円+消費税
固定資産税 土地や建物などの固定資産に課される税金。毎年1月1日時点の所有者が支払う 都市計画税と合わせて年間10~20万円程度
都市計画税 固定資産税と同様に土地・建物の所有者に課せられる税金。ただし、市街化区域内に限られる
建物を建てる諸費用 屋外給排水工事 上下水道を利用するために必要な配管工事の費用 70万円~100万円程度
引き込み工事 TV、インターネット、電気線などの引き込み工事の費用 70万円~100万円程度
インテリア造作工事 造り付け家具やカーテンボックスなどの取付工事 0円~約200万円など
解体費 建替えの際に発生する費用。植栽がある場合は伐採費用も必要 150万円~300万円程度
地盤調査費 適切な基礎や構造を決定するため、また改良の有無を判断するために行う調査費用。スウェーデン式サウンディング試験が一般的 5万円~15万円程度
敷地測量費 敷地の境界が不明瞭な場合に測量を行う費用 5万円~10万円程度
地盤改良工事 調査の結果、軟弱と判断された地盤に強化工事を行う費用 0円/100~150万円程度
設計・監理料 設計図の作成および図面通りに工事が進んでいるかチェックする業務の費用 50万円程度
外構工事 駐車スペースのコンクリート打設やフェンス、門扉、ウッドデッキ造作などの費用 100万円~300万円程度
建築確認申請費用 工事着手前と建物完成後に検査機関のチェックを受ける際の手数料 4万円~12万円程度
上下水道納付金 建物を新築する際、自治体に支払う費用 0円~30万円程度
ローン関係 住宅ローン保証料 金融機関を通じて保証会社と契約を結ぶための費用 借入額×2.2%程度
団体信用生命保険 住宅ローン契約者が死亡または高度障害となった場合に返済残高がゼロになる保険 ローン金利に含まれるため0円
火災保険料 住宅ローンの融資を受けるために加入が義務付けられている保険 月数万円程度
その他 引越し代 引越し業者のほか、仮住まいの家賃、トランクルームの賃貸費用など 20万円~40万円程度
式典費 地鎮祭や上棟式、ご祝儀など 5万円~10万円程度
家具、備品 カーテンや照明、家具、家電などの購入費用 50万円~200万円程度
手土産 近隣挨拶の手土産、現場の職人へ差し入れなど 2~3万円程度

確認申請や登記などの手続きにかかる費用や、ローンの手数料や保証料、保険に必要な費用で、こちらも条件によって変わってくるため、別途必要です。

その他の項目は、ハウスメーカーに支払うものではないので見積書には載りませんが、施主側で負担する費用のことです。

引越し費用や、家具家電の購入費用、地鎮祭などの儀式や近隣への挨拶品にかかる費用があります。

さらに土地から購入する場合は、土地の代金や仲介手数料も必要ですね。

これらをトータルした費用が、必要な費用となります。

坪単価はあくまで目安。総予算を把握するには、具体的な資金計画書を出してもらうのが最も正確です。

家を建てるときの費用注文住宅にかかる諸費用などは下記記事で詳しく解説しています。

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建築費用を抑える方法5選

ハウスメーカーとの契約前には、具体的な間取りや概算見積もりが出てきます。

夢をたくさん盛り込んだものですから、どうしても予算オーバーになってしまいがち。

そこで、建築費用を抑える方法を5つお伝えします。すべてが使えるわけではありませんが、いくつか方法があるということを知っておくだけでも、スムーズに検討できるようになりますよ。

方法1.土地を見直す

家にこだわりたい場合は、本当にその土地しかないのかもう一度検討してみましょう。土地の予算を下げられれば、その分家に予算を回せます。

具体的には、もう少し郊外までエリアを広げる、もう少し面積の小さい土地も検討する、不整形な土地も候補に入れるなどがあります。

方法2.設計やオプションを見直す

設計や間取りの工夫、オプションの見直しで費用を下げることもできます。

設計やオプションの見直しポイント

  • 延床面積を小さくする
  • 総2階の間取りにする
  • 建具(ドアや扉)を減らす
  • 水回りの設備のグレードや機能を見直す
  • 外構は一部DIYも取り入れる

コンパクトでも住みやすく開放感のある住宅は計画できます。ただし、このような提案ができる設計士は限られています。狭小住宅の実績が多いハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

また、これらの見直しをすべて行うと相対的に満足度が下がります。

費用は下がっても満足できない家になってしまうのは、あまり良いことではありません。そのような場合は、ハウスメーカーを変更することも考えましょう。

方法3.規格住宅を検討する

フルオーダーが注文住宅の魅力ですが、近年、多くのハウスメーカーでセカンドブランドとも言うべき「セミオーダー型」の規格住宅が発表されています。

用意された間取りの中かからしか選べない、設備や外壁のバリエーションが少ないなど制限はありますが、言い換えれば人気の間取りや設備を厳選した住まいでもあります。

その分費用は抑えられるので、気に入ったものがあれば規格住宅も検討してみましょう。

方法4.補助金を活用する

住宅購入をサポートする「補助金」を活用するのも、一つの方法です。

次のような補助金であれば、該当する方は多いでしょう。

申請は、ハウスメーカーが行います。申請書類の作成に別途手数料がかかることが一般的ですが、手続きに慣れているハウスメーカーを選べば、スムーズに取得できるはずです。

補助金 管轄 金額 申請時期 交付時期 概要
令和5年度 こどもエコすまい支援事業 国土交通省 100万円 令和5年9月28日時点で終了 - ・ZEHレベルの省エネ住宅を建てる子育て世帯・若者夫婦世帯が対象
令和5年度 LCCM住宅整備推進事業 国土交通省 140万円、かつ補助率2分の1 第2回受付(令和5年10月16日~令和6年1月19日) 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ※第2回の完了実績報告締切は2月29日 ・資材製造や建築段階からCO2排出を削減した長寿命住宅が対象
令和5年度 次世代ZEH+ 経済産業省・環境省・国土交通省の3省連携 100万円 ※加算あり 二次公募(令和5年11月20日~令和6年1月9日) ※令和6年度も募集予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる 再エネなど省エネをさらに深堀りしたZEH住宅
令和5年度 ZEH+ 100万円 ※加算あり より高性能なZEH住宅
令和5年度 ZEH 55万円 ※加算あり ネット・ゼロ・エネルギーハウス
子育てエコホーム支援事業 国土交通省 ZEH住宅:80万円 長期優良認定住宅:100万円 ※令和6年3月下旬以降開始予定 引き渡し後に完了報告書を提出、審査終了後に支払われる ・こどもエコすまい支援事業の後継となる事業 ・子育て世帯、若者夫婦世帯が対象

新築補助金については下記記事で詳しく解説しています。

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方法5.ハウスメーカーに価格交渉をしてみる

ハウスメーカーに値引き交渉をすることも、最後の手段として可能です。

ただし、値引き交渉は慎重に進めましょう。無理な価格交渉は、担当者との関係が悪くなって相談しづらくなったり、品質に影響したりする可能性があります。

価格だけがネックという段階まで検討が進んだ契約直前のタイミングで、一度だけ交渉するのがポイントです。

単なる値引きが難しい場合は、期間限定のキャンペーンを活用する、何か特典をつけてもらうなどの方法も値引きにつながります。

後悔しないために!ハウスメーカー選びの極意

注文住宅の購入で後悔しないためには、何といってもハウスメーカー選びが重要です。

ハウスメーカーが作る家にはそれぞれ特徴があり、できることできないことが意外とあるもの。

自由に間取り設計がしたかったのに制約が多いメーカーを選んでしまった、憧れのキッチンを使いたかったのにオプションが高いローコストメーカーを選んでしまった……。

という話を聞いたことはありませんか?

失敗の多くは、理想と現実のギャップから起こります。

後悔しないためには、次の3つのステップに沿って、検討を進めてみてください。

ハウスメーカー選び3つのステップ

ハウスメーカー選びの極意

  • ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集
  • ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ
  • ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

ステップ1:複数のハウスメーカーについて情報収集

まず、いきなり住宅展示場に行ってはいけません

どのモデルハウスも素敵に見え、何を基準に選んでいいのか混乱してしまいます。

住宅展示場にあるのが選択肢のすべてではありません。まずはどんなハウスメーカーがあるのかを知り、それぞれの特徴を知りましょう。

そのために役立つのは、カタログ一括資料請求サービスです。

タウンライフ」を使うと、予算や要望にあったハウスメーカーからカタログや間取りプランを自宅に郵送してもらえます。

一括資料請求で取り寄せたカタログ資料

カタログが自宅に届くだけで、契約する必要もなければ、強引な営業も一切ありません。

ハウスメーカーによっては、家族構成や希望の部屋数に合わせた間取り参考例を作って同封してくれることも。

強引な営業も一切なく、取り寄せたからといって無理に契約する必要もありません。

家購入者の多くの人が利用しているサービスですので、まずは気軽に利用してみましょう。

>> タウンライフで間取りプランチェック

また、カタログや間取りプランよりももう一歩具体的に進めたいという方はNTTデータグループが運営する「家づくりのとびらオンライン相談」がオススメです。

家づくりのとびらオンライン相談は、ざっくりした要望を伝えればお家のプロが最適なハウスメーカーやプランを教えてくれます。

他にも「ローンをどれぐらい借りればいいのか」「今は購入を控えたほうがいい」などのお家購入に関する様々な悩みも相談可能です。

オンラインでの相談なので、外出に抵抗があったり子供の面倒を見ながら店舗訪問が難しい…という方にも安心できますね。土日祝や平日夜でも対応してくれます。

お家は人生の大きな買い物なので、お家のプロに一度相談しておくのをオススメします。

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

タウンライフと合わせて使うと、理想の家づくりができる可能性が高くなります。

ステップ2:資料をもとに理想の暮らしをイメージ

届いた資料を家族で見ながら、どんな暮らしをしたいのかイメージしましょう。

  • 庭があった方がいい?どんなことをしようか?
  • 家事が時短できる暮らしがあっている?

そんな風に、自宅でゆっくり検討できるのが、資料請求のよいところ。

気になった資料には、付箋を貼ってまとめておきましょう。

比較してみているうちに、メーカーによって得意なこと、そうでないことがあるのがわかります。

その違いを知ると、どのメーカーが自分たちにあっているのか、なんとなく分かってくるように。そうしたら、次のステップへ進みます。

ステップ3:好みのメーカーを絞り、実物を見る

好みのハウスメーカーがある程度絞れたら、住宅展示場や新築見学会などを探して、実物を見ましょう。

おすすめは、実際に住む人がいる新築見学会です。等身大のモデルハウスを街中につくった「街角モデルハウス」もいいですね。

資料ではわからなかった広さや質感を体験するのが一番の目的。

また、営業マンとも直接話すチャンスです。気になっていたことを質問し、これから親身に相談に乗ってもらえそうか相性を確かめるのもいいでしょう。

これぞ!と思うメーカーが見つかったら、「資金計画書」を作ってもらいましょう。

希望の土地や間取りに合わせ、どれくらいの費用がかかるのかが概算でわかるようになります。

注文住宅は、建築業者をどう選ぶかがポイント!

理想の注文住宅を建てるためには、どの建築業者に頼むかがカギとなります。

でも、どのハウスメーカーがいいのか迷ってしまいますよね。中には「設計事務所」や「工務店」も気になる!違いはあるの?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?

改めて、この3つの建築業者の違いや特徴、選び方を解説します。

ハウスメーカー、工務店、設計事務所の特徴

本当に希望にあった家を建てるためには、ハウスメーカー以外の選択肢についても知っておきましょう。

まずは、ハウスメーカー、工務店、設計事務所それぞれの特徴をざっくりご紹介します。

《注文住宅を建てられる3つの建築業者の特徴》

建築業者 特徴
ハウスメーカー 設計や自由度、アフターケアが平均点以上、価格も幅広い価格帯、工法、デザインなど幅広いメーカーから選べる。
大量生産を前提とした工業化住宅なので、設計の自由度は低いものの、ある程度希望を取り入れた家づくりは可能。
施工エリアは、全国をカバーする企業が多い。 アフターケアや長期保証体制が整っている。
工務店 コストは割安、アフターケアが特徴
施工エリアが狭く、地域密着型の企業が多い。
木造軸組工法が中心で、設計施工の自由度が高い。デザインや使う素材は、工務店によってさまざま。
ローコストのハウスメーカーほどではないが、コストは割安になる。
ハウスメーカーほどの長期保証はないが、補修工事は、こまめに低コストで対応してもらえる。
設計事務所 個性あるデザイン、自由度が魅力
設計と工事監理のみを行うため、設計料がかかり割高。
個性的なデザインや間取りを提案してくれ、設計自由度は高い。
一方で、施主の希望より設計者の個性を優先する事務所もある。
工法は、事務所によってさまざま。
交通費はかかるが、全国どこでも対応している事務所が多い。
保証制度やアフターケアは工務店とほぼ同様。

ローコストからハイグレードまで価格帯の幅が広いハウスメーカーは、予算に合わせた企業選びができます

設計の自由度が高いのは、設計事務所や工務店です。一方で、工場生産を中心で全国展開するハウスメーカーは、設計の自由度は低め。しかし、自由度の高い工法を採用し、希望に沿った家づくりができるハウスメーカーもあります。

費用が割安になるのは、自社で設計施工を行う工務店です。予算の中で柔軟に対応してもらいやすいのも特徴です。

設計事務所は、設計料がかかるため最も割高になります。設計料は工事費の10%?15%くらいが目安ですが、住宅なら少なくとも200万円程度必要です。

図解で分かる!建築業者を5つの指標で比較

3つの建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較してみた図がこちらです。

建築業者を設計の自由度と費用、デザイン性、工期、アフターケアで比較した図

斬新で個性あるデザインを希望するなら、設計事務所も良さそうです。しかし、人気建築家となると設計料も高額になりがち。施主の希望よりも設計士の個性が優先されたり、デザイン重視の暮らしにくい家になったりするケースも見聞きします。

設計に時間をかけるため、工期は長くなりがち。アフターケアは施工した工務店が担うため、設計事務所のサポートはあまり期待できません。

設計士との相性が家づくりの成否を分けるといえます。

コストを抑えつつ住みやすい家づくりができるのが、工務店です。個性的なデザインは出てきにくいですが、使いやすい間取りや丁寧な施工が期待できます。

工場生産ではないため、工期はハウスメーカーより長めですが、その分個別の希望や変更にも柔軟に対応してもらえます。

ただし、全国展開しておらずモデルハウスを持つ企業が少ないので、希望の工務店を見つけるのに苦労するかもしれません。

ハウスメーカーは、5つのポイント全てが平均点以上で安心感があります。

間取りの自由度が少ないものの、工法や生産体制の工夫で、ひと昔前より柔軟に対応するメーカーが増えています。また、工場で多くの部分を生産するため、工期は短め。現場レベルに左右されない工法で、一定の施工品質が期待できます。

全国に拠点があり情報が多いため、モデルハウスなど実例を見ながら検討できるのもメリット。費用がかかるとはいえ、アフターケアの体制もしっかりしています。

理想の注文住宅を建てるには、設計の自由度やデザインの個性をどこまで求めるのか、また費用はどの程度を見込むのかを家族で話し合い、バランスよく希望を取り入れられる建築業者かどうかで最終的に判断するのが大切です。

>> タウンライフで間取りプランチェック

>> 家づくりのとびらでオンライン相談

また、家を建てるときの注意点については下記記事でまとめておりますので、合わせて確認ください。

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まとめ

一貫施工体制と地域密着型経営で、顧客への安心を提供するポラスグループ。

手ごろな価格で自由設計の住宅を建てることができますが、まだまだ課題もあります。

ただ価格の安さと最高の品質は相反するものと理解することも必要かもしれませんね。

ポラスは、ポラスグループが提供する「コストメリット」に共感できる人におすすめのメーカーです。

  • ポラスの坪単価は35万円~75万円
  • 注文住宅ブランドは4つ
  • デザインと自由設計が売り
  • 地域密着型と一貫施工体制で顧客満足を追求
  • 弱みは、経年劣化がやや早いこと

また、これからハウスメーカー選びをする方にお伝えしたいのは、次のポイントです!

ハウスメーカー選びの極意!

  • 複数のハウスメーカーを比較することが大切!
  • タウンライフを使うとカンタンに複数社のカタログや間取りプランの請求が可能
  • より具体的に進めるなら無料でお家のプロに相談できる家づくりのとびらオンライン相談がオススメ
  • 住宅展示場に行く前に、情報収集しておくと迷いにくい
  • 情報収集には、一括資料請求がおすすめ
  • 資料をもとに、理想の暮らしをイメージする
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